ゴミ投入排出装置
【課題】 ゴミ貯留装置内の全体に対して空気を多量に吸入しないようにして、垂直面の出入口の近傍へ汚染空気を部分的に吸入する方法を提供する。
【解決手段】 解決手段として吸気室に二つの機能を設ける特徴とする。
(イ)投入口または排出口の後部に吸気室を設け、吸気室を常に吸気する状態にし、出入扉を開いた場合でも清浄空気が吸気室に入ってくるようにする。
(ロ)つぎに投入口または排出口を開き、さらにゴミの物体を吸気室内に出入した場合でも、物体の周りの空気をできるだけ少なくするように、逆止弁の開度を絞るようにする。
【解決手段】 解決手段として吸気室に二つの機能を設ける特徴とする。
(イ)投入口または排出口の後部に吸気室を設け、吸気室を常に吸気する状態にし、出入扉を開いた場合でも清浄空気が吸気室に入ってくるようにする。
(ロ)つぎに投入口または排出口を開き、さらにゴミの物体を吸気室内に出入した場合でも、物体の周りの空気をできるだけ少なくするように、逆止弁の開度を絞るようにする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴミ貯留装置へゴミを投入または排出する装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ゴミ貯留装置から発生する臭気や汚染空気を漏洩しないように脱臭器を使用していた。そのためにはゴミ貯留装置内の中に吸気口を設け、脱臭器を吸気口へ連結して、脱臭器により装置内の汚染空気を吸入している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ゴミ貯留装置内の汚染空気を脱臭器で吸入する場合、つぎのような問題点があった。
ゴミ貯留装置内を負圧にすれば、ゴミ貯留装置から汚染空気を外気へ出すことはないが、そのかわりに大量の脱臭器の風量が必要になる。とくに生ゴミなどは発酵し温度が高くなり、ゴミ貯留装置から蒸気圧が発生するため、ゴミ貯留装置内を負圧にすることが難しい。
また、垂直面の出入口の近傍に吸気口を設けた場合、出入口の上下部分に空気を一様に吸入することが難しい。垂直面の出入口を開くと一瞬に外気が装置の中に侵入し、装置内の負圧は正圧になる。出入口の上下部分に対流が生じ、出入口の上部へ清浄空気が入り、出入口の下部へ汚染空気が出る。
通常の温度で大気圧であれば蒸発速度0.3〜0.5(メートル/秒)以上が生じるといわれるが、ゴミ貯留装置内のゴミ貯留面積で10〜15(平方メートル)で蒸発する風量は260〜300(立方メートル/分)になり、大量の風量が大型脱臭器に必要になり、経済的なコストが問題になっている。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
したがって、ゴミ貯留装置内の全体に対して空気を多量に吸入しないようにして、垂直面の出入口の近傍へ汚染空気を部分的に吸入するような手段にする。
解決手段として吸気室に二つの機能を設ける。
(イ)投入口または排出口の後部に吸気室を設け、吸気室を常に吸気する状態にし、出入扉を開いた場合でも清浄空気が吸気室に入ってくるようにする。
(ロ)つぎに投入口または排出口を開き、さらにゴミの物体を吸気室内に出入した場合でも、物体の周りの空気をできるだけ少なくするように、逆止弁の開度を絞るようにする。
すなわち;
(a)投入口または排出口の後部に吸気室を設ける。
(b)吸気室に吸気口を、吸気室の下へ傾斜下板を、吸気室の後に案内口を設ける。
(c)案内口の左右に案内側板を設ける。案内口の上に逆止弁を回転自在に取付ける。
(d)案内側板と逆止弁の間に隙間または細孔などを設ける。
【発明の効果】
【0005】
従来の方法として、廃棄物の汚染空気を浄化するために、通常、脱臭器によって大量の汚染空気が処理されている。脱臭器の活性炭などの物理的な濾過方法は重要になっているが、濾過能力が完全ではなく、汚染空気は外気へ漏洩され拡大されている。
したがって、廃棄物の源泉である雑菌や病菌の汚染空気を拡大しないようにして、汚染空気を少量に抑制して、消毒等によって殺菌滅菌を強力にする方法が必要である。
そのために、本発明のゴミ投入排出装置を利用することによって、現地に生ずる汚染空気をまず抑制して封鎖する方法、つぎに消毒によって滅菌殺菌する方法の二つの方法が最も効果的になることができる。
(a)一つの方法として、ゴミ投入排出装置の構造により、汚染空気を絞り抑制することができるので、コストを節減することができ、経済的な利益が高い。
(イ)ゴミ固体を案内口に出入した場合は、ゴミ固体の周りの空気をできるだけ少なくするように、ゴミ固体の大きさに応じて逆止弁の開度Aを絞るようにし、吸気室内へ汚染空気を絞るので経済的に構成することができる。
(ロ)ゴミ固体を投入しない場合でも、案内側板と逆止弁の間に隙間または細孔等を設け、常に汚染空気を絞るので、出入口より清浄空気を大きく流入する必要はなく、脱臭器のコストを節減し経済的に構成することができる。
