サイドパネルの取付装置
【課題】天板に対してサイドパネルの前部を支持金具で支持する構造において、左右で部品を共用することができるとともに、サイドパネルの支持強度が高く、また取付作業も簡単であり、前後の取付位置を変更することが可能なサイドパネルの取付装置を提供する。
【解決手段】サイドパネル9の前部を互いに上下に連結して使用する第1支持金具25と第2支持金具26で支持し、第1支持金具25は右側用と左側用で左右反転させて用いることが可能な形状で、且つ、天板5の側面前部への取付位置をバックパネルとロングパネルの場合で前後に付け替え可能にネジ止めする構造であり、第2支持金具26は右側用と左側用で同一な左右対称形で、且つ、上方へ延びた支持板33を有する形状であり、サイドパネル9の前側に位置する側枠45の上下方向に形成した挿入孔54に支持板33を挿入して支持する。
【解決手段】サイドパネル9の前部を互いに上下に連結して使用する第1支持金具25と第2支持金具26で支持し、第1支持金具25は右側用と左側用で左右反転させて用いることが可能な形状で、且つ、天板5の側面前部への取付位置をバックパネルとロングパネルの場合で前後に付け替え可能にネジ止めする構造であり、第2支持金具26は右側用と左側用で同一な左右対称形で、且つ、上方へ延びた支持板33を有する形状であり、サイドパネル9の前側に位置する側枠45の上下方向に形成した挿入孔54に支持板33を挿入して支持する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サイドパネルの取付装置に係わり、更に詳しくは机の天板側端の上位に設けるサイドパネルの取付装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、天板の後端部にバックパネルを設けるとともに、天板の側端部にサイドパネルを設けた机において、サイドパネルの前部においては、天板の側端に立設した支持金具にサイドパネルの前部下端に設けた嵌合溝に嵌挿し、サイドパネルの後部においては、バックパネルの側枠に形成した縦長の条溝と、サイドパネルの後端に位置する側枠に形成した縦長の条溝と、にそれぞれ長尺の連結部材の両側縁に形成した矢印状の膨出部を上下方向からスライド係合させて連結してなる机等のサイドパネルの支持構造が開示されている。更に、机等の天板側端面に取付けた側縁部材に、サイドパネル支持金具を取付ける取付凹所を設け、該取付凹所をキャップにて着脱自在に被覆してなり、該キャップはその上部に、周囲に形成した肉薄の切溝に沿ってその一部を切除して前記取付凹所に取付けるパネル支持金具を挿通する開口を形成し得るようになした点が開示されている。
【0003】
前記サイドパネル支持金具は、左右反転しても使用可能な形状の板状部材であり、下端部を天板の側枠部材の角部上面に形成した貫通孔から挿入し、側枠部材の側面の開孔から挿入したネジを支持金具の下端の螺孔に螺合して取付けている。ネジ1本で支持金具を天板の側部に取付けることができ、左右で共用できるので、コスト的に有利で取付作業も簡
単であるが、支持金具を前後に位置を変えて付け替えることはできない。ここで、サイドパネルの取付位置を前後に変更する必要があるのは、机の後端上位に板厚の半分が重なった状態でバックパネルを設ける場合と、机の背後に接近させてロングパネルを設ける場合があるからである。
【0004】
また、支持金具の板面が側方を向いているので、左右方向の支持強度が低く、また支持金具の上部をサイドパネルの下端に開口したスリット状の嵌合溝に直接挿入する構造であるので、嵌合溝の溝幅の寸法設定が難しい。嵌合溝の溝幅が狭いと支持金具の挿入作業が困難になり、逆に溝幅が広いと支持金具が簡単に抜けてしまうといった問題を有している。尚、前記サイドパネルの下端に設ける嵌合溝を、前後方向に十分に長く形成することにより、天板に対してサイドパネルの前後方向の位置を変えて支持することは可能であるが、嵌合溝が長いとサイドパネルの強度が弱くなるといった問題がある。更に、キャップは、支持金具を通すことができるように一部を切除して使用するが、サイドパネルを使用しなくなったときには、キャップに開口が開いたままとなり、そのため天板の上部に開口が露出して見苦しくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第2571885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天板に対してサイドパネルの前部を支持金具で支持する構造において、左右で部品を共用することができるとともに、サイドパネルの支持強度が高く、また取付作業も簡単であり、前後の取付位置を変更することが可能なサイドパネルの取付装置を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、前述の課題解決のために、机の後部で天板より上位にバックパネルを立設し、あるいは机の背後に接近してロングパネルを立設するとともに、天板の側部上位にサイドパネルを立設したパネル付き机において、前記サイドパネルの後端部を前記バックパネル又はロングパネルの側端部に連結し、前記サイドパネルの前部を、互いに上下に連結して使用する第1支持金具と第2支持金具で支持し、前記第1支持金具は右側用と左側用で左右反転させて用いることが可能な形状で、且つ、前記天板の側面前部への取付位置を前記バックパネルとロングパネルの場合で前後に付け替え可能にネジ止めする構造であり、前記第2支持金具は右側用と左側用で同一な左右対称形で、且つ、上方へ延びた支持板を有する形状であり、前記サイドパネルの前側に位置する側枠の上下方向に形成した挿入孔に前記支持板を挿入して支持することを特徴とするサイドパネルの取付装置を構成した(請求項1)。
【0008】
また、前記第2支持金具の支持板の板面の法線が前後方向を向き、該支持板の上下部に合成樹脂製のスライダーを装着し、前記サイドパネルの側枠の挿入孔に前記スライダーを密接状態でスライド係合させてなることが好ましい(請求項2)。
【0009】
また、前記バックパネル又はロングパネルの側枠に上下方向の嵌合溝を形成するとともに、前記サイドパネルの側枠にも上下方向の嵌合溝を形成し、前記バックパネル又はロングパネルの側枠の嵌合溝とサイドパネルの後側の側枠の嵌合溝とに、断面I字形の連結部材の両側縁の膨出部を上方からスライド係合させて連結してなることも好ましい(請求項3)。
【0010】
そして、前記第1支持金具は、横長の長方形状の垂直な取付板を有し、該取付板の中央とその両側に等間隔で3つの取付孔を形成し、該第1支持金具を前位置に取付ける場合には、中央の取付孔を用いて天板側部にネジ止めし、該第1支持金具を後位置に取付ける場合には、最前の取付孔を用いて天板側部にネジ止めすることで、右側用と左側用で共用するようにすればより好ましい(請求項4)。
【発明の効果】
【0011】
以上にしてなる請求項1に係る発明のサイドパネルの取付装置によれば、第1支持金具と第2支持金具と右側用と左側用で共用することができ、部品管理の手間が省け、また左右で付け間違いを防止でき、更に机の後部で天板より上位にバックパネルを立設した場合、あるいは机の背後に接近してロングパネルを立設した場合にもサイドパネルの前部を支持する取付位置を前後に付け替えて取付けることができるのである。
