説明

アドチェンジトラック

【課題】トラックでの移動型広告において、映写機による表示をしながらの走行時間を大幅に延長でき、映写機による表示を安定して出来る広告装置を提供する。
【解決手段】トラック荷台部分に、発電機5を設置し、映写機1に安定した電力供給を行う。荷台部分にクーラー6を設置し、冷風ダクトを設置し、映写機に冷風を送り、映写機を冷風により熱対策を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はトラックでの移動型広告に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のトラックの荷台を利用した広告は、図5に示すように既存のトラックの荷台に内照式装置を設置し、広告主の広告を専用シートに印刷し貼り付けて走行している物である。
【0003】
【先行技術文献1】
特開2006−23603
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術文献の技術によれば、普通乗用車であれば動画等を映写して走行出来るが、トラックの荷台に映写機を載せて走行すると、映写機自体に動作保障外の温度まで機器本体が熱を持ち、安全性の為、強制的に映写機等本体の電源が切れてしまい、実際には静止画・動画を荷台の広告として表示し走らせる事は不可能であった。
また、電気の供給問題があり、バッテリーからの電源供給だと電力が安定せず、映写機自体の動作が不安定になり、アクセルを開けると正常に表示する。
アイドリングになると映像表示が途切れてしまったりするなどの問題点がある。
【0005】
そこでこの発明は、映写機による表示をしながらの走行時間を大幅に延長し、最大7時間は走れるようになった。また安定した電力供給が出来るようになり、映写機による表示を安定して出来るようになった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、第一発明は、トラック荷台に発電機図面1−▲5▼を積載し、各映写機に安定した電源供給を行い図面4−▲9▼、動画・静止画が電気不足により途切れたりする事がなくなった。第二発明は、荷台に直接クーラーを設置し図面1−▲6▼、送風口に自社開発専用ダクトを取り付け、各映写機までダクトを引き伸ばし図面3−▲8▼、熱を持つ部分に直接クーラーの冷風を当て、熱を発散することにより、映写機の使用温度を規定範囲内に保つ事が出来るようになった。
【発明の効果】
【0007】
実際にはトラック荷台広告では映写機による動画・静止画の表示は不可能であったが、この発明により画像や音声のデジタルデータ情報(CD、DVDなど)を、電子情報処理機器を通して映写機から荷台広告面に動画・静止画として投射する事が現実に可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】設置機器に番号振り付けの平面図である。
【図2】情報処理装置により、各映写機への動画・静止画伝達平面図ある。
【図3】荷台に設置したクーラーより専用ダクトを用いて各映写機へ冷風を送り熱対策をする平面図である。
【図4】荷台に設置した発電機により各映写機へ安定した電力を供給する平面図である
【図5】従来のトラックの荷台広告サンプルイメージ
【発明を実施するための形態】
【0008】
この発明の一実形態を、図1に示す。
荷台に設置した発電機図面1−▲5▼により各映写機に安定した電力供給を行う。
また、荷台に映写機冷却専用クーラー図面1−▲6▼と専用ダクト図面3−▲8▼を設置することにより、トラック荷台での映写機による動画・静止画等の表示を可能とする。
【実施形態の効果】
【0009】
この実施形態によれば、走行時に荷台に設置した広告主の広告が従来なら1面に対し1広告しか視認できなかったのが、今回の発明により広告を切り替え表示し、視認できる広告枚数が無限大になる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
既存のトラック荷台部分に、発電機・クーラーを設置・クーラー送風口に専用ダクトを取り付け、クーラーからダクトを用いて映写機に冷風を送り、熱対策をした上での、映写機による広告主の動画・静止画を切り替え表示することとする。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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