(ハ)さらに、吸気室内に清浄空気を常に吸入することができ、投入口または排出口を開いたままで投入作業ができるので、非常に大きい便益の効果になる。
(b)二つの方法として、ゴミ投入排出装置に消毒散布器などを追加し、消毒による滅菌殺菌をする方法を利用することができ、環境の空気を安全にすることができるである。
ゴミ投入排出装置は密封されている状態なので、装置内の汚染空気は外気へ洩れない。
また、吸気室内の空気は、汚染空気と清浄空気で混入され、消毒液に散布された汚染空気は、非常に少ない風量になる。したがって、消毒液の容量を節減することができ、かつ、強力な消毒液を散布しても安全ができる。
以上のように、ゴミ投入排出装置は発明の効果によって臭気や雑菌の問題を解決することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の実施の形態について、実施例の構造を説明する。
図1は下扉投入装置(11)の閉鎖状態の側面断面図、図2は下扉投入装置(11)の背面からの矢視図を示す。図中では白矢印に清浄空気を、黒矢印に汚染空気を示す。
下扉投入装置(11)に出入板(12)を設け、出入板(12)をゴミ貯留装置(13)の前側に取付ける。出入板(12)に投入口(1)を設け、投入口(1)の前に下扉(15)を設け、下扉(15)の下に蝶番(16)を回転自在に取付ける。
投入口(1)の後側の中を囲んだ吸気室(2)を設け、吸気室(2)の上板(17)に吸気口(3)を、両側に側板(18)を、下部へ傾斜下板(4)を設ける。ゴミ貯留装置(13)を別途に脱臭器(19)を設け、脱臭器(19)により吸気口(3)より空気を吸入する。
吸気室(2)の後側に案内口(5)を設け、案内口(5)の後部の左右に案内側板(6)を設ける。案内側板(6)の間に逆止弁(7)を取付け、案内側板(6)と逆止弁(7)の間に隙間(8)または細孔(9)などを設ける。案内口(5)の上側に逆止弁(7)を蝶番(20)に回転自在に取付ける。
【0007】
下扉投入装置(11)を使用するときは次のようにする。
下扉(15)は密封されている状態なので、ゴミ貯留装置(13)内の汚染空気は外気へ洩れない。ゴミ貯留装置(13)内の汚染空気は、案内側板(6)と逆止弁(7)の間の隙間(8)または細孔(9)より吸気室(2)内へ侵入する。
吸気室(2)内の汚染空気は、常に吸気口(3)を経由して脱臭器(19)へ吸入され、脱臭器(19)を濾過されたあと、清浄空気を排気される。案内口(5)に逆止弁(7)を下部の位置に閉鎖する。
図3は下扉投入装置(11)の開口状態で逆止弁(7)を閉じた図を示す。
下扉(15)を開いた場合では、前方からの清浄空気から投入口(1)を経て吸気室(2)内に侵入し、吸気口(3)および脱臭器(19)を経由して排気する。
この場合に、ゴミ貯留装置(13)内の汚染空気は、案内側板(6)と逆止弁(7)の間の隙間(8)または細孔(9)より吸気室(2)内へ侵入し、投入口(1)からの清浄空気と一緒に吸気口(3)を経由して下扉投入装置(11)より排気する。
しかし、案内側板(6)と逆止弁(7)の間の隙間(8)または細孔(9)によって汚染空気を絞り風量が小さくなるので、汚染空気が投入口(1)へ逆流することはない。
すなわち、ゴミ貯留装置(13)内の汚染空気は下扉投入装置(11)から外気を洩らさない。
図4は下扉投入装置(11)の開口状態で逆止弁(7)を開いた図を示す。
下扉(15)の上からゴミMを移送し、投入口(1)より吸気室(2)内へ投入し、傾斜下板(4)へ滑り、逆止弁(7)を押して開き、ゴミ貯留装置(13)内へゴミMを落下する。また、ゴミMを投入するのと同時に外気からの清浄空気を吸気室(2)内へ吸入する。
ゴミMの固体を案内口(5)へ移送し、傾斜下板(4)へ滑って逆止弁(7)へ押して開く場合、案内側板(6)と逆止弁(7)の隙間(8)または細孔(9)の風量は小さく、逆止弁(7)も抵抗は弱い。したがって、逆止弁(7)によってゴミMが凝固することはなく、投入作業を簡単にできる。
また、ゴミMの大きさに応じて逆止弁(7)の開度Aを開くので 開度Aとゴミの間から下部より汚染空気が侵入するが、汚染空気の風量をできるだけ少なくすることができる。
したがって、逆止弁(7)の側方の隙間(8),細孔(9),逆止弁(7)の開度Aの隙間(8)から汚染空気の風量は小さくなるので、ゴミMを投入するのと同時に外気からの清浄空気を多量に吸気室(2)内へ吸入するで、汚染空気が投入口へ逆流することはない。
【実施例1】
【0008】
図5は上扉排出装置の閉鎖状態の側面断面図、図6は開口状態の側面断面図を示す。
上扉排出装置(21)に出入板(12)を設け、出入板(12)をゴミ貯留装置(13)の後側に取付ける。出入板(12)に排出口(10)を設け、出入板(12)の前に上扉(23)を設け、上扉(23)の上に蝶番(16)を回転自在に取付ける。
