説明

ゲーム機の景品陳列フィールド可変システム

【課題】景品陳列面作りに手間を掛けることがなく、フィールドパーツ組体の仕組みで景品陳列面を一部平面にしたり、各板パーツの傾きを調整して種々の三角波面形状に作ったりし、さらに景品陳列面の角度および前後調整可能にすることにより景品を見栄え良く陳列させることができるゲーム機の景品陳列フィールド可変システムを提供する。
【解決手段】クレーンゲーム機10のフィールド設置面に設ける景品陳列台102,202の景品陳列面は外フレームに組み込むフィールドパーツ組体により構成される。景品陳列台102は3列にフィールドパーツ組体が組み込まれ、すべてが平面に設定されている。景品陳列台202は1列のフィールドパーツ組体が組み込まれ、一部の板パーツが三角波面形状になるように設定されている。景品陳列面作りに手間が掛からず景品陳列台に搭載される景品の見栄えのある陳列を実現できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クレーンゲーム機などにおいて景品陳列フィールドが可変可能な景品陳列フィールド可変システムに関する。
【背景技術】
【0002】
クレーンゲーム機の筐体内部を可変させる構造として特許文献1が提案されている。
この提案は外フレームに対し四角い小さいパーツを付け替えることによりフィールドの景品落し穴位置を変える構造を備えている。また外フレームを平行に上下できる機能も有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−205169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1は四角パーツ(小さい)を組み合わせる手間が掛り、間引いたりして使用しない場合、四角パーツの別途保管が必要となって紛失等の恐れがあった。また、外フレーム自体が上下するものの、フィールドが平面状態であるので景品の見栄えを良くする目的で、別パーツを取付け段差をつけたりしなくてはならなかった。
【0005】
本発明の目的は、景品陳列面作りに手間を掛かることがなく、フィールドパーツ組体の仕組みで景品陳列面を一部平面にしたり、各板パーツの傾きを調整して種々の三角波面形状に作ったりし、さらに景品陳列面の角度および前後調整可能にすることにより景品を見栄え良く陳列させることができるゲーム機の景品陳列フィールド可変システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために本発明の請求項1は、ゲーム機下部に設置される景品陳列台の景品陳列上面の形状を可変可能なゲーム機であって、前記景品陳列台は、内側面に係止溝を有する矩形状の外フレームと、多数の板パーツを枢着連結してなり、側面に突起を有するフィールドパーツ組体とを備え、前記外フレームの係止溝に前記突起を嵌合させ、該嵌合させた突起を前記係止溝の中を前後にスライドさせることにより、前記フィールドパーツ組体の板パーツで構成される面が三角波面形状になるように変形可能に構成したことを特徴とする。
本発明の請求項2は請求項1記載の発明において前記ゲーム機は、クレーンゲーム機であることを特徴とする。
本発明の請求項3は請求項1または2記載の発明において前記外フレームの上枠と下枠の間に、側面に係止溝を有する1以上の縦フレームを挟み、外フレームの内側面の係止溝および縦フレームの係止溝にフィールドパーツ組体の板パーツの突起を嵌合させることにより、外フレームに複数のフィールドパーツ組体を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項4は請求項1,2または3記載の発明において前記外フレームの左右枠に凸部を有するノブ部材を取り付けるとともに外フレームを支える支持フレームの先端に前記凸部と相補形の凹部を有するノブ部材を設け、前記凸部を有するノブ部材と凹部を有するノブ部材を回転可能に係合することによりフィールドパーツ組体が形成する面の角度を調整可能にする角度調整機構を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項5は、請求項1,2または3記載の発明において前記外フレームを支える支持フレームの下端に案内部材を設けるとともに景品陳列台設置面に前記案内部材と係合する係合部材を設け、