説明

エルボ及び液体注出装置

【課題】 ボトルをセットするのがより一層簡単に行える液体注出装置の提供。
【解決手段】 ペットボトルPの口部Qに接続するエルボ1と、エルボ1に接続したコック2と、スタンド3とを備え、エルボ1は、ボトル口部Qに接続されるボトル接続部12と、コック2が接続されるコック接続部13と、ボトル接続部12の中心軸Cの延長線上に垂下して設けた筒状軸部4と、筒状軸部4に挿入して設けた空気導入管5と、筒状軸部4の下端部と空気導入管5の先端部の少なくともいずれか一方に設けた弁7,27とを有し、スタンド3は、エルボ1の筒状軸部4が上方から差し込まれる縦穴8を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボトルから液体を注出するエルボ及び液体注出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本出願人は、ペットボトルの口部にエルボとコックを接続し、これをスタンドに逆立ち状態に保持し、コックのレバーを操作することでペットボトル内の飲料を注出できるようにした飲料サーバーを開発し、特許出願している(特許文献1参照)。
このような飲料サーバーでは、コックから飲料を注出するときにペットボトル内に空気を導入する必要があり、上記従来のものは、コック4の接続管11の側面に空気孔12を形成し、空気孔12に樹脂パイプよりなる空気導入管13を連結し、空気導入管13をエルボ3に通してペットボトル1内に挿入している。コック4を取付ける際には、同文献の図5に示すように、空気導入管13の中にペットボトル内の飲料が入り込むのを防ぐために、空気孔12を蓋15で塞いだ状態で空気導入管13をエルボ3に挿通してペットボトル1内に挿入し、ペットボトル1をスタンド5にセットした後に蓋15を外して空気孔12を開放させていた。また、空気導入管13の先端部には、飲料が空気導入管内に流入するのを防ぐために逆止弁14を設けていた。
【0003】
上記従来の飲料サーバーでは、コックの取付けをする際に空気導入管をエルボに挿通させなければならず、また空気孔を蓋で塞いだり蓋を外したりしなければならず、煩わしい面があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−120221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、ボトルをセットするのがより一層簡単に行えるエルボ及び液体注出装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明によるエルボは、ペットボトルの口部に接続されるボトル接続部と、コックが接続されるコック接続部と、ボトル接続部の中心軸の延長線上に垂下して設けた筒状軸部と、筒状軸部に挿入して設けた空気導入管と、筒状軸部の下端部と空気導入管の先端部の少なくともいずれか一方に設けた弁とを有することを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明によるエルボは、請求項1記載の発明の構成に加え、弁は、筒状軸部の下端部に設けてあり、ペットボトルをスタンドにセットしたときに空気取入口が開き、ペットボトルをスタンドから外したときに空気取入口が閉じることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明によるエルボは、請求項2記載の発明の構成に加え、弁は、ゴム質の材料よりなり、中央部にスリットを設けて空気取入口を形成したことを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明による液体注出装置は、ペットボトルの口部に接続するエルボと、エルボに接続したコックと、スタンドとを備え、エルボは、ボトル口部に接続されるボトル接続部と、コックが接続されるコック接続部と、ボトル接続部の中心軸の延長線上に垂下して設けた筒状軸部と、筒状軸部に挿入して設けた空気導入管と、筒状軸部の下端部と空気導入管の先端部の少なくともいずれか一方に設けた弁とを有し、スタンドは、エルボの筒状軸部が上方から差し込まれる縦穴を有することを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明による液体注出装置は、請求項4記載の発明の構成に加え、スタンドは、縦穴の底部に設けた弁開き部を有し、筒状軸部を縦穴に嵌め込んだときに弁開き部に弁が当接して空気取入口が開き、筒状軸部を縦穴から離脱したときに弁開き部から弁が離れて空気取入口が閉じることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1記載の発明によるエルボは、ボトル接続部の中心軸の延長線上に垂下して設けた筒状軸部に空気導入管を挿入して設けたので、エルボをボトル口部に接続した時点で空気導入管が取付けられ、コックの取付け時に空気導入管をエルボに挿通させる必要がないため、ペットボトルをセットするのが容易になる。また、筒状軸部の下端部と空気導入管の先端部の少なくともいずれか一方に弁が設けてあるので、空気導入管の中にペットボトル内の液体が流入するのを防止できる。筒状軸部をスタンドの縦穴に差し込むことで、ボトルをスタンドに逆立ち状態で安定して保持できる。
