ゴルフクラブの緩衝装置
【目的】 緩衝の頻度および振動モードの緩衝量を制御して、ゴルフクラブの柄に加わる振動を選択的に緩和する装置をその最適位置に配置したゴルフクラブの柄を提供する。
【構成】 複数の部分、すなわち、クラブの把手(3)を受け入れかつ下方へ伸び出る上部分(70)と、それに続く上方中間区域(15)と、その後に続く中央区域(80)と、更にそれに継ぐ下方中間区域(16)と、最後に、クラブヘッドに挿入される下部分(60)とを含むとともに、これら中間区域(15,16)の少なくとも一方の箇所に少なくとも1の緩衝装置(8,8′,8″)を備えた、断面輪郭が管状のゴルフクラブ。
【構成】 複数の部分、すなわち、クラブの把手(3)を受け入れかつ下方へ伸び出る上部分(70)と、それに続く上方中間区域(15)と、その後に続く中央区域(80)と、更にそれに継ぐ下方中間区域(16)と、最後に、クラブヘッドに挿入される下部分(60)とを含むとともに、これら中間区域(15,16)の少なくとも一方の箇所に少なくとも1の緩衝装置(8,8′,8″)を備えた、断面輪郭が管状のゴルフクラブ。
【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はゴルフクラブ、特にその柄の振動現象を緩和するための改良に関するものである。本発明はゴルフクラブの柄ならびにゴルフクラブに関するものである。
【0002】ゴルフをするとき、プレイヤーは、下端に頭部(ヘッド)を含み、上端に英語で通常「グリップ」と呼ばれる把手を具えた、英語で通常「シャフト」と称する柄から成る、ゴルフクラブと呼ばれる道具を使ってボールを移動させるためにそのボールを打つ。
【0003】ゴルファーは、ボールを穴に導くために、ボールを打つ頭部の形状および柄の長さが互に異なる複数種のクラブを利用する。クラブヘッドの打撃面におけるボールの衝撃はプレイヤーにとって特に不愉快な振動現象を柄に生じ、プレイヤーは、ボールの打撃後、次の打撃に向けて、自分のクラブに対する信頼を減少させる不快感を感じる。
【0004】振動現象の分析により、ゴルフクラブの振動は、振動数が0ないし200ヘルツの間にある複数の基本的振動現象(モード)、すなわちスイング面において振動数が約5ヘルツの自由埋没たわみ型(type flexion encastree libre)の第1振動モード;振動数が約50ヘルツの埋没−支承たわみ型(type flexion encastree-apuyee)第2振動モード;振動数が約75ヘルツのねじれ型第3振動モード;および振動数が約130ヘルツの第1たわみハーモニックス型の第4振動モードの累積であることを明らかにすることができた。振動値は、柄と頭部の特性および限界条件の性質(緊締の箇所と強さ)に左右される。プレイヤーが感じるこれらすべての振動は、打撃前に、打撃から生ずる不快感を受けることをとりわけ予想させるので、自己の道具に対して抱く信頼を減少させる悪い衝撃感となって表われる。振動の幅は、衝撃の瞬間のクラブヘッドの速さが大きく、打撃が中心からずれているほど大きいことに留意すべきである。
【0005】振動の幅を小さくするために使用される幾つかの手段が既に存在する。振動を完全に、または悪い振動を減少させると、プレイヤーには情報が帰って来なくなる。事実、利用状況において、エネルギーを減衰させ、それによって振動の幅を小さくするための良く知られている緩和特性を有する繊維、例えばKevlar(ケブラール)−商品名−を柄の全長および構造体内に配設したメーカーもあるが、この緩和は選択的ではなく、したがってクラブは全てのモードを緩和する。
【0006】本発明はクラブの柄の振動を緩和するための装置の最適位置を決定して(すなわち、変形エネルギーが衝撃後に励起されるモードにとって最大である所を決定して)、緩和すべき振動数および各振動モードの緩和量を調整することにより選択的にクラブの柄の振動を緩和させるための装置を提案し、それによって、先行技術によるゴルフクラブの欠点を解消しようとするものである。
【0007】したがって、本発明によれば、緩衝手段はクラブの把手(グリップ)の下端付近およびこのクラブの頭部の頚部の上方に配設される。
【0008】この目的のために、管状形態で構成されるゴルフクラブの柄は、複数の部分(すなわち、クラブのグリップを受け容れるための上部分と、それを下方に伸び出させる上方中間区域と、中央区域と、それに続く下方中間区域と、そして最後に、クラブヘッドに嵌入されるための下部分)を含み、上記中間区域の少なくとも一方の箇所に位置する少なくとも1の緩衝装置を含むことを特徴とする。
【0009】特別な一配置構成によれば、ゴルフクラブの柄は、上方中間区域の箇所に位置する緩衝装置を含み、また別の一配置構成によれば、該緩衝装置は下方中間区域の箇所に位置する。
【0010】別の配置構成によれば、本発明に基づく柄は上方中間区域のレベルに位置する上方緩衝装置と下方中間区域のレベルに位置する下方緩衝装置とを含む。
