説明

ケトンまたは関連する官能基を含むポリマー試薬

直接的又は1つ以上の原子を介して、のいずれかによりケトン又はケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、又はジチオケタールなどの関連する官能基に結合しているポリ(エチレングリコール)のようなポリマーを含むポリマー試薬が提供される。ポリマー試薬は、中でもポリマー‐活性作用物質複合体を形成するのに有用である。関連する方法、組成物、製剤なども提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
官能基及び2,200超の平均分子量を有する水溶性ポリマー部分を含むポリマー試薬であって、ここで、該官能基は直接的な共有結合又は1つ以上の原子を介して、のいずれかにより水溶性ポリマー部分に結合しており、さらに、(a)該官能基は、ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールから成る群から選ばれ、そして(b)該ポリマー試薬は、以下の:芳香族部分;プロリン残基;炭素数8以上の飽和炭化水素鎖、環状ジエノン;及び-ONH2基のそれぞれを有さず、但し、該ポリマー試薬は以下の:
【化1】

のいずれでもない、前記ポリマー試薬。
【請求項2】
上記水溶性ポリマー部分が、ポリ(エチレングリコール)である、請求項1に記載のポリマー試薬。
【請求項3】
上記ポリ(エチレングリコール)が、ヒドロキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アルケノキシ、置換アルケノキシ、アルキノキシ、置換アルキノキシ、アリールオキシ、及び置換アリールオキシから成る群から選ばれるエンドキャッピング部分で末端がキャップされている、請求項2に記載のポリマー試薬。
【請求項4】
上記ポリ(エチレングリコール)がメトキシで末端がキャップされている、請求項2に記載のポリマー試薬。
【請求項5】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約2,500ダルトン〜約100,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求項2に記載のポリマー試薬。
【請求項6】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約4,900ダルトン〜約40,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求項5に記載のポリマー試薬。
【請求項7】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約9,900ダルトン〜約25,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求項6に記載のポリマー試薬。
【請求項8】
上記官能基がケトンである、請求項2に記載のポリマー試薬。
【請求項9】
上記官能基がケトンハイドレートである、請求項2に記載のポリマー試薬。
【請求項10】
上記官能基がヘミケタールである、請求項2に記載のポリマー試薬。
【請求項11】
上記官能基がケタールである、請求項2に記載のポリマー試薬。
【請求項12】
いずれのハロゲン原子も有さない、請求項2に記載のポリマー試薬。
【請求項13】
メチル基が、上記官能基に対してアルファ位又はベータ位にある、請求項2に記載のポリマー試薬。
【請求項14】
以下の式:
【化2】

{式中、
POLY1は、-O-R7として定義される末端を有する水溶性ポリマー部分であり;
(a)は、ゼロ又は1のいずれかであり;
(b)は、ゼロ又は1のいずれかであり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(Z)は、2〜7の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は芳香族を含まない有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は芳香族を含まない有機ラジカルであり;
R7は、H又は芳香族を含まない有機ラジカルであり;
FGは、ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基であり;そして、
R1は、芳香族を含まない有機ラジカルなどの有機ラジカルであり;そしてさらに、
以下の式:
【化3】

により表される部分は場合により1つ以上の二重結合を含む。}
により表される構造を含む、ポリマー試薬であって、但し、該ポリマー試薬は以下の:
【化4】

のいずれでもない、前記ポリマー試薬。
【請求項15】
上記水溶性ポリマー部分(「POLY1」)が、ポリ(エチレングリコール)である、請求項14に記載のポリマー試薬。
【請求項16】
上記ポリ(エチレングリコール)が、-CH2CH2-(OCH2CH2)m-OCH2CH2-であり、ここで、(m)が約55〜約3,000である、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項17】
R7が、9個以下の炭素原子を含む、芳香族を含まない有機ラジカルである、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項18】
R7が、H又はメチルである、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項19】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約2,500ダルトン〜約100,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項20】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約4,900ダルトン〜約40,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求項19に記載のポリマー試薬。
【請求項21】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約9,900ダルトン〜約25,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求20に記載のポリマー試薬。
【請求項22】
上記官能基がケトンである、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項23】
上記官能基がケトンハイドレートである、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項24】
上記官能基がヘミケタールである、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項25】
上記官能基がケタールである、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項26】
上記官能基が、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、及びジチオケタールから成る群から選ばれる、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項27】
ハロゲン原子を有さない、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項28】
R2及びR3がそれぞれHである、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項29】
FGに対するα炭素に結合しているR2がアルキルであり、他のすべてのR2がHであり、そして各R3がHである、請求項16に記載のポリマー試薬。
【請求項30】
(a)が1であり、X1が以下の:
【化5】

からなる群から選ばれる、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項31】
(b)が、1であり、EW1が、-O-、-NH-、-NHC(O)-、-C(O)NH-、-OC(O)-、-OC(O)-、-OC(O)-NH-、-NH-OC(O)-、-C(O)-、-C(S)-、及び-C(OR)H-から成る群から選ばれ、ここで、ORはアルコキシ又はヒドロキシ置換基である、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項32】
R1が、メチルである、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項33】
R1が、-CH=CH2である、請求項15に記載のポリマー試薬。
【請求項34】
以下の式:
【化6】

