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国際特許分類[G10H7/08]の内容

物理学 (1,541,580) | 楽器;音響 (32,226) | 電気楽器;音を電気機械的手段または電子的発生器によって発生する,あるいはデータ蓄積装置から合成する楽器 (5,394) | 音をデータ蓄積装置から合成する楽器,例.コンピュータオルガン (328) | 音の波形の連続するサンプル点における振幅値を,関数計算または多項式の近似値計算により求めるもの (66)

国際特許分類[G10H7/08]の下位に属する分類

記憶装置に蓄積されたパラメータまたは係数を用いるもの,例.フーリエ係数
記憶装置に蓄積されている1つ以上のパラメータおよび予め計算されている1つ以上の過去の振幅値を用いる反復的な算出手段によるもの

国際特許分類[G10H7/08]に分類される特許

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【課題】楽音の各周波数スペクトル成分のレベルをより柔軟に設定可能とする。
【解決手段】スペクトル設定装置では、縦軸をレベル、横軸を周波数としたエンベロープ入力画面を表示し、この画面上にエンベロープ波形を表示する。そして、発音すべき楽音を構成する周波数スペクトル成分である基音及び倍音それぞれのレベルを対応する周波数と共に取得する。さらに、この取得したエンベロープレベルに基づき、対応する周波数に該当する基音及び倍音の各レベルを変更する。そのため、周波数に対応したエンベロープの形状に合わせて、楽音の基音及び倍音の構造を変更することができる。したがって、音高の異なる楽音それぞれに対して、特定の周波数帯域に含まれるスペクトル成分のレベルを一律に変更することができ、楽音に含まれる周波数スペクトル成分のレベルをより柔軟に設定可能とすることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】実際のドローバーオルガンの発音メカニズムに即した独特のドローバー音を生成する楽音発生装置を実現する。
【解決手段】ステップSA3では、押鍵速度に対応した波形種/音量のクリック音を発生させると共に、各フィートに対応した基音および各倍音成分の発生タイミングを、押鍵速度に応じて変化する待ち時間TIMEに従ってばらつかせ、加算合成すべき基音および各倍音成分を不揃いにする。ステップSA4では、離鍵速度に対応した波形種/音量のクリック音を発生させると共に、各フィートに対応した基音および倍音成分の停止タイミングを、離鍵速度に応じて変化する待ち時間TIME1に従ってばらつかせ、消音すべき基音および各倍音成分を不揃いにする結果、発音当初(又は消音当初)の微妙な音色変化を有するドローバー音にクリック音が混合され、実際のドローバーオルガンの発音メカニズムに即した独特のドローバー音が生成される。 (もっと読む)


【課題】押鍵に応じて楽音信号を生成する電子鍵盤楽器において、押鍵範囲における鍵の検出位置を少なくしても、楽音信号に反映させるダンパの効き量の精度の低下を抑える。
【解決手段】電子鍵盤楽器1は、鍵に対する操作に応じて弦の振動を励起するハンマと振動を抑制するダンパとを有するアコースティック鍵盤楽器から発生する音を模擬した楽音信号を生成する。電子鍵盤楽器1は、鍵15b、15cと、押鍵範囲における複数の検出位置において鍵を検出する鍵位置センサ15dとを有し、鍵位置センサ15dによる検出結果に基づいて、弦の振動を抑制するためのダンパ情報の変化態様を決定し、また、ハンマ速度に対応する励起情報を決定する。そして、電子鍵盤楽器1は、ダンパ情報と励起情報とに基づいて弦の振動に応じた音を示す楽音信号を生成する。 (もっと読む)


【課題】一つの消音操作で他の指示手段の楽音の成分が変化してしまうことのない成分音合成装置及び成分音合成方法を提供する。
【解決手段】キーボード11の各キーのオンデータは、乗算器61、62で、ドローバー回路65で設定された振幅データが乗算され、加算器66で加算され、発音ソース回路63に送られ、振幅データに応じた振幅で、周期の異なる同じ波形のサイン波が出力され、エンベロープ発生器67でエンベロープが合成され、加算器64で加算合成される。このエンベロープ発生器67は、各発音ソース回路63ごと、つまり共用される成分音信号ごとに設けられ、一つのキーの消音操作があっても、複数のキーにわたって共用されている成分音信号/サイン波すべてがリリース状態にならず、他のキーに係る楽音がサスティーン状態にあるときでもリリース状態にならずサスティーン状態が維持される。 (もっと読む)