【0011】一変形実施態様によれば、緩衝装置は柄の外表面上でその構造体の外側に配置されるのに対して、別の変形実施態様では、この緩衝装置は柄の構造体内に配設される。最後に、もう一つの変形実施態様によれば、この装置は柄の内部でその内表面に配設される。
【0012】該緩衝装置の有利な一配置構成によれば、この装置は、一方では硬質の環状部材に、また他方ではクラブの柄に接着される、粘弾性材料製の中間層のような柔軟性を有する連結部によってゴルフクラブの柄に連結される硬質材料製の環状部材から成る。
【0013】本発明のその他の特徴および利点は、限定的でない例としてのみ示される添付図に照らして、以下の記載を読むことにより明らかとなろう。
【0014】図1は、上端部7が下端部6よりも太い、鋼鉄または複合材料製で、僅かに円錐形をした長さLの管で構成されるゴルフクラブの柄1を示す。柄は、クラブヘッド2の頚部5内に挿入されるための長さl1の下方部分60と長さl2のグリップ3内に挿入された上部分70を含む。長さl5の中央部分80は、長さl3の下方中間区域16を介して下方へ伸び出るとともに、上方中間区域15を介して上方へ伸び出ている。長さl4の下方中間区域16は、クラブヘッド内に嵌め込まれておらず、この嵌合部の真上、すなわち嵌合された下方部分60の上方に位置する。
【0015】より詳しく述べると、上方中間区域15は長さl4が約0.2Lで、かつ上端部7からの距離l2が約0.2Lであるように決めることができる。同様に、下方部分60および下方中間区域16は、長さl1とl3の和が約0.2Lである。
【0016】本発明の特徴の1つとして、柄は中間区域の一方に配設される少なくとも1の緩衝装置を含む。
【0017】図2および図3は本発明の一実施態様に基づくゴルフクラブを示す。このゴルフクラブは、それ自体公知の要領で、下端部にヘッド2を担持する、英語でより一般的に「シャフト」と呼ばれる柄1を含むのに対して、その上端部はグリップ3を含む。それ自体良く知られているこれら3つの要素については詳細に記載しないが、ヘッド2はボールを推進させるためにボールを叩くことを目的とする打撃面4と、柄1の下方部分60が嵌入される頚部5を含むことを指摘しておく。また、ゴルフクラブの種類に応じて色々な形状をとることができ、各メーカーは特定の種類について類似してはいるが同一ではない一般的な形状を提案することも指摘しておこう。図2および図3は「ウッド」型ゴルフクラブを示すが、「アイアン」型クラブまたは「パター」型クラブにも同様に発明を適用できることはもちろんである。
【0018】本発明によれば、柄は、粘弾性系が有利である柔軟な材料製の中間層11で柄1の上表面10に連接された硬質材料製の外側環状部材9から成る少なくとも1の緩衝装置8を含む。
【0019】外側環状部材9は例えば円筒形であり、アルミニウム製またはZycral型アルミニウム合金製、あるいは複合材製の金属管で製作される。この金属管によるゆったりとした被覆によって最大限の剛性と、約0.3ないし数ミリメートルの厚みe1が保証され、またその長さL1は例えば柄1の全長Lの1ないし20%、好ましくは7ないし10%である。したがって、環状部材の長さL1は70ないし100mmとすることができる。
【0020】既に述べたように、中間環状部材11は厚みe2が、1ないし4mmの層で形成される、好ましくは粘弾性材料製の界面である。
【0021】したがって、緩衝中間層11の内表面12は柄の外表面10に接着または溶接されるのに対して、上記中間層の外表面は外側環状部材9の内表面14に接着または溶接される。
【0022】図2および図3から明らかなように、本発明の補足的な一特徴によれば、緩衝装置8は、柄の上方で、グリップ3の下端部付近に配設した上方中間区域15内に配設される。
【0023】図7および図8は一変形実施態様を示し、これによると図2から図6までの下方緩衝装置と同一の下方緩衝装置8′がクラブヘッド内の柄の嵌入部の真上、より特定的には上記ヘッドの頚部5の真上、に位置する下方中間区域16内で柄の下部に配設される。図7の場合、該緩衝装置の長さL2は柄の全長Lの1ないし20%、好ましくは1ないし10%、である。
【0024】図9および図10は別の可能な一変形実施態様を示し、これによると柄は2の緩衝装置8″i、8″s(すなわち、上方中間区域15内で柄の上部に配設される第一の上方緩衝装置8″sと下方中間区域16内で柄の下部に配置されて該柄の中間区域を自由にしておく第二の下方緩衝装置8″i)を含む。
【0025】図1から図10までは、「ウッド」と呼ばれている種類のゴルフクラブを示すが、該緩衝装置は、もちろん、本発明の範囲を逸脱しない限り、「アイアン」または「パター」のような他の種類のゴルフクラブにも利用できる。他の種類のクラブについては、振動周波数の値だけが変わってくるが、振動モードの形状は変わらない。したがって、緩衝装置の位置決めは同一のままである。