【0012】
請求項2によれば、前記第2支持金具の支持板の板面の法線を前後方向へ向けたことにより、前記サイドパネルの横方向の加わる外力に対して強度が高くなる。また、支持板の上下部に合成樹脂製のスライダーを装着し、前記サイドパネルの側枠の挿入孔に前記スライダーを密接状態でスライド係合させてなるので、支持板に対するサイドパネルの挿入孔の挿入作業が容易になり、寸法誤差も吸収することができ、挿入後にはガタつきなくサイドパネルを支持することができる。
【0013】
請求項3によれば、前記バックパネル又はロングパネルの側枠に上下方向の嵌合溝を形成するとともに、前記サイドパネルの側枠にも上下方向の嵌合溝を形成し、前記バックパネル又はロングパネルの側枠の嵌合溝とサイドパネルの後側の側枠の嵌合溝とに、断面I字形の連結部材の両側縁の膨出部を上方からスライド係合させて連結してなるので、サイドパネルの後部の支持構造が簡単になり、単に連結部材を嵌合溝に挿入するだけの簡単な作業で確実に後部を支持することができる。
【0014】
請求項4によれば、前記第1支持金具は、横長の長方形状の垂直な取付板を有し、該取付板の中央とその両側に等間隔で3つの取付孔を形成し、該第1支持金具を前位置に取付ける場合には、中央の取付孔を用いて天板側部にネジ止めし、該第1支持金具を後位置に取付ける場合には、最前の取付孔を用いて天板側部にネジ止めすることで、右側用と左側用で共用できるので、取付位置を前後に付け替え可能としつつ、ネジ1本で第1支持金具を天板側部に取付けることができ、また左右で同一の取付構造を実現できるのである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】天板の上位にバックパネルとサイドパネルを設けた机の正面図である。
【図2】同じくバックパネルとサイドパネルを設けた机の側面図である。
【図3】背後にロングパネルを設け、天板の側端上位にサイドパネルを設けた机の側面図である。
【図4】天板の側端面に設けるサイドエッジの取付構造を示す分解斜視図である。
【図5】サイドエッジの構造を示す部分断面図である。
【図6】天板側端面に取付けたサイドエッジの部分拡大断面図である。
【図7】同じくサイドエッジの部分側面図である。
【図8】サイドパネルの前部の支持構造を示す分解斜視図である。
【図9】右用のサイドパネル支持金具を示し、(a)は右側面図、(b)は正面図である。
【図10】左用のサイドパネル支持金具を示し、(a)は左側面図、(b)は正面図である。
【図11】サイドパネルの後部とバックパネルとの連結構造を示す部分横断面図である。
【図12】サイドパネルの後部とロングパネルとの連結構造を示す部分横断面図である。
【図13】後部にバックパネルを連結した場合のサイドパネルの前部の支持構造を示す部分縦断面図である。
【図14】サイドパネルの後部とバックパネルとの連結構造を示す部分縦断面図である。
【図15】後部にロングパネルを連結した場合のサイドパネルの前部の支持構造を示す部分縦断面図である。
【図16】サイドパネルの後部とロングパネルとの連結構造を示す部分縦断面図である。
【図17】バックパネルの支持構造を示す部分分解斜視図である。
【図18】バックパネルの左用支持金具を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図19】ロングパネルの袖キャビネットへの支持構造を示す部分分解斜視図である。
【図20】ロングパネルの脚部材への支持構造を示す部分分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1〜図3は本発明を適用した机を示し、図4〜図7はサイドパネルを取付ける天板の側端部の構造を示し、図8〜図20は本発明の詳細を示し、図中符号1は机、2は脚部材、3は袖キャビネット、4は幕板、5は天板、6はサイドエッジ、7はバックパネル、8はロングパネル、9はサイドパネルをそれぞれ示している。
【0017】
本発明に係る机1は、片袖タイプを示し、一側に脚部材2を配し、他側に袖キャビネット3を配し、脚部材2と袖キャビネット3の後端部側面間に幕板4を連結し、そして脚部材2と袖キャビネット3の上面に天板5を連結したものである。平机タイプでは、両側に脚部材2,2を配設し、両袖タイプでは両側に袖キャビネット3,3を配置する。前記天板5は、大部分が金属製であり、両側面に合成樹脂製のサイドエッジ6を装着している。更に、図1及び図2は、前記机1の後端部上位にはバックパネル7を設けるとともに、両側にサイドパネル9を設けたものである。前記サイドパネル9は天板5の一側に設けることもある。また、図3は、前記机1の背後に接近させてロングパネル8を設けたものである。前記天板5の後端は、前記脚部材2及び袖キャビネット3の後端よりも前方に位置し、前記脚部材2の上面後端部及び前記袖キャビネット3の上面の後外側角部が取付部分となっており、そして天板5の後端と前記幕板4の間には配線機構部10が設けられている。
【0018】
図4に示すように、金属製の天板5の一側面を構成する薄金属板製の側部材11に沿って合成樹脂製の長尺サイドエッジ6を取付ける。サイドエッジ取付構造は、前記側部材11に複数の係合孔12,…を形成するとともに、側部材11の上端に複数の横長スリット孔13,…を形成する一方、前記サイドエッジ6の裏面に前記係合孔12に挿入し且つ後方向に移動させることによって抜止め状態で遊嵌する係合爪14,…を突設するとともに、前記スリット孔13に密嵌する突片15,…を突設し、前記係合爪14をそれぞれ係合孔12に抜止め係合するとともに、前記スリット孔13に突片15を密嵌して上下方向の位置決めを行った状態で取付ける。また、図6に示すように、前記突片15の上下側面の少なくとも一方に、前記スリット孔13の孔縁に圧接する圧接部16を突設し、該突片15が前記スリット孔13に確実に密嵌するようになっている。
【0019】
前記サイドエッジ6を天板5の側部材11に確実に取付けるには、前記係合孔12に係合爪14が抜止め係合した状態を維持しなければならない。それには、前記係合孔12に係合爪14が抜止め係合した後、サイドエッジ6の前方移動を規制する必要があり、その目的のためには適宜な手段を採用し得るが、本実施形態ではネジ止め手段を採用した。前記サイドエッジ6の前後端部の外側には、サイドパネル9等の他のオプションを支持するための後述の支持金具をネジ止めする装着用凹部17,17を設け、該凹部17には着脱自在にカバー18が取付けられるようになっている。そして、前記係合爪14,…を係合孔12,…に抜止め係合し且つ前記突片15,…をスリット孔13,…に密嵌した状態で、前記凹部17内で通孔19を通してネジ20を側部材11に螺合する。ネジ止め後の前記凹部17にはカバー18を嵌着して凹部17を隠蔽する。
【0020】
