説明

コンパクトシティーモデル化手法(CCMM)とCC効果

【課題】 都市・国土に拘らず、幅広い対象に対して有効な、CCとCC効果を扱う、計画・設計・評価手法である、CCのモデル化手法を確立する。
【解決手段】 対象問題をCC圏、CC、非CC、各モジュールに分析する。CCと非CCが両立するように分離する構造フィルター1型、CCでは2次元制約の中で、3次元化等を図り、非CCでは別の目的を目指す構造フィルター2型、CC、非CCの階層化を生かす構造フィルター3型等を用い、N+M問題解決と全体最適化を行う事や、構造フィルターの機能を上げる事等で、幅広い対象に対して、CCのモデル化を可能とし、CC化、CCの代替化、それらのCC効果の把握などを可能とし、課題の計画・設計・評価など問題解決達成を可能とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、都市成長制御のモデル化手法を都市・国土分野とそれ以外の分野に幅広く適用する方法やシステムに関わるものである。
【背景技術】
【0002】
コンパクトシティー(CC)は省資省エネ型都市であるが、温暖化など地球環境問題、過密・過疎・長距離通勤・交通渋滞・ラッシュなど都市問題、不況・停滞・貧困など経済問題、介護・医療・福祉・少子高齢化など社会問題に対して有効と考えられている。防災やヒートアイランドなどの問題にも有効と考えられている。CCは都市の基本的な機能を果たす、本来の都市らしい都市であり、集積の効果を強調し、発揮すると同時に、集積の不利益を抑える構造である。都市成長制御の考え方に立脚するが、大都市(圏)を否定するものではない。むしろ大都市(圏)を含む国土全体の健全な都市化に繋がる。日本では、持続可能な美しい空間計画の意味での都市計画が上手く機能して来なかったが、今後の都市計画・都市開発・都市再生の骨格を成す考え方になり得るものと考えられている。
【0003】
CCは欧米の都市にその事例を見る事が出来るし、EUの地球環境対策の根幹を形成するものであるが、日本では事例はまだ無い。政策的な誘導とインテンシブが無いと中々、促進するのは困難である。
CC効果は、CCが実現出来たり、仮の形でも同等の機能が果たせた場合に、得られる効果である。同等とは例えば職住近接などであり、効果の項目は上述した問題の中、解消に向かう項目と言う事である。但し、CCモデルに基づくCC効果の評価項目を明示した例は無い。
CCと似た概念にサスティナブルシティーやエコシティーがある。視点や重み付けが若干異なり、CCは都市・国土の構造・形態を主眼とする傾向はあるが、大きく見れば、同じと見なしても問題はない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
CCもCC効果も都市・国土を本来、対象とするものであるが、直ちに直接的な形態で実現するのは、費用や意思決定の合意作りなどから見て困難である。CC効果については、代替的な方策を取る事などで比較的実行可能性は高い。その場合でも、CC化のモデル手法を確立し、評価を併行して行う事は必須である。また、地方都市の衰退と高齢化と人口減の社会動向から見て、CCを実験的に造る可能性も考えられなくもない。CCの計画・設計・評価に役立つ、CCのモデル化手法の確立は有効である。
CCは都市・国土を本来、対象とするものだが、対象を別のものとしても同じ考え、同じ手法が有効な場合が多い。例えば、スーパーなどでの商品品揃えとディスプレイ、投資理論、会社組織構成、学校能力別クラス分けなどである。このように、都市・国土に拘らず、幅広い対象に対して有効な、CCとCC効果を扱う、CCのモデル化手法の確立を考える。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(イ)CC圏とCCと非CCと各モジュールについて説明する。
まず対象を都市・国土など本来のCCに限る説明を行う。