上扉排出装置(21)の吸気室(2)の中に上扉(23)および蝶番(16)を設けている以外は上扉排出装置(21)に下扉投入装置(11)と同じ構造を持っている。
【0009】
上扉投入装置(21)を使用するときはつぎのようにする。
図5は上扉(23)は密封されている状態なので、ゴミ貯留装置(13)内の汚染空気は上扉排出装置(21)内へ侵入しない。
吸気室(2)内の空気は、常に吸気口(3)を経由して脱臭器(19)へ吸入され濾過されたあと排気される。
案内口(5)に逆止弁(7)を下部の位置に閉鎖する。案内側板(6)と逆止弁(7)の間の隙間(8)または細孔(9)より、外気の清浄空気は吸気室(2)内へ侵入し、吸気口(3)および脱臭器(19)を経由して排気される。
図5に二点鎖線によって上扉(23)を開いた場合を示すが、ゴミ貯留装置(13)内からでる汚染空気は排出口(10)を経て吸気室(2)内に侵入し、吸気口(3)を経由して排気する。この場合に、外気の清浄空気は案内側板(6)と逆止弁(7)の間の隙間(8)より吸気室(2)内へ侵入し、排出口(10)からくる汚染空気と一緒に吸気口(3)を経由して排気する。案内側板(6)と逆止弁(7)の間の隙間(8)によって、清浄空気が絞られ風量が小さくなるので、汚染空気は案内口(5)へ逆流されることはない。
図6は上扉(23)を開きゴミMを排出した状態で、逆止弁(7)を開いた場合を示す。
排出口(10)より上扉(23)の下部へゴミMを移送し、吸気室(2)内へ排出し、傾斜下板(4)へ滑り、逆止弁(7)を押して開き、ゴミMを外部へ落下する。また、ゴミMを後方へ排出するのと同時に、逆止弁(7)を開くので、外気からの清浄空気を吸気室(2)内へ吸入する。
また、ゴミMの大きさに応じて逆止弁(7)の開度Aを大きくするので、開度AとゴミMの間から下部より清浄空気が侵入し、逆止弁(7)の側方の隙間(8)または細孔(9)からも清浄空気が侵入する。また、ゴミ貯留装置(13)内からゴミMを排出するのと同時に、汚染空気を吸気室(2)内へ排出するで、清浄空気と汚染空気は混入になり吸気口(3)へ排気される。
【実施例2】
【0010】
図7は定量バケット型投入装置(24)の閉鎖状態の側面断面図、図8は開口状態の側面断面図を示す。
定量バケット型投入装置(24)は、下扉投入装置(11)の下扉(15)の代わりに定量バケット(25)を設置しており、定量バケット(25)以外は下扉投入装置(11)と同じ構造である。
従来のゴミ貯留装置(13)では、投入口(1)を開いてゴミMを投入する間に、汚染空気がゴミ貯留装置(13)内から出てくる。投入作業が長くなると、汚染空気が多量に発散される。したがって、投入作業を短時間にするために、定量バケット(25)を設けている。
定量バケット(25)を閉じる場合では、前板(26)を投入口(1)へ閉鎖するので、汚染空気を閉じることができる。逆に、定量バケット(25)を回転して開く場合でも、定量バケット(25)の中にゴミMをきちんと収納するので、投入作業がスムーズにできる。しかも、収納する間に定量バケット(25)を開口していても、後板(27)は閉鎖されているので、汚染空気を閉じることができる。
しかし、定量バケット(25)の場合には問題がある。
定量バケット(25)の閉鎖から開口する回転の間に、汚染空気が洩れてくる。開口している間に後板(27)を閉じているが、後板(27)の隙間から洩れている。さらに、開口から閉鎖する間に逆に回転され、汚染空気は再び外気へ洩れてくる。
また、定量バケット(25)の扇形側板(28)は投入口(1)の側方の隙間によって開閉作動が行われ、扇形側板(28)の隙間から汚染空気が洩れてくる。
とくに、ゴミ貯留装置(13)内の生ゴミなどの隙間から、汚染空気の蒸気圧で強い臭気が出てくるので問題になる。
したがって、定量バケット(25)を開口より閉鎖までの間に防止するために、吸気室(2)を設けて定量バケット型投入装置(24)を設ける。
図7の閉鎖の状態では、逆止弁(7)は閉鎖され、吸気室(2)に定量バケット(25)は格納されており、常に吸気されている状態にある。したがって、定量バケット(25)の隙間は外気より吸気室(2)内へ吸入されているので、汚染空気はゴミ貯留装置(13)の外へ洩れない。
図8の開口の状態では、逆止弁(7)は閉鎖され、吸気室(2)内は空になり吸気されている状態になる。開口の状態より閉鎖状態へ変わるときには、定量バケット(25)が回転する間に、定量バケット(25)と投入口(1)の上部より隙間ができ、外気から清浄空気が吸い込まれる。
ゴミMを定量バケット(25)内へ入れ、吸気室(2)へ定量バケット(25)を格納して回転すると、ゴミMは下部へ滑り逆止弁(7)を開いて落下する。ゴミMが落下する後に逆止弁(7)は再び閉鎖される。
【実施例3】
【0011】
図9は、開口投入装置(29)で逆止弁(7)を閉じた側面断面図を示す。
