カップ寄せ部材を有するブラジャー
【課題】 カップ部を有するブラジャーにおいて、カップ部の表面側にカップ寄せ部材を設けてバストの寄せ効果や押し上げ効果を高めるようしたブラジャーに関する。
【解決手段】カップ部、土台部、脇バンド部並びに肩紐を有するブラジャーにおいて、左右のカップ部を前中心に向かって寄せるための寄せ部材を設け、且つ同寄せ部材は、一端がカップ脇部或いは土台部に固着され、更にもう一端部を前中心部に向かって幅が狭くなるよう延長させ、更に左右の寄せ部材を係合することにより、カップ部が前中心に寄せられ、バストの寄せ効果や押し上げ効果のアップが図られ、且つ着用感を向上するようにしたものである。
【解決手段】カップ部、土台部、脇バンド部並びに肩紐を有するブラジャーにおいて、左右のカップ部を前中心に向かって寄せるための寄せ部材を設け、且つ同寄せ部材は、一端がカップ脇部或いは土台部に固着され、更にもう一端部を前中心部に向かって幅が狭くなるよう延長させ、更に左右の寄せ部材を係合することにより、カップ部が前中心に寄せられ、バストの寄せ効果や押し上げ効果のアップが図られ、且つ着用感を向上するようにしたものである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、カップ部を有するブラジャーにおいて、カップ部の表面側にカップ寄せ部材を設けてバストの寄せ効果や押し上げ効果を高めるようしたブラジャーに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、肩紐の位置からカップ部の下方内面にかけてリフトアップパネルを設け、身体の屈伸動作に対してバストを引き上げるようにしたものがみられる。
【０００３】
【特許文献１】特開２００６−６３４７０号公報
【特許文献１】特開２００５−３０７３６３号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
解決しようとする問題点は、前記の如く、肩紐の位置からカップ部の下方内面にかけてリフトアカップ部の下部内面から肩紐にかけてリフトアップパネルを介してバストを引き上げる際、バストを持ち上げることは可能と思われるが、バストを引き上げようとする上方への力が強いために、バストの中央への寄せ効果が、十分に発揮されない欠点があり、またリフトアップパネルにより、バストを引き上げようとする際、カップ部の形状が、歪む恐れがあり、バストの中央への寄せ効果不足やカップ部の歪みなど、着用性の面で十分に改善されていない点にある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、カップ部、土台部、脇バンド部並びに肩紐を有するブラジャーにおいて、左右のカップ部を前中心に向かって寄せるための寄せ部材を設け、且つ同寄せ部材は、一端がカップ脇部或いは土台部に固着され、更にもう一端部を前中心部に向かって幅が狭くなるよう延長させ、前中心で左右の寄せ部材を係合するための係合手段を設けることにより、バストの寄せ効果や押し上げ効果のアップが図られるように構成したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【０００６】
本発明は、左右のカップ部を前中心に向かって寄せるための寄せ部材を設けたことにより、バストの寄せ効果やバストの押し上げ効果などの促進が図られ、更にカップ部のずり上がりや横方向への拡張に対しても十分に対応することが可能で、着用感に優れたブラジャーが得られるのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００７】
本発明は、左右のカップ部を前中心に向かって寄せるための寄せ部材を設けたことにより、バストの寄せ効果やバストの押し上げ効果などの促進が図られるようしたもので、以下図例に基づいて説明する。１はブラジャーで、３はカップ部、６は土台部、７は脇バンド部、９は肩紐、１０、１１、１２は夫々カップ部３の上辺部、脇部並びに下辺部、１３、１４は夫々土台部６の脇部側上辺部並びに脇部である。１５、１６は夫々カップ部３の表面側に設けた一対の左側及び右側用バスト寄せ部材で、同部材１５、１６は夫々略三角形状若しくは略菱形状に形成されている。
【０００８】