【0026】上記の諸実施態様によれば、緩衝装置8,8′,8″は、柄1上で、その構造体の外方(特に、その外表面10)に配置されるが、それ以外であっても良く、その構造体の外方にあるままで、図11、図12、図13に示すように、例えば柄を構成する管の内側で、柄の内表面に配設されるか、あるいは、図14に示すように、柄の構造体それ自体の中に配設することができる。緩衝装置8が柄1の構造体それ自体の中にあるこの変形実施態様によれば、該装置は複合材料で形成されるのが有利であり、かつ製造の過程で、硬質材料製の環状部材9を上部層101で置き換えるような該緩衝装置を配設する箇所は、例えば2の材料層100,101の間である。
【0027】図15は複数の中間要素110,111,112,113で形成される柔軟な連結部11の一変形実施態様を示す。これに対し、他の実施態様では層が管状である。
【0028】図16には、柔軟な連結部が硬質材料102から成る隔離層によって互に隔離された複数の中間緩衝層114,115によって製作され、それによりサンドイッチ形状を呈する緩衝材の重ね合わせを形成する、別の一変形実施態様が示される。
【0029】前述の全ての実施例において、緩衝材料は、異なる性質のもの、特にゴム系または熱可塑系の粘弾性材料、あるいはアラミド系繊維を主成分にした複合材料のような緩衝特性を有する繊維の複合材料であってもよい。
【0030】図17は緩衝装置の一変形実施態様を示す図5と同様の縦断面図である。この実施態様によると、該緩衝装置は環の形で形成された弾性材料層11のみを含み、前述の諸実施態様の硬質環状部材9は省略されている。
【0031】図19によると、外側硬質環状部材9は、母線に沿って長手方向に延在する間隙eで相互に隔離された複数の隣接部分190,191,192,193,194で構成される。この複数部分の数は2ないし6くらいとさまざまである。環状部材19の下に配置される弾性材料層11は連続しており、周囲全体に亘って柄1の上面を覆う(図20)。
【0032】緩衝装置がグリップの真下にはなく、またグリップと接触しないで、図18に示すように、間隙eを残すためにずらしてあることはもちろんである。この配置構成は、緩衝装置が下方、つまりヘッドの頚部の下にあるときにも採用できる。
【0033】もちろん、本発明は、例として記載し、図示した諸実施態様に限定されるものではなく、それと同等のすべての技術およびそれらの組み合わせをも含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴルフクラブの柄を示す図である。
【図2】本発明によるゴルフクラブの第一実施態様を示す側面図である。
【図3】図2の矢印Fの方向から見たゴルフクラブの正面図である。
【図4】図2のT−T線に沿って見たゴルフクラブの拡大断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿って見たゴルフクラブの要部縦断面図である。
【図6】緩衝装置をより詳しく示す要部劈開斜視図である。
【図7】本発明のゴルフクラブの一変形態様を示す図2に類似の側面図である。
【図8】本発明のゴルフクラブの一変形態様を示す図3に類似の正面図である。
【図9】本発明のゴルフクラブの一変形態様を示す図2に類似の側面図である。
【図10】本発明のゴルフクラブの一変形態様を示す図3R>3に類似の正面図である。
【図11】ゴルフクラブを示す図4に類似の拡大断面図である。
【図12】図5に類似の縦断面図である。
【図13】図6に類似の斜視図である。
【図14】他の変形態様を示す、図12に類似の縦断面図である。
【図15】一変形態様を示す、図4に類似の断面図である。
【図16】他の変形態様を示す、図15に類似の断面図である。
【図17】一変形態様を示す、図5に類似の縦断面図である。
【図18】一変形態様を示す部分斜視図である。
【図19】緩衝装置の一変形態様を示す斜視図である。
【図20】緩衝装置の一変形態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブのシャフト(柄)
2 クラブヘッド
3 グリップ(把手)
7 シャフトの上端
8,8′,8″ 緩衝装置
9 外側環状部材
10 上表面
11 中間層
15,16 中間区域
60 下部分
70 上部分
100,101 材料層
110,111,112,113 中間部材
190,191,192,193,193 環状部材の部分
【0001】本発明はゴルフクラブ、特にその柄の振動現象を緩和するための改良に関するものである。本発明はゴルフクラブの柄ならびにゴルフクラブに関するものである。
【0002】ゴルフをするとき、プレイヤーは、下端に頭部(ヘッド)を含み、上端に英語で通常「グリップ」と呼ばれる把手を具えた、英語で通常「シャフト」と称する柄から成る、ゴルフクラブと呼ばれる道具を使ってボールを移動させるためにそのボールを打つ。
