説明

グラウト清掃用具

2つの対向する主表面と、対向する主表面によって画定される少なくとも3つの縁部表面と、を有する不織布ウェブ又は不織布ウェブ複合体を含む、グラウトを清掃するための用具であって、ウェブ又はウェブ複合体は、取っ手などの握り部のスロットに固定される。ウェブ又はウェブ複合体は、ウェブ又はウェブ複合体の縁部をこすり洗いに使用できるように、握り部から延在する。不織布ウェブ又はウェブ複合体は、3つ又は4つの縁部表面を有してよい。握り部と共に、複数の不織布ウェブ又はウェブ複合体を含むキットを調製してよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、2009年6月15日に出願された米国特許仮出願第61/187173号(Benson)の利益を主張するものであり、その開示内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
(発明の分野)
本開示は、一般に清掃用具、具体的にはグラウト継手を清掃するための手持ち式の手動操作型清掃用具に関する。
【背景技術】
【0003】
グラウトは、継手の封止に用いられることが多い建築資材である。例えば、グラウトは、水が入らないようにタイル間の継手を封止し、タイル縁部の切截及び割裂を防止し、タイル張りの表面に完成した外観を与えるために用いられることができる。グラウトは、栓アセンブリと流し台の表面との間の継手を封止して、水が入らないように、かつ栓アセンブリを定位置に保持するためにも用いられる。多くの用途では、グラウトは、共に封止される物品の間に細長の凹面を形成し、これらの凹面がくずで汚れたり、かびたり、又は詰まったりすると、清掃が困難になることがある。典型的なスポンジ及びパッドは、かかる狭い形状には容易に適合しない大きな表面積を有するため、かかる細長の凹面の清掃に理想的ではない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明のこれら及びその他の態様は以下に、より詳細に記述される。上記の要約は、決して特許請求された主題を制限することを意図するものではない。
【0005】
図は、本明細書において開示される例示の物品の図面である。図面は、必ずしも縮尺に従っていない。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1a】例示のグラウト清掃用具の斜視図。
【図1b】例示のグラウト清掃用具の斜視図。
【図2a】図1a及び1bに示す例示のグラウト清掃用具の側面図。
【図2b】例示のグラウト清掃用具の側面図。
【図2c】例示のグラウト清掃用具の側面図。
【図3a】別の例示のグラウト清掃用具の斜視図。
【図3b】別の例示のグラウト清掃用具の斜視図。
【図4】図3a及び3bに示す例示のグラウト清掃用具の例示の使用方法を示す。
【図5a】例示のグラウト清掃用具の斜視図。
【図5b】例示のグラウト清掃用具の斜視図。
【0007】
上記の図面は、本発明の実施形態を表しているが、説明において述べるように、他の実施形態も企図される。いかなる場合も、本開示は、本発明を、限定するのではなく代表して提示するものである。本発明の範囲及び趣旨の中で、多くの他の修正及び実施形態が、当業者によって考案され得ることを理解されたい。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1aは、例示のグラウト清掃用具100の斜視図を示す。この用具は、握り部110と、不織布ウェブ120と、を含む。ウェブは、2つの対向する主表面121a及び121b(図示せず)を含み、これらの対向する表面は、4つの縁部表面122a、122b、縁部表面122aに対向する122c(図示せず)、及び縁部表面122bに対向する122d(図示せず)を画定する。握り部110は、取っ手部111と、取っ手部の対向する側面に配置された2つの出っ張り部112a及び112bと、を含む。一般に、取っ手部は把持を容易にし、出っ張り部は指を保護する。握り部110は、図1bに示すように、不織布ウェブが挿入されたときに、その一部を受け入れるためのスロット113を含む。握り部は、ウェブを完全に被覆するわけではない。一般に、用具の側面視については、主表面122a及び122bの一部が握り部の下に見えるように、ウェブがスロットから握り部の外辺部を超えて延在する。ウェブは、握り部の両端で見えても、見えなくてもよい。
【0009】