前記案内部材を前記係合部材に対し移動させる移動機構を設け、前記移動機構により景品陳列台を景品陳列台設置面に対し前後に移動可能にする前後調整機構を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項6は、前記請求項4記載の角度調整機構と、前記請求項5記載の前後調整機構とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項7は、請求項1乃至6のいずれかの発明において前記フィールドパーツ組体は、各板パーツの対面する辺の一部に切欠部を設け、該切欠部に対し枢着する構造を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
上記構成によれば、以下のような効果を有する。
・枢着連結した多数の板パーツで形成される景品陳列台の面を平面形状,波形形状および重ね合わせる形状に可変できるので、板パーツ自体を外すことなく、景品陳列部分の可変が可能となる。
・各板パーツの傾きを任意に選択し、上部凸部分,下部凹み部分および平面を任意に選べるため景品のアピール度が高くなる。
・景品陳列台を前後移動し、角度も調整できるので、さらに景品のアピール度が高くなる。また、それぞれの移動,角度調整はモータ駆動にすれば、遊戯中でも常に景品陳列台の傾斜および面形状を変動させることができ、遊戯の面白さにも繋がる。
・景品陳列台の面を平面や各板パーツの傾きを任意に選択して波形面形状にできるので、景品の陳列が自由となって運営側の手間が掛からない。
・景品陳列台の角度調整と、各板パーツの傾きの調整で階段の段差風に設定できるので、さらに景品のアピール度が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明による景品陳列フィールド可変システムを適用したクレーンゲーム機の外観斜視図である。
【図2】景品陳列台の構造を説明するための斜視図である。
【図3】景品陳列台の他の構造を説明するための斜視図である。
【図4】1列外フレームよりなる景品陳列台のフィールドパーツ組体の使用方法を説明するための図である。
【図5】3列外フレームよりなる景品陳列台のフィールドパーツ組体の使用方法を説明するための図である。
【図6】景品陳列台の角度調整機構を説明するための図である。
【図7】角度調整機構の詳細を説明するための図である。
【図8】景品陳列台の上下調整機構を説明するための図である。
【図9A】上下調整機構の詳細を説明するための図で、ラックピニオンを用いた例を示している。
【図9B】上下調整機構の詳細を説明するため図で、ネジ棒を用いた例を示している。
【図10】景品陳列台の前後調整機構を説明するための図である。
【図11】前後調整機構の詳細を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1〜図11を参照して景品陳列フィールド可変システムを詳細に説明する。
図1は、本発明による景品陳列フィールド可変システムを適用したクレーンゲーム機の外観斜視図である。
クレーンゲーム機10は2プレイ用であり、左側の景品陳列台設置面に3列外フレーム20よりなる景品陳列台102が、右側の景品陳列台設置面に1列外フレーム30よりなる景品陳列台202が配置されている。
クレーンキャッチャ101によって景品陳列台102に搭載される景品が、クレーンキャッチャ201によって景品陳列台202に搭載される景品がそれぞれ捕獲される。
操作パネル103に設けられている操作ボタンによりクレーンキャッチャ101が、操作パネル203に設けられている操作ボタンによりクレーンキャッチャ201がそれぞれ操作され、前後左右に移動し降下することにより景品のキャッチャが行われる。
クレーンキャッチャ101に掴まれた景品は景品払出し口104から、クレーンキャッチャ201に掴まれた景品は景品払出し口204からそれぞれ払い出される。
【0010】
図2は、景品陳列台の構造を説明するための斜視図である。
景品陳列台はフィールドパーツ組体21,22,23,3列外フレーム20,縦フレーム24,35ならびに支持フレーム28,28を組み立てて構成される。