【0003】ゴルファーは、ボールを穴に導くために、ボールを打つ頭部の形状および柄の長さが互に異なる複数種のクラブを利用する。クラブヘッドの打撃面におけるボールの衝撃はプレイヤーにとって特に不愉快な振動現象を柄に生じ、プレイヤーは、ボールの打撃後、次の打撃に向けて、自分のクラブに対する信頼を減少させる不快感を感じる。
【0004】振動現象の分析により、ゴルフクラブの振動は、振動数が0ないし200ヘルツの間にある複数の基本的振動現象(モード)、すなわちスイング面において振動数が約5ヘルツの自由埋没たわみ型(type flexion encastree libre)の第1振動モード;振動数が約50ヘルツの埋没−支承たわみ型(type flexion encastree-apuyee)第2振動モード;振動数が約75ヘルツのねじれ型第3振動モード;および振動数が約130ヘルツの第1たわみハーモニックス型の第4振動モードの累積であることを明らかにすることができた。振動値は、柄と頭部の特性および限界条件の性質(緊締の箇所と強さ)に左右される。プレイヤーが感じるこれらすべての振動は、打撃前に、打撃から生ずる不快感を受けることをとりわけ予想させるので、自己の道具に対して抱く信頼を減少させる悪い衝撃感となって表われる。振動の幅は、衝撃の瞬間のクラブヘッドの速さが大きく、打撃が中心からずれているほど大きいことに留意すべきである。
【0005】振動の幅を小さくするために使用される幾つかの手段が既に存在する。振動を完全に、または悪い振動を減少させると、プレイヤーには情報が帰って来なくなる。事実、利用状況において、エネルギーを減衰させ、それによって振動の幅を小さくするための良く知られている緩和特性を有する繊維、例えばKevlar(ケブラール)−商品名−を柄の全長および構造体内に配設したメーカーもあるが、この緩和は選択的ではなく、したがってクラブは全てのモードを緩和する。
【0006】本発明はクラブの柄の振動を緩和するための装置の最適位置を決定して(すなわち、変形エネルギーが衝撃後に励起されるモードにとって最大である所を決定して)、緩和すべき振動数および各振動モードの緩和量を調整することにより選択的にクラブの柄の振動を緩和させるための装置を提案し、それによって、先行技術によるゴルフクラブの欠点を解消しようとするものである。
【0007】したがって、本発明によれば、緩衝手段はクラブの把手(グリップ)の下端付近およびこのクラブの頭部の頚部の上方に配設される。
【0008】この目的のために、管状形態で構成されるゴルフクラブの柄は、複数の部分(すなわち、クラブのグリップを受け容れるための上部分と、それを下方に伸び出させる上方中間区域と、中央区域と、それに続く下方中間区域と、そして最後に、クラブヘッドに嵌入されるための下部分)を含み、上記中間区域の少なくとも一方の箇所に位置する少なくとも1の緩衝装置を含むことを特徴とする。
【0009】特別な一配置構成によれば、ゴルフクラブの柄は、上方中間区域の箇所に位置する緩衝装置を含み、また別の一配置構成によれば、該緩衝装置は下方中間区域の箇所に位置する。
【0010】別の配置構成によれば、本発明に基づく柄は上方中間区域のレベルに位置する上方緩衝装置と下方中間区域のレベルに位置する下方緩衝装置とを含む。
【0011】一変形実施態様によれば、緩衝装置は柄の外表面上でその構造体の外側に配置されるのに対して、別の変形実施態様では、この緩衝装置は柄の構造体内に配設される。最後に、もう一つの変形実施態様によれば、この装置は柄の内部でその内表面に配設される。
【0012】該緩衝装置の有利な一配置構成によれば、この装置は、一方では硬質の環状部材に、また他方ではクラブの柄に接着される、粘弾性材料製の中間層のような柔軟性を有する連結部によってゴルフクラブの柄に連結される硬質材料製の環状部材から成る。
【0013】本発明のその他の特徴および利点は、限定的でない例としてのみ示される添付図に照らして、以下の記載を読むことにより明らかとなろう。
【0014】図1は、上端部7が下端部6よりも太い、鋼鉄または複合材料製で、僅かに円錐形をした長さLの管で構成されるゴルフクラブの柄1を示す。柄は、クラブヘッド2の頚部5内に挿入されるための長さl1の下方部分60と長さl2のグリップ3内に挿入された上部分70を含む。長さl5の中央部分80は、長さl3の下方中間区域16を介して下方へ伸び出るとともに、上方中間区域15を介して上方へ伸び出ている。長さl4の下方中間区域16は、クラブヘッド内に嵌め込まれておらず、この嵌合部の真上、すなわち嵌合された下方部分60の上方に位置する。
【0015】より詳しく述べると、上方中間区域15は長さl4が約0.2Lで、かつ上端部7からの距離l2が約0.2Lであるように決めることができる。同様に、下方部分60および下方中間区域16は、長さl1とl3の和が約0.2Lである。