前記カバー18の外形は、前記凹部17に装着した際に、サイドエッジ6の外面と連続するような形状であり、内部は空間部21を設け、支持金具を収容できるようになっている。また、前記カバー18の上下一側の中央部に支持金具を引き出す切欠部22を形成している。そして、前記カバー18の両端部の上下中央部に爪片23,23を上下対称に形成し、一方、前記サイドエッジ6の凹部17の両端部に前記爪片23,23を係合する係合孔24,24を上下対称に形成している。従って、前記カバー18は、前記サイドエッジ6の凹部17に対して上下反転させて取付けることができるようになっている。
【0021】
そして、図8〜図10に基づいて、前記サイドパネル9の前部を支持金具で支持する構造を説明する。前記サイドパネル9の前部の支持には第1支持金具25と第2支持金具26とを用いる。第1支持金具25は、横長の長方形状の垂直な取付板27の上部で左右中央部に等脚台形状の首部28を延設するとともに、該首部28の上端に外側へ直角に連結板29を折曲形成し、前記取付板27の中央とその両側に等間隔で3つの取付孔30,…を形成するとともに、前記連結板29の両側部に2つの螺孔31,31を形成したものである。この第1支持金具25は、側方から見て中央垂直線に対して左右対称形としている。また、前記第2支持金具26は、帯板材の一端部を板面に対して直角に折曲し、下端の水平な連結板32と上方に向いた垂直な支持板33とを有する側面視L字形のものであり、前記連結板32に前記螺孔31,31と同間隔で通孔34,34を形成するとともに、前記支持板33の上下部の二箇所で横方向中央部に嵌合穴35,35を形成したものである。この第2支持金具26は、正面から見て左右対称形である。
【0022】
前記天板5の右側のサイドパネル9を支持する場合には、図8及び図9に示すように、正面視において前記第1支持金具25の連結板29を右方向に突出する向きに用い、該連結板29の上面に前記第2支持金具26の連結板32を重ねて、連結ネジ36,36を上方から通孔34,34を通して螺孔31,31に螺合して右用支持金具として使用する。一方、前記天板5の左側のサイドパネル9を支持する場合には、図10に示すように、正面視において前記第1支持金具25の連結板29を左方向に突出する向きに用い、前記同様に第1支持金具25の連結板29に第2支持金具26の連結板32を連結ネジ36,36で連結して左用支持金具として使用する。
【0023】
また、前記第2支持金具26の支持板33には、前記嵌合穴35,35を利用して合成樹脂製のスライダー37,37を嵌着している。前記スライダー37は、前記支持板33を抱き込むように断面略コ字形の摺動部38を有し、その摺動部38の溝内の中央部に前記嵌合穴35に抜止め嵌合する突起39を突設した形状である。
【0024】
図8に示すように、前記サイドエッジ6の凹部17の両側部上下縁に、前記第1支持金具25の取付板27の上下縁を当止するリブ40,40を突設し、上側のリブ40には前記第1支持金具25の首部28を引き出すための切欠部41を形成している。また、前記側部材11には、一つの螺孔42を形成している。そして、前記凹部17内で上下のリブ40,40の間に前記第1支持金具25の取付板27を嵌合するとともに、該取付板27の前側二箇所の取付孔30,30のうち何れかを選択して固定ネジ43を挿入し、前記凹部17内に設けた開口44を通して前記螺孔42に螺合して該第1支持金具25を天板5の前部に取付け、前記第2支持金具26の支持板33を垂設する。そして、前記カバー18の切欠部22を上方に向けた状態で、両前記爪片23,23を凹部17内の係合孔24,24に係合して取付ける。この場合、前記取付板27と前記リブ40,40は、前記カバー18の空間部21に収容され、第1支持金具25の首部28は切欠部22を通して上方へ引き出される。前記第1支持金具25の取付板27は、上下縁を上下のリブ40,40で当止されるので、1本の固定ネジ43で締付けても回転することがなく、確実に固定することができる。
【0025】
一方、前記サイドパネル9は、図8〜図14に示すように、それぞれアルミ押出し型材で作製した両側枠45,45の上下端間に上枠46及び下枠47をネジ止め連結し、その間にパネル体48を保持した構造である。そして、前記側枠45と上枠46の端部には合成樹脂製の上部コーナーキャップ49を嵌着し、前記側枠45と下枠47の端部には合成樹脂製の下部コーナーキャップ50を嵌着している。前記側枠45は、前記パネル体48の内部に固定する固定部51と外部に露出する断面外形が略四角形の枠部52とからなり、該枠部52の長辺側面、即ちサイドパネル9の側端面に対応する面の両側部と、二つの短辺側面の中央部にそれぞれ開口縁が狭く内部が広がった形状の嵌合溝53,…を形成し、更に枠部52の内部に挿入孔54を形成している。また、前記下枠47は、下方に開口溝55を形成し、該開口溝55を形成する両側壁板が下方になるにつれて直線状に狭まるように傾斜板56,56となっている。
【0026】
そして、前記天板5の側端前部に垂設した第2支持金具26の支持板33に、前記サイドパネル9の前側の側枠45に形成した挿入孔54をスライド係合させる。この際に、前記スライダー37,37が挿入孔54に密接しながら摺動するので、挿入作業が容易であるにも係わらず、ガタつきない支持状態となる。ここで、前記下部コーナーキャップ50には、前記挿入孔54に対応する部分は上下に貫通した開口57となっている。また、図13に示すように、前記第1支持金具25の連結板29と、第2支持金具26の連結板32は、前記下枠47の開口溝55の内部に位置している。前記第2支持金具26の支持板33の板面の法線が前後方向を向いているので、前記サイドパネル9の横方向の加わる外力に対して強度が高くなる。
【0027】
また、前記ロングパネル8の構造は、前記サイドパネル9と大きさが異なる以外は該サイドパネル9と全く同じである。従って、前記サイドパネル9と同じ符号を用いることで、その説明を省略する。尚、前記ロングパネル8は、床面に設置するので、下端にアジャスター58を、前記下部コーナーキャップ50を利用して設けている。
【0028】
そして、前記サイドパネル9の後端を前記バックパネル7の側端部に連結するには、合成樹脂製の帯状部材であり、両側縁部が膨出した断面I字形の連結部材59を用いる。前記バックパネル7の横幅は、机1の横幅と一致し、板厚の半分が机1の上面後端部に重なった状態で天板5より上位に立設されている。前記サイドパネル9は、板厚の半分が天板5の上面側端部に重なった状態で天板5の上位に立設される。従って、図11に示すように、前記バックパネル7の側枠45の前側の嵌合溝53と、前記サイドパネル9の後方の側枠45の後端面の内側の嵌合溝53とに、前記連結部材59の膨出部60,60をそれぞれ上方から挿入して連結する。この場合、前記サイドパネル9の前端の位置は、図13に示すように、天板5の前端近くまできており、前記第1支持金具25の取付板27を中心の取付孔30を用いて固定ネジ43で取付ける。このサイドパネル9の取付位置を「前位置」と称する。
【0029】
