説明

クレーンの回動支持機構および回動部材支持方法

【課題】クレーン本体に回動部材(例えばライブマスト)を容易に取り付ける。
【解決手段】ライブマスト4の端部に設けられたピン部材41と、ライブマスト4の端部に設けられ、かつ、ピン部材41の軸心を支点にしてライブマスト4に対し相対回転可能な固定用部材44と、支持部22に形成されたピン部材挿入用の溝24と、ピン部材41が溝24に挿入された状態で、固定用部材44を支持部22に固定する固定手段47とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マスト部材等を回動可能に支持するクレーンの回動支持機構および回動部材支持方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、クレーン本体のフレームには、ライブマストなどのマスト部材やブーム等の各種回動部材がピンを介して回動可能に軸支される。特許文献1に記載のクレーンでは、ブーム基端部の根本ピンにピン着脱用シリンダを連結し、このピン着脱用シリンダの駆動により根本ピンをブーム基端部およびフレームに開口された穴部に挿入し、ブームをフレームに回動可能に軸支する。
【0003】
【特許文献1】特開2007−246269号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載のクレーンでは、穴部にピンを挿入するため、穴部とピンの位置合わせが必要となり、ブームの取付が困難である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によるクレーンの回動支持機構は、クレーン本体に設けられた回動部材支持用の支持部にて、回動部材を回動可能に軸支するクレーンの回動支持機構であって、回動部材の端部に設けられたピン部材と、回動部材の端部に設けられ、かつ、ピン部材の軸心を支点にして回動部材に対し相対回転可能な固定用部材と、支持部に形成されたピン部材挿入用の溝と、ピン部材がピン部材挿入用の溝に挿入された状態で、固定用部材を支持部に固定する固定手段とを備えることを特徴とする。
支持部の端部に設けられたピン部材と、支持部の端部に設けられ、かつ、ピン部材の軸心を支点にして支持部に対し相対回転可能な固定用部材と、回動部材の端部に形成されたピン部材挿入用の溝と、ピン部材にピン部材挿入用の溝が挿入された状態で、固定用部材を回動部材の端部に固定する固定手段とを備えることもできる。
また、本発明によるクレーンの回動部材支持方法は、クレーン本体に設けられた回動部材支持用の支持部にて、回動部材を回動可能に軸支するクレーンの回動部材支持方法であって、回動部材の端部には、ピン部材が設けられるとともに、ピン部材の軸心を支点にして回動部材に対し相対回転可能に固定用部材が設けられ、ピン部材を支持部に形成されたピン部材挿入用の溝に挿入する工程と、ピン部材がピン部材挿入用の溝に挿入された状態で、固定用部材を支持部に固定する工程とを含むことを特徴とする。
支持部の端部には、ピン部材が設けられるとともに、ピン部材の軸心を支点にして支持部に対し相対回転可能に固定用部材が設けられ、回動部材の端部に形成されたピン部材挿入用の溝をピン部材に挿入する工程と、ピン部材にピン部材挿入用の溝が挿入された状態で、固定用部材を回動部材の端部に固定する工程とを含むこともできる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ピン部材を穴部に挿入する必要がないので、ピン部材を介した回動部材の取付が容易である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、図1〜図8を参照して本発明によるクレーンの回動支持機構の一実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る回動支持機構を有するクレーンの側面図である。
クローラクレーンは走行体1と、走行体1上に旋回可能に搭載された旋回体2と、旋回体2の前部に前後方向に回動可能に軸支されたブーム3とを有する。ブーム3の後方には旋回体2の上方を通って前後方向に回動可能にライブマスト4が軸支されている。
【0008】
旋回体2は、メインフレーム20の前端部に支持された運転室5と、メインフレーム20の後端部に支持されたカウンタウエイト6と、メインフレーム20に搭載されたフロントドラム7,リヤドラム8,起伏ドラム9とを有する。ブーム3の先端部からはワイヤロープ10を介してフック11が吊り下げられている。ワイヤロープ10はドラム(例えばフロントドラム7)の駆動により巻き取りまたは繰り出され、これによりフック11が昇降する。
【0009】
ブーム3の先端部とライブマスト4の先端部はペンダントロープ12を介して連結されている。ライブマスト4の先端部とメインフレーム20の後端部にはそれぞれシーブ13,14(図2)が設けられ、シーブ13とシーブ14の間に起伏ロープ15が掛け回されている。起伏ロープ15は起伏ドラム9の駆動により巻き取りまたは繰り出され、これによりライブマスト4が前後方向に回動し、ペンダントロープ12を介してブーム3が起伏する。
