説明

クレーン遊技機

【課題】景品獲得の難度を低くすることを可能にしたクレーン遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】被係止部1を備えた景品2が載せられる景品ベッド3と、
景品ベッド3上の移動スペース内において遊技者により遠隔操作されて決定された景品ベッド3から適宜高さ離隔した遊技者選択位置から自動駆動されて景品ベッド3に向けて降下、上昇した後、前記移動スペースの適宜箇所に設定した景品受けエリア4まで移動する可動ヘッド5と、
景品2の被係止部1を係止可能なフック形状に形成されて可動ヘッド5に回転自在に連結され、可動ヘッド5が景品受けエリア4上に達した際に係止解除姿勢に回転駆動される景品釣り部材6とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クレーン遊技機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
景品ベッド上に載置された景品を遊技者の操作により駆動されるキャッチャーにより掴んで景品受けエリア上まで搬送するクレーン遊技機としては、特許文献1に記載のものが知られている。
【0003】
この従来例において、キャッチャーは、く字状に折り曲げられ、折り曲げ部位を背向させて配置される一対の把持アームを備える。把持アームは、キャッチャーの位置に同期して先端同士が近接、接触する把持姿勢と、先端間が離隔する把持解除姿勢との間で駆動され、把持姿勢の把持アームにより景品を挟んで景品受けエリアまで搬送した後、把持解除姿勢に移行させ、搬送した景品を景品取り出し口に放出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005-237939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述した従来例において、二本の把持アームにより景品をバランスよく挟み付けることは技術を要するために、景品獲得の難度が高すぎるという問題がある。
【0006】
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、景品獲得の難度を低くすることを可能にしたクレーン遊技機の提供を目的とする。また、本発明の他の目的は、周知のクレーン遊技機を利用して上記クレーン遊技機を形成するために使用することのできるアタッチメントの提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば上記目的は、
被係止部1を備えた景品2が載せられる景品ベッド3と、
景品ベッド3上の移動スペース内において遊技者により遠隔操作されて決定された景品ベッド3から適宜高さ離隔した遊技者選択位置から自動駆動されて景品ベッド3に向けて降下、上昇した後、前記移動スペースの適宜箇所に設定した景品受けエリア4まで移動する可動ヘッド5と、
景品2の被係止部1を係止可能なフック形状に形成されて可動ヘッド5に回転自在に連結され、可動ヘッド5が景品受けエリア4上に達した際に係止解除姿勢に回転駆動される景品釣り部材6と、
を有するクレーン遊技機を提供することにより達成される。
【0008】
クレーン遊技機には景品ベッド3が設けられ、該景品ベッド3上に被係止部1を備えた景品2が載置、あるいは積み上げられる。
【0009】
景品釣り部材6が連結された可動ヘッド5は、上記景品ベッド3から適宜高さに設定される操作平面内を移動操作可能であり、遊技者は、レバー、あるいはボタン等の適宜のコントロール手段を使用して操作平面内の所望の位置に可動ヘッド5を停止させることができる。遊技者により選択された操作平面内の適宜位置まで駆動された可動ヘッド5は、その後直ちに、あるいは遊技者による高さ調整操作後、自動的に景品釣り部材6が景品2の被係止部1に係止可能な位置まで降下した後、再び上昇し、予め定められた景品受けエリア4まで駆動される。
【0010】
