説明

サウナ室装置

【課題】室内の換気が確実且つ良好に行われるサウナ室装置を提供する。
【解決手段】ナノミスト及びマイナスイオンをサウナ室2内に放出すると共に、このサウナ室2の空気を吸引して加熱ヒータ10により加熱されたナノミスト及びマイナスイオンを再び放出する循環式のナノミスト及びマイナスイオン発生装置1を備え、更に前記サウナ室2には換気扇45が備えられ、この換気扇45は定期的に所定時間駆動してサウナ室2の換気を行うサウナ室装置で、前記ナノミスト及びマイナスイオン発生装置1によるサウナ室2の空気の吸引は、ナノミスト及びマイナスイオン発生装置1の給気口36からサウナ室2の天井46近くに開口した吸引ダクト4を介して行われ、更にこの吸引ダクト4途中には換気扇45の駆動時開口して新鮮な空気を流入させる空気口49を形成したので、確実で良好な換気が行われるものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ナノミストとマイナスイオンとを同時に発生させるナノミスト及びマイナスイオン発生装置を備えたサウナ室装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来よりこの種のものでは、適宜サウナ室に新鮮な空気を流入させる空気口を設け、この空気口からサウナ室内の換気と同時に空気を流入し、この空気をサウナ中の入室者に当てることで、サウナ中ののぼせを防止するものであった。(例えば、特許文献1参照。)
【特許文献1】実公平3−47634号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところでこの従来のものでは、高温サウナで比較的設定温度が高い場合には、のぼせ防止のためにサウナ中の入室者に直接新鮮な空気を当てる効果はあるが、本サウナ室装置のように、サウナ室の使用室温38〜40℃の低温サウナでは、逆に低温の新鮮空気が流入することで、折角温めた室温が低下したり、サウナ中の入室者に直接当たると寒さを感じるなどの課題を有するものであった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この発明は上記課題を解決するために、特にその構成を、ナノミスト及びマイナスイオンをサウナ室内に放出すると共に、このサウナ室の空気を吸引して加熱ヒータにより加熱されたナノミスト及びマイナスイオンを再び放出する循環式のナノミスト及びマイナスイオン発生装置を備え、更に前記サウナ室には換気扇が備えられ、この換気扇は定期的に所定時間駆動してサウナ室の換気を行うサウナ室装置に於いて、前記ナノミスト及びマイナスイオン発生装置によるサウナ室の空気の吸引は、ナノミスト及びマイナスイオン発生装置の給気口からサウナ室の天井近くに開口した吸引ダクトを介して行われ、更にこの吸引ダクト途中には換気扇の駆動時開口して新鮮な空気を流入させる空気口を形成したものである。
【発明の効果】
【0005】
この発明によれば、空気口からサウナ室内に流入する新鮮な空気は、吸引ダクト途中から流入するので、この吸引ダクト内にはナノミスト及びマイナスイオン発生装置が駆動中であるので、ナノミスト及びマイナスイオン発生装置へ向かう給気流が形成されており、流入した空気は給気流に乗って、ナノミスト及びマイナスイオン発生装置へ向かい温度上昇しているサウナ室内の空気と混合して温風となって放出されることとなり、温まっているサウナ室の室温を低下させることがなく、又万一換気扇の駆動でこの空気が引き寄せられた場合でも、吸引ダクト上端の開口から換気扇に吸引されて、入室者に当たることなく上方から上方へと抜けるものであり、入室者に不快な思いをさせることなく良好な換気が確実に行えるものである。
【0006】
又マイナスイオンには、疲労回復効果、精神安定効果、血液の浄化効果、抵抗力の増進効果、自律神経調整効果等があり、更にナノミストには、空気中やカーテンや衣服等の繊維の隙間など、隅々まで行き渡り汚れた空気や細菌を抑制し、臭いまでも分解するもので、脱臭効果、除塵効果、除菌効果、勿論加湿効果があるものであり、この加湿はベトツキがないサラサラで潤いのある空気で、毛穴からの浸透でお肌と髪の潤いを保つ効果を有するものであり、これらの効果が得られるマイナスイオンとナノミストを大量に放出されると言うことは、これらの効果も増大するものである。
【0007】