【0010】
図2は、ライブマスト4の取付状態を示す側面図である。メインフレーム20の前端部には支持ブラケット21が設けられている。支持ブラケット21の上端にはライブマスト取付用の支持部22が設けられ、この支持部22にライブマスト4が支持ピン41を介して回動可能に軸支されている。メインフレーム20の前端部にはブーム取付用の支持部23が設けられている。
【0011】
図3(a)は、メインフレーム20の上端支持部22における拡大正面図であり、図3(b)はこの支持部22に取り付けられるライブマスト4の下端部の拡大斜視図である。また、図4(a)は、ライブマスト4の取付状態を示す正面図であり、図4(b),(c)はそれぞれ図4(a)のb−b線断面図およびc−c線断面図である。
【0012】
図3(a)に示すようにメインフレーム22の上端面には下方に向けて略U字状の溝24が形成されている。溝24には上方から支持ピン41が挿入され、溝24の奥部241で支持ピン41が位置決めされる。溝24の下方には離脱防止ピン打ち込み用のピン穴25が開口されている。
【0013】
図3(b)に示すようにライブマスト4の下端部には互いに対向する一対の板部材42,43が設けられ、この板部材42,43を貫通して支持ピン41が取り付けられている。支持ピン41は、図の矢印A方向から貫通穴42a,43aを介して挿通される。支持ピン41の一端側(板部材42側)は板部材42の貫通穴42aよりも大径であり(図4参照)、この大径部41aが板部材42の端面に当接して、支持ピン41の挿通量が規制されている。支持ピン41の他端側(板部材43側)には抜け止め用の割ピン46(図4参照)が取り付けられている。板部材42,43は、支持ピン41の外周面に沿って摺動し、支持ピン41に対して相対回転可能である。
【0014】
支持ピン41の端部かつ板部材43の内側にはライブマスト固定用のブラケット44が取り付けられている。ブラケット44は例えば支持ピン41に固設され、支持ピン41の軸心を支点にして板部材42,43に対し相対回転可能となっている。ブラケット44の端部は板部材43の周端面から外側に突出し、このブラケット44の端部に離脱防止ピン打ち込み用のピン穴45が開口されている。
【0015】
なお、ブラケット44を支持ピン41の外周面に沿って摺動可能に設け、板部材42,43に対してだけでなく、支持ピン41に対してもブラケット44を相対回転可能としてもよい。支持ピン41に対してブラケット44を相対回転可能とする場合には、支持ピン41を板部材42,43に固定してもよい。板部材43の内側ではなく、板部材43の外側にブラケット44を設けるようにしてもよい。板部材43の内側または外側だけでなく、板部材42の内側または外側にも互いに向かい合うようにブラケット44を設けてもよい。
【0016】
ライブマスト4の取付手順について説明する。図3(b)のライブマスト4を図3(a)のメインフレーム20の支持部22に取り付ける場合には、まず、クレーン等でライブマスト4を吊り上げ、支持部22の溝24の上方から支持ピン41を挿入する。この際、支持ピン41の位置が溝24によって拘束されるため、支持ピン41を溝24の奥部241まで容易に導くことができ、奥部241における支持ピン41の位置決めが容易である。
【0017】
この状態で、板部材42,43に対してブラケット44を相対回転し、図4に示すようにピン穴25,45の位置を合わせ、ピン穴25,45を介して離脱防止ピン47を打ち込む。これによりメインフレーム20にブラケット44が固定され、ライブマスト4の溝24からの離脱を防止できる。
【0018】
この際、ブラケット44が固定された状態でもライブマスト4は前後方向に回動可能であり、支障なく作業を行うことができる。離脱防止ピン47は支持ピン41の下方に打設されるので、ライブマスト4の回動範囲において板部材42,43と離脱防止ピン47が干渉することもない。作業時には支持ピン41を介してメインフレーム20にライブマスト4からの負荷(例えば下向きの負荷)が作用するが、ブラケット44には直接負荷が作用しないため、ブラケット44の強度を大幅に高める必要はない。
【0019】
本実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)ライブマスト4の板部材42,43の端部に支持ピン41を貫通して設けるとともに、板部材42,43に対して相対回転可能にブラケット44を設け、メインフレーム20の上端面の溝24に支持ピン41を挿入し、この状態で離脱防止ピン47を介してブラケット44をメインフレーム20に固定するようにした。これによりメインフレーム20に支持ピン挿入用の穴部を設ける必要がないので、支持ピン挿入のためのライブマスト4とメインフレーム20との微妙な位置合わせが不要であり、ライブマスト4の取付が容易である。
【0020】
(2)メインフレーム20の溝24から挿入した支持ピン41を溝24に沿って移動するようにしたので、支持ピン41の位置決めが容易である。
