ゲームパッド用キーボード

【課題】入力作業の際キーボードを必要に応じてゲームパッドに装着でき、ゲームパッド上を自由に移動させることにより、入力作業の際の操作性を向上させる。
【解決手段】ゲームパッド本体１の前面にスライドレール３を装着し、更にこのスライドレール３へキーボード本体２の背面にあるスライド部４を接続する。これによりキーボード本体２はゲームパッド本体１の前面部に装着されたスライドレール３上を自由に移動する事ができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明品は電子ゲーム機のゲームパッドに関するものであり、キーボード部分を装着し、スライドさせる事で状況に応じてキーボード位置を変え操作性を向上させたものである。
【背景技術】
【０００２】
昨今の電子ゲーム機はインターネットに接続してのゲームプレイや、音楽、動画再生機能を有するものが多くなり、言語を入力する機会が増えつつある。その際従来式のゲームパッドで入力するとボタン数が足りなく不便であり、キーボードによる入力が必要不可欠となっている。この例として特許文献１や特許文献２に開示されてるものがある。
【０００３】
特開２００４−３２９５３４は前記把持部を把持した際に前方となる隣接位置に、キーボードが配設されている。
【０００４】
特開２００４−２０１７２８は必要に応じてゲームパッドを２つに分離しキーボードを真ん中に接続でき使用できるようにしたものである。
【特許文献１】特開２００４−３２９５３４号広報
【特許文献２】特開２００４−２０１７２８号広報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
入力作業の際キーボードを必要に応じてゲームパッドに装着でき、ゲームパッド上を自由に移動させることにより、入力作業の際の操作性を向上させる。
【課題を解決する為の手段】
【０００６】
ゲームパッド本体１の前面にスライドレール３を装着し、更にこのスライドレール３とキーボード本体２の背面にあるスライド部４を接続する。これによりキーボード本体２はゲームパッド本体１の前面部に装着されたスライドレール３上を自由に移動する事ができる。
【発明の効果】
【０００７】
キーボード本体２はゲームパッド本体１の前面上を自由に移動できるようになり、例えば入力作業が多い場合はゲームパッド本体１の中段に移動し入力がよりしやすくなる（図３参照）。また上段に移動するとゲームをする際の方向キー６、ボタン７等を操作する場合に邪魔になりにくくなり（図２参照）、一定時間入力作業をしない場合はゲームパッド本体２の上部あるいは下部に移動させゲームパッド本体２の前面をすっきりさせる事ができる（図１、図４参照）。
【発明を実地する為の最良の形態】
【０００８】
ゲームパッド本体１の前面部に着脱可能なスライドレール３を装着し、さらにそのスライドレール３へキーボード本体２のスライド部４を接続する。キーボード本体２はこのスライドレール３上を自由に移動できるので、入力作業の状況に応じて上段中段下段へと自由に移動させる事で入力作業を軽減させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
【図１】ゲームパッド本体１にキーボード本体２を装着した状態を示した正面図である。
【図２】ゲームパッド本体１にキーボード本体２を装着し、上段に移動した状態を示した平面図である。
【図３】ゲームパッド本体１にキーボード本体２を装着し、中段に移動した状態を示した平面図である。
【図４】ゲームパッド本体１にキーボード本体２を装着し、下段に移動した状態を示した背面図である。
【図５】ゲームパッド本体１にキーボード本体２を装着した状態を示した背面図である。
【図６】ゲームパッド本体１にキーボード本体２を装着した状態を示した側面図である。
【符号の説明】
【００１０】
１ゲームパッド本体
２キーボード本体
３スライドレール
４スライド部
５方向キー
６ボタン
７スタートセレクトボタン

【特許請求の範囲】
【請求項１】
ゲームパッド本体１にキーボード本体２用のスライドレール３を備え、このスライドレール３とキーボード本体２のスライド部４と接続し、このスライドレール３上をスライド部４が自由に移動する事で入力状態に応じて上段中段下段など自由にキーボード本体２の位置を変更できるようにしたゲームパッド用キーボード

【図１】