遊技者が選択したXY位置からの降下動作によってフック形状の景品釣り部材6を被係止部1に係止させることができない可能性、および、係止に成功した場合においても、回転自在な景品釣り部材6への係止位置(荷重点)が適切でない場合には、景品釣り部材6に係止解除方向の回転モーメントが発生して景品2を景品受けエリア4まで搬送できない可能性は遊技機にゲーム性を付与する。
【0011】
一方、これらの景品搬送に対する障害は、重心位置等を考慮して景品2をバランスよく把持アームにより挟んで搬送する従来例に比して低いために、遊技者に高い技術が要求されることがなく、ゲームの難易度を適度に低下させることができる。
【0012】
また、景品釣り部材6は、可動ヘッド5が景品受けエリア4まで移動した際には、自動的に係止解除姿勢に移行し、係止している景品2を景品取り出し口10に落下させるために、係員等が景品2を景品釣り部材6から取り外して遊技者に渡す操作も必要ないために、遊技機の管理、運営者の手間も省ける。
【0013】
景品釣り部材6を回転可能性を維持してゲーム性を確保しながら係止解除姿勢に移行させるためには、種々の機構が利用できるが、操作索8を使用すると、構造を簡単にすることができる。
【0014】
この場合、クレーン遊技機は、
前記景品釣り部材6は、可動ヘッド5が景品受けエリア4上に到達した際に初期位置から作動位置に移動する可動ヘッド5内のフック駆動部7に一端が連結される圧縮方向に反力をもたない柔軟な操作索8に引っ張られて係止解除姿勢に駆動されるように構成することができる。
【0015】
また、景品釣り部材6は、可動ヘッド5に直接連結することも可能であるが、
前記景品釣り部材6は、可動ヘッド5から揺動自在に垂下される支持杆9の下端に回転自在に連結されるクレーン遊技機を構成した場合には、可動ヘッド5と支持杆9との連結部に可変部、すなわち、景品2の係止操作に対する不確定要素を設定することが可能になるために、ゲーム性を高めることが可能になる。
【0016】
また、
被係止部1を備えた景品2が載せられる景品ベッド3上の移動スペース内において遊技者により遠隔操作されて決定された景品ベッド3から適宜高さ離隔した遊技者選択位置から自動駆動されて景品ベッド3に向けて降下、上昇した後、前記移動スペースの適宜箇所に設定した景品受けエリア4まで移動する可動ヘッド5に装着される景品釣りアタッチメント(A)であって、
前記可動ヘッド5に揺動自在に連結される支持杆9と、
支持杆9の下端に回転自在に連結される景品2の被係止部1を係止可能なフック形状の景品釣り部材6と、
可動ヘッド5が景品受けエリア4上に到達した際に初期位置から作動位置に移動する可動ヘッド5内のフック駆動部7への連結手段を一端に備えるとともに、他端が景品釣り部材6に連結され、フック駆動部7の作動位置への移動に伴って景品釣り部材6を係止解除姿勢に引っ張って移動させる圧縮方向に反力をもたない柔軟な操作索8と、
を有するクレーン遊技機の景品釣りアタッチメントを構成した場合、例えば、従来例として示したような把持アーム11を使用するクレーン遊技機の主要部分をそのまま利用して仕様変更することが可能になる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、景品獲得の難度を低くすることにより遊技者人口を増加させることができ、さらに、獲得景品の係員による景品取り外し操作が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明による遊技機の全体構造を示す説明図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】係止解除状態を示す図である。
【図4】件品釣りアタッチメントを示す図で、(a)は(b)の4A-4A線断面図、(b)は側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1に示すように、遊技機は、装置筐体12内に配置され、紙面に対して直交方向に駆動されるX方向移動レール13と、このX方向移動レール13に沿って駆動されるY方向移動体14と、Y方向移動体14に固定されるエレベータボックス15とを有する。エレベータボックス15には、連結管16を介して可動ヘッド5が吊下されており、この可動ヘッド5にフック形状の景品釣り部材6が連結される。
