説明

クリーニング装置及び画像形成装置

【課題】 クリーニングブレードを像保持部材の表面に押し付けて、像保持部材の表面におけるトナーを除去するにあたり、非画像領域のようにトナーが殆んど存在しない像保持部材の部分に押し付けられる、クリーニングブレードの端部に亀裂や欠けなどが生じた場合にも、この部分においてクリーニング不良による画像ノイズが発生するのを防止する。
【解決手段】 回転する感光体10の表面に、その幅方向に伸びた板状のクリーニングブレード21の端部を押し付けて、感光体10の表面におけるトナーtを除去する第1のクリーニング装置20において、感光体10の表面におけるトナーtがクリーニングブレード21の幅方向の端部に導かれるのを抑止する封止シール23を、感光体10の幅方向端部に接触するように設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機やプリンター等の画像形成装置において、トナー画像を保持する感光体や中間転写体等の像保持部材からトナー画像を転写させた後、この像保持部材の表面におけるトナーを像保持部材の表面から除去するのに使用するクリーニング装置及びこのようなクリーニング装置を用いた画像形成装置に関するものである。特に、移動する像保持部材の表面に、像保持部材の移動方向と交差する方向に沿った弾性材料で構成されたクリーニングブレードを押し付けて、像保持部材の表面におけるトナーを除去するにあたり、トナーが殆んど存在しない像保持部材の移動方向と交差する方向の端部においてクリーニングブレードと像保持部材との間の摩擦抵抗が高くなり、クリーニングブレードの端部に亀裂や欠けなどが生じた場合においても、クリーニング不良による画像ノイズが発生するのを適切に防止できるようにした点に特徴を有するものである。
【背景技術】
【0002】
複写機やプリンター等の画像形成装置においては、像保持部材におけるトナーを除去するクリーニング装置が様々な場所に設けられている。例えば、感光体に形成されたトナー画像を中間転写ベルト等の中間転写体や記録シートに転写させた後、この感光体の表面に残留するトナーをクリーニング装置によって除去させることが行われており、また中間転写体に転写されたトナー画像を記録シートに転写させた後、この中間転写体の表面に残留するトナーをクリーニング装置によって除去させることが行われている。
【0003】
ここで、上記のようにトナー画像を転写させた後の像保持部材の表面に残留するトナーをクリーニング装置によって除去するにあたり、従来においては、一般に、図1に示すように、上記のように残留するトナーtを保持して移動する像保持部材1の表面に、像保持部材1の移動方向と交差する方向、すなわち像保持部材1の幅方向に沿って、弾性材料で構成された板状のクリーニングブレード2aを押し付け、このクリーニングブレード2aによって像保持部材1の表面におけるトナーtを除去させて回収するようにしている。
【0004】
また、このように像保持部材1の表面からクリーニングブレード2aによって除去させたトナーtの一部を像保持部材1とクリーニングブレード2aとの間に保持させて、トナーtやトナーtに含まれる滑剤により、像保持部材1とクリーニングブレード2aとの間の摩擦抵抗を低減させるようにしている。
【0005】
ここで、上記のような感光体や中間転写体等の像保持部材1においては、一般に、図2に示すように、像保持部材1の幅方向全体にトナー画像が形成されるのではなく、トナー画像が形成される画像形成領域Paの両側の部分に、トナー画像が形成されない非画像領域Pbが存在している。
【0006】
そして、トナー画像が形成されない上記の非画像領域Pbにおいては、殆どトナーtがクリーニングブレード2aに導かれず、この部分におけるクリーニングブレード2aの像保持部材1に対する摩擦抵抗が、トナーが導かれる部分に比べて大きくなり、この摩擦抵抗の差によりクリーニングブレード2aにひずみが生じ、非画像領域Pbと対応するクリーニングブレード2aの端部に亀裂や欠けなどが発生した。
【0007】
ここで、このようにクリーニングブレード2aの端部に亀裂や欠けなどが発生した状態で、クリーニングブレード2aによって像保持部材1からトナーtが除去され、このトナーtが徐々にクリーニングブレード2aの端部に広がって、上記のように亀裂や欠けが生じた部分に導かれると、この部分においてトナーtが適切に除去されずに像保持部材1に残り、このように残ったトナーtが像保持部材1に導かれた記録シート等に付着し、トナー画像が形成されない非画像領域Pbにおいてクリーニング不良による画像ノイズが発生するという問題があった。
