説明

アフィリエイト管理システム、及びアフィリエイトサーバー

【課題】Webサイトから移動したECサイトで商品を購入してEC決算、代引決算、または振込決算が行われた場合に、売上金額に基づいてアフィリエイト料が計算できるアフィリエイト管理システムを提供する。
【解決手段】ユーザーが商品をECサイト7から購入すると、ECサイト7から購買情報や決算情報が店舗POS2に送信される(ステップR3)。店舗POS2は、購買情報をASP−POSサーバー3に送信し、EC決算のときにはEC決算情報、代引決算のときには代引決算情報、または振込決算のときには振込決算情報をASP−POSサーバー3に送信する(ステップR4からステップR6)。ASP−POSサーバー3は、購買情報や決算情報をアフィリエイトサーバー4に送信し(ステップR7)、アフィリエイトサーバー4でアフィリエイト料が計算される。アフィリエイターは、購買情報やアフィリエイト料などを閲覧することができる(ステップR9)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アフィリエイトシステムに係り、特にアフィリエイトの報酬(以下、アフィリエイト料という)を管理するアフィリエイト管理システム、及びアフィリエイトサーバーに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、アフィリエイトとは、企業サイト(以下、ECサイトという)に移動できるようにリンクを設定したWebサイトに、ユーザーがパソコン(以下、ユーザーPCという)からアクセスし、そのリンクを経由してECサイトにアクセスしてECサイトで何らかのトランザクション(例えば、商品の購入、アンケートへの記入、会員登録など)を行うと、リンク元のWebサイトの開設者(以下、アフィリエイターという)に対してアフィリエイト料が支払われるという広告手法である。Webサイトを用いたアフィリエイトの処理手順は以下の通りである。まず、ユーザーPCのブラウザが、広告媒体となるWebサイトにアクセスし、このWebサイトにリンクが設定されているECサイトにアクセスする。ECサイトは、ECサイトにアクセスを行ったユーザーPCに送信するクッキー(cookie)情報を追跡する処理によって、アクセス元のWebサイトを特定する。そして、ECサイトの広告主は、ユーザーがECサイトにおいて何らかのアクションを行ったならば、そのトランザクションの内容に応じてアフィリエイト料を計算し、アフィリエイターに対してアフィリエイト料の支払いを行う。しかし、ECサイトで全てのアクションを完了させることができない場合がある。例えば、ユーザーがECサイトからクーポンをダウンロードすることがある。このような場合には、ECサイトからダウンロードしたクーポンを、実際にユーザーが店舗に持参して使用したかは、店舗でしかわからない。また、クーポンをダウンロードしたECサイトが、どのWebサイトからアクセスされたものであるのかもわからない。このため、クーポンが使用された店舗からの申告、ECサイトのアクセス回数、またはECサイトからのクーポンのダウンロード回数などに基づいて概算のアフィリエイト料を算出し、アフィリエイターに対して支払いを行っていた。しかし、アフィリエイトによる広告手法の増加に伴い、アフィリエイターに対するアフィリエイト料を正確に算出し、アフィリエイト料を支払うことが必要となった。また、広告主にとっても、Webサイトに設定するECサイトによる効果を把握するためにも、正確な情報が必要となった。
【0003】
以下、従来のアフィリエイトにおけるアフィリエイト料の支払いについてに説明する。
(1) 従来のアフィリエイトは、アフィリエイト料の計算において、一方的にECサイトからの申告に頼り、アフィリエイターは実際にアクセスしたユーザーがどのようなトランザクションを行ったのかを把握できない状況であった。アフィリエイト料を管理できるのは、電子決済機能を備えたショッピングポータル型ECサイトなどを用いて、ユーザーが決算を行った場合である。例えば、銀行・郵便・コンビニ振込、代金引換払い、クレジットカード払い、デビット払いなどの支払い方法から、クレジットカード払いやデビット払いなどの支払方法を選択したときに、ECサイトのサーバー内で購買行為が完了するために、サーバー内に記録されるクッキー情報と照合することで、売上金額に基づいてアフィリエイト料を計算し、アフィリエイターに支払うことができる。しかし、代引き決済やコンビニ決済では、その時点では、まだ予約状態で、決済が済んでいるわけではない。その後、購買行為が行われた時点で、配送会社やコンビニエンスストアから購買情報を入手する必要がある。ユーザーが代引き決済・銀行振込などの購入処理をした場合は、購買および決済確定のタイミングはずれてしまい、それらの買い物は、キャンセルされるか、いつに決済されるか分からない状態である。ECサイト側もアフィリエイターと購入者の紐付けは困難で、実際そこまで踏み込んでアフィリエイト料を計算することは困難であった。
(2) Webサイトではリンクが階層的に行われており、たとえば、ブログ、ポータルサイト、評価サイトなどのWebサイトにおいて、ECサイトが複雑に重複してリンクが設定されている。そのため、ほとんどのアフィリエイターは、定額の広告料金やクリック数などの指標に基づく広告料という形でしか、収益を得ることができない。広告計算としては一番公正な方法と思われる売上金額ベースの報酬形態である売上ベース型アフィリエイト・プログラムは、このような現状、システム化が遅れているか、システム化されていない状況にあった。つまり、本来アフィリエイターが得ることができる正当なアフィリエイト料が支払われるための手段がなかった。
(3) 雑誌や情報誌などに掲載される広告において、ユーザーが広告に添付されるクーポンのQRコードを携帯電話に読み込ませ、店舗で店員に提示してサービスの提供を受けて購買を行うと、雑誌や情報誌の発行元に報酬を支払う(以下、アフィリエイトという)ことがある。しかし、クーポン発行者や媒体が複数ある場合、どの発行元から発行されたクーポンかがわかりにくい。また、Web経由の広告、Web経由でない広告どちらにおいても、実店舗において、購入が行われたかどうかを確認することは、最終的には店舗側の申告に頼らざるを得ないし、複数のアフィリエイターが存在する場合などに、店員がクーポンの発行元を確認する作業や、発行元別のクーポン価格の設定などに対応することは困難がともなう。このため、クーポンを提示したユーサーが購買を行っても、そのクーポンが掲載されていた雑誌や情報誌の発行元は、店舗の売上金額に基づいてアフィリエイターはアフィリエイト料を受け取ることができなかった。
(4) 旅行代理店は、ツアー代金やホテルの宿泊予約などで手数料を受け取ることができたが、売店での買い物、外出してお土産屋で買い物など、ユーザーの複数の購買機会において手数料を取ることは不可能であった。実際、ホテルや、バス会社や添乗員などは、みやげ物屋やドライブインのレストランなどに旅行者を連れて行くことで、手数料を受け取ることなどが慣習的に行われているが、それをシステム化する手段はこれまでなかった。また、観光地のお土産屋や、レストランに顧客を誘導したり宣伝したりする、旅行代理店、ホテル、インフォメーションセンター、バス・レンタカー会社や、インターネット上で宣伝をする旅行サイトやブログなどの複数の紹介者に対して、複層的なアフィリエイト料の支払いを実現することはできなかった。
(5) グループ購入によるクーポン価格の設定に基づくサービスが、多くのインターネットサイトで行われているが、従来のグループクーポンの発明では、ユーザーはインターネット上でクーポンの注文を行い、集まった時点でネット上で決済が行われるか、クーポンのみ発行されて、それを店舗に持って行くことでクーポン価格が実行されるが、実際に購買されないでキャンセル場合などがあり、申し込んだのに来店しなかったというケースがあった。また、グループ購入によるクーポン価格に基づくサービスでは、インターネット上の主催社がクーポン対象の商品の売上げから手数料をとることで成り立っており、商品を提供する側にとってみれば、商品価格の割引と手数料支払という、2重の負担が生じる。これらのサイトを利用しないで、実際の店舗やみやげ物屋で、自分たちの主催によるグループクーポンの発行および決済を行えるシステムがなかった。
【0004】
アフィリエイト料に関する技術として下記特許文献1がある。特許文献1では、Webサイトに記載されたクチコミ情報によりWebページにリンク付けられたクーポンをダウンロードして実店舗にユーザーが持参すると、クーポンに関する情報からユーザーがダウンロードしたクーポンとを照合し、アフィリエイトが成立するかを判定する。そして、ユーザーが実際に実店舗内で電子マネーやまたはクレジット機能により商品の代金を支払った場合に、その代金からクチコミ情報を提供したクチコミ発信ユーザーに対する誘引手数料が差し引かれた金額が実店舗に対して支払われるようにする実店舗アフィリエイトシステムを提供している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−157609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の実店舗アフィリエイトシステムは、ユーザーが実際に実店舗内で電子マネーやまたはクレジット機能により商品の代金を支払った場合に、アフィリエイトに対するアフィリエイト料を計算し、情報提供者またはWebサイトに対してアフィリエイト料を支払うことができる。しかし、ユーザーが実店舗内で代金を現金で支払った場合には、特許文献1の実店舗アフィリエイトシステムでは対応することができない。また、実際に店舗に行って商品を購入するのでなく、Webサイトに設定されているリンク先を経由してECサイトに移動し、そのECサイトで商品を購入し、更に銀行・郵便・コンビニ振込、代金引換払いの支払方法が選択された場合には、売上金額に基づいてアフィリエイト料を計算することが困難である。また、複数の雑誌や情報誌などに掲載される広告に添付されるクーポンを店舗で提示してサービスの提供を受けて購買を行った場合でも、どの発行元の雑誌や情報誌などに掲載されたクーポンかがわからないときには、そのクーポンが掲載されていた雑誌や情報誌の発行元は、店舗の売上金額に基づいてアフィリエイト料を受け取ることができない。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決できるアフィリエイト管理システム、及びアフィリエイトサーバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のアフィリエイト管理システムは、ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバー、及びアフィリエイトサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、前記ASP−POSサーバーは、購入商品の購買情報を前記店舗POSから受信する決済情報受信手段を有し、前記アフィリエイトサーバーは、前記ASP−POSサーバーから購買情報を検索するマスター情報検索手段と、企業サイトであるECサイトから送られたアクセス元の情報であるアフェリエイトサイト情報を受信するアフィリエイトサイト情報受信手段と、前記購買情報と、前記アフィリエイトサイト情報を組み合せてアフィリエイターを特定するアフィリエイター特定手段と、前記購買情報、及び前記アフィリエイトサイト情報に基づいて前記ECサイトのアフェリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴としている。
本発明のアフィリエイト管理システムは、ネットワークを介して接続された店舗POS、及びアフィリエイトサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、前記アフィリエイトサーバーは、購入商品の購買情報を前記店舗POSから受信する購買決済情報受信手段と、企業サイトであるECサイトから送られたアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報を受信するアフィリエイトサイト情報受信手段と、前記購買情報と、前記アフィリエイトサイト情報を組み合わせてアフィリエイターを特定するアフィリエイター特定手段と、前記購買情報、及び前記アフィリエイトサイト情報に基づいて前記ECサイトのアフェリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴としている。
本発明のアフィリエイト管理システムは、ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバー、及びアフィリエイトサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、前記店舗POSは、実際の店舗で商品を購入、またはサービスを享受する顧客がクーポン対象者かどうかを特定するために、クーポン識別情報を読み込むクーポン識別情報読込手段と、クーポン対象者であることを店員に確認させるために、お客の提示する、もしくは店員が確認するクーポン識別情報を入力するクーポン識別情報入力手段と、前記クーポン識別情報読込手段で読み込んだ、または前記クーポン識別情報入力手段で入力した前記クーポン識別情報をもとに前記ASP−POSサーバーに問い合わせ、前記クーポン識別情報の認証確認をおこなうクーポン対象者確認手段と、ASP−POSサーバーから返信されたクーポン承認情報を受信するクーポン認証受信手段と、前記クーポン承認情報やクーポン情報を表示するクーポン情報表示手段と、前記クーポン対象者の個人情報を表示する顧客情報検索手段を有し、前記ASP−POSサーバーは、購入商品の決算情報を前記店舗POSから受信する決算情報受信手段と、クーポン情報を格納するクーポン情報格納手段と、顧客情報を格納する顧客情報格納手段を有し、前記アフィリエイトサーバーは、前記店舗POSから、購買情報を受信する購買決済情報受信手段と、前記ASP−POSサーバーのマスター情報を検索するマスター情報検索手段と、企業サイトであるECサイトから送られたアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報を受信するアフィリエイトサイト情報受信手段と、前記購買情報と、前記アフィリエイトサイト情報を組み合わせてアフィリエイターを特定するアフィリエイター特定手段と、前記購買情報に基づいて前記ECサイトのアフィリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴としている。
本発明のアフィリエイト管理システムは、ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバー、及びアフィリエイトサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、前記店舗POSは、実際の店舗で商品を購入、またはサービスを享受する顧客がクーポン対象者かどうかを特定するために、クーポン識別情報を読み込むクーポン識別情報読込手段と、クーポン対象者であることを店員に確認させるためにお客の提示する、もしくは店員が確認するクーポン識別情報を入力するクーポン識別情報入力手段と、前記クーポン識別情報読込手段で読み込んだ、または前記クーポン識別情報入力手段で入力した前記クーポン識別情報をASP−POSサーバーに送信するクーポン識別情報送信手段と、ASP−POSサーバーから返信されたクーポン承認情報を受信するクーポン認証受信手段と、前記クーポン承認情報やクーポン情報を表示するクーポン情報表示手段と、前記クーポン対象者の顧客情報を表示する顧客情報検索手段を有し、前記ASP−POSサーバーは、購入商品の決算情報を前記店舗POSから受信する決算情報受信手段と、前記クーポン識別情報を前記店舗POSから受信するクーポン識別情報受信手段と、前記クーポン識別情報の認証確認と返信をおこなうクーポン対象者認証手段と、クーポン情報を格納するクーポン情報格納手段と、顧客情報を格納する顧客情報格納手段を有し、前記アフィリエイトサーバーは、前記店舗POSから購買情報を受信する購買決済情報受信手段と、前記ASP−POSサーバーのマスター情報を検索するマスター情報検索手段と、企業サイトであるECサイトから送られたアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報を受信するアフィリエイトサイト情報受信手段と、前記購買情報と、前記アフィリエイトサイト情報を組み合わせてアフィリエイターを特定するアフィリエイター特定手段と、前記購買情報に基づいて前記ECサイトのアフィリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴としている。
本発明のアフィリエイトサーバーは、ネットワークを介して接続された店舗POSとASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるアフィリエイトサーバーであって、前記ASP−POSサーバーは、前記店舗POSより購買情報を受信する決済情報受信手段を有し、前記アフィリエイトサーバーは、前記店舗POSから購買情報を受信する購買決済情報受信手段と、前記ASP−POSサーバーのマスター情報を検索するマスター情報検索手段と、企業サイトであるECサイトから送られたアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報を受信するアフィリエイトサイト情報受信手段と、前記購買情報と、前記アフィリエイトサイト情報を組み合わせてアフィリエイターを特定するアフィリエイター特定手段と、前記購買情報に基づいて前記ECサイトのアフィリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴としている。
本発明のアフィリエイトサーバーは、ネットワークを介して接続された店舗POSを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるアフィリエイトサーバーであって、上記アフィリエイトサーバーは、前記店舗POSから購買情報を受信する購買決済情報受信手段と、企業サイトであるECサイトから送られたアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報を受信するアフィリエイトサイト情報受信手段と、前記購買情報と、前記アフィリエイトサイト情報を組み合わせてアフィリエイターを特定するアフィリエイター特定手段と、前記購買情報に基づいて前記ECサイトのアフィリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴としている。
本発明のアフィリエイトサーバーは、ネットワークを介して接続された店舗POSとASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるアフィリエイトサーバーであって、アフィリエイターがアフィリエイト対象となる顧客の顧客IDやクーポン対象店舗、商品、エリアなどや、アフィリエイト対象となる時間などを入力できるアフィリエイト情報入力手段と、前記アフィリエイト情報入力手段により入力された前記アフィリエイト情報を、上記店舗POSが上記アフィリエイト情報を検索できる状態にするためにASP−POSサーバーに登録するアフィリエイト情報記録手段を有することを特徴としている。
本発明のアフィリエイトサーバーは、ネットワークを介して接続された店舗POSを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるアフィリエイトサーバーであって、アフィリエイターがアフィリエイト対象となる顧客の顧客IDやクーポン対象店舗、商品、エリアなどや、アフィリエイト対象となる時間などを入力できるアフィリエイト情報入力手段と、前記アフィリエイト情報入力手段により入力された前記アフィリエイト情報を、上記店舗POSが上記アフィリエイト情報を検索できる状態にするためにASP−POSサーバーに登録するアフィリエイト情報記録手段を有することを特徴としている。
本発明の店舗POSは、ネットワークを介して接続されたASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられる店舗POSであって、前記店舗POSは、クーポン識別情報をもとに、クーポン対象者であることの確認方法を選択させる画面を表示するクーポン確認選択画面表示手段と、前記クーポン対象者の確認がされた際に、前記ASP−POSサーバーから顧客情報を検索する顧客情報検索手段と、検索された前記顧客情報をもとに、お客の属性にあわせたサービスを表示するサービス内容表示手段を有することを特徴としている。
本発明の店舗POSは、ネットワークを介して接続されたASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられる店舗POSであって、前記店舗POSは、クーポン識別情報をもとに、クーポン対象者であることの確認方法を選択させる画面を表示するクーポン確認選択画面表示手段と、前記ASP−POSサーバーからクーポン認証受信手段より受信されたクーポン承認情報により前記クーポン対象者の確認がされた際に、前記ASP−POSサーバーから顧客情報を検索する顧客情報検索手段と、検索された前記顧客情報をもとに、お客の属性にあわせたサービスを表示するサービス内容表示手段を有することを特徴としている。
本発明のアフィリエイト管理システムは、ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバー、及びアフィリエイトサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、前記店舗POSは、直接手入力された、または前記ASP−POSサーバーの各種マスタデータよりダウンロードした商品データ、在庫、在席、空席情報などを格納するPOS情報格納手段と、POS情報格納手段で格納されたPOS情報を前記アフィリエイトサーバーに送信するPOS情報登録手段を有し、前記アフィリエイトサーバーは、販売促進のための有益情報として天候、経済指標、株価などの情報を外部ネットワークより取り込む外部データ受信機能と、前記ASP−POSサーバーのマスターデータから必要な情報を検索するマスタ情報検索手段と、前記マスタ情報検索手段で入手した他社の売上状況や在庫情報、または顧客属性などのマスターデータや店舗POSより登録されたPOS情報を、セキュリティに配慮したうえで加工し、店舗POSやアフィリエイターに配信する販売促進データ配信手段を有することを特徴としている。
本発明の店舗POSは、ネットワークを介して接続されたASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられる店舗POSであって、クーポン識別情報をもとに前記ASP−POSサーバーに問い合わせ、前記クーポン識別情報の認証確認をおこなうクーポン対象者確認手段と、実際の店舗で商品を購入かサービスを享受する顧客がクーポン対象者かどうかを特定するためにASP−POSサーバーから返信されたクーポン承認情報を受信するクーポン認証受信手段によって、クーポン対象者であることが識別された時点で、対象者にポイントを加算、またはポイントを利用することで減算、有効期限やその他の理由でポイント利用の停止ができるポイント管理手段を有することを特徴としている。
本発明の店舗POSは、ネットワークを介して接続されたASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられる店舗POSであって、人数限定によるクーポンを設定、発行するグループクーポン設定手段と、クーポン対象者である前記顧客の個人情報やクーポン情報などの情報を表示し、購買予約者の情報をPOS上に記載し、その数情報もしくは予定数に到達する残り数を表示するクーポン情報表示手段と、クーポンの該当者であることをPOS装置が確認後、該当者の予約が予定人数に達した時点でカード決済を実施し、登録した個人情報をもとに、クーポンを属性別に設定させ、該当者の予約が予定人数に達した時点において、購入時に発行されたレシートに記載されたクーポンが有効化させるグループクーポン決済手段を有することを特徴としている。
本発明の店舗POSは、ネットワークを介して接続された店舗POSを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるASP−POSサーバーであって、クーポン対象者であることが識別された時点で、対象者にポイントを加算するポイント管理手段を有することを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明において、Webサイトに設定されているリンク先を経由してECサイトに移動し、そのECサイトで商品を購入し、更に銀行・郵便・コンビニ振込、代金引換払いの支払方法が選択された場合でも、売上金額に基づいてアフィリエイト料が計算できる。また、Webサイトに掲載される広告、または雑誌や情報誌などに掲載される広告に添付されるクーポンを、ユーザーが店舗で提示してサービスの提供を受けて購買を行った場合でも、クーポンの掲載元のWebサイト、雑誌や情報誌がわかるので、店舗の売上金額に基づいてアフィリエイト料が計算できる。従って、本発明によれば、アフィリエイトに対するアフィリエイト料を正確に計算できるので、アフィリエイターは適切なアフィリエイト料を受け取ることができる。また、広告主にとっても、Webサイトに設定するECサイトによる効果を正確な情報に基づいて把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施形態1に係るアフィリエイト管理システムの機能構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るデータの構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るアフィリエイト管理システムにおける処理の流れを示す図である。
【図4】本発明の実施形態2に係るアフィリエイト管理システムの機能構成を示す図である。
【図5】本発明の実施形態2に係るデータの構成を示す図である。
【図6】本発明の実施形態2に係るアフィリエイト管理システムにおける処理の流れを示す図である。
【図7】本発明の実施形態3に係るアフィリエイト管理システムの機能構成を示す図である。
【図8】本発明の実施形態3に係るデータの構成を示す図である。
【図9】本発明の実施形態3に係るアフィリエイト管理システムにおける処理の流れを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
(第1の実施形態)
本発明を実施するための第1の実施形態(以下、実施形態1という)は、ユーザーがユーザーPCからECサイトに移動できるようにリンクが設定されたWebサイトにアクセスし、このWebサイトからECサイトにアクセスして商品の購入を行い、クレジットカード払いやデビット払い(以下、EC決算という)、代金引換払い(以下、代引決算という)、または銀行・郵便・コンビニ振込(振込決算という)を行う場合でも、店舗の売上金額に基づいてアフィリエイト料が計算できるアフィリエイト管理システム100の実施形態である。以下、アフィリエイト管理システム100の機能構成、データの構成、及び処理の流れについて説明する。
【0012】
図1に、アフィリエイト管理システム100の機能構成を示す。図1に示すように、アフィリエイト管理システム100は、ユーザーPC6、アフィリエイトサイト1、アフィリエイトサーバー4、ECサイト7、店舗POS2、及びASP−POSサーバー3から構成されている。ユーザーPC6とアフィリエイトサイト1は、ネットワーク110で接続されている。アフィリエイトサイト1とECサイト7は、ネットワーク120で接続されている。アフィリエイトサーバー4、店舗POS2、及びASP−POSサーバー3は、ネットワーク130で接続されている。アフィリエイトサーバー4は、ネットワーク接続部40、制御部41、データ格納部42a、認証制御部43、Web機能部44、及びアフィリエイト料計算部45から構成されている。店舗POS2は、入力部20、認証制御・EC注文登録部21、制御部22、データ格納部23a、出力部24、及びネットワーク接続部25から構成されている。ASP−POSサーバー3は、ネットワーク接続部30、制御部31、及びデータ格納部32aから構成されている。
【0013】
次に、アフィリエイト管理システム100を構成する各機能について説明する。ユーザーPC6は、ネットワーク110を経由してWebサイトにアクセスし、Webサイトで買い物、各種の予約、または閲覧などを行うユーザーのPCである。アフィリエイターサイト1は、ブログ、ポータルサイト、広告サイトなどのWebサイトであり、ECサイト7に移動できるようにリンクが設定され、ユーザーPC6からこのアフィリエイトサイト1を経由してECサイト7にアクセスし、ECサイト7から商品やサービスの購入を行ったときに、アフィリエイト料を受け取ることができるアフィリエイターのWebサイトである。
【0014】
アフィリエイトサーバー4は、アフィリエイト料などの最新情報のデータが格納されているサーバーで、アフィリエイターや店舗POS2の管理者が、ネットワークを経由してアフィリエイトサーバー4のデータにアクセスできるサーバーである。アフィリエイターは、アフィリエイトサーバー4にアクセスすることで、アフィリエイト料の最新情報をリアルタイムで入手できる。また、アフィリエイトサーバー4は、ASP−POSサーバー3や店舗POS2から直接、またはネットワーク130で経由して外部のネットワークから、販売促進のための販売促進情報を取り込む機能を備えている。ネットワーク接続部40は、店舗POS2、及びASP−POSサーバー3と接続する部位である。制御部41は、アフィリエイトサーバー4全体を制御し、店舗POS2またはASP−POSサーバー3または外部のネットワークから受信する情報について処理を行い、アフィリエイターが必要とするアフィリエイト情報を生成する。データ格納部42aは、アフィリエイター情報や販売促進情報などのデータを格納する部位で、アフィリエイターDBa1、実績DBa7、及び販促マスタDBa8が格納されている。アフィリエイターDBa1、実績DBa7、及び販促マスタDBa8の構成については、図2に示す。また、旅行代理店などをアフィリエイターにする場合の旅行代理店DBc9、ツアー商品DBc10、ホテルDBc11などもこの部位に格納され、構成については図8に示す。アフィリエイトサーバーの実績DBa7には、アフィリエイターが存在するユーザーによる購買実績データが登録され、販促マスタDBa8には、実績データには含まれていない会員登録されたユーザーの個人情報や、店舗POS2から受信する在庫情報、流通情報など許容される範囲において、ASP−POSサーバー3に接続されている同業他社や業界全体の売上情報などのデータについても保存する。認証制御部43は、アフィリエイターや店舗POS2の管理者がデータ格納部42aのアフィリエイト情報や販売促進情報にアクセスするときに、ユーザー認証をおこなう部位である。Web機能部44は、アフィリエイト情報や販売促進情報をWebでアフィリエイターに提供するための部位である。アフィリエイト料計算部45は、アフィリエイターDBa1のアフィリエイター属性と、実績DBa7に基づいてアフィリエイト料を計算する部位である。