【化7】

【化8】

{式中、
(m)は、約3〜約3000である。}
により表されるものからなる群から選ばれる、請求項15に記載ポリマー試薬。
【請求項35】
水溶性ポリマー部分及び官能基を含むポリマー試薬であって、ここで、該官能基は環状構造の部分であり、さらにここで、該環状構造は直接的な共有結合又は1つ以上の原子を介して、のいずれかにより該水溶性ポリマー部分に結合しており、該官能基は、ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれ、そしてさらに該ポリマー試薬は環状ジエノンを含まない、前記ポリマー試薬。
【請求項36】
以下の式:
【化9】

{式中、
POLY1は、‐O‐R7として定義される末端を有する、水溶性ポリマー部分であり;
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、0又は正の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
7はH又は有機ラジカルである。}
により表される構造を含む、請求項35に記載のポリマー試薬。
【請求項37】
以下の式:
【化10】

{式中、
POLY1は、‐O‐R7として定義される末端を有する、水溶性ポリマー部分であり;
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、0又は正の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
7はH又は有機ラジカルである。}
により表される構造を有する、請求項35に記載のポリマー試薬。
【請求項38】
上記水溶性ポリマー部分(「POLY」)が、ポリ(エチレングリコール)である、請求項36又は37に記載のポリマー試薬。
【請求項39】
上記ポリ(エチレングリコール)が、-CH2CH2-(OCH2CH2)m-OCH2CH2-であり、ここで、(m)が約3〜約3,000である、請求項35に記載のポリマー試薬。
【請求項40】
上記ポリ(エチレングリコール)が分岐している、請求項38に記載のポリマー試薬。
【請求項41】
R7が、9個以下の炭素原子を含む非芳香族有機ラジカルである、請求項36又は37に記載のポリマー試薬。
【請求項42】
R7が、H又はメチルである、請求項36又は37に記載のポリマー試薬。
【請求項43】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約2,500ダルトン〜約100,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求項38に記載のポリマー試薬。
【請求項44】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約4,900ダルトン〜約40,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求項43に記載のポリマー試薬。
【請求項45】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約9,900ダルトン〜約25,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求44に記載のポリマー試薬。
【請求項46】
上記官能基が、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、及びジチオケタールから成る群から選ばれる、請求項35に記載のポリマー試薬。
【請求項47】
ハロゲン原子を有さない、請求項35に記載のポリマー試薬。
【請求項48】
芳香族部分を有さない、請求項36又は37に記載のポリマー試薬。
【請求項49】
エノンを有さない、請求項36又は37に記載のポリマー試薬。
【請求項50】
(z)がゼロであり、(b)が、1であり、そして、EW1が、-O-、-NH-、-NHC(O)-、-C(O)NH-、-OC(O)-、-OC(O)-、-OC(O)-NH-、-NH-OC(O)-、-C(O)-、-C(S)-、及び-C(OR)H-から成る群から選ばれ、ここで、ORはアルコキシ又はヒドロキシ置換基である、請求項36又は37に記載のポリマー試薬。
【請求項51】
EW1が-C(O)-である、請求項50に記載のポリマー試薬。
【請求項52】
上記環状構造が、以下の:ピペリジニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、ビシクロ[2,2,1]ヘプタニル、ビシクロ[2,2,1]ヘキサニル、ビシクロ[3,2,1]オクタニル、ビシクロ[3,1,1]ヘプタニル、ビシクロ[3,3,1]ノナニル、シクロブチル、シクロヘプチル、シクロオクチル、それらのオキサ及びアザ形態、並びに上記のいずれかのジオキサ及びジアザ形態からなる群から選ばれる、請求項35に記載のポリマー試薬。
【請求項53】
以下の式:
【化11】

{式中、(m)は約3〜約3000であり、(a)は、ゼロ又は1であり、(e)は、ゼロ又は1であり、X1は、存在する場合には、スペーサー部分であり、そして、X3は存在する場合には、スペーサー部分である。}
により表されるものから成る群から選ばれる、請求項35に記載のポリマー試薬。
【請求項54】
以下の式:
【化12】