【0008】
このため、従来においては、特許文献1,2等に示されるように、潤滑剤塗布部材により像保持部材における上記の非画像領域の部分に潤滑剤を塗布させて、この非画像領域の部分における潤滑性を高め、非画像領域の部分においてクリーニングブレードと像保持部材との間の摩擦抵抗が大きくなるのを防止するようにしたものが提案されている。
【0009】
しかし、このように潤滑剤塗布部材によって像保持部材の非画像領域の部分に潤滑剤を塗布させる場合、潤滑剤塗布部材が必要になると共に、非画像領域の部分における潤滑性を長期にわたって安定して高めるためには、この潤滑剤塗布部材に潤滑剤を適宜供給することが必要になり、コストが高くつくと共に、非画像領域と対応するクリーニングブレードの端部に亀裂や欠けなどが発生するのを長期にわたって抑制することが困難であり、非画像領域の部分においてクリーニング不良による画像ノイズが発生するのを適切に抑制することは困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2007−233087号公報
【特許文献2】特開2010−256829号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、複写機やプリンター等の画像形成装置において、感光体や中間転写体等の像保持部材からトナー画像を転写させた後、像保持部材の移動方向と交差する方向に沿った弾性材料で構成されたクリーニングブレードを像保持部材の表面に押し付けて、この像保持部材の表面におけるトナーを除去するようにしたクリーニング装置における上記のような問題を解決することを課題とするものである。
【0012】
すなわち、本発明においては、上記のようにクリーニングブレードを像保持部材の表面に押し付けて、この像保持部材の表面におけるトナーを除去するにあたり、トナー画像が形成されない像保持部材における非画像領域のように、トナーが殆んど導かれない部分においてクリーニングブレードに亀裂や欠けなどが生じた場合にも、クリーニング不良による画像ノイズが発生するのを適切に防止できるようにすることを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明におけるクリーニング装置においては、上記の課題を解決するため、移動する像保持部材の表面に、像保持部材の移動方向と交差する方向に沿った弾性材料で構成されたクリーニングブレードを押し付けて、像保持部材の表面におけるトナーを除去するクリーニング装置において、像保持部材の表面におけるトナーがクリーニングブレードの端部に導かれるのを抑止する封止シールを、上記の像保持部材における移動方向と交差する方向の端部に接触するように設けた。
【0014】
このように像保持部材の表面におけるトナーがクリーニングブレードの端部に導かれるのを抑止する封止シールを、像保持部材の移動方向と交差する方向の端部、すなわち像保持部材の幅方向の端部と接触するように設けると、像保持部材の幅方向の端部における非画像領域においてトナーがクリーニングブレードに導かれず、この部分においてクリーニングブレードに亀裂や欠けなどが生じても、上記の封止シールによって、トナーが亀裂や欠けが生じたクリーニングブレードの幅方向端部に導かれるのが防止されるようになる。
【0015】
ここで、上記の封止シールを設けるにあたっては、封止シールをクリーニングブレードに取り付けるようにすることができる。また、封止シールをクリーニングブレードに取り付けるにあたっては、シート部材を介してクリーニングブレードに封止シールを取り付けるようにすることができる。
【0016】
また、上記のように封止シールを、像保持部材の移動方向と交差する方向の端部と接触するように設けるにあたり、封止シールを像保持部材の表面に対して接触させる接触圧が高くなると、像保持部材の表面に対するクリーニングブレードの接触圧が低下して、クリーニングブレードによるクリーニング効果が低下したり、移動する像保持部材に加わる負荷が大きくなったりするため、像保持部材の表面に対する封止シールの接触圧を、クリーニングブレードの接触圧よりも低くすることが好ましい。
【0017】
また、像保持部材の表面に対する封止シールの接触圧を低くした状態で、この封止シールが像保持部材の表面に適切に接触させるようにするためには、封止シールをクリーニングブレードよりも変形性の高い弾性材料で構成すると共に、この封止シールをクリーニングブレードよりも像保持部材に向けて突出させるようにすることができる。