【0015】
店舗POS2は、POS端末が接続されているPOSシステム(Point Of Sales system)装置である。POS端末は、店舗などで店員や社員などがキーボードやタッチパネルを用いて、購買情報、顧客情報、商品情報、価格情報、在庫情報、及び決算情報などを入力する端末である。また、店舗POS2は、土産物屋、食堂、レストラン、コスメ・美容室・塾・人材派遣・中古車センター・不動産屋・中古車ショップ・質屋・駐車場・旅館・ホテル・チケットセンター・レンタカーショップ、その他売店や屋内外にある無人の集金システム、およびインターネットを使った物販などの売上げ管理、顧客・商品・仕入れ管理、レジ機能を有するシステムを指すが、それらの機能の一部がなくても、店舗に設置された、レジ機能を持つ装置か、それに接続されたデーター転送可能な入力・表示装置か、POSサーバーにデータ転送可能なコンピューターでもよい。そのため、ASP−POSサーバーやアフィリエイトサーバーにデーター転送可能な携帯電話やPHS端末、その他通信装置でも該当する。店舗POS2は、入力した情報を、ネットワーク130を経由してASP−POSサーバー3に転送する。入力部20は、購買情報、顧客情報、商品情報、価格情報、在庫情報、及び決算情報などの情報や、顧客の申告または店員による質問で得た顧客識別認証を入力する部位である。認証制御・EC注文登録部21は、アフィリエイトサーバー4から情報を受信し、ECサイト7から入力されるユーザーの予約も含めた購買情報などの登録を行う部位で、通常はデータのやりとりで記録される。
また、ユーザーがクーポンなどを持参したときや、クーポンを持参しなくても顧客の個人名、ニックネーム、写真などの画像、旅行のツアー名、その他クーポン識別情報などにより認証されることもできる。つまりクーポン対象者を、リーダー部を通じて認証する場合もあれば、直接ユーザーが入力部より入力する場合や、店舗の店員がお客にそれらを確認することで認証される場合もある。その際、直接個人を特定できる顧客IDや携帯ID、メールアドレスの場合もあれば、クーポン対象者であることを確認するだけであれば、クーポンIDやクーポンに紐付けされているという前提において、URL、暗号、商品コードやツーアーコード、ホテルコード、店舗コード、合い言葉などででもよい。なお、QRコードやバーコードのように暗号化された形や通信機能によりデータとして送信することで店舗POS2のリーダー部28が認識できることでもよいし、または、店舗の店員が目視もしくは顧客に問い合わせて確認し、それを入力部24に手入力することで認識され、認証制御部29に送られる場合もある。入力される情報は、クーポン情報(以下、クーポンIDという)や、顧客情報(以下、顧客IDという)や、クーポン対象者であることを確認できる最低1つ以上情報(以下、クーポン識別情報という)でよい。
制御部22は、入力部、リーダー部からの情報を制御する部位である。リーダー部28は、店舗POSにつながる、もしくは内蔵される認証装置、QRコード、バーコードなどのデータ認識できるカメラやスキャン装置、個人情報を特定するための機能をもつ認証装置、暗証番号などの情報を入力する部位である。データ格納部23aは、制御部22より処理されたデータを格納する部位で、購買記録データa00、及びPOSデータ26が格納されている。購買記録データa00には、店舗で購買が行われたときの購買情報や決済情報が保存される。POSデータ26には、店舗で販売する商品を登録したときの商品情報が保存される。購買記録データa00の構成については、図2に示す。なお、実際の店舗に設置される店舗POSには、アフィリエイトサーバーまたはASP−POSサーバーまたはメール管理サーバーより、若しくは直接店舗POS2から入手された顧客情報で店舗における顧客誘導や、個人認証に使われる顧客情報データ27が置かれることもある。出力部24は、データ格納部23aに格納されているデータを表示または印刷するために出力したり、クーポン対象顧客の識別方法の表示や、属性情報に応じたサービスの内容などを表示する部位である。ネットワーク接続部25は、アフィリエイトサーバー4、及びASP−POSサーバーを接続する部位である。
【0016】
ASP−POSサーバー3は、店舗POS2でデータ処理された購買情報、顧客情報、商品情報、価格情報、在庫情報、及び決算情報などのマスターデータを記録する部位であり、その機能は、店舗POSやアフィリエイトサーバーに補完されることができることとする。制御部31は、ASP−POSサーバー3全体を制御し、アフィリエイターに関する情報や店舗に関する情報などのデータ処理を行う部位である。データ格納部32aは、データ処理された購買履歴情報や店舗に関する情報などのマスタデータが格納される部位で、店舗マスタDBa2、商品マスタDBa3、顧客マスタDBa4、クーポンマスタDBa5、及び購買履歴マスタDBa6が格納されている。店舗マスタDBa2、商品マスタDBa3、顧客マスタDBa4、クーポンマスタDBa5、及び購買履歴マスタDBa6の構成については、図2に示す。
【0017】
次に、実施形態1におけるアフィリエイト管理システム100の処理について、図3を用いて説明する。まず、ユーザーがユーザーPC6により商品の検索や商品・サービス内容の情報収集を行うためにアフィリエイトサイト1にアクセスし(ステップR1)、アフィリエイトサイト1に設定されている宣伝広告、またはクーポン情報のリンクからECサイト7にアクセスする(ステップR2)。次に、ECサイト7において、ユーザーは気に入った商品やサービスをユーザーPC6から購入または購入予約すると、ECサイト7から購入・購入予約情報や決算情報が店舗POS2に送信される(ステップR3)。店舗POS2は、決算がEC決算で行われたときにはEC決算情報をASP−POSサーバー3に送信し(ステップR4)、購買予約されたときは予約情報を、決算が代引決算で行われたときには代引決算情報をASP−POSサーバー3に送信し(ステップR5)、決算が振込決算で行われたときには振込決算情報をASP−POSサーバー3に送信する(ステップR6)。ASP−POSサーバー3は、購入・購入予約情報や決算情報を受信すると、アフィリエイトサーバー4に送信する(ステップR7)。購入・購入予約情報や決算情報等の記録されている購買記録(以下、「購買情報」とする)は、アフィリエイトサーバー4のデータ格納部42aの実績DBa7に保存されるとともに、アフィリエイトサーバー4のアフィリエイト料計算部45にてアフィリエイト料が計算され、アフィリエイトターDBa1に保存される。またこれらの購買情報は、店舗POS2から直接アフィリエイトサーバー4に送信されてもよい。また、ECサイト7は、ステップR3と同時に、ユーザーPC6のクッキーなどの追跡情報(アフィリエイトサイト情報)をアフィリエイトサーバー4に送信する(ステップR8)。アフィリエイターは、アフィリエイトサイト4にアクセスすることで、購買情報やアフィリエイト料などを閲覧することができる(ステップR9)。また、アフィリエイターがアフィリエイトサイト1からアフィリエイトサーバー4のデータ格納部42aに格納されている実績DBa7、販促マスタDBa8の販促情報を閲覧することで、商品のリストアップや陳列形態、価格設定など、販売促進のための情報を入手することができる(ステップR10)ので、マーケティングツールとしての利用も可能になる。
【0018】
このような実施形態1によれば、ユーザーがユーザーPCからECサイトに移動できるようにリンクが設定されたWebサイトにアクセスし、このWebサイトからECサイトにアクセスして商品の購入を行い、EC決算、代引決算、または振込決算のいずれかで決算を行った場合でも、店舗の売上金額に基づいてアフィリエイト料が計算できるので、アフィリエイターは適切なアフィリエイト料を受け取ることができる。
【0019】
(第2の実施形態)
本発明を実施するための第2の実施形態(以下、実施形態2という)は、Webサイトにアクセスしクーポンをダウンロードして入手(以下、クーポン入手方法1という)、Webサイトからユーザーがユーザー情報を登録することでクーポンをダウンロードして入手(以下、クーポン入手方法2という)、雑誌や情報誌などに掲載されているクーポンを携帯に読み込んで入手(以下、クーポン入手方法3という)、または雑誌や情報誌などに掲載されているクーポンを切り取ったり、直接持参(以下、クーポン入手方法4という)し、クーポンを店舗で利用した場合でも、店舗の売上金額に基づいてアフィリエイト料が計算できるアフィリエイト管理システム200の実施形態である。以下、アフィリエイト管理システム200の機能構成、データの構成、及び処理の流れについて説明する。
【0020】
図4に、アフィリエイト管理システム200の機能構成を示す。図4に示すように、アフィリエイト管理システム200は、ユーザー携帯8、クーポン発行主体9、メール管理サーバー5、アフィリエイトサーバー4、店舗POS2、及びASP−POSサーバー3から構成されている。クーポン主体9、メール管理サーバー5、及びアフィリエイトサーバー4は、ネットワーク210で接続されている。アフィリエイトサーバー4、店舗POS2、及びASP−POSサーバー3は、ネットワーク220で接続されている。メール管理サーバー5は、メール送受信部50、メール管理部51、データ格納部52b、制御部53、及びネットワーク接続部54から構成されている。アフィリエイトサーバー4は、ネットワーク接続部40、制御部41、データ格納部42b、認証制御部43、Web機能部44、及びアフィリエイト料計算部45から構成されている。店舗POS2は、入力部20、制御部22、データ格納部23b、出力部24、ネットワーク接続部25、リーダー部28、及び認証制御部29から構成されている。ASP−POSサーバー3は、ネットワーク接続部30、制御部31、及びデータ格納部32bから構成されている。
【0021】
次に、アフィリエイト管理システム200を構成する各機能について説明する。但し、実施形態1と同じ符号を付している機能については、実施形態1の機能に同じであるので、ここでは説明は行わない。
【0022】
ユーザー携帯8は、携帯電話、スマートフォン、タブレット型などの携帯できるコンピュータでGPS機能、メール機能、通話機能、カメラ機能、データ通信機能などのどれか1つ以上の機能を備えた携帯端末装置である。なおクーポン入手方法4においては、インターネット上のクーポン情報を印刷もしくは雑誌のクーポン情報を持参して店舗で買い物するユーザーそのものを指している。
【0023】
クーポン発行主体9は、クーポンを掲載しているWebサイトの開設者、クーポンを掲載している雑誌や情報誌の発行元またはそのWEBサイトをさす。クーポン発行主体9は、ユーザーがクーポンを利用して商品の購買を行うと、アフィリエイターとしてアフィリエイト料を受け取ることができる。
【0024】
メール管理サーバー5は、ユーザー携帯8がメールの送信、受信を行うときの管理を行い、ユーザーの携帯IDやメールアドレスなどを管理するサーバーである。メール送受信部50は、ユーザーがユーザー携帯8からクーポンをダウンロードするときに、ユーザーの携帯IDやメールアドレスなどの情報を受信する部位である。メール管理部51は、メール送受信部50からユーザーの携帯IDやメールアドレス、登録された個人情報などの情報を管理する部位である。データ格納部52bは、クーポンのダウンロード先であるユーザー携帯8のメールアドレスやユーザーの個人情報、クーポンの利用状況やポイントなどの情報のデータを格納する部位で、メールアドレスデータ55、及びクーポンデータ56が保存されている。メールアドレスデータ55には、クーポンのダウンロードを行うユーザーの携帯IDやユーザー情報のデータが格納されている。クーポンデータ56には、クーポンの利用状況やポイントなどの情報のデータが保存されている。ASP−POSサーバー3やアフィリエイトサーバーが補完することもできる。
【0025】
アフィリエイトサーバー4のデータ格納部42bは、アフィリエイター情報や販売促進情報などのデータを格納する部位で、アフィリエイターDBb1、実績DBb7、及び販促DBb8が格納されている。アフィリエイターDBb1、及び実績DBb7の構成については、図5に示す。実績DBb7には、アフィリエイターが存在するユーザーによる購買実績データが登録され、販促マスタDBb8には、店舗POS2から受信する在庫情報、流通情報などのPOSデータ、その他許容される範囲において、ASP−POSサーバー3に接続されている同業他社や業界全体の売上情報、顧客属性などのデータ、およびそれらの情報をもとにデータマイニングした情報についても保存する。
【0026】
店舗POS2のデータ格納部23bは、制御部22により処理されたデータを格納する部位である。データ格納部23bには、購買記録データb00、POSデータ26、及び顧客データ27が格納されている。顧客情報データ27は、アフィリエイトサーバー4、ASP−POSサーバー3、メール管理サーバー5から受信した、または同じ店舗POSの入力部から入力された顧客情報が保存される。この顧客情報は、店舗において顧客誘導、個人認証に使用される。購買記録データb00の構成については、図5に示す。店舗POS2のリーダー部28は、クーポンのQRコード、バーコードなどのデータの読み取りや、個人情報を特定するための暗証番号などの情報の読み取りを行う部位である。店舗POS2の認証制御部29は、リーダー部28から入力したクーポンやユーザーの認証を行うために、入力したクーポン情報(以下、クーポンIDという)や、顧客情報(以下、顧客IDという)や、クーポン対象者であることを確認できる最低1つ以上情報(以下、クーポン識別情報という)を、ASP−POSサーバー3に認証依頼を行ったり、認証のための検索をするなどの制御を行う部位である。
【0027】
ASP−POSサーバー3のデータ格納部32bは、データ処理されたアフィリエイターに関する情報や店舗から送られる情報などのデータが格納される部位で、店舗マスタDBb2、商品マスタDBb3、顧客マスタDBb4、クーポンマスタDBb5、及び購買履歴マスタDBb6が格納されている。店舗マスタDBb2、商品マスタDBb3、顧客マスタDBb4、クーポンマスタDBb5、及び購買履歴マスタDBb6の構成については、図5に示す。
【0028】
次に、実施形態2におけるアフィリエイト管理システム200の処理について、図6を用いて説明する。クーポン入手方法1においては、ユーザーがユーザー携帯8によりクーポン発行主体9であるWebサイトにアクセスし(ステップS1)、空メールやクーポンの発行を要求するメールを送信する(ステップS2)。携帯ユーザーがユーザークーポンを受け取れるように、直接クーポン情報を送信するか、ダウンロードできるサイトに誘導する。(ステップS3)。クーポン入手方法2においては、ユーザーがユーザー携帯8によりクーポン発行主体9であるWebサイトにアクセスし(ステップS4)、ブラウザに表示されたクーポン識別情報のURLから個人情報を登録すると、個人情報がASP−POSサーバー3に送信される(ステップS5)。ASP−POSサーバー3は、個人情報を受信すると、クーポン識別情報のURLからクーポンをダウンロードし、ユーザー携帯8に送信する(ステップS6)。なお、個人情報の入力は、クーポン入手方法1においても選択的に行うことができるとし、登録されたユーザー個人の属性は、実際の店舗が行うサービスに利用される。クーポン入手方法3においては、クーポン発行主体9である雑誌や情報誌などに掲載されているクーポンのクーポン識別情報をユーザーがユーザー携帯8から読み込み(ステップS7)、ユーザーがユーザー携帯8から、空メールか、クーポン識別情報の一つであるURLに基づいてクーポンの発行を要求するメールを送信する(ステップS8)。携帯ユーザーがユーザークーポンを受け取れるように、直接クーポン情報を送信するか、ダウンロードできるサイトに誘導する(ステップS9)。尚、クーポン入手方法2およびクーポン入手方法3においては、登録された個人情報や携帯IDなどにより個人を特定することができるので、その時点で“予約”とみなし、ASP−POSサーバー3の購買履歴マスタDBb6に記録させることも可能で、その際、購買履歴マスタDBb6の決済方法種別b6−10が予約b6−10−1の状態となっている。クーポン入手方法4においては、クーポン発行主体9である雑誌や情報誌などに掲載されているクーポンを切り取ったり、そのまま店舗にするパターンを示している(ステップS10)。
