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国際特許分類[F16D31/02]の内容

国際特許分類[F16D31/02]に分類される特許

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【課題】同一ユニットにおいて、温度ロック機能とイニシャルトルクアップ機能を実現する。
【解決手段】油圧式動力伝達継手は、入力軸と出力軸の回転速度差を生じるオイルの低圧室と、回転速度差に応じて生じたオイルの圧力差によりオイルの高圧路にオイルを流す複数のプランジャ室を備え、高圧路から低圧室にオイルを循環させるオイル通路を流れるオイルの流速を制御するためにオリフィス102を備え、オリフィスでの流体抵抗でトルクを発生させて動力を伝達する油圧式動力伝達継手において、オリフィスの開閉を行うイニシャルピン112と、所定温度になると突出してイニシャルピンを押圧してオリフィスを閉じる温度ロック機構部と、温度ロック機構部に設けられ、オリフィスでのオイルの圧力が所定の圧力となるまでイニシャルピンを押圧してオリフィスを閉じるイニシャルトルクアップ機構部とを備える。 (もっと読む)


【課題】油圧式動力伝達継手において、トルク発生部材であるカムリング、ピストン及びボールの耐久性を向上させる。
【解決手段】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、一方の軸に連結されるとともに内側面にカム溝を形成したカムリングと一体で回転するハウジングと、ハウジング内に回転自在に収納され、他方の軸に連結されるとともに複数のシリンダを軸方向に形成したロータと、複数のシリンダの各々に往復移動自在に収納されるとともに両軸の相対回転時にカムリングによって駆動される複数のピストンと、ピストンの頭部に形成したボール受け部と、カム溝とボール受け部との間に設けたボールとを備え、両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継手に於いて、ピストンは、円筒形状の中心線回りに回転可能であるとともに、ボール受け部の凹球面の中心点がピストンの中心線に対して偏心している。 (もっと読む)


【課題】第1回転部材と第2回転部材との回転速度差が増大するに従って、伝達されるトルクを、外部動力を用いることなく自動的に且つ速やかに増大させることが可能な動力伝達装置を提供する。
【解決手段】動力伝達装置10は、回転軸Sの径方向内側に面し、回転軸Sを中心とする回転角位置に応じて回転軸Sとの径方向距離が変化し、回転軸Sの軸方向の一方側(フロント側)に向かうに従って、当該径方向距離と、その変化量が大きくなるよう設定されたカム面72を有し、第2回転部材20と共に当該回転軸Sを中心に回転するカム部材70と、第1回転部材30と共に回転軸Sを中心に回転し、ピストン44が前記カム面72に従動してシリンダ41内を回転軸Sの径方向に往復運動することにより、吸入通路52からオイルを当該シリンダ41内に吸入し、当該オイルを第2回転部材20の通路切替部50に設けられた吐出通路56に吐出するポンプ部材40とを有する。 (もっと読む)


【課題】動力源から第1の動力伝達部材に伝達されるトルクを増加する場合に、ポンプ容量の増加を抑制できる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】相対回転可能に配置された第1の動力伝達部材10および第2の動力伝達部材11および第3の動力伝達部材24と、第1の動力伝達部材10に形成されたカム面12と、第2の動力伝達部材11に設けた動作部材14,15と、流体の吸入および吐出をおこなうポンプ5とを有する動力伝達装置において、第2の動力伝達部材11と並列に、かつ、第1の動力伝達部材10と第3の動力伝達部材24とを接続する接続機構19が設けられており、接続機構19は、3つの回転要素を有する遊星機構であり、第1の回転要素21が第1の動力伝達部材10に接続され、第2の回転要素20が第2の動力伝達部材11に接続され、第3の回転要素23が第3の動力伝達部材24に接続されている。 (もっと読む)


【課題】装置の大型化を抑制しつつ吐出容量を可変とすることが可能なピストンポンプを提供する。
【解決手段】軸線Ax回りに回転自在に設けられ、カム面51を有するアウターレース15と、アウターレース15に対して相対回転可能に設けられたインナーレース13と、を備えたピストンポンプ7において、インナーレース13には、第1ピストン33が挿入される第1シリンダ31と、第1シリンダ31の周囲に全周に亘って溝状に形成され、円筒状の第2ピストン34が挿入される第2シリンダ32とが設けられ、第1シリンダ31へのオイルの供給及び第1シリンダ31からの流体の排出を行うための第1吸入路45及び第1吐出路47と、第2シリンダ32への流体の供給及び第2シリンダ32からの流体の排出を行うための第2吸入路46及び第2吐出路48が接続される。 (もっと読む)