【0020】
一方、可動ヘッド5が移動する移動スペースの底壁を構成する景品ベッド3には、複数の景品2が積み上げられており、移動スペースの一角には、景品取り出し口10に連通する景品受けエリア4が設定される。各景品2には、上記景品釣り部材6が係止可能なループ形状の被係止部1が形成される。
【0021】
上記可動ヘッド5は、装置筐体12に配置される図外の操作ボタンによりX方向移動レール13とY方向移動体14を駆動させることにより移動スペース内でXY方向に移動させることができる。遊技者による決定されたXY位置に移動した可動ヘッド5は、その後、自動運転されてXY位置から景品ベッド3に向けて所定距離降下した後、再び上昇し、次いで、XY方向に自動運転されて景品受けエリア4まで駆動される。
【0022】
可動ヘッド5が適正なXY位置に導かれていると、可動ヘッド5の降下動作に伴ってフック形状を有する景品釣り部材6は、景品2の被係止部1を係止することができ、この後、可動ヘッド5の上昇、および景品受けエリア4への並進移動動作に伴って景品2も釣り上げられた状態で景品受けエリア4に搬送される。
【0023】
後に詳述するように、景品受けエリア4まで可動ヘッド5が移動すると、景品釣り部材6は係止解除姿勢に姿勢変更して被係止部1との係止が解除されて景品2が落下し、遊技者は景品取り出し口10から景品2を取り出すことができる。
【0024】
この実施の形態において、遊技機は、上述した従来例に示されるように、把持アーム11を使用して景品2を景品受けエリア4まで搬送するクレーン遊技機の把持アーム11に代えてアタッチメントを装着することにより形成される。
【0025】
図2は上述したタイプの遊技機における可動ヘッド5の駆動部の大まかな構造を示すもので、可動ヘッド5をエレベータボックス15から吊り下げるための連結管16は、テレスコープ状に形成されて伸縮自在であり、牽引ワイヤ17により収縮状態が維持される。
【0026】
牽引ワイヤ17は、方向転換プーリ17aを経由してエレベータボックス15内に収容されるワイヤ巻き上げプーリ17bに一端が連結され、ワイヤ巻き上げプーリ17bは、エレベータ駆動モータ17cにより回転駆動される。連結管16の長さ、すなわち、可動ヘッド5の高さ位置(Z方向位置)は、エレベータ駆動モータ17cの回転を制御することにより調整することが可能であり、該エレベータ駆動モータ17cを巻回解除方向に駆動することにより可動ヘッド5は自重により降下し、逆回転させると上昇する。
【0027】
また、エレベータボックス15内には弛みセンサ18が配置される。弛みセンサ18は、可動ヘッド5が降下して景品2に乗り上げた際に牽引ワイヤ17に発生する弛みを検出し、弛みセンサ18による弛み検出信号の出力によりエレベータ駆動モータ17cを停止すると、景品2の有無を考慮した降下方向終端を決定することができる。
【0028】
また、エレベータボックス15内には商用電源19から給電を受け、エレベータボックス15内に収容されるエレベータ駆動モータ17c等の電子部品、およびカールコード20を経由して可動ヘッド5内に給電する電源回路21が格納される。
【0029】
一方、可動ヘッド5は、ヘッドケース5a内に収容される制御基板22、モータ23、フック駆動部7としての出力プレートを有する。図2、3に示すように、左右に把持アーム11を連結するように形成されている可動ヘッド5は、各把持アーム11に対応して2個のモータ23が使用されており、各モータ23の出力は、減速歯車列23aを介して出力プレート7に伝達される。
【0030】
各出力プレート7は枢軸7a周りに回転自在であり、枢軸7aから適宜間隔隔てた位置に、雌ねじからなるアーム取付部24が形成される。図2に示す状態からモータ23を開方向回転駆動すると、図3に示すように、左側に位置する出力プレート7は時計回りに、右側に位置する出力プレート7は反時計回りに各々回転し、モータ23の閉方向回転駆動により図2の状態に復帰する。
【0031】
出力プレート7の回転に伴って図外のビス等を使用してアーム取付部24に連結された把持アーム11は、図2の閉姿勢と、先端間が景品2を把持可能なように開いた図3の開姿勢との間を移行する。