【0018】
そして、本発明における画像形成装置においては、トナー画像を転写させた後の像保持部材の表面におけるトナーを、上記のようなクリーニング装置によって像保持部材の表面から除去するようにした。
【発明の効果】
【0019】
本発明におけるクリーニング装置においては、上記のように封止シールを、像保持部材の移動方向と交差する方向の端部、すなわち像保持部材の幅方向の端部と接触するように設け、像保持部材の端部におけるトナーがクリーニングブレードの端部に導かれるのを抑止するようにしたため、像保持部材の幅方向の端部における非画像領域に押し付けられたクリーニングブレードの部分に亀裂や欠けなどが生じても、亀裂や欠けが生じたクリーニングブレードの部分にトナーが導かれるのが防止されるようになる。
【0020】
このため、像保持部材の幅方向の端部と接触するクリーニングブレードの部分に亀裂や欠けなどが生じた場合にも、亀裂や欠けが生じたクリーニングブレードの部分においてクリーニング不良が発生するということがなく、像保持部材の幅方向の端部にトナーが残って記録シート等に付着するということがなく、トナー画像が形成されない非画像領域においてクリーニング不良による画像ノイズが発生するのが適切に防止されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】従来のクリーニング装置において、像保持部材の表面にクリーニングブレードを押し付けて、像保持部材の表面に残留するトナーをクリーニング装置によって除去する状態を示した概略断面図である。
【図2】従来のクリーニング装置において、像保持部材の幅方向に沿ったクリーニングブレードを像保持部材の表面に押し付けた状態を示した概略平面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るクリーニング装置を用いた画像形成装置により画像形成を行う状態を示した概略説明図である。
【図4】上記の実施形態に係るクリーニング装置において、感光体の表面に封止シールが取り付けられたクリーニングブレードを押し付けた状態を示し、(A)は概略断面図、(B)は概略平面図である。
【図5】上記の実施形態に係るクリーニング装置において、感光体の表面に封止シールが取り付けられたクリーニングブレードを押し付けた状態を示した拡大説明図である。
【図6】上記の実施形態に係るクリーニング装置において、クリーニングブレードの幅方向の端部に、シート部材を介して封止シールを取り付けた状態を示した部分斜視図である。
【図7】上記の実施形態に係るクリーニング装置において、クリーニングブレードの幅方向の端部に、封止シールを直接取り付けた状態を示した部分斜視図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
次に、本発明の実施形態に係るクリーニング装置及び画像形成装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係るクリーニング装置及び画像形成装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
【0023】
ここで、この実施形態に係るクリーニング装置を用いた画像形成装置においては、図3に示すように、トナー画像が形成される4つの感光体(像保持部材)10に対応させて、現像剤を収容させた4つの現像装置13を設け、各現像装置13において、それぞれの現像剤におけるトナーの色彩を異ならせ、黒色,黄色,マゼンダ色,シアン色のトナーを用いるようにしている。
【0024】
ここで、この画像形成装置においては、上記の各感光体10を回転させて、各感光体10の表面をそれぞれ帯電装置11によって帯電させ、このように帯電された各感光体10に対して、それぞれ潜像形成装置12により画像形成情報に従った露光を行い、各感光体10の表面にそれぞれ静電潜像を形成するようにしている。
【0025】
そして、このように静電潜像が形成された各感光体10に対して、それぞれ対応する現像装置13から所定の色彩のトナーを各感光体10の静電潜像に供給して現像を行い、各感光体10の表面にそれぞれの色彩のトナー画像を形成するようにしている。
【0026】