下扉投入装置(11)に頻繁にゴミMを投入する場合、下扉(15)をその都度開閉するのは面倒になるので、常に投入口(14)を開口のままで下扉(15)を無くした開口投入装置(29)にした。
開口投入装置(29)は下扉投入装置(11)の場合と同じ機能になる。清浄空気は投入口(1)より吸気室(2)へ常に流入し、汚染空気も案内口(5)より吸気室(2)へ常に一緒に流入し、汚染空気が投入口(1)へ逆流することはない。
図10は開口投入装置(29)で逆止弁(7)を開いた図を示す。
ゴミ固体が案内口(5)より逆止弁(7)へ流入し、逆止弁(7)の開度がゴミ固体の大きさにつれて開くので、汚染空気はできるだけ絞られ、案内口(5)より投入口(1)へ逆流することはない。
【実施例4】
【0012】
図11は消毒液付ゴミ投入排出装置の概要図を示す。
消毒液付ゴミ投入排出装置は、密閉したゴミ貯留装置(13)に、下扉投入装置(11)、上扉排出装置(21)、消毒散布器(31)、遮断器(32)、開閉器(33)を設けている。
下扉投入装置(11)に投入口(1)を、上扉排出装置(21)に排出口(10)を設けている。下扉投入装置(11)および上扉排出装置(21)に既に説明したように、各々の吸気室(2)、吸気口(3)、脱臭器(19)を設けている。
下扉(15)および上扉(23)に、各々に脱臭器(19)、開閉器(33)、遮断器(32)、消毒散布器(31)が連動されている。
【0013】
下扉投入装置(11)について使用方法を説明する。
下扉(15)が閉鎖され、投入口(1)を閉じた場合、開閉器(33)を停止し、脱臭器(19)および、遮断器(32)は停止され、吸気室(2)より吸気を停止する。しかし、消毒散布器(31)は始動されており、消毒液(30)は定期的にゴミ貯留装置(13)内に注入し排出する。
下扉(15)が開かれ、投入口(1)を開いた場合、開閉器(33)を始動し、脱臭器(19)が始動して遮断器(32)は開き、吸気室(2)より吸気を始動する。
逆に消毒散布器(31)は停止され、消毒液(30)は閉鎖され、ゴミ貯留装置(13)内へ注入しない。その後で下扉(15)を開くことができる。
すなわち、ゴミ貯留装置(13)内の消毒液(30)および汚染空気は下扉投入装置(11)から外気を洩らさない。
また、投入口(1)を開いた場合、脱臭器(19)が始動され、吸気室(2)の空気を吸入する。吸気室(2)内の空気は、汚染空気と清浄空気で混入され、消毒液(30)に散布された汚染空気は、既に説明したように、非常に少ない風量になる。しかも、常に吸気口(3)を経由して脱臭器(19)へ吸入され濾過されるので、清浄空気として充分に排気される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明である下扉投入装置(11)の閉鎖状態の側面断面図を示す。
【図2】本発明である下扉投入装置(11)の背面からの矢視図を示す。
【図3】本発明である下扉投入装置(11)の開口状態で逆止弁(7)を閉じた図を示す。
【図4】本発明である下扉投入装置(11)の開口状態で逆止弁(7)を開いた図を示す。
【図5】実施例1である上扉排出装置(21)の閉鎖状態の側面断面図を示す。
【図6】実施例1である上扉排出装置(21)の開口状態の側面断面図を示す。
【図7】実施例2である定量バケット型投入装置(24)の閉鎖状態の側面断面図を示す。
【図8】実施例2である定量バケット型投入装置(24)の開口状態の側面断面図を示す。
【図9】実施例3である開口投入装置(29)で逆止弁(7)を閉じた図を示す。
【図10】実施例3である開口投入装置(29)で逆止弁(7)を開いた図を示す。
【図11】実施例4である消毒液付ゴミ投入排出装置の概要図を示す。
【符号の説明】
【0015】
1 投入口
2 吸気室
3 吸気口
4 傾斜下板
5 案内口
6 案内側板
7 逆止弁
8 隙間
9 細孔
10 排出口
13 ゴミ貯留装置
19 脱臭器
30 消毒液
31 消毒散布器
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴミ貯留装置へゴミを投入または排出する装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ゴミ貯留装置から発生する臭気や汚染空気を漏洩しないように脱臭器を使用していた。そのためにはゴミ貯留装置内の中に吸気口を設け、脱臭器を吸気口へ連結して、脱臭器により装置内の汚染空気を吸入している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ゴミ貯留装置内の汚染空気を脱臭器で吸入する場合、つぎのような問題点があった。
ゴミ貯留装置内を負圧にすれば、ゴミ貯留装置から汚染空気を外気へ出すことはないが、そのかわりに大量の脱臭器の風量が必要になる。とくに生ゴミなどは発酵し温度が高くなり、ゴミ貯留装置から蒸気圧が発生するため、ゴミ貯留装置内を負圧にすることが難しい。