【0032】
上記モータ23の回転制御は、図外のセンサの出力を見て適宜タイミングで行われるが、この実施の形態においては、可動ヘッド5が遊技前の待機位置にあるときに、出力プレート7は閉位置に保持されており、遊技者によって所望のXY位置に搬送された後、降下動作の開始に伴って開方向回転駆動される。
【0033】
次いで、弛みセンサ18により下方ストローク終端が検出されると、モータ23は閉回転方向に駆動され、把持アーム11の閉姿勢への移行に十分な時間が経過した後、可動ヘッド5は上昇し、さらに景品受けエリア4までの並進駆動され、景品受けエリア4への到達が検出されると、モータ23は再び開方向回転駆動される。
【0034】
なお、図2、3において25は調節ボルトであり、ヘッドケース5aの下端に開設される調整用開口5bからドライバ等により回転操作することにより頭部の位置を上下させ、出力プレート7の閉位置を調整することができる。
【0035】
一方、アタッチメント(A)は、図4に示すように、適宜長さを有する支持杆9と、支持杆9の上端に連結されるヘッド連結部材26と、枢軸27を使用して支持杆9の下端に回転自在に連結される景品釣り部材6とを有し、把持アーム11に代えてヘッドケース5aに連結される。
【0036】
ヘッド連結部材26は、平面視矩形状の取付プレート26aの中心部から下方に連結柱26bを突出させて形成され、可変連結部28を介して支持杆9の上端に連結される。可変連結部28は、ヘッド連結部材26をヘッドケース5bに固定した際の支持杆9の移動の自由度を確保するために設けられるもので、本例においては、適数の二重リングを連結して形成される。
【0037】
アタッチメント(A)のヘッドケース5aへの連結は、ヘッドケース5a内に取付プレート26aを位置させるとともに、調整用開口5bから連結柱26bを突出させて行われ、アタッチメント(A)を取り付けた状態で支持杆9は自由に移動できるようにヘッドケースから吊下される。
【0038】
景品釣り部材6は、上記景品2の被係止部1に係止可能なフック形状を有しており、ゲーム性を高めるために、係止面6aを湾曲させることなく水平な直線形状に形成されるとともに、係止面6aの基端が枢軸27から下ろした垂線(P)にほぼ一致するように形成される。
【0039】
すなわち、本例において、係止面6aに被係止部1が係止した状態でアタッチメント(A)が図4の鉛直姿勢で上昇すると、景品釣り部材6には時計回り、すなわち、係止解除方向の回転モーメントが発生する。回転モーメントの大きさは主として、景品2の重量(W)と係止箇所の枢軸27からの水平方向距離(δ)により決定され、この回転モーメントが枢軸27における回転抵抗に比して大きな場合、景品釣り部材6は係止解除方向に回転する。景品釣り部材6が回転した際、係止面6aが、例えば、下に凸の湾曲面、あるいは先端に行くに従って漸次高くなる傾斜面により形成されている場合には、回転に伴う係止面6aの傾きが係止面6aの面形状により補償されるために、初期回転による上記枢軸27との間隔δ、および回転モーメントが小さくなり、やがて釣り合い状態になる可能性が高いために、景品2の搬送に対する支障は小さくなる。
【0040】
これに対し、係止面6aが水平面で形成される本例においては、係止面6aでの補償が働かないために、荷重点は自由端側に移動しながら枢軸27との水平間隔δを保持するために、景品釣り部材6の回転が継続し、景品2を搬送することができない。
【0041】
なお、以上においては、係止面6aを水平面とすることにより景品2搬送に不確定性を付与する場合を示したが、このほかに、係止面6aを先端に行くに従って徐々に低くなる傾斜面とすることによりより不確定を高めることもできる。また、上述した説明において、遊技者はXY位置のみを決定できるように設定されているが、XY位置決定後、所定範囲でZ位置の決定も可能にするように構成することもできる。
【0042】