１７、１８は夫々左右のバスト寄せ部材１５、１６の下辺側突出部で、且つカップ部３、３の前中心部に向かって幅が狭くなるように延長してあり、また同突出部１７、１８の先端部は、カップ部の前中心部に位置するようにしてある。２０は左右のバスト寄せ部材１５、１６を連結するための８字状（８環）の係合具で、同係合具２０は、環状部２２と開放部２３から形成されている。尚、左右のバスト寄せ部材１５、１６を係合具２０により連結する際、周知の手段により、先ず右側用バスト寄せ部材１６の下辺側突出部１８における生地先端部２５を環状部２２内に挿通して内側に二重に折り返し、且つ縫着２７して輪状２６に形成し、同輪状２６内に係合具２０を保持するようにしてある。
【０００９】
更に左側用寄せ部材１５の下辺側突出部１７における生地先端部２８を開放部２３内に挿通し、二重に折り返して縫着３０、３１することにより、袋状部３３、３４が形成され、且つ係合具２０の開放部２３を袋状部３３若しくは３４内に挿入することにより、左右のバスト寄せ部材１５、１６が連結され、且つバスト寄せ部材１５、１６間の長さを調節することができるのである。尚、係合具２０の開放部２３を袋状部３３若しくは３４内に挿入することにより、同部材１５、１６が、カップ部３、３間の前中心に向かって互いに引き寄せられ、従ってカップ部３、３が引き寄せられることにより、バストが下側から押し上げられると共に、バストが前中心に向かって押圧されて寄せられ、バストの寄せ効果やバストの押し上げ効果などの促進が図られるのである。
【００１０】
尚、左右の寄せ部材１５、１６をブラジャー１に縫着する手段としては、同部材１５、１６の夫々の上辺部４０、４０をカップ部３の上辺部１０、１０側に縫着４５、４５し、また同部材１５、１６の脇部側上辺部４１、４１をカップ部３の脇部１１、１１及び土台部６の脇部側上辺部１３、１３側に縫着４６、４６し、更に同部材１５、１６の脇部４３、４３を土台部６の脇部１４、１４側に縫着４７して左右の寄せ部材１５、１６をブラジャー１側に縫着、固定するもので、同部材１５、１６の夫々の斜辺部５０、５０及び下辺部５１、５１は夫々ブラジャー１側に対して未縫着とし、フリーの状態にしてある。
【００１１】
図４は、バスト寄せ部材１５、１６の他の変形例による８字状の係合具５５を示したもので、同係止具５５は、環状部５６、５７から形成されており、前述同様に先ず右側用バスト寄せ部材１６の生地先端部２５を環状部５７内に挿通して内側に二重に折り返し、更に環状部５６内に挿通して輪状５８に縫着５９し、同輪状５８内で係合具５５を保持するようにしてある。また左側用寄せ部材１５の生地先端部２８を環状部５６、５７内に通過させて左右のバスト寄せ部材１５、１６を連結するようにしてある。
【００１２】
また図５は、バスト寄せ部材１５、１６の更に別の変形例によるＳ字状（Ｓ環）の係合具６５を示したもので、同係合具６５は、開放部６６、６７から形成されている。尚、左右のバスト寄せ部材１５、１６を同係合具６５により連結するには、先ず右側用バスト寄せ部材１６の生地先端部２５を開放部６６内に挿通して内側に二重に折り返し、且つ輪状６８に縫着６９して、同輪状６８内に係合具６５を保持するようにしてある。更に左側用寄せ部材１５の生地先端部２８を開放部６７内に挿通して内側に二重に折り返し、縫着７０、７１することにより、袋状部７２、７３が形成され、且つ係合具６５の開放部６７を袋状部７２若しくは７３内に挿通することにより、左右のバスト寄せ部材１５、１６が前記同様に連結されるのである。
【００１３】
図６は、第２実施例による左右一対のバスト寄せ部材７５、７６を示したもので、夫々略三角形状若しくは略菱形状に形成されている。７８、７８は、同部材７５、７６の夫々の上辺部で、カップ部３の上辺部１０、１０側に縫着８１、８１し、また同部材７５、７６の脇部側上辺部８３、８３をカップ部３の脇部１１、１１側に縫着８５、８５し、更に同部材７５、７６の脇部側下辺部８６、８６をカップ部３、３の下辺部１２、１２側に縫着８８、８８して左右の寄せ部材７５、７６をブラジャー１側に縫着、固定するもので、同部材７５、７６の夫々の斜辺部９０、９０及び前中心側下辺部９１、９１は、夫々ブラジャー１側に対して未縫着とし、フリーの状態にしてある。なお、本発明において、左右一対のバスト寄せ部材としては、ラッセル編地や経編地、編織物地等による非伸縮性生地を用いることが好ましいのである。
【産業上の利用可能性】
【００１４】
一対のバスト寄せ部材を連結する係合具として８環或いはＳ環状の係合具以外にフック状の係合具やボタンなどの留め具を係合具として利用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【００１５】
