説明

きのこ菌接種機

【課題】きのこ菌を培地の表面に均一に接種することができと共に、高さの異なるきのこ種菌瓶もセットできるきのこ菌接種機を提供するものである。
【解決手段】本体部2の前面に支持板3を突設し、ここにきのこ菌排出部4を開口すると共に、この上に倒立して取付けられるきのこ種菌瓶5の肩部5eを支持する支持リング28を取付け、きのこ種菌瓶5の上部を支持する上部支持キャップ31を本体部2に取付け、ここに瓶5を回転させる瓶駆動機構12を設け、支持板3のきのこ菌排出部4を開口した下部に、投入ガイド筒20を取付け、ここを通して菌排出部4を下方から貫通して瓶の内側に挿着されるアーム11を昇降自在に取付け、この上端に、瓶内壁に摺接する昇降スクレーパー14を取付け、投入ガイド筒20の下端内周に、下方に向かって内径を狭く形成したテーパー壁27を形成すると共に、上部支持キャップ31を本体部2に上下動自在に取付けたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、きのこ菌を培地に均一に散布すると共に、種々の高さのきのこ種菌瓶を取付けられる機構を改良したきのこ菌接種機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
シイタケやナメコなどのきのこ類を人工栽培する場合、培地を入れた栽培袋や栽培瓶などの栽培容器に、きのこ菌を接種してから、栽培袋の開口部を熱シールするかキャップを取付けて密閉してから培養している。このきのこ栽培は、近年、大規模化しており、接種作業は無菌室で1時間に数百もの栽培容器にきのこ菌を接種している。
【0003】
従来のきのこ菌接種機1は、図5に示すように、モータを内蔵した本体部2の下部前面に支持板3を下方に傾斜して突設し、この中央部にきのこ菌排出部4が開口されている。このきのこ菌排出部4の上に、倒立して取付けられるきのこ種菌瓶5の口部5cを回転自在に支持する回転支持リング7が取付けられている。更にこの回転支持リング7の上方の本体部2の前面に、瓶5の上部にキャップ状に被せてこれを支持する上部支持キャップ9が上下方向に回動自在に取付けられ、この上部支持キャップ9に前記モータに接続して瓶5をベルト10で回転させるプーリー状の瓶駆動機構12が形成されている。
【0004】
またアーム11は、前記支持板3に開口した菌排出部4を下方から貫通して瓶5の内側に挿着され、その基端側は本体部2に設けた昇降装置の昇降ロッド13に取付けられている。このアーム11の先端には、瓶内壁5aに摺接する昇降スクレーパー14が取付けられている。更に瓶の肩部内壁5bに摺接する固定スクレーパー15が前記アーム11に遊嵌状に取付けられている。
【0005】
更に支持板3のきのこ菌排出部4の下部には、培地18を詰めた栽培袋19にきのこ菌17を投入する投入ガイド筒20が取付けられている。この投入ガイド筒20は、その下部開口部に丸棒状の散乱棒21が取付けられている。また投入ガイド筒20の背面には、アーム11が上下動する縦溝22が開口されている(特許文献1)。
【0006】
上記従来のきのこ菌接種機は、支持板3の下部に投入ガイド筒20を取付け、この縦溝22からアーム11を挿着し、その上端の昇降スクレーパー14と固定スクレーパー15をきのこ菌排出部4にセットしておく。この状態で、上部支持キャップ9を上方に回動させ、きのこ種菌瓶5を倒立させて瓶の口部5cを回転支持リング7に支持させて、上部支持キャップ9を下げて支持する。
【0007】
次に栽培袋19を投入ガイド筒20の下方に位置させた後、栽培袋19の口部を広げて、スタートスイッチを押すと、図示しない本体部2内のモータが駆動し、ベルト10によりプーリー状の瓶駆動機構12が回転し、これに支持されたきのこ種菌瓶5が回転し始める。
【0008】