対象とする地域の範囲をCC圏とする。CC圏を都会的機能などの機能Cを主体とするCCと、農地あるいは自然など機能Aを主体とする非CCに分ける。CC圏はCC圏モジュール、CCはCCモジュール、非CCは非CCモジュールから成る。CC圏モジュールはCCモジュールと非CCモジュールから成る。
CCモジュールは、CCの機能Cをそれを構成する下位の機能を集積させる事などで相乗効果を上げる機能と相殺する作用を抑制する機能の両方を集めたものである。これを基に、都市の形に造り上げる。
非CCモジュールは、非CCの機能AをCCモジュールの場合と同様に、相乗効果を出す機能や、相殺する作用を抑制する機能などの両方を集めたものである。農地的利用などとなるが、機能Cと隣接する事で相互に恩恵を与えたりする。
都市・国土などとは別のものを対象とする場合は、問題に応じた機能を果たす要素とモジュールとし、目的のものを造り上げる。
【0006】
(ロ)CCモジュールと非CCモジュールからそれぞれが構成する上位機能の構築法について説明する。
CCモジュールを多数集める事、階層化する事、場合によれば配置する事で、機能Cに関する上位機能を産み出す。同様に、非CCモジュールも機能Aに関する上位機能を産み出す。
【0007】
(ハ)3種の構造フィルターについて説明する。
構造フィルター1型はCCの機能Cと非CCの機能Aが両立するように分離、棲み分けさせる構造フィルターである。
構造フィルター2型は、CCモジュール内の各機能を、2次元制約の中で、3次元化を図り、目的物を造るが、この操作が構造フィルターである。非CCモジュールについても目的物を造るが、こちらは3次元化は図らないが、この操作も構造フィルターである。対象が都市・国土などとは別のものである場合は、その目的のものを造り上げる操作が構造フィルターである。
構造フィルター3型は、CCが複数の場合の構造フィルターの概念であるが、請求項2のCCモジュールから構成する上位機能の構築法や、非CCモジュールから構成する上位機能の構築法での扱いと同等な、構造フィルターとなる。
【0008】
(二)N+M問題解決と全体最適化を行う構造フィルターについて説明する。
CC圏に於いて、CCモジュールはN問題解決を行い、非CCモジュールはM問題解決を行うとすれば、問題に重複がないならば、N+M問題解決を行う事になる。
複数のCC圏に於いて、CCモジュールも非CCモジュールも階層化を考えない場合、各CCも各非CCも問題解決の性格は通常はそれぞれ同一であるので、これを進めると全体として、問題解決が最適に進行し、評価が最大となる。複数のCC圏に於いて、CCモジュールも非CCモジュールも階層化が有効な場合はそれを果たす事を含めて全体最適化を考える。これらの最適化の操作が構造フィルターである。
【0009】
(ホ)次元変更しても成立する構造フィルターについて説明する。
3種の構造フィルターも全体最適化の構造フィルターも対象が2次元的把握であり、構造フィルターを適用後、3次元的性格が増す。対象の次元を変更しても構造フィルターを適用出来る問題がある。
対象が都市・国土の場合は次元を大きく広げる事は考え難いが、対象が別のものである場合は対象問題に応じて次元は広がる。
【0010】
以上に説明した、(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)により、都市・国土に拘らず、幅広い対象に対して有効な、CCとCC効果を扱う、CCのモデル化手法を確立する。
【発明の効果】
【0011】
CCとCC効果を扱う、CCのモデル化手法は、CCの計画・設計・評価に役立つ。CCは都市・国土を本来、対象とするものだが、対象を別のものとしても同じ考え、同じ手法が有効な場合が多い。この幅広い対象に対して適用する事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
CCのモデル化手法は、CCの計画・設計・評価に役立つ。都市・国土の評価や都市再生の計画などに本来役立つ。一方、幅広い対象に対して適用する事が出来るので、対象問題を探し、具体的に適用する事で、問題固有の最適化と手法のブラシアップを図るべきだろう。
【実施例1】