{式中、
POLY1は、2,200超の分子量を有する、水溶性ポリマー部分であり;
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
(c)は、ゼロ又は1であり;
(d)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
2は存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
EW2は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
(y)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R4は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R5は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
FG‐R1は、(i)R1として定義された末端を有する、ケトン、ケトンハイドレード、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基であり、ここで、R1は有機ラジカルであるか、又は(ii)ケトン、ケトンハイドレード、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基が環状構造の一部分である、非ジエノン環状構造であり;そして、
FG‐R6は、(i)R6として定義された末端を有する、ケトン、ケトンハイドレード、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基であり、ここで、R6は有機ラジカルであるか、又は(ii)ケトン、ケトンハイドレード、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基が環状構造の一部分である、非ジエノン環状構造である。}
により表される構造を含む、ポリマー試薬。
【請求項55】
上記水溶性ポリマー部分(「POLY1」)が、ポリ(エチレングリコール)である、請求項54に記載のポリマー試薬。
【請求項56】
上記ポリ(エチレングリコール)が、-CH2CH2-(OCH2CH2)m-OCH2CH2-であり、ここで、(m)が約55〜約3,000である、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項57】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約2,500ダルトン〜約100,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項58】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約4,900ダルトン〜約40,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求項57に記載のポリマー試薬。
【請求項59】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約9,900ダルトン〜約25,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求58に記載のポリマー試薬。
【請求項60】
FG-R1及びFG-R6のそれぞれの官能基がケトンである、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項61】
FG-R1及びFG-R6のそれぞれの官能基がケトンハイドレートである、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項62】
FG-R1及びFG-R6のそれぞれの官能基がヘミケタールである、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項63】
FG-R1及びFG-R6のそれぞれの官能基がケタールである、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項64】
FG-R1及びFG-R6のそれぞれの官能基が、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、及びジチオケタールから成る群から選ばれる、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項65】
ハロゲン原子を有さない、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項66】
芳香族部分を有さない、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項67】
(y)及び(z)のそれぞれが1〜7の正の整数であり、そしてR2、R3、R4及びR5のそれぞれがHである、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項68】
(y)及び(z)のそれぞれが2〜7の正の整数である、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項69】
(y)及び(z)のそれぞれが1〜7の正の整数であり、FG-R1に対するα炭素に結合したR2がアルキルであり、FG-R6に対するα炭素に結合したR4がアルキルであり、他のすべてのR2及びR4が、存在する場合には、Hであり、そしてR3及びR5のそれぞれがHである、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項70】
FG-R1及びFG-R6のそれぞれが、R1として定義される末端基を有する、ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基であり、ここで、R1がメチル及び-CH=CH2から選ばれる有機ラジカルである、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項71】
FG-R1及びFG-R6のそれぞれが非ジエノン環状構造であり、ここで、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基が環状構造の部分であり、さらにここで、該環状構造が、以下の:ピペリジニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、ビシクロ[2,2,1]ヘプタニル、ビシクロ[2,2,1]ヘキサニル、ビシクロ[3,2,1]オクタニル、ビシクロ[3,1,1]ヘプタニル、ビシクロ[3,3,1]ノナニル、シクロブチル、シクロヘプチル、シクロオクチル、それらのオキサ及びアザ形態並びに上記のいずれかのジオキサ及びジアザ形態からなる群から選ばれる、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項72】
(b)及び(d)がそれぞれ1であり、そしてEW1が以下の:-O-、-NH-、-NHC(O)-、-C(O)NH-、-OC(O)-、-OC(O)-、-OC(O)-NH-、-NH-OC(O)-、-C(O)-、-C(S)-、及び-C(OR)H-から成る群から選ばれ、ここで、ORはアルコキシ又はヒドロキシ置換基であり、EW2が以下の:-O-、-NH-、-NHC(O)-、-C(O)NH-、-OC(O)-、-OC(O)-、-OC(O)-NH-、-NH-OC(O)-、-C(O)-、-C(S)-、及び-C(OR)H-から成る群から選ばれ、ここで、ORはアルコキシ又はヒドロキシ置換基である、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項73】
(a)及び(c)のそれぞれが1であり、X1が以下の:
【化13】

【化14】

から成る群から選ばれ、そして、X2が、以下の:
【化15】

【化16】

から成る群から選ばれる、請求項55に記載のポリマー試薬。
【請求項74】
以下の式:
【化17】

【化18】

{式中、
(m)は、約55〜約3000である。}
により表されるものから成る群から選ばれる、請求項54に記載のポリマー試薬。
【請求項75】
第一水溶性ポリマー部分、第二水溶性ポリマー部分、並びに以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基を含むポリマー試薬であって、ここで、第一及び第二水溶性ポリマー部分のそれぞれは直接的な共有結合又は1つ以上の原子を介して、のいずれかにより上記官能基に結合しており、そしてさらにここで、上記官能基がケトン、ケトンハイドレート、ヘミケタール又はケタールである場合には:(a)該ポリマー試薬は芳香族部分を含まないか;又は(b)該ポリマー試薬中の各水溶性ポリマー部分は、1000ダルトン以上の平均分子量を有する、前記ポリマー試薬。
【請求項76】
以下の式:
【化19】

{式中、
POLY1は、第一水溶性ポリマー部分であり;
POLY2は、第二水溶性ポリマー部分であり;
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
(e)は、ゼロ又は1であり;
(f)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
3は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
EW3は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
(x)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R8は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R9は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;そして、
FGは、ケトン、ケトンハイドレード、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基である。}
により表される構造を含む、請求項75に記載のポリマー試薬。
【請求項77】
以下の式:
【化20】

