説明

コーナーガード

【課題】施工が簡単であり、仕上げ処理をきれいに行えるコーナーガードを提供する。
【解決手段】本発明によるコーナーガード(8)は2枚のボード(4,6)を連結して出隅構造(1)を構成し、ガードベース(10)とガードカバー(12)を有する。ガードベース(10)は、ボード(4,6)が差込まれる第1の差込み部(14)及び第2の差込み部(16)と、第1の差込み部(14)と第2の差込み部(16)を連結する連結部(18)を有する。出隅構造(1)の表側(A)において、第1の差込み部(14)と連結部(18)の間に第1の溝(38)が形成され、第2の差込み部(16)と連結部(18)の間に第2の溝(40)が形成され、ガードカバー(12)が、第1の溝(38)から第2の溝(40)まで延び、第1の溝(38)及び第2の溝(40)に形成された引掛け部(42,44)に引掛けられることによってガードベース(10)に取付けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築部材に関し、更に詳細には、互いに角度をなすように配置される2枚のボードを連結して出隅を構成するコーナーガードに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、互いに角度をなすように配置される2枚のボードを連結して出隅を構成するコーナーガードが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−184271号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コーナーガードにおいて、その施工が簡単であること、及び、塗装やクロス貼り等の仕上げ処理がきれいであることが望まれる。
【0005】
そこで、本発明は、施工が簡単であり、仕上げ処理をきれいに行うことができるコーナーガードを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明によるコーナーガードは、互いに角度をなすように配置される2枚のボードを連結して出隅構造を構成するコーナーガードであって、一方のボードが差込まれる第1の差込み部と、他方のボードが差し込まれる第2の差込み部と、第1の差込み部と第2の差込み部を互いに連結する連結部と、を有するガードベースを有し、出隅構造の凸側において、第1の差込み部と連結部との間に第1の溝が形成され、第2の差込み部と連結部との間に第2の溝が形成され、更に、第1の溝から第2の溝まで延びるガードカバーを有し、ガードカバーは、第1の溝及び第2の溝に形成された引掛け部に引掛けられることによって、ガードベースに取付けられることを特徴としている。
【0007】
このように構成されたコーナーガードは、ガードベースの第1の差込み部及び第2の差込み部に2枚のボードを差込んだ後、ガードカバーをガードベースに引掛けることによって、ガードカバーをガードベースに取付けることによって施工される。従って、施工が簡単である。また、2枚のボードに塗装又はクロス貼りの仕上げ処理を行う場合、塗装の境界及びクロスの端部を、第1の溝、第2の溝及びガードカバーによって隠すことができる。従って、塗装及びクロス貼りの仕上げ処理をきれいに行うことができる。
【0008】
本発明によるコーナーガードの実施形態において、好ましくは、第1の差込み部及び第2の差込み部の各々は、ボードの端部を包囲するように構成された表側プレート、裏側プレート、及び端プレートを有し、ガードカバーは、第1の溝の中に位置決めされる第1の部分と、第2の溝の中に位置決めされる第2の部分と、第1の部分と第2の部分を連結する第3の部分とを有し、第3の部分に連結されている方の第1の部分の端部の輪郭及び寸法は、ガイドカバーをガイドベースに取付けたときに、第1の差込み部の表側プレートの表側の面の延長線上に位置するように定められ、第3の部分に連結されている方の第2の部分の端部の輪郭及び寸法は、ガイドカバーをガイドベースに取付けたときに、第2の差込み部の表側プレートの表側の面の延長線上に位置するように定められる。
【0009】
このように構成されたコーナーガードでは、ガイドベースとガイドカバーの間に段差ができないので、仕上げ処理を更にきれいに行うことができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によるコーナーガードは、施工が簡単であり、仕上げ処理をきれいに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の第1の実施形態のコーナーガードを含む出隅構造の破断斜視図である。
【図2】図1に示すコーナーガードのガードベースの断面図である。
【図3】図1に示すコーナーガードのガードカバーの断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態のコーナーガードを含む出隅構造の断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態のコーナーガードを含む出隅構造の断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態のコーナーガードを含む出隅構造の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態であるコーナーガードを説明する。図1は、本発明の第1の実施形態のコーナーガードを含む出隅構造の破断斜視図である。また、図2は、図1に示すコーナーガードのガードベースの断面図であり、図3は、図1に示すコーナーガードのガードカバーの断面図である。
