説明

クローポンプ及びその製造方法

【課題】ハウジングを適切に分割することで、軸心の位置合せ精度を向上できると共に製造効率を向上できるクローポンプ及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】シリンダ10が、シリンダの周壁部12と、一方のサイドプレート部11と、他方のサイドプレート部13とを備え、ギアボックス30が、他方のサイドプレート部13のシリンダの周壁部12側とは反対側へ設けられ、ギアボックスの周壁部32と、一方の軸受部31と、他方の軸受部33とを備え、シリンダ10とギアボックス30とによって一体的に構成される構造体(ハウジング)が、一方のサイドプレート部11とシリンダの周壁部12との間で分割されると共に、一方の軸受部31と他方の軸受部33との間で分割されることで、排気口側の端面壁部(一方のサイドプレート部11)と、中間本体部40と、ギア側の本体部50との三分割構造になっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉤状の爪部が設けられた二つのロータを備えて圧縮気体を排出できるクローポンプ及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
図6の分解図に示すように、従来のクローポンプにおいては、二つのロータ130A、130Bは、片持ちの支持状態に軸受けされた各回転軸131、132の自由端側に固定されている。また、クローポンプの排気口122は、シリンダ(シリンダの周壁本体部110)の一方の端面を覆う一方のサイドプレート部120Aに開口されている。このように排気口122が設けられているのは、圧縮工程を有するためであり、この排気口122から高圧の圧縮気体を排出できる。なお、121は吸気口であり、シリンダの周壁本体部110に開口している。
【0003】
そして、ギアボックスが、シリンダの周壁本体部110の他方の端面を塞ぐ隔壁部(他方のサイドプレート部120B)の外側(シリンダの周壁本体部110とは反対側)に連続して設けられる。また、ギアボックス(ギアボックスの周壁部136)内で二つの回転軸131、132に固定された一対の歯車137、137が噛合している。二つの回転軸131、132は、ベアリング134、134を介して一方の軸受部135に、及びベアリング138、138を介して他方の軸受部139によって受けられている。これにより、二つのロータ130A、130Bが反対方向に同一速度で回転する。
【0004】
この従来のクローポンプでは、シリンダとギアボックスとによって一体的に構成される構造体(ハウジング)が、一方のサイドプレート部120Aと、シリンダの周壁本体部110と、他方のサイドプレート120B及び一方の軸受部135が一体的に成型された中間壁部140と、ギアボックスの周壁部136と他方の軸受部139が一体的に成型されたギア側の本体部150との四分割構造になっている。
【0005】
また、先行技術として、シリンダとギアボックスとによって一体的に構成されるハウジングが、一方のサイドプレート部と、シリンダの周壁本体部と、他方のサイドプレート部と、ギアボックスの周壁部及び両方の軸受部が一体的に成型されたギアボックス本体部との四分割構造に設けられたポンプ装置がある(特許文献1参照)。
【0006】
以上のような従来のクローポンプでは、前記ハウジングが四分割されており、各部材の加工については比較的容易に行うことができる。しかし、ポンプ装置を組み立てる際の各部材相互間について、軸心を合わせる位置決め精度を高めることが難しい。また、部品点数が増えることで、製造効率を高めることが難しいという問題点がある。
【0007】
これに対して、シリンダとギアボックスとによって構成されるハウジングを、一方のサイドプレート部を除き、一体成型によって製造することが考えられる。この場合、一方のサイドプレート部以外のハウジングについて組み立てることを要しないため、軸心を合わせる位置精度を高めることはできる。しかしながら、ギアを組み付けるために、ギアボックスの周壁部に、最終的には閉塞しなければならない開口を設ける必要が生じるなど、その構造を複雑化することになる。さらに、複雑な成型体となるため、製造効率を高めることが難しくなるという問題点も考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】米国特許第2635552号公報(第2図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
クローポンプ及び排気方法に関して解決しようとする問題点は、従来のクローポンプでは、シリンダとギアボックスとによって一体的に構成されるハウジングが、四分割されており、軸心の位置合せ精度を高めることが難しく、また、製造効率を高めることも難しいことにある。さらに、一方のサイドプレート部を除いて、前記ハウジングを一体成型する場合は、成型体が複雑になり、製造効率を高めることが難しい点にもある。