{式中、
POLY1は、第一水溶性ポリマー部分であり;
POLY2は、第二水溶性ポリマー部分であり;
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
4は、スペーサー部分であり;
5は、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
15は、H又は非干渉性有機ラジカルであり;そして、
FG‐R14は、(i)R14として定義される末端を有する、以下の:ケトン、ケトンハイドレード、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基であり、ここで、R14は有機ラジカルであるか、又は(ii)ケトン、ケトンハイドレード、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基が環状構造の一部である、該環状構造のいずれかである。}
により表される構造を含む、請求項75に記載のポリマー試薬。
【請求項78】
各水溶性ポリマー部分(「POLY1」及び「POLY2」)が、ポリ(エチレングリコール)である、請求項65又は66に記載のポリマー試薬。
【請求項79】
各ポリ(エチレングリコール)が、-CH2CH2-(OCH2CH2)m-OCH2CH2-であり、ここで、(m)が約25〜約3,000である、請求項78に記載のポリマー試薬。
【請求項80】
各ポリ(エチレングリコール)が、ヒドロキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アルケノキシ、置換アルケノキシ、アルキノキシ、置換アルキノキシ、アリールオキシ、及び置換アリールオキシから成る群から選ばれるエンドキャッピング部分で末端がキャップされている、請求項78に記載のポリマー試薬。
【請求項81】
各ポリ(エチレングリコール)がアルコキシで末端がキャップされている、請求項78に記載のポリマー試薬。
【請求項82】
各ポリ(エチレングリコール)がメトキシで末端がキャップされている、請求項78に記載のポリマー試薬。
【請求項83】
各ポリ(エチレングリコール)がヒドロキシで末端がキャップされている、請求項78に記載のポリマー試薬。
【請求項84】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約2,500ダルトン〜約100,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求項78に記載のポリマー試薬。
【請求項85】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約4,900ダルトン〜約40,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求項84に記載のポリマー試薬。
【請求項86】
上記ポリ(エチレングリコール)が、約9,900ダルトン〜約25,000ダルトンの名目上の平均分子量を有する、請求項85に記載のポリマー試薬。
【請求項87】
ハロゲン原子を有さない、請求項78に記載のポリマー試薬。
【請求項88】
芳香族部分を有さない、請求項78に記載のポリマー試薬。
【請求項89】
(x)及び(z)のそれぞれが1〜7の正の整数であり、そしてR2、R3、R4及びR5のそれぞれがHである、請求項76に記載のポリマー試薬。
【請求項90】
(x)及び(z)のそれぞれが2〜7の正の整数である、請求項76に記載のポリマー試薬。
【請求項91】
(b)及び(e)がそれぞれ1であり、そしてEW1が以下の:-O-、-NH-、-NHC(O)-、-C(O)NH-、-OC(O)-、-OC(O)-、-OC(O)-NH-、-NH-OC(O)-、-C(O)-、-C(S)-、及び-C(OR)H-から成る群から選ばれ、ここで、ORはアルコキシ又はヒドロキシ置換基であり、EW2が以下の:-O-、-NH-、-NHC(O)-、-C(O)NH-、-OC(O)-、-OC(O)-、-OC(O)-NH-、-NH-OC(O)-、-C(O)-、-C(S)-、及び-C(OR)H-から成る群から選ばれ、ここで、ORはアルコキシ又はヒドロキシ置換基である、請求項76に記載のポリマー試薬。
【請求項92】
(a)及び(f)のそれぞれが1であり、X1が以下の:
【化21】

【化22】

から成る群から選ばれ、そして、X3が、以下の:
【化23】

【化24】

から成る群から選ばれる、請求項76に記載のポリマー試薬。
【請求項93】
上記官能基がケトンである、請求項76に記載のポリマー試薬。
【請求項94】
上記官能基がケトンハイドレートである、請求項76に記載のポリマー試薬。
【請求項95】
上記官能基がヘミケタールである、請求項76に記載のポリマー試薬。
【請求項96】
上記官能基がケタールである、請求項76に記載のポリマー試薬。
【請求項97】
上記官能基が、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、及びジチオケタールから成る群から選ばれる、請求項76に記載のポリマー試薬。
【請求項98】
さらに、1つ以上の追加の水溶性ポリマー部分を含む、請求項76に記載のポリマー試薬。
【請求項99】
(z)が1〜7の正の整数であり、そしてR2及びR3のそれぞれがHである、請求項77に記載のポリマー試薬。
【請求項100】
(z)が2〜7の正の整数である、請求項77に記載のポリマー試薬。
【請求項101】
(z)が1〜7の正の整数であり、FG-R14に対するα炭素に結合したR2及びR4のそれぞれがアルキルであり、他のすべてのR2及びR4がHであり、そしてR3及びR5のそれぞれがHである、請求項77に記載のポリマー試薬。
【請求項102】
(b)が1であり、そしてEW1が以下の:-O-、-NH-、-NHC(O)-、-C(O)NH-、-OC(O)-、-OC(O)-、-OC(O)-NH-、-NH-OC(O)-、-C(O)-、-C(S)-、及び-C(OR)H-から成る群から選ばれ、ここで、ORはアルコキシ又はヒドロキシ置換基である、請求項77に記載のポリマー試薬。
【請求項103】
(a)が1であり、そしてX1及びX4のそれぞれが独立して、以下の:
【化25】

【化26】

から成る群から選ばれ、そしてX5が以下の:
【化27】

【化28】

から成る群から選ばれる、請求項77に記載のポリマー試薬。
【請求項104】
以下の:
【化29】

が、以下の:
【化30】

{式中、
各場合において、POLY1、POLY2は、先に定義したとおりであり、
(d)は、0〜3であり、そして、
(e)は、0〜3である。}
からなる群から選ばれる、請求項77に記載のポリマー試薬。
【請求項105】
FG-R14が、R14として定義される末端を有する、ケトン、ケトンハイドレード、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基であり、ここで、R14は、メチル及び-CH=CH2から選ばれる有機ラジカルである、請求項77に記載のポリマー試薬。
【請求項106】
FG-R14が、環状構造であって、ここで、ケトン、ケトンハイドレード、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール及びジチオケタールから成る群から選ばれる官能基が該環状構造の一部であり、さらにここで、該環状構造が、以下の:ピペリジニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、ビシクロ[2,2,1]ヘプタニル、ビシクロ[2,2,1]ヘキサニル、ビシクロ[3,2,1]オクタニル、ビシクロ[3,1,1]ヘプタニル、ビシクロ[3,3,1]ノナニル、シクロブチル、シクロヘプチル、シクロオクチル、それらのオキサ及びアザ形態並びに上記のいずれかのジオキサ及びジアザ形態からなる群から選ばれる、請求項77に記載のポリマー試薬。
【請求項107】
以下の:
【化31】