【図１】本発明によるブラジャーの前身側概略正面図である。
【図２】本発明によるブラジャーにおいて、左右一対のバスト寄せ部材を取り外した状態の前身側正面である。
【図３】本発明において左右一対のバスト寄せ部材の縫着説明用概略斜視図である。
【図４】本発明において係合具の８環による他の変形例を示した概略斜視図である。
【図５】本発明において係合具のＳ環による他の変形例を示した概略斜視図である。
【図６】本発明によるブラジャーにおいて、第２実施例による左右一対のバスト寄せ部材を装着した状態のブラジャーの前身側概略正面図である。
【図７】本発明において、第２実施例による左右一対のバスト寄せ部材を示した前身側概略正面図である。
【符号の説明】
【００１６】
３ カップ部
６ 土台部
７ 脇バンド部
１５ 左側用バスト寄せ部材
１６ 右側用バスト寄せ部材
２０ 係合具
【技術分野】
【０００１】
本発明は、カップ部を有するブラジャーにおいて、カップ部の表面側にカップ寄せ部材を設けてバストの寄せ効果や押し上げ効果を高めるようしたブラジャーに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、肩紐の位置からカップ部の下方内面にかけてリフトアップパネルを設け、身体の屈伸動作に対してバストを引き上げるようにしたものがみられる。
【０００３】
【特許文献１】特開２００６−６３４７０号公報
【特許文献１】特開２００５−３０７３６３号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
解決しようとする問題点は、前記の如く、肩紐の位置からカップ部の下方内面にかけてリフトアカップ部の下部内面から肩紐にかけてリフトアップパネルを介してバストを引き上げる際、バストを持ち上げることは可能と思われるが、バストを引き上げようとする上方への力が強いために、バストの中央への寄せ効果が、十分に発揮されない欠点があり、またリフトアップパネルにより、バストを引き上げようとする際、カップ部の形状が、歪む恐れがあり、バストの中央への寄せ効果不足やカップ部の歪みなど、着用性の面で十分に改善されていない点にある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、カップ部、土台部、脇バンド部並びに肩紐を有するブラジャーにおいて、左右のカップ部を前中心に向かって寄せるための寄せ部材を設け、且つ同寄せ部材は、一端がカップ脇部或いは土台部に固着され、更にもう一端部を前中心部に向かって幅が狭くなるよう延長させ、前中心で左右の寄せ部材を係合するための係合手段を設けることにより、バストの寄せ効果や押し上げ効果のアップが図られるように構成したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【０００６】
本発明は、左右のカップ部を前中心に向かって寄せるための寄せ部材を設けたことにより、バストの寄せ効果やバストの押し上げ効果などの促進が図られ、更にカップ部のずり上がりや横方向への拡張に対しても十分に対応することが可能で、着用感に優れたブラジャーが得られるのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００７】
本発明は、左右のカップ部を前中心に向かって寄せるための寄せ部材を設けたことにより、バストの寄せ効果やバストの押し上げ効果などの促進が図られるようしたもので、以下図例に基づいて説明する。１はブラジャーで、３はカップ部、６は土台部、７は脇バンド部、９は肩紐、１０、１１、１２は夫々カップ部３の上辺部、脇部並びに下辺部、１３、１４は夫々土台部６の脇部側上辺部並びに脇部である。１５、１６は夫々カップ部３の表面側に設けた一対の左側及び右側用バスト寄せ部材で、同部材１５、１６は夫々略三角形状若しくは略菱形状に形成されている。
【０００８】
１７、１８は夫々左右のバスト寄せ部材１５、１６の下辺側突出部で、且つカップ部３、３の前中心部に向かって幅が狭くなるように延長してあり、また同突出部１７、１８の先端部は、カップ部の前中心部に位置するようにしてある。２０は左右のバスト寄せ部材１５、１６を連結するための８字状（８環）の係合具で、同係合具２０は、環状部２２と開放部２３から形成されている。尚、左右のバスト寄せ部材１５、１６を係合具２０により連結する際、周知の手段により、先ず右側用バスト寄せ部材１６の下辺側突出部１８における生地先端部２５を環状部２２内に挿通して内側に二重に折り返し、且つ縫着２７して輪状２６に形成し、同輪状２６内に係合具２０を保持するようにしてある。
