説明

コンベア装置

【課題】コンベア装置を支持する部材等を大型化する必要が無く、構成機器の交換頻度が少ないコンベア装置を提供する。
【解決手段】長尺のフレーム体22と、このフレーム体22の前後端部に回転自在に設けられた端部ローラと、これら両端部ローラに無端状に掛け渡された搬送用ベルト24と、上記フレーム体22の中間位置に設けられて上記搬送用ベルト24を駆動し得る駆動用ローラ52とが具備されたコンベア装置21であって、上記駆動用ローラ52の左右位置で上記フレーム体22に減速機付電動機53をそれぞれ配置するとともに、これら各減速機付電動機53を上記駆動用ローラ52の左右の軸継手54にそれぞれ連結したものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンベア装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ベルトコンベアには、固定式のベルトコンベアだけではなく、コンベア装置が車両に搭載された移動式ベルトコンベアがある。この移動式ベルトコンベアの駆動装置としては、1基の電動機で駆動チェーンを介してスプロケットを駆動し、このスプロケットが固定された駆動プーリでベルトを移動させる方式が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3409143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記の移動式ベルトコンベアでは、電動機およびスプロケットの各軸受けは、常にチェーンからラジアル荷重を受けるため、いずれも消耗が早かった。また、チェーンも、このラジアル荷重からの疲労による切断のおそれがあった。
【0005】
さらに、1基の電動機を用いたコンベア装置では、駆動プーリの左右いずれか片側にスプロケットが固定され、このスプロケットに掛け渡されるチェーンや電動機等の駆動装置を構成する機器は、スプロケット側に集中して配置される。このため、駆動装置の重量バランスは左右で不均衡となり、このような駆動装置を有するコンベア装置では、左右で水平を保つために、コンベア装置を支持する部材等を大型化する必要があった。また、コンベア装置の傾斜角度を調整できるベルトコンベアでは、支持部材等をより大型化する必要があった。
【0006】
そこで、本発明は、コンベア装置の支持部材等を大型化する必要がなく、また構成機器の交換頻度が少ないコンベア装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係るコンベア装置は、長尺のフレーム体と、このフレーム体の前後端部に回転自在に設けられた端部回転輪体と、これら両端部回転輪体に無端状に掛け渡された搬送用ベルトと、上記フレーム体の中間位置に設けられて上記搬送用ベルトを駆動し得る駆動用回転輪体とが具備されたコンベア装置であって、
上記駆動用回転輪体の左右位置で上記フレーム体に電動機をそれぞれ配置するとともに、これら各電動機を上記駆動用回転輪体の左右の支持軸部にそれぞれ連結したものである。
【0008】
また、請求項2に係るコンベア装置は、長尺のフレーム体と、このフレーム体の前後端部に回転自在に設けられた端部回転輪体と、これら両端部回転輪体に無端状に掛け渡された搬送用ベルトとが具備されたコンベア装置であって、
上記一方の端部回転輪体の左右位置で上記フレーム体に電動機をそれぞれ配置するとともに、これら各電動機を上記一方の端部回転輪体の左右の支持軸部にそれぞれ連結したものである。
【発明の効果】
【0009】
上記コンベア装置によると、駆動用回転輪体の左右の支持軸部にそれぞれ電動機が連結されているため、電動機のトルクを伝達するスプロケットやチェーンが不要で、荷重を受ける部品の点数を減らすことができる。また、各電動機は駆動用支持軸部の左右両側に連結されているため、両電動機で負荷はほぼ等しく、損耗が両電動機で平均化される。したがって、コンベア装置の部品や構成機器の交換頻度を少なくすることができる。
【0010】
さらに、上記コンベア装置は左右対称であり、重量バランスが左右で均衡するので、コンベア装置を支持する部材を大型化することなく、コンベア装置の左右方向の水平を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施例1に係る移動式ベルトコンベアの側面図である。
【図2】同移動式ベルトコンベアに係るコンベア装置の側面図である。
【図3】同コンベア装置の平面図である。
【図4】同コンベア装置の駆動装置における要部平面図である。
【図5】図3のA−A断面図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例1】
【0012】
以下に、本発明の実施例1に係るコンベア装置について図1〜図5に基づき説明する。なお、本実施例1においては、コンベア装置を用いた例として、移動式ベルトコンベアについて説明する。