【化32】

{式中、
(m)は、約25〜約3000であり、そしてPOLY1、POLY2、X4、及びX5は、先に定義したとおりである。}
からなる群から選ばれる、請求項106に記載のポリマー試薬。
【請求項108】
さらに、1つ以上の追加の水溶性ポリマー部分を含む、請求項77に記載のポリマー試薬。
【請求項109】
以下の式:
【化33】

{式中、
(m)は、約25〜約3000であり、(a)は、ゼロ又は1であり、(e)は、ゼロ又は1であり、X1は、存在する場合には、スペーサー部分であり、そして、X3は、存在する場合には、スペーサー部分である。}
により表される構造を含む、請求項74に記載のポリマー試薬。
【請求項110】
水溶性ポリマー部分を含むポリマー試薬であって、ここで、官能基が直接的な共有結合又は1つ以上の原子を介して、のいずれかによって、該水溶性ポリマー部分に結合し、さらにここで、(a)該官能基が、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、及びジチオケタールから成る群から選ばれ、そして、(b)該ポリマー試薬が8個以上の炭素を有する飽和炭化水素を含まない、前記ポリマー試薬。
【請求項111】
以下の式:
【化34】

{式中、
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、1〜8であり;
各R2は、独立してH又は芳香族を含まない有機ラジカルであり;
各R3は、独立してH又は芳香族を含まない有機ラジカルであり;そして
(m)は、11〜約3000である}
により表される構造からなるポリマー試薬を含むポリマー試薬組成物であって、ここで、該組成物は、以下の式:
【化35】

により表される、酸化による副産物、β−ケトエステル、及び以下の式:
【化36】

により表される、そのケタール誘導体を実質的に含まない。
【請求項112】
2及びR3のそれぞれがHである、請求項111に記載の組成物。
【請求項113】
カルボニル炭素に対するα炭素に結合したR2がアルキルであり、他のすべてのR2がHであり、そして各R3がHである、請求項111に記載の組成物。
【請求項114】
(a)が1であり、X1が以下の:
【化37】

【化38】

からなる群から選ばれる、請求項111に記載の組成物。
【請求項115】
(b)が1であり、そしてEW1が、以下の:-NH-、-NHC(O)-、-C(O)NH-、-OC(O)-、-C(O)O-、-C(O)-、及び-C(S)-からなる群から選ばれる、請求項111に記載の組成物。
【請求項116】
(m)が約25〜約3000である、請求項111に記載の組成物。
【請求項117】
(m)が約50〜約3000である、請求項116に記載の組成物。
【請求項118】
(m)が約100〜約3000である、請求項117に記載の組成物。
【請求項119】
(m)が約225〜約3000である、請求項118に記載の組成物。
【請求項120】
さらに上記ポリマー試薬のケトンハイドレート形態を含む、請求項110に記載の組成物。
【請求項121】
以下のステップ:
(i)重合化を開始するのに適した、すくなくとも1つの活性陰イオン性部位及び官能基又はその保護された形態を含む前駆体分子を提供し、ここで、該官能基は、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれ;
(ii)上記前駆体分子の上記陰イオン性部位を、重合可能な反応性モノマーと接触させ、それにより、該反応性モノマーの該前駆体分子への重合を開始し;
(iii)追加の反応性モノマーを上記前駆体分子に添加し、1つ以上のポリマー鎖を形成し;
(iv)所望の長さの上記1つ以上のポリマー鎖に到達するまで、上記添加を継続させ;
(v)上記反応を停止させ、それによって、上記官能基又はその保護された形態を含むポリマー試薬を得て;そして、
(vi)場合により、上記官能基が保護された形態であるときに、該官能基を脱保護すること;
を含む、ポリマー試薬の製造方法。
【請求項122】
上記前駆体分子が、以下の式:
【化39】

{式中、
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
(e)は、ゼロ又は1であり;
(f)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
3は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
EW3は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、ゼロ又は1〜8の整数であり;
(x)は、ゼロ又は1〜8の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R8は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R9は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
pFGは、官能基又はその保護された形態であり、ここで、該官能基は、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれる。}
により表される構造を含む、請求項121に記載の方法。
【請求項123】
上記前駆体分子が、以下の式:
【化40】

{式中、
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
pFG-R1は、(i)R1として定義される末端基を有する、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれる官能基又は上記のいずれかの保護された形態、ここで、R1は有機ラジカルであるか、又は(ii)環状構造であり、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれる官能基が上記環状構造の部分である。}
により表される構造を含む、請求項121に記載の方法。
【請求項124】
上記前駆体分子が、以下の:
【化41】

