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国際特許分類[F01C19/08]の内容

国際特許分類[F01C19/08]に分類される特許

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【課題】 エンジン機構においてのエネルギー損失を従来のエンジン機構より少なく抑える為の機構であって、特にエネルギー伝達機構(従来の機構では、ロータリー・エンジン機構、又ジャドソン過給機構造に近い)の構成及び形状、配置を提供する。
【解決手段】 燃焼室で生成されるエネルギーをコンロット等の伝達機構を経由させずに直接ローターに伝える。吸入、圧縮、膨張、排気の各工程において摺動ベーンと軸の回転による遠心力を有効に利用する。これにより混合気の燃焼エネルギーは直接軸に伝道され間接経路において吸収されるエネルギー損失がなくなりエネルギー伝達効率が良くなる。 (もっと読む)


ロータリエンジン、又は圧縮機、又はタービンに使用する回転装置について記載され、回転装置は、相互に隣接して配置されて実質的に平行な回転軸の周囲で回転可能な2つのロータを備える。各ロータは、それぞれの周囲に一定の間隔で自身から延在する突起を有して、隣接する突起の間に密閉可能な圧縮室の開放部分を画定する。各突起は、2つの側面及び1つの突出した端面を有し、各側面と突出した端面とが合う点が先端を画定する。2つのロータは、ロータが逆回転すると、ロータの一方の突起が他方のロータ上にある1対の突起の間に係合し、係合しているロータの先端が突起対の対向する側面と所定の期間、密閉状態で一定に接触するように配置構成される。所定の期間中に密閉した室が形成され、室の容積が逆回転によって所定のレベルまで低減する。 (もっと読む)


【課題】従来の回転式流体機械は上部ハウジングには外側シリンダ室の吐出口と内側シリンダ室の吐出口が設けられていて、これらの吐出口には吐出弁が装着されており、有効であるが空気圧モータの場合は通路の流体抵抗を増大するのみでなく流路を遮断されるので、通路面積を大きくとり、シリンダ内の空気圧の降下を防がなければならない。
【解決手段】主軸3端に偏心ピン31を設け、回転ピストンの中心穴24に前記偏心ピンを嵌合させシリンダ1の内筒10が回転ピストンの外径21と気密に接触し、シリンダの外筒11が回転ピストンの内径22と気密に接触し、前記シリンダの内筒と外筒を半径方向につなぐ仕切板を設け回転ピストンに設けたスリット25に前記仕切板が遊合し該仕切板をはさんで回転ピストンの一方の室内に、給気口13を設け他方の室内に排気口14を設け、配分板12に回転ピストンの端面23が気密に接触しながら回転する。 (もっと読む)


ロータリーエンジン(26、300、320)の実施形態は、回転軸(T)周りに回転する回転体(44)を含む。回転体はロータリーエンジン(26、300、320)の膨張比及び、又は圧縮比を変えるために、回転軸(T)に対して実質垂直な方向に移動可能である。膨張比及び、又は圧縮比を可変にする能力は、作動状況の変化に応じてロータリーエンジンの性能を最適化することが可能である。 (もっと読む)


【課題】 膨張及び圧縮プロセスのための他のタイプの回転ピストンエンジンもまた比較的高い温度範囲において且つ容積変化、潤滑及び放熱に関し性質が改善されて実現できるよう、フェリクス・ヴァンケルの密封ラインの同一の幾何学的形状の原理が適用される回転ピストンエンジンのための密封システムの提供。
【解決手段】 回転ピストンエンジンの密封システムであって、ロータは、互いに並置される複数のロータディスクを含んで構成され、該複数のロータディスクは、共通のロータ軸に配されると共に、作用するバネ力及び/又はガス力によって当該ロータディスク間の合せ目において互いに離隔する側に押圧されることにより、ハウジングの側壁を指向する該ロータディスクの端面が該ハウジングの側壁に密封状態で当接し、かくして、媒体の軸への接近を阻止することを特徴とする。
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【課題】冷媒を循環させて冷凍サイクルを行う冷媒回路に設けられる流体機械において、組立易さや断熱材の熱膨張による破損を考慮しながら、膨張機構側の第1空間と圧縮機構側の第2空間との間の冷媒対流を防止して物質移動による熱交換を防止し、能力低下や動力回収効果の低下を防ぐ。
【解決手段】ケーシング(31)内に冷媒を圧縮する圧縮機構(50)と、冷媒を膨張させる膨張機構(60)と、これら圧縮機構(50)及び膨張機構(60)を連結する回転軸(40)とを収納する。ケーシング(31)の内部空間を膨張機構(60)が収納される第1空間(48)と、圧縮機構(50)が収納される第2空間(49)とに区画し、回転軸(40)が貫通する断熱材(90)を設ける。断熱材(90)の外周面とケーシング(31)の内周面との間の隙間を弾性変形可能なOリング(92)(シール手段)でシールする。 (もっと読む)