図2aは、グラウト清掃用具100の側面図を示す。この実施形態における用具の側面視については、ウェブが握り部の下に見えるが、握り部の両端では見えないように、握り部とほぼ同一幅である。用具100は、図2aに示すように、側面から見て台形形状を有する。ユーザーが縁部表面122aに沿ってウェブの前面部分を確認できるので、この形状は、清掃を容易にすることができる。一般に、有用な台形形状は、約40〜約65度の鋭角を有する。
【0010】
図2b及び2cは、例示のグラウト清掃用具の側面図を示す。図2bでは、例示のグラウト清掃用具200は、握り部210と、不織布ウェブ220と、を含み、ウェブは握り部よりも長く、握り部及びウェブの両方が矩形形状を有する。図2cでは、例示のグラウト清掃用具230は、握り部240と、不織布ウェブ250と、を含み、ウェブは握り部よりも長く、握り部及びウェブの両方が台形形状を有する。
【0011】
一般に、握り部は、手で把持するのに好適である。握り部は、不織布ウェブの硬さと比較して、グラウト清掃用具をより硬くすることができる。握り部は、不織布ウェブより硬くても、硬くなくてもよい。握り部は、特定の用具の設計に応じて、硬くて剛性から柔らかくて可撓性までの範囲であってよく、例えば、より硬い剛性の握り部を備える用具は、柔らかくて可撓性の握り部を備える用具と比較して、使用する際により少ない労力を必要とすることがある。
【0012】
握り部は、多孔質材及び/又は無孔材を含んでよい。例示の無孔材としては、天然及び合成ポリマーが挙げられる。例示の多孔材としては、天然及び合成発泡体、スポンジ、及びポリマーが挙げられる。多孔材は、連続若しくは独立気泡構造及び/又は小孔若しくは大孔を有してよい。スポンジとしては、天然スポンジ及びセルロース系スポンジ(植物又は動物性生物由来のものを含む)が挙げられる。
【0013】
多孔質ゴム、シリコン、メラミン若しくは後処理した含浸発泡体、発泡ポリエステル、セルロース物質、低/高密度ポリエーテル及びポリエステル、ネオプレン、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、エピクロロヒドリン系ポリマー、ポリスチレン、ポリエチレン及びポリプロピレンなどのポリオレフィン、エチレンビニルアセテート、EMA、メタロセン樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、難燃ポリマー、上記のいずれかの混合物などを含む、握り部に用いられることが既知である任意のポリマーが用いられてよい。
【0014】
不織布ウェブの特性は、意図される用途、使用方法などに応じて異なってよい。不織布ウェブは、硬い若しくはドレープ性である、隙間が開いていて多孔質である、密度が高くて実質的に無孔である、及び/又は硬い若しくは柔らかくてよい。場合によっては、図5aに示す実施形態について以下に記載するように、不織布ウェブは、それ自身の上に折り重なることができるように十分に可撓性である。不織布ウェブは、ポリマー繊維及び/又は金属繊維であってよい繊維を含む。ポリマー繊維は、典型的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリブチレンなどのポリオレフィン、ナイロン6、ナイロン6/6、及びナイロン10などのポリアミド、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、メタクリルモノマーを含有するコポリマー、並びにこれらの混合物及びコポリマーを含む、熱可塑性ポリマーで作製される。アセテート繊維などの半合成繊維、綿繊維などの天然繊維、ヘチマ(looflah)(植物の十角ヘチマの果実から作製されたセル状構造物質)、レーヨン繊維などの再生繊維、及び他の非熱可塑性繊維は、熱可塑性繊維と混合することができる。不織布ウェブの一例は、3M(商標)Companyから商標名SCOTCHBRITEで販売されるスクラブパッドである。不織布ウェブは、ポリエチレンなどのポリオレフィン、メラミン、又はポリウレタンで作製された発泡体を含んでよい。不織布ウェブは、物質に埋め込まれた研磨粒子を有する、消しゴム様の物質を含んでよい。
【0015】
不織布ウェブは、ウェブの表面が様々な特性を有するように、物質の複数の層を含んでよい。例えば、不織布ウェブは、片面に合成発泡体、もう一方の面に多孔質ポリマーを含んでよい。
【0016】