【0029】
次に、クーポン入手方法1、クーポン入手方法2、クーポン入手方法3、及びクーポン入手方法4によりクーポンを入手した後の処理について説明する。ただし、クーポン入手方法については、上記の例に限ることではない。ユーザーはユーザー携帯8にダウンロードしたクーポン、または切り取ったクーポンを店舗に持参すると、店舗POS2のリーダー部28よりクーポン識別情報が読み込まれ(ステップS11)、またクーポン入手方法2により個人情報が登録されている顧客についてはユーザー携帯8からクーポン識別情報が読み込まれた際に、読み込まれたクーポンIDと顧客IDなどの識別情報は店舗POS2に格納され(ステップS12)、また、店舗POS2は、クーポン識別情報の認証依頼を行うために、クーポン識別IDをASP−POSサーバー3に送信する(ステップS13)。ASP−POSサーバー3は、クーポン識別IDについて認証すると、店舗POS2に通知を送信する(ステップS14)。すでに来店が予定されている顧客であれば、事前に店舗POS2に顧客情報を登録できるので、ASP−POSサーバー3に送信、そしてASP−POSサーバー3から受信などの処理をしなくとも、店舗POS2側で認証および承認行為を行うこともできる。店舗POS2において、店舗の店員からクーポン識別IDが認証されたことを通知されたユーザーは、商品やサービスをクーポン価格で購入し(ステップS15)、購買情報が店舗POS2に格納される(ステップS16)。なお、(ステップS5)で、個人情報を登録している顧客に対しては、承認後、店舗POSに個人の属性が表示されるなどの処理もできる。顧客が店舗で購入すると購買記録がASP−POSサーバー3に送信されることで、購買履歴マスタDBに格納され(ステップS17)。ASP−POSサーバー3は、購買情報を受信すると、アフィリエイトサーバー4に送信する(ステップS18)。アフィリエイトサーバー4は、購買情報を受信すると、データ格納部42bの実績DBb7に保存するとともに、アフィリエイトサーバー4のアフィリエイト料計算部45にてアフィリエイト料が計算され、アフィリエイトターDBb1に保存される。尚、店舗POS2から、ASP−POSサーバー3を経由しないで、購買情報を直接アフィリエイトサーバー4に送信してもよい。以上により、クーポン発行主体9は、アフィリエイトサーバー4にアクセスすることで、購買情報やアフィリエイト料などを閲覧することができる(ステップS19)。また、クーポン発行主体9は、アフィリエイトサーバー4に格納されている販売促進情報をダウンロードすることができる(ステップS20)。
【0030】
このような実施形態2によれば、クーポン入手方法1、クーポン入手方法2、クーポン入手方法3、またはクーポン入手方法4のいずれかでクーポンを入手し、クーポンを店舗に持参して利用した場合でも、店舗の売上金額に基づいてアフィリエイト料が計算できるので、アフィリエイターは適切なアフィリエイト料を受け取ることができる。
【0031】
(第3の実施形態)
本発明を実施するための第3の実施形態(以下、実施形態3という)は、旅行予定者または旅行者(以下、旅行者という)が旅行者携帯から旅行代理店サイトに移動できるようにリンクが設定されたWebサイトから旅行代理店サイトにアクセスして、旅行代理店サイトからクーポンをダウンロードして入手(以下、クーポン入手方法5という)、旅行代理店の店舗で旅行の予約を行い、旅行代金を支払ったときに旅行代理店からクーポンを発行してもらうことで入手(以下、クーポン入手方法6という)、または旅行者が宿泊したホテルでクーポンを発行してもらうことで入手(以下、クーポン入手方法7という)し、旅行先でクーポンが利用できる店舗に持参して購買を行った場合でも、店舗の売上金額に基づいてアフィリエイト料が計算でき、選択的に代理店、WEBサイト、ホテルなどがアフィリエイト料を分配できるアフィリエイト管理システム300の実施形態である。以下、アフィリエイト管理システム300の機能構成、データの構成、及び処理の流れについて説明する。この場合に、Webサイトの開設者、旅行代理店、及びホテルがアフィリエイターとなる。
【0032】
図7に、アフィリエイト管理システム300の機能構成を示す。図7に示すように、アフィリエイト管理システム300は、旅行者携帯10、旅行関連フィリエイト11、旅行代理店サイト12、ホテルサイト13、メール管理サーバー5、アフィリエイトサーバー4、店舗POS2、及びASP−POSサーバー3から構成されている。旅行者携帯10とメール管理サーバー5は、ネットワーク310で接続されている。旅行者携帯10と旅行関連アフィリエイトサイト11、旅行代理店サイト12、及びホテルサイト13は、アフィリエイトサーバー4を経由してネットワーク320に接続されている。アフィリエイトサーバー4、店舗POS2、及びASP−POSサーバー3は、ネットワーク320で接続されている。メール管理サーバー5は、メール送受信部50、メール管理部51、データ格納部52c、制御部53、及びネットワーク接続部54から構成されている。アフィリエイトサーバー4は、ネットワーク接続部40、制御部41、データ格納部42c、認証制御部43、Web機能部44、及びアフィリエイト料計算部45から構成されている。店舗POS2は、入力部20、制御部22、データ格納部23c、出力部24、ネットワーク接続部25、リーダー部28、及び認証制御部29から構成されている。ASP−POSサーバー3は、ネットワーク接続部30、制御部31、及びデータ格納部32cから構成されている。旅行代理店サイト12とホテルサイト13は、ECサイトである。
【0033】
次に、アフィリエイト管理システム300を構成する各機能について説明する。但し、実施形態1または実施形態2と同じ符号を付している機能については、実施形態1または実施形態2の機能に同じであるので、ここでは説明は行わない。
【0034】
旅行者携帯10は、旅行者携帯10は、クーポン情報の受信においてのみ、携帯電話、スマートフォン、タブレット型などの携帯できるコンピュータで、GPS機能、メール機能、通話機能、カメラ機能、データ通信機能などの少なくとも一つ以上の機能を備えた携帯端末装置が該当するが、図9におけるステップT1、ステップT2、ステップT3、ステップT8,ステップT13,ステップT16,ステップT17の行為者または享受者として、PCユーザーであることもあるし、ステップT3、ステップT8、ステップT11、ステップT12、ステップT13、ステップT16、ステップT17の行為者または享受者として、インターネット上のクーポン情報を印刷もしくは雑誌のクーポン情報を持参して店舗で予約または購入する顧客そのものを指している場合もある。旅行関連アフィリエイトサイト11は、旅行関連のサイトに移動できるリンクを設定しているアフィリエイトサイトである。旅行代理店サイト12は、ホテルや旅館などの宿泊予約、乗車券などのチケット予約、観光地の店舗情報の提供、観光地でのコンサートや観劇などの予約などができるサイトで、またクーポンを発行できるアフィリエイトサイトであるか、実際の旅行代理店における装置を表している場合もある。ホテルサイト13は、旅行者にホテル周辺の店舗情報の提供、ホテル周辺で開催されるイベント予約、ホテル周辺でのコンサートや観劇などの予約などができるサイトで、またクーポンを発行できるアフィリエイトサイトであるか、ステップT13、ステップT14、ステップT16では、ホテルに設置されているデータ通信可能な装置を指している。
【0035】
アフィリエイトサーバー4のデータ格納部42cは、アフィリエイター情報や販売促進情報などのデータを格納する部位で、アフィリエイターDBc1、実績DBc7、販促マスタDBc8、旅行代理店DBc9、ツアー商品DBc10、及びホテルDBc11が格納されている。アフィリエイターDBc1、実績DBc7、旅行代理店DBc9、ツアー商品DBc10、及びホテルDBc11の構成については、図8に示す。実績DBc7には、アフィリエイターが存在するユーザーによる購買実績が格納され、販促マスタDBc8には、実績データには含まれていない、会員登録されたユーザーの個人情報や、店舗POS2から受信する在庫情報、流通情報など許容される範囲において、ASP−POSサーバー3に接続されている同業他社や業界全体の売上情報、顧客属性などのデータについても保存する。
【0036】
店舗POS2のデータ格納部23cは、制御部22より処理されたデータを格納する部位である。データ格納部23cには、購買記録データc00、POSデータ26、及び顧客データ27が格納されている。購買記録データc00の構成については、図8に示す。
【0037】
ASP−POSサーバー3のデータ格納部32cは、データ処理されたアフィリエイターに関する情報や店舗に関する情報などのデータが格納される部位で、店舗マスタDBc2、商品マスタDBc3、顧客マスタDBc4、クーポンマスタDBc5、及び購買履歴マスタDBc6が格納されている。店舗マスタDBc2、商品マスタDBc3、顧客マスタDBc4、クーポンマスタDBc5、及び購買履歴マスタDBc6の構成については、図8に示す。
【0038】
次に、実施形態3におけるアフィリエイト管理システム300の処理について、図9を用いて説明する。クーポン入手方法5においては、旅行者が旅行の情報収集や予約を行うためにアフィリエイトサイト11にアクセスし(ステップT1)、アフィリエイトサイト11に設定されている宣伝広告、ツアーリスト、ホテル、乗物、またはクーポン情報のリンクなどから旅行代理店サイト12にアクセスする(ステップT2)。次に、旅行者は、旅行代理店サイト12から旅行の予約、チケットの購入を行う(ステップT3)。旅行者の旅行予約、チケット購入などの購買情報、および、必要な場合は個人情報などの情報が、旅行代理店サイト12からASP−POSサーバー3に送信され(ステップT4)る。予約状況をアフィリエイターや実際の店舗が知りたい場合などのために、更にASP−POSサーバー3からアフィリエイトサーバー4に送信され、ASP−POSサーバー4の購買履歴マスタDBc6に保管されるか、または、旅行代理店サイト12から直接アフィリエイトサーバー4の実績DBc7に記録される(ステップT5)。同時に、旅行代理店サイト12からクッキーなどの追跡情報(アフィリエイトサイト情報)がアフィリエイトサーバー4に送信され(ステップT6)、購買情報と追跡情報をもとにアフィリエイターが特定される。それとは別に、旅行代理店サイト12は、予約および購入が成立した時点で、旅行者が指定するメールアドレスに、旅行地で利用できる新たなクーポン情報を送信するか、クーポン情報のアクセス先を知らせるなど、旅行者10のそれぞれの端末よりクーポンのダウンロードを行えるようにする(ステップT7)こともできる。なお、ステップT1、ステップT2の流れは、重層的になっている場合もあり、また、ステップT1を経由しないで直接予約サイト、ホテルサイトの予約画面に進む場合も含まれるし、ステップT2において、実際の旅行代理店やレンタカーショップ、チケットショップに訪問することもできる。そのため、旅行代理店サイト12は、ASP−POSサーバー3やアフィリエイトサーバー4にネットワークで繋がる店舗POS端末2が代用してもよいし、通信機能もしくはデータ転送機能を備えた代理店の端末機が代用されても問題ない。
【0039】
クーポン入手方法6においては、旅行者が旅行代理店やレンタカーショップの店舗で旅行の予約、チケットの購入などを行うと、旅行代理店の店舗の担当が旅行の予約、購買情報などを入力する(ステップT8)。旅行者の購買情報は、旅行代理店サイト12から直接アフィリエイトサーバー4に記録されるか、ASP−POSサーバー3の購買履歴マスタDBc6に送信され(ステップT9)、更にASP−POSサーバー3からアフィリエイトサーバー4の実績DBc7に記録される(ステップT10)。また、その際にその後のクーポン入手方法は、図6のクーポン入手方法1,クーポン入手方法2,クーポン入手方法3,またはクーポン入手方法4と同じか(ステップT3)、旅行代理店の店舗の担当が、旅行代理店サイト12からダウンロードしたクーポンを印刷し、旅行者に発行する(ステップT11)方法や、代理店設置の店舗POS2やASP−POSサーバー3を管理する会社からクーポンをメールにて転送または、旅行日程(以下、旅程という)表などの印刷物に印刷して郵送することでも実現される(ステップT12)。
【0040】
クーポン入手方法7においては、旅行者がホテルでホテルの宿泊代金の精算を行うと、旅行者の利用情報(購買情報)、個人情報などをホテル設置の店舗POSまたは、Web上に用意されたアフィリエイター用入力画面より入力する(ステップT13)されて、直接アフィリエイトサーバーの実績DBc7に記録されるか、ASP−POSサーバー3に送信され(ステップT14)、更にASP−POSサーバー3からアフィリエイトサーバー4に送信される(ステップT15)。また、ホテルの担当は、ホテルサイト13からダウンロードしたクーポンを印刷し、旅行者に発行する(ステップT16)か、旅行者携帯10に対して、ASP−POSサーバー3またはアフィリエイトサーバー4からクーポン情報が配信される(ステップT17)ことで、その後に行われる旅行者の買い物などから、ホテルもアフィリエイト料がもらえる仕組みができる。なお、ホテル担当者でなくとも、宿泊者自らがホテル側からホテルコードなどの情報を入手することで、入力画面に入ることができる。そこで登録することで、旅行者は旅行地での買い物や飲食でポイントがチャージできたり、クーポン価格による買い物ができる。
【0041】
次に、クーポン入手方法5、クーポン入手方法6、及びクーポン入手方法7によりクーポンを入手した後の処理について説明する。尚、クーポン入手方法については、上記の例に限ることではない。旅行者は旅行者携帯10にダウンロードしたクーポン、または旅行代理店やホテルで発行してもらったクーポンをレストランやみやげ物屋などの店舗に持参すると、店舗POS2のリーダー部28によりクーポンからクーポン識別情報が読み込まれ(ステップT18)、読み込まれたクーポン識別情報は、店舗POS2に格納される(ステップT19)。また、店舗POS2は、クーポン識別情報の認証依頼を行うために、クーポン識別情報をASP−POSサーバー3に送信する(ステップT20)。ASP−POSサーバー3について認証すると、店舗POS2に通知を送信し(ステップT21)、クーポン価格を提示するか、ポイントが加算される。ユーザーが、商品やサービスをクーポン価格で購入すると、(ステップT22)、購買情報は、直接アフィリエイトサーバー4のデータ格納部42cの実績DBc7に記録されるか、ASP−POSサーバー3の購買履歴マスタDBc6に送信され(ステップT24)、更にASP−POSサーバー3からアフィリエイトサーバー4のデータ格納部42cの実績DBc7に記録され、アフィリエイトサーバー4が検索できる状況に置くことができる(ステップT25)。それとともに、アフィリエイトサーバー4のアフィリエイト料計算部45にてアフィリエイト料が計算され、アフィリエイトターDBc1に保存される。