また、垂直面の出入口の近傍に吸気口を設けた場合、出入口の上下部分に空気を一様に吸入することが難しい。垂直面の出入口を開くと一瞬に外気が装置の中に侵入し、装置内の負圧は正圧になる。出入口の上下部分に対流が生じ、出入口の上部へ清浄空気が入り、出入口の下部へ汚染空気が出る。
通常の温度で大気圧であれば蒸発速度0.3〜0.5(メートル/秒)以上が生じるといわれるが、ゴミ貯留装置内のゴミ貯留面積で10〜15(平方メートル)で蒸発する風量は260〜300(立方メートル/分)になり、大量の風量が大型脱臭器に必要になり、経済的なコストが問題になっている。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
したがって、ゴミ貯留装置内の全体に対して空気を多量に吸入しないようにして、垂直面の出入口の近傍へ汚染空気を部分的に吸入するような手段にする。
解決手段として吸気室に二つの機能を設ける。
(イ)投入口または排出口の後部に吸気室を設け、吸気室を常に吸気する状態にし、出入扉を開いた場合でも清浄空気が吸気室に入ってくるようにする。
(ロ)つぎに投入口または排出口を開き、さらにゴミの物体を吸気室内に出入した場合でも、物体の周りの空気をできるだけ少なくするように、逆止弁の開度を絞るようにする。
すなわち;
(a)投入口または排出口の後部に吸気室を設ける。
(b)吸気室に吸気口を、吸気室の下へ傾斜下板を、吸気室の後に案内口を設ける。
(c)案内口の左右に案内側板を設ける。案内口の上に逆止弁を回転自在に取付ける。
(d)案内側板と逆止弁の間に隙間または細孔などを設ける。
【発明の効果】
【0005】
従来の方法として、廃棄物の汚染空気を浄化するために、通常、脱臭器によって大量の汚染空気が処理されている。脱臭器の活性炭などの物理的な濾過方法は重要になっているが、濾過能力が完全ではなく、汚染空気は外気へ漏洩され拡大されている。
したがって、廃棄物の源泉である雑菌や病菌の汚染空気を拡大しないようにして、汚染空気を少量に抑制して、消毒等によって殺菌滅菌を強力にする方法が必要である。
そのために、本発明のゴミ投入排出装置を利用することによって、現地に生ずる汚染空気をまず抑制して封鎖する方法、つぎに消毒によって滅菌殺菌する方法の二つの方法が最も効果的になることができる。
(a)一つの方法として、ゴミ投入排出装置の構造により、汚染空気を絞り抑制することができるので、コストを節減することができ、経済的な利益が高い。
(イ)ゴミ固体を案内口に出入した場合は、ゴミ固体の周りの空気をできるだけ少なくするように、ゴミ固体の大きさに応じて逆止弁の開度Aを絞るようにし、吸気室内へ汚染空気を絞るので経済的に構成することができる。
(ロ)ゴミ固体を投入しない場合でも、案内側板と逆止弁の間に隙間または細孔等を設け、常に汚染空気を絞るので、出入口より清浄空気を大きく流入する必要はなく、脱臭器のコストを節減し経済的に構成することができる。
(ハ)さらに、吸気室内に清浄空気を常に吸入することができ、投入口または排出口を開いたままで投入作業ができるので、非常に大きい便益の効果になる。
(b)二つの方法として、ゴミ投入排出装置に消毒散布器などを追加し、消毒による滅菌殺菌をする方法を利用することができ、環境の空気を安全にすることができるである。
ゴミ投入排出装置は密封されている状態なので、装置内の汚染空気は外気へ洩れない。
また、吸気室内の空気は、汚染空気と清浄空気で混入され、消毒液に散布された汚染空気は、非常に少ない風量になる。したがって、消毒液の容量を節減することができ、かつ、強力な消毒液を散布しても安全ができる。
以上のように、ゴミ投入排出装置は発明の効果によって臭気や雑菌の問題を解決することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明の実施の形態について、実施例の構造を説明する。
図1は下扉投入装置(11)の閉鎖状態の側面断面図、図2は下扉投入装置(11)の背面からの矢視図を示す。図中では白矢印に清浄空気を、黒矢印に汚染空気を示す。
下扉投入装置(11)に出入板(12)を設け、出入板(12)をゴミ貯留装置(13)の前側に取付ける。出入板(12)に投入口(1)を設け、投入口(1)の前に下扉(15)を設け、下扉(15)の下に蝶番(16)を回転自在に取付ける。
投入口(1)の後側の中を囲んだ吸気室(2)を設け、吸気室(2)の上板(17)に吸気口(3)を、両側に側板(18)を、下部へ傾斜下板(4)を設ける。ゴミ貯留装置(13)を別途に脱臭器(19)を設け、脱臭器(19)により吸気口(3)より空気を吸入する。
吸気室(2)の後側に案内口(5)を設け、案内口(5)の後部の左右に案内側板(6)を設ける。案内側板(6)の間に逆止弁(7)を取付け、案内側板(6)と逆止弁(7)の間に隙間(8)または細孔(9)などを設ける。案内口(5)の上側に逆止弁(7)を蝶番(20)に回転自在に取付ける。
