説明

ぱちんこ球発射装置

【課題】ぱちんこ球を安定して発射することができ、かつ、構造が簡単で組み立て易いぱちんこ球発射装置を提供すること。
【解決手段】ぱちんこ球発射装置1は、内周壁11eに円周状の案内軌道ORを有する収容空間Aを備えた容器10と、収容空間Aへぱちんこ球Pを導くためのぱちんこ球供給孔14と、収容空間Aからぱちんこ球Pが飛び出すためのぱちんこ球発射孔15と、ぱちんこ球発射アーム30とを有している。ぱちんこ球発射アーム30は、先端部37寄りに形成された球受け部33を備えており、基端部36を中心に回転することで、先端部37が案内軌道ORに沿って移動する。ぱちんこ球発射アーム30は、ぱちんこ球発射孔15から、充分な速度のぱちんこ球Pを発射する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ぱちんこ球発射装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ぱちんこ台には、ゲージ盤へぱちんこ球を発射するためのぱちんこ球発射装置が備えられている。ぱちんこ球発射装置の一例は、特許文献1に記載されている。この特許文献1記載の発射装置は、ぱちんこ球発射アームの回転駆動により、ぱちんこ球供給孔から供給されたぱちんこ球を、その先端に設けた回転ローラによって、外周側案内軌道に沿わせて誘導しながら、ぱちんこ球投出し孔(ぱちんこ球発射孔)から発射する。このぱちんこ球発射装置において、ぱちんこ球発射アームは、ぱちんこ球を、案内路から、球受け部、ガイド部へと経由して、外周側案内軌道に案内する。このため、従来の杵を往復駆動させる構成の発射装置に比べて、小型化,組み立て容易化などが実現できるものである。
【特許文献1】特開平7−51435号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、特許文献1に記載のぱちんこ球発射装置では、ぱちんこ球が外周側案内軌道に達したときから、ぱちんこ球発射アームによる回転を受けて、ぱちんこ球が加速されるので、ぱちんこ球を安定して発射できないことがあるという欠点が判明した。
そこで、この発明は、ぱちんこ球を安定して発射することができ、かつ、構造が簡単で組み立て易いぱちんこ球発射装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、内周壁(11e)に円周状の案内軌道(OR)を有する収容空間(A)を備えた容器(10)と、前記収容空間へぱちんこ球(P)を導くためのぱちんこ球供給孔(14)と、前記収容空間からぱちんこ球が飛び出すためのぱちんこ球発射孔(15)と、前記収容空間内に設けられ、基端部(36)を中心に回転し、先端部(37)が前記案内軌道に沿って移動するぱちんこ球発射アーム(30)と、前記ぱちんこ球発射アームの先端部寄りに形成された球受け部(33)とを有することを特徴とする、ぱちんこ球発射装置である。
【0005】
なお、括弧内の数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、ぱちんこ球発射アームの回転駆動領域において、ぱちんこ球に対する加速領域を広くすることができる。このため、ぱちんこ球発射孔から発射されるぱちんこ球は、安定した速度を得ることができる。そして、このぱちんこ球発射装置は、装置を大きくすることなく、安定した速度でぱちんこ球を発射することができる。
【0006】
また、ぱちんこ球は、ぱちんこ球供給孔から供給されて、ぱちんこ球発射孔から発射されるまでの収容空間内において、球受け部や案内軌道などを経由している。このため、ぱちんこ球を案内する部材が少なく構成されているため、ぱちんこ球発射装置は、構造が簡単であり、組み立て易い形状を有することができる。
