説明

エプロン

【課題】乳幼児や手の不自由な人、病人などの食事時に、床やじゅうたんに食べ物を落とさないように捕集するエプロンを提供する。
【解決手段】少なくとも首に対する固定部を有する平面状のエプロンの、下外周部に針金通し部を設け、腹部からすそ部分まで長方形にかたどった針金を入れ、テーブルや椅子の高さに合わせてその針金を折り曲げて、食べ物を捕集する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食事時の衣類の汚れ防止と、床やじゅうたんに食べ物が落ちないようにするための、エプロンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、エプロンの表下部にポケットをつけたものや、エプロンの下端部の両側部に、テーブルへの仮着具が備えられたものだったため、皿から口に運ぶ間に落としたり、立ったり座ったり移動したりする事が困難なものだった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題があった。
(イ)乳幼児や手の不自由な人、病人などは皿から口に入れる間に、床やじゅうたんに食べ物を落としがちだったため、掃除が大変だった。
(ロ)床やじゅうたんに落ちた食べ物は、衛生上食べられず、無駄にしていた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
少なくとも首に対する固定部を有する平面状のエプロンの、下外周部に針金通し部を設け、腹部からすそ部分まで長方形にかたどった針金を入れ、テーブルや椅子の高さに合わせてその針金を折り曲げて、食べ物を捕集する。以上を特徴とするエプロンである。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、食事時床やじゅうたんに食べ物を落とさず、効率的にエプロン上に捕集する。したがって、掃除の手間がはぶける。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)防水シートよりなるエプロン本体(1)の、下外周部に針金通し部(3)を設ける。
(ロ)防水シートよりなるエプロン本体(1)の、腹部に横一線の針金通し部(2)をつける。
(ハ)腹部の枠(2)と、下外周部の枠(3)に針金(4)をいれる。
(二)エプロン本体(1)の下外周部の枠(3)部分に、U字型に切り取り伸縮性をつけた布(5)を、つける。
本発明は、以上の構成よりなりたっている。
本発明は使用時、上記のエプロンを装着し、テーブルと椅子の高さに合わせて、針金部分を自由な所で曲げて、U字型にする。この結果、食べ物が床やじゅうたんに落ちない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の斜視図
【図2】 本発明の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
【0008】
1 エプロン本体
2 腹部の枠
3 下外周部の枠
4 針金
5 U字型の布

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも首に対する固定部を有する平面状のエプロンの枠に針金を入れ、その針金をU字型に折り曲げることで、食べ物を下に落とさないように、エプロン上に捕集する形状となることを特徴とするエプロン。

【図1】
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【図2】
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