3列外フレーム20の側フレーム内側に係止溝201,202が、縦フレーム24および35の両側面に係止溝241,242および351,352がぞれぞれ設けられている。フィールドパーツ組体21,22,23はそれぞれ5枚の板パーツ211〜215,221〜225,231〜235を有し、板パーツ211〜215,221〜225,231〜235の長辺側が枢着され各板パーツ間は180°折れ曲がるようになっている。板パーツ211〜215,221〜225,231〜235の両短辺側に突起29,29・・・が植設されている。
3列外フレーム20に2本の縦フレーム24,35が取り付けられ、3列外フレーム20の側フレームの係止溝201と縦フレーム24の係止溝241、縦フレーム24の242と縦フレーム35の係止溝351および縦フレーム35の係止溝352と側フレームの係止溝202にそれぞれフィールドパーツ組体21,22および23の板パーツの突起29,29を嵌合させることによりフィールドパーツ組体21,22および23が組み込まれる。
【0011】
図3は、景品陳列台の他の構造を説明するための斜視図である。
景品陳列台はフィールドパーツ組体31,1列外フレーム30および支持フレーム37,37を組み立てて構成される。縦フレーム32,32を組み込みをせず、1列外フレーム30および支持フレーム37,37は、図2の3列外フレーム20および支持フレーム28,28と同じ寸法である。
1列外フレーム30の側フレームの係止溝301と302にフィールドパーツ組体31の板パーツ311〜315の突起36,36を嵌合させることによりフィールドパーツ組体31が組み込まれる。
【0012】
図4は、1列外フレームよりなる景品陳列台のフィールドパーツ組体の使用方法を説明するための図である。
図4(a)は1列外フレーム30に組み込んだフィールドパーツ組体31の板パーツ301を後方にスライドさせた例であり、景品陳列面が三角波面形状となる。板パーツ301および302により三角状の凸部が形成され、さらに板パーツ303,304により三角形状の凹部が形成される。
図4(b)はフィールドパーツ組体33の板パーツ331〜335は辺の3個所に切欠部38を有し、該切欠部38が他の板パーツと枢着している。板パーツ331を後方にスライドさせてあり、図4(a)と同様、景品陳列面が三角波面形状となる。板パーツ331〜335の枢着部分が切欠部38に設けられているため、板パーツ331を後方にスライドさせて三角波面形状にしたとき、一方の板パーツの枢着部分でない部分が他方の板パーツの下方に位置する。
【0013】
図5は、3列外フレームよりなる景品陳列台フィールドのフィールドパーツ組体の使用方法を説明するための図である。
図5(a)は外フレーム20に3個のフィールドパーツ組体21,22,23を組み込んだものである。
フィールドパーツ組体21は板パーツ215を手前方向にスライドさせ、フィールドパーツ組体22はいずれの板パーツもスライドさせることなく平面形状にしてあり、さらにフィールドパーツ組体23は板パーツ231を後方にスライドさせている。それぞれのフィールドパーツ組体21,22,23を任意の形状に設定することができる。
図5(b)は外フレーム20に3個のフィールドパーツ組体25,26,27を組み込んだもので、フィールドパーツ組体25,26,27の各板パーツは図4(b)と同様に板パーツに切欠部を有し、切欠部に枢着したものである。それぞれのフィールドパーツ組体25,26,27を任意の形状に設定することができる。
【0014】
図6は、景品陳列台の角度調整機構を説明するための図である。
3列外フレーム40を支持する両側フレームにノブ(オス)43,43が取り付けられ、支持フレーム44,44の先端にノブ(メス)45,45が設けられている。
図6(a)に示すように3列外フレーム40のノブ(オス)43,43に支持フレーム44,44のノブ(メス)45,45を嵌合させることにより、3列外フレーム40が支持フレーム44,44に取り付けられる。
3列外フレーム40は図6(b)に示すように取り付け時の角度を調整することができる。フィールドパーツ組体の板パーツを折り曲げ、かつ景品陳列台の角度を適宜調節することによりフィールドパーツ組体の板パーツを階段状の段差を持つような形にすることができる。図6(c)に板パーツ462および464が水平状態となって2段の階段が形成されている例が示されている。
【0015】
図7は、角度調整機構の詳細を説明するための図である。