【０００９】
更に左側用寄せ部材１５の下辺側突出部１７における生地先端部２８を開放部２３内に挿通し、二重に折り返して縫着３０、３１することにより、袋状部３３、３４が形成され、且つ係合具２０の開放部２３を袋状部３３若しくは３４内に挿入することにより、左右のバスト寄せ部材１５、１６が連結され、且つバスト寄せ部材１５、１６間の長さを調節することができるのである。尚、係合具２０の開放部２３を袋状部３３若しくは３４内に挿入することにより、同部材１５、１６が、カップ部３、３間の前中心に向かって互いに引き寄せられ、従ってカップ部３、３が引き寄せられることにより、バストが下側から押し上げられると共に、バストが前中心に向かって押圧されて寄せられ、バストの寄せ効果やバストの押し上げ効果などの促進が図られるのである。
【００１０】
尚、左右の寄せ部材１５、１６をブラジャー１に縫着する手段としては、同部材１５、１６の夫々の上辺部４０、４０をカップ部３の上辺部１０、１０側に縫着４５、４５し、また同部材１５、１６の脇部側上辺部４１、４１をカップ部３の脇部１１、１１及び土台部６の脇部側上辺部１３、１３側に縫着４６、４６し、更に同部材１５、１６の脇部４３、４３を土台部６の脇部１４、１４側に縫着４７して左右の寄せ部材１５、１６をブラジャー１側に縫着、固定するもので、同部材１５、１６の夫々の斜辺部５０、５０及び下辺部５１、５１は夫々ブラジャー１側に対して未縫着とし、フリーの状態にしてある。
【００１１】
図４は、バスト寄せ部材１５、１６の他の変形例による８字状の係合具５５を示したもので、同係止具５５は、環状部５６、５７から形成されており、前述同様に先ず右側用バスト寄せ部材１６の生地先端部２５を環状部５７内に挿通して内側に二重に折り返し、更に環状部５６内に挿通して輪状５８に縫着５９し、同輪状５８内で係合具５５を保持するようにしてある。また左側用寄せ部材１５の生地先端部２８を環状部５６、５７内に通過させて左右のバスト寄せ部材１５、１６を連結するようにしてある。
【００１２】
また図５は、バスト寄せ部材１５、１６の更に別の変形例によるＳ字状（Ｓ環）の係合具６５を示したもので、同係合具６５は、開放部６６、６７から形成されている。尚、左右のバスト寄せ部材１５、１６を同係合具６５により連結するには、先ず右側用バスト寄せ部材１６の生地先端部２５を開放部６６内に挿通して内側に二重に折り返し、且つ輪状６８に縫着６９して、同輪状６８内に係合具６５を保持するようにしてある。更に左側用寄せ部材１５の生地先端部２８を開放部６７内に挿通して内側に二重に折り返し、縫着７０、７１することにより、袋状部７２、７３が形成され、且つ係合具６５の開放部６７を袋状部７２若しくは７３内に挿通することにより、左右のバスト寄せ部材１５、１６が前記同様に連結されるのである。
【００１３】
図６は、第２実施例による左右一対のバスト寄せ部材７５、７６を示したもので、夫々略三角形状若しくは略菱形状に形成されている。７８、７８は、同部材７５、７６の夫々の上辺部で、カップ部３の上辺部１０、１０側に縫着８１、８１し、また同部材７５、７６の脇部側上辺部８３、８３をカップ部３の脇部１１、１１側に縫着８５、８５し、更に同部材７５、７６の脇部側下辺部８６、８６をカップ部３、３の下辺部１２、１２側に縫着８８、８８して左右の寄せ部材７５、７６をブラジャー１側に縫着、固定するもので、同部材７５、７６の夫々の斜辺部９０、９０及び前中心側下辺部９１、９１は、夫々ブラジャー１側に対して未縫着とし、フリーの状態にしてある。なお、本発明において、左右一対のバスト寄せ部材としては、ラッセル編地や経編地、編織物地等による非伸縮性生地を用いることが好ましいのである。
【産業上の利用可能性】
【００１４】
一対のバスト寄せ部材を連結する係合具として８環或いはＳ環状の係合具以外にフック状の係合具やボタンなどの留め具を係合具として利用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【００１５】
【図１】本発明によるブラジャーの前身側概略正面図である。
【図２】本発明によるブラジャーにおいて、左右一対のバスト寄せ部材を取り外した状態の前身側正面である。