一方、前記モータにより昇降機構が駆動し、昇降ロッド13と共にアーム11が上昇し、その先端に接続した昇降スクレーパー14が、回転している瓶内壁5aに摺接して、きのこ菌17が掻き取られて瓶の口部5cから落下する。落下したきのこ菌17は、投入ガイド筒20を通り、その開口部に設けた散乱棒21に衝突して横方向に広がって栽培袋19の培地18の表面に接種される。
【0009】
しかしながら、投入ガイド筒20の開口部の中心に設けた散乱棒21では、投入ガイド筒20の内周付近から落下するきのこ菌17が十分に衝突せず、特に角筒形の栽培袋19の場合には、全面に均一に散布できず菌糸の成長にバラツキがでる問題があった。
【0010】
またきのこ種菌瓶5の上部を支持する上部支持キャップ9は、単に上下に回動するだけで、きのこ種菌瓶5の高さが異なる場合にはセットできない問題があり、同様にアーム11の上昇範囲をきのこ種菌瓶の高さに応じて調整する機構がなく、種々の種菌瓶に対応できなかった。また、きのこ種菌瓶5の下部を支持する回転支持リング7は、ベアリングを内蔵した複雑な構成であり、装置の組立が面倒であった。
【特許文献1】特開2004−16069
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は上記問題を改善し、極めて簡単な構造により、きのこ菌を培地の表面に均一に接種することができると共に、高さの異なるきのこ種菌瓶もセットすることができるきのこ菌接種機を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の請求項1記載のきのこ菌接種機は、モータを内蔵した本体部の前面に支持板を突設し、ここにきのこ菌排出部を開口すると共に、このきのこ菌排出部の上に、倒立して取付けられるきのこ種菌瓶の瓶肩部を支持する支持リングを取付け、この倒立したきのこ種菌瓶の上部を支持する上部支持キャップを本体部に取付け、この上部支持キャップに前記モータと接続して瓶を回転させる瓶駆動機構を設け、前記支持板のきのこ菌排出部を開口した下部に、きのこ菌を栽培容器に投入する円筒状の投入ガイド筒を取付け、この背面にアームが通過する縦溝を形成し、この縦溝を通して菌排出部を下方から貫通して瓶の内側に挿着される前記アームを前記本体部に昇降自在に取付け、このアームの上端に、瓶内壁に摺接する昇降スクレーパーを取付けたきのこ菌接種機において、前記円筒状の投入ガイド筒の下端内周に、下方に向かって内径を狭く形成したテーパー壁を形成すると共に、前記上部支持キャップを本体部に上下動自在に取付けたことを特徴とするものである。
【0013】
本発明の請求項2記載のきのこ菌接種機は、請求項1において、テーパー壁の下端内径dが、投入ガイド筒の内径Dの0.3〜0.8Dで、テーパー壁の傾斜角度αが水平面に対して40〜80度に形成されていることを特徴とするものである。
【0014】
本発明の請求項3記載のきのこ菌接種機は、請求項1において、上端に昇降スクレーパーを取付けたアームの上昇範囲を規定するストッパーを本体部に設けたことを特徴とするものである。
【0015】
本発明の請求項4記載のきのこ菌接種機は、請求項1において、支持リングがプラスチックで形成されていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0016】
本発明に係る請求項1記載のきのこ菌接種機によれば、きのこ種菌瓶を回転させながら、昇降スクレーパーできのこ菌17を掻き取り、これを投入ガイド筒を通して、テーパー壁に衝突させて、栽培容器に落下させるので、きのこ菌を培地の表面に均一に接種することができる。この結果、きのこ菌の伸長が速く、生産コストを削減して収率を向上させることができる。また上部支持キャップを本体部に上下動自在に取付けたので、きのこ種菌瓶のセットや取り外し作業が容易で、しかも高さの異なるきのこ種菌瓶もセットすることができる。
【0017】
また請求項2記載のきのこ菌接種機によれば、テーパー壁の下端内径と、傾斜角度を規定したので、角型や丸型など種々の形状の栽培容器の培地表面に均一に接種することができる。