【0007】
下扉投入装置(11)を使用するときは次のようにする。
下扉(15)は密封されている状態なので、ゴミ貯留装置(13)内の汚染空気は外気へ洩れない。ゴミ貯留装置(13)内の汚染空気は、案内側板(6)と逆止弁(7)の間の隙間(8)または細孔(9)より吸気室(2)内へ侵入する。
吸気室(2)内の汚染空気は、常に吸気口(3)を経由して脱臭器(19)へ吸入され、脱臭器(19)を濾過されたあと、清浄空気を排気される。案内口(5)に逆止弁(7)を下部の位置に閉鎖する。
図3は下扉投入装置(11)の開口状態で逆止弁(7)を閉じた図を示す。
下扉(15)を開いた場合では、前方からの清浄空気から投入口(1)を経て吸気室(2)内に侵入し、吸気口(3)および脱臭器(19)を経由して排気する。
この場合に、ゴミ貯留装置(13)内の汚染空気は、案内側板(6)と逆止弁(7)の間の隙間(8)または細孔(9)より吸気室(2)内へ侵入し、投入口(1)からの清浄空気と一緒に吸気口(3)を経由して下扉投入装置(11)より排気する。
しかし、案内側板(6)と逆止弁(7)の間の隙間(8)または細孔(9)によって汚染空気を絞り風量が小さくなるので、汚染空気が投入口(1)へ逆流することはない。
すなわち、ゴミ貯留装置(13)内の汚染空気は下扉投入装置(11)から外気を洩らさない。
図4は下扉投入装置(11)の開口状態で逆止弁(7)を開いた図を示す。
下扉(15)の上からゴミMを移送し、投入口(1)より吸気室(2)内へ投入し、傾斜下板(4)へ滑り、逆止弁(7)を押して開き、ゴミ貯留装置(13)内へゴミMを落下する。また、ゴミMを投入するのと同時に外気からの清浄空気を吸気室(2)内へ吸入する。
ゴミMの固体を案内口(5)へ移送し、傾斜下板(4)へ滑って逆止弁(7)へ押して開く場合、案内側板(6)と逆止弁(7)の隙間(8)または細孔(9)の風量は小さく、逆止弁(7)も抵抗は弱い。したがって、逆止弁(7)によってゴミMが凝固することはなく、投入作業を簡単にできる。
また、ゴミMの大きさに応じて逆止弁(7)の開度Aを開くので 開度Aとゴミの間から下部より汚染空気が侵入するが、汚染空気の風量をできるだけ少なくすることができる。
したがって、逆止弁(7)の側方の隙間(8),細孔(9),逆止弁(7)の開度Aの隙間(8)から汚染空気の風量は小さくなるので、ゴミMを投入するのと同時に外気からの清浄空気を多量に吸気室(2)内へ吸入するで、汚染空気が投入口へ逆流することはない。
【実施例1】
【0008】
図5は上扉排出装置の閉鎖状態の側面断面図、図6は開口状態の側面断面図を示す。
上扉排出装置(21)に出入板(12)を設け、出入板(12)をゴミ貯留装置(13)の後側に取付ける。出入板(12)に排出口(10)を設け、出入板(12)の前に上扉(23)を設け、上扉(23)の上に蝶番(16)を回転自在に取付ける。
上扉排出装置(21)の吸気室(2)の中に上扉(23)および蝶番(16)を設けている以外は上扉排出装置(21)に下扉投入装置(11)と同じ構造を持っている。
【0009】
上扉投入装置(21)を使用するときはつぎのようにする。
図5は上扉(23)は密封されている状態なので、ゴミ貯留装置(13)内の汚染空気は上扉排出装置(21)内へ侵入しない。
吸気室(2)内の空気は、常に吸気口(3)を経由して脱臭器(19)へ吸入され濾過されたあと排気される。
案内口(5)に逆止弁(7)を下部の位置に閉鎖する。案内側板(6)と逆止弁(7)の間の隙間(8)または細孔(9)より、外気の清浄空気は吸気室(2)内へ侵入し、吸気口(3)および脱臭器(19)を経由して排気される。
図5に二点鎖線によって上扉(23)を開いた場合を示すが、ゴミ貯留装置(13)内からでる汚染空気は排出口(10)を経て吸気室(2)内に侵入し、吸気口(3)を経由して排気する。この場合に、外気の清浄空気は案内側板(6)と逆止弁(7)の間の隙間(8)より吸気室(2)内へ侵入し、排出口(10)からくる汚染空気と一緒に吸気口(3)を経由して排気する。案内側板(6)と逆止弁(7)の間の隙間(8)によって、清浄空気が絞られ風量が小さくなるので、汚染空気は案内口(5)へ逆流されることはない。
図6は上扉(23)を開きゴミMを排出した状態で、逆止弁(7)を開いた場合を示す。
排出口(10)より上扉(23)の下部へゴミMを移送し、吸気室(2)内へ排出し、傾斜下板(4)へ滑り、逆止弁(7)を押して開き、ゴミMを外部へ落下する。また、ゴミMを後方へ排出するのと同時に、逆止弁(7)を開くので、外気からの清浄空気を吸気室(2)内へ吸入する。