【課題】楽音波形の振幅が大きい部分が細かく量子化され、振幅が小さい部分が粗く量子化され、楽音波形の記憶容量が小さくされる。
【解決手段】標準振幅NX(i)は限界値Xtから差し引かれ、振幅差値RNX(i)が求められる(ステップ11)。RNX(i)=SIG{NX(i)}×〔Xt−ABS{NX(i)}〕SIG{NX(i)}:NX(i)が負なら「−1」、負ではないなら「1」ABS{NX(i)}:{NX(i)}の絶対値。この振幅差値RNX(i)は、8ビットの浮動小数点表記FRNX(i)とされる。これにより、上記楽音波形の振幅値X(i)は、上記楽音波形の限界値Xと、上記楽音波形の振幅値X(i)との差に変換され、楽音波形の振幅Xが大きいときに、量子化の精度がより細かくされる。 (もっと読む)


【課題】 音源で生成した弦信号に対して、アコースティックピアノの物理的な構造に基づく弦の共鳴効果と同様の共鳴効果を付与できるようにする。
【解決手段】 各音高の弦信号であって、音高に対応する発音指示に応じて立ち上がった後に減衰し、ダンパペダルがオフ状態の場合に消音指示に応じて減衰を加速する弦信号を複数生成する弦信号生成部30と、各音高と対応する複数のループ部を備え、該複数のループ部がそれぞれ、共鳴信号を対応する音高に応じた時間だけ遅延する遅延部と、該共鳴信号を減衰する減衰部とを含む弦共鳴模擬部40とを設け、弦共鳴模擬部40において、上記複数のループ部を循環する複数の共鳴信号と、弦信号生成部30が生成した複数の弦信号とを合成して上記複数のループ部に供給し、楽音の発音指示及び消音指示、ならびにダンパペダルのオン指示及びオフ指示に基づいて、上記複数のループ部の各々の減衰部に減衰係数を設定する。 (もっと読む)


【課題】 打弦楽器の弦モデルに供給する励振信号を、打弦楽器の音をサンプリングした波形から生成することができるようにする。
【解決手段】 少なくとも遅延手段を含むループ部を備えた弦モデル演算部13を有し、発音指示に応答して励振信号を上記ループ部に入力することによって楽音信号を合成するようにした楽音合成装置10において、共鳴を含む自然楽器の波形データを記憶する波形メモリを設け、音源部11が発音指示に応じてその波形データを読み出し、響き除去部12が、音源部11の出力波形データから、音量レベルが所定レベルに達しない周波数帯域の成分を除去して第2波形データを生成し、その第2波形データを、上記励振信号として弦モデル演算部13のループ部に入力するようにした。 (もっと読む)


【課題】弦および本体を有する3次元構造の楽器から発せられる音が有する特質をリアルに表現した疑似楽器音を生成することができる楽音信号合成方法、プログラムおよび楽音信号合成装置を提供すること。
【解決手段】本発明の実施形態に係る楽音信号合成方法は、演奏情報に応じて算出される弦に及ぼす力、弦の各固有振動モードのモード座標上での変位または変位の時間に関するn階導関数(n=1,2,・・・)、および本体の各固有振動モードのモード座標上での変位または変位の時間に関するn階導関数(n=1,2,・・・)の関係を表す連立常微分方程式を用いた演算を行う。 (もっと読む)


【課題】弦および本体を有する3次元構造の楽器から発せられる音が有する特質を、化粧音を含めてリアルに表現した疑似楽器音を生成することができる楽音信号合成方法、プログラムおよび楽音信号合成装置を提供すること。
【解決手段】本発明の楽音信号合成方法は、演奏情報に応じて、音の一部である化粧音により本体に及ぼす力を示す化粧音情報を生成して出力する。また、弦に及ぼす力、および弦支持端における変位を取得し、弦の振動を表す物理的なモデル計算により、弦が弦支持端に及ぼす力を算出する弦モデル計算と、弦が弦支持端に及ぼす力および化粧音情報を用いた本体の振動を表す運動方程式に基づいて、本体の各固有振動モードのモード座標上での変位および弦支持端の各々における変位を算出する本体モデル計算とを行う。 (もっと読む)


【課題】弦および本体を有する3次元構造の楽器から発せられる音が有する特質をリアルに表現した疑似楽器音を生成することができる楽音信号合成方法、プログラムおよび楽音信号合成装置を提供すること。
【解決手段】本発明の実施形態に係る楽音信号合成方法は、演奏情報に応じて算出される弦に及ぼす力および弦支持端の変位または変位の時間に関するn階導関数を用いた弦の振動を表す第1運動方程式に基づいて、弦の各固有振動モードのモード座標上での変位または変位の時間に関するn階導関数および弦が弦支持端に及ぼす力を算出する弦モデル計算を行う。また、弦が弦支持端に及ぼす力を用いた本体の振動を表す第2運動方程式に基づいて、本体の各固有振動モードのモード座標上での変位または変位の時間に関するn階導関数および弦支持端における変位または変位の時間に関するn階導関数を算出する本体モデル計算を行う。 (もっと読む)


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