(3)溝24の最下部、つまり奥部に支持ピン41が位置決めされた状態で離脱防止ピン47を打設するので、ブラケット44の固定のためのピン穴25,45の位置合わせが容易である。
(4)ピン着脱用シリンダを設ける必要がないので、その分、ライブマスト基端部の周囲のスペースを節約でき、構成も簡素化できる。すなわちライブマスト4の支持ピン41は作業負荷を受けるため、径が太くなりやすく手動で押し込むことは困難である。このため、支持ピン41を穴部に挿入する場合には、ピン着脱用シリンダを用いて支持ピン41を挿入する必要があるが、本実施の形態では、支持ピン41を穴部ではなく溝部24に挿入するので、ピン着脱用シリンダを設ける必要がない。
【0021】
上記実施の形態では、ライブマスト4の支持部22に本発明の回動支持機構を適用する場合について説明したが、クレーン本体に設けられる他の回動部材の支持部にも本発明を同様に適用できる。以下、この点について説明する。
【0022】
図5は、ジブ付きクレーンの側面図である。ブーム30の先端部には前後方向に回動可能にジブ31が取り付けられ、ジブ31の先端部から昇降可能にフック11が吊り下げられている。ブーム30の上端部には前後方向に回動可能にリヤポスト32が取り付けられ、ジブ31の下端部には前後方向に回動可能にフロントポスト33が取り付けられている。リヤポスト32とフロントポスト33の先端部を経由した支持ロープ34により、ジブ31が支持されている。
【0023】
図6は、ブーム30の上端部(ブームヘッド300)とジブ31の下端部(ジブベース310)を載置した輸送姿勢からポスト32,33を組み立てる手順を示す図である。図6(a)に示すようにジブベース310の端部には支持ブラケット311が設けられ、このブラケット311にフロントポスト33の端部が後述するように上方から取り付けられる。図6(b)に示すようにブームヘッド300の端部には支持ブラケット301が設けられ、このブラケット301にリヤポスト32の端部が後述するように前方(ジブ側)から取り付けられる。これにより図6(c)に示すようにブーム30とジブ31にそれぞれポスト32,33が連結される。
【0024】
図7は、フロントポスト33の取付構造を示す図であり、図6と上下方向を一致させて示している。図7(a)に示すようにフロントポスト33の端部には互いに対向する一対の板部材331,332が設けられ、この板部材331,332を貫通して支持ピン333が設けられている。支持ピン333の両端部かつ板部材331,332の外側には、フロントポスト固定用のブラケット334が板部材331,332に対して相対回転可能に取り付けられ、ブラケット334の端部にピン穴335が開口されている。
【0025】
図7(b)に示すようにジブ31の支持ブラケット311の上端面には下方に向けて略U字状の溝312が形成されている。溝312の下方にはピン穴313が開口されている。フロントポスト33を取り付ける際は、図7(c)に示すように溝312の上方からピン333が挿入され、ピン穴335,313を貫通して離脱防止ピン335が打ち込まれる。これによりフロントポスト33がジブ31に回動可能に支持される。
【0026】
図8は、リヤポスト32の取付構造を示す図であり、図6と上下方向を一致させて示している。図8(a)に示すようにリヤポスト33の端部には互いに対向する一対の板部材321,322が設けられ、各板部材321,322の先端面にそれぞれ水平方向に向けて略U字状の溝323が形成されている。また、各板部材321,322にはピン穴324が開口されている。
【0027】
一方、図8(b)に示すようにブーム30の支持ブラケット301には互いに対向するように一対の板部材302,303が設けられ、この板部材302,303を貫通して支持ピン304が設けられている。支持ピン304の中央には、リヤポスト固定用のブラケット305が板部材302,303に対して相対回転可能に取り付けられ、ブラケット305の端部にピン穴306が開口されている。
【0028】
リヤポスト32を取り付ける際は、図8(c)に示すようにブーム30の支持ピン304に向けてリヤポスト先端の溝323が水平方向ジブ側から挿入され、ピン穴305,306を貫通して離脱防止ピン307が打ち込まれる。これによりリヤポスト32がブーム30に回動可能に支持される。なお、図7では、回動部材であるフロントポスト33の端部に支持ピン333を設けたが、図8と同様、ブラケット311側に支持ピンを設け、フロントポスト33の端部に支持ピン挿入用の溝を設けるようにしてもよい。ライブマスト4についても同様に、ライブマスト4の端部に支持ピン41を設けるのではなく、メインフレーム側に支持ピンを設けるようにしてもよい。図8ではブーム30(ブラケット301)の端部に支持ピン304を設けたが、回動部材であるリヤポスト32の端部に支持ピンを設け、ブラケット301の端面に支持ピン挿入用の溝を設けるようにしてもよい。
【0029】