また、ゴミMの大きさに応じて逆止弁(7)の開度Aを大きくするので、開度AとゴミMの間から下部より清浄空気が侵入し、逆止弁(7)の側方の隙間(8)または細孔(9)からも清浄空気が侵入する。また、ゴミ貯留装置(13)内からゴミMを排出するのと同時に、汚染空気を吸気室(2)内へ排出するで、清浄空気と汚染空気は混入になり吸気口(3)へ排気される。
【実施例2】
【0010】
図7は定量バケット型投入装置(24)の閉鎖状態の側面断面図、図8は開口状態の側面断面図を示す。
定量バケット型投入装置(24)は、下扉投入装置(11)の下扉(15)の代わりに定量バケット(25)を設置しており、定量バケット(25)以外は下扉投入装置(11)と同じ構造である。
従来のゴミ貯留装置(13)では、投入口(1)を開いてゴミMを投入する間に、汚染空気がゴミ貯留装置(13)内から出てくる。投入作業が長くなると、汚染空気が多量に発散される。したがって、投入作業を短時間にするために、定量バケット(25)を設けている。
定量バケット(25)を閉じる場合では、前板(26)を投入口(1)へ閉鎖するので、汚染空気を閉じることができる。逆に、定量バケット(25)を回転して開く場合でも、定量バケット(25)の中にゴミMをきちんと収納するので、投入作業がスムーズにできる。しかも、収納する間に定量バケット(25)を開口していても、後板(27)は閉鎖されているので、汚染空気を閉じることができる。
しかし、定量バケット(25)の場合には問題がある。
定量バケット(25)の閉鎖から開口する回転の間に、汚染空気が洩れてくる。開口している間に後板(27)を閉じているが、後板(27)の隙間から洩れている。さらに、開口から閉鎖する間に逆に回転され、汚染空気は再び外気へ洩れてくる。
また、定量バケット(25)の扇形側板(28)は投入口(1)の側方の隙間によって開閉作動が行われ、扇形側板(28)の隙間から汚染空気が洩れてくる。
とくに、ゴミ貯留装置(13)内の生ゴミなどの隙間から、汚染空気の蒸気圧で強い臭気が出てくるので問題になる。
したがって、定量バケット(25)を開口より閉鎖までの間に防止するために、吸気室(2)を設けて定量バケット型投入装置(24)を設ける。
図7の閉鎖の状態では、逆止弁(7)は閉鎖され、吸気室(2)に定量バケット(25)は格納されており、常に吸気されている状態にある。したがって、定量バケット(25)の隙間は外気より吸気室(2)内へ吸入されているので、汚染空気はゴミ貯留装置(13)の外へ洩れない。
図8の開口の状態では、逆止弁(7)は閉鎖され、吸気室(2)内は空になり吸気されている状態になる。開口の状態より閉鎖状態へ変わるときには、定量バケット(25)が回転する間に、定量バケット(25)と投入口(1)の上部より隙間ができ、外気から清浄空気が吸い込まれる。
ゴミMを定量バケット(25)内へ入れ、吸気室(2)へ定量バケット(25)を格納して回転すると、ゴミMは下部へ滑り逆止弁(7)を開いて落下する。ゴミMが落下する後に逆止弁(7)は再び閉鎖される。
【実施例3】
【0011】
図9は、開口投入装置(29)で逆止弁(7)を閉じた側面断面図を示す。
下扉投入装置(11)に頻繁にゴミMを投入する場合、下扉(15)をその都度開閉するのは面倒になるので、常に投入口(14)を開口のままで下扉(15)を無くした開口投入装置(29)にした。
開口投入装置(29)は下扉投入装置(11)の場合と同じ機能になる。清浄空気は投入口(1)より吸気室(2)へ常に流入し、汚染空気も案内口(5)より吸気室(2)へ常に一緒に流入し、汚染空気が投入口(1)へ逆流することはない。
図10は開口投入装置(29)で逆止弁(7)を開いた図を示す。
ゴミ固体が案内口(5)より逆止弁(7)へ流入し、逆止弁(7)の開度がゴミ固体の大きさにつれて開くので、汚染空気はできるだけ絞られ、案内口(5)より投入口(1)へ逆流することはない。
【実施例4】
【0012】
図11は消毒液付ゴミ投入排出装置の概要図を示す。
消毒液付ゴミ投入排出装置は、密閉したゴミ貯留装置(13)に、下扉投入装置(11)、上扉排出装置(21)、消毒散布器(31)、遮断器(32)、開閉器(33)を設けている。
下扉投入装置(11)に投入口(1)を、上扉排出装置(21)に排出口(10)を設けている。下扉投入装置(11)および上扉排出装置(21)に既に説明したように、各々の吸気室(2)、吸気口(3)、脱臭器(19)を設けている。
下扉(15)および上扉(23)に、各々に脱臭器(19)、開閉器(33)、遮断器(32)、消毒散布器(31)が連動されている。
【0013】
下扉投入装置(11)について使用方法を説明する。
下扉(15)が閉鎖され、投入口(1)を閉じた場合、開閉器(33)を停止し、脱臭器(19)および、遮断器(32)は停止され、吸気室(2)より吸気を停止する。しかし、消毒散布器(31)は始動されており、消毒液(30)は定期的にゴミ貯留装置(13)内に注入し排出する。
下扉(15)が開かれ、投入口(1)を開いた場合、開閉器(33)を始動し、脱臭器(19)が始動して遮断器(32)は開き、吸気室(2)より吸気を始動する。