【0013】
図1に示すように、出隅構造1は、下地の一例であるほぼ正方形断面輪郭のコーナー支柱2と、コーナー支柱2のコーナーにおいて互いに角度をなすように配置された2枚のボード4、6と、2枚のボードを連結して出隅8aを構成するコーナーガード8とを有している。このコーナーガード8が、本発明によるコーナーガードの第1の実施形態である。出隅構造1は、好ましくは、建物の内装に使用される。
【0014】
コーナー支柱2は、例えば、スチールパイプで構成され、建物において上下方向に配置される。また、ボード4,6は、例えば、石膏ボードである。ボード4、6は、例えば、厚さが12mmのボードである。しかしながら、ボード4、6は、その他の厚さのボードを使用してもよいし、複数のボードを重ねて使用してもよい。
【0015】
以下、出隅構造1の凸側、即ち、出隅8aの側を表側Aと称し、凹側、即ち、コーナー支柱2の側を裏側Bと称する(図4参照)。また、横方向にボード4、6が延びる方向をそれぞれボード方向4A、6Aと称する。
【0016】
コーナーガード8は、コーナー支柱2に沿って上下方向に延びる長尺材であり、後で詳細に説明するガードベース10とガードカバー12とを有している。以下、コーナーガード8の断面構造について説明する。
【0017】
図2に示すように、ガードベース10は、第1のボード4が差込まれる第1の差込部14と、第2のボード6が差し込まれる第2の差込み部16と、第1の差込み部14と前記第2の差込み部16を互いに連結する連結部18とを有している。第1の差込部14、第2の差込部16、及び連結部18は、アルミニウム又は樹脂等で一体成形されることが好ましい。
【0018】
第1の差込み部14は、第1のボード4の端部を包囲するように構成された表側プレート20と、裏側プレート22と、これらのプレート20、22を連結する端プレート24を有している。表側プレート20及び裏側プレート22は、端プレート24に連結されたそれぞれの基端部20a、22aからそれぞれの先端部20b、22bまで、ほぼ平行に延び、先端部20b、22bの間に、第1のボード4を受入れる差込み口26を形成している。第1のボード4を第1の差込み部14に差込んだときに第1のボード4が第1の差込み部14によって挟み付けられるように、表側プレート20及び裏側プレート22は、それらの間の距離が先端部20b、22bに向かって僅かに小さくなるように且つ撓むように構成されるのがよい。また、表側プレート20及び裏側プレート22と第1の差込み部14に差込まれた第1のボード4との間の段差を小さくするために、表側プレート20及び裏側プレート22の肉厚は、先端部20b、22bに向かって薄くなっていることが好ましい。裏側プレート22のボード方向4Aの長さは、表側プレート20のボード方向4Aの長さよりも長いことが好ましい。
【0019】
表側プレート20の基端部20aは、ガードカバー12を小さくするために、裏側プレート22の基端部22aよりも出隅8aに近くに位置するように構成されることが好ましい。また、端プレート24は、表側プレート20の基端部20aから表側プレート20に対して垂直方向に延びる表側部分24aと、裏側プレート22の基端部22aから裏側プレート22に対して垂直方向に延びる裏側部分24bとを有し、表側部分24aと裏側部分24bとは、表側プレート20と裏側プレート22中間において段部24cが構成されるように連結されている。端プレート24は、第1の差込み部14の強度を確保するために、表側プレート20及び裏側プレート22よりも厚いことが好ましい。
【0020】
第2の差込み部16は、第1の差込み部14と同様の構造を有しているので、その説明を省略する。
【0021】
連結部18は、第1の差込み部14の段部24cからボード方向4Aに出隅8aに向かって延びる第1の部分31と、第1の部分31からそれと垂直に表側Aに向かって延びる第2の部分32とを有している。また、連結部18は、第2の差込み部16の段部24cからボード方向6Aに出隅8aに向かって延びる第3の部分34と、第3の部分33からそれと垂直に表側Aに向かって延びる第4の部分34とを有している。更に、連結部18は、第2の部分32と第4の部分34とを連結する第5の部分35を有している。本実施形態では、第5の部分35は、L字形を有し、即ち、第2の部分32からそれと垂直に出隅8aに向かって延びる部分35aと、第4の部分34からそれと垂直に出隅8aに向かって延びる部分35bを有し、これらの部分35a、35bは、出隅8aのところで連結されている。第1〜第5の部分31〜35の肉厚は、端プレート24の肉厚とほぼ同じであることが好ましい。
【0022】
第1の差込み部14の端プレート24の表側部分24aと、第1の部分31と、第2の部分32とによって、第1の差込み部14と連結部18との間の第1の溝38が表側Aに形成されている。また、第2の差込み部16の端プレート24の表側部分24aと、第3の部分33と、第4の部分34とによって、第2の差込み部16と連結部18との間の第2の溝40が表側Aに形成されている。