【0013】
移動式ベルトコンベアは、概略的にはコンベア装置を搭載した車両である。なお、この車両の進行方向を前後方向として説明する。具体的には、図1に示すように、移動式ベルトコンベア1は、下部の前後左右に4基の換向式車輪装置9を有する車両本体2と、この車両本体2の下部に設けられて換向式車輪装置9を駆動させる走行駆動装置11と、上記車両本体2の上部に長手方向が前後方向となるように搭載されて被運搬物を搬送し得るコンベア装置21と、上記車両本体2の前部および後部に設けられて上記コンベア装置21を鉛直面内で傾動自在に支持する傾動用前部シリンダ13および傾動用後部シリンダ14とから構成される。なお、車両本体2は、枠部材4および天板5からなる支持架台3と、この支持架台3上に設けられて上記コンベア装置21を左右側から傾動自在に支持する左右一対の支持部材6と、上記枠部材4の前後位置での下面にそれぞれ取り付けられて被運搬物の搬送時に下端部を接地させて支持架台3を支持する伸縮自在の支持装置8とから構成される。なお、換向式車輪装置9は、油圧モータにより車輪を駆動するもので、また走行駆動装置11には、その油圧ポンプおよびポンプ駆動用電動機が設けられている。
【0014】
また、上記コンベア装置21は、図2および図3に示すように、前部の搬送部31および後部の荷受部41からなり、これらは互いに左右方向に配置された左右一対の接合軸7で傾動自在に接続される。そして、この接合軸7は、両端部で左右一対の上記支持部材6により支持架台3に支持される。具体的には、搬送部31の左右両側の後端から後方へ突出させた搬送部接合板37の両外側に、荷受部41の左右両側の前端から前方へ突出させた荷受部接合板47を配置し、これら搬送部接合板37および荷受部接合板47に1本の接合軸7を挿通させ、この接合軸7を、荷受部接合板47の両外側で左右の支持部材6により支持させる。したがって、搬送部31および荷受部41は、それぞれ傾動用前部シリンダ13および傾動用後部シリンダ14により独立して傾動するものである。
【0015】
次に、本発明の要旨であるコンベア装置21について、図2および図3に基づき説明する。
このコンベア装置21は、前後方向に長尺の骨組構造であって後端の下部に支持脚体42が取り付けられたフレーム体22と、このフレーム体22の前後端部において軸が左右方向となるように回転自在に設けられた端部ローラ(端部回転輪体である)23と、これら両端部ローラ23に無端状に掛け渡された搬送用ベルト24と、上記フレーム体22に回転自在に設けられて上記搬送用ベルト24を支持する複数(例えば10〜30基)の中央部支持ローラ25および側部支持ローラ26と、上記フレーム体22の中間位置に設けられてこの搬送用ベルト24を駆動する駆動装置51[搬送用ベルト24を駆動し得る駆動用ローラ(駆動用回転輪体である)52およびこの駆動用ローラ52を回転させるための減速機付電動機53等から構成され、詳細は後述する]と、この駆動装置51の駆動用ローラ52および搬送用ベルト24の接触面積を増して駆動用ローラ52のトルクを搬送用ベルト24へ効率的に伝達するための駆動補助用ローラ32と、上記フレーム体22に回転自在に且つ前後方向へ移動自在に設けられて上記搬送用ベルト24の張力を調整し得る張力調整用ローラ33と、上記フレーム体22に前後方向に設けられるとともに上記張力調整用ローラ33の支持軸部に接続されて当該張力調整用ローラ33を前後方向へ移動させ得る張力調整用シリンダ34と、この張力調整用シリンダ34および張力調整用ローラ33で搬送用ベルト24の張力を調整するために当該搬送用ベルト24を転向させる案内用ローラ35と、上記搬送用ベルト24の駆動速度および張力の調整を行う制御装置(図示せず)とが具備されている。
【0016】
ここで、上記両端部ローラ23の上端を接続してなる搬送用ベルト24の面を搬送面とし、上記両端部ローラ23の下端を接続してなる搬送用ベルト24の面を戻り面として、コンベア装置21を構成する上記各ローラの位置関係を説明する。
【0017】
中央部支持ローラ25は、その上端が搬送面に位置するようにフレーム体22の前後に亘って略等間隔に配置され、側部支持ローラ26は、中央部支持ローラ25の左右両側に配置されるとともに、中央部支持ローラ25側から左右端側へ向けて上方へ傾斜させて、被運搬物の落下を防止し得る配置にされている。すなわち、図5に示すように、中央部支持ローラ25および側部支持ローラ26の前面視が、上方に開口した略円弧形状にされている。
【0018】
次に、被運搬物を後方から前方(コンベア装置21の荷受部41から搬送部31)へ搬送した場合の、搬送用ベルト24の移動に沿って上流側から順に、各ローラの位置関係を図2に基づき説明する。すなわち、駆動補助用ローラ32は、フレーム体22の中間位置で且つ上端が戻り面に位置するように配置され、駆動用ローラ52は、駆動補助用ローラ32の前下方の近傍に配置される。さらに、張力調整用ローラ33は、駆動補助用ローラ32より後方で且つ駆動用ローラ52よりも下方に配置され、案内用ローラ35は、その上端が戻り面に位置するとともに、駆動補助用ローラ32および張力調整用ローラ33の間に配置されている。