【0016】本発明の特徴の1つとして、柄は中間区域の一方に配設される少なくとも1の緩衝装置を含む。
【0017】図2および図3は本発明の一実施態様に基づくゴルフクラブを示す。このゴルフクラブは、それ自体公知の要領で、下端部にヘッド2を担持する、英語でより一般的に「シャフト」と呼ばれる柄1を含むのに対して、その上端部はグリップ3を含む。それ自体良く知られているこれら3つの要素については詳細に記載しないが、ヘッド2はボールを推進させるためにボールを叩くことを目的とする打撃面4と、柄1の下方部分60が嵌入される頚部5を含むことを指摘しておく。また、ゴルフクラブの種類に応じて色々な形状をとることができ、各メーカーは特定の種類について類似してはいるが同一ではない一般的な形状を提案することも指摘しておこう。図2および図3は「ウッド」型ゴルフクラブを示すが、「アイアン」型クラブまたは「パター」型クラブにも同様に発明を適用できることはもちろんである。
【0018】本発明によれば、柄は、粘弾性系が有利である柔軟な材料製の中間層11で柄1の上表面10に連接された硬質材料製の外側環状部材9から成る少なくとも1の緩衝装置8を含む。
【0019】外側環状部材9は例えば円筒形であり、アルミニウム製またはZycral型アルミニウム合金製、あるいは複合材製の金属管で製作される。この金属管によるゆったりとした被覆によって最大限の剛性と、約0.3ないし数ミリメートルの厚みe1が保証され、またその長さL1は例えば柄1の全長Lの1ないし20%、好ましくは7ないし10%である。したがって、環状部材の長さL1は70ないし100mmとすることができる。
【0020】既に述べたように、中間環状部材11は厚みe2が、1ないし4mmの層で形成される、好ましくは粘弾性材料製の界面である。
【0021】したがって、緩衝中間層11の内表面12は柄の外表面10に接着または溶接されるのに対して、上記中間層の外表面は外側環状部材9の内表面14に接着または溶接される。
【0022】図2および図3から明らかなように、本発明の補足的な一特徴によれば、緩衝装置8は、柄の上方で、グリップ3の下端部付近に配設した上方中間区域15内に配設される。
【0023】図7および図8は一変形実施態様を示し、これによると図2から図6までの下方緩衝装置と同一の下方緩衝装置8′がクラブヘッド内の柄の嵌入部の真上、より特定的には上記ヘッドの頚部5の真上、に位置する下方中間区域16内で柄の下部に配設される。図7の場合、該緩衝装置の長さL2は柄の全長Lの1ないし20%、好ましくは1ないし10%、である。
【0024】図9および図10は別の可能な一変形実施態様を示し、これによると柄は2の緩衝装置8″i、8″s(すなわち、上方中間区域15内で柄の上部に配設される第一の上方緩衝装置8″sと下方中間区域16内で柄の下部に配置されて該柄の中間区域を自由にしておく第二の下方緩衝装置8″i)を含む。
【0025】図1から図10までは、「ウッド」と呼ばれている種類のゴルフクラブを示すが、該緩衝装置は、もちろん、本発明の範囲を逸脱しない限り、「アイアン」または「パター」のような他の種類のゴルフクラブにも利用できる。他の種類のクラブについては、振動周波数の値だけが変わってくるが、振動モードの形状は変わらない。したがって、緩衝装置の位置決めは同一のままである。
【0026】上記の諸実施態様によれば、緩衝装置8,8′,8″は、柄1上で、その構造体の外方(特に、その外表面10)に配置されるが、それ以外であっても良く、その構造体の外方にあるままで、図11、図12、図13に示すように、例えば柄を構成する管の内側で、柄の内表面に配設されるか、あるいは、図14に示すように、柄の構造体それ自体の中に配設することができる。緩衝装置8が柄1の構造体それ自体の中にあるこの変形実施態様によれば、該装置は複合材料で形成されるのが有利であり、かつ製造の過程で、硬質材料製の環状部材9を上部層101で置き換えるような該緩衝装置を配設する箇所は、例えば2の材料層100,101の間である。
【0027】図15は複数の中間要素110,111,112,113で形成される柔軟な連結部11の一変形実施態様を示す。これに対し、他の実施態様では層が管状である。
【0028】図16には、柔軟な連結部が硬質材料102から成る隔離層によって互に隔離された複数の中間緩衝層114,115によって製作され、それによりサンドイッチ形状を呈する緩衝材の重ね合わせを形成する、別の一変形実施態様が示される。
【0029】前述の全ての実施例において、緩衝材料は、異なる性質のもの、特にゴム系または熱可塑系の粘弾性材料、あるいはアラミド系繊維を主成分にした複合材料のような緩衝特性を有する繊維の複合材料であってもよい。
【0030】図17は緩衝装置の一変形実施態様を示す図5と同様の縦断面図である。この実施態様によると、該緩衝装置は環の形で形成された弾性材料層11のみを含み、前述の諸実施態様の硬質環状部材9は省略されている。