なお、請求項2に記載のように、前記球受け部は、前記ぱちんこ球発射アームの先端部が、前記ぱちんこ球発射アームの長さ方向の交差方向に広げられたぱちんこ球が乗ることのできる広領域(33a)と、前記広領域上に乗ったぱちんこ球の前記ぱちんこ球発射アームの基端部方向への移動を阻止するために、前記ぱちんこ球発射アームに突設されたストッパ突部(33b)とを有することが好ましい。
【0007】
この構成によれば、ぱちんこ球を受け取ったぱちんこ球発射アームは、ぱちんこ球にかかる遠心力の小さいときには、ストッパ突部により、ぱちんこ球が基端部方向に落下しないよう、ぱちんこ球を保持しながら回転することができる。そして、ぱちんこ球にかかる遠心力が大きいときには、広領域により、ぱちんこ球に充分な速度を与えるよう、ぱちんこ球を案内軌道に沿って押すことができる。このように、球受け部は、ぱちんこ球を先端側で保持することができ、ぱちんこ球に均一な加速度を与えられる。
【0008】
また、請求項3に記載のぱちんこ球発射装置のように、前記収容空間内の所定位置には、前記ぱちんこ球供給孔から前記収容空間に入ったぱちんこ球を、前記球受け部が受け取り得るように係止するための球受け部(21)が形成されていることが好ましい。容器側に設けられた球受け部は、ぱちんこ球供給孔から供給されたぱちんこ球を受け取るため、たとえば、収容空間に向かって、突出して形成されている。これにより、複雑な仕組みを用いることなく、ぱちんこ球発射アームは、回転をしながら、球受け部に係止されたぱちんこ球を受け取ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるぱちんこ球発射装置を備えたぱちんこ台の概略正面図である。
ぱちんこ台70は、ぱちんこ球Pを発射するための発射台84と、発射台84に備え付けられたぱちんこ球発射装置1とを含んでいる。また、ぱちんこ台70には、本体枠71に前面枠72が装着されるとともに、この前面枠72に形成した窓穴にゲージ盤73が配設されている。このゲージ盤73には、ぱちんこ球発射装置1から続く、案内レールGRおよび案内路74が備えられている。
【0010】
ぱちんこ球Pは、賞球受け孔82から排出される。ぱちんこ球Pは、上皿75に貯留され、必要に応じて、供給球送り孔76から、供給受け孔77を介して、ぱちんこ球発射装置1のぱちんこ球供給孔14に送られる。
ぱちんこ球発射装置1は、ぱちんこ球供給孔14から供給されたぱちんこ球Pに所定の速度を与えて、ぱちんこ球発射孔15からぱちんこ球Pを発射する。発射されたぱちんこ球Pは、案内レールGR,案内路74を通り、ゲージ盤73に発射される。
案内レールGRは、ぱちんこ球発射孔15より、かなり離れた位置であっても、ぱちんこ球Pは案内レールGRを通して案内路74に至り、ぱちんこ球は良好に発射される。
【0011】
上記のぱちんこ球発射装置1は、手動のハンドルHが回動操作されることに応じて、ぱちんこ球Pの発射速度を変えることができる。すなわち、ハンドルHの回動した角度に応じた発射速度で、ぱちんこ球Pを発射することができる。
ところで、ぱちんこ球発射装置1から発射されたものの、ゲージ盤73に達さずに案内路74途上で戻ってくる、いわゆるファウル球がある。このファウル球は、案内路74上に開口するファウル球排出孔78に落下したり、案内レールGRやぱちんこ球発射装置1に形成されたファウル球排出孔16から落下したりして、ファウル球回収溝81と回収孔79とを通して、下皿80へ排出されるようになっている。
【0012】
なお、上皿75上のぱちんこ球Pも、必要に応じ、賞球送り孔83を通して、下皿80へ排出できるようになっている。
図2は、ぱちんこ球発射装置1の構造およびぱちんこ球発射アーム30の動きについて説明するための縦断面図である。図3は、図2のX−X線における、ぱちんこ球発射装置1の断面図である。案内レールGRはぱちんこ球発射孔15よりかなり離れた位置でも、ぱちんこ球Pは案内レールGRを通して案内路74にいたり、ぱちんこ球Pは発射される。ここでは、図4に示されているぱちんこ球発射アーム30の斜視図も参照しながら、ぱちんこ球発射装置1の構造の説明する。