【0018】
また請求項3記載のきのこ菌接種機によれば、上端に昇降スクレーパーを取付けたアームの上昇範囲を規定するストッパーを本体部に設けたので、高さの異なる種々のきのこ種菌瓶にも対応して、無駄なくきのこ菌を散布することができる。
【0019】
また請求項4記載のきのこ菌接種機によれば、アームの先端に取付けた昇降スクレーパーが、回転している瓶内壁に摺接しながら上昇していくので、きのこ種菌瓶がやや持ち上げられた状態となって、肩部と支持リングとの間に隙間ができるので、支持リングをベアリングのない安価なプラスチックで形成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下本発明の実施の一形態を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図において25はきのこ菌接種機を示すもので、本体部2内に瓶回転用モータ26とこの下部にアーム昇降用モータ27が設けられている。本体部2の下部前面には支持板3が突設され、この中央部に円形のきのこ菌排出部4が開口されている。このきのこ菌排出部4の上に、耐摩耗性を有する硬質プラスチックで形成された支持リング28が取付けられている。
【0021】
更にこの支持リング28の上方の本体部2の前面に、上部支持板30が突設され、ここに上部支持キャップ31を上下動自在に支持する支持機構32が設けられている。この支持機構32は図2に示すように、上部支持キャップ31の上部に接続した下部取付板33の上部に2本のシャフト34が突設され、このシャフト34が上下動自在に貫通するガイドブッシュ35が上部支持板30に取付けられている。
【0022】
またシャフト34の上部には上部取付板37が接続され、この中間と、前記上部支持板30との間にコイルスプリング38が取付けられていると共に、コイルスプリング38の両側の上部取付板37にストッパー39が取付けられ、この下端に調整ボルト40が螺合している。
【0023】
また上部支持キャップ31には図1に示すように、瓶駆動機構12が形成され、これはキャップ外周に形成されたプーリー41Aと、瓶回転用モータ26Bに取付けたプーリー41Bとをベルト10で連結した構成となっている。なお36は下部取付板33に取付けたハンドルである。
【0024】
また前記アーム11はL字形に形成され、その先端部に昇降スクレーパー14が取付けられ、基端部がアーム支持材16の先端側に弾性的に支持されて矢印方向に付勢されている。またこのアーム支持材16の基端側は垂直な昇降ロッド13に接続されている。昇降ロッド13はアーム昇降用モータ27に接続されたギアーボックス42に噛合し、アーム昇降用モータ27の回転によりアーム11が昇降するようになっている。
【0025】
また昇降ロッド13の横には図2に示すようにこれと平行にシャフト43が取付けられ、その上部が本体部2のガイドブッシュ35を貫通して、上端にストッパー44が取付けられている。またこのストッパー44に近接して本体部2の内側壁には、上下に間隔をおいてリミットスイッチ45A、45Bが上下に可動自在に取付けられ、アーム11の昇降範囲を規定するようになっている。
【0026】
更に支持板3のきのこ菌排出部4の下部には、透明なプラスチックで形成された円筒状の投入ガイド筒20が取付けられ、その背面には図4に示すように、前記アーム11が挿入されて上下動する縦溝22が開口されている。また投入ガイド筒20の下端内周には、下方に向かって内径を狭く形成したテーパー壁47が形成されている。テーパー壁47は、下端内径dが投入ガイド筒20の内径Dの0.3〜0.8Dで、テーパー壁47の傾斜角度αが水平面に対して40〜80度に形成されている。
【0027】