【0012】
請求項2記載の発明によるエルボは、請求項1記載の特徴に加えて、弁を筒状軸部の下端部に設け、ペットボトルをスタンドにセットしたときに空気取入口が開き、ペットボトルをスタンドから外したときに空気取入口が閉じるようにしたことで、空気取入口をいちいち手で開け閉めする必要がないため、ペットボトルをセットするのが一層容易になる。
【0013】
請求項3記載の発明によるエルボは、請求項2記載の特徴に加えて、弁がゴム質の材料よりなり、中央部にスリットを設けて空気取入口を形成したので、弁の構造が単純で安価に製作でき、スタンドの縦穴に筒状軸部を抜き差しするのに伴って安定して空気取入口が開閉する。
【0014】
請求項4記載の発明による液体注出装置は、空気導入管を本発明エルボの筒状軸部に挿入して設けたので、コックの取付け時に空気導入管をエルボに挿通させる必要がなく、ペットボトルをセットするのが容易になる。また、筒状軸部の下端部と空気導入管の先端部の少なくともいずれか一方に弁が設けてあるので、空気導入管の中にペットボトル内の液体が流入するのを防止できる。エルボの筒状軸部をスタンドの縦穴に差し込むことで、ボトルをスタンドに逆立ち状態で安定して保持できる。
【0015】
請求項5記載の発明による液体注出装置は、請求項4記載の特徴に加え、スタンドの縦穴の底部に設けた弁開き部を有し、筒状軸部を縦穴に嵌め込んだときに弁開き部に弁が当接して空気取入口が開き、筒状軸部を縦穴から離脱したときに弁開き部から弁が離れて空気取入口が閉じ、空気取入口をいちいち手で開け閉めする必要がないため、ペットボトルをセットするのが一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の液体注出装置の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図2】本発明の液体注出装置の全体図である。
【図3】(a)はペットボトル口部に対するエルボの取付状態を示す側面図であり、(b)はエルボに対するコックの接続状態を示す側面図である。
【図4】エルボとコックを取付けたペットボトルをスタンドにセットするときの状態を示す側面図である。
【図5】(a)は弁の縦断面図であり、(b)は弁の底面図である。
【図6】空気導入管の先端部に逆止弁を取付けた場合の液体注出装置の要部縦断面図である。
【図7】逆止弁の縦断面図であって、(a)はコックが閉じているときの状態、(b)はコックが開いているときの状態を示している。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図2は、本発明の液体注出装置の一実施形態を示す全体図であり、図1は同液体注出装置の要部を拡大して示す縦断面図である。本液体注出装置は、図2に示すように、液体Wが充填されたペットボトルPの口部Q(以下、ボトル口部Qとする。)に本発明のエルボ1を介してコック2を接続し、これをスタンド3に逆立ち状態に立たせ、コック2の操作レバー10を操作してペットボトルPから液体Wを注出するものである。ペットボトルPには、だし入りの液状タイプの味噌W(以下、液状味噌という)が充填されており、これをコック2からお椀等の容器Eに注ぎ、お湯と好みで具を入れて混ぜることで、美味しい味噌汁が簡単に作れるものである。エルボ1、コック2、スタンド3は、いずれも合成樹脂製である。
【0018】
本発明のエルボ1(以下、エルボ1とする。)は、図1に示すように、液状味噌Wを導く管路11が上方のペットボトルPから正面側の斜め下向きに曲がった形で形成され、上向きの開口部にはボトル口部Qを捩じ込むボトル接続部12が形成してあり、他方の開口部にはコック接続部13が形成してある。ボトル接続部12には、ボトル口部Qのネジと螺合する雌ネジ部が形成してあると共に、ボトル口部Qの端面と密着するようにパッキンが取付けてあり、コック接続部13には、左右両側に略L字形の係合溝14が形成してあると共に、コック2の差込部15の端面が密着するパッキンが設けてある。
エルボ1は更に、ペットボトルPの中心軸Cの延長線上に筒状軸部4を垂設していると共に、筒状軸部4の上方の離間位置にスタンド3への当接部16を円形鍔状に形成してある。
筒状軸部4の中心には上下方向に貫通孔17が設けられ、その貫通孔17に挿入して空気導入管5が鉛直に起立して設けてある。空気導入管5の上端は、図2に示すように、逆立ちにしたペットボトルPの底部まで達し、液状味噌Wの液面より上方に突出している。筒状軸部4の下端部には、図1に示すように、筒状の弁取付部材26が下方より嵌め込んで取付けてあり、弁取付部材26の下端部外周面に形成された突条26aに係止して、シリコンゴム製の弁7が着脱自在に取付けてある。弁7は、図5に示すように、中心部に円錐形の隆起部18を有し、隆起部18には十文字にスリット19を設けて空気取入口6が形成してある。