【0042】
以上により、アフィリエイターとなる、アフィリエイトサイト11,旅行代理店12,ホテルサイト13は、購買情報やアフィリエイト料などを閲覧することができ、(ステップT26)(ステップT27)(ステップT28)、アィリエイトサーバー4に格納されている販売促進情報をダウンロードすることができる(ステップT29)(ステップT30)(ステップT31)。
【0043】
このような実施形態3によれば、クーポン入手方法5、クーポン入手方法6、またはクーポン入手方法6のいずれかで旅行者がクーポンを入手し、旅行先でクーポンが利用できる店舗にクーポンを持参して購買を行った場合でも、店舗の売上金額に基づいてアフィリエイト料が計算できるので、アフィリエイターは適切なアフィリエイト料を受け取ることができる。
【0044】
以上のように、本発明のアフィリエイト管理システムによればWebサイトに設定されているリンク先を経由してECサイトに移動し、そのECサイトで商品を購入し、更に銀行・郵便・コンビニ振込、代金引換払いの支払方法が選択された場合でも、売上金額に基づいてアフィリエイト料が計算できる。また、Webサイトに掲載される広告、または雑誌や情報誌などに掲載される広告に添付されるクーポンを、ユーザーが店舗で提示してサービスの提供を受けて購買を行った場合でも、店舗の売上金額に基づいてアフィリエイト料が計算できる。更に、Webサイトに設定されているリンク先を経由して旅行代理店サイトに移動し、その旅行代理店サイトで旅行予約やチケット購入を行ったときに旅行代理店サイトからクーポンをダウンロードしたり、また旅行代理店の店舗で旅行予約やチケット購入を行ったときに旅行代理店サイトからダウンロードされたクーポンを受け取ったとき、また宿泊したホテルで宿泊代金を支払ったときにホテルから入手されたクーポンを受け取ることで、そのクーポンを持参してサービスの提供を受けて店舗で購買を行った場合でも、クーポンの掲載元のWebサイト、ホテル代理店サイトがわかるので、店舗の売上金額に基づいてアフィリエイト料が計算できる。更に、正しく計算されたアフィリエイト料をアフィリエイターが参照することができるので、アフィリエイターは適切なアフィリエイト料を受け取ることができる。また、広告主やアフィリエイターにとっても、Webサイトに設定するECサイトによる効果を把握するためにも、在庫管理や顧客満足度向上のための最新の売上動向を把握する上での正確な情報を入手することができる。また、店舗のPOS端末に、顧客情報や属性情報が掲載されることで、買い物客に対する様々なサービスが可能となる。
【0045】
以上の実施形態の効果をまとめると次のようになる。
(1) ネットワークにつながったPOSが、クッキー情報と購買記録(金額・日付)をアフィリエイトサーバー4に記録、ECサイト7からの申告制でしか把握できなかった購買データをアフィリエイターが、アフィリエイト料が発生する最も早いタイミングで把握できるようになる。これは購入者がだれかの個人の特定は必要なく、購買情報のみをアフィリエイターに提供できるので、非常にシンプルである。これらの情報はWeb上でアフィリエイターがログインして閲覧できる状態だけでなく、メール配信で知らせることも可能である。
(2) ユーザーがECサイト7で代引き決済や振込用紙送付型銀行振込などの決済方法がとられた場合でも、POS上に決済情報が入力された時点でPOSサーバーからアフィリエイトサーバー4に購買情報が記録される。POSサーバーと繋がっていることで、店舗において売上として記録された時点でアフィリエイト料が確認できる効果がある。これによりEC決済された購買だけでなく、それ以外の決済方法を選んだ場合でもアフィリエイトがとれるという網羅性を強固にできる。また売上が記録された時点でアフィリエイターに表示可能な状態にあるという一番迅速な方法をとっているので、アフィリエイターは、アフィリエイト情報から売上動向を把握し、それを常時、リアルタイムに近い状態で商品リストや広告の配置などに反映するなど、迅速性を有効利用して、アフィリエイト実績をマーケティングに使えるという活用ができるなど、さまざまな有用性がある。これはアフィリエイターが、このシステムを取り入れようとするインセンティブが働くことにもなる。
(3) オンライン上での購買ではなく、実際の店舗におけるユーザーの購買行為からもアフィリエイトがとれる仕組みである。たとえば、購買を実際の店舗で行った場合に、クーポン発行主体、それは雑誌・パンフレット・PC画面や売店・レストランなどが自ら発行するものなどがあるが、これらの紹介者にアフィリエイト料が入る。クーポン情報またはクーポンを識別、特定する情報は、ユーザーの携帯端末に記録されており、また店舗の商品情報やクーポン対象者の個人情報などはネット上のPOSサーバーもしくは店舗POS2に入れられており、携帯に記録されているクーポンを表示したユーザーは、店舗側がPOSに登録した商品であればすべて、クーポン価格で買い物できる。ユーザーが保有するクーポンには、商品情報や割引情報、店舗情報などすべてネット上でデータが紐付けされているので、商品情報や割引情報などは基本的にクーポン上には一切入れこむ必要はない。そのため、ユーザーが保有するクーポン識別情報は携帯IDとクーポンIDだけという最低限で済むので、個人情報やセキュリティに関わる情報を入れ込む必要もなく、サーバーでクーポン情報が変更されたとしても、クーポンに載っているクーポン識別情報を変更することは必要ない。そのために、大量配布が可能で、またクーポン有効期間やサービス内容の変更など画起きたとしてもデザインの変更が必要ない。また、特許文献1のように店舗や商品の特定をユーザー側でアクションを起こすようなこともしなくてよい。また、個別の商品にクーポン価格を設定するのではなく、店舗に来たお客に対してPOS上の商品コード別に割引率を設定することもできる。その他、店舗ごとにクーポン設定をしておけば、ユーザーが実際の店舗で何を買おうが、店のすべての商品に対してクーポンの対象とできる。なお、クーポン価格とは、割引率として反映されることの他に、買い物に利用できる還元ポイントの付与、連動するゲームにおけるポイント追加、ノベルティなどの特典が得られるものなど様々である。
(4) 具体的には、携帯ユーザーは、実際の店舗において購買行為を行う際に、QRコードリーダー・ブルートゥース・非接触リーダーなどで認証を行う。なお、顧客がクーポン対象者であることの確認方法については、ステップS9の他に、店舗側の店員が、携帯端末に表示されるクーポン識別コードを読み取とり、口答で確認し、店舗POS2の入力部20で登録、認証を得るという手順、もしくは店員自身で店舗POS2の入力部20に“承認済”の入力をしたり、ユーザー自身が店舗POS2のタッチパネルやキーボードなどの入力機器で本人確認のメニューを表示させ入力作業を行わせることも可能である。これにより、携帯による認証の仕方が分からない高齢者も、気軽にクーポンによる買い物ができる。本人確認には、メールアドレス、クーポン発行体の名前やクーポンそのものの名前、もしくはWeb上や雑誌等に記載された“合い言葉”などが有効であるが、クーポン入手方法2のステップS5による個人情報登録の手続きをとっていれば、個人のニックネームや氏名、電話番号などのどれか1つ以上の情報で、より確実な個人認証が可能になる。クーポンの対象となる商品、店舗、割引金額などの情報などは、店舗設置POS、もしくは店舗設置POSにネットワークで繋がっているASP−POSサーバー3かアフィリエイトサーバー4のいずれかもしくはそれぞれに保管されている。これにより、携帯端末にある顧客を特定するものと、クーポン情報を店舗POS2のリーダーで読み取ることで、携帯ユーザーはクーポン価格で商品を購入できる。なお、携帯ユーザーがダウンロードするクーポン識別コードは、携帯ユーザーを特定する携帯IDb4−2かそれに紐付けされた顧客IDb4−1やクーポンIDb5−1の最低1つの情報があればよいので、電子クーポン発行主体側にとってもクーポン識別コードの作成が簡単であるし、個人情報などの機密情報をクーポンに組み込まなくて済む。更には、顧客IDがクーポンIDと紐付けされることで、最低顧客コード、つまり最低限1つのクーポン識別コードに記載されていればよいことになる。これは、ASP化されたPOSであるからできることであり、システムの簡略化とともに、印刷物の大量配布やシステムインストールの簡略化、簡単なフリーソフトでのQRコード作成など、大衆化のための重要な要素となりうる。また、個人情報などが極力記述されないので、各地にクーポンが配布されても個人情報の流出の問題がない。
(5) なお、ステップS3、ステップS6、ステップS9でクーポン情報をダウンロードした時点で、購買履歴マスタb6から決済方法種別b6−10が“予約”となっている購買No.b6−1が発行される。これにより、購買履歴データ上で顧客IDとクーポンIDが紐付けされる。実際に購入された時点で決済方法種別b6−10が変更され、最終決済時においてアフィリエイト対象の購入と記録される。
(6) 携帯ユーザーが、購買行為を行った際には、決済方法種別b6−10が“予約”の状態のままの購買情報および顧客コードがASP−POSに運ばれ、個人認証依頼が実行され、承認されたら、決済方法種別b6−10が変更され、携帯ユーザーはクーポン価格で購入できる。そして最終決済時において、アフィリエイト対象の購入としてアフィリエイトサーバー4に記録される。なお、ASP−POSサーバー3の役割を店舗POS2やアフィリエイトサーバー4が受け持ってもよいこととする。なお、クーポンは旅行代理店やレンタカー営業所が、旅程表に印刷したり、旅行者に事前にこれらの印刷物をラミネートに保護して渡しておくなどして、旅行者がドライブインや観光施設、みやげ物屋でそのカードを提示し、レジにあるリーダー端末で認識されることでクーポン価格で買い物ができたり、ポイントが付与されたりできる。
(7) 本発明では、実際の店舗で商品を購入使用とする際に、携帯や印刷物に表示されたクーポン識別情報で個人認証することなく、買い物もしくはサービスを享受しようとする際に、名前・携帯番号・ニックネーム、ツアー名などの少なくとも一つ以上のクーポン識別情報を確認することで、クーポン価格で買い物ができ、それら実店舗における購買から広告サイトや旅行代理店がアフィリエイトがとれるようになる。個人認証に必要となるリーダーでの読み取りという手順が省かれ、店舗側の店員がユーザーの購入時にPOS上で認証OKの登録を行うので、ユーザーの手間はほとんど必要がなく、高齢者など携帯を使い慣れていないユーザーにとっては、非常に便利になる。また、短期間で大量の人数が買い物をしなければならないドライブインなどにおいても、この発明を利用すれば、会計の時間が短縮されるとともに、瞬時にPOS上で、同じツアー客がどれだけドライブインで買い物したかが判断でき、その時点で売上ベースのアフィリエイト代金をバス会社や旅行会社の添乗員に手渡すことができる。ドライブインに立ち寄ったバスなどにこのようなアフィリエイト的な支払いをすることがあるが、迅速な対応が可能なこの発明により、正確な売上ベースで、より迅速にアフィリエイト料を把握、入手することができる。
(8) ホテルの宿泊、売店での買い物、外出してお土産屋で買い物など、ユーザーの複数の購買機会において、アフィリエイターが継続的にアフィリエイト料を徴収することができる。なお、この際アフィリエイト対象商品およびサービスをアフィリエイターや店舗側は選択することができる。旅行代理店とホテル側で、どの店舗からアフィリエイトを取るか、どの商品からアフィリエイトをとるかなど、複数のアフィリエイターがそれぞれアフィリエイト対象商品およびサービスを選択することができるので、細かいアフィリエイト率設定や、アフィリエイターが広告した商品のみアフィリエイトの対象とするなどを機能的に選択させることを実現させる。このようにシステム化することで、店舗側の都合や思惑、アフィリエイター側の都合や思惑、貢献などがシステムに反映できる。たとえば、旅行サイト、グルメサイト、実店舗を紹介するサイトや旅行代理店・レンタカーショップ、行き先のホテルや土産物屋からアフィリエイトがとれ、グルメサイトはホテル内や観光地のレストランからアフィリエイト、バス会社はドライブインや道の駅からアフィリエイトなど、複層的なアフィリエイト体型を実現できる。
(9) 具体的には、アフィリエイトサーバー4にあるアフィリエイターDBc1のアフィリエイト種別c1−4により、アフィリエイトが、広告費のような一定額をする物か、売上ベースものかなどの設定が行われ、サイト種別c1−3により、複数のアフィリエイターとの関係を設定できる。またAF還元率c1−6により売上ベースのアフィリエイト率の設定ができ、アフィリエイト制限c1−5で設定することで、アフィリエイト該当先の店舗やエリア制限、店舗POS2のPOSデータ26やASP−POSサーバー3の商品マスタDBc3から検索された商品データを元に、アフィリエイト対象商品を選択、限定することができる。これらの動作は、アフィリエイトサーバー4の管理者に委託してもよい。また、同じくアフィリエイトサーバー4にあるツアー商品DBc10にある旅程の開始日時c10−4および終了日時c10−5、旅程1c10−6、旅程2c10−8のそれぞれの日時を参考にして、アフィリエイターやホテル、アフィリエイトサーバー4の管理者がアフィリエイト対象となるサービス時間を選択できる。その他、ホテルや添乗員、バス会社、インフォメーションセンターなど、ネットワークに繋がった店舗POS2を持たないが、旅行者を斡旋したり、ホテルやみやげ物屋ドライブインに旅行者を紹介できる立場の人たちが、アフィリエイト対象者の情報を入力する画面を提供するアフィリエイト登録手段を利用してアフィリエイト料をもらえる設定が可能である。具体的には、まずアフィリエイトサーバー4のWeb機能部44にあるアフィリエイト登録画面より旅行関連アフィリエイトサイト11として登録し、媒体コード(アフィリエイターコード)c1−1を取得する。その後、同じくアフィリエイトサーバー4に用意されているWeb機能部44より、旅行者やツアー名を入力、もしくは旅行関連アフィリエイトサイト11に紐付けされた特定のクーポンIDc5−1を入力する。このクーポンIDc5−1はASP−POSサーバー3にあるクーポンマスタDBc5に存在するが、これの発行者c5−3にアフィリエイターDBc1の媒体コードc1−1が記録されるので紐付けができる。アフィリエイターは、アフィリエイト登録画面に用意された印刷ボタンでクーポンを印刷して、旅行者に渡すか、クーポンIDc5−1や旅行者の個人を特定する顧客IDc4−1などを登録して、それをASP−POSサーバー3に送信することで、店舗POS2を設置している店舗における、アフィリエイターである旅行者は、印刷されたクーポンを認証してもらうか、もしくはツアー名や個人情報を店員が確認しクーポン対象者として確認、店舗POS2の入力部20に入力し、承認が得られた時点で、クーポン価格で買い物ができたり、ポイントが加算されたり、ポイントを利用できたり、その買い物からアフィリエイターがアフィリエイト料を取ることが可能になる。