【0019】
また、駆動補助用ローラ32、駆動用ローラ52、張力調整用ローラ33、案内用ローラ(以下、搬送ローラ群36という)35およびフレーム体22前端部の端部ローラ23fは、コンベア装置21の搬送部31に配置されるものであり、フレーム体22後端部の端部ローラ23rはコンベア装置21の荷受部41に配置されるものである。一方、中央部支持ローラ25および側部支持ローラ(以下、支持ローラ群27という)26は、搬送部31および荷受部41に配置されるものである。なお、搬送用ベルト24は、支持ローラ群27以外のローラ、すなわち、搬送ローラ群36および両端部ローラ23で、それぞれ転向するように掛け渡される。
【0020】
一方、コンベア装置21の荷受部41は、投入された被運搬物を搬送用ベルト24上に載置させるホッパー43がフレーム体22後部の上方に具備され、このホッパー43の下方には、搬送用ベルト24の下に支持ローラ群27が集中的に(例えば10基)配置されており、被運搬物の落下による衝撃に耐え得る構造である。
【0021】
次に、搬送用ベルト24を駆動する駆動装置51の構成について、図4および図5に基づき詳細に説明する。
駆動装置51は、円周面に滑り止め加工が施されて搬送用ベルト24を駆動し得る円柱形状の駆動用ローラ52と、この駆動用ローラ52の左右端面に一方側が同心状に取り付けられるとともに他方側が減速機付電動機53と連結される左右一対の軸継手(支持軸部である)54と、フレーム体22に取り付けられて上記各軸継手54を軸受け56により回転自在に支持する左右一対の台座部55と、フレーム体22に取り付けられて上記各軸継手54と連結される左右一対の減速機付電動機53とから構成される。なお、この駆動装置51は左右対称であり、その重量バランスは左右で均衡している。
【0022】
ここで軸継手54は、減速機付電動機53の出力軸53cに形成されたスプライン部に係合し得る内歯を有する円筒形状の継手部54aと、この継手部54aの駆動用ローラ52側に延設されて当該駆動用ローラ52の左右端面へ同心状に取り付けるための円環形状の継手フランジ部54bとからなり、当該継手部54aが上記台座部55により軸受け56を介して回転自在に支持される。
【0023】
また台座部55は、内周面に軸受け56を保持し得る凹状部を有する円筒状部55aと、この円筒状部55aの減速機付電動機53側の外周部に設けられてフレーム体22に取り付けるための円環形状のフランジ部55bとからなる。
【0024】
さらに、減速機付電動機53の減速機部53aの先端には、取付用フランジ部53bが設けられており、また、その出力軸53cには、軸継手54の内歯に係合するスプライン部が形成されており、当該取付用フランジ部53bは台座部55のフランジ部55bに取り付けられている。
【0025】
以下に、上記移動式ベルトコンベア1の作用について説明する。
なお、以下では、土木工事現場で移動式ベルトコンベア1が土砂の搬送に用いられる例について説明する。
【0026】
移動式ベルトコンベア1は換向式車輪装置9の駆動により自走できるので、被運搬物である土砂の搬送作業を行う土木工事現場まで、移動式ベルトコンベア1を走行により移動させる。
【0027】
次に、土木工事現場に移動させた移動式ベルトコンベア1を据え付け、土砂の搬送作業を行い得る状態にする。具体的には、支持架台3の前後に取り付けられた支持装置8を伸展させて接地させる。そして、支持装置8をさらに伸展させ、車両本体2の換向式車輪装置9を浮かせた状態にまで持ち上げた後に、支持装置8を固定する。次に、傾動用前部シリンダ13および傾動用後部シリンダ14を伸縮させて、コンベア装置21の搬送部31および荷受部41を、土砂の搬送および作業条件に適した角度にまで傾動させ、搬送部31および荷受部41が一直線状になるようにする。そして、荷受部41を固定するために、フレーム体22の支持脚体42を伸展により接地させる。
【0028】
次に、上記移動式ベルトコンベア1による土砂の搬送について説明する。
コンベア装置21で搬送作業を行うために、2基の減速機付電動機53により駆動用ローラ52を左右両側から回転させて、搬送用ベルト24を駆動させる。次に、掘削された土砂を、被運搬物として、例えば油圧ショベルでホッパー43に投入する。この土砂は、ホッパー43により搬送用ベルト24上に案内落下され、搬送用ベルト24の駆動にしたがってコンベア装置21の前部まで搬送される。なお、コンベア装置21の前端の下方には、予め土砂運搬用のダンプトラックが待機しており、コンベア装置21の前端まで搬送された土砂は、このダンプトラックの荷台へ落下する。この土砂は、ダンプトラックにより、この土砂が必要とされる埋立地等まで運ばれる。
【0029】