さらに、上記景品釣り部材6には操作索8の一端が連結される。図4に示すように、操作索8は、景品釣り部材6の背面部に連結された後、支持杆9の背面に沿って上方に導かれ、次いで、支持杆9に形成される貫通孔9aを通って支持杆9の正面壁側に引き出される。支持杆9の正面壁側に引き出された操作索8は、再び上方に導かれた後、ヘッド連結部材26の連結柱26bに開設されたワイヤ挿通孔26cを経由して取付プレート26aの中心部から外部に引き出される。
【0043】
操作索8は、景品釣り部材6に係止解除方向の荷重が負荷された際の抵抗成分とならないように、圧縮方向の荷重に対して十分な柔軟性を有する材料により形成され、本例においては、細径のナイロン糸により形成される。
【0044】
上記操作索8のヘッド連結部材26からの引き出し端にはアタッチメント(A)を可動ヘッド5に連結した状態でヘッドケース5a内のフック駆動部7に連結される二重リング29が連結される。
【0045】
この状態で可動ヘッド5が駆動されると、可動ヘッド5のフック駆動部7が閉位置にあるときには、景品釣り部材6は自重により図2の係止姿勢に保持され、フック駆動部7の開位置への移動に伴って図3の係止解除姿勢に移行する。
【0046】
以上の構成の下、ゲームは、可動ヘッド5を駆動することにより景品釣り部材6により景品2の被係止部1を係止し、景品受けエリア4まで搬送することにより行われ、景品受けエリア4に達すると、景品釣り部材6は景品2の捕捉を解除し、遊技者に渡される。
【符号の説明】
【0047】
1 被係止部
2 景品
3 景品ベッド
4 景品受けエリア
5 可動ヘッド
6 景品釣り部材
7 フック駆動部
8 操作索
9 支持杆
A 景品釣りアタッチメント

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被係止部を備えた景品が載せられる景品ベッドと、
景品ベッド上の移動スペース内において遊技者により遠隔操作されて決定された景品ベッドから適宜高さ離隔した遊技者選択位置から自動駆動されて景品ベッドに向けて降下、上昇した後、前記移動スペースの適宜箇所に設定した景品受けエリアまで移動する可動ヘッドと、
景品の被係止部を係止可能なフック形状に形成されて可動ヘッドに回転自在に連結され、可動ヘッドが景品受けエリア上に達した際に係止解除姿勢に回転駆動される景品釣り部材と、
を有するクレーン遊技機。
【請求項2】
前記景品釣り部材は、可動ヘッドが景品受けエリア上に到達した際に初期位置から作動位置に移動する可動ヘッド内のフック駆動部に一端が連結される圧縮方向に反力をもたない柔軟な操作索に引っ張られて係止解除姿勢に駆動される請求項1記載のクレーン遊技機。
【請求項3】
前記景品釣り部材は、可動ヘッドから揺動自在に垂下される支持杆の下端に回転自在に連結される請求項2記載のクレーン遊技機。
【請求項4】
被係止部を備えた景品が載せられる景品ベッド上の移動スペース内において遊技者により遠隔操作されて決定された景品ベッドから適宜高さ離隔した遊技者選択位置から自動駆動されて景品ベッドに向けて降下、上昇した後、前記移動スペースの適宜箇所に設定した景品受けエリアまで移動する可動ヘッドに装着される景品釣りアタッチメントであって、
前記可動ヘッドに揺動自在に連結される支持杆と、
支持杆の下端に回転自在に連結される景品の被係止部を係止可能なフック形状の景品釣り部材と、
可動ヘッドが景品受けエリア上に到達した際に初期位置から作動位置に移動する可動ヘッド内のフック駆動部への連結手段を一端に備えるとともに、他端が景品釣り部材に連結され、フック駆動部の作動位置への移動に伴って景品釣り部材を係止解除姿勢に引っ張って移動させる圧縮方向に反力をもたない柔軟な操作索と、
を有するクレーン遊技機の景品釣りアタッチメント。









【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−42923(P2013−42923A)
【公開日】平成25年3月4日(2013.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−182591(P2011−182591)
【出願日】平成23年8月24日(2011.8.24)
【出願人】(501303105)株式会社ハローズ (2)