【0013】
ぱちんこ球発射装置1は、収容空間Aを有する容器10と、収容空間A内に設けられたぱちんこ球発射アーム30とを備えている。
容器10は、図3に示されるように、前壁11aと中壁11cとに挟まれた収容空間Aを形成する前筒部12と、モータ40を収容する後筒部13とを有する。
収容空間Aは、内周壁11eに円周状の案内軌道ORを有している。この案内軌道ORには、帯状のステンレス製バンドBAが張りつけられている。このバンドBAにより、ぱちんこ球Pとの摩擦を低減することができるため、ぱちんこ球が良好に転がる。なお、バンドBAを省略した構成としてもかまわない。
【0014】
前筒部12の内周壁11eには、図2に示されるように、収容空間A内へぱちんこ球Pを供給するためのぱちんこ球供給孔14が形成されており、容器10の径方向に沿う方向に延びている。一方、ぱちんこ球供給孔14の下方には、収容空間Aからぱちんこ球Pを発射させるためのぱちんこ球発射孔15が形成されており、容器10の接線方向に沿う方向に延びている。ぱちんこ球の供給孔14と発射孔15とは、比較的近接して配置されている。
【0015】
また、収容空間Aには、球受け部21が形成され、かつ、ぱちんこ球発射アーム30が収容されている。
球受け部21は、図3に示されるように、ぱちんこ球供給孔14から供給されたぱちんこ球Pを、ガイド板22を介して係止するため、前壁11a及び中壁11cのそれぞれから収容空間Aに向かって突出して形成されている。球受け部21は、ぱちんこ球Pを係止しやすいように湾曲した形状を有している。
【0016】
また、前壁11aに形成された球受け部21と中壁11cに形成された球受け部21との間には、ぱちんこ球発射アーム30が回転駆動するために、隙間が設けられている。これにより、複雑な仕組みを用いることなく、ぱちんこ球発射アーム30は、2つの球受け部21の間を通過し回転しながら、球受け部21に係止されたぱちんこ球Pを受け取ることができる。
【0017】
容器10の前壁11aには、図1に示されるように、収容空間A内に滞留したファウル球を排出するため、切欠部としてのファウル球排出孔16が形成されている。
一方、後筒部13には、回転する主軸41を備えたモータ40が設けられている。このモータ40は、主軸41と、ステータ40aと、ロータ40bと、転がり軸受BR1及びBR2とを含んでいる。モータ40は、後筒部13に形成された内周溝に嵌められたスナップリングによって、回転しないよう固定されている。
【0018】
モータ40は、後筒部13の内周面側に、ステータ40aを備えている。このステータ40aの内周に所定間隔を離して同心に配置されたロータ40bは、主軸41に固定されており、主軸41は、ロータ40bの回転と一緒に回転駆動する。
中壁11cに形成されたボス内部には、転がり軸受BR1が備えられている。一方、後壁11bに形成されたボス内部には、転がり軸受BR2が備えられている。転がり軸受BR1と転がり軸受BR2とはそれぞれ、主軸41の前端部41a寄りの部分と後端部41bとを支持しており、主軸41を回転可能にしている。
【0019】
モータ40は、後端部41b側の部分において、皿ばねPSによって前壁11a側へ付勢されている。これにより、中壁11cを貫いて収容空間Aの中央に突出した主軸41の長さを一定に保つことができ、主軸41の前端部41a側に取り付けられたぱちんこ球発射アーム30のブレの発生を抑えることができる。
ぱちんこ球発射アーム30は、図4に示されるように、アーム本体31と、球受け部33と、補強リブ32と、基端部36と、先端部37とを有しており、基端部36から先端部37に向けて長手形状を有している。ぱちんこ球発射アーム30が回転することで、球受け部21に係止されたぱちんこ球Pを、球受け部33が受け取る。
【0020】
