説明

国際特許分類[F16D25/064]の内容

国際特許分類[F16D25/064]に分類される特許

1 - 10 / 10


【課題】摩擦材の耐久性を向上させることができる摩擦係合装置を提供すること。
【解決手段】第2の環状プレート13の円周方向に沿って延在する外周側摩擦材15および内周側摩擦材16を設けるとともに、外周側摩擦材15および内周側摩擦材16を第1の環状プレート11および第2の環状プレート13を介して押圧する外周側ピストン部材19および内周側ピストン部材20を設け、第1の環状プレート11および第2の環状プレート13の係合時と解放時に応じて外周側ピストン部材19および内周側ピストン部材20を使い分けるようにした。 (もっと読む)


【課題】クラッチの空転時の引き摺りトルクを小さく保ちながら、係合初期の食い付きを防止できる湿式多板クラッチのフリクションプレートを得る。
【解決手段】図において、40はフリクションプレート、41はコアプレート、42は摩擦材のセグメントピース、43はトルクを伝達する相手側と嵌合するスプライン歯、44は摩擦材に形成された油溜部、45はセグメントピース42の間に形成された油通路、51は内径側に開口する油溝、61は外径側に開口する油溝である。油溜部は油通路45、油溝51、61の何れとも連通せず周辺が閉じている。 (もっと読む)


【課題】少量の潤滑流量で、効率よくクラッチの熱を冷却することができ、トルクコンバータと容易に嵌装可能なユニット型発進クラッチを提供する。
【解決手段】トランスミッションとエンジンとの間に配置され、動力を伝達する湿式多板クラッチを備えた発進クラッチにおいて、湿式多板クラッチは、軸方向摺動自在に収容された複数の摩擦板と摩擦板を収容するクラッチドラムとから成り、発進クラッチは、湿式多板クラッチを外部から隔離状態で包囲するハウジング部材を備えており、湿式多板クラッチを潤滑した油は前記クラッチドラム内に滞留した後に排出されることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】 少量の潤滑流量で、効率よくクラッチの熱を冷却することができ、既存のトランスミッションに設けられたオイルポンプでも十分冷却可能な発進クラッチを提供する。
【解決手段】 トランスミッションとエンジンとの間に配置され、動力を伝達する湿式多板クラッチを備えた発進クラッチにおいて、湿式多板クラッチは、軸方向摺動自在に収容された複数の摩擦板と摩擦板を収容するクラッチドラムを有し、湿式多板クラッチを潤滑した油は前記クラッチドラム内に滞留した後に排出される。 (もっと読む)


【課題】より効果的に引きずりトルクの低減を図ることのできる駆動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動力伝達装置は、相対回転可能に同軸配置されたアウタクラッチプレートとインナクラッチプレート24との間の潤滑油を介在させた摩擦係合により駆動力を伝達する。インナクラッチプレート24の摺接面24a,24bには、両端が閉止される複数の周方向溝30が径方向において複列に形成されるとともに、摺接面24a,24bの周縁の少なくとも一方から径方向に延設されて各周方向溝30の少なくとも一つに連通する複数の径方向溝40が形成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、常時入力軸から回転駆動力が伝達されるクラッチ装置の出力側部材が、車両走行中等にブレーキ装置で回転停止されるように構成した自動変速機において、変速機をコンパクトに構成しつつ、出力側部材が回転停止したとしても、各プレート間のクリアランスを広げることなく、潤滑油の排出を十分に行うことにより、ドラッグトルク低減効果を高めることができる自動変速機を提供することを目的とする。
【解決手段】湿式多板クラッチ20は、クラッチハブ21の外周側に、スプライン嵌合によって噛合する押圧摩擦プレート22と、2枚の両面摩擦プレート23,23と、摩擦リテーニングプレート24とを備え、クラッチドラム30の内周側に、スプライン嵌合によって噛合する3枚のディスクプレート25…とを備えて構成している。 (もっと読む)


【課題】クラッチ係合状態を解除する際の引き摺り抵抗の発生を低減し、作動精度の高い湿式多板クラッチを提供する。
【解決手段】円環状プレート18には、複数の凹部18aが形成されている。この凹部18aは、円環状プレート18と共に多板クラッチを構成する円環状ディスク摩擦の、放射状油溝とは異なるピッチで設けられている。したがって、円環状ディスク及び円環状プレート18の組み付け位相を高度に管理しなくとも、複数の凹部18aのいずれかは、摩擦材の放射状油溝を外れた位置に置かれることとなる。かかる摩擦材の放射状油溝を外れた位置にある凹部18a内には、円環状ディスクと円環状プレート18とが密着する際に、潤滑油が密封される。そして、クラッチ係合状態の解除時には、凹部18aに密封された潤滑油が、円環状ディスクと円環状プレート18との離反を促す。 (もっと読む)


【課題】係合時のショックが少なく、耐熱性があって、かつ空転時の引き摺りトルクを従来に比べて大幅に低減した摩擦板及び摩擦板を備えた湿式多板クラッチを提供することである。
【解決手段】ほぼ環状のコアプレートに摩擦材を貼着して形成された摩擦面を有する摩擦板であって、摩擦面には、摩擦板の内外周縁と連通する油通路と、摩擦板の内周縁に開口する開口部と内外周縁間で終端する端部とを有する第1の油溝と、摩擦板の外周縁に開口する開口部と内外周縁間で終端する端部とを有する第2の油溝とが設けられている。 (もっと読む)


【課題】 ドラム内での撥油効果を高めると共に、空転時におけるドラグトルクの低減を実現するため油の排出性を向上させ潤滑油の抵抗を低減させ、特に多板クラッチの解放初期時の摺動による引き摺りトルクを有効的に軽減させる。
【解決手段】 複数のドリブンプレートと複数のドライブプレートとが交互に配置され、ドリブンプレートとドライブプレートとをピストンにより締結することで動力を伝達する多板クラッチ装置であって、ドリブンプレートとドライブプレートが軸方向に摺動する部材に撥油処理を施したことを特徴とする湿式多板摩擦係合装置。 (もっと読む)


【課題】 従来の溝数や大きさを変更することなく、空転時におけるドラグ低減を実現するため油の排出性を向上させる。
【解決手段】 摩擦面に潤滑油が通過する溝を有する湿式摩擦板において、溝は撥油処理を施されていることを特徴としている。 (もっと読む)


1 - 10 / 10