【図３】本発明において左右一対のバスト寄せ部材の縫着説明用概略斜視図である。
【図４】本発明において係合具の８環による他の変形例を示した概略斜視図である。
【図５】本発明において係合具のＳ環による他の変形例を示した概略斜視図である。
【図６】本発明によるブラジャーにおいて、第２実施例による左右一対のバスト寄せ部材を装着した状態のブラジャーの前身側概略正面図である。
【図７】本発明において、第２実施例による左右一対のバスト寄せ部材を示した前身側概略正面図である。
【符号の説明】
【００１６】
３ カップ部
６ 土台部
７ 脇バンド部
１５ 左側用バスト寄せ部材
１６ 右側用バスト寄せ部材
２０ 係合具
【特許請求の範囲】
【請求項１】
少なくともカップ部、土台部、脇バンド部並びに肩紐を有するブラジャーにおいて、左右のカップ部を前中心に向かって寄せるための寄せ部材を設けて構成したことを特徴とするブラジャー。
【請求項２】
寄せ部材は、一端がカップ脇部或いは土台部に固着され、更にもう一端部を前中心部に向かって幅が狭くなるよう延長させ、前中心で左右の寄せ部材が係合するよう係合手段を設けたことを特徴とする請求項１に記載のブラジャー。
【請求項３】
寄せ部材は、脇部の位置でカップ部と土台部の縫合部近傍或いは土台部と脇バンド部の縫合部から肩紐の接合部にかけて縫合され、カップ部の中心部よりも下辺部を覆うように前中心部に向かって幅が狭くなるよう延長した略三角形であることを特徴とする請求項１および請求項２に記載のブラジャー。
【請求項４】
前記係合手段は、Ｓ環または一方が開放された８環であり、また他方は前記Ｓ環または一方が開放された８環の係合部を受ける袋状部材であることを特徴とする請求項１〜請求項３に記載のブラジャー。
【請求項５】
前記係合手段は、寄せ部材の長さが調節できるよう、袋状部材が複数列設けられていることを特徴とする請求項１〜請求項４に記載のブラジャー。
【請求項６】
寄せ部材は、非伸縮性布地からなることを特徴とする請求項１〜請求項５に記載のブラジャー。
【請求項１】
少なくともカップ部、土台部、脇バンド部並びに肩紐を有するブラジャーにおいて、左右のカップ部を前中心に向かって寄せるための寄せ部材を設けて構成したことを特徴とするブラジャー。
【請求項２】
寄せ部材は、一端がカップ脇部或いは土台部に固着され、更にもう一端部を前中心部に向かって幅が狭くなるよう延長させ、前中心で左右の寄せ部材が係合するよう係合手段を設けたことを特徴とする請求項１に記載のブラジャー。
【請求項３】
寄せ部材は、脇部の位置でカップ部と土台部の縫合部近傍或いは土台部と脇バンド部の縫合部から肩紐の接合部にかけて縫合され、カップ部の中心部よりも下辺部を覆うように前中心部に向かって幅が狭くなるよう延長した略三角形であることを特徴とする請求項１および請求項２に記載のブラジャー。
【請求項４】
前記係合手段は、Ｓ環または一方が開放された８環であり、また他方は前記Ｓ環または一方が開放された８環の係合部を受ける袋状部材であることを特徴とする請求項１〜請求項３に記載のブラジャー。
【請求項５】
前記係合手段は、寄せ部材の長さが調節できるよう、袋状部材が複数列設けられていることを特徴とする請求項１〜請求項４に記載のブラジャー。
【請求項６】
寄せ部材は、非伸縮性布地からなることを特徴とする請求項１〜請求項５に記載のブラジャー。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【公開番号】特開２００７−３２１２４９（Ｐ２００７−３２１２４９Ａ）
【公開日】平成１９年１２月１３日（２００７．１２．１３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−１４９４４６（Ｐ２００６−１４９４４６）
【出願日】平成１８年５月３０日（２００６．５．３０）
【出願人】（０００００１３３９）グンゼ株式会社 (919)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年１２月１３日（２００７．１２．１３）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年５月３０日（２００６．５．３０）
【出願人】（０００００１３３９）グンゼ株式会社 (919)
【Ｆターム（参考）】
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