説明

ガラスパネル取付構造

【課題】ガラスパネル取付部分の美観性を損ね難くする。
【解決手段】ガラスパネルPに取り付けられた第1固定用ネジ部3と嵌合連結自在な第1嵌合部2Aを一方に備えると共に、ガラスパネルPを取り付ける対象となる構造体1に備えた第2固定用ネジ部4と嵌合連結自在な第2嵌合部2Bを他方に備えたガラスパネル取付用中継部材2が設けられ、ガラスパネルPは、第1固定用ネジ部3と第2固定用ネジ部4に第1嵌合部2Aと第2嵌合部2Bをそれぞれ嵌合連結させた中継部材2によって、構造体1に取り付けてあるガラスパネル取付構造において、中継部材2の第1嵌合部2Aと、第2嵌合部2Bとが同一軸芯上又はほぼ同一軸芯上に配置してある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラスカーテンウォール等の取り付けに採用されるガラスパネル取付構造に関し、更に詳しくは、ガラスパネルに取り付けられた第1固定用ネジ部と嵌合連結自在な第1嵌合部を一方に備えると共に、前記ガラスパネルを取り付ける対象となる構造体に備えた第2固定用ネジ部と嵌合連結自在な第2嵌合部を他方に備えたガラスパネル取付用中継部材が設けられ、前記ガラスパネルは、前記第1固定用ネジ部と前記第2固定用ネジ部に前記第1嵌合部と前記第2嵌合部をそれぞれ嵌合連結させた前記中継部材によって、前記構造体に取り付けてあるガラスパネル取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のガラスパネル取付構造としては、複数のガラスパネルPの側縁部や角部にわたる状態に形成した一つの中継部材2を、前記各ガラスパネルP、及び、構造体1にネジ固定することでガラスパネルPを構造体1に取り付けてあるものがあり、図6、図7に示すように、ガラスパネルPの表面視において『十字形状』に形成された中継部材2を用いていた。そして、中継部材2の十字の各端部に、前記第1嵌合部2Aに相当するボルト挿通穴20が設けられ、十字の交差中央部に前記第2嵌合部2Bに相当する雄ねじ部21が設けられている。
ガラスパネルPと中継部材2との取り付けは、ガラスパネルPに挿通状態に取り付けられたボルト3Aを、前記中継部材2のボルト挿通穴20に挿通させてナット22で挟持することで実施されている。
一方、構造体1への中継部材2の取り付けは、前記雄ねじ部21に螺合させた一対のナット23で構造体1を挟持する状態に取り付けられている。
即ち、前記中継部材2の第1嵌合部2Aと第2嵌合部2Bとは、異なる軸芯上に配置されていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平08−333831号公報(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来のガラスパネル取付構造によれば、前記中継部材の第1嵌合部と第2嵌合部とは、異なる軸芯上に配置されているから、ガラスパネル正面側からガラスパネルの取付部分を見た場合、十字形状の中継部材がガラス越しに暴露された状態となり、美観を損ねかねない問題点があった。
そして、上述の従来技術においては、4枚のガラスパネルにわたって設置されている中継部材に言及したが、これは、例えば、2枚のガラスパネルであったり、一枚のガラスパネルであっても、同様に、前記中継部材の第1嵌合部と第2嵌合部とは、異なる軸芯上に配置されており、何れにしてもガラスパネル取付部分の美観性を損ねかねない問題点があった。
【0005】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、ガラスパネル取付部分の美観性を損ねにくいガラスパネル取付構造を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴構成は、ガラスパネルに取り付けられた第1固定用ネジ部と嵌合連結自在な第1嵌合部を一方に備えると共に、前記ガラスパネルを取り付ける対象となる構造体に備えた第2固定用ネジ部と嵌合連結自在な第2嵌合部を他方に備えたガラスパネル取付用中継部材が設けられ、前記ガラスパネルは、前記第1固定用ネジ部と前記第2固定用ネジ部に前記第1嵌合部と前記第2嵌合部をそれぞれ嵌合連結させた前記中継部材によって、前記構造体に取り付けてあるガラスパネル取付構造において、前記中継部材の前記第1嵌合部と、前記第2嵌合部とが同一軸芯上又はほぼ同一軸芯上に配置してあるところにある。
【0007】