一方本装置は、サウナ室の使用室温38〜40℃、相対湿度90%以上で使用することで、サウナ室と言う限られたスペース内ではマイナスイオン及びナノミストの上記の作用効果が顕著に現れるものであり、しかも水分子付加マイナスイオン分子群が直接肌等に作用して汗腺を開くことにより、発汗が容易になり、又肺から吸引されたマイナスイオンは血液中に入り、その還元作用で血液の酸化を阻止し血液サラサラ状態とすると共に、その循環を良くし、末梢血管まで血液を行き渡らせることにより、痛みや懲りを緩和することが出来るものと考えられる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
次にこの発明のサウナ室装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
1は低温サウナ室2のベンチ3下に備えられたナノミスト及びマイナスイオン発生装置で、サウナ室2内の上部まで延びた吸引ダクト4を介して該サウナ室2内の空気を吸引し、塵や細菌を除去した後に、昇温したナノミスト及びマイナスイオンをベンチ3下方に形成した放出口5からサウナ室2に供給して、順次これを繰り返すことでサウナ室2を使用室温38〜40℃、相対湿度90%以上の低温サウナの使用雰囲気とするものである。
【0009】
6は自動給水弁7を備えた給水管8からの給水を一定量貯水する貯水室で、水面下で底部近傍には単相200V、2KWで平面視M字状に水平に取り付けられて逆U字部9を3箇所有した加熱ヒータ10を備え、貯水を46℃〜48℃に加熱するものであり、一側壁にはオーバーフロー管11及び自動排水弁12を設けた排水管13を連通し、サウナ中は常に一定水位を維持しながら終了時には全て排水する。
【0010】
14は前記貯水室6内を処理室15と分離室16の2室に仕切る仕切壁で、下端を分離室16側を屈曲し水面との間の連通路17を水面近傍まで下げることにより、処理室15から分離室16へ向かう空気中の大粒のミストを水面にぶつけて落下させる気液分離器の役目も果たすようにしている。
【0011】
前記処理室15には、貯水室6の蓋体18の挿通穴19から、防水カバー20に形成された凹部21に下半分を収容して突出した回転用モータ22の支軸23に連結され、下部を水没させ上方に向かって径が拡大した擂り鉢状の回転体24が、加熱ヒータ10の給水管8から一番離れた方の逆U字部9中に垂下して設けられ、この回転体24は前記回転用モータ22による駆動で回転し、その遠心力で加熱されたばかりの温水を表面及びむしろ裏面に沿って吸い上げ、上端に形成した複数の細孔25から周囲に飛散させるものである。
【0012】
更に分離室16には、仕切壁14の下端を分離室16下方に向かって傾斜屈曲させた第1の邪魔板26と、この仕切壁14と対向する側壁に、下方に向かって傾斜して取り付けた第2の邪魔板27とで交互に突出させて、中央部に下部の連通路17から上部の放出口5に向かう蛇行路28が形成されているものである。
【0013】
29は前記回転体24の外周に所定間隔を保持して位置し、該回転体24と共に回転する円筒状の多孔体で、この回転による遠心力で水及び空気を飛散させ、そして全周壁に形成した多数のスリットや金網やパンチングメタル等から成る多孔部30を、通過させたり、ぶつけて破砕させることで、水の粒子を微細化してナノミストを生成すると共に、この水の粒子の微細化によるレナード効果でマイナスイオンを発生させるものである。
【0014】
31は前記多孔体29を覆った楕円形状の空気案内筒で、円筒状の多孔体29との間には一対の大流通路32、32と一対の小流通路33、33とが形成されるように、処理室15の上方を塞ぐ中蓋34に設けられており、分離室16の上部で該分離室16と放出口5とを連通する位置に備えられたクロスフローファンから成る送風機35の駆動で、吸引ダクト4を介し蓋体18と中蓋34との間の給気口36から吸引されたサウナ室2内の空気を、回転体24の上方から空気案内筒31内に流入させることで、水の粒子の破砕回数を増やすと共に、空気のマイナス帯電も増加させ結果としてナノミスト及びマイナスイオンを大量に発生させることが出来るものであり、例えばマイナスイオンではサウナ室2の中央部中間位置で7000個/CCを検出した。
【0015】
37は貯水室6の底部に備えられたフロート式の水位センサで、貯水室6の水位が加熱ヒータ10が水面上に露呈しない所定水位に低下すると、自動給水弁7を開口して一定水位まで給水して、サウナ運転中は常に貯水室6を一定水位に保持するものである。
