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国際特許分類[H01T13/32]の内容

国際特許分類[H01T13/32]に分類される特許

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【課題】高着火性を実現しつつ、接地電極の先端部における起き上がりを防止する。
【解決手段】スパークプラグ1は、ねじ径がM10以下とされたねじ部15を有する主体金具3と、中心電極5と、屈曲部27Bにて曲げられ中心電極5との間で火花放電間隙28を形成する接地電極27とを備える。接地電極27の基端部における軸線CL1と直交する断面において、軸線CL1から接地電極27の外形線に引いた2本の接線TL1,TL2により形成された角のうち接地電極27側に位置する角の角度θが30°以下とされる。屈曲部27Bのうち接地電極27の先端に最も接近する部位における接地電極27の中心軸CL2と直交する断面において、接地電極27の重心GPは、接地電極27の厚さの1/2の位置よりも面27S側に位置しており、接地電極27の中心CPと重心GPとの間の厚さ方向に沿った距離が、接地電極27の厚さの4%以上とされる。 (もっと読む)


【課題】絶縁碍子に付着したカーボンを速やかに焼き切ることのできるスパークプラグを提供する。
【解決手段】このスパークプラグでは、絶縁碍子10の先端側の昇温性能を向上するために、絶縁碍子10の突出量H(mm)、絶縁碍子10の先端側体積Vi(mm
)、中心電極20の先端側体積Vc(mm )を各々規定した。これにより、絶縁碍子10の耐電圧性および中心電極20の耐久性を保持しつつ、カーボン汚損の回復性を向上できる。そして、カーボン汚損の回復性が向上することから、中心電極20から絶縁碍子10を介して主体金具50へ飛火する横飛火の発生を抑制できるので、混合気への正常な着火を安定して確保できる。 (もっと読む)


【課題】消炎作用を抑制しつつ、着火性及び寿命を向上させることができる内燃機関用のスパークプラグ1及びその取付構造を提供する。
【解決手段】ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4と接地電極5とを備えた内燃機関用のスパークプラグ1。中心電極4の先端部及び接地電極5の対向部52の双方には、火花放電ギャップ11に向かって突出した突起部41、6が各々配されている。突起部41、6のうち少なくとも一方は、火花放電ギャップ11に対向する対向面410、60がプラグ軸方向に直交する面に対して傾斜している。火花放電ギャップ11は、プラグ軸方向に直交する一つの方向において、一端側における小ギャップ111から他端側における大ギャップ112に向かって徐々に拡大するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】2以上の接地電極を備えたスパークプラグにおいて、接地電極の形状のばらつきを抑制する。
【解決手段】中心電極と、絶縁体と、主体金具と、2以上の接地電極であって、その各々の基端部が、主体金具の軸線方向先端側の部位の異なる位置に溶接された接地電極とを備えたスパークプラグの製造方法では、2以上の接地電極が主体金具に溶接された後の状態のワークを受型に配置する。次に、受型に配置されたワークが備える2以上の接地電極のうちの1つの接地電極の先端側を所定の位置に配置して、一定方向に切断する切断手段によって、切断する。次に、ワーク、受型および切断手段の少なくとも1つを、軸線を軸として回転させることで、2以上の接地電極のうちの未切断の1つの接地電極を所定の位置に配置する。そして、2以上の接地電極のすべてについて切断を行うまで、切断、または、切断および回転を繰り返す。 (もっと読む)


【課題】耐カーボン汚損性を維持しつつ、着火性及び寿命を向上させることができる内燃機関用のスパークプラグ及びその取付構造を提供する。
【解決手段】ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4と主接地電極51と第1副接地電極52と第2副接地電極53とを備えたスパークプラグ1。第1副接地電極52と第2副接地電極53とは対向して配されている。中心電極4の突出長さをHc、メインギャップ61の大きさをGm、第1副接地電極52の突出長さをHs1、第2副接地電極53の突出長さをHs2、第1サブギャップ62のプラグ径方向長さをGs1、第2サブギャップ63のプラグ径方向長さをGs2、碍子先端部31の外周側角部311と内周側角部312との間のプラグ径方向距離をGgとしたとき、Hs1<Hc+Gm、Gm<Gs1+Gg、Gm<Gs2+Gg、Hs2≧Hs1、Hc<Hs2を満たす。 (もっと読む)