本発明の第1の特徴構成によれば、前記中継部材の前記第1嵌合部と、前記第2嵌合部とが同一軸芯上又はほぼ同一軸芯上に配置してあるから、中継部材そのものの形状をガラスパネルの厚み方向に沿う形状に形成でき、ガラスパネル正面側からガラスパネルの取付部分を見た時に、余分な中継部材部分が大きくはみ出して美観性を損ねるといった問題を未然に防止することが可能となる。
その結果、ガラスパネルの取付部分の外観をより目立ち難くでき、例えば、透明のガラスパネルを取り付けるような場合であっても、あたかも、ガラスパネルが宙に浮かんでいるかの如く取り付けることができ、意匠性の向上を図ることができる。
【0008】
本発明の第2の特徴構成は、前記中継部材は、前記第一嵌合部に挿通させた前記第1固定用ネジ部に螺合部材を螺合させて前記第一嵌合部を挟み込んだ状態で前記ガラスパネルと一体化が図ってあり、前記中継部材には、前記螺合部材の螺合操作を実施可能な螺合操作用空間を前記中継部材の軸側方に開口させた状態に備えてあるところにある。
【0009】
本発明の第2の特徴構成によれば、本発明の第1の特徴構成による上述の作用効果を叶えることができるのに加えて、前記第1固定用ネジ部に螺合部材を螺合させる際に、前記螺合操作用空間を通して、例えば、指や工具等で前記螺合部材を軸側方から回転操作することができ、効率のよい着脱作業を実現することができる。そして、締め終わった状態では、被操作部分は目立ち難くできるから、ガラスパネル正面側からの美観性をより向上させることができる。
【0010】
本発明の第3の特徴構成は、前記中継部材は、前記第1固定用ネジ部と螺合自在なネジ部で前記第1嵌合部を構成してあると共に、前記第2固定用ネジ部と螺合自在なネジ部で前記第2嵌合部を構成してあるところにある。
【0011】
本発明の第3の特徴構成によれば、本発明の第1又は2の特徴構成による上述の作用効果を叶えることができるのに加えて、第1嵌合部と第2嵌合部とが同一軸芯上のネジ部で構成されるから、構造部とガラスパネルとの間に当該中継部材を配置した状態で、中継部材を軸芯周りに回転させるだけの簡単な作業で、中継部材を螺進させて構造部へのガラスパネルの取り付けを行うことが可能となる。
また、第1嵌合部と第2嵌合部とのネジの方向や、ネジピッチを自由に選択することができる。例えば、第1嵌合部と第2嵌合部のネジの方向を反対向けとして形成すれば、中継部材を一方向に回転させるだけで構造部に対してガラスパネルを効率よく近接させながら取り付けることができる。また、同方向のネジに形成してあっても、ネジピッチを変化させてあれば、中継部材を軸芯周りに回転操作することで、ガラスパネルの出入り調整を簡単に行うことができ、ガラスパネル取付作業の効率向上を図ることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0013】
図1、図2は、本発明のガラスパネル取付構造の一つの形態を示しており、ガラスパネルPは、中継部材2を介して支持用柱(構造体に相当)1に取付けられている。
【0014】
前記ガラスパネルPは、当該実施形態では、単板の板ガラスを例に挙げて説明するが、例えば、複層ガラスや合せガラスやそれらの組み合わせたもの等、各種ガラス製のパネルがその採用候補として挙げられる。そして、用途としては、例えば、ガラスカーテンウォールや、他の透視性を利用した壁部分等に広く用いることができる。
【0015】
そして、ガラスパネルPには、前記中継部材2に対して嵌合自在な状態に第1固定用ネジ部3が一体に設けられている。
この第1固定用ネジ部3は、図2に示すように、ガラスパネルPに貫通状態に設けられる第1ボルト3Aと、その第1ボルト3Aに螺合自在な二つの第1ナット3Bとを備えて構成されており、前記ガラスパネルPに形成された挿通孔Pa内に挿通状態で取付固定されている。
前記第1ボルト3Aは、丸皿形状の拡径頭部3Aaを備えたボルトであり、ナイロンブッシュ等の介在部材を介して前記ガラスパネルPの挿通孔Pa内に挿通されている。
また、第1ボルト3Aのネジ部3Abに、前記一方の第1ナット3B1を螺合させて締め付けることで、拡径頭部3Aaとの間にガラスパネルPを挟み込んで一体化が図られている。
また、他方の第1ナット3B2は、前記中継部材2に形成された第1嵌合部2Aに挿通させた前記第1ボルト3Aの先端部に螺合させて締め付けることで、両第1ナット3B間に前記第1嵌合部を挟み込んで取り付けることができる。