球受け部33は、ぱちんこ球発射アーム30の先端部37がぱちんこ球発射アーム30の長手方向の交差方向に広げられたぱちんこ球Pが乗ることのできる広領域33aと、広領域33a上に乗ったぱちんこ球Pの基端部36方向への移動を阻止するために突設されたストッパ突部33bとを有している。
この形状により、ぱちんこ球Pを受け取ったぱちんこ球発射アーム30は、ぱちんこ球Pにかかる遠心力の小さいときには、ストッパ突部33bにより、ぱちんこ球Pが基端部36方向に落下しないよう、ぱちんこ球Pを保持しながら回転することができる。そして、ぱちんこ球Pにかかる遠心力が大きいときには、広領域33aにより、ぱちんこ球Pに充分な速度を与えるよう、ぱちんこ球Pを案内軌道ORに沿って押すことができる。このように、球受け部33は、ぱちんこ球Pを先端部37側で保持することができ、ぱちんこ球Pに均一な加速度を与えられる。
【0021】
補強リブ32は、ぱちんこ球発射アーム30の長手方向への強度を増すことができる。
モータ40の主軸41は、前述したように、その前端部41aが収容空間Aの中央に突出している。そして、その突出している前端部41aの外周面には、図4に示されるように、いわゆるDカット面41cが形成され、このDカット面41cを、基端部36の内周に形成されたDカット面35に対して合わせ込むことにより、主軸41に対してぱちんこ球発射アーム30が取り付けられている。この主軸41の前端部41aには、ねじ孔41dに、軸方向から基端部36を挿通された止めねじB3をねじ込ませている。また、基端部36において、図2に示されるように、ねじ孔36aに止めねじB1をねじ込ませており、ねじ孔36bに止めねじB2をねじ込ませている。
【0022】
このようにして、ぱちんこ球発射アーム30の基端部36は、主軸41の前端部41aに固定されている。これにより、ぱちんこ球発射アーム30は、主軸41が回転されると、主軸41を中心として収容空間Aの案内軌道OR内を回転することができる。
なお、容器10には、図3に示されるように、ぱちんこ球発射装置1を発射台84へ取り付けるための嵌合爪11dが突出形成されており、発射台84には嵌合爪11dに対応した嵌合凹部84aが形成されている。これにより、ぱちんこ球発射装置1は、発射台84に対して、わずらわしい位置あわせなどを必要とせずに、容易に取り付けることができる。
【0023】
次に、図2を参照しながら、ぱちんこ球発射装置1における、ぱちんこ球発射アーム30の動きについて説明する。
ぱちんこ球発射アーム30は、低速で回転しながら、球受け部21に係止されているぱちんこ球Pを受け取り、位置Sで停止する。
次に、位置Sから位置Uまでの加速領域(I)では、ぱちんこ球発射アーム30は、円周方向(すなわち、案内軌道ORに沿う方向)に加速しながら、回転する。
【0024】
次に、位置Uから位置Tまでの定速領域(II)では、ぱちんこ球発射アーム30は、一定の回転速度となる。この定速領域(II)でのぱちんこ球発射アーム30の回転速度により、ぱちんこ球発射孔15から発射されるぱちんこ球Pの速度を規定することができる。ここでは、発射速度を、例えば、w=1.8m/s〜22m/s〜26m/sになるように、ぱちんこ球発射アーム30の回転速度が設定されている。
【0025】
次に、位置Tから位置Eまでの減速領域(III)では、ぱちんこ球発射アーム30は、その回転を減速させる。そして、ぱちんこ球発射アーム30が減速し始める位置Tまたは位置T付近において、ぱちんこ球Pは、球受け部33から離れて、ぱちんこ球発射孔15から発射される。
位置Eから位置Sまでの低速領域(IV)では、球受け部33は、ぱちんこ球発射アーム30の回転移動にともない、球受け部21に係止されたぱちんこ球Pを受け取る。その後、ぱちんこ球発射アーム30はスタート位置Sで停止し、次の発射まで待機する。
【0026】
以上のように、案内軌道ORに沿った加速領域(I)を広くすることができるため、ぱちんこ球発射孔15から排出されるぱちんこ球Pは、安定した速度を得ることができる。そして、このぱちんこ球発射装置1は、装置を大きくすることなく、安定した速度でぱちんこ球Pを発射することができる。