(10)なお、可能な限り、旅行者の個人情報やツアー情報、宿泊ホテルの情報などをASP−POSサーバー3に送付することで、旅行者に対して、旅行地におけるさまざまなサービスを展開できるとともに、アフィリエイターがアフィリエイト料を獲得する機会も増えることになる。アフィリエイト管理会社は、ステップT11でASP−POSサーバー3に送付された情報を元に、メール、郵送などでクーポン識別情報を送付する。これを受け取った旅行者においては、クーポンの印刷物もしくは携帯にダウンロードされたクーポン識別情報を、POS装置を設置している売店、みやげ物屋やレストランなどから、お客の属性にあわせたさまざまサービスや割引が利用できる。例えば高齢者や妊婦、ハンディキャップがある方には、事前にお土産や観光地でお迎えや、玄関で呼び込みをしたりするなど、お客様が旅行を楽しむためのエンターテーメントを繰り広げることが可能になる。また、それに併せて座席予約の案内が行われたり、女性だけ、小学生だけの割引キャンペーンなどのクーポンを発行したり、趣味や年齢、性別にあわせた、みやげ物屋や商品、観光地の説明や地図など、事前にお客様対応の準備をしたり、それにあわせたクーポン設定や、ゲームポイントが送られてくることもできる。お出迎えサービスは、ツアー日程から旅行者の来訪予定日もしくは来訪時間を把握するか、なお、GPS携帯を利用して、旅行者がPOS設置店舗に近づくと、店舗設置POSに旅行者の位置が表示されることでも予測できる。また、どちらの方法、POS装置に旅行者の属性情報が表示されていれば、handicapc4−7や嗜好c4−8に合わせた陳列棚の変更などが可能になる。レストランでは、嗜好、菜食主義、宗教などの情報が店舗POS2上に表示される。なお、ASP−POSサーバー3には、十分なセキュリティによって顧客情報が守られてるが、店舗POS2が検索できる情報は、旅行代理店や顧客の了解を得た顧客属性のみを掲載することでもよい。なお、顧客の持参もしくはダウンロードするクーポンには、最低ひとつのクーポン識別情報が、記載もしくは暗号化された状態で掲載されているのみなので、ここでも顧客情報が漏れることは一切ない。
(11)ホテルサイト13は、アフィリエイターの立場にもなる。ホテルサイト13設置のPOS端末で送信するか、識別可能なクーポンを発券するプリンターを設置して、旅行者に印刷されたクーポンを手渡しするか、持っていない場合においても、宿泊時に、アフィリエイトサーバー4の発券申請入力画面から、宿泊情報を入力することで、旅行者の携帯にクーポン情報が届くなどのサービスが可能である。その際に、旅行者の登録は、ホテル側がすることもできるし、ホテル識別IDを入手することで旅行者側が入力することもできる。そこで、アフィリエイトサーバー4の発券申請入力画面QRコードなどの携帯端末で認識可能な情報を表示して、携帯端末にクーポンを送信できるように仕向けるか、直接携帯アドレスを入力してもらい、旅行者の携帯端末にクーポンが送信されるようにするか、アフィリエイトサーバー4の発券申請入力画面の入力完了時にクーポンが表示され、印刷を促すなど、様々な方法がとれる。これはホテルだけでなく、旅行者に対してみやげ物屋や観光地の紹介ができる立場で、なおかつ買い物からアフィリエイトを入手したい立場の、例えば旅行代理店、レンタカーショップ、添乗員、インフォメーションセンター、航空会社、その他運輸機関、またはブロガーなども利用できる。これにより、アフィリエイターは複数の宿泊ホテルやドライブインや道の駅などの中継地点など、旅行者の複数の購買機会において、重層的にアフィリエイト料がとれる。これら媒体となる立場は、事前に媒体コードc1−1を取得し、旅行者の顧客IDc4−1を取得するために、最低でもmail addressc4−9を入力することが考えられる。
(12)なお、一回の旅行で複数のホテルに宿泊する場合は、ツアー商品DBc10の旅程1c10−6と旅程1日時c10−7でホテルがアフィリエイターとなりうる時間帯の設定ができる。つまり旅行者の1日目と2日目夕刻までの買い物は、1日目に宿泊されたホテルがアフィリエイト料を獲得することができ、2日目夕刻のチェックインから、旅程終了時までの買い物は2日目の宿泊ホテルがアフィリエイトを獲得できるという仕組みである。また、アフィリエイト有効時間帯の設定だけでなく、旅行代理店やアフィリエイト管理会社が、アフィリエイト対象商品や地点、およびサービスを選択管理できることができる。具体的には、媒体コードc1−1のアフィリエイト制限c1−5にホテルコードc11−1や店舗コードc2−1、地域コードc2−3、商品コードc3−1などを設定することなどで反映される。これにより、宣伝対象を限定することで宣伝費を徴収することや、他のアフィリエイターとの住み分けを作ることなどにより、公正なアフィリエイトの分配を可能にできる。
(13)なお、代理店サイト12はPOS端末を持っている場合もあるし、持っていない場合においても、旅行代理店に店舗POS2が識別可能なクーポンを発券するプリンターを設置することで、旅行者に手渡しすることもできる。また、同様のクーポンを、旅行代理店が発行する旅程表などの規定フォームに掲載しておくこともできる。この際に、クーポン識別情報とともに、クーポン利用可能みやげ物店やドライブイン、レストラン、博物館などの情報や、それらの情報が掲載されているWebのリンク情報や提供することもできるし、クーポン識別情報内に、これらの情報にリンクできるURLなどを識別情報として取り込んでおくこともできる。これによりみやげ物屋やドライブインの店舗やレストランは旅行代理店に営業してもらうというメリットがあるし、これによる広告料を旅行代理店は取ることも考えられる。
(14)また、ガソリンスタンド・駐車場・自動販売機・チケット販売などの無人店舗にてサービスを享受し、精算が行われた際に、広告宣伝・ブログ宣伝・雑誌・地図上で宣伝したアフィリエイターがアフィリエイトの発生の確認が可能となる。
(15)次にASP−POSサーバーの効果についてだが、店舗の商品コードやクーポン情報はすべてネット上のPOSサーバーに管理されていることは、さらに別の効果を生むことになる。店舗はインターネット上に商品の広告やクーポンの情報を提供する場合に、これらの情報はネット上のPOSサーバーやアフィリエイトサーバーより店舗の運営するWebサイトに最新商品情報や価格情報、クーポン情報を提供できる。ネット上のPOSサーバーはそれぞれの実店舗設置POSに繋がっているので、実店舗での価格登録操作が、迅速にネット上のPOSサーバーや、それに繋がる店舗が運営するサイトにアップロードされる。これにより店舗側は、店舗の運営するWebサイトに迅速な価格設定を行うとともに、ネット上の割引率と店舗での割引の齟齬が発生するが少なくなるなどの効果がある。また実際の店舗での売上状況や在庫情報を考えて、品揃えや価格設定の変更など、素早くWebサイトや、実際の店舗に反映させることができる。
具体的には、アフィリエイトサーバー4は制御部41においてアフィリエイターDBb1のアフィリエイター属性と実績DBb7の内容を計算部45に送り、アフィリエイト料を計算し、Web機能部44において表示できるようにする。アフィリエイターは、アフィリエイトサイト1にログインし、認証制御部43で承認されると、刻々とスクロール表示されるアフィリエイトデータを見ることができる。実績DBb7は、原則としてセキュリティのために、必要最低限の情報しか掲載しないが、同じくWebサーバーを通じてログインアクセスできる販促マスタDBb8には、実績データには含まれない、会員登録されたユーザーPC6の個人情報や、店舗POS2から入力された在庫情報、流通情報、許される範囲において、同じASP−POSサーバー3に接続されている同業他社や業界全体の売上や在庫情報なども取り込むことができる。これら実績DBb7や販促マスタDBb8を見ることで、サイト上の商品のリストアップや陳列形態、価格設定など、販売促進のための行動を迅速に行うことができるなど、マーケティングツールとしての利用も可能になる。なお、このステップS11は、メールサーバーを使ってメールでアフィリエイターに配信することでも実現される。旅行代理店などにおいては、旅行者が会員登録したり、旅行代理店POS端末で入力された個人情報や旅程情報、ASP−POSサーバー3に接続された店舗POS2や代理店の端末機から入力されたツアー情報、流通情報、ユーザーの携帯端末から入力されたアンケート情報、個人情報などをアフィリエイトサーバー4の販促マスタDBc8に送信することができ、また許される範囲において、同じASP−POSサーバー3に接続されている同業他社や業界全体の予約状況、空席・空室情報なども取り込むことができる。これら実績DBc7や販促マスタDBc8を見ることで、サイト上に表示するツアーのリストアップや陳列形態、価格設定など、購買状況を見据えながら販売促進のための行動を迅速に行うことができるなど、マーケティングツールとしての利用も可能になる。アフィリエイターとなる旅行関連アフィリエイトサイト11や旅行代理店サイト12の販売促進に利用されるデータはその他、年齢や地域、趣味などの個人属性などの個人情報を取り入れることができ、また天気予報や渋滞情報などの外部からのデータも取り込んで、販売促進のための指標として販促マスタDB8で融合させるともできる。なお、旅行代理店サイト12は、ASP−POSサーバー3やアフィリエイトサーバー4にネットワークで繋がる店舗POS2が代用してもよいし、通信機能もしくはデータ転送機能を備えた代理店の端末機が代用されても問題ない。
(16)個人情報を登録後、各地点にあるネット上のPOSサーバーに繋がるQRコードリーダーで携帯IDを読み取ることで個人にポイントが加算され、POSサーバーに繋がる、POSを設置している店舗で買えるというインセンティブを与えることができる。たとえば観光地のお寺など、店舗でなくても、リーダー部と通信装置を置き、複数の観光地を巡ることでポイントが追加されるなど、観光地や商店街の販売促進にもつながる。また、同じ町内や市町村の各観光ポイントや店舗に置かれた認証装置で確認され、加算されたポイントが、ユーザー本人でなく、そのままその市町村の目的税に組み込まれたり、復興事業に使われたりするという設定も可能になる。
(17)POS設置店舗に近づくと店舗設置POSに顧客の位置や、1つ以上の情報が表示され、それにより玄関や店の前まで出迎えたり、接客の準備を直前に行ったりすることができる。
(18)GPSを使ってPOS設置店舗に近づくとお店の位置や紹介・クーポン情報などが記載されたメールを配信し、お客を店に誘導させ、クーポンの利用を促すことができる。
(19)ユーザーが実際の店舗で商品を購入、もしくはサービスの享受の注文を受け、購買者の注文予約が、予定人数に達した時点においてクーポン価格が反映されることができる。これによりレストラン、ライブハウス、みやげ物屋などにおいて、人数制限の割引サービスが可能になる。ユーザーにとってみれば、なるべく早く多くの人が集まる必要があり、これは店舗側に取ってみれば、短期間でより多くの集客を集める方法として利用できる。また、当初は通常料金で購入し、ポイントとして割引分を還元することもできる。従来のグループクーポンの発明では、ユーザーはインターネット上でクーポンの注文を行い、集まった時点でネット上で決済が行われるか、クーポンのみ発行されて、それを店舗に持って行くことでクーポン価格が実行される形であるが、この請求項の発明では、ネット上ではグループクーポンの実施の宣伝だけで、実際の店舗に来店した人に対してのみ対象とされるので、実店舗側はグループクーポンで示した実行予定人数が確実に来客しているという時点で割引価格を実行できるので、突然のキャンセルや、申し込んだのに来店しなかったというケースがなくなる。また、ネット上で購入される場合はグループクーポンサイト経由で電子決済される場合があるが、その際はこのサイトに売上の20%から50%の手数料を支払わなければない。この発明を使えば、これらのグループクーポンサイトを利用しなくても、自分の店舗で、在庫量、客室状況、時間帯別割引設定など、きめ細かなサービスが実現される。
(20)(19)においてクーポン該当者の予約が予定人数に達した時点においてカード決済が実行されるPOSシステムである。まず、各ユーザーはそれぞれ買い物予約を済ませているがカード決済は待機状態のままである。そして予定人数が集まれば、クーポン価格で決済されることができる。もちろん予定人数が集まらなければ通常価格で決済される。これにおいて、もユーザーにとってみればなるべく早く多くの人が集まる必要があり、これは店舗側に取ってみれば、短期間でより多くの集客を集める方法として利用できる。実店舗のPOSにおいて予定人数を管理することで、Web上でグループクーポンの設定必要なく、実店舗で同じ原理を実現できることは従来のグループクーポンの発明ではなかったことである。具体的には、クーポンの設定を店舗POSの入力画面より設定、これにより新たなクーポンIDb5−1が発行され、クーポン種別b5−2は、グループクーポンb5−2−2となる。店舗POS2の購買記録データb00の決済方法種別b00−15が待機型b00−14−3となった状態でグループ設定によるクーポン発行が実行されることになる、決められた時間、例えばお昼休みの昼食の時間12時から1時までとか、飛行機の出発までの時間などの設定を販売日時b00−7と入札日時b00−11に入れる。このとき、決済方法種別b00−10では予約b6−10−1の状態になっている。予定人数個数の販売が完了すると、CC実行フラグb00−13がonになり、決済方法種別b00−10は現金決済b6−10−6、もしくはカード決済b6−10−7などになる。
(21)クーポン予約者の情報をPOS上に記載、その予約者のトータル情報もしくは予定数に到達する残り数を、POS端末やそれにつながる表示装置にて表示することができる。これにより、クーポン価格適応人数が集まるまで待機している人が、より多くの人を買い物に誘う様な行動を引き起こすとともに、あと数人のみクーポン価格で買い物ができるということを店舗周辺の人たちに宣伝する効果があるので、実店舗の集客の方法として利用できる。具体的には、売上予定個数である数量b00−6までの残り数が何人目b00−12に記録される。
(22)(19)または(20)でクーポン予約者数が予定人数に達した時点において、購入時に発行されたレシートに記載されたクーポンが有効化される。レシートに記載されたクーポンはQRコードリーダーやバーコードリーダーなどにより識別され、当該ネットワークPOSに繋がるPOS端末設置の店舗にて利用できる。具体的には、商品に紐付けされたクーポンIDb5−1のクーポン価格が割引後価格b5−12になり、そのクーポンIDb6−9が記録された、買い物客の購買履歴マスタDBb6のポイント加算値b6−12にリファンドされる。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明は、アフィリエイト管理システムに好適であるが、アフィリエイト管理システムに限られるものではなく、アフィリエイト料を算出するシステム一般に適用可能である。
【符号の説明】
【0047】
1・・・アフィリエイトサイト、 2・・・店舗POS、 3・・・ASP−POSサーバー、 4・・・アフィリエイトサーバー、 5・・・メール管理サーバー、 6・・・ユーザーPC、 7・・・ECサイト、 8・・・ユーザー携帯、 9・・・クーポン主体、 10・・・旅行者携帯、 11・・・旅行関連アフィリエイトサイト、 12・・・旅行代理店サイト、 13・・・ホテルサイト、 20・・・入力部、 21・・・認証制御・EC注文登録部、 22・・・制御部、 23a・・・データ格納部、 23b・・・データ格納部、 23c・・・データ格納部、 24・・・出力部、 25・・・ネットワーク接続部、 26・・・POSデータ、 27・・・顧客情報データ、 28・・・リーダ部、 29・・・認証制御部、 30・・・ネットワーク接続部、 31・・・制御部、