そこで本発明の目的は、シリンダとギアボックスとによって一体的に構成されるハウジングを適切に分割することで、軸心の位置合せ精度を向上できると共に製造効率も向上できるクローポンプ及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本発明にかかるクローポンプの一形態によれば、二つの円の一部を重ね合わせた断面形状のポンプ室を形成するシリンダと、該シリンダ内で平行に配されて反対方向に同一速度で回転される二つの回転軸と、該二つの回転軸のそれぞれに一体的に固定されて前記シリンダ内に配され、相互に非接触状態で噛合って吸入した気体を圧縮できるように鉤形の爪部が形成された二つのロータと、前記シリンダに前記回転軸の延長方向へ設けられたギアボックスと、前記二つの回転軸のそれぞれに一体的に固定されて前記ギアボックス内に配され、相互に噛合って反対方向に同一速度で回転させる一対の歯車とを備え、前記シリンダが、シリンダの周壁部と、シリンダの一方の端面壁を構成する部位である一方のサイドプレート部と、シリンダの他方の端面壁を構成する部位である他方のサイドプレート部と、前記シリンダ内の気体が圧縮されないポンプ室の部分に連通する吸気口と、前記一方のサイドプレート部に前記シリンダ内の気体が圧縮されるポンプ室の部分に開口するように設けられた排気口とを備え、前記ギアボックスが、前記他方のサイドプレート部の前記シリンダの周壁部側とは反対側へ設けられ、前記一対の歯車を内包するギアボックスの周壁部と、ギアボックスの一方の端面壁を構成する部位であると共に前記二つの回転軸を受ける部位である一方の軸受部と、ギアボックスの他方の端面壁を構成する部位であると共に前記二つの回転軸を受ける部位である他方の軸受部とを備え、前記シリンダと前記ギアボックスとによって一体的に構成される構造体が、前記一方のサイドプレート部と前記シリンダの周壁部との間で分割されると共に、前記一方の軸受部と前記他方の軸受部との間で分割されることで、排気口側の端面壁部と、中間本体部と、ギア側の本体部との三分割構造になっている。
【0011】
また、本発明にかかるクローポンプの一形態によれば、前記シリンダの周壁部に、前記吸気口が開口されて設けられていることを特徴とすることができる。
【0012】
また、本発明にかかるクローポンプの製造方法の一形態によれば、前記の構成を備えるクローポンプの製造方法であって、前記中間本体部と前記ギア側の本体部とをボルト締結によって仮に連結した状態で、一方の軸受部、他方の軸受部、シリンダ、及び前記中間本体部と前記ギア側の本体部との位置合せを行うための平行ピンのピン穴にかかる加工を行い、組立工程における前記中間本体部と前記ギア側の本体部との連結作業では、前記平行ピンによって位置合せを行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明にかかるクローポンプ及びその製造方法によれば、シリンダとギアボックスとによって一体的に構成されるハウジングを適切に分割することで、軸心の位置合せ精度を向上できると共に製造効率を向上できるという特別有利な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明に係るクローポンプの形態例を示す中央横断面図である。
【図2】図1の形態例の分解斜視図である。
【図3】図1の形態例の本体部における仮連結前の斜視図である。
【図4】図1の形態例の本体部における仮連結状態の斜視図である。
【図5】図1の形態例の本体部における組立形態を示す斜視図である。
【図6】従来のクローポンプの形態例を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明にかかるクローポンプ及びその製造方法について最良の形態例を添付図面(図1〜4)に基づいて詳細に説明する。
このクローポンプは、例えば排気側を空気圧機器に接続することでコンプレッサー又はブロアとして利用でき、吸気側を空気圧機器に接続することで真空ポンプとして利用できる。また、空気に限定されず、他の気体について吸排気する回転ポンプ装置としても利用できる。
【0016】
10はシリンダであり、二つの円の一部を重ね合わせた断面形状のポンプ室を形成する。このシリンダ10内には、反対方向に同一速度で回転される二つの回転軸21、22が平行に配されている。そして、その二つの回転軸21、22の片持ちに保持された自由端側のそれぞれに一体的に固定されて、相互に非接触状態で噛合って吸入した気体を圧縮できるように鉤形の爪部が形成された二つのロータ20A、20Bが、シリンダ10内に配されている。
【0017】
また、このシリンダ10は、シリンダの周壁部12と、シリンダ10の一方の端面壁を構成する部位である一方のサイドプレート部11と、シリンダ10の他方の端面壁を構成する部位である他方のサイドプレート部13と、シリンダ10内の気体が圧縮されないポンプ室の部分に連通する吸気口14と、一方のサイドプレート部11にシリンダ10内の気体が圧縮されるポンプ室の部分に開口するように設けられた排気口15とを備えている。
なお、36aは透孔であり(図3参照)、二つの回転軸21、22が挿通されてベアリング34、34によって受けられるように、他方のサイドプレート部13と後述する一方の軸受部31に亘って、一対が開口している。また、各ベアリング34は、保持板35によって軸受部31に設けられたベアリングの取付け部に装着されている。
