【課題】構造の単純化、高性能化、小型集積化、設計の容易化、低消費電力化、低コスト化を実現可能なマイクロ波・ミリ波帯の高周波パルス信号発生装置を提供する。
【解決手段】表面側誘電体基板１０と裏面側誘電体基板１１の間に内層ＧＮＤ１２を介在させた平面放射型発振器基板Ｓ１は、放射面に一対の導体パッチ４，４を軸対象に備え、マイクロ波トランジスタ１のゲート電極２とドレイン電極３を導体パッチ４，４に各々接続し、ゲート電極２にはＲＦチョーク回路５ａを介して直流バイアスを供給し、ドレイン電極３にはＲＦチョーク回路５ｂを介してモノパルス発生回路７からモノパルスを供給し、ソース電極８には発振条件を満たすインピーダンス線路９を接続し、マイクロ波トランジスタ１の短時間動作により生ずる負性抵抗と共振キャビティの構造に基づいて定まる発振周波数・周波数帯域幅の高周波パルス信号を発生すると同時に空間へ放射する。 （もっと読む）