【0031】図19によると、外側硬質環状部材9は、母線に沿って長手方向に延在する間隙eで相互に隔離された複数の隣接部分190,191,192,193,194で構成される。この複数部分の数は2ないし6くらいとさまざまである。環状部材19の下に配置される弾性材料層11は連続しており、周囲全体に亘って柄1の上面を覆う(図20)。
【0032】緩衝装置がグリップの真下にはなく、またグリップと接触しないで、図18に示すように、間隙eを残すためにずらしてあることはもちろんである。この配置構成は、緩衝装置が下方、つまりヘッドの頚部の下にあるときにも採用できる。
【0033】もちろん、本発明は、例として記載し、図示した諸実施態様に限定されるものではなく、それと同等のすべての技術およびそれらの組み合わせをも含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴルフクラブの柄を示す図である。
【図2】本発明によるゴルフクラブの第一実施態様を示す側面図である。
【図3】図2の矢印Fの方向から見たゴルフクラブの正面図である。
【図4】図2のT−T線に沿って見たゴルフクラブの拡大断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿って見たゴルフクラブの要部縦断面図である。
【図6】緩衝装置をより詳しく示す要部劈開斜視図である。
【図7】本発明のゴルフクラブの一変形態様を示す図2に類似の側面図である。
【図8】本発明のゴルフクラブの一変形態様を示す図3に類似の正面図である。
【図9】本発明のゴルフクラブの一変形態様を示す図2に類似の側面図である。
【図10】本発明のゴルフクラブの一変形態様を示す図3R>3に類似の正面図である。
【図11】ゴルフクラブを示す図4に類似の拡大断面図である。
【図12】図5に類似の縦断面図である。
【図13】図6に類似の斜視図である。
【図14】他の変形態様を示す、図12に類似の縦断面図である。
【図15】一変形態様を示す、図4に類似の断面図である。
【図16】他の変形態様を示す、図15に類似の断面図である。
【図17】一変形態様を示す、図5に類似の縦断面図である。
【図18】一変形態様を示す部分斜視図である。
【図19】緩衝装置の一変形態様を示す斜視図である。
【図20】緩衝装置の一変形態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブのシャフト(柄)
2 クラブヘッド
3 グリップ(把手)
7 シャフトの上端
8,8′,8″ 緩衝装置
9 外側環状部材
10 上表面
11 中間層
15,16 中間区域
60 下部分
70 上部分
100,101 材料層
110,111,112,113 中間部材
190,191,192,193,193 環状部材の部分
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の部分、すなわち、クラブのグリップ(3)を受け入れて下方へ伸び出る上部分(70)と、それに続く上方中間区域(15)と、その後に続く中央区域(80)と、更にそれに継ぐ下方中間区域(16)と、最後に、クラブヘッドに挿入される下部分(60)とを含む、断面輪郭が管状のゴルフクラブの柄において、前記中間区域(15,16)の少なくとも一方の箇所に少なくとも1の緩衝装置(8,8′,8″)を含むことを特徴とするゴルフクラブの柄。
【請求項2】 前記上方中間区域(15)の長さ(l4)が、柄の全長(L)の20%であることを特徴とする請求項1によるゴルフクラブの柄。
【請求項3】 前記上方中間区域(15)が、柄の全長(L)の20%に当る上端(7)から長さ(l2)の位置にあることを特徴とする請求項2によるゴルフクラブの柄。
【請求項4】 前記下方中間区域(16)とそれに隣接する下部分(60)の長さの合計が、柄の全長Lの20%に等しいことを特徴とする請求項1、2または3によるゴルフクラブの柄。
【請求項5】 前記上方中間区域(15)の箇所に緩衝装置(8,8″s)を含むことを特徴とする請求項1,2または3によるゴルフクラブの柄。
【請求項6】 前記下方中間区域(16)の箇所に緩衝装置(8,8″i)を含むことを特徴とする請求項1,2または3によるゴルフクラブの柄。
【請求項7】 前記上方中間区域(15)の箇所に位置する上方緩衝装置(8″s)と、前記下方中間区域(16)の箇所に位置する下方緩衝装置(8″i)とを含むことを特徴とする請求項5または6によるゴルフクラブの柄。
【請求項8】 前記緩衝装置(8,8′,8″)が、柄(1)の構造体の外側に配設されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1によるゴルフクラブの柄。
【請求項9】 前記緩衝装置(8,8′,8″)が、柄(1)の外表面(10)に配設されることを特徴とする請求項8によるゴルフクラブの柄。