この不織ウェブは、任意の好適な融解成形又は機械形成動作によって調製することができる。例えば、この不織布は、毛羽立てられたもの、スパンボンドされたもの、スパンレースされたもの、メルトブローンされたもの、エアレイドされたもの、クレープ加工されたもの、又は他の、当該技術分野で既知のプロセスによって作製されたものであってよい。不織布は、例えば、水流絡合、熱接着(例えば、カレンダー又は空気通過)、化学結合、ニードルパンチング/ニードルタッキング、バインダー繊維の使用など任意の既知の技術によって結合されてよい。これらの繊維類は、典型的には、約1〜約3000デニール、又は約1〜約50デニールを有する。不織布ウェブの坪量は、約10〜約500グラム/平方メートル、50〜約350グラム/平方メートル、又は100グラム/平方メートル未満であってよい。
【0017】
幾つかの実施形態では、握り部は押出独立気泡発泡体を含み、不織布ウェブは交換式の高耐久性ウェブシートを含む。
【0018】
一般に、不織布ウェブは、ウェブをスロットに挿入することによって握り部に固定される。スロットは、スロットの側面から内側に延在するピンなどの突出部を含んでよい。共にパチンと閉まるスポーク、ヒンジ、及び部品を用いて、ウェブを握り部に固定してよい。スロットは、ウェブ固定用の機構を有してよく、この機構は、ウェブを貫通する。不織布ウェブは、ウェブの別の縁部を使用できるように、又はウェブを新しい、つまり別のウェブに交換できるように、握り部に取り外し可能に固定されてよい。不織布ウェブは、握り部に取り外し可能に固定されなくてもよく、むしろ、握り部に取り外しできない方法で固定されてよい。ウェブは握り部に接着されてよい、又はウェブ及び握り部の材料は共押出されてよい。
【0019】
スロットは、不織布ウェブの十分な保持を得ることができるように、十分に大きい高さを有する必要がある。幾つかの実施形態では、握り部は、対向する各主表面の表面積の少なくとも半分を被覆してよい。
【0020】
一般に、グラウト清掃用具は、任意の有用な外形寸法及び形状(正方形など)で提供されてよい。例えば、握り部の長さは約2〜約30cmの範囲であってよく、幅は約2〜約10cmであってよく、高さは約2〜約10cmであってよい。スロットは、握り部の長さ(約2〜約30cm)と同じ又はほぼ同じ長さを有してよいか、あるいは握り部よりも長い又は短くてよい。スロットは、約0.5〜約5cmの幅及び約1〜約5cmの高さを有してよい。不織布ウェブは、握り部の長さ(約2〜約30cm)と同じ又はほぼ同じ長さを有してよいか、あるいは握り部よりも長い又は短くてよい。不織布ウェブは、約5〜約15cmが握り部の外辺部を超えて延在するように高さを有してよい。
【0021】
図3aは、例示のグラウト清掃用具300の斜視図を示す。この用具は、握り部310と、不織布ウェブ320と、を含む。ウェブは、2つの対向する主表面321a及び321b(図示せず)を含み、これらの対向する表面は、3つの縁部表面322a、322b(図示せず、322aから反時計回り)、及び322c(図示せず、322bから反時計回り)を画定する。握り部310は、図3bに示すように、不織布ウェブが挿入されたときに、その一部を受け入れるためのスロット311を含む。側面から見ると、ウェブは、握り部の外辺部を超えて延在する。すなわち、スロットはウェブを受け入れるが、ウェブを完全に被覆するわけではない。側面から見ると、握り部310の外辺部は、二等辺三角形を含む。幾つかの実施形態では、外辺部は、等しい長さの2辺と、異なる長さの第3の辺と、を有する三角形を含んでよい。幾つかの実施形態では、外辺部は、各辺が異なる長さを有する3辺を有する三角形を含んでよい。図4は、グラウト清掃用具300の例示の使用方法を示す。
【0022】
グラウト清掃用具300の外辺部は、上から見ると、ユーザーが、洗浄すべき空洞、表面などに不織布ウェブが接触している位置及びその状態を確認できるようになっている。グラウト清掃用具300は、任意の有用な外形寸法で提供されてよい。握り部に挿入された不織布ウェブを有する用具については、側面が、約40〜約60cmの長さをそれぞれ有してよい。例えば、側面は、約50cmの長さをそれぞれ有してよい。握り部の幅は、約5〜約20cmであってよい。不織布ウェブの幅は、握り部の幅よりも小さい。不織布ウェブの対向する主表面321a及び321bは、握り部と比較して任意の表面積を有してよい。例えば、対向する表面は、握り部と同一の表面積を有してよいか、又は握り部の表面積よりも大きくてよい。不織布ウェブは、対向する主表面321a及び321bが握り部の周辺部を約2〜約10cm超えて延在するように配置してよい。
【0023】