32a・・・データ格納部、 32b・・・データ格納部、 32c・・・データ格納部、 40・・・ネットワーク接続部、 41・・・制御部、 42a・・・データ格納部、 42b・・・データ格納部、 42c・・・データ格納部、 43・・・認証制御部、 44・・・Web機能部、 45・・・アフィリエイト料計算部、 50・・・メール送受信部、 51・・・メール管理部、 52b・・・データ格納部、 52c・・・データ格納部、 53・・・制御部、 54・・・ネットワーク接続部54、 55・・・メールアドレスデータ、 56・・・クーポンデータ、 100・・・アフィリエイト管理システム、110・・・ネットワーク、 120・・・ネットワーク、 130・・・ネットワーク、 200・・・アフィリエイト管理システム、210・・・ネットワーク、 220・・・ネットワーク、300・・・アフィリエイト管理システム、 310・・・ネットワーク、 320・・・ネットワーク、 a00・・・購買記録データ、 a1・・・アフィリエイターDB、 a2・・・店舗マスタDB、 a3・・・商品マスタDB、 a4・・・顧客マスタDB、 a5・・・クーポンマスタDB、 a6・・・購買履歴マスタDB、 a7・・・実績DB、 a8・・・販促マスタDB、 b00・・・購買記録データ、 b1・・・アフィリエイターDB、 b2・・・店舗マスタDB、 b3・・・商品マスタDB、 b4・・・顧客マスタDB、 b5・・・クーポンマスタDB、 b6・・・購買履歴マスタDB、 b7・・・実績DB、 b8・・・販促マスタDB、 c00・・・購買記録データ、 c1・・・アフィリエイターDB、 c2・・・店舗マスタDB、 c3・・・商品マスタDB、 c4・・・顧客マスタDB、 c5・・・クーポンマスタDB、 c6・・・購買履歴マスタDB、 c7・・・実績DB、 c8・・・販促マスタDB、 c9・・・旅行代理店DB、 c10・・・ツアー商品DB、 c11・・・ホテルDB

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ASP−POSサーバーをそなえたアフィリエイト管理システムで用いられる、データ転送ができる手段をそなえた店舗POSであって、クーポン対象者であることを確認できるクーポン識別情報を読み込むクーポン識別情報読込手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項2】
ASP−POSサーバーをそなえたアフィリエイト管理システムで用いられる、データ転送ができる手段をそなえた店舗POSであって、クーポン対象者であることを店員に確認させるために、お客の提示する、もしくは店員が確認するクーポン識別情報を入力するクーポン識別情報入力手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項3】
請求項1に記載の店舗POSであって、実際の店舗で商品を購入かサービスを享受する顧客がクーポン対象者かどうかを特定するため前記クーポン識別情報をもとに前記ASP−POSサーバーに認証確認を問い合わせ、前記クーポン識別情報の認証をおこなうクーポン対象者確認手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項4】
請求項2に記載の店舗POSであって、実際の店舗で商品を購入かサービスを享受する顧客がクーポン対象者かどうかを特定するため前記クーポン識別情報をもとに前記ASP−POSサーバーに認証確認を問い合わせ、前記クーポン識別情報の認証をおこなうクーポン対象者確認手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項5】
請求項3または請求項4に記載の店舗POSにおいて、前記クーポン識別情報の認証がされた際に、クーポン対象者確認手段により前記ASP−POSサーバーから受信されたクーポン承認情報またはクーポン情報に紐付けされた前記クーポン対象者の個人顧客情報を表示するクーポン情報表示手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項6】
請求項1に記載の店舗POSであって、前記クーポン識別情報読込手段で読み込んだ前記クーポン識別情報をASP−POSサーバーに送信するクーポン識別情報送信手段と、実際の店舗で商品を購入かサービスを享受する顧客がクーポン対象者かどうかを特定するためにASP−POSサーバーから返信されたクーポン承認情報またはクーポン情報を受信するクーポン認証受信手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項7】
請求項2に記載の店舗POSであって、前記クーポン識別情報入力手段で入力した前記クーポン識別情報をASP−POSサーバーに送信するクーポン識別情報送信手段と、実際の店舗で商品を購入か、サービスを享受する顧客がクーポン対象者かどうかを特定するためにASP−POSサーバーから返信されたクーポン承認情報またはクーポン情報を受信するクーポン認証受信手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項8】
請求項6または請求項7に記載の店舗POSにおいて、前記クーポン認証受信手段より受信された前記クーポン承認情報またはクーポン情報および前記クーポン情報に紐付けされた前記クーポン対象者の顧客情報を表示するクーポン情報表示手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項9】
請求項1に記載の店舗POSであって、前記クーポン識別情報読込手段で読み込まれた前記クーポン識別情報をもとに、クーポン対象者であることの確認手段を選択させる画面を表示するクーポン確認選択画面表示手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項10】
請求項2に記載の店舗POSであって、前記クーポン識別情報入力手段で入力された前記クーポン識別情報をもとに、クーポン対象者であることの確認方法を選択させる画面を表示するクーポン確認選択画面表示手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項11】
請求項3または請求項4に記載の店舗POSであって、前記クーポン識別情報の認証がされた際に、前記ASP−POSサーバーから、前記クーポン対象者の個人情報を検索する顧客情報検索手段と、検索された前記顧客情報をもとに、お客の属性にあわせたサービスを表示するサービス内容表示手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項12】
請求項6または請求項7に記載の店舗POSであって、前記クーポン識別情報の認証がされた際に、前記ASP−POSサーバーから個人情報を検索する顧客情報検索手段と、検索された前記顧客情報をもとに、お客の属性にあわせたサービスを表示するサービス内容表示手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項13】
ネットワークを介して接続されたASP−POSサーバー、及び店舗POSを備えたアフィリエイト管理システムで用いられる、アフィリエイトサーバーであって、前記アフィリエイトサーバーは、前記ASP−POSサーバーから購買情報を検索するマスター情報検索手段と、企業サイトであるECサイトから送られたアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報と、前記購買情報を組合せることで、アフィリエイターを特定するアフィリエイター特定手段を有することを特徴とするアフィリエイトサーバー。
【請求項14】
ネットワークを介して接続された店舗POSを備えたアフィリエイト管理システムで用いられる、アフィリエイトサーバーであって、前記アフィリエイトサーバーは、購入商品の購買情報を前記店舗POSから受信する購買決済情報受信手段と、企業サイトであるECサイトから送られたアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報と、前記購買情報を組合せることで、アフィリエイターを特定するアフィリエイター特定手段を有することを特徴とするアフィリエイトサーバー。
【請求項15】
請求項13または請求項14のアフィリエイト管理システムで用いられる、アフィリエイトサーバーであって、ユーザーPCからECサイトで商品を購入または購入予約した際、代引き決済や振込用紙送付などの、決済が後送りされる方法がとられた場合でも、ユーザーPCの決済が完了した時点に、前記購買情報に基づいて前記ECサイトのアフィリエイターに対するアフィリエイト料を即座に確定するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴としているアフィリエイトサーバー。
【請求項16】
ネットワークを介して接続されたASP−POSサーバー、及び店舗POSを備えたアフィリエイト管理システムで用いられる、アフィリエイトサーバーであって、前記アフィリエイトサーバーは、前記ASP−POSサーバーから購買情報を検索するマスター情報検索手段と、旅行予約、宿泊予約、訪問予約、購買予約した際で、決済が後送りされる方法がとられた場合でも、決済が完了した時点に、前記購買情報に基づいてアフィリエイターに対するアフィリエイト料を即座に確定するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴としているアフィリエイトサーバー。
【請求項17】
ネットワークを介して接続された店舗POSを備えたアフィリエイト管理システムで用いられる、アフィリエイトサーバーであって、前記アフィリエイトサーバーは、購入商品の購買情報を前記店舗POSから受信する購買決済情報受信手段と、旅行予約、宿泊予約、訪問予約、購買予約した際で、決済が後送りされる方法がとられた場合でも、決済が完了した時点に、前記購買情報に基づいてアフィリエイターに対するアフィリエイト料を即座に確定するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴としているアフィリエイトサーバー。
【請求項18】
ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバー、及びアフィリエイトサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、 前記ASP−POSサーバーは、購入商品の決算情報を前記店舗POSから受信する決算情報受信手段と、購入商品の購買情報を前記店舗POSから受信する購買決済情報受信手段を有し、前記アフィリエイトサーバーは、前記ASP−POSサーバーから購買情報を検索するマスター情報検索手段と、企業サイトであるECサイトから送られたアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報でアフィリエイターを特定するアフィリエイター特定手段と、前記購買情報、及び前記アフィリエイトサイト情報に基づいて前記ECサイトのアフェリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴とするアフィリエイト管理システム。
【請求項19】
ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバー、及びアフィリエイトサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、前記店舗POSは、クーポン対象者であることを確認できるクーポン識別情報を読み込むクーポン識別情報読込手段、もしくはクーポン対象者であることを店員に確認させるために、お客の提示する、もしくは店員が確認するクーポン識別情報を入力するクーポン識別情報入力手段と、前記クーポン識別情報読込手段もしくは前記クーポン識別情報入力手段で取り込まれた前記クーポン識別情報の認証をおこなうクーポン対象者確認手段を有し、前記ASP−POSサーバーは、購入商品の決算情報を前記店舗POSから受信する決算情報受信手段と、クーポン情報を格納するクーポン情報格納手段と、顧客情報を格納する顧客情報格納手段を有し、前記アフィリエイトサーバーは、前記店舗POSから購買情報を受信する購買決済情報受信手段と、前記ASP−POSサーバーのマスター情報を検索するマスター情報検索手段と、企業サイトであるECサイトから送られたアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報を受信するアフィリエイトサイト情報受信手段と、前記購買情報と、前記アフィリエイトサイト情報を組み合わせてアフィリエイターを特定するアフィリエイター特定手段と、前記購買情報に基づいて前記ECサイトのアフィリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴とするアフィリエイト管理システム。
【請求項20】
ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバー、及びアフィリエイトサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、前記店舗POSは、クーポン対象者であることを確認できるクーポン識別情報を読み込むクーポン識別情報読込手段、もしくはクーポン対象者であることを店員に確認させるために、お客の提示する、もしくは店員が確認するクーポン識別情報を入力するクーポン識別情報入力手段と、前記クーポン識別情報読込手段もしくは前記クーポン識別情報入力手段で取り込まれた前記クーポン識別情報をASP−POSサーバーに送信するクーポン識別情報送信手段を有し、前記ASP−POSサーバーは、購入商品の決算情報を前記店舗POSから受信する決算情報受信手段と、前記クーポン識別情報を前記店舗POSから受信するクーポン識別情報受信手段と前記クーポン識別情報の認証と返信をおこなうクーポン対象者認証手段と、クーポン情報を格納するクーポン情報格納手段と、顧客情報を格納する顧客情報格納手段を有し、前記アフィリエイトサーバーは、前記店舗POSから購買情報を受信する購買決済情報受信手段と、前記ASP−POSサーバーのマスター情報を検索するマスター情報検索手段と、企業サイトであるECサイトから送られたアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報を受信するアフィリエイトサイト情報受信手段と、前記購買情報と、前記アフィリエイトサイト情報を組み合わせてアフィリエイターを特定するアフィリエイター特定手段と、前記購買情報に基づいて前記ECサイトのアフィリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴とするアフィリエイト管理システム。
【請求項21】
ネットワークを介して接続された店舗POSを備えたアフィリエイトサーバーであって、前記アフィリエイトサーバーは、購入商品の決算情報を前記店舗POSから受信する決算情報受信手段と、前記店舗POSから購買情報を受信する購買決済情報受信手段と、企業サイトであるECサイトから送られたアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報でアフィリエイターを特定するアフィリエイター特定手段と、前記購買情報、及び前記アフィリエイトサイト情報に基づいて前記ECサイトのアフェリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段を有することを特徴とするアフィリエイトサーバー。
【請求項22】