からなる群から選ばれる、請求項121に記載の方法。
【請求項125】
上記反応性モノマーがエチレンオキシドである、請求項121に記載の方法。
【請求項126】
求電子性の反応性ポリマーを上記水溶性ポリマー部分の末端に結合させるステップをさら含む、請求項121に記載の方法。
【請求項127】
上記官能基が保護された形態であり、そして任意の脱保護ステップが実施される、請求項121に記載の方法。
【請求項128】
以下のステップ:
(i)保護された二級アルコール又はチオール及び重合化の開始に好適な少なくとも1つの陰イオン性部位を含む、前駆体分子を提供し;
(ii)上記前駆体分子の上記陰イオン性部位を、重合可能な反応性モノマーと接触させて、それにより、上記反応性モノマーの上記前駆体分子への重合を開始し;
(iii)追加の反応性モノマーを上記前駆体分子に添加して、1つ以上のポリマー鎖を形成し;
(iv)上記1つ以上のポリマー鎖が所望の長さに到達するまで前記接触を継続させ;
(v)上記反応を停止し、それにより、上記保護された二級アルコール又はチオールを含む中間体を得て;
(vi)上記中間体の上記保護された二級アルコール又はチオールを脱保護して、保護されない二級アルコール又はチオールを形成し;
(vii)上記保護されない二級アルコール又はチオールを酸化して、上記前駆体分子が二級アルコールを含む場合にはケトンを含み、上記前駆体分子がチオールを含む場合にはチオンを含む、ポリマー試薬を提供し;そして、
(viii)場合により、上記ケトン又はチオンをさらに修飾して、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれる官能基を得ること;
を含む、ポリマー試薬の製造方法。
【請求項129】
上記前駆体分子が、以下の式:
【化42】

{式中、
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
(e)は、ゼロ又は1であり;
(f)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
3は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
EW3は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
(x)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R8は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R9は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
Yは、O又はSであり;そして
pgは、YがOである場合には、二級アルコールのための保護基であり、そしてYがSである場合には、二級チオールのための保護基である。}
により表される構造を含む、請求項128に記載の方法。
【請求項130】
上記前駆体分子が、以下の式:
【化43】

{式中、
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、ゼロ又は1〜8の正の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
Yは、O又はSであり;
pgは、YがOである場合には、二級アルコールのための保護基であり、そしてYがSである場合には、二級チオールのための保護基であり;そして
C-R1は、(i)R1として定義される末端を有する炭素原子であり、ここで、R1は、有機ラジカルであるか、又は(ii)環状構造である。}
により表される構造を含む、請求項128に記載の方法。
【請求項131】
上記保護された二級アルコール又はチオールが、以下の:ベンジルエーテル、メトキシメチルエーテル(MOM)、メチルチオメチルエーテル(MTM)、テトラヒドロピラニルエーテル(THP)、4−メトキシテトラヒドロピラニルエーテル、テトラヒドロフラニルエーテル、1−エトキシエチルエーテル、1−メチル−1−メトキシエチルエーテル、2−(フェニルセレニル)エチルエーテル、アリルエーテル、o−ニトロベンジルエーテル、トリフェニルメチルエーテル、α‐ナフチルジフェニルメチルエーテル、p−メチルオキシフェニルジフェニルメチルエーテル、9−(9−フェニル−10−オキソ)アンスリルエーテル(トリチロン)、イソプロピルジメシルシリルエーテル、t−ブチルジメチルシリルエーテル(TBDMS)、トリベンジルシリルエーテル、及びトリイソプロピルシリルエーテルからなる群から選ばれる保護基を通じて保護される、請求項128に記載の方法。
【請求項132】
上記保護基がベンジルエーテルである、請求項131に記載の方法。
【請求項133】
上記反応性モノマーがエチレンオキシドである、請求項128に記載の方法。
【請求項134】
求電子性の反応性ポリマーを上記水溶性ポリマー部分の末端に結合させるステップをさら含む、請求項128に記載の方法。
【請求項135】
上記脱保護ステップが、H2及び金属の存在下で実施される、請求項128に記載の方法。
【請求項136】
上記金属がニッケル、プラチナ、又は鉛である、請求項135に記載の方法。
【請求項137】
上記酸化ステップが、以下の:KMnO4、MnO2、K2Cr2O7、CrO3、ピリジニウムクロロクロメート、ピリジニウムフルオロクロメート、ピリジニウムジクロメート、RuO4、RuCl3、テトラ‐n−プロピルアンモニウムペルルテネート、ジメチルスルホキシド、N−クロロサクシニミド、Ag2CO3、Ag2O、およびDess-Martinパーヨージナン試薬からなる群から選ばれる剤を含む酸化条件下で実施される、請求項128に記載の方法。
【請求項138】
以下のステップ:
(i)少なくとも1つのイソシアネート部分及び官能基又はその保護された形態を含む前駆体分子を提供し、ここで、該官能基は、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれ;そして
(ii)好適な反応条件下で、上記前駆体分子及び少なくともひとつの水酸基又はアミン基を含む水溶性ポリマー部分を接触させ、これにより、上記官能基又はその保護された形態を含むポリマー試薬を形成し;そして
(iii)場合により、上記官能基が保護された形態であるときは、該官能基を脱保護すること;
を含む、ポリマー試薬の製造方法。
【請求項139】
上記前駆体分子が、以下の式:
【化44】