一方、前記サイドパネル9の後端を前記ロングパネル8の側端部に連結するにも、前記連結部材59を用いる。この場合も、前記ロングパネル8の横幅は、机1の横幅と一致し、机1の背後に接近して立設されている。前記サイドパネル9は、前記同様に板厚の半分が天板5の上面側端部に重なった状態で天板5の上位に立設されるが、該サイドパネル9の後端位置は、前記机1の後端に一致する。従って、前記バックパネル7、あるいはロングパネル8の板厚の半分だけ、前述の場合より後方位置にサイドパネル9が取付けられる。この場合も、図12に示すように、前記ロングパネル8の側枠45の前側の嵌合溝53と、前記サイドパネル9の後方の側枠45の後端面の内側の嵌合溝53とに、前記連結部材59の膨出部60,60をそれぞれ上方から挿入して連結する。この場合、前記サイドパネル9の前端の位置は、図15に示すように、図13の場合よりパネルの板厚の半分だけ後方にずれ、前記第1支持金具25の取付板27を最前の取付孔30を用いて固定ネジ43で取付ける。このサイドパネル9の取付位置を「後位置」と称する。
【0030】
ここで、前記第1支持金具25に上部の幅が狭まった首部28を設けた理由は、前記カバー18の切欠部22の幅を可能な限り狭くし、前記サイドパネル9を後位置に取付けた場合でも、該サイドパネル9の前端から前記切欠部22が露出しないようにするためである。
【0031】
次に、前記バックパネル7の取付構造を、図14、図17及び図18に基づいて簡単に説明する。前記脚部材2の上面後端部(図14参照)及び前記袖キャビネット3の上面の後外側角部(図17参照)が取付部分となり、この部分に第3支持金具61をネジ止めして垂設する。第3支持金具61は、下端に水平な取付板62を有し、該取付板62の側縁から側面視L字形の支持板63が直角に上方へ延び、前記取付板62には取付孔64,64を形成し、前記支持板63の上下部には嵌合穴65,65を形成し、前記スライダー37を前記同様に嵌着している。ここで、前記支持板63の上部は、前記第2支持金具26の支持板33と同じ形状である。そして、前記第3支持金具61の取付板62を、取付孔64,64に通した固定ネジ66,66で脚部材2の上面及び袖キャビネット3の上面に螺着している。また、前記第3支持金具61の取付板62及び支持板63の下部は、前記配線機構部10の配線カバー67を開閉可能に支持する端部支承具68で隠蔽される。そして、前記バックパネル7の側枠45の挿入孔54に、前記支持板63を挿入し、スライダー37,37を密接しながらスライド係合させるのである。前記バックパネル7は、両側端部を両第3支持金具61,61で立起状態に支持される。
【0032】
最後に、前記ロングパネル8の取付構造を、図16、図19及び図20に基づいて簡単に説明する。前記ロングパネル8は、机1の背後に接近させて前記脚部材2の後端部(図16、図20参照)及び前記袖キャビネット3の後端部(図19参照)に取付ける。それには、下部受け金具69と上部押え金具70を用いる。前記下部受け金具69は、前記脚部材2の背面下端部と、前記袖キャビネット3の背面の外側下端部に形成した横長の角孔71に嵌合係止する係止片72を形成するとともに、該係止片72の下端に前記下枠47の一方の傾斜板56を係止する断面略コ字形の受部73を形成したものであり、棚受具と同じ構造である。また、前記上部押え金具70は、前記第3支持金具61の取付板62を取付ける場合と同じ場所に取付ける取付板74と、該取付板74の外側後端部から後方へ延びた上向き爪片75を形成した形状であり、取付板74には取付孔76,76を形成し、前記固定ネジ66,66で前記同様に螺着する。前記ロングパネル8の側枠45の前面側の嵌合溝53の内奥の区画壁で前記上向き爪片75の高さに縦長の角孔77を形成している。そして、前記下部受け金具69の係止片72を角孔71に係止し、その受部73で前記ロングパネル8の下枠47の一方の傾斜板56を受けた後、前記上部押え金具70の取付板74を持ち上げた状態で上向き爪片75を前面側の嵌合溝53から差し入れ角孔77に挿入し、前記取付板74を所定の取付位置まで押し上げて固定ネジ66で取付ける。つまり、前記ロングパネル8は、下部受け金具69と上部押え金具70で挟まれた状態で支持される。また、この場合も上部押え金具70の大部分は、前記端部支承具68で隠蔽される。
【符号の説明】
【0033】
1 机、 2 脚部材、
3 袖キャビネット、 4 幕板、
5 天板、 6 サイドエッジ、
7 バックパネル、 8 ロングパネル、
9 サイドパネル、 10 配線機構部、
11 側部材、 12 係合孔、
13 スリット孔、 14 係合爪、
15 突片、 16 圧接部、
17 凹部、 18 カバー、
19 通孔、 20 ネジ、
21 空間部、 22 切欠部、
23 爪片、 24 係合孔、
25 第1支持金具、 26 第2支持金具、
27 取付板、 28 首部、
29 連結板、 30 取付孔、
31 螺孔、 32 連結板、
33 支持板、 34 通孔、
35 嵌合穴、 36 連結ネジ、
37 スライダー、 38 摺動部、
39 突起、 40 リブ、
41 切欠部、 42 螺孔、
43 固定ネジ、 44 開口、
45 側枠、 46 上枠、
47 下枠、 48 パネル体、
49 上部コーナーキャップ、50 下部コーナーキャップ、
51 固定部、 52 枠部、
53 嵌合溝、 54 挿入孔、
55 開口溝、 56 傾斜板、
57 開口、 58 アジャスター、
59 連結部材、 60 膨出部、
61 第3支持金具、 62 取付板、
63 支持板、 64 取付孔、
65 嵌合穴、 66 固定ネジ、
67 配線カバー、 68 端部支承具、
69 下部受け金具、 70 上部押え金具、
71 角孔、 72 係止片、
73 受部、 74 取付板、
75 爪片、 76 取付孔、
77 角孔。
【技術分野】
【0001】
本発明は、サイドパネルの取付装置に係わり、更に詳しくは机の天板側端の上位に設けるサイドパネルの取付装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、天板の後端部にバックパネルを設けるとともに、天板の側端部にサイドパネルを設けた机において、サイドパネルの前部においては、天板の側端に立設した支持金具にサイドパネルの前部下端に設けた嵌合溝に嵌挿し、サイドパネルの後部においては、バックパネルの側枠に形成した縦長の条溝と、サイドパネルの後端に位置する側枠に形成した縦長の条溝と、にそれぞれ長尺の連結部材の両側縁に形成した矢印状の膨出部を上下方向からスライド係合させて連結してなる机等のサイドパネルの支持構造が開示されている。更に、机等の天板側端面に取付けた側縁部材に、サイドパネル支持金具を取付ける取付凹所を設け、該取付凹所をキャップにて着脱自在に被覆してなり、該キャップはその上部に、周囲に形成した肉薄の切溝に沿ってその一部を切除して前記取付凹所に取付けるパネル支持金具を挿通する開口を形成し得るようになした点が開示されている。
【0003】
前記サイドパネル支持金具は、左右反転しても使用可能な形状の板状部材であり、下端部を天板の側枠部材の角部上面に形成した貫通孔から挿入し、側枠部材の側面の開孔から挿入したネジを支持金具の下端の螺孔に螺合して取付けている。ネジ1本で支持金具を天板の側部に取付けることができ、左右で共用できるので、コスト的に有利で取付作業も簡
単であるが、支持金具を前後に位置を変えて付け替えることはできない。ここで、サイドパネルの取付位置を前後に変更する必要があるのは、机の後端上位に板厚の半分が重なった状態でバックパネルを設ける場合と、机の背後に接近させてロングパネルを設ける場合があるからである。