次いで、上記のように各感光体10に形成された各色彩のトナー画像を、複数の回転ローラ14aに架け渡されて回転駆動される無端ベルト状になった中間転写体(像保持部材)14の表面に、上記の各感光体10と対向して設けられた各一次転写ローラ15により順々に一次転写させて、この中間転写体14の表面にフルカラーのトナー画像を形成するようにしている。
【0027】
また、上記の中間転写体14に転写されずに各感光体10の表面に残留しているトナーを、それぞれ第1のクリーニング装置20によって、各感光体10の表面から除去するようにしている。
【0028】
そして、上記のように中間転写体14の上に形成されたフルカラーのトナー画像を、この中間転写体14により二次転写ローラ16と対向する位置に導くと共に、この画像形成装置の下部に収容された記録シートSを上記の中間転写体14と二次転写ローラ16との間に導き、中間転写体14の上に形成されたフルカラーのトナー画像を、二次転写ローラ16により記録シートSに転写させるようにしている。
【0029】
その後、フルカラーのトナー画像が転写された記録シートSを定着装置17に導いて、転写されたフルカラーのトナー画像を記録シートSに定着させた後、このようにフルカラーのトナー画像が定着された記録シートSを排紙させるようにしている。
【0030】
また、上記の記録シートSに転写されずに中間転写体14に残ったトナーを、第2のクリーニング装置30によって中間転写体14から除去させるようにしている。
【0031】
ここで、上記のように転写後の各感光体10の表面に残留しているトナーを、第1のクリーニング装置20によって除去するにあたり、この実施形態においては、図4(A),(B)に示すように、感光体10の移動方向と交差する方向、すなわち感光体10の幅方向(軸方向)に伸びた弾性材料で構成された板状のクリーニングブレード21の端部を、感光体10の幅方向に沿って感光体10の表面に押し付け、このクリーニングブレード21により転写後の感光体10の表面に残留しているトナーtを感光体10の表面から離脱させて、この第1のクリーニング装置20に回収するようにしている。
【0032】
また、この実施形態においては、図4(A),(B)〜図6に示すように、上記のクリーニングブレード21における幅方向両側の端部において、感光体10の表面に押し付けるクリーニングブレード21の端部よりも感光体10の移動方向上流側に伸びたPETシート等のシート部材22を感光体10とは反対側の面に取り付けると共に、このシート部材21の感光体10と対向する面に、クリーニングブレード21よりも感光体10側に突出するようにして封止シール23を設けるようにしている。
【0033】
そして、クリーニングブレード21よりも感光体10の移動方向上流側の位置において、この封止シール23を感光体10の幅方向両側の端部における感光体10の表面に押し付け、この封止シール23によってトナーtが徐々にクリーニングブレード21の端部に導かれるのを抑止し、クリーニングブレード21の両側の端部に上記のトナーtが導かれないようにしている。
【0034】
このようにすると、前記のようにトナー画像が形成される画像形成領域Paの両側における感光体10の非画像領域Pbと接触するクリーニングブレード21の幅方向両側の端部にトナーtが導かれず、この幅方向両側の端部においてクリーニングブレード21に亀裂や欠けなどが生じても、上記のようにクリーニングブレード21によって感光体10から除去されたトナーtが徐々にクリーニングブレード21の端部に広がるのが封止シール23によって抑止され、トナーtが亀裂や欠けなどが生じたクリーニングブレード21の幅方向両側の端部に導かれなくなり、クリーニングブレード21の幅方向両側の端部においてクリーニング不良が生じて画像ノイズが発生するということがなくなる。
【0035】
ここで、上記のようにシート部材21に取り付けられた封止シール23を感光体10の表面に押し付けるにあたり、封止シール23が感光体10の表面に接触する接触圧が大きくなり過ぎると、この封止シール23によりクリーニングブレード21が感光体10の表面から離れる方向に付勢されて、感光体10の表面に対するクリーニングブレード21の押し付け力が低下し、感光体10の表面におけるトナーtをクリーニングブレード21によって適切に除去することができなくなる。一方、感光体10の表面に対する封止シール23の接触圧が弱くなりすぎると、感光体10の幅方向両側の端部におけるトナーtをこの封止シール23によって適切に抑止させることが困難になる。
【0036】