尚、前記第1ナット3Bは、例えば、外周部が6角形形状に形成して、その部分にレンチ等を嵌合させて螺進操作できるようにしたものも使用できるが、当該実施形態においては、外周部は円形形状に形成してあり、一方の端面部に螺進操作用工具Kを嵌合させるための一対の螺進用穴3Baを設けてある。従って、第1ボルト3Aに螺合させた第1ナット3Bを締め付けたり緩めたりする際には、図3に示すように、前記一対の螺進用穴3Baに対して、前記螺進操作用工具Kの一対の係合突起Kaを係合させた状態で工具Kの操作竿部分Kbをボルト軸芯周りに回転させることで簡単に操作できる。
【0016】
一方、前記支持用柱1には、前記中継部材2を取り付けるための第2固定用ネジ部4が設けられている。
前記第2固定用ネジ部4は、設置状態のガラスパネルPの厚み方向に軸芯が向く状態で支持用柱1に固着された第2ボルト4Aで構成されている。
【0017】
前記中継部材2は、図3に示すように、前記第1固定用ネジ部3と嵌合連結自在な第1嵌合部2Aを前端側に備え、前記第2固定用ネジ部4と嵌合連結自在な第2嵌合部2Bを後端側に備え、前記第1嵌合部2Aと第2嵌合部2Bとを同一軸芯上に位置する状態に一体連結している連結部2Cとを備えて構成されている。
【0018】
前記第1嵌合部2Aは、円板形状に形成してあり、その中央部には、前記第1ボルト3Aの外径の数倍の内径寸法の貫通孔2Aaが形成してある。従って、第1ボルト3Aが取り付けられた状態のガラスパネルPを所定の取付位置にセットする際、前記第1ボルト3Aをこの貫通孔2Aaに挿通させた状態でも、貫通孔2Aaの範囲内で前記第1ボルト3Aが径方向に沿って移動でき、ガラスパネルPの設置固定位置の微調整を図ることが可能となる。
尚、当該実施形態においては、両第1ナット3Bと第1嵌合部2Aとの間に、それぞれ円板形状のワッシャ部材Wを介在させて、両第1ナット3Bで第1嵌合部2Aを挟持固定してある。
【0019】
前記第2嵌合部2Bは、やはり円板形状に形成してあり、その中央部には、前記第2ボルト4Aが螺合自在な雌ネジ孔2Baが形成してある。
【0020】
前記連結部2Cは、前記第1嵌合部2A、及び、第2嵌合部2Bの外周部にわたって一体的に設けられており、周方向における二箇所に、径方向に対向する状態に設けられている。
従って、これら対向する連結部2C間は、外部空間に通ずる中空部となり、前述のとおり、螺進操作用工具K等を、外部から挿入して第1ナット3Bの回転操作を行うのに好ましいように構成されている。この中空部が、螺合操作用空間Vにあたる。
【0021】
次に、支持用柱1に対してガラスパネルPを取り付ける際の具体的な手順の例について簡単に説明する。
[1] ガラスパネルPに第1ボルト3Aと第1ナット3B1とを取り付けておく。
[2] 支持用柱1の所定位置に固着された第2ボルト4Aに対して、雌ネジ孔2Baを螺合させて中継部材2を取り付ける。
[3] 中継部材2における第1嵌合部2Aの貫通孔2Aa内に、前記第1ボルト3Aが進入するようにガラスパネルPを位置合わせし、前記貫通孔2Aaから突き抜けた第1ボルト3Aの先端に、二つ目の第1ナット3B2を螺合させる。そして、本締めする前に、ガラスパネルPのセット位置の微調整を図った後、前記第1ナット3B2を本締めして固着させる。
【0022】
本実施形態のガラスパネル取付構造によれば、中継部材2そのものが、ガラスパネルPの正面側から見た時に第1ボルト3Aや第1ナット3B1の影に隠れ、目立ち難いことで取付部分の美観性の向上を図ることが可能となり、あたかも、ガラスパネルPが宙に浮かんでいるかの如く取り付けることができる。
【0023】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【0024】
〈1〉 前記中継部材2は、先の実施形態で説明した第1嵌合部2Aに貫通孔2Aaを備え、第2嵌合部2Bに雌ネジ孔2Baを備えた構成に限るものではなく、何れもが貫通孔であったり、何れもが雌ネジ孔であってもよい。そして、貫通孔に関しては、角穴以外にも、丸穴や、楕円穴や、それ以外の形状であってもよい。また、ネジの構造そのものは、雌ネジに限らず雄ねじであってもよい。前記中継部材2における連結部2Cは、先の実施形態で説明したように両嵌合部2A,2Bの外周部にわたる二箇所に設けられているものに限らず、例えば、一箇所や、三箇所以上に設けてあってもよい。
中継部材2の異なる一例を示すと、例えば、図4に示すように、中継部材2を円柱状に形成し、その両端面部にそれぞれ雌ねじ部を形成してあるものであってもよい。但し、中継部材2を角柱状に形成してあってもよく、その場合は、外周面にスパナ等の回転工具を嵌合させて回転操作し易くなる。