【課題】送るべき流量が増加しても確実にピストンをカム面に追従させることが可能なラジアルピストンポンプを提供する。
【解決手段】円筒状のアウターレース20と、その内側に配置され、アウターレース20に対して相対回転可能に設けられる円筒状のインナーレース30とを備えたラジアルピストンポンプ10において、アウターレース20の内周面20aには第1カム21と第1カム21とは逆位相の第2カム23とが形成され、インナーレース30は第1カム21にて往復駆動される第1ピストン31が挿入され、内部にオイル用油圧室37と第1ピストン用油圧室38とが別々に形成されるように壁部33が設けられる第1シリンダ32と、第2カム23にて往復駆動される第2ピストン40が挿入されて内部に第2ピストン用油圧室41が形成される第2シリンダ35と、第1ピストン用油圧室38と第2ピストン油圧室41とを連通する連通路36とを備える。 (もっと読む)


【課題】カム面の加工が容易なラジアルピストンポンプを提供する。
【解決手段】軸線A1を中心として相対回転可能に設けられた外周側部材25および内周側部材18と、内周側部材18に設けられ、かつ、軸線A1を中心として半径方向に変位されたカム面22と、外周側部材25に設けられ、かつ、カム面22に接触して半径方向に往復動可能な動作部材35,36と、動作部材35,36に接触する流体が出入りする流体室39とを備え、軸線A1に沿った方向における断面内で、カム面22が軸線A1に対して傾斜されているラジアルピストンポンプにおいて、軸線A1を中心とする円周方向の全位相で、軸線A1に沿った方向における断面内におけるカム面22の形状が直線である。 (もっと読む)


【課題】液体の容量を変更可能なラジアルピストンポンプを提供する。
【解決手段】回転軸線A1を中心として相対回転可能に配置された第1の部材9および第2の部材8と、第1の部材9に形成された第1カム118,122と、第2の部材8に取り付けられ、かつ、第1カム118,122によって案内されて動作する動作部材111,113,115と、第2の部材8に設けられ、かつ、動作部材111,113,115の動作により液体の吸入および吐出がおこなわれるシリンダ室125とを備えたラジアルピストンポンプにおいて、シリンダ室125に吸入される液体が通過する吸入通路126と、吸入通路126を開閉する吸入弁128と、第1の部材9に設けられた第2カム136と、第1カム118,122と第2カム136とを回転軸線A1を中心とする円周方向に相対移動させる油圧アクチュエータとを備えている。 (もっと読む)


【課題】カム面に対するピストンの追従性を向上することの可能な流体装置を提供する。
【解決手段】相対回転可能なアウターレース18およびインナーレース25と、アウターレース18に設けられたカム22と、インナーレース25に設けられたピストン35と、ピストン35をカム22に向けて押し付ける圧縮コイルばね126と、ピストン35に設けられた転動体36と、オイルが出入りする油圧室39とを有するピストン型の流体装置において、ピストン35は、第1ピストン120と、第1ピストン120に支持された第2ピストン121とを有しており、第1ピストン120がカムに近づく向きで動作する場合の抵抗よりも、第2ピストン121が第1ピストン120から離れる向きで動作する場合の抵抗を小さくする第1ピストン120、第2ピストン121、圧縮コイルばね126,130を備えている。 (もっと読む)


【課題】カムとピストンとの接触位置が変化することを抑制できる、ピストン型の液体機器を提供する。
【解決手段】第1の部材18に設けられたカム22と、第2の部材25に取り付けられたピストン35,36と、第2の部材25に設けられた液体室39とを有し、ピストン35,36がカム22に押し付けられた場合に、第2の部材25を回転軸線X1に沿った方向に押圧する第1の荷重F2が発生するように、カム22の形状が構成されている、オイルポンプ6において、液体が出入りする第1調整室130と、第1調整室130の圧力で第1の荷重F2とは逆向きの第2の荷重F3を第2の部材25に与える受圧面126とを有し、第1の荷重F2と第2の荷重F3とが一致するように、受圧面126の面積を構成し、液圧室39の液体を第1調整室130に供給する通路48,137,144を設けた。 (もっと読む)


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