【課題】消炎作用を抑制しつつ、着火性及び寿命を向上させることができる内燃機関用のスパークプラグ1及びその取付構造を提供する。
【解決手段】ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4と接地電極5とを備えた内燃機関用のスパークプラグ1。中心電極4の先端部及び接地電極5の対向部52の少なくとも一方には突起部6が配されている。突起部6のうち少なくとも一方は、プラグ軸方向に直交する断面形状が、最小曲率半径部61を有すると共に、以下の条件を満たす特定形状である。上記条件は、第一直線L1を想定し、第一線分Mを想定し、第二直線L2を想定し、上記断面形状を第二直線L2によって、第1領域Bと第2領域Cとに分割したとき、第2領域Cの面積は第1領域Bの面積よりも大きい関係である。 (もっと読む)


【課題】中心軸を有する絶縁体を備えたスパークプラグを提供すること。
【解決手段】中心電極が、絶縁体に接続され、絶縁体の端から延びる第2の端を有し、中心電極は第1の先端部材を有している。接地電極が、中心電極から間隔を空けて配置され、接地電極は、中心軸に実質的に平行に延びる第1の部分と、第1の部分から中心軸に対して或る角度で延びる第2の部分とを有する。第2の先端部材は、第1の先端部材と第2の先端部材が協力してギャップを形成するように接地電極の第2の部分に配置される。 (もっと読む)


【課題】プラス放電を実施する形態において、プラスイオンの滞留による放電電圧の引き上げ効果を打ち消すことのできる点火プラグ、及び点火装置の提供。
【解決手段】点火プラグ20において、点火コイル30の印加する放電電圧によってマイナス極の電位となる接地電極23には、接地本体部25から中心電極21に向かって突出する接地突起部24が設けられている。接地本体部25からの接地突起部24の突出量Lは、当該接地突起部24の横断面積Sに対して規定される。これにより接地突起部24は、接地電極23からの熱電子の放出が活性化する温度を維持可能となる。この熱電子放出の活性化作用による放電電圧の引き下げ効果が、電界集中による放電電圧の引き下げ効果と共に発揮されることにより、プラスイオンの滞留による放電電圧の引き上げ効果は、打ち消される。 (もっと読む)


【課題】 この発明は、貴金属部と接地電極及び/又は中心電極の電極母材とが耐消耗性を有することにより耐久性に優れたスパークプラグを提供すること、及びその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 この発明のスパークプラグは、中心電極及び/又は接地電極が貴金属部を有し、貴金属部は中心電極及び/又は接地電極の表面から突出する突出部と埋設部とを有し、貴金属部を所定の平面で切断したときの切断面において前記表面から突出部の先端までの距離を突出高さA、前記表面から0.05mmの距離における突出部の幅を長さD1、前記表面から0.7×Aの距離における突出部の幅を長さD2とすると、0.1mm≦A≦0.3mm、0.7mm≦D1、0.5mm≦D2を満たし、前記スパークプラグの製造方法は中心電極及び/又は接地電極に配置された貴金属材料に、埋設部が形成されるようにレーザを照射して貴金属材料を接合し、接合された貴金属材料を加熱しつつ押圧することにより貴金属部を形成する。 (もっと読む)


【課題】良好な着火性を実現しつつ、接地電極の折損を抑制し、さらには、優れた耐久性及び耐プレイグニッション性を得る。
【解決手段】スパークプラグ1は、屈曲部27Bにて曲げられた接地電極27を備え、屈曲部27Bのうち中心電極5側に位置する内側面の曲率半径をR(mm)としたとき、R≦3.0とされる。接地電極27は、主体金具3に固定された基部28と、基部28の先端から延び、基部28よりも薄肉の薄肉部29とを有し、所定の基準平面BSよりも接地電極27の先端側に、薄肉部29が位置する。薄肉部29の長さをA(mm)とし、薄肉部29の平均断面積をdGH(mm2)としたとき、A/dGH≦3.03(mm-1)を満たし、薄肉部29の先端面とこれに隣接する薄肉部29の各側面との間、及び、隣接する前記各側面同士の間は、それぞれ外側に凸の湾曲面状とされる。 (もっと読む)


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