【0004】
また、支持金具の板面が側方を向いているので、左右方向の支持強度が低く、また支持金具の上部をサイドパネルの下端に開口したスリット状の嵌合溝に直接挿入する構造であるので、嵌合溝の溝幅の寸法設定が難しい。嵌合溝の溝幅が狭いと支持金具の挿入作業が困難になり、逆に溝幅が広いと支持金具が簡単に抜けてしまうといった問題を有している。尚、前記サイドパネルの下端に設ける嵌合溝を、前後方向に十分に長く形成することにより、天板に対してサイドパネルの前後方向の位置を変えて支持することは可能であるが、嵌合溝が長いとサイドパネルの強度が弱くなるといった問題がある。更に、キャップは、支持金具を通すことができるように一部を切除して使用するが、サイドパネルを使用しなくなったときには、キャップに開口が開いたままとなり、そのため天板の上部に開口が露出して見苦しくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第2571885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、天板に対してサイドパネルの前部を支持金具で支持する構造において、左右で部品を共用することができるとともに、サイドパネルの支持強度が高く、また取付作業も簡単であり、前後の取付位置を変更することが可能なサイドパネルの取付装置を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、前述の課題解決のために、机の後部で天板より上位にバックパネルを立設し、あるいは机の背後に接近してロングパネルを立設するとともに、天板の側部上位にサイドパネルを立設したパネル付き机において、前記サイドパネルの後端部を前記バックパネル又はロングパネルの側端部に連結し、前記サイドパネルの前部を、互いに上下に連結して使用する第1支持金具と第2支持金具で支持し、前記第1支持金具は右側用と左側用で左右反転させて用いることが可能な形状で、且つ、前記天板の側面前部への取付位置を前記バックパネルとロングパネルの場合で前後に付け替え可能にネジ止めする構造であり、前記第2支持金具は右側用と左側用で同一な左右対称形で、且つ、上方へ延びた支持板を有する形状であり、前記サイドパネルの前側に位置する側枠の上下方向に形成した挿入孔に前記支持板を挿入して支持することを特徴とするサイドパネルの取付装置を構成した(請求項1)。
【0008】
また、前記第2支持金具の支持板の板面の法線が前後方向を向き、該支持板の上下部に合成樹脂製のスライダーを装着し、前記サイドパネルの側枠の挿入孔に前記スライダーを密接状態でスライド係合させてなることが好ましい(請求項2)。
【0009】
また、前記バックパネル又はロングパネルの側枠に上下方向の嵌合溝を形成するとともに、前記サイドパネルの側枠にも上下方向の嵌合溝を形成し、前記バックパネル又はロングパネルの側枠の嵌合溝とサイドパネルの後側の側枠の嵌合溝とに、断面I字形の連結部材の両側縁の膨出部を上方からスライド係合させて連結してなることも好ましい(請求項3)。
【0010】
そして、前記第1支持金具は、横長の長方形状の垂直な取付板を有し、該取付板の中央とその両側に等間隔で3つの取付孔を形成し、該第1支持金具を前位置に取付ける場合には、中央の取付孔を用いて天板側部にネジ止めし、該第1支持金具を後位置に取付ける場合には、最前の取付孔を用いて天板側部にネジ止めすることで、右側用と左側用で共用するようにすればより好ましい(請求項4)。
【発明の効果】
【0011】
以上にしてなる請求項1に係る発明のサイドパネルの取付装置によれば、第1支持金具と第2支持金具と右側用と左側用で共用することができ、部品管理の手間が省け、また左右で付け間違いを防止でき、更に机の後部で天板より上位にバックパネルを立設した場合、あるいは机の背後に接近してロングパネルを立設した場合にもサイドパネルの前部を支持する取付位置を前後に付け替えて取付けることができるのである。
【0012】
請求項2によれば、前記第2支持金具の支持板の板面の法線を前後方向へ向けたことにより、前記サイドパネルの横方向の加わる外力に対して強度が高くなる。また、支持板の上下部に合成樹脂製のスライダーを装着し、前記サイドパネルの側枠の挿入孔に前記スライダーを密接状態でスライド係合させてなるので、支持板に対するサイドパネルの挿入孔の挿入作業が容易になり、寸法誤差も吸収することができ、挿入後にはガタつきなくサイドパネルを支持することができる。
【0013】
請求項3によれば、前記バックパネル又はロングパネルの側枠に上下方向の嵌合溝を形成するとともに、前記サイドパネルの側枠にも上下方向の嵌合溝を形成し、前記バックパネル又はロングパネルの側枠の嵌合溝とサイドパネルの後側の側枠の嵌合溝とに、断面I字形の連結部材の両側縁の膨出部を上方からスライド係合させて連結してなるので、サイドパネルの後部の支持構造が簡単になり、単に連結部材を嵌合溝に挿入するだけの簡単な作業で確実に後部を支持することができる。
【0014】
請求項4によれば、前記第1支持金具は、横長の長方形状の垂直な取付板を有し、該取付板の中央とその両側に等間隔で3つの取付孔を形成し、該第1支持金具を前位置に取付ける場合には、中央の取付孔を用いて天板側部にネジ止めし、該第1支持金具を後位置に取付ける場合には、最前の取付孔を用いて天板側部にネジ止めすることで、右側用と左側用で共用できるので、取付位置を前後に付け替え可能としつつ、ネジ1本で第1支持金具を天板側部に取付けることができ、また左右で同一の取付構造を実現できるのである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】天板の上位にバックパネルとサイドパネルを設けた机の正面図である。
【図2】同じくバックパネルとサイドパネルを設けた机の側面図である。
【図3】背後にロングパネルを設け、天板の側端上位にサイドパネルを設けた机の側面図である。
【図4】天板の側端面に設けるサイドエッジの取付構造を示す分解斜視図である。
【図5】サイドエッジの構造を示す部分断面図である。
【図6】天板側端面に取付けたサイドエッジの部分拡大断面図である。
【図7】同じくサイドエッジの部分側面図である。
【図8】サイドパネルの前部の支持構造を示す分解斜視図である。
【図9】右用のサイドパネル支持金具を示し、(a)は右側面図、(b)は正面図である。
【図10】左用のサイドパネル支持金具を示し、(a)は左側面図、(b)は正面図である。
【図11】サイドパネルの後部とバックパネルとの連結構造を示す部分横断面図である。
【図12】サイドパネルの後部とロングパネルとの連結構造を示す部分横断面図である。
【図13】後部にバックパネルを連結した場合のサイドパネルの前部の支持構造を示す部分縦断面図である。
【図14】サイドパネルの後部とバックパネルとの連結構造を示す部分縦断面図である。
【図15】後部にロングパネルを連結した場合のサイドパネルの前部の支持構造を示す部分縦断面図である。
【図16】サイドパネルの後部とロングパネルとの連結構造を示す部分縦断面図である。