【0019】
スタンド3は、図1に示すように、上面にエルボ1を受け入れる凹部20が形成してあり、凹部20にはエルボ1の当接部16を受ける座部21が形成してあり、座部21の下方の中心位置にはエルボ1の筒状軸部4が上方から差し込まれる縦穴8が設けてある。このように、エルボ1の当接部16をスタンド3の座部21で受けると共に、座部21の下方の離間位置でエルボ1の筒状軸部4を縦穴8に差込んで保持することにより、ペットボトルPを常にスタンド3の中心に垂直に安定して保持することができる。さらにスタンド3は、縦穴8の底部に、中心に孔の開いた突起状の弁開き部9が設けてあり、ペットボトルPにエルボ1とコック2を接続した後にスタンド3にセットすると、弁7の隆起部18が弁開き部9に押上げられることで空気取入口6が開くようになっている。ペットボトルPを持ち上げてスタンド3から外すと、図4に示すように、弁開き部9が弁7の隆起部18から離れるので、弁7の空気取入口6が自動的に閉じる。
【0020】
コック2は、図1に示すように、エルボ1と接続するための接続管22を斜め上向きに有し、接続管22の先端部にエルボ1への差込部15を備え、差込部15の左右両側に円形断面の突起24が設けてあり、突起24がエルボ1の係合溝14に係合して抜けないように保持されている。コック2は、操作レバー10を手前に倒すことで、液体注出口25を塞いでいる弁(図示省略)が引き上げられ、液体注出口25からペットボトルP内の液状味噌Wが注出されるものである。コック2から液状味噌Wを注出する際、エルボ1の筒状軸部4の下端に設けた弁7の空気取入口6より空気導入管5を通じてペットボトルP内に空気が導入されるため、液状味噌Wが脈動することなくスムーズに注出できる。
【0021】
ペットボトルPをスタンド3にセットする際の手順を説明すると、まず図3(a)に示すように、ボトル口部Qのキャップを外した上で、空気導入管5をペットボトルP内に挿入し、エルボ1を回しながらエルボ1のボトル接続部12にボトル口部Qを捩じ込んでエルボ1を取付ける。このとき、弁7の空気取入口6は閉じているため、空気導入管5の中にペットボトルP内の液状味噌Wが流入しない。
次に、図3(b)に示すように、コック2の差込部15をエルボ1のコック接続部13に差し込み、コック2を少しひねるようにして突起24をL字形の係合溝14の奥まで係合させてコック2を取付ける。その後、図4に示すように、ペットボトルPを上下逆さまにして持ち、エルボ1の筒状軸部4をスタンド3の縦穴8に差し込み、エルボ1の当接部16をスタンド3の座部21に当接させることで、ペットボトルPがスタンド3に安定して保持される。こうしてペットボトルPをスタンド3にセットすると、図1に示すように、弁7の隆起部18が弁開き部9に押上げられて空気取入口6が開く。
【0022】
以上に述べたように本液体注出装置は、空気導入管5をエルボ1の筒状軸部4に挿入して設けたので、コック2の取付け時に空気導入管5をエルボ1に挿通させる必要がなく、また筒状軸部4の下端部に空気導入管5への空気取入口6を有する弁7を設け、スタンド3には筒状軸部4が上方から差し込まれる縦穴8の底部に弁開き部9を設け、ペットボトルPをスタンド3にセットすると弁7が弁開き部9に当接して空気取入口6が開き、ペットボトルPをスタンド3から外すと弁7が弁開き部9から離れて空気取入口6が閉じるため、空気取入口6をいちいち手で開け閉めする必要もないため、ペットボトルPをセットするのが容易になる。
エルボ1の筒状軸部4をスタンド3の縦穴8に差し込むことで、ペットボトルPをスタンド3に逆立ち状態で安定して保持できる。空気導入管5を、ペットボトルPの底部まで達するように長くすることで、空気導入管5の先端部に逆止弁を設ける必要がない。
【0023】
図6は、液体注出装置の他の実施形態を示している。本実施形態では、エルボ1の筒状軸部4の下端部の弁7を取外し、空気導入管5の下端の空気取入口6を常時開いた状態としている。空気導入管5の先端部には、空気導入管5内に液状味噌Wが流入するのを防止する逆止弁27を取付けてある。逆止弁27は、図7に示すように、下部側に空気導入管5が差し込まれる接続部28を有し上端部に弁体着座部29が取付けられた基部30と、基部30に上方から被せて弁体収容空間31を形成する弁ケース32と、弁体収容空間内31に離脱不能に収容した弁体33とで構成している。基部30と弁ケース32と弁体33は樹脂で形成してあり、弁体着座部29はシリコンゴムで形成してある。弁ケース32は、上面に空気出口34が形成してあり、空気出口34の裏側にはリブ35を設けてあり、弁体33が浮き上がったときに空気出口34が弁体33で塞がれないようにしている。弁体33は、下部側が半球状で上面が平坦な弾丸形状に形成され、弁体収容空間31内で弁体着座部29に対して接近離間する方向(図7の上下方向)に1mm程度移動可能となっている。