そして、この実施形態における第1のクリーニング装置20においては、上記の封止シール23をクリーニングブレード21よりも変形性の高い弾性材料で構成すると共に、この封止シール23をクリーニングブレード21よりも感光体10に向けて突出させるようにしている。
【0037】
また、上記のシート部材22をクリーニングブレード21における幅方向の端部に取り付けるにあたり、クリーニングブレード21の上部側と接触するシート部材22の部分がクリーニングブレード21から離間できるようにしている。このようにすると、封止シール23を感光体10の表面に押し付けた場合に、その押し付け力が強いと、図6に示すように、クリーニングブレード21の上部側と接触するシート部材22の部分がクリーニングブレード21から離れ、封止シール23が感光体10の表面に接触する接触圧が大きくなり過ぎるのを防止されるようになる。
【0038】
なお、この実施形態においては、クリーニングブレード21における幅方向両側の端部において、シート部材22を介して封止シール23を取り付けるようにしたが、図7に示すように、クリーニングブレード21の幅方向両側の部分における端面に、上記のような封止シール23を直接取り付けるようにすることも可能である。
【0039】
また、この実施形態においては、感光体10の表面に残留しているトナーを除去する第1のクリーニング装置20について説明したが、前記のように記録シートSに転写されずに中間転写体14に残ったトナーを除去する第2のクリーニング装置30についても同様に構成することができる。
【符号の説明】
【0040】
10 感光体(像保持部材)
11 帯電装置
12 潜像形成装置
13 現像装置
14 中間転写体(像保持部材)
14a 回転ローラ
15 一次転写ローラ
16 二次転写ローラ
17 定着装置
20 第1のクリーニング装置
21 クリーニングブレード
22 シート部材
23 封止シール
30 第2のクリーニング装置
Pa 画像形成領域
Pb 非画像領域
S 記録シート
t トナー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動する像保持部材の表面に、像保持部材の移動方向と交差する方向に沿った弾性材料で構成されたクリーニングブレードを押し付けて、像保持部材の表面におけるトナーを除去するクリーニング装置において、像保持部材の表面におけるトナーがクリーニングブレードの端部に導かれるのを抑止する封止シールを、上記の像保持部材における移動方向と交差する方向の端部に接触するように設けたことを特徴とするクリーニング装置。
【請求項2】
請求項1に記載したクリーニング装置において、上記の封止シールを、上記の像保持部材における画像形成領域外の部分に接触するように設けたことを特徴とするクリーニング装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載したクリーニング装置において、上記の封止シールをクリーニングブレードに取り付けたことを特徴とするクリーニング装置。
【請求項4】
請求項3に記載したクリーニング装置において、上記の封止シールを、シート部材を介してクリーニングブレードに取り付けたことを特徴とするクリーニング装置。
【請求項5】
請求項1〜請求項4の何れか1項に記載したクリーニング装置において、上記の像保持部材の表面に対して、上記の封止シールが接触する接触圧が、クリーニングブレードが接触する接触圧よりも低いことを特徴とするクリーニング装置。
【請求項6】
請求項1〜請求項5の何れか1項に記載したクリーニング装置において、上記の封止シールをクリーニングブレードよりも変形性の高い弾性材料で構成すると共に、この封止シールをクリーニングブレードよりも像保持部材に向けて突出させたことを特徴とするクリーニング装置。
【請求項7】
トナー画像を転写させた後の像保持部材の表面におけるトナーを、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載したクリーニング装置によって像保持部材の表面から除去することを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−64760(P2013−64760A)
【公開日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−201735(P2011−201735)
【出願日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】