【図17】バックパネルの支持構造を示す部分分解斜視図である。
【図18】バックパネルの左用支持金具を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図19】ロングパネルの袖キャビネットへの支持構造を示す部分分解斜視図である。
【図20】ロングパネルの脚部材への支持構造を示す部分分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1〜図3は本発明を適用した机を示し、図4〜図7はサイドパネルを取付ける天板の側端部の構造を示し、図8〜図20は本発明の詳細を示し、図中符号1は机、2は脚部材、3は袖キャビネット、4は幕板、5は天板、6はサイドエッジ、7はバックパネル、8はロングパネル、9はサイドパネルをそれぞれ示している。
【0017】
本発明に係る机1は、片袖タイプを示し、一側に脚部材2を配し、他側に袖キャビネット3を配し、脚部材2と袖キャビネット3の後端部側面間に幕板4を連結し、そして脚部材2と袖キャビネット3の上面に天板5を連結したものである。平机タイプでは、両側に脚部材2,2を配設し、両袖タイプでは両側に袖キャビネット3,3を配置する。前記天板5は、大部分が金属製であり、両側面に合成樹脂製のサイドエッジ6を装着している。更に、図1及び図2は、前記机1の後端部上位にはバックパネル7を設けるとともに、両側にサイドパネル9を設けたものである。前記サイドパネル9は天板5の一側に設けることもある。また、図3は、前記机1の背後に接近させてロングパネル8を設けたものである。前記天板5の後端は、前記脚部材2及び袖キャビネット3の後端よりも前方に位置し、前記脚部材2の上面後端部及び前記袖キャビネット3の上面の後外側角部が取付部分となっており、そして天板5の後端と前記幕板4の間には配線機構部10が設けられている。
【0018】
図4に示すように、金属製の天板5の一側面を構成する薄金属板製の側部材11に沿って合成樹脂製の長尺サイドエッジ6を取付ける。サイドエッジ取付構造は、前記側部材11に複数の係合孔12,…を形成するとともに、側部材11の上端に複数の横長スリット孔13,…を形成する一方、前記サイドエッジ6の裏面に前記係合孔12に挿入し且つ後方向に移動させることによって抜止め状態で遊嵌する係合爪14,…を突設するとともに、前記スリット孔13に密嵌する突片15,…を突設し、前記係合爪14をそれぞれ係合孔12に抜止め係合するとともに、前記スリット孔13に突片15を密嵌して上下方向の位置決めを行った状態で取付ける。また、図6に示すように、前記突片15の上下側面の少なくとも一方に、前記スリット孔13の孔縁に圧接する圧接部16を突設し、該突片15が前記スリット孔13に確実に密嵌するようになっている。
【0019】
前記サイドエッジ6を天板5の側部材11に確実に取付けるには、前記係合孔12に係合爪14が抜止め係合した状態を維持しなければならない。それには、前記係合孔12に係合爪14が抜止め係合した後、サイドエッジ6の前方移動を規制する必要があり、その目的のためには適宜な手段を採用し得るが、本実施形態ではネジ止め手段を採用した。前記サイドエッジ6の前後端部の外側には、サイドパネル9等の他のオプションを支持するための後述の支持金具をネジ止めする装着用凹部17,17を設け、該凹部17には着脱自在にカバー18が取付けられるようになっている。そして、前記係合爪14,…を係合孔12,…に抜止め係合し且つ前記突片15,…をスリット孔13,…に密嵌した状態で、前記凹部17内で通孔19を通してネジ20を側部材11に螺合する。ネジ止め後の前記凹部17にはカバー18を嵌着して凹部17を隠蔽する。
【0020】
前記カバー18の外形は、前記凹部17に装着した際に、サイドエッジ6の外面と連続するような形状であり、内部は空間部21を設け、支持金具を収容できるようになっている。また、前記カバー18の上下一側の中央部に支持金具を引き出す切欠部22を形成している。そして、前記カバー18の両端部の上下中央部に爪片23,23を上下対称に形成し、一方、前記サイドエッジ6の凹部17の両端部に前記爪片23,23を係合する係合孔24,24を上下対称に形成している。従って、前記カバー18は、前記サイドエッジ6の凹部17に対して上下反転させて取付けることができるようになっている。
【0021】
そして、図8〜図10に基づいて、前記サイドパネル9の前部を支持金具で支持する構造を説明する。前記サイドパネル9の前部の支持には第1支持金具25と第2支持金具26とを用いる。第1支持金具25は、横長の長方形状の垂直な取付板27の上部で左右中央部に等脚台形状の首部28を延設するとともに、該首部28の上端に外側へ直角に連結板29を折曲形成し、前記取付板27の中央とその両側に等間隔で3つの取付孔30,…を形成するとともに、前記連結板29の両側部に2つの螺孔31,31を形成したものである。この第1支持金具25は、側方から見て中央垂直線に対して左右対称形としている。また、前記第2支持金具26は、帯板材の一端部を板面に対して直角に折曲し、下端の水平な連結板32と上方に向いた垂直な支持板33とを有する側面視L字形のものであり、前記連結板32に前記螺孔31,31と同間隔で通孔34,34を形成するとともに、前記支持板33の上下部の二箇所で横方向中央部に嵌合穴35,35を形成したものである。この第2支持金具26は、正面から見て左右対称形である。
【0022】
前記天板5の右側のサイドパネル9を支持する場合には、図8及び図9に示すように、正面視において前記第1支持金具25の連結板29を右方向に突出する向きに用い、該連結板29の上面に前記第2支持金具26の連結板32を重ねて、連結ネジ36,36を上方から通孔34,34を通して螺孔31,31に螺合して右用支持金具として使用する。一方、前記天板5の左側のサイドパネル9を支持する場合には、図10に示すように、正面視において前記第1支持金具25の連結板29を左方向に突出する向きに用い、前記同様に第1支持金具25の連結板29に第2支持金具26の連結板32を連結ネジ36,36で連結して左用支持金具として使用する。
【0023】
また、前記第2支持金具26の支持板33には、前記嵌合穴35,35を利用して合成樹脂製のスライダー37,37を嵌着している。前記スライダー37は、前記支持板33を抱き込むように断面略コ字形の摺動部38を有し、その摺動部38の溝内の中央部に前記嵌合穴35に抜止め嵌合する突起39を突設した形状である。
【0024】
図8に示すように、前記サイドエッジ6の凹部17の両側部上下縁に、前記第1支持金具25の取付板27の上下縁を当止するリブ40,40を突設し、上側のリブ40には前記第1支持金具25の首部28を引き出すための切欠部41を形成している。また、前記側部材11には、一つの螺孔42を形成している。そして、前記凹部17内で上下のリブ40,40の間に前記第1支持金具25の取付板27を嵌合するとともに、該取付板27の前側二箇所の取付孔30,30のうち何れかを選択して固定ネジ43を挿入し、前記凹部17内に設けた開口44を通して前記螺孔42に螺合して該第1支持金具25を天板5の前部に取付け、前記第2支持金具26の支持板33を垂設する。そして、前記カバー18の切欠部22を上方に向けた状態で、両前記爪片23,23を凹部17内の係合孔24,24に係合して取付ける。この場合、前記取付板27と前記リブ40,40は、前記カバー18の空間部21に収容され、第1支持金具25の首部28は切欠部22を通して上方へ引き出される。前記第1支持金具25の取付板27は、上下縁を上下のリブ40,40で当止されるので、1本の固定ネジ43で締付けても回転することがなく、確実に固定することができる。