図5aは、例示のグラウト清掃用具500の斜視図を示す。この用具は、取っ手部511と、取っ手部の対向する側面に配置された2つの出っ張り部512a及び512bと、を有する握り部510を含む。一般に、取っ手部は把持を容易にし、出っ張り部は指を保護する。握り部510は、図5aに示すように自身の上に折り重ねられた不織布ウェブである、不織布ウェブ複合体520の一部を受け入れるためのスロット513を含む。不織布ウェブ複合体はスロット513に挿入され、上記でグラウト清掃用具100について記載したように、握り部は、ウェブを完全に被覆するわけではない。不織布ウェブ複合体520は、上記でグラウト清掃用具100について記載したように、スロットから握り部の外辺部を超えて延在し、ウェブ複合体は、用具500を側面から見たときに、握り部の両端で見えても、見えなくてもよい。図5aに示す実施形態は、不織布ウェブ複合体が自身の上に折り重ねられ、不織布ウェブの厚みを増し、使用可能な曲線状のウェブ複合体表面をもたらす点で図1a及びbに示す実施形態とは異なる。曲線状のウェブ複合体表面に対向する縁部も用いられてよい。スロット513は、例えば、同一の不織布ウェブが用いられる場合、スロット113よりも大きい幅を有してよい。
【0024】
図5bは、例示のグラウト清掃用具530の斜視図を示す。この用具は、取っ手部541と、取っ手部の対向する側面に配置された2つの出っ張り部542a及び542bと、を有する握り部540を含む。一般に、取っ手部は把持を容易にし、出っ張り部は指を保護する。握り部540は、図5bに単一ウェブとして示す3枚の別個のウェブを含む不織布ウェブ複合体550の一部を受け入れるためのスロット543を含む。不織布ウェブ複合体550はスロット543に挿入され、上記でグラウト清掃用具100について記載したように、握り部は、ウェブ複合体を完全に被覆するわけではない。不織布ウェブ複合体550は、上記でグラウト清掃用具100について記載したように、スロットから握り部の外辺部を超えて延在し、ウェブ複合体は、用具530を側面から見たときに、握り部の両端で見えても、見えなくてもよい。図5bに示す実施形態は、不織布ウェブ複合体が3枚の別個の不織布ウェブを含む点で図1a及び1bに示す実施形態とは異なる。スロット543は、例えば、不織布ウェブ120及び不織布ウェブ複合体550に同一の不織布ウェブが用いられる場合、スロット113よりも大きい幅を有してよい。3枚の不織布ウェブは、使用可能な、より大きい縁部表面をもたらすために用いられてよい。不織布ウェブ複合体は、3枚の別個の不織布ウェブに限定されないが、2枚の不織布ウェブ又は3枚を超えるウェブを含んでよい。別個の不織布ウェブは、複合体の1つ、2つ、3つ、又は4つの縁部が実質的に平らな表面を含むように、複合体に形成されてよい。使用を意図する縁部表面は、実質的に平らであってよく、又は、用具の使用目的に応じて、1つ若しくは両方が平らでなくもよい。
【0025】
図5a及び5bに示す実施形態については、不織布ウェブ複合体が、ウェブを互いに固定する手段を備えて、又は備えずに形成されてよい。ウェブが互いに固定される場合、ウェブは機械的手段を使用して、又は接着剤によって固定されてよい。更に、ウェブは、ユーザーが容易に分離できないように完全に固定されてよいか、あるいはユーザーがウェブ複合体を広げて再び折り重ねることによって、又は異なる順番及び/若しくは配向にウェブを重ね直すことによってウェブ複合体を容易に再編できるように一時的に固定されてよい。いずれにしても、一時的に固定されたウェブは、使用可能な別の縁部を露出させるために用いられてよい。接着剤が用いられる場合、接着剤は、ホットメルト接着剤、又はウレタン接着剤若しくは2成分エポキシ接着剤などの硬化性接着剤であってよい。接着剤の被覆重量は、例えば、約1〜50ミル(約25.4〜約1270マイクロメートル)の範囲であってよい。
【0026】
図1a〜1b、2a〜2c、及び5a〜5bに示す各実施形態について、握り部は、取っ手部(例えば、図1a〜1bに示す取っ手部111)の最上部に沿って、溝又は凹機構を含んでよい。凹機構は、握り部に1本以上の指を配置するための領域をもたらしてよい。
【0027】
1つ以上の握り部と共に不織布ウェブ及び/又はウェブ複合体の少なくとも1つを含むキットが、典型的には、ウェブ又はウェブ複合体を握り部から取り外し、交換することを意図する実施形態のために作製されてよい。
【0028】
本発明の具体的な実施形態を本明細書中に示し及び説明してきたが、これら実施形態は多くの考えられる具体的な構成を単に例示しているにすぎず、構成は本発明の原理を適用して考案され得ることは理解されよう。これらの原理に従って、当業者は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、多数の様々な他の構成を考案することができる。したがって本発明の範囲は、本願に記載の構造に限定されるべきものではなく、「特許請求の範囲」の文言により述べられる構造及びそうした構造の均等物によってのみ限定されるものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
