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国際特許分類[F16C19/32]の内容

国際特許分類[F16C19/32]に分類される特許

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【課題】各スラストころにおける軸受外周側端部及び軌道輪における外周側端縁の磨耗量を軽減することができるころ保持器及びこれを備えたスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】ころ保持器5は、共通の中心軸線O上に配置され、所定の間隔をもって内外周で互いに並列する一対の円環部50,51と、一対の円環部50,51を連結し、中心軸線Oの回りに並列してスラストころ4を転動可能に保持するポケット53を一対の円環部50,51と共に形成する複数の連結部52とを備え、ポケット53は、軸受外周側の円環部51で構成されてスラストころ4の直径よりも長い上辺aと、軸受内周側の円環部50で構成されて上辺aよりも長い下辺bと、上辺a及び下辺bの両端を繋ぐ一対の側辺c,dとからなる平面台形状の貫通孔によって形成されている。 (もっと読む)


【課題】回転速度の異なる部材をそれぞれ回転可能に支持することですべり接触を抑制しトルク損失の軽減を図った複列の転動体を有するスラスト転がり軸受を提供。
【解決手段】内径側に配設された複数の内径側ころ40と内径側ころ40を保持する内径側保持器42とを備える内径側転がり軸受32と、内径側保持器42より外径側に配設された複数の外径側ころ50と外径側ころ50を保持する外径側保持器52とを備える外径側転がり軸受34と、内径側ころ40が転動する内径側軌道面64と外径側ころ50が転動する外径側軌道面65と内径側転がり軸受32と外径側転がり軸受34を径方向に分離するガイド部70とを備えるレース60と、を有し、レース60は内径側転がり軸受32と外径側転がり軸受34をそれぞれ回転可能に支持する。 (もっと読む)


【課題】外輪のツバに係合爪を形成することにより保持器との一体化を図った場合において、製造工程において外輪が相互に絡み合うことがないようにすることである。
【解決手段】外輪11のツバ15に内径側へ張り出した係合爪16が設けられたスラスト軸受において、前記係合爪16の張り出し量h1が、仮想外輪11aのツバ先端縁の高さh2を越えない大きさ(h1≦h2)に設定された構成とすることにより、一つの外輪11の係合爪16に他の外輪のツバが絡むことを防止した。 (もっと読む)


【課題】軸受自体、及び軸やハウジングの形状を変更することなく、簡易な手段によってこれらの軸やハウジングに対して仮固定することが可能なスラスト軸受を提供する。
【解決手段】軌道面(外径側軌道面2s、内径側軌道面4s)を有する少なくとも1枚の軌道輪(外径軌道輪2、内径軌道輪4)と、軌道面に対して周方向へ沿って配された複数の転動体とを備え、軌道輪は、軌道面が形成された円環状の軌道平板部(外径側平面部2a、内径側平面部4a)と、軌道平板部の内周縁部、もしくは外周縁部から軸方向の一方側へ延出する円筒部(外径側円筒部2b、内径側円筒部4b)を有し、軌道輪の外表面のうち、少なくとも円筒部の外表面(一例として、内周面40b)には、スラスト軸受を圧入による嵌め合いで仮固定する相手側部材(軸やハウジングなど)10の嵌合面10sとの間にしめしろs2を持たせるためのコーティング12を施す。 (もっと読む)


【課題】レースの内径とシャフトの間の摩耗や焼付きを抑制することのできるスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受130は、シャフト110の外径側に配置されるギヤ116を軸方向で支承するスラストころ軸受であり、複数のころ132と、保持器140と、ギヤ側レース150と、キャリア側レース160とを備えている。ギヤ116のレース側端面118は、径方向外方に向かってスラストころ軸受130側に傾斜するテーパ形状とされており、ギヤ側レース150のギヤ116に接触する接触面152は、径方向外方に向かって軸受の内方へ傾斜するテーパ形状とされている。そして、ギヤ側レース150の接触面152の傾斜角とギヤ116のレース側端面118の傾斜角は同一で、双方のテーパ形状は密着させることができ、ギヤ側レース150の内径はシャフト110の外径よりも大きく設定されている。 (もっと読む)