【0018】
本形態例では、吸気口14は、シリンダの周壁部12に開口されて設けられている(図2参照)。これによれば、開口を十分に大きく設定でき、接続口を適切に形成し易いメリットがある。
なお、吸気口14の開口位置は、これに限定されるものではなく、一方のサイドプレート部11に設けられる場合もある。つまり、非圧縮室部であるポンプ室の部分に連通できれば、設けられる位置や形状は限定されない。
【0019】
30はギアボックスであり、シリンダ10に回転軸21、22の延長方向へ設けられている。このギアボックス30内に、二つの回転軸21、22のそれぞれに一体的に固定されて、相互に噛合って反対方向に同一速度で回転させる一対の歯車37、37が配されている。
【0020】
また、このギアボックス30は、他方のサイドプレート部13のシリンダの周壁部12側とは反対側へ設けられ、一対の歯車37、37を内包するギアボックスの周壁部32と、ギアボックス30の一方の端面壁を構成する部位であると共に二つの回転軸21、22を受ける部位である一方の軸受部31と、ギアボックス30の他方の端面壁を構成する部位であると共に二つの回転軸21、22を受ける部位である他方の軸受部33とを備えている。
なお、33a、33bは透孔であり、二つの回転軸21、22が挿入されてベアリング38、38によって受けられるように、他方の軸受部33に開口している(図3参照)。また、図1に示すように、オイルシール36と、透孔33bを塞ぐ蓋39及びO−リング39a(図2参照)によって、ギアボックス30からのオイル洩れを防止している。
【0021】
そして、シリンダ10とギアボックス30とによって一体的に構成される構造体が、一方のサイドプレート部11とシリンダの周壁部12との間で分割されると共に、一方の軸受部31と他方の軸受部33との間で分割されることで、排気口側の端面壁部(一方のサイドプレート部11)と、中間本体部40と、ギア側の本体部50との三分割構造になっている。本形態例では、中間本体部40と、ギア側の本体部50とが、一方の軸受部31とギアボックスの周壁部32の間で分割されている。
なお、分割の位置は本形態例に限られず、ギアボックスの周壁部32自体を二つに分割することで三分割構造とすることが可能であって、同様の効果を生じる。但し、そのように分割した場合、中間本体部40が、図に示した形態例に比べて軸の延長方向に厚くなり、製造(成型)しにくくなる傾向がある。
【0022】
60は回転駆動装置(図1参照)であり、回転軸21と、その回転軸21から歯車37、37を介して駆動される回転軸22によって動力を伝達することで、二つのロータ20A、20Bを、回転駆動させるように設けられている。
例えば、回転駆動装置60の一例である電動モータの回転シャフトが、カップリングを介して、他方の軸受部33の外側において、回転軸21の端部21aに接続することができる(図1参照)。なお、遠心ファンを、カップリングに同軸に固定して空冷構造とすることができる。
なお、回転駆動装置60は、電動モータに限定されず、他の既知の駆動装置を用いることができるのは勿論である。
【0023】
52はボルトであり、図2〜5に示すように、中間本体部40とギア側の本体部50を連結するように、複数本(本形態例では6本)が配されている。本形態例のボルト52は、ギア側の本体部50に設けられたボルト孔51に挿通され、中間本体部40に設けられた雌ネジ部41(図3、5参照)に螺合するように設けられている。
【0024】
56はピンであり、図2〜5に示すように、中間本体部40とギア側の本体部50との位置合せをするように、複数本(本形態例では2本)が配されている。本形態例のピン56は、ギア側の本体部50に設けられたピン穴55(図2、4参照)と、中間本体部40に設けられたピン穴45(図5参照)とに挿入されて位置合せをすることができる。
【0025】
以上の構成を備えるクローポンプの製造方法にあっては、中間本体部40とギア側の本体部50とをボルト締結によって仮に連結した状態(図4参照)で、一方の軸受部31、他方の軸受部33、シリンダ10、及び中間本体部40とギア側の本体部50との位置合せを行うための平行ピン56、56のピン穴45、55にかかる加工を行い、組立工程における中間本体部40とギア側の本体部50との連結作業では、平行ピン56、56によって位置合せを行うことができる(図5参照)。
【0026】
加工手順の詳細としては、例えば、連結された中間本体部40とギア側の本体部50(以下、「連結本体部」という)のギアボックス30側の加工完了後、一つの加工機内で、連結本体部を180度反転させ、反対側のシリンダ内面を加工する。または、連結本体部を、一つの加工機に保持した状態で、両側から加工してもよい。どちらも、連結本体部を一回のチャックで加工機に保持することになる。
また、平行ピン56、56が挿入されるピン穴45、55の加工は、二部品(両本体部40、50)を貫通するように連結本体部について同時に行われる。
【0027】