そして、土砂の掘削が進めばコンベア装置21を移動させる必要が生ずるが、この場合は、支持装置8を収縮させて換向式車輪装置9を再び接地させ、上記と同様に、移動式ベルトコンベア1の移動および新たな搬送作業場所への据え付けを行う。
【0030】
上記構成によると、駆動装置51は、減速機付電動機53を駆動用ローラ52に直結した構成であるため、スプロケットおよびチェーン等が用いられておらず、消耗する部品の点数が少ない。また、減速機付電動機53は、台座部55を介してフレーム体22に取り付けられているとともに、軸継手54を介して駆動用ローラ52に同心状に取り付けられているので、軸受け56は、減速機付電動機53の自重および搬送用ベルト24の張力によるラジアル荷重を受けず、長寿命化を見込むことができる。さらに、2基の減速機付電動機53は、駆動用ローラ52の両側にそれぞれ連結されているので、被運搬物の搬送による負荷は、両減速機付電動機53でほぼ等しく、損耗が両減速機付電動機53で平均化される。したがって、コンベア装置21の部品や構成機器の交換頻度を少なくすることができる。
【0031】
さらに、コンベア装置21に具備される駆動装置51は左右対称であり、重量バランスが左右で均衡しているため、負荷は左右の支持部材6で平均化される。このため、支持部材6を大型化することなく、コンベア装置21の左右方向の水平を保つことができる。なお、減速機付電動機を左右のいずれかに設けた従来の構成では、重量物である駆動装置は左右で重量バランスが不均衡となり、左右方向の水平を保つためにコンベア装置を左右から支持する支持部材の大型化が必要となる。特に、コンベア装置を傾動させる移動式ベルトコンベアは、支持部材の配置がコンベア装置の支点付近に限られるため支持部材の数が少なく、従来の駆動装置を具備する移動式ベルトコンベアでは、支持部材のより大型化が必要となる。
【0032】
なお、上記実施例1においては、移動式ベルトコンベアが土木工事現場で土砂の搬送に用いられる例について説明したが、製鉄所内でスラグ、セメント等の搬送に用いられるものであってもよく、工場内で原材料の石灰等の搬送に用いられるものであってもよい。
【0033】
ところで、上記実施例1においては、搬送用ベルト24を駆動させるための駆動用ローラ52を別途設けたが、駆動用ローラ52を設けずに、前後端部のいずれか一方の端部ローラ23を駆動用とし、この端部ローラ23の左右両側に、軸継手54、台座部55および減速機付電動機53を上記実施例1と同様に配置してもよい。すなわち、コンベア装置21に具備される駆動装置51は、前後端部のいずれか一方の端部ローラ23と、この端部ローラ23の左右端面に一方側が同心状に取り付けられるとともに他方側が減速機付電動機53と連結される左右一対の軸継手(支持軸部である)54と、フレーム体22に取り付けられて上記各軸継手54を軸受け56により回転自在に支持する左右一対の台座部55と、フレーム体22に取り付けられて上記各軸継手54と連結される左右一対の減速機付電動機53とから構成されるものとしてもよい。
【符号の説明】
【0034】
1 移動式ベルトコンベア
2 車両本体
6 支持部材
7 接合軸
8 支持装置
13 傾動用前部シリンダ
14 傾動用後部シリンダ
21 コンベア装置
22 フレーム体
23 端部ローラ
24 搬送用ベルト
27 支持ローラ群
31 搬送部
36 搬送ローラ群
41 荷受部
42 支持脚体
51 駆動装置
52 駆動用ローラ
53 減速機付電動機
54 軸継手
55 台座部
56 軸受け

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長尺のフレーム体と、このフレーム体の前後端部に回転自在に設けられた端部回転輪体と、これら両端部回転輪体に無端状に掛け渡された搬送用ベルトと、上記フレーム体の中間位置に設けられて上記搬送用ベルトを駆動し得る駆動用回転輪体とが具備されたコンベア装置であって、
上記駆動用回転輪体の左右位置で上記フレーム体に電動機をそれぞれ配置するとともに、これら各電動機を上記駆動用回転輪体の左右の支持軸部にそれぞれ連結したことを特徴とするコンベア装置。
【請求項2】
長尺のフレーム体と、このフレーム体の前後端部に回転自在に設けられた端部回転輪体と、これら両端部回転輪体に無端状に掛け渡された搬送用ベルトとが具備されたコンベア装置であって、
上記一方の端部回転輪体の左右位置で上記フレーム体に電動機をそれぞれ配置するとともに、これら各電動機を上記一方の端部回転輪体の左右の支持軸部にそれぞれ連結したことを特徴とするコンベア装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−84379(P2011−84379A)
【公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−239943(P2009−239943)
【出願日】平成21年10月19日(2009.10.19)
【出願人】(000003241)TCM株式会社 (319)