また、前記中継部材2は、前記第1固定用ネジ部3と螺合自在なネジ部(例えば、雌ねじ孔)2Abで前記第1嵌合部2Aを構成してあると共に、前記第2固定用ネジ部4と螺合自在なネジ部(例えば、雌ネジ孔2Ba)2Bbで前記第2嵌合部2Bを構成してあってもよい。
この場合のガラスパネルP取り付け手順の一例を説明すると、第2ボルト4Aに対して中継部材2のネジ部2Bbを深めに螺合させておき、ガラスパネルPを所定位置にセットしながら(図4(イ)参照)、前記中継部材2をネジ戻すことで中継部材2の前端のネジ部2Abが第1固定用ネジ部3に螺合し、構造体1にガラスパネルPを取り付けることができる(図4(ロ)参照)。
その際、両ネジ部2Ab、2Bbに対応するネジピッチの設定は、同じ値でも、異なる値であってもよい。例えば、同じ値にしてある場合には、中継部材2の螺進に伴って、第1ボルト3Aと、第2ボルト4Aとの離間距離を一定に保つことができる。一方、異なる値にしてある場合には、中継部材の螺進に伴って、第1ボルト3Aと第2ボルト4Aとの離間距離を変更することができ、ガラスパネルの出入り調整を行うことが可能となる。
また、両ネジ部のネジの方向を互いに反対向けに形成しておけば、中継部材2を構造体1とガラスパネルPとの間に配置した状態で一方回転させることで両者の螺合を深めて、効率よく取り付けることが可能となる。
尚、ネジ両端のネジ方向を反対向けにすることや、ネジピッチを異ならせる等の構成を、例えば、図4に示す実施形態における第2ボルト4A及びその対応部に適用させることもでき、同様の効果を発揮することが可能である。
〈2〉 構造体は、先の実施形態で説明した柱に限るものではなく、場所や状況等によって各種形態の変化があり、例えば、壁や梁やスラブ等である場合もある。
〈3〉 前記ガラスパネルPは、先の実施形態で説明したように単板の板ガラスで構成したものを例に挙げたが、例えば、複層ガラスや合せガラスやそれらを組み合わせたものであってもよい。合せガラスで構成した場合の一例を示すと図5に示すとおりである。この場合、第1ボルト3Aの拡径頭部3Aaは、合せガラスを構成する二枚の板ガラスどうしの合わせ面に位置するから、ガラスパネルPの表面に露出するのを防止できる。
【0025】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】ガラスパネルの取付状況を示す要部斜視図
【図2】ガラスパネルの取付状況を示す要部断面図
【図3】ガラスパネルの取付状況を示す要部分解斜視図
【図4】別実施形態のガラスパネルの取付状況を示す要部断面図
【図5】別実施形態のガラスパネルの取付状況を示す要部断面図
【図6】従来のガラスパネルの取付状況を示す要部斜視図
【図7】従来のガラスパネルの取付状況を示す要部断面図
【符号の説明】
【0027】
1 支持用柱(構造体に相当)
2 中継部材
2A 第1嵌合部
2B 第2嵌合部
3 第1固定用ネジ部
3B 第1ナット(螺合部材に相当)
4 第2固定用ネジ部
P ガラスパネル
V 螺合操作用空間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガラスパネルに取り付けられた第1固定用ネジ部と嵌合連結自在な第1嵌合部を一方に備えると共に、前記ガラスパネルを取り付ける対象となる構造体に備えた第2固定用ネジ部と嵌合連結自在な第2嵌合部を他方に備えたガラスパネル取付用中継部材が設けられ、前記ガラスパネルは、前記第1固定用ネジ部と前記第2固定用ネジ部に前記第1嵌合部と前記第2嵌合部をそれぞれ嵌合連結させた前記中継部材によって、前記構造体に取り付けてあるガラスパネル取付構造であって、
前記中継部材の前記第1嵌合部と、前記第2嵌合部とが同一軸芯上又はほぼ同一軸芯上に配置してあるガラスパネル取付構造。
【請求項2】
前記中継部材は、前記第一嵌合部に挿通させた前記第1固定用ネジ部に螺合部材を螺合させて前記第一嵌合部を挟み込んだ状態で前記ガラスパネルと一体化が図ってあり、前記中継部材には、前記螺合部材の螺合操作を実施可能な螺合操作用空間を前記中継部材の軸側方に開口させた状態に備えてある請求項1に記載のガラスパネル取付構造。
【請求項3】
前記中継部材は、前記第1固定用ネジ部と螺合自在なネジ部で前記第1嵌合部を構成してあると共に、前記第2固定用ネジ部と螺合自在なネジ部で前記第2嵌合部を構成してある請求項1に記載のガラスパネル取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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