【0016】
38は貯水室6の底部四隅に備えられたゴム製の防振脚で、この防振脚38を介して貯水室6より幅広い受け皿39内に取り付けられたものであり、回転用モータ22や回転体24や送風機35等の駆動部を備えた貯水室6の振動が防振脚38によって、受け皿39まで伝わらないようにして、発生する騒音を防止しているものであり、又受け皿39内に流出して来た水は、開口された排水口40から排水管41を介して排水路42へと排水され、排水口40と排水路42との連通は、何時水漏れが発生しても良いように常に連通状態を維持しているものである。
【0017】
43は貯水室6の下部外壁で所定水位に設けられた貯水温度センサで、貯水温度が46℃で加熱ヒータ10をONし、48℃でOFFして所定温度に保持する。
44は同じく貯水室6の下部外壁で所定水位に設けられた加熱防止センサで、貯水室6が異常加熱状態になった時、全駆動を停止して安全を確保するものである。
【0018】
45はサウナ室2の天井46の奥に取り付けられた換気扇で、ナノミスト及びマイナスイオン発生装置1の駆動中は10分毎にに10秒間だけ駆動されるもので、この駆動により吸引ダクト4途中で上端の開口47に近いサウナ室2側壁に形成され、電動ダンパー48で開閉されるの空気口49を開口させ、ここからサウナ室2内に新鮮な空気を流入させて換気を行うものである。
50はサウナ室2への出入り用のドアで、覗き窓51が上方に設けられている。
【0019】
次にこの一実施形態の作動について説明する。
今サウナ室2の近傍に備えられる操作部(図示せず)の運転スイッチ(図示せず)をONすることで、サウナ運転が開始され先ず自動給水弁7が開口して給水管8から空状態の貯水室6に水が供給され、一定水位まで貯水(6L)されれば、水位センサ37が検知して自動給水弁7がOFFされて給水が終了されるが、以後サウナ運転が終了するまで、水位センサ37による自動補水が行われる。
【0020】
そして、加熱ヒータ10がONされて貯水室6内の貯水の加温が開始し、貯水がある程度温度上昇した30℃に達することで、回転用モータ22及び送風機35が駆動開始して、回転体24は処理室15内で回転することで、水没している下端の表面及び裏面の方がむしろ多く温水が遠心力で、その面に沿って上昇し、上端の複数の細孔25から外周に向かって飛散され、一部は同時に回転している多孔体29にぶつかって水の粒子が破砕し、又他の一部は空気と共に多孔部27を通り抜けて、多孔体27周の空気案内筒31の内壁にぶつかって同じく水の粒子が破砕されることで、ナノミスト及び大粒ミストを含むミストが生成されると共に、この粒子の破砕により空気がマイナスに帯電してマイナスイオンが発生する。又貯水室6内の温水もある程度攪拌されて全体の温度を均一にする効果もある。
【0021】
一方送風機35の駆動で給気口36からは、吸引ダクト4を介してサウナ室2内の空気が流入し、回転中の回転体24上方から空気案内筒31に案内されて処理室15内へと流れるが、この時、円筒状の多孔体29と楕円形状の空気案内筒31との間には、一対の大流通路32、32と一対の小流通路33、33が形成されており、ここを空気が流通することで、ベルヌーイの定理より圧力差が生じて圧力が高い大流通路32、32側から圧力が低い小流通路33、33側への空気の流れが発生して乱流となり、大粒のミストは容易に落下して微細なナノミストだけが存在することとなり、又マイナスに帯電した水粒子に多くの空気が接触することで、マイナスイオンも大量に得ることが出来、しかもこの時、空気中に含まれている塵や細菌がナノミスト以上のミストに囲まれて水中に落下し、そのまま水中に止まることで、空気清浄も同時に行われるもので、この空気清浄も空気の乱流になって良好に行われるものである。
【0022】
更に温水のミスト化で温度上昇しマイナスイオンも含む空気は、仕切壁14の下の連通路17を通過する下向きの流れで、大粒ミストは自重で水中に落下すると共に、続く分離室16を上昇する過程で残ったナノミスト以上のミストは、先ず仕切壁14の下端の第1の邪魔板26にぶつかり大粒ミストに成長して落下し、次に蛇行路28を流通しながらも落下し、第2の邪魔板27にもぶつかって最後の大粒ミストに成長して落下し、再び蛇行路28を流通して、最終的には送風機35を通って放出口5からサウナ室2内に放出されるものである。
【0023】
これによって、大粒ミストの放出が確実に