【0013】
地方都市のコンパクトシティー(CC)化の仮想的な計画例である。都市の行政境界が水域圏とほぼ一致するので行政境界をCC圏とする。この都市は衰退する旧市街とその周辺の農地山林を切り開いて出来た新市街地と多くのスプロール状の住宅地などから成るとする。旧市街地と新市街地の中心部を中心にしてCCを設定する。それ以外を非CCとする。CCも非CCもそれぞれ立案計画を立てる。CCモジュールは既存の都会的機能を集約させ、さらに都会的機能を強調したり、個性を発揮する機能を加える。集積の不利益を抑える機能である公園・緑地・緑道などの機能も入る。非CCモジュールは農地山林・クラインガルテン・オープンスペースなどの農地的機能を集約させる。非CCにある、都会的機能をCCに移設したり、農地的利用に転用したり、廃棄計画を立てる。これが構造フィルター1型である。次に、CCも非CCもそれぞれの立案計画に従って、CC化を進める。これが構造フィルター2型である。この地方都市の近辺に広域圏の核となる都市があり、依存性が高い場合などは、階層化を図り、広域機能、上位の都会的機能はその核都市に役割分担して貰う。これが構造フィルター3型である。元の地方都市に戻り、CCで、地球環境、都市、経済、社会の4問題が解決に向かう。非CCで、農業、林業の2問題が解決に向かう。合計して、6問題解決とCC圏全体の最適化を行う構造フィルターが働いた事になる。
【実施例2】
【0014】
不振の大規模スーパーの仮想的な再建案である。立地条件、周辺条件は問題が無いとして、このスーパーだけの問題であるとする。問題の対象はスーパーの全床であるが売り場だけを考える。CCは複数があり得るので、複数CCを想定した、CC圏である。魅力のあるCCが店内に無い。CCを競争力のある外部のテナントの導入で果たす。直営売り場は非CCとして目立たない売り場となるか、外部テナントに負けないCCに成長する売り場となるかは努力次第となる。以上は衣料品などを主に想定している。食料品などでは特に、何をCCとするかや、CCの順序が売り上げを左右する。CCとしては、地元の野菜、こだわりの農法、さらにCCの中に目玉商品も必要である。通常、非CCにある商品がCCになる事もあり得る。問題としては、分かり難い、欠品、売れ残りの3問題があるとすると、3問題解決と売り上げ又は利潤の最大化が図れるCC設計があると言う事になる。尚、CCと非CCで問題は重複する。CCは買い物の楽しさや文化を感じさせる要素も強いだろう。ファッションショーなどのイベントや文化教室、情報交換、顧客持ち込み商品の販売などが魅力を増す。CC同士あるいはCCと非CCの組み設定に近いが、競合するものを如何に競わせて並べるかも有効な発想である。CCモジュールの上位機能として、おまけ、要素として見切り価格も発想する事が出来る。CC創造とCC効果に再建の鍵がある。
【実施例3】
【0015】
CCの代替的実施策の評価の例である。CCの代替的実施とは、仮想的でもよいが、CC圏のCC予定区域にある空家や廃校校舎を住居や都会的施設として利用する事などで、本格的な都市再生を伴わないもの一般を指す。非CCの災害危険地区などからの移転が必要な場合は、非CCの防災と言う問題解決とCCの人口増と活性化と言う問題解決の両者に貢献する。他の代替策として、自宅勤務、サテライトオフィス勤務、ITの利用などがある。通勤交通、通勤時間を減らすのが主眼である。交通問題などの都市問題や、温暖化などの地球環境問題や、育児や介護などの社会問題の解決の可能性がある。大都市の河川敷きや農地のオープンスペースとしての活用も、非CCとして、CCの集積不利益、例えばヒートアイランドの抑制に効果を上げている。宅地開発の動きの中で、中途半端に残った畑をクラインガルテンとして利用すれば、これもCCの集積不利益の抑制の効果がある。例えば、通風ややすらぎの確保になる。これは、CCの中又は周辺での機能となる。大都市で便利な電車駅の近辺で、電車を利用しないで乗用車を利用する人が多い。健常者の場合、電車利用を促進したいが、駅周辺の歩道の確保やバリアフリーの促進なども必要である。これらもCCの代替的実施に入る。自転車道も同様である。選択の自由のレベルまで引き上げる為の方策の多くは代替的実施策である。