逆に消毒散布器(31)は停止され、消毒液(30)は閉鎖され、ゴミ貯留装置(13)内へ注入しない。その後で下扉(15)を開くことができる。
すなわち、ゴミ貯留装置(13)内の消毒液(30)および汚染空気は下扉投入装置(11)から外気を洩らさない。
また、投入口(1)を開いた場合、脱臭器(19)が始動され、吸気室(2)の空気を吸入する。吸気室(2)内の空気は、汚染空気と清浄空気で混入され、消毒液(30)に散布された汚染空気は、既に説明したように、非常に少ない風量になる。しかも、常に吸気口(3)を経由して脱臭器(19)へ吸入され濾過されるので、清浄空気として充分に排気される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明である下扉投入装置(11)の閉鎖状態の側面断面図を示す。
【図2】本発明である下扉投入装置(11)の背面からの矢視図を示す。
【図3】本発明である下扉投入装置(11)の開口状態で逆止弁(7)を閉じた図を示す。
【図4】本発明である下扉投入装置(11)の開口状態で逆止弁(7)を開いた図を示す。
【図5】実施例1である上扉排出装置(21)の閉鎖状態の側面断面図を示す。
【図6】実施例1である上扉排出装置(21)の開口状態の側面断面図を示す。
【図7】実施例2である定量バケット型投入装置(24)の閉鎖状態の側面断面図を示す。
【図8】実施例2である定量バケット型投入装置(24)の開口状態の側面断面図を示す。
【図9】実施例3である開口投入装置(29)で逆止弁(7)を閉じた図を示す。
【図10】実施例3である開口投入装置(29)で逆止弁(7)を開いた図を示す。
【図11】実施例4である消毒液付ゴミ投入排出装置の概要図を示す。
【符号の説明】
【0015】
1 投入口
2 吸気室
3 吸気口
4 傾斜下板
5 案内口
6 案内側板
7 逆止弁
8 隙間
9 細孔
10 排出口
13 ゴミ貯留装置
19 脱臭器
30 消毒液
31 消毒散布器
【特許請求の範囲】
【請求項1】
投入口(1)または排出口(10)の後部に吸気室(2)を設け、吸気室(2)に吸気口(3)を、下部に傾斜下板(4)を、後部に案内口(5)を設け、
案内口(5)の左右に案内側板(6)を設け、案内口(5)の上に逆止弁(7)を回転自在に取付け、案内側板(6)と逆止弁(7)の間に隙間(8)または細孔(9)を設けたことを特徴とするゴミ投入排出装置。
【請求項2】
密閉したゴミ貯留装置(13)に投入口(1)または排出口(10)を設け、
吸気室(2)の吸気口(3)より連通した脱臭器(19)を設け、
消毒液(30)をゴミ貯留装置(13)内に注入する消毒散布器(31)を設け、
投入口(1)または排出口(10)を開いた場合、吸気室(2)より吸気を始動させ、消毒液(30)をゴミ貯留装置(13)内へ注入せず、
投入口(1)または排出口(10)を閉じた場合、吸気室(2)より吸気を停止させ、消毒液(30)をゴミ貯留装置(13)内へ注入させることを
特徴とする請求項1記載のゴミ投入排出装置。
【請求項1】
投入口(1)または排出口(10)の後部に吸気室(2)を設け、吸気室(2)に吸気口(3)を、下部に傾斜下板(4)を、後部に案内口(5)を設け、
案内口(5)の左右に案内側板(6)を設け、案内口(5)の上に逆止弁(7)を回転自在に取付け、案内側板(6)と逆止弁(7)の間に隙間(8)または細孔(9)を設けたことを特徴とするゴミ投入排出装置。
【請求項2】
密閉したゴミ貯留装置(13)に投入口(1)または排出口(10)を設け、
吸気室(2)の吸気口(3)より連通した脱臭器(19)を設け、
消毒液(30)をゴミ貯留装置(13)内に注入する消毒散布器(31)を設け、
投入口(1)または排出口(10)を開いた場合、吸気室(2)より吸気を始動させ、消毒液(30)をゴミ貯留装置(13)内へ注入せず、
投入口(1)または排出口(10)を閉じた場合、吸気室(2)より吸気を停止させ、消毒液(30)をゴミ貯留装置(13)内へ注入させることを
特徴とする請求項1記載のゴミ投入排出装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2006−256860(P2006−256860A)
【公開日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−113852(P2005−113852)
【出願日】平成17年3月15日(2005.3.15)
【出願人】(398046688)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年3月15日(2005.3.15)
【出願人】(398046688)
【Fターム(参考)】
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