【0025】
一方、前記サイドパネル9は、図8〜図14に示すように、それぞれアルミ押出し型材で作製した両側枠45,45の上下端間に上枠46及び下枠47をネジ止め連結し、その間にパネル体48を保持した構造である。そして、前記側枠45と上枠46の端部には合成樹脂製の上部コーナーキャップ49を嵌着し、前記側枠45と下枠47の端部には合成樹脂製の下部コーナーキャップ50を嵌着している。前記側枠45は、前記パネル体48の内部に固定する固定部51と外部に露出する断面外形が略四角形の枠部52とからなり、該枠部52の長辺側面、即ちサイドパネル9の側端面に対応する面の両側部と、二つの短辺側面の中央部にそれぞれ開口縁が狭く内部が広がった形状の嵌合溝53,…を形成し、更に枠部52の内部に挿入孔54を形成している。また、前記下枠47は、下方に開口溝55を形成し、該開口溝55を形成する両側壁板が下方になるにつれて直線状に狭まるように傾斜板56,56となっている。
【0026】
そして、前記天板5の側端前部に垂設した第2支持金具26の支持板33に、前記サイドパネル9の前側の側枠45に形成した挿入孔54をスライド係合させる。この際に、前記スライダー37,37が挿入孔54に密接しながら摺動するので、挿入作業が容易であるにも係わらず、ガタつきない支持状態となる。ここで、前記下部コーナーキャップ50には、前記挿入孔54に対応する部分は上下に貫通した開口57となっている。また、図13に示すように、前記第1支持金具25の連結板29と、第2支持金具26の連結板32は、前記下枠47の開口溝55の内部に位置している。前記第2支持金具26の支持板33の板面の法線が前後方向を向いているので、前記サイドパネル9の横方向の加わる外力に対して強度が高くなる。
【0027】
また、前記ロングパネル8の構造は、前記サイドパネル9と大きさが異なる以外は該サイドパネル9と全く同じである。従って、前記サイドパネル9と同じ符号を用いることで、その説明を省略する。尚、前記ロングパネル8は、床面に設置するので、下端にアジャスター58を、前記下部コーナーキャップ50を利用して設けている。
【0028】
そして、前記サイドパネル9の後端を前記バックパネル7の側端部に連結するには、合成樹脂製の帯状部材であり、両側縁部が膨出した断面I字形の連結部材59を用いる。前記バックパネル7の横幅は、机1の横幅と一致し、板厚の半分が机1の上面後端部に重なった状態で天板5より上位に立設されている。前記サイドパネル9は、板厚の半分が天板5の上面側端部に重なった状態で天板5の上位に立設される。従って、図11に示すように、前記バックパネル7の側枠45の前側の嵌合溝53と、前記サイドパネル9の後方の側枠45の後端面の内側の嵌合溝53とに、前記連結部材59の膨出部60,60をそれぞれ上方から挿入して連結する。この場合、前記サイドパネル9の前端の位置は、図13に示すように、天板5の前端近くまできており、前記第1支持金具25の取付板27を中心の取付孔30を用いて固定ネジ43で取付ける。このサイドパネル9の取付位置を「前位置」と称する。
【0029】
一方、前記サイドパネル9の後端を前記ロングパネル8の側端部に連結するにも、前記連結部材59を用いる。この場合も、前記ロングパネル8の横幅は、机1の横幅と一致し、机1の背後に接近して立設されている。前記サイドパネル9は、前記同様に板厚の半分が天板5の上面側端部に重なった状態で天板5の上位に立設されるが、該サイドパネル9の後端位置は、前記机1の後端に一致する。従って、前記バックパネル7、あるいはロングパネル8の板厚の半分だけ、前述の場合より後方位置にサイドパネル9が取付けられる。この場合も、図12に示すように、前記ロングパネル8の側枠45の前側の嵌合溝53と、前記サイドパネル9の後方の側枠45の後端面の内側の嵌合溝53とに、前記連結部材59の膨出部60,60をそれぞれ上方から挿入して連結する。この場合、前記サイドパネル9の前端の位置は、図15に示すように、図13の場合よりパネルの板厚の半分だけ後方にずれ、前記第1支持金具25の取付板27を最前の取付孔30を用いて固定ネジ43で取付ける。このサイドパネル9の取付位置を「後位置」と称する。
【0030】
ここで、前記第1支持金具25に上部の幅が狭まった首部28を設けた理由は、前記カバー18の切欠部22の幅を可能な限り狭くし、前記サイドパネル9を後位置に取付けた場合でも、該サイドパネル9の前端から前記切欠部22が露出しないようにするためである。
【0031】
次に、前記バックパネル7の取付構造を、図14、図17及び図18に基づいて簡単に説明する。前記脚部材2の上面後端部(図14参照)及び前記袖キャビネット3の上面の後外側角部(図17参照)が取付部分となり、この部分に第3支持金具61をネジ止めして垂設する。第3支持金具61は、下端に水平な取付板62を有し、該取付板62の側縁から側面視L字形の支持板63が直角に上方へ延び、前記取付板62には取付孔64,64を形成し、前記支持板63の上下部には嵌合穴65,65を形成し、前記スライダー37を前記同様に嵌着している。ここで、前記支持板63の上部は、前記第2支持金具26の支持板33と同じ形状である。そして、前記第3支持金具61の取付板62を、取付孔64,64に通した固定ネジ66,66で脚部材2の上面及び袖キャビネット3の上面に螺着している。また、前記第3支持金具61の取付板62及び支持板63の下部は、前記配線機構部10の配線カバー67を開閉可能に支持する端部支承具68で隠蔽される。そして、前記バックパネル7の側枠45の挿入孔54に、前記支持板63を挿入し、スライダー37,37を密接しながらスライド係合させるのである。前記バックパネル7は、両側端部を両第3支持金具61,61で立起状態に支持される。
【0032】
最後に、前記ロングパネル8の取付構造を、図16、図19及び図20に基づいて簡単に説明する。前記ロングパネル8は、机1の背後に接近させて前記脚部材2の後端部(図16、図20参照)及び前記袖キャビネット3の後端部(図19参照)に取付ける。それには、下部受け金具69と上部押え金具70を用いる。前記下部受け金具69は、前記脚部材2の背面下端部と、前記袖キャビネット3の背面の外側下端部に形成した横長の角孔71に嵌合係止する係止片72を形成するとともに、該係止片72の下端に前記下枠47の一方の傾斜板56を係止する断面略コ字形の受部73を形成したものであり、棚受具と同じ構造である。また、前記上部押え金具70は、前記第3支持金具61の取付板62を取付ける場合と同じ場所に取付ける取付板74と、該取付板74の外側後端部から後方へ延びた上向き爪片75を形成した形状であり、取付板74には取付孔76,76を形成し、前記固定ネジ66,66で前記同様に螺着する。前記ロングパネル8の側枠45の前面側の嵌合溝53の内奥の区画壁で前記上向き爪片75の高さに縦長の角孔77を形成している。そして、前記下部受け金具69の係止片72を角孔71に係止し、その受部73で前記ロングパネル8の下枠47の一方の傾斜板56を受けた後、前記上部押え金具70の取付板74を持ち上げた状態で上向き爪片75を前面側の嵌合溝53から差し入れ角孔77に挿入し、前記取付板74を所定の取付位置まで押し上げて固定ネジ66で取付ける。つまり、前記ロングパネル8は、下部受け金具69と上部押え金具70で挟まれた状態で支持される。また、この場合も上部押え金具70の大部分は、前記端部支承具68で隠蔽される。