ノブ(オス)43は底面を有する円筒形であって側面の円周に沿って16個の角度調整孔431が等間隔に設けられている。側面中央にフランジを持つ嵌合突起432を有し、嵌合突起432のフランジ面と円筒形の底面の間にバネ433が圧縮されて挿入されており、嵌合突起432に右方向に移動習性が与えられている。
ノブ(メス)45はノブ(オス)43の対面側の側面中央に嵌合孔452を有し、嵌合孔452を挟んで2つの角度調整突起451,451が設けられている。角度調整突起451,451の他端は円板454に固定され、円板454の中央に、解除つまみ453が固定された軸456が取り付けられている。軸456にバネ455が圧縮した状態で嵌合され、バネ455によって角度調整突起451,451は左方向に移動習性が与えれている。
【0016】
ノブ(メス)45へのノブ(オス)43の結合は、図7(a)に示すように、嵌合突起432に嵌合孔452に落とし込むことにより行われる。そして、図7(b)に示すように、角度調整突起451,451を角度調整孔431の何れかに落とし込むことにより、その角度位置で固定される。
景品陳列台の角度を調整するには、図7(c)に示すように、解除つまみ453を引っ張り、角度調整突起451,451を角度調整孔431から外すことにより、景品陳列台の角度を22.5°刻みで任意に選択することができる。選択した位置で解除つまみ453を離すことにより、角度調整突起451,451がその位置の角度調整孔431に嵌合し角度が確定する。
【0017】
図8は、景品陳列台の上下調整機構を説明するための図である。
図8(a)に示すように、3列外フレーム50を支持する支持フレーム54,54が景品陳列台設置面96に設けた長溝55,55を上下に移動させることができる。
図8(b)に景品陳列台が最も下降した状態と最も上昇した状態が示されている。
【0018】
図9Aは、上下調整機構の一例を説明するための図である。
支持フレーム54にラック56が取り付けられ、モータ59の出力はギヤ群58を介してギヤ57に伝達される。ギヤ57はラック56に噛合している。モータ59およびギヤ群58はクレーンゲーム機筐体に取り付けられている。モータを正逆転することにより正逆転の駆動力はギヤ57を介してラック56を取り付けた支持フレーム54を上昇下降させることができる。
【0019】
図9Bは、上下調整機構の他の例を説明するための図である。
支持フレーム61の中にメスネジ67が埋め込まれており、メスネジ67にネジ棒62が噛合している。ネジ棒62の下端にギヤ63を有している。
モータ66の出力はギヤ群65を介してギヤ64に伝達される。ギヤ64はギヤ63に噛合している。モータ66およびギヤ群65はクレーンゲーム機筐体に取り付けられている。モータ66を正逆転することにより正逆転の駆動力はネジ棒62を正逆回転させ、メスネジ67を埋め込んだ支持フレーム61を上昇下降させることができる。
【0020】
図10は、景品陳列台の前後調整機構を説明するための図である。
図10(a)に示すように3列外フレーム70を支持する支持フレーム74,74が景品陳列台設置面86に設けた長溝75,75中を前後に移動可能に構成されている。
図10(b)に景品陳列台が最も手前に移動した状態および最も奥に移動した状態が示されている。
【0021】
図11は、前後調整機構の詳細を説明するための図である。
この実施の形態は前後調整機構に上下調整機構も同時に設けられている。
ラック76が支持フレーム74に沿って取り付けられ、ラック81が支持フレーム74に対し直角方向に取り付けられている。モータ79,ギヤ群78,ギヤ77およびラック76よりなる上下調整機構は図9Aで説明した上下調整機構と同じであるので、その説明は省略する。
モータ85の出力はギヤ群84を介してギヤ83に伝達される。ギヤ83はギヤラック81に噛合している。モータ85およびギヤ群84はクレーンゲーム機筐体に取り付けられている。ラック81の下面にローラ82,82が設けられ、ローラ82,82がクレーンゲーム機筐体を構成する部材87の上を回転することにより支持フレーム74が前後に移動することができるようになっている。
モータ85を正逆転することにより正逆転の駆動力はギヤ83に伝達され、ラック81を取り付けた支持フレーム74を前後に移動させることができる。
【0022】