またこのきのこ菌接種機1の前方には、図2に示すようにベルトコンベアー50A、50Bが設置され、この侵入側のベルトコンベアー50Aに対向して本体部2側にシリンダーストッパー51が設けられていると共に、この近傍にセンサー52が取付けられている。また侵入側のベルトコンベアー50Aの上方の、本体部2の下方には吸引装置54が設けられ、栽培袋19の開口部を吸引して開口するようになっている。また排出側のベルトコンベアー50Bの上方には、栽培袋19の口部を熱融着して密閉する熱シール装置55が設置されている。なお56は吸引装置54と熱シール装置55に取付けたシリンダーである。57は吸引装置54に取付けた吸引ダクトである。
【0028】
上記構成のきのこ菌接種機は、先ず図2に示すようにきのこ種菌瓶5の高さに合わせて、支持機構32の調整ボルト40の長さを調整しておく。またきのこ種菌瓶5の高さに合わせて、本体部2の内壁に可動自在に取付けたリミットスイッチ45A、45Bの間隔を調整しておく。また図示しない制御機構で、きのこ種菌瓶5の回転速度や昇降スクレーパー14の上昇速度を設定して、きのこ菌17の接種量を調整しておく。
【0029】
次にハンドル36を上方にスライドさせて図1に示すように、きのこ種菌瓶5を倒立させて瓶の口部5cから昇降スクレーパー14を入れて、支持リング28に挿着し、肩部5eを支持させてから、上部支持キャップ31を底部5dに被せて支持する。次に図2に示すように侵入側のベルトコンベアー50Aの上に、培地18を入れた複数の角型の栽培袋19を載せる。この後、制御装置のスイッチを入れると、侵入側のベルトコンベアー50Aが駆動して栽培袋19が搬送され、シリンダーストッパー51で停止する。
【0030】
この時、センサー52が栽培袋19を検知してベルトコンベアー50Aが停止すると、シリンダーストッパー51が後退すると共に、吸引装置54が駆動して栽培袋19の開口部を吸引して広げた後、瓶回転用モータ26とアーム昇降用モータ27が一定時間駆動する。瓶回転用モータ26が回転すると図2に示すように、ベルト40により瓶駆動機構12が回転し、これに支持されたきのこ種菌瓶5が回転し始める。
【0031】
一方、アーム昇降用モータ27の回転により昇降ロッド13とアーム11が一体に上昇し、ヒンジ状のアーム支持材16で弾性的に支持されたアーム11の先端に取付けた昇降スクレーパー14が、回転している瓶内壁5aに摺接して、きのこ菌17が掻き取られて瓶の口部5cから落下する。落下したきのこ菌17はきのこ菌排出部4から、投入ガイド筒20を通り、その開口部に形成したテーパー壁47に衝突して斜め横方向に広がって栽培袋19の培地18の表面に均一に接種される。
【0032】
接種が終わったら図2に示すように、再びシリンダーストッパー51が進出してベルトコンベアー50A、50Bが回転し、新しい栽培袋19が搬送されてきて停止すると共に、接種が終わった栽培袋19はベルトコンベアー50Bで搬送されて熱シール装置55の間で停止し、ここで開口部が熱シールされる。以下同様の操作によって、栽培袋19に順次きのこ菌17の接種を行なって熱シールしてから排出される。
【0033】
この場合、投入ガイド筒20の下部には図4に示すようにテーパー壁47が形成され、これは下端内径dが投入ガイド筒20の内径Dの0.3〜0.8Dで、テーパー壁47の傾斜角度αが水平面に対して40〜80度に形成されているので、掻き取られて落下してきたきのこ菌17の大部分がこのテーパー壁47に衝突して、反対側に飛ばされるので、広い範囲にわたって均一に散布することができる。
【0034】
なお下端内径dが0.3D未満で傾斜角度αが水平面に対して40度未満であると広い範囲に散布できず、また下端内径dが0.8Dを超え、傾斜角度αが水平面に対して80度を超えるとテーパー壁47に衝突するきのこ菌17の割合が少なくなり、均一な散布が行なわれない恐れがあるので、上記範囲に規定した。
【0035】