【符号の説明】
【0033】
1 机、 2 脚部材、
3 袖キャビネット、 4 幕板、
5 天板、 6 サイドエッジ、
7 バックパネル、 8 ロングパネル、
9 サイドパネル、 10 配線機構部、
11 側部材、 12 係合孔、
13 スリット孔、 14 係合爪、
15 突片、 16 圧接部、
17 凹部、 18 カバー、
19 通孔、 20 ネジ、
21 空間部、 22 切欠部、
23 爪片、 24 係合孔、
25 第1支持金具、 26 第2支持金具、
27 取付板、 28 首部、
29 連結板、 30 取付孔、
31 螺孔、 32 連結板、
33 支持板、 34 通孔、
35 嵌合穴、 36 連結ネジ、
37 スライダー、 38 摺動部、
39 突起、 40 リブ、
41 切欠部、 42 螺孔、
43 固定ネジ、 44 開口、
45 側枠、 46 上枠、
47 下枠、 48 パネル体、
49 上部コーナーキャップ、50 下部コーナーキャップ、
51 固定部、 52 枠部、
53 嵌合溝、 54 挿入孔、
55 開口溝、 56 傾斜板、
57 開口、 58 アジャスター、
59 連結部材、 60 膨出部、
61 第3支持金具、 62 取付板、
63 支持板、 64 取付孔、
65 嵌合穴、 66 固定ネジ、
67 配線カバー、 68 端部支承具、
69 下部受け金具、 70 上部押え金具、
71 角孔、 72 係止片、
73 受部、 74 取付板、
75 爪片、 76 取付孔、
77 角孔。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
机の後部で天板より上位にバックパネルを立設し、あるいは机の背後に接近してロングパネルを立設するとともに、天板の側部上位にサイドパネルを立設したパネル付き机において、前記サイドパネルの後端部を前記バックパネル又はロングパネルの側端部に連結し、前記サイドパネルの前部を、互いに上下に連結して使用する第1支持金具と第2支持金具で支持し、前記第1支持金具は右側用と左側用で左右反転させて用いることが可能な形状で、且つ、前記天板の側面前部への取付位置を前記バックパネルとロングパネルの場合で前後に付け替え可能にネジ止めする構造であり、前記第2支持金具は右側用と左側用で同一な左右対称形で、且つ、上方へ延びた支持板を有する形状であり、前記サイドパネルの前側に位置する側枠の上下方向に形成した挿入孔に前記支持板を挿入して支持することを特徴とするサイドパネルの取付装置。
【請求項2】
前記第2支持金具の支持板の板面の法線を前後方向へ向け、該支持板の上下部に合成樹脂製のスライダーを装着し、前記サイドパネルの側枠の挿入孔に前記スライダーを密接状態でスライド係合させてなる請求項1記載のサイドパネルの取付装置。
【請求項3】
前記バックパネル又はロングパネルの側枠に上下方向の嵌合溝を形成するとともに、前記サイドパネルの側枠にも上下方向の嵌合溝を形成し、前記バックパネル又はロングパネルの側枠の嵌合溝とサイドパネルの後側の側枠の嵌合溝とに、断面I字形の連結部材の両側縁の膨出部を上方からスライド係合させて連結してなる請求項1又は2記載のサイドパネルの取付装置。
【請求項4】
前記第1支持金具は、横長の長方形状の垂直な取付板を有し、該取付板の中央とその両側に等間隔で3つの取付孔を形成し、該第1支持金具を前位置に取付ける場合には、中央の取付孔を用いて天板側部にネジ止めし、該第1支持金具を後位置に取付ける場合には、最前の取付孔を用いて天板側部にネジ止めすることで、右側用と左側用で共用するようになした請求項1〜3何れか1項に記載のサイドパネルの取付装置。
【請求項1】
机の後部で天板より上位にバックパネルを立設し、あるいは机の背後に接近してロングパネルを立設するとともに、天板の側部上位にサイドパネルを立設したパネル付き机において、前記サイドパネルの後端部を前記バックパネル又はロングパネルの側端部に連結し、前記サイドパネルの前部を、互いに上下に連結して使用する第1支持金具と第2支持金具で支持し、前記第1支持金具は右側用と左側用で左右反転させて用いることが可能な形状で、且つ、前記天板の側面前部への取付位置を前記バックパネルとロングパネルの場合で前後に付け替え可能にネジ止めする構造であり、前記第2支持金具は右側用と左側用で同一な左右対称形で、且つ、上方へ延びた支持板を有する形状であり、前記サイドパネルの前側に位置する側枠の上下方向に形成した挿入孔に前記支持板を挿入して支持することを特徴とするサイドパネルの取付装置。
【請求項2】
前記第2支持金具の支持板の板面の法線を前後方向へ向け、該支持板の上下部に合成樹脂製のスライダーを装着し、前記サイドパネルの側枠の挿入孔に前記スライダーを密接状態でスライド係合させてなる請求項1記載のサイドパネルの取付装置。
【請求項3】
前記バックパネル又はロングパネルの側枠に上下方向の嵌合溝を形成するとともに、前記サイドパネルの側枠にも上下方向の嵌合溝を形成し、前記バックパネル又はロングパネルの側枠の嵌合溝とサイドパネルの後側の側枠の嵌合溝とに、断面I字形の連結部材の両側縁の膨出部を上方からスライド係合させて連結してなる請求項1又は2記載のサイドパネルの取付装置。
【請求項4】
前記第1支持金具は、横長の長方形状の垂直な取付板を有し、該取付板の中央とその両側に等間隔で3つの取付孔を形成し、該第1支持金具を前位置に取付ける場合には、中央の取付孔を用いて天板側部にネジ止めし、該第1支持金具を後位置に取付ける場合には、最前の取付孔を用いて天板側部にネジ止めすることで、右側用と左側用で共用するようになした請求項1〜3何れか1項に記載のサイドパネルの取付装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【公開番号】特開2012−45112(P2012−45112A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−188806(P2010−188806)
【出願日】平成22年8月25日(2010.8.25)
【出願人】(000139780)株式会社イトーキ (833)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年8月25日(2010.8.25)
【出願人】(000139780)株式会社イトーキ (833)
【Fターム(参考)】
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