ネットワークを介して接続されたASP−POSサーバーを備えた店舗POSであって、前記店舗POSは、クーポン対象者であることを確認できるクーポン識別情報を読み込むクーポン識別情報読込手段、もしくはクーポン対象者であることを店員に確認させるために、お客の提示する、もしくは店員が確認するクーポン識別情報を入力するクーポン識別情報入力手段と、前記クーポン識別情報読込手段、もしくは前記クーポン識別情報入力手段で取り込まれた前記クーポン識別情報の認証をおこなうクーポン対象者確認手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項23】
ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、前記店舗POSは、クーポン対象者であることを確認できるクーポン識別情報を読み込むクーポン識別情報読込手段、もしくはクーポン対象者であることを店員に確認させるために、お客の提示する、もしくは店員が確認するクーポン識別情報を入力するクーポン識別情報入力手段と、前記クーポン識別情報読込手段もしくは前記クーポン識別情報入力手段で取り込まれた前記クーポン識別情報を前記店舗POSに送信するクーポン識別情報送信手段を有し、前記ASP−POSサーバーは、前記クーポン識別情報を前記店舗POSから受信するクーポン識別情報受信手段と、クーポン識別情報の認証確認と返信をおこなうクーポン対象者確認手段を有することを特徴とするアフィリエイト管理システム。
【請求項24】
ネットワークを介して接続された店舗POS、およびASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるアフィリエイトサーバーであって、アフィリエイターが、ユーザーの複数の購買機会において、重層的にアフィリエイト料が加算されることができるアフィリエイト情報入力手段を有することを特徴とするアフィリエイトサーバー。
【請求項25】
ネットワークを介して接続された店舗POS、およびASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるアフィリエイトサーバーであって、アフィリエイト対象者や対象店舗、商品などのアフィリエイト情報を入力する画面を提供するアフィリエイト情報入力手段と、前記アフィリエイト情報入力手段により入力された前記アフィリエイト情報をASP−POSサーバーに記録するアフィリエイト情報記録手段を有することを特徴とするアフィリエイトサーバー。
【請求項26】
ネットワークを介して接続された店舗POS、およびASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるアフィリエイトサーバーであって、アフィリエイターが、アフィリエイト対象となるサービス時間を選択できるアフィリエイト情報入力手段を有することを特徴とするアフィリエイトサーバー。
【請求項27】
ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバー、及びアフィリエイトサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、前記アフィリエイトサーバーは、アフィリエイト対象者や対象店舗、商品などのアフィリエイト情報を入力する画面を提供するアフィリエイト情報入力手段と、前記アフィリエイト情報入力手段により入力された前記アフィリエイト情報を前記ASP−POSサーバーに送信するアフィリエイト情報記録手段を有し、前記ASP−POSサーバーは、前記アフィリエイトサーバーより送信された前記アフィリエイト情報を受信して上記店舗POSが前記アフィリエイト情報を検索できる状態にするアフィリエイト情報受信手段を有することを特徴とするアフィリエイト管理システム。
【請求項28】
ネットワークを介して接続された店舗POSを備えたアフィリエイト管理システムで用いられる、アフィリエイトサーバーであって、前記店舗POSは、直接手入力された、またはASP−POSサーバーの各種マスターデータよりダウンロードした商品データ、在庫・在席・空席情報、割引クーポン情報などを格納するPOS情報格納手段と、POS情報格納手段で格納された前記POS情報をアフィリエイトサーバーに送信するPOS情報登録手段を有し、前記アフィリエイトサーバーは、店舗POS情報をアフィリエイターや店舗運営者が販売促進に利用するためにセキュリティに配慮したうえで加工し、店舗POSやアフィリエイターに配信することができる販売促進データ配信手段を有することを特徴とするアフィリエイトサーバー。
【請求項29】
ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるアフィリエイトサーバーであって、前記アフィリエイトサーバーは、前記ASP−POSサーバーのマスターデータから必要な情報を検索するマスタ情報検索手段と、前記マスタ情報をアフィリエイターや店舗運営者が販売促進に利用するためにセキュリティに配慮したうえで加工し、店舗POSやアフィリエイターに配信する配信することができる販売促進データ配信手段を有することを特徴とするアフィリエイトサーバー。
【請求項30】
請求項28、請求項29に記載のアフィリエイトサーバーであって、販売促進のための有益情報として天候、経済指標、株価などの情報を外部ネットワークより取り込むことで、販売促進戦略に必要となる情報を取り込む外部情報受信手段と、前記外部情報をアフィリエイターや店舗運営者が販売促進に利用するためにセキュリティに配慮したうえで加工し、店舗POSやアフィリエイターに配信することができる販売促進データ配信手段を有することを特徴とするアフィリエイトサーバー。
【請求項31】
請求項3、請求項4に記載の店舗POSであって、クーポン対象者であることが識別された時点で、対象者にポイントを加算することができるポイント管理手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項32】
請求項6、請求項7に記載の店舗POSであって、クーポン対象者であることが識別された時点で、対象者にポイントを加算することができるポイント管理手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項33】
ネットワークを介して店舗POSに接続されたASP−POSサーバーであって、2つ以上の訪問地点にある、ASP−POSサーバーにネットワークを介して繋がる端末のリーダー部が、顧客の携帯端末からクーポン識別情報を読み取り、来訪したことが確認され、クーポン対象者であることが識別された時点で、対象者にポイントを加算するポイント管理手段を有することを特徴とするASP−POSサーバー。
【請求項34】
ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるアフィリエイトサーバーであって、ツアー日程から旅行者の来訪予定日もしくは来訪直前に、店舗設置POS端末もしくはそれに繋がる表示装置に旅行者の1つ以上の個人情報が表示されるクーポン情報表示手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項35】
請求項3、請求項4、請求項6、請求項7に記載の店舗POSであって、人数限定によるクーポンを設定、発行するグループクーポン設定手段と、実際の店舗で商品を購入予約、もしくはサービスの享受を予約する際に、クーポン対象者であることが確認され、その該当者の予約が予定人数に達した時点で、クーポン価格が実施されるグループクーポン決済手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項36】
請求項3、請求項4、請求項6、請求項7に記載の店舗POSであって、実際の店舗で商品を購入予約、もしくはサービスの享受を予約する際に、クーポンの該当者であることをPOS装置が確認後、該当者の予約が予定人数に達した時点でカード決済が実施されるグループクーポン決済手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項37】
請求項3、請求項4、請求項6、請求項7に記載の店舗POSであって、実際の店舗で商品を購入予約、もしくはサービスの享受を予約する際に、クーポンの該当者であることをPOS装置が確認し、登録した顧客情報をもとに、クーポンを属性別に設定させるグループクーポン決済手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項38】
請求項3、請求項4、請求項6、請求項7に記載の店舗POSであって、実際の店舗で商品を購入予約、もしくはサービスの享受を予約する際に、クーポンの該当者であることをPOS装置が確認し、予約者の情報をPOS上に記載し、その数情報もしくは予定数に到達する残り数を、POS端末につながる表示装置にて表示するクーポン情報表示手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項39】
請求項3、請求項4、請求項6、請求項7に記載の店舗POSであって、実際の店舗で商品を購入予約、もしくはサービスの享受を予約する際に、クーポンの該当者であることをPOS装置が確認後、該当者の予約が予定人数に達した時点において、購入時に発行されたレシートに記載されたクーポンが有効化させるグループクーポン決済手段を有することを特徴とする店舗POS。
【請求項40】
ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバー、及びアフィリエイトサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、
前記ASP−POSサーバーは、
購入商品の決算情報を前記店舗POSから受信する決算情報受信手段を有し、
前記アフィリエイトサーバーは、
前記ASP−POSサーバーから購入情報、及び決算情報を受信する購入決算情報受信手段と、
企業サイトであるECサイトから前記ECサイトのアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報を受信するアフィリエイトサイト情報受信手段と、
前記購入情報、前記決算情報、及び前記アフィリエイトサイト情報に基づいて前記ECサイトのアフェリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段とを有する
ことを特徴とするアフィリエイト管理システム。
【請求項41】
ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバー、及びアフィリエイトサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、
前記店舗POSは、
クーポンを読み込むクーポン読込手段と、
前記クーポン読込手段で読み込んだ前記クーポンのクーポン識別情報を前記ASP−POSサーバーに送信するクーポン識別情報送信手段とを有し、
前記ASP−POSサーバーは、
前記クーポン識別情報を前記店舗POSから受信するクーポン識別情報受信手段と、
クーポン情報を格納するクーポン情報格納手段と、
前記クーポン情報に基づいて前記クーポン識別情報を承認し、前記店舗POSに送信するクーポン対象者認証手段を有し、
前記アフィリエイトサーバーは、
前記店舗POSから前記ASP−POSサーバーを経由して購入情報と決算情報を受信する購入決算情報受信手段と、
前記購入情報と前記決算情報に基づいて前記クーポンの発行主体に対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段とを有する
ことを特徴とするアフィリエイト管理システム。
【請求項42】
ネットワークを介して接続された店舗POS、ASP−POSサーバー、及びアフィリエイトサーバーを備えたアフィリエイト管理システムであって、
前記店舗POSは、
クーポン識別情報を読み込む読込手段と、
前記読込手段で読み込んだ前記クーポン識別情報を前記ASP−POSサーバーに送信する送信手段とを有し、
前記ASP−POSサーバーは、
クーポンIDと顧客IDを受信する受信手段と、
クーポン情報を格納するクーポン情報格納手段と、
顧客ID情報を格納する顧客情報格納手段と、
前記クーポン識別情報に基づいて前記クーポン識別情報を承認し、前記顧客情報に基づいて前記顧客IDの承認を行う顧客承認手段と、
クーポンID承認手段により前記クーポンIDが承認され、前記顧客承認手段により前記顧客IDが承認されたときにクーポンID承認と顧客ID承認を前記店舗POSに送信するクーポン対象者認証手段とを有し、前記アフィリエイトサーバーは、企業サイトであるECサイトから購入情報と顧客IDを受信する購入決算情報受信手段と、
前記店舗POSから前記ASP−POSサーバーを経由して決算情報を受信する決算情報受信手段と、
前記購入情報、前記顧客ID情報、及び前記決算情報に基づいて前記ECサイトのアフィリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段とを有する
ことを特徴とするアフィリエイト管理システム。
【請求項43】
ネットワークを介して接続された店舗POSとASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるアフィリエイトサーバーであって、
前記ASP−POSサーバーから購入情報、及び決算情報を受信する購入決算情報受信手段と、
企業サイトであるECサイトから前記ECサイトのアクセス元の情報であるアフィリエイトサイト情報を受信するアフィリエイトサイト情報受信手段と、
前記購入情報、前記決算情報、及び前記アフィリエイトサイト情報に基づいて前記ECサイトのアフェリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段とを有する
ことを特徴とするアフィリエイトサーバー。
【請求項44】
ネットワークを介して接続された店舗POSとASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるアフィリエイトサーバーであって、
前記店舗POSから前記ASP−POSサーバーを経由して購入情報と決算情報を受信する購入決算情報受信手段と、
前記購入情報と前記決算情報に基づいてクーポンの発行主体に対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段とを有する
ことを特徴とするアフィリエイトサーバー。
【請求項45】
ネットワークを介して接続された店舗POSとASP−POSサーバーを備えたアフィリエイト管理システムで用いられるアフィリエイトサーバーであって、
企業サイトであるECサイトから購入情報と顧客IDを受信する購入決算情報受信手段と、
前記店舗POSから前記ASP−POSサーバーを経由して決算情報を受信する購入決算情報受信手段と、
前記購入情報、前記顧客ID情報、及び前記決算情報に基づいて前記ECサイトのアフィリエイターに対するアフィリエイト料を計算するアフィリエイト料計算手段とを有する
ことを特徴とするアフィリエイトサーバー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−145983(P2012−145983A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−1509(P2011−1509)
【出願日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.QRコード
【出願人】(502291089)株式会社セラシステム (4)
【出願人】(500487712)インテレクチュアルアセットマネジメント株式会社 (1)
【Fターム(参考)】