【請求項10】 前記緩衝装置(8,8′,8″)が、柄(1)の内側でその内表面に配設されることを特徴とする請求項8によるゴルフクラブの柄。
【請求項11】 前記緩衝装置(8,8′,8″)が、柄(1)の構造体(100,101)内に配設されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1によるゴルフクラブの柄。
【請求項12】 前記緩衝装置(8,8′,8″)が、柔軟な材料から成る環状部材(11)で構成されることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1によるゴルフクラブの柄。
【請求項13】 前記緩衝装置(8,8′,8″)が柔軟な連結部材(11)によってゴルフクラブの柄(1)に接続される、硬質の材料から成る環状部材(9)で構成されることを特徴とする請求項12によるゴルフクラブの柄。
【請求項14】 前記硬質材料から成る環状部材(9)が、粘弾性材料から成る中間層(11)を介してクラブの柄(1)に接続されることを特徴とする請求項12によるゴルフクラブの柄。
【請求項15】 前記中間層(11)がゴムあるいは熱可塑性材料から成ることを特徴とする請求項14によるゴルフクラブの柄。
【請求項16】 前記中間層(11)が緩衝特性を有する、アラミド系繊維で製作されることを特徴とする請求項13によるゴルフクラブの柄。
【請求項17】 柔軟な材料から成る前記中間層(11)が、一方では、硬質の環状部材(9)に、また他方では、クラブの柄(1)に貼着されることを特徴とする請求項14によるゴルフクラブの柄。
【請求項18】 前記中間層(11)の厚み(e2)が1ないし4mmであることを特徴とする請求項17によるゴルフクラブの柄。
【請求項19】 柔軟な材料から成る前記中間層(11)が管状であることを特徴とする請求項18によるゴルフクラブの柄。
【請求項20】 柔軟な材料から成る前記中間層(11)が複数の中間部材(110,111,112,133)で構成されることを特徴とする請求項19によるゴルフクラブの柄。
【請求項21】 前記硬質の環状部材(9)が鋼、アルミニウム、または複合材料から成ることを特徴とする請求項13,14または17によるゴルフクラブの柄。
【請求項22】 前記硬質の環状部材(9)の厚み(e1)が0.3mm程度であることを特徴とする請求項21によるゴルフクラブの柄。
【請求項23】 前記緩衝装置の長さ(L1)が柄(1)の全長(L)の1ないし20%であることを特徴とする請求項5,6,8ないし20のいずれか1によるゴルフクラブの柄。
【請求項24】 前記緩衝装置の長さ(L2)が柄(1)の全長(L)の1ないし20%であることを特徴とする請求項7ないし20のいずれか1によるゴルフクラブの柄。
【請求項25】 硬質の外側環状部材(19)が、母線に沿って長手方向に延在する間隔(e)を介して、互いに隔離された複数の隣接する部分により構成されることを特徴とする請求項13ないし24のいずれか1によるゴルフクラブの柄。
【請求項26】 下方部分(60)にヘッド(2)を担持し、かつ上方部分(70)にグリップ(3)を担持する、請求項1ないし25のいずれか1に記載の柄を備えたゴルフクラブ。
【請求項1】 複数の部分、すなわち、クラブのグリップ(3)を受け入れて下方へ伸び出る上部分(70)と、それに続く上方中間区域(15)と、その後に続く中央区域(80)と、更にそれに継ぐ下方中間区域(16)と、最後に、クラブヘッドに挿入される下部分(60)とを含む、断面輪郭が管状のゴルフクラブの柄において、前記中間区域(15,16)の少なくとも一方の箇所に少なくとも1の緩衝装置(8,8′,8″)を含むことを特徴とするゴルフクラブの柄。
【請求項2】 前記上方中間区域(15)の長さ(l4)が、柄の全長(L)の20%であることを特徴とする請求項1によるゴルフクラブの柄。
【請求項3】 前記上方中間区域(15)が、柄の全長(L)の20%に当る上端(7)から長さ(l2)の位置にあることを特徴とする請求項2によるゴルフクラブの柄。
【請求項4】 前記下方中間区域(16)とそれに隣接する下部分(60)の長さの合計が、柄の全長Lの20%に等しいことを特徴とする請求項1、2または3によるゴルフクラブの柄。
【請求項5】 前記上方中間区域(15)の箇所に緩衝装置(8,8″s)を含むことを特徴とする請求項1,2または3によるゴルフクラブの柄。
【請求項6】 前記下方中間区域(16)の箇所に緩衝装置(8,8″i)を含むことを特徴とする請求項1,2または3によるゴルフクラブの柄。
【請求項7】 前記上方中間区域(15)の箇所に位置する上方緩衝装置(8″s)と、前記下方中間区域(16)の箇所に位置する下方緩衝装置(8″i)とを含むことを特徴とする請求項5または6によるゴルフクラブの柄。