このような加工手順によれば、ベアリング34、38の取付け部(回転軸21、22)の軸とシリンダ10の軸とを高い精度で一致させることができる。
そして、全ての部品加工完了後、一旦、連結本体部の締結を解除して、回転軸21、22にかかる組立等の部品組み付け後、平行ピン56、56を使用して再組み立てをすることで、高い同軸度を再現できる。
また、この平行ピン56、56によれば、オーバーホール時の再組み立て作業においても高い精度で位置合せをすることができる。
【0028】
本発明にかかるクローポンプ及びその製造方法によれば、シリンダ10とギアボックス30とによって一体的に構成されるハウジングを、一方のサイドプレート部11と、中間本体部40と、ギア側の本体部50とに適切に三分割している。これによれば、部品点数を減らすことができると共に、成型し易い形態となっており、効率よく製造できる。
また、中間本体部40とギア側の本体部50と連結した状態で、回転軸21、22の組み込みにかかるベアリング取付け部の加工や、シリンダ10の内面の加工などを、適切に行うことができる。従って、回転軸21、22の軸心の位置精度に依存する二つのロータ20A、20B及び一対の歯車37,37の組み込み精度を向上できる。
さらに、本発明によれば、各部品を軸の延長方向に重ねるように装着することで効率良く組み立てることができる構造になっている。従って、高い性能を有するクローポンプの生産性を向上させることができる。
【0029】
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
【符号の説明】
【0030】
10 シリンダ
11 一方のサイドプレート部
12 シリンダの周壁部
13 他方のサイドプレート部
14 吸気口
15 排気口
20A ロータ
20B ロータ
21 回転軸
22 回転軸
30 ギアボックス
31 一方の軸受部
32 ギアボックスの周壁部
33 他方の軸受部
34 ベアリング
37 歯車
38 ベアリング
40 中間本体部
45 ピン穴
50 ギア側の本体部
52 ボルト
55 ピン穴
56 ピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
二つの円の一部を重ね合わせた断面形状のポンプ室を形成するシリンダと、該シリンダ内で平行に位置するように配されて反対方向に同一速度で回転される二つの回転軸と、該二つの回転軸のそれぞれに一体的に固定されて前記シリンダ内に配され、相互に非接触状態で噛合って吸入した気体を圧縮できるように鉤形の爪部が形成された二つのロータと、前記シリンダに前記回転軸の延長方向へ設けられたギアボックスと、前記二つの回転軸のそれぞれに一体的に固定されて前記ギアボックス内に配され、相互に噛合って反対方向に同一速度で回転させる一対の歯車とを備え、
前記シリンダが、シリンダの周壁部と、シリンダの一方の端面壁を構成する部位である一方のサイドプレート部と、シリンダの他方の端面壁を構成する部位である他方のサイドプレート部と、前記シリンダ内の気体が圧縮されないポンプ室の部分に連通する吸気口と、前記一方のサイドプレート部に前記シリンダ内の気体が圧縮されるポンプ室の部分に開口するように設けられた排気口とを備え、
前記ギアボックスが、前記他方のサイドプレート部の前記シリンダの周壁部側とは反対側へ設けられ、前記一対の歯車を内包するギアボックスの周壁部と、ギアボックスの一方の端面壁を構成する部位であると共に前記二つの回転軸を受ける部位である一方の軸受部と、ギアボックスの他方の端面壁を構成する部位であると共に前記二つの回転軸を受ける部位である他方の軸受部とを備え、
前記シリンダと前記ギアボックスとによって一体的に構成される構造体が、前記一方のサイドプレート部と前記シリンダの周壁部との間で分割されると共に、前記一方の軸受部と前記他方の軸受部との間で分割されることで、排気口側の端面壁部と、中間本体部と、ギア側の本体部との三分割構造になっていることを特徴とするクローポンプ。
【請求項2】
前記シリンダの周壁部に、前記吸気口が開口されて設けられていることを特徴とする請求項1記載のクローポンプ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の構成を備えるクローポンプの製造方法であって、
前記中間本体部と前記ギア側の本体部とをボルト締結によって仮に連結した状態で、一方の軸受部、他方の軸受部、シリンダ、及び前記中間本体部と前記ギア側の本体部との位置合せを行うための平行ピンのピン穴にかかる加工を行い、
組立工程における前記中間本体部と前記ギア側の本体部との連結作業では、前記平行ピンによって位置合せを行うことを特徴とするクローポンプの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−64078(P2011−64078A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−212878(P2009−212878)
【出願日】平成21年9月15日(2009.9.15)
【出願人】(000103921)オリオン機械株式会社 (450)
【Fターム(参考)】