グラウトを清掃するための用具であって、
2つの対向する主表面と、前記対向する主表面によって画定される少なくとも3つの縁部表面と、を有する不織布ウェブと、
前記不織布ウェブの一部を受け入れるためのスロットを有する握り部と、を含み、
前記不織布ウェブが、前記握り部の外辺部を超えて前記ウェブが延在するように前記スロットに挿入される、用具。
【請求項2】
前記握り部が取っ手である、請求項1に記載の用具。
【請求項3】
前記握り部が多孔質である、請求項1に記載の用具。
【請求項4】
前記不織布ウェブが、前記握り部に取り外し可能に固定される、請求項1に記載の用具。
【請求項5】
前記不織布ウェブが、前記握り部に取り外しできない方法で固定される、請求項1に記載の用具。
【請求項6】
前記不織布ウェブが熱可塑性ポリマー繊維を含む、請求項1に記載の用具。
【請求項7】
前記不織布ウェブが天然繊維を含む、請求項1に記載の用具。
【請求項8】
前記握り部が、前記不織布ウェブの対向する各主表面の表面積の少なくとも半分を被覆する、請求項1に記載の用具。
【請求項9】
前記握り部が前記不織布ウェブよりも硬い、請求項1に記載の用具。
【請求項10】
前記不織布ウェブの前記2つの対向する主表面が、4つの縁部表面を画定する、請求項1に記載の用具。
【請求項11】
前記用具の側面視については、前記用具の外辺部が台形形状を有する、請求項10に記載の用具。
【請求項12】
前記2つの対向する主表面が、3つの縁部表面を画定する、請求項1に記載の用具。
【請求項13】
前記用具の側面視については、前記用具の外辺部が二等辺三角形の形状を有する、請求項12に記載の用具。
【請求項14】
前記不織布ウェブが自身の上に折り重ねられる、請求項1に記載の用具。
【請求項15】
前記不織布ウェブが、積層構造に配置された複数の不織布ウェブの複合体を含む、請求項1に記載の用具。
【請求項16】
少なくとも1つの不織布ウェブであって、2つの対向する主表面と、前記対向する主表面によって画定される少なくとも3つの縁部表面と、を有する、不織布ウェブと、
前記不織布ウェブの一部を受け入れるためのスロットを有する握り部であって、前記不織布ウェブが、前記握り部の外辺部を超えて前記ウェブが延在するように前記スロットに挿入される、握り部と、を含む、キット。
【請求項17】
前記不織布ウェブが、積層構造に配置された複数の不織布ウェブの複合体を含む、請求項16に記載のキット。

【図1a】
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【図1b】
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【図2a】
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【図2b】
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【図2c】
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【図3a】
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【図3b】
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【図4】
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【図5a】
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【図5b】
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【公表番号】特表2012−529928(P2012−529928A)
【公表日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−515220(P2012−515220)
【出願日】平成22年6月14日(2010.6.14)
【国際出願番号】PCT/US2010/038549
【国際公開番号】WO2010/147911
【国際公開日】平成22年12月23日(2010.12.23)
【出願人】(505005049)スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー (2,080)
【Fターム(参考)】