【課題】圧縮機構と膨張機構が1つのケーシング内に収納された流体機械において、断熱材の構成に工夫を加えることにより、膨張機構又は圧縮機構のケーシング内の露出面とその周囲の冷媒との間の熱交換を防いで能力低下や動力回収効果の低下を防止する。
【解決手段】ケーシング(31)内に冷媒を圧縮する圧縮機構(50)と、冷媒を膨張させる膨張機構(60)と、これら圧縮機構(50)及び膨張機構(60)を連結する回転軸(40)とを収納する。ケーシング(31)の内部空間に膨張機構(60)におけるケーシング(31)内の露出面全体を覆い、回転軸(40)が貫通する断熱材(90,96)を設ける。 (もっと読む)


【課題】ロータリーエンジンの振動・騒音を低減するとともに小型化を実現する。
【解決手段】ロータハウジング1とサイドハウジング4a,4bとにより囲まれた共通の空間内に複数のロータ2a〜2dを収容し、各ロータ2a〜2dを回転自在に支持する偏心部3a〜3dが、ロータの偏心回転時の慣性力が共通のハウジング内に収容されたロータ2a〜2d全体で平衡する状態を保ちながら、出力軸3に対し偏心して出力軸3とともに連動する。これによって、ロータ2a〜2dの偏心運動に起因する動的な不釣り合いを抑制することができるとともに、各ロータ2a〜2d間のサイドハウジングが無い分、ロータ間隔を短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】偏心部からピストンの上下端面を通過して作動室に流入したオイルが作動流体と混合することにより、膨張機のオイル吐出量が増加していた。
【解決手段】ピストン107の上下端面と摺動する軸受105、106に環状溝401、402を設け、その中にシール材403を設置することにより、偏心部103a近傍から作動室110a、110bに流入するオイルを低減する。また、冷凍サイクルに用いる膨張機は、作動流体が超臨界相あるいは液相から気液二相へと膨張するために、オイルが液相の作動流体に希釈されて粘度が下がり、シール材403の摩耗が懸念される。このため、ピストン107の外周面にベーン108の先端が嵌合する係合溝107aなどの自転防止機構を設けることにより、シール材403とピストン107の上下端面との間の摺動速度を低減し、シール材403の摩耗を防止する。 (もっと読む)


ロータリエンジン(2)は、複数の突出するローブ(12)を有する雄ロータ(4)と、複数の空洞(14)を有する雌ロータ(8)とを備えるハウジング(16)を有する。雄ロータ(4)及び雌ロータ(8)は、平行軸の周囲で同期して回転可能に取り付けられ、雄ロータ(4)と雌ロータ(8)との回転間に、雄ロータ(4)上の連続するローブ(12)を雌ロータ(8)上の連続する空洞(14)に嵌合させて、空気と燃料との混合気が導入される燃焼室(26)をローブ(12)及び空洞(14)により形成し、雄ロータ(4)及び雌ロータ(8)が回転する間のローブ(12)と空洞(14)との相互作用により混合気を圧縮する。ハウジング(16)の外部に連絡する少なくとも1つの排気口(78,80)は、燃焼後に雌ロータ(8)の空洞(14)及び雄ロータ(4)の隣接するローブ(12)間の空間(74)から排気ガスを放出する。各浄化口(44,46)は、雄ロータ(4)及び雌ロータ(8)の回転方向における排気口(78,80)の下流でハウジング(16)の外部に連絡して、空洞(14)及びローブ間空間(74)からの残留排気ガスの放出を促進し、浄化口(44,46)は、次の燃焼周期の準備のために、空洞(14)及びローブ間空間(74)に空気を流入する流入口(48,50)を有する。
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