【実施例4】
【0016】
投資理論や評価理論の例である。CCはコンパクトに都会性を集約・強調する性格、集積不利益を抑制する性格があるが、それは、弱点の補完と、個性、強さの増強に向かわせる性格でもある。
CC化が進むとCC間の個性や効率の差が広がるから、CCは都会性と自立性を活かさないと活性を維持出来ない。都市の場合、例えば、緑化や文化活動や老人対策に熱心な都市や強い地場産業を持つ都市が評価されたり、企業の場合、優れた商品やそれを造る技術者を育てる事が評価されるという事である。成長すべき都市や企業が成長し、衰退すべき都市や企業が衰退すると言うような事である。その基準がCCであり、CC効果である。CCモジュール内の構成する機能に投資や評価に関わる項目の一覧と重み付け等が入る。集積益強調と不利益抑制の項目が入る。CC構造とCC効果からCCが選ばれる。
【産業上の利用可能性】
【0017】
CCのモデル化手法を使用すると誰でも、都市・国土を対象としても、別のもので、同じ考え、同じ手法が有効な問題を対象としても、CCの計画・設計・評価の支援や、CC効果を発揮する為の支援を受ける事ができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象とする地域や問題の範囲をCC圏とする。CC圏を都会的機能などの機能Cを主体とするCCと、農地あるいは自然など機能Aを主体とする非CCに分ける。CC圏はCC圏モジュールから成り、CCはCCモジュールから成り、非CCは非CCモジュールから成る。CC圏モジュールはCCモジュールと非CCモジュールから成る。CC圏には1個のCC、1個の非CCが標準だが、複数のCCもあり得る。尚、CC圏でCC圏的性格以外のものも含む事など、厳密にはモデルに反する部分もあり得るが、ここではラフにモデルを捉える。
CCモジュールは、CCの都会的機能などの機能Cをそれを構成する下位の機能を集積させる事などで集め、それらの産業連関効果などの相乗効果を出す事、及び、同じく、CCの機能Cをそれを構成する下位の機能を集積させるなどで集め、不利益を出すなどの相殺する作用を抑制する事、この両機能を同時達成するものである。例えば、都会的あるいは産業的、居住や生活、消費的な各機能、交通機能などと、公園・オープンスペース・個人菜園などのやすらぎの機能を組み合わせる。それは、薬とその副作用を抑える薬を組み合わせるのと同様である。また、非CCの農地などの機能A自体が都会的機能などの機能Cの集積不利益などの相殺作用を抑制する働きを持つものである。都市・国土を対象とする場合は、これを基に、都市の形に造り上げるし、別のものを対象とする場合はその目的のものを造り上げる。
非CCモジュールは、非CCの農地あるいは自然などの機能AをCCモジュールの場合と同様に、相乗効果を出す機能や、相殺する作用を抑制する機能などの両方を集めたものである。都市・国土を対象とする場合は農地・森林などの形に造り上げるし、機能Cと隣接する事で恩恵を得たり、逆に機能Cに恩恵を与えたりする。別のものを対象とする場合はその目的のものを造り上げる。
以上に説明する、CC圏とCCと非CCと各モジュール。
【請求項2】
CCモジュールを多数集める事、場合によれば配置する事で、機能Cに関する上位機能を産み出す。これは、CCの集合なり、CCの階層化で上位のCCを考える事につながる。CCが同一のCC圏の事もあれば、異なるCC圏のものの場合もある。通常は、CC圏モジュールから上位機能を構築するのと近いが、非CCモジュールの性格がCCモジュールと同様の集積などの相乗効果があるとは限らない。
CCモジュールの場合と同様に、非CCモジュールを多数集める事で、非CCの階層化で上位の非CC機能を産み出す。これは、CCモジュールと同様な集積などの相乗効果がある場合に有効である。そういう性格でない場合は意味を持たない。
以上に説明する、CCモジュールから構成する上位機能の構築法及び、非CCモジュールから構成する上位機能の構築法。