また支持リング28は、きのこ種菌瓶5の肩部5eを支えるように倒立してセットするが、アーム11がヒンジ状のアーム支持材16で弾性的に支持され、アーム11の先端に取付けた昇降スクレーパー14が、回転している瓶内壁5aに摺接しながらアーム11が上昇していくので、図3に示すようにきのこ種菌瓶5もやや持ち上げられた状態となる。このため肩部5eと支持リング28との間に隙間Gができ、接触しないで回転するので、従来のようなベアリングを内蔵した複雑な機構が不要である。
【0036】
なお上記説明では角型の栽培袋19に接種する場合について示したが、丸型の栽培袋19に接種する場合にも適用することができる。また本発明は栽培袋19に限らず栽培容器としてプラスチック瓶に接種する場合にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施の一形態によるきのこ菌接種機を示す縦断側面図である。
【図2】図1のきのこ菌接種機を示す正面図である。
【図3】図1のきのこ種菌瓶の支持機構を示す断面図である。
【図4】図1の投入ガイド筒を示す断面図である。
【図5】従来のきのこ菌接種機を示す側面図である。
【符号の説明】
【0038】
1 きのこ菌接種機
2 本体部
3 支持板
4 きのこ菌排出部
5 きのこ種菌瓶
7 回転支持リング
9 上部支持キャップ
10 ベルト
11 アーム
12 瓶駆動機構
13 昇降ロッド
14 昇降スクレーパー
16 アーム支持材
17 きのこ菌
18 培地
19 栽培袋
20 投入ガイド筒
21 散乱棒
22 縦溝
25 きのこ菌接種機
26 瓶回転用モータ
27 アーム昇降用モータ
28 支持リング
31 上部支持キャップ
32 支持機構
39 ストッパー
40 調整ボルト
42 ギアーボックス
43 シャフト
44 ストッパー
45A、45B リミットスイッチ
47 テーパー壁
50A、50B ベルトコンベアー
51 シリンダーストッパー
52 センサー
54 吸引装置
55 熱シール装置


【特許請求の範囲】
【請求項1】
モータを内蔵した本体部の前面に支持板を突設し、ここにきのこ菌排出部を開口すると共に、このきのこ菌排出部の上に、倒立して取付けられるきのこ種菌瓶の瓶肩部を支持する支持リングを取付け、この倒立したきのこ種菌瓶の上部を支持する上部支持キャップを本体部に取付け、この上部支持キャップに前記モータと接続して瓶を回転させる瓶駆動機構を設け、前記支持板のきのこ菌排出部を開口した下部に、きのこ菌を栽培容器に投入する円筒状の投入ガイド筒を取付け、この背面にアームが通過する縦溝を形成し、この縦溝を通して菌排出部を下方から貫通して瓶の内側に挿着される前記アームを前記本体部に昇降自在に取付け、このアームの上端に、瓶内壁に摺接する昇降スクレーパーを取付けたきのこ菌接種機において、前記円筒状の投入ガイド筒の下端内周に、下方に向かって内径を狭く形成したテーパー壁を形成すると共に、前記上部支持キャップを本体部に上下動自在に取付けたことを特徴とするきのこ菌接種機。
【請求項2】
テーパー壁の下端内径dが、投入ガイド筒の内径Dの0.3〜0.8Dで、テーパー壁の傾斜角度αが水平面に対して40〜80度に形成されていることを特徴とする請求項1記載のきのこ菌接種機。
【請求項3】
上端に昇降スクレーパーを取付けたアームの上昇範囲を規定するストッパーを本体部に設けたことを特徴とする請求項1記載のきのこ菌接種機。
【請求項4】
支持リングがプラスチックで形成されていることを特徴とする請求項1記載のきのこ菌接種機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2008−301760(P2008−301760A)
【公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−151613(P2007−151613)
【出願日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【出願人】(502151727)
【Fターム(参考)】