以上の実施の形態における景品陳列台を前後および上下に移動させるモータはクレーンゲーム機設置の際に管理者が駆動させて所定の前後位置および上下位置に調整する例を示したが、モータ駆動回路をゲーム回路の制御部の指示に従って駆動させるように構成することにより、例えばクレーンゲーム中に所定の条件になった場合、モータを駆動させて景品陳列台の前後位置や上下位置を変更することが可能である。
また、景品陳列台の角度もモータで調整する機構を設けることにより、同様にクレーンゲーム中に所定の条件になった場合、その景品陳列台の角度を変更することが可能である。
さらに外フレームの列の数は1および3の例、フィールドパーツ組体の板パーツの数は5枚の例について説明したが、外フレームの数は2列,4列以上に設定することができ、板パーツの数も5枚以外の数に設定することができる。
【産業上の利用可能性】
【0023】
イベント会場やゲームセンタに設置される業務用クレーンゲーム機である。
【符号の説明】
【0024】
10 クレーンゲーム機
20,40,50 3列外フレーム
21,22,23,25,26,27,31,33, フィールドパーツ組体
24,32,35 縦フレーム
30 1列外フレーム
43 ノブ(オス)
45 ノブ(メス)
431 角度調整孔
433,455 バネ
451 角度調整突起
453 つまみ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲーム機下部に設置される景品陳列台の景品陳列上面の形状を可変可能なゲーム機であって、
前記景品陳列台は、
内側面に係止溝を有する矩形状の外フレームと、
多数の板パーツを枢着連結してなり、側面に突起を有するフィールドパーツ組体とを備え、
前記外フレームの係止溝に前記突起を嵌合させ、該嵌合させた突起を前記係止溝の中を前後にスライドさせることにより、前記フィールドパーツ組体の板パーツで構成される面が三角波面形状になるように変形可能に構成したことを特徴とする景品陳列フィールド可変システム。
【請求項2】
前記ゲーム機は、
クレーンゲーム機であることを特徴とする請求項1記載の景品陳列フィールド可変システム。
【請求項3】
前記外フレームの上枠と下枠の間に、側面に係止溝を有する1以上の縦フレームを挟み、
外フレームの内側面の係止溝および縦フレームの係止溝にフィールドパーツ組体の板パーツの突起を嵌合させることにより、外フレームに複数のフィールドパーツ組体を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の景品陳列フィールド可変システム。
【請求項4】
前記外フレームの左右枠に凸部を有するノブ部材を取り付けるとともに外フレームを支える支持フレームの先端に前記凸部と相補形の凹部を有するノブ部材を設け、
前記凸部を有するノブ部材と凹部を有するノブ部材を回転可能に係合することによりフィールドパーツ組体が形成する面の角度を調整可能にする角度調整機構を備えたことを特徴とする請求項1,2または3記載の景品陳列フィールド可変システム。
【請求項5】
前記外フレームを支える支持フレームの下端に案内部材を設けるとともに景品陳列台設置面に前記案内部材と係合する係合部材を設け、
前記案内部材を前記係合部材に対し移動させる移動機構を設け、
前記移動機構により景品陳列台を景品陳列台設置面に対し前後に移動可能にする前後調整機構を備えたことを特徴とする請求項1,2または3記載の景品陳列フィールド可変システム。
【請求項6】
前記請求項4記載の角度調整機構と、
前記請求項5記載の前後調整機構とを備えたことを特徴とする景品陳列フィールド可変システム。
【請求項7】
前記フィールドパーツ組体は、
各板パーツの対面する辺の一部に切欠部を設け、該切欠部に対し枢着する構造を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかの景品陳列フィールド可変システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2010−252921(P2010−252921A)
【公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−104450(P2009−104450)
【出願日】平成21年4月22日(2009.4.22)
【出願人】(310009993)株式会社タイトー (207)