【請求項3】
CCを造り出すプロセスに構造フィルターを使用するが、3種の構造フィルターを考える。
構造フィルター1型はCCに於いて機能Cの魅力を増し、必要により、非CCにある機能Cを禁止などして、非CCにある機能Cも引き付け吸収する。非CCに於いて機能Aの魅力を増し、必要により、CCにある機能Aを禁止などして、CCにある機能Aも引き付け吸収する。CCの機能Cと非CCの機能Aが両立するように分離、棲み分けさせる構造フィルターである。
構造フィルター2型はCCに於いて機能Cは、請求項1で説明したように、それの下位の機能を集め、相乗効果を出す構成とする事、元の対象にある既存の下位の機能からの選択・棄却と新たに生成する事でこれを達成する。及び、機能CはCCモジュールに従う事で、これを相殺する作用を抑制する。CCモジュールの中にこの抑制する要素又は成分が入る事で達成する。対象が、都市・国土の場合、CCモジュール内の各機能を土地制約のもとで、立体化などを図る事になる。云わば、2次元制約の中で、3次元化を図り、目的物を構築するが、この操作自体が構造フィルターである。対象が別のものである場合は、そこの目的のものを造り上げる操作が構造フィルター2型である。非CCを中心として見た場合、対象が、都市・国土の場合でも、例えば農地を立体化は現状では考え難いので、2次元の中での最適化を図るのがフィルターの役割だろう。対象が別のものである場合は、CCの場合と同様、そこの目的のものを造り上げる操作が構造フィルターだろう。
構造フィルター3型は、CCが複数の場合の構造フィルターの概念であるが、請求項2のCCモジュールから構成する上位機能の構築法や、非CCモジュールから構成する上位機能の構築法での扱いと同等な、構造フィルターとなる。
以上に説明する、構造フィルター1型、2型、3型から成る構造フィルター。
【請求項4】
N+M問題解決と全体最適化を行う構造フィルターを考える。
対象が1個のCC圏の場合、CCモジュールはN問題解決を行い、CC圏非CCモジュールはM問題解決を行うとすれば、通常問題種に重複がないならば、単純には、N+M問題解決を行う事になる。対象全体を複数のCC圏で設定し、各CC圏をCCと非CCに設定し、CCはCCモジュールにより、CC化を進め、非CCは非CCモジュールで非CC化を進める。CCモジュールも非CCモジュールも階層化は特には考えない。各CCも各非CCも問題解決の性格は通常はそれぞれ同一であるので、これを進めると全体として、問題解決が最適に進行し、全体としての評価が最大となる。対象が1個のCC圏の場合も複数のCC圏の場合も、元のCC圏に対してこの操作を果たす事は構造フィルターを掛ける過程と同じであり、全体最適化を行う事になる。対象が複数のCC圏で、全てのCCモジュールも非CCモジュールも階層化が有効な場合は、この階層化も含めた操作が構造フィルターとなる。そうでない場合は成り立たない。
以上に説明するN+M問題解決と全体最適化を行う構造フィルター。
【請求項5】
次元変更しても成立する構造フィルターを考える。
CC圏、CC、非CC、伴に2次元的把握であり、構造フィルターを適用後、3次元的性格が増す。これを簡約化して、2次元対象を3次元化すると称すると、次元を変えて、1次元対象に構造フィルターを適用して2次元化する。あるいは、3次元対象に構造フィルターを適用して、4次元化する。4次元化は対象が都市・国土の場合は時間軸が入る事だが、これが可能である。対象が都市・国土の場合はこれ未満やより大の次元は考え難いが、対象が別のものである場合は対象問題に応じて次元は広がる。
以上に説明する次元変更しても成立する構造フィルター。

【公開番号】特開2006−338633(P2006−338633A)
【公開日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−185676(P2005−185676)
【出願日】平成17年5月30日(2005.5.30)
【出願人】(500422366)