コック2が閉じている間は、図7(a)に示すように、弁体33はペットボトルP内の液状味噌Wの圧力により弁体着座部29に押付けられており、これにより液状味噌Wが空気導入管5内に流入するのを防いでいる。コック2が開いて飲料注出口25から液状味噌Wが注出されると、空気取入口6から空気導入管13内に空気が吸い込まれるため、図7(b)に示すように、弁体33は空気圧により浮き上がって弁体着座部29から離れ、よって空気出口34から空気36が液状味噌W中に放出される。このように液体注出時に空気取入口6と空気導入管5によりペットボトルP内に空気を送り込むことで、ペットボトルP内の液体と空気の置換が行われるため、コック2の液体注出口25から液状味噌Wを脈動することなくスムーズに注出できる。空気導入管5の先端部に逆止弁27を取付けたことで、空気導入管5がペットボトルPの底部まで達していなくてもよいので、空気導入管5を短いものにでき、また大きさの異なるペットボトルPで空気導入管5を兼用することができる。
逆止弁27は上記構造のものに限らず、例えば特許文献1の図12に記載されているような、シリコンゴム等で一体成形したくちばし状のものでもよい。エルボ1の筒状軸部4の下端部に弁7を取付けた上で、さらに空気導入管5の先端部に逆止弁27を取付けることもできる。
【0024】
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。注出する液体の種類は任意であり、液状味噌に限らず、清涼飲料、お茶や水、ウイスキーや焼酎等のアルコール類、醤油やマヨネーズ等の液状味噌以外の調味料であってもよい。ボトルは、必ずしもペットボトルでなくてもよい。コック2は、いかなる構造のものでもよい。
【符号の説明】
【0025】
1 エルボ
2 コック
3 スタンド
4 筒状軸部
5 空気導入管
6 空気取入口
7 弁
8 縦穴
9 弁開き部
10 操作レバー
11 管路
12 ボトル接続部
13 コック接続部
14 係合溝
15 差込部
16 当接部
17 貫通孔
18 隆起部
19 スリット
20 凹部
21 座部
22 接続管
24 突起
25 液体注出口
26 弁取付部材
27 逆止弁(弁)
28 接続部
29 弁体着座部
30 基部
31 弁体収容空間
32 弁ケース
33 弁体
34 空気出口
35 リブ
36 空気
W 液状味噌(液体)
E 容器
P ペットボトル(ボトル)
Q ボトル口部
C 中心軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペットボトルの口部に接続されるボトル接続部と、コックが接続されるコック接続部と、ボトル接続部の中心軸の延長線上に垂下して設けた筒状軸部と、筒状軸部に挿入して設けた空気導入管と、筒状軸部の下端部と空気導入管の先端部の少なくともいずれか一方に設けた弁とを有することを特徴とするエルボ。
【請求項2】
弁は、筒状軸部の下端部に設けてあり、ペットボトルをスタンドにセットしたときに空気取入口が開き、ペットボトルをスタンドから外したときに空気取入口が閉じることを特徴とする請求項1記載のエルボ。
【請求項3】
弁は、ゴム質の材料よりなり、中央部にスリットを設けて空気取入口を形成したことを特徴とする請求項2記載のエルボ。
【請求項4】
ペットボトルの口部に接続するエルボと、エルボに接続したコックと、スタンドとを備え、エルボは、ボトル口部に接続されるボトル接続部と、コックが接続されるコック接続部と、ボトル接続部の中心軸の延長線上に垂下して設けた筒状軸部と、筒状軸部に挿入して設けた空気導入管と、筒状軸部の下端部と空気導入管の先端部の少なくともいずれか一方に設けた弁とを有し、スタンドは、エルボの筒状軸部が上方から差し込まれる縦穴を有することを特徴とする液体注出装置。
【請求項5】
スタンドは、縦穴の底部に設けた弁開き部を有し、筒状軸部を縦穴に嵌め込んだときに弁開き部に弁が当接して空気取入口が開き、筒状軸部を縦穴から離脱したときに弁開き部から弁が離れて空気取入口が閉じることを特徴とする請求項4記載の液体注出装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−18491(P2013−18491A)
【公開日】平成25年1月31日(2013.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−150507(P2011−150507)
【出願日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【出願人】(510303707)有限会社ユタカ産業 (4)
【出願人】(595068232)マルコメ株式会社 (12)
【Fターム(参考)】