【請求項8】 前記緩衝装置(8,8′,8″)が、柄(1)の構造体の外側に配設されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1によるゴルフクラブの柄。
【請求項9】 前記緩衝装置(8,8′,8″)が、柄(1)の外表面(10)に配設されることを特徴とする請求項8によるゴルフクラブの柄。
【請求項10】 前記緩衝装置(8,8′,8″)が、柄(1)の内側でその内表面に配設されることを特徴とする請求項8によるゴルフクラブの柄。
【請求項11】 前記緩衝装置(8,8′,8″)が、柄(1)の構造体(100,101)内に配設されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1によるゴルフクラブの柄。
【請求項12】 前記緩衝装置(8,8′,8″)が、柔軟な材料から成る環状部材(11)で構成されることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1によるゴルフクラブの柄。
【請求項13】 前記緩衝装置(8,8′,8″)が柔軟な連結部材(11)によってゴルフクラブの柄(1)に接続される、硬質の材料から成る環状部材(9)で構成されることを特徴とする請求項12によるゴルフクラブの柄。
【請求項14】 前記硬質材料から成る環状部材(9)が、粘弾性材料から成る中間層(11)を介してクラブの柄(1)に接続されることを特徴とする請求項12によるゴルフクラブの柄。
【請求項15】 前記中間層(11)がゴムあるいは熱可塑性材料から成ることを特徴とする請求項14によるゴルフクラブの柄。
【請求項16】 前記中間層(11)が緩衝特性を有する、アラミド系繊維で製作されることを特徴とする請求項13によるゴルフクラブの柄。
【請求項17】 柔軟な材料から成る前記中間層(11)が、一方では、硬質の環状部材(9)に、また他方では、クラブの柄(1)に貼着されることを特徴とする請求項14によるゴルフクラブの柄。
【請求項18】 前記中間層(11)の厚み(e2)が1ないし4mmであることを特徴とする請求項17によるゴルフクラブの柄。
【請求項19】 柔軟な材料から成る前記中間層(11)が管状であることを特徴とする請求項18によるゴルフクラブの柄。
【請求項20】 柔軟な材料から成る前記中間層(11)が複数の中間部材(110,111,112,133)で構成されることを特徴とする請求項19によるゴルフクラブの柄。
【請求項21】 前記硬質の環状部材(9)が鋼、アルミニウム、または複合材料から成ることを特徴とする請求項13,14または17によるゴルフクラブの柄。
【請求項22】 前記硬質の環状部材(9)の厚み(e1)が0.3mm程度であることを特徴とする請求項21によるゴルフクラブの柄。
【請求項23】 前記緩衝装置の長さ(L1)が柄(1)の全長(L)の1ないし20%であることを特徴とする請求項5,6,8ないし20のいずれか1によるゴルフクラブの柄。
【請求項24】 前記緩衝装置の長さ(L2)が柄(1)の全長(L)の1ないし20%であることを特徴とする請求項7ないし20のいずれか1によるゴルフクラブの柄。
【請求項25】 硬質の外側環状部材(19)が、母線に沿って長手方向に延在する間隔(e)を介して、互いに隔離された複数の隣接する部分により構成されることを特徴とする請求項13ないし24のいずれか1によるゴルフクラブの柄。
【請求項26】 下方部分(60)にヘッド(2)を担持し、かつ上方部分(70)にグリップ(3)を担持する、請求項1ないし25のいずれか1に記載の柄を備えたゴルフクラブ。
【図1】
【図3】
【図4】
【図8】
【図2】
【図5】
【図6】
【図7】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図15】
【図17】
【図18】
【図13】
【図14】
【図16】
【図19】
【図20】
【図3】
【図4】
【図8】
【図2】
【図5】
【図6】
【図7】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図15】
【図17】
【図18】
【図13】
【図14】
【図16】
【図19】
【図20】
【公開番号】特開平5−192424
【公開日】平成5年(1993)8月3日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平4−257668
【出願日】平成4年(1992)9月28日
【出願人】(591011708)テイラー メイド ゴルフ カムパニー インコーポレーテッド (1)
【公開日】平成5年(1993)8月3日
【国際特許分類】
【出願日】平成4年(1992)9月28日
【出願人】(591011708)テイラー メイド ゴルフ カムパニー インコーポレーテッド (1)
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