また、ぱちんこ球Pは、ぱちんこ球供給孔14から供給されてぱちんこ球発射孔15から発射されるまでの収容空間内において、ガイド板22,球受け部21,球受け部33および案内軌道ORを経由している。このため、少ない部材でぱちんこ球Pを案内することができるので、ぱちんこ球発射装置1は、構造が簡単であり、組み立て易い形状を有することができる。
【0027】
なお、ぱちんこ球発射装置1は、安定した速度でぱちんこ球Pを発射することができるため、案内レールGRは、ぱちんこ球発射装置1から離れた位置に設けることができる。
また、モータ40として、ステッピングモータなどの回転速度を制御できるモータを用いない場合、ぱちんこ球発射アーム30の回転位置を検出するために、図示しない位置検出センサーが取り付けられることが好ましい。この位置検出センサとして、フォトセンサやホールセンサなどのセンサや、マイクロスイッチを含む機械スイッチが用いられる。このフォトセンサは、モータ40の回転開始位置を初期化するものであり、例えば、停電などによってモータ40の回転位置が初期位置に戻らなかったとき、初期位置復帰動作をさせるものである。
【0028】
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の一実施形態にかかるぱちんこ球発射装置を備えたぱちんこ台の概略正面図である。
【図2】ぱちんこ球発射装置の構造およびぱちんこ球発射アームの動きについて説明するための縦断面図である。
【図3】図2のX−X線における、ぱちんこ球発射装置の断面図である。
【図4】ぱちんこ球発射アームの斜視図である。
【符号の説明】
【0030】
1 ぱちんこ球発射装置
10 容器
11e 内周壁
14 ぱちんこ球供給孔
15 ぱちんこ球発射孔
21 球受け部(容器側)
30 ぱちんこ球発射アーム
33 球受け部(ぱちんこ球発射アーム側)
33a 広領域
33b ストッパ突部
36 基端部
37 先端部
P ぱちんこ球
A 収容空間
OR 案内軌道

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内周壁に円周状の案内軌道を有する収容空間を備えた容器と、
前記収容空間へぱちんこ球を導くためのぱちんこ球供給孔と、
前記収容空間からぱちんこ球が飛び出すためのぱちんこ球発射孔と、
前記収容空間内に設けられ、基端部を中心に回転し、先端部が前記案内軌道に沿って移動するぱちんこ球発射アームと、
前記ぱちんこ球発射アームの先端部寄りに形成された球受け部と、
を有することを特徴とする、ぱちんこ球発射装置。
【請求項2】
前記球受け部は、前記ぱちんこ球発射アームの先端部が、前記ぱちんこ球発射アームの長さ方向の交差方向に広げられたぱちんこ球が乗ることのできる広領域と、
前記広領域上に乗ったぱちんこ球の前記ぱちんこ球発射アームの基端部方向への移動を阻止するために、前記ぱちんこ球発射アームに突設されたストッパ突部と、
を有することを特徴とする、請求項1に記載のぱちんこ球発射装置。
【請求項3】
前記収容空間内の所定位置には、前記ぱちんこ球供給孔から前記収容空間に入ったぱちんこ球を、前記球受け部が受け取り得るように係止するための球受け部が形成されていることを特徴とする、請求項2に記載のぱちんこ球発射装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−167216(P2007−167216A)
【公開日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−366811(P2005−366811)
【出願日】平成17年12月20日(2005.12.20)
【出願人】(592074544)
【出願人】(504338885)
【Fターム(参考)】