{式中、
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
(e)は、ゼロ又は1であり;
(f)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
3は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
EW3は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
(x)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R8は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R9は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
pFGは、官能基又はその保護された形態であり、ここで、該官能基は、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれる。}
により表される構造を含む、請求項138に記載の方法。
【請求項140】
上記前駆体分子が、以下の式:
【化45】

{式中、
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
pFG-R1は、(i)R1として定義される末端基を有する、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれる官能基又は上記のいずれかの保護された形態であり、ここで、R1は有機ラジカルであるか、又は(ii)環状構造であり、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれる官能基が上記環状構造の部分である。}
により表される構造を含む、請求項138に記載の方法。
【請求項141】
上記水溶性ポリマー部分が末端水酸基を1つだけ有し、それにより、ポリマー試薬に単一の官能基又はその保護された形態を提供する、請求項140に記載の方法。
【請求項142】
上記水溶性ポリマー部分が2つの末端水酸基を有し、それにより、ポリマー試薬に2つの官能基又はその保護された形態を提供する、請求項140に記載の方法。
【請求項143】
上記官能基が保護された形態であり、そして上記任意の脱保護ステップが実施される、請求項138に記載の方法。
【請求項144】
以下のステップ:
(i)少なくとも1つの利用可能な求核性基を有する、水溶性ポリマー部分を提供し;
(ii)少なくとも1つの活性化基および官能基又はその保護された形態を含む前駆体分子を提供し、ここで、該官能基は、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれ;
(iii)好適な反応条件下で、上記前駆体分子と上記水溶性ポリマー部分を接触させ、これにより、上記官能基又はその保護された形態を含むポリマー試薬を形成し;そして、
(iv)場合により、上記官能基が保護された形態であるとき、上記官能基を脱保護すること;
を含む、ポリマー試薬の製造方法。
【請求項145】
少なくとも1つの利用可能な求核性基を有する上記記水溶性ポリマー部分が、アミンで終端するポリ(エチレングリコール)である、請求項144に記載の方法。
【請求項146】
上記前駆体分子が、以下の式:
【化46】

{式中、
(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
(e)は、ゼロ又は1であり;
(f)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
3は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
EW3は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
(x)は、ゼロ又は1〜7の正の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R8は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R9は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
pFGは、官能基又はその保護された形態であり、ここで、該官能基は、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれ;そして、
ACは、活性化基である。}
により表される構造を含む、請求項144に記載の方法。
【請求項147】
上記前駆体分子が、以下の式:
【化47】