なお、上記実施の形態(図4)では、回動部材としてのライブマスト4(板部材42,43)の端部に支持ピン41を設けたが、ピン部材の構成はこれに限らない。支持ピン41を挿入するのではなく、溶接等により板部材42,43に固定してもよい。ピン部材の軸心を支点にして相対回転可能に設けられるのであれば、固定用部材としてのブラケット44の構成はいかなるものでもよい。離脱防止ピン47を介してブラケット44をメインフレーム20に固定するようにしたが、ボルト等により固定してもよく、固定手段は上述したものに限らない。支持部22の上端面に溝24を形成してライブマスト4を回動可能に支持したが、支持部の構成もこれに限らない。支持部22の上端面を略U字状に切り欠いて溝24を形成したが、溝形状はこれに限らない。すなわち一方向に開口端面を有し、この開口端面を介してピン41の軸心と直交する方向から挿入される凹部とするのであれば、溝形状はいかなるものでもよい。例えば奥方から開口側にかけて徐々に溝幅が広がるような形状としてもよい。これにより支持ピン41の溝24への挿入が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施の形態に係る回動支持機構を有するクレーンの側面図。
【図2】本実施の形態に係るライブマストの取付状態を示す側面図。
【図3】本実施の形態に係る回動支持機構の要部構成を示す図であり、(a)は、メインフレームの上端支持部における拡大正面図、(b)はこの支持部に取り付けられるライブマストの下端部の拡大斜視図。
【図4】本実施の形態に係る回動支持機構の要部構成を示す図であり、(a)は、ライブマストの取付状態を示す正面図、(b),(c)はそれぞれ図4(a)のb−b線断面図およびc−c線断面図。
【図5】本発明の実施の形態に係る回動支持機構を有する他のクレーンの側面図。
【図6】フロントポストとリヤポストの組立手順を示す図。
【図7】フロントポストの取付構造を示す図。
【図8】リヤポストの取付構造を示す図。
【符号の説明】
【0031】
4 ライブマスト
20 メインフレーム
24 溝
41 支持ピン
42,43 板部材
44 ブラケット
47 離脱防止ピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クレーン本体に設けられた回動部材支持用の支持部にて、回動部材を回動可能に軸支するクレーンの回動支持機構であって、
前記回動部材の端部に設けられたピン部材と、
前記回動部材の端部に設けられ、かつ、前記ピン部材の軸心を支点にして前記回動部材に対し相対回転可能な固定用部材と、
前記支持部に形成されたピン部材挿入用の溝と、
前記ピン部材が前記ピン部材挿入用の溝に挿入された状態で、前記固定用部材を前記支持部に固定する固定手段とを備えることを特徴とするクレーンの回動支持機構。
【請求項2】
クレーン本体に設けられた回動部材支持用の支持部にて、回動部材を回動可能に軸支するクレーンの回動支持機構であって、
前記支持部の端部に設けられたピン部材と、
前記支持部の端部に設けられ、かつ、前記ピン部材の軸心を支点にして前記支持部に対し相対回転可能な固定用部材と、
前記回動部材の端部に形成されたピン部材挿入用の溝と、
前記ピン部材に前記ピン部材挿入用の溝が挿入された状態で、前記固定用部材を前記回動部材の端部に固定する固定手段とを備えることを特徴とするクレーンの回動支持機構。
【請求項3】
請求項1または2に記載のクレーンの回動支持機構において、
前記固定手段は、前記ピン部材が前記ピン部材挿入用の溝の奥部に挿入された状態で、前記固定用部材を前記支持部に固定可能であることを特徴とするクレーンの回動支持機構。
【請求項4】
クレーン本体に設けられた回動部材支持用の支持部にて、回動部材を回動可能に軸支するクレーンの回動部材支持方法であって、
前記回動部材の端部には、ピン部材が設けられるとともに、前記ピン部材の軸心を支点にして前記回動部材に対し相対回転可能に固定用部材が設けられ、
前記ピン部材を前記支持部に形成されたピン部材挿入用の溝に挿入する工程と、
前記ピン部材が前記ピン部材挿入用の溝に挿入された状態で、前記固定用部材を前記支持部に固定する工程とを含むことを特徴とするクレーンの回動部材支持方法。
【請求項5】
クレーン本体に設けられた回動部材支持用の支持部にて、回動部材を回動可能に軸支するクレーンの回動部材支持方法であって、
前記支持部の端部には、ピン部材が設けられるとともに、前記ピン部材の軸心を支点にして前記支持部に対し相対回転可能に固定用部材が設けられ、
前記回動部材の端部に形成されたピン部材挿入用の溝を前記ピン部材に挿入する工程と、
前記ピン部材に前記ピン部材挿入用の溝が挿入された状態で、前記固定部材を前記回動部材の端部に固定する工程とを含むことを特徴とするクレーンの回動部材支持方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−76926(P2010−76926A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−249876(P2008−249876)
【出願日】平成20年9月29日(2008.9.29)
【出願人】(503032946)日立住友重機械建機クレーン株式会社 (104)
【Fターム(参考)】