【課題】回転テーブルの原点位置で軸受の振れを抑制して高精度の加工を実現する。
【解決手段】基台2に対して軸受10を介して回転テーブル3を回転可能に支持する。駆動モータの駆動力を出力ギヤからウオーム軸のウオーム軸入力ギヤに伝達し、ウオーム軸出力ギヤを介して円盤ギヤ17を回転テーブルと一体回転させる。出力ギヤの1回転毎の原点を回転位置検出器で検出し、回転テーブルの1回転毎の原点を回転テーブル位置検出器で検出する。出力ギヤとウオーム軸入力ギヤのギヤ比を1:N.5(Nは正の整数)にすると共に、ウオーム軸出力ギヤと円盤ギヤのギヤ比を1:Na(Naは奇数)にする。第二、第三コロ14,15は接触角αが90°で、その公転による移動角βは回転テーブル3の回転角ξの1/2になる。回転テーブル3を偶数回転させると、軸受10の第二コロ及び第三コロが原点に復帰し、振れの変動を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】保持器強度を十分確保し潤滑性の向上が可能なスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】2枚の保持器構成板11,12からなる保持器10を有し、その円周方向に並ぶポケット13にころ4が保持される。第1の保持器構成板11は、内外径側に位置する周縁側平坦部11a,11bと、各周縁側平坦部11a,11bから軸方向に偏った中央平坦部11cを有する。第2の保持器構成板12は、各周縁側平坦部11a,11bと重なる連続平坦部12aと、その内外周縁から折り返された各折返し部12b,12cを有する。各折返し部12b,12cと連続平坦部12aの間に、保持器構成板11の各周縁側平坦部11a,11bが挟み込まれる。各折返し部12b,12c、各周縁側平坦部11a,11b、および連続平坦部12aの両周縁の少なくともいずれか1箇所以上の板厚を、各保持器構成板11,12の半径方向の中間部板厚よりも薄くする。 (もっと読む)


【課題】レース4dに厚さ寸法の大きな金属板を使用しても、中空軸11等への組み付け作業が面倒になる事がなく、しかも、組み付け後に上記レース4dの脱落を確実に防止できる取付方法及び取付装置を実現する。
【解決手段】上記レース4dを構成する支持筒部9aの先端縁に、係止突片14、14を形成する。又、上記中空軸11の内周面に形成した係止凹溝16と、この中空軸11の端面17との間に、上記係止突片14、14を通過させる入れ溝18、18を形成する。この入れ溝18、18を通じてこの係止突片14、14を上記係止凹溝16に整合する位置に迄進入させた状態で、上記レース4dを上記中空軸11に対し回転させて、上記係止突片14、14を上記入れ溝18、18からずらせる。 (もっと読む)


【課題】円筒状のフランジを有し板厚が異なる複数の選択軌道輪を用い、エンドプレートの寸法が異なる場合でも、保持器の外径側又は内径側が確実にガイドされることができる分離形のスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】外径側にステーキング4を有するフランジ3が設けられた円環状の第1の軌道輪2と、円環状に形成され環状部の周方向に所定の間隔で転動体12が収容されたポケット11を有し、第1の軌道輪2に組込まれた保持器10と、内径側に円筒状のフランジ6を有し保持器10の外側に配設される円環状の第2の軌道輪5とを有し、この第2の軌道輪5のフランジ6の高さを、軸受総幅とほぼ等しいか又はこれより高く形成した。 (もっと読む)


【課題】保持器の落ち止めや仕切りの別体化により落ち止めの精度を確保したり、保持器の低コスト化を図ったりしながら保持器の組み立ての手間を抑える。
【解決手段】ポケット1、1間の仕切り2に形成された摺動部2a、2b及びポケット1に入った転動体3の抜け出し量を規制する落ち止め4a、4bを備え、内外輪の軌道に臨む孔11が円周方向に並ぶ保持器本体10と、1ポケット分の摺動部2a、2b及び落ち止め4a、4bが枠部21に形成されたポケット枠20とを備え、保持器本体10を鉄系金属で形成し、ポケット枠20を銅系金属で形成し、孔11に転動体3を入れた状態で孔11の内側に枠部21を圧入嵌合する等で保持器本体10とポケット枠20を落ち止め4a、4bが転動体3と接触しないように組み合わせると、ポケット枠20が保持器本体10に対して位置決めされ、かつ転動体3入りのポケット1が形成されるようにした。 (もっと読む)


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