(a)は、ゼロ又は1であり;
(b)は、ゼロ又は1であり;
1は、存在する場合には、スペーサー部分であり;
EW1は、存在する場合には、電子吸引基であり;
(z)は、ゼロ又は1〜8の整数であり;
各R2は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
各R3は、存在する場合には、独立してH又は有機ラジカルであり;
pFG-R1は、(i)R1として定義される末端基を有する、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれる官能基又は上記のいずれかの保護された形態であり、ここで、R1は有機ラジカルであるか、又は(ii)環状構造であり、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれる官能基が上記環状構造の部分であり;そして
ACは、活性化基である。}
により表される構造を含む、請求項144に記載の方法。
【請求項148】
上記水溶性ポリマー部分が末端水酸基を1つだけ有し、それにより、ポリマー試薬に単一の官能基又はその保護された形態を提供する、請求項147に記載の方法。
【請求項149】
上記水溶性ポリマー部分が2つの末端水酸基を有し、それにより、ポリマー試薬に2つの官能基又はその保護された形態を提供する、請求項147に記載の方法。
【請求項150】
上記官能基が保護された形態であり、そして上記任意の脱保護ステップが実施される、請求項144に記載の方法。
【請求項151】
以下のステップ:
(i)少なくとも1つの利用可能な脱離基を有する、水溶性ポリマー部分を提供し;
(ii)少なくとも1つの求核性基および官能基又はその保護された形態を含む前駆体分子を提供し、ここで、該官能基は、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれ;
(iii)好適な反応条件下で、上記前駆体分子と上記水溶性ポリマー部分を接触させ、これにより、上記官能基又はその保護された形態を含むポリマー試薬を形成し;そして、
(iv)場合により、上記官能基が保護された形態であるとき、上記官能基を脱保護すること;
を含む、ポリマー試薬の製造方法。
【請求項152】
上記脱離基が一級ハロゲン又は二級ハロゲンである、請求項151に記載の方法。
【請求項153】
上記脱離基が、スルホン酸エステルである、請求項151に記載の方法。
【請求項154】
上記スルホン酸エステルが、以下の:メタンスルホン酸、トリフルオロメタスルホン酸、トリクロロメタンスルホン酸、2,2,2−トリフルオロエタンスルホン酸、2,2,2−トリクロロエタンスルホン酸、ノナフルオロブタンスルホン酸、パラ‐ブロモベンゼンスルホン酸、パラ−ニトロベンゼンスルホン酸、及びパラ−トルエンスルホン酸からなる群から選ばれる、請求項153に記載の方法。
【請求項155】
上記官能基が保護された形態にあり、そして上記任意の脱保護ステップが実施される、請求項151に記載の方法。
【請求項156】
以下のステップ:
少なくとも1つのアルコキシドイオン又はチオレートイオンを含む水溶性ポリマー部分を、少なくとも1つの脱離基および官能基又はその保護された形態を含む前駆体分子と反応させ、ここで、該官能基は、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれ、それによって、ポリマー試薬を提供すること;
を含む、ポリマー試薬の製造方法。
【請求項157】
少なくとも1つのアルコキシドイオン又はチオレートイオンを含む上記水溶性ポリマー部分が、少なくとも1つの水酸基を有する水溶性ポリマーを、好適な塩基の存在下で、併合することによって調製される、請求項156に記載の方法。
【請求項158】
上記好適な塩基が、以下の:ナトリウム、水酸化ナトリウム、カリウム、水酸化カリウム、ナトリウムハイドライド、カリウムハイドライド、ナトリウムメトキシド、カリウムメトキシド、ナトリウムtert−ブトキシド、カリウムtert−ブトキシド、炭酸ナトリウム、及び炭酸カリウムからなる群から選ばれる、請求項157に記載の方法。
【請求項159】
少なくとも1つのアルコキシドイオン又はチオレートイオンを有する上記水溶性ポリマー部分が、重合化反応によって提供される、請求項156に記載の方法。
【請求項160】
活性作用物質の窒素原子と二級炭素原子の間の共有結合を含む、ポリマー‐活性作用物質複合体であって、ここで、該二級炭素原子が、直接的に又は1つ以上の原子を介して、のいずれかによって、水溶性ポリマー部分に結合している、前記ポリマー活性作用物質複合体。
【請求項161】
上記複合体が、上記二級炭素原子に結合している水酸基部分を含まない、請求項160に記載の複合体。
【請求項162】
上記複合体が、上記二級炭素原子の隣の炭素原子に結合しているカルボニル部分を含まない、請求項160に記載の複合体。
【請求項163】
上記複合体が、(a)上記二級炭素原子に結合している水酸基部分、及び(b)上記二級炭素原子の隣の炭素原子に結合しているカルボニル部分の両方を含まない、請求項160に記載の複合体。
【請求項164】
メチル基が、上記二級炭素原子の隣の炭素に結合している、請求項160に記載の複合体。
【請求項165】
上記水溶性ポリマー部分が分岐している、請求項160に記載の複合体。
【請求項166】
直接的に又は1つ以上の原子を介して、のいずれかにより上記二級炭素原子に結合している第二水溶性ポリマー部分を含む、請求項160に記載の複合体。
【請求項167】
上記活性作用物質がポリペプチドである、請求項160に記載の複合体。
【請求項168】
上記活性作用物質がポリペプチドでない、請求項160に記載の複合体。
【請求項169】
請求項160に記載の複合体及び薬剤として許容可能な賦形剤を含む、医薬製剤。
【請求項170】
複合化条件下で、活性作用物質と、直接的又は1つ以上の原子を介して、のいずれかにより官能基に結合している水溶性ポリマー部分を含むポリマー試薬とを接触させることを含む、ポリマー‐活性作用物質複合体の製造方法であって、ここで、上記官能基が、以下の:ケトン、ケトンハイドレート、チオン、モノチオハイドレート、ジチオハイドレート、ヘミケタール、モノチオヘミケタール、ジチオヘミケタール、ケタール、及びジチオケタールからなる群から選ばれる、前記方法。
【請求項171】
上記ポリマー試薬が、請求項1、14、35、54、75又は110に包含される、請求項170に記載の方法。
【請求項172】
上記官能基がケトンである、請求項171に記載の方法。
【請求項173】
上記官能基がケトンハイドレートである、請求項171に記載の方法。
【請求項174】
上記官能基がヘミケタールである、請求項171に記載の方法。
【請求項175】
上記官能基がケタールである、請求項171に記載の方法。
【請求項176】
上記官能基がチオンである、請求項171に記載の方法。
【請求項177】
上記官能基がモノチオハイドレートである、請求項171に記載の方法。
【請求項178】
上記官能基がジチオハイドレートである、請求項171に記載の方法。
【請求項179】
上記官能基がモノチオヘミケタールである、請求項171に記載の方法。
【請求項180】
上記官能基がジチオヘミケタールである、請求項171に記載の方法。
【請求項181】
上記官能基がジチオケタールである、請求項171に記載の方法。
【請求項182】
上記活性作用物質がポリペプチドである、請求項171に記載の方法。
【請求項183】
上記活性作用物質がポリペプチドである、請求項171に記載の方法。
【請求項184】
上記活性作用物質がポリペプチドでない、請求項171に記載の方法。
【請求項185】
請求項121、128、138、144、151、又は156に記載の方法によって調製される、ポリマー試薬。
【請求項186】
請求項1、14、35、54、75、又は110に包含されるポリマー試薬と活性作用物質を接触させることにより調製される、ポリマー‐活性作用物質複合体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2006−516295(P2006−516295A)
【公表日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−564925(P2004−564925)
【出願日】平成15年12月31日(2003.12.31)
【国際出願番号】PCT/US2003/041743
【国際公開番号】WO2004/060406
【国際公開日】平成16年7月22日(2004.7.22)
【出願人】(503197027)ネクター セラピューティクス アラバマ,コーポレイション (16)
【Fターム(参考)】