【0023】
第1の溝38を構成する第2の部分32の面に、ガードカバー12を引掛けるための第1の凹部(引掛け部)42が設けられている。また、第2の溝40を構成する第4の部分34の面に、ガードカバー12を引掛けるための第2の凹部(引掛け部)44が設けられている。
【0024】
図3に示すように、ガードカバー12は、第1の溝38の中に位置決めされる第1の部分46と、第2の溝40の中に位置決めされる第2の部分47と、第1の部分46と第2の部分47を連結する第3の部分48とを有している。本実施形態では、第3の部分48は、L字形を有し、即ち、第1の部分46からそれと垂直に出隅8aに向かって延びる部分48aと、第2の部分47からそれと垂直に出隅8aに向かって延びる部分48bとを有しており、これらの部分48a、48bは、出隅8aのところで連結されている。
【0025】
第1の部分46は、ガイドベース10の第1の凹部42に引掛け可能な第1の突起46aを有している。また、第2の部分47は、ガイドベース10の第2の凹部44に引掛け可能な第2の突起47aを有している。
【0026】
第3の部分48に連結されている方の第1の部分46の端部の輪郭及び寸法は、ガイドカバー12をガイドベース10に取付けたときに、第1の差込み部14の表側プレート20の表側Aの面の延長線上に位置するか、又は、それを表側に越えないように定められる。同様に、第3の部分48に連結されている方の第2の部分47の端部の輪郭及び寸法は、ガイドカバー12をガイドベース10に取付けたときに、第2の差込み部16の表側プレート20の表側Aの面の延長線上に位置するか、又は、それを表側に越えないように定められる。
【0027】
また、第3の部分48の上記部分48aの表側の面は、ガイドカバー12をガイドベース10に取付けたときに、ガイドベース10の第1の差込み部14の表側プレート20の表側Aの面の延長線上に位置することが好ましい。同様に、第3の部分48の上記部分48bの表側の面は、ガイドカバー12をガイドベース10に取付けたときに、第2の差込み部16のガイドベース10の表側プレート20の表側Aの面の延長線上に位置することが好ましい。
【0028】
コーナーガード12は、薄肉で作ることができ、コーナーの半径は、例えば0.5mmである。0.5mmの場合、出隅8aは、それを見た者にシャープな印象を与えることができる。
【0029】
次に、図4を参照して、出隅構造の施工手順の一例を説明する。ガードベース10を両面テープ50でコーナー支柱2に固定する。ガードベース10の第1の差込み部14及び第2の差込み部16にそれぞれ、第1のボード4及び第2のボード6を差込む。更に、第1のボード4及び第2のボード6と表側プレート20とをテープ52で貼り付けてもよい。
【0030】
第1のボード4及び第2のボード6をクロス貼りによって仕上げる場合、第1のボード4、第1の差込み部14の表側プレート20にクロス54を貼り、クロスの端部を第1の溝38に挿入するのがよい。同様に、第2のボード6、第2の差込み部16の表側プレート20にクロス54を貼り、クロスの端部を第2の溝40に挿入するのがよい。
【0031】
その後、ガードカバー12の第1の突起46a及び第2の突起47aをそれぞれ、ガードベース10の第1の溝38の第1の凹部42及び第2の溝40の第2の凹部44に引掛けることによって、ガードカバー12をガードベース10に取付ける。ガードカバー12は、更に幅木56(図1参照)によって固定されることが好ましい。
【0032】
第1のボード4及び第2のボード6が、ガードベース10第1の差込み部14及び第2の差込み部16に差込まれるので、第1のボード4及び第2のボード6の端部の処理が不要であり、施工が容易である。
【0033】
また、クロス54の端部が、第1及び第2の溝38、40及びガードカバー12によって隠されるので、仕上げ処理がきれいになる。また、第1及び第2の溝38、40及びガードカバー12の寸法を、クロス54の端部が第1及び第2の溝38、40とガードカバー12との間に挟みつけられるように定めれば、クロス54の端部をコーナーベース8に強固に固定することができる。
【0034】
また、ガードカバー12が汚れたり、損傷したりした場合、ガードカバー12だけを交換することができる。この際、ガードベース10を取外す必要が無いので、ガードカバーの交換は容易である。また、色の異なるガードカバー12を複数種類用意しておくだけで、顧客の好みの色に応じた出隅構造1を提供することが可能である。
【0035】
第1のボード4及び第2のボード6をクロス貼りする代わりに、塗装仕上げしてもよい(図示せず)。その場合、第1のボード4、第1の差込み部14の表側プレート20に寒冷紗を貼り、その上にパテ処理してから塗装するのがよい。同様に、第2のボード6、第2の差込み部16の表側プレート20に寒冷紗を貼り、その上にパテ処理してから塗装するのがよい。この場合、塗装の境界が第1及び第2の溝38、40及びガードカバー12によって隠されるので、仕上げ処理がきれいになる。
【0036】
また、出隅構造1の変形例の施工手順として、ガードベース10の第1の差込み部14及び第2の差込み部16にそれぞれ、第1のボード4及び第2のボード6を差込み、ガードカバー12をガードベース10に取付けてから、第1のボード4、第2のボード6及びコーナーガード8全体にわたって、クロスを貼ってもよい(図示せず)。
【0037】
次に、図5を参照して、コーナーガードの変形例を説明する。図5は、本発明の第2の実施形態のコーナーガードを含む出隅構造の破断断面図である。
【0038】
図5に示す出隅構造1’のコーナーガード8’は、コーナーガード12’の第3の部分48’が90度の円弧の形状を有し、且つ、コーナーベース10’の第5の部分35’が上記第3の部分48’に一致した形状を有していること以外、第1の実施形態のコーナーガード8と同様である。
【0039】
次に、図6を参照して、コーナーガードの別の変形例を説明する。図6は、本発明の第3の実施形態のコーナーガードを含む出隅構造の破断断面図である。
【0040】
図6に示す出隅構造1''のコーナーガード8''は、コーナーガード12''の第3の部分48''が直線状の形状を有し、且つ、コーナーベース10''の第5の部分35''が上記第3の部分48''と一致した形状を有していること以外、第1の実施形態のコーナーガード8と同様である。
【0041】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0042】
2枚のボードがなす角度は、90度に限らず、鋭角であってもよいし、鈍角であってもよい。
【0043】
上記実施形態では、第1の差込み部14の表側プレート20の基端部20aは、ボード方向6Aにおいて、裏側プレート22の基端部22aよりも出隅8aに近くに位置するように構成されていたが、両基端部20a、22aが出隅8aからボード方向6Aに同じ距離のところに位置していてもよいし、表側プレート20の基端部20aが、ボード方向6Aにおいて、裏側プレート22の基端部22aよりも出隅8aから遠くに位置するように構成されていてもよい。また、上記実施形態では、端プレート24の表側部分24aと裏側部分24bとが段部24cを構成するように連結されていたが、端プレート24は、段部が形成されないように、表側プレート20及び裏側プレート22に対して斜めに延びていてもよい。上述した第1の差込み部の変更を、第2の差込み部16に行ってもよい。
【0044】
上記実施形態において、第1及び第2の溝38、40に第1及び第2の凹部(引掛け部)42、44が設けられ、ガードカバー12に第1及び第2の突起46a、47aが設けられていたが、第1及び第2の溝38、40に突起(引掛け部)が設けられ、ガードカバー12に凹部が設けられていてもよい。
【符号の説明】
【0045】
1 出隅構造
4 第1のボード
6 第2のボード
8 コーナーガード
10 ガードベース
12 ガードカバー
14 第1の差込み部
16 第2の差込み部
18 連結部
20 表側プレート
22 裏側プレート
24 端プレート
38 第1の溝
40 第2の溝
42 第1の凹部(引掛け部)
44 第2の凹部(引掛け部)
46 第1の部分
47 第2の部分
48 第3の部分
A 表側
B 裏側

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに角度をなすように配置される2枚のボードを連結して出隅構造を構成するコーナーガードであって、
一方のボードが差込まれる第1の差込み部と、他方のボードが差し込まれる第2の差込み部と、前記第1の差込み部と前記第2の差込み部を互いに連結する連結部と、を有するガードベースを有し、
出隅構造の表側において、前記第1の差込み部と前記連結部との間に第1の溝が形成され、前記第2の差込み部と前記連結部との間に第2の溝が形成され、
更に、前記第1の溝から前記第2の溝まで延びるガードカバーを有し、前記ガードカバーは、前記第1の溝及び前記第2の溝に形成された引掛け部に引掛けられることによって、前記ガードベースに取付けられることを特徴とするコーナーガード。
【請求項2】
前記第1の差込み部及び前記第2の差込み部の各々は、ボードの端部を包囲するように構成された表側プレート、裏側プレート、及び端プレートを有し、
前記ガードカバーは、前記第1の溝の中に位置決めされる第1の部分と、前記第2の溝の中に位置決めされる第2の部分と、前記第1の部分と前記第2の部分を連結する第3の部分とを有し、
前記第3の部分に連結されている方の前記第1の部分の端部の輪郭及び寸法は、前記ガイドカバーを前記ガイドベースに取付けたときに、前記第1の差込み部の表側プレートの表側の面の延長線上に位置するように定められ、
前記第3の部分に連結されている方の前記第2の部分の端部の輪郭及び寸法は、前記ガイドカバーを前記ガイドベースに取付けたときに、前記第2の差込み部の表側プレートの表側の面の延長線上に位置するように定められることを特徴とする請求項1に記載のコーナーガード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−265673(P2010−265673A)
【公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−117902(P2009−117902)
【出願日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【出願人】(000003621)株式会社竹中工務店 (1,669)
【出願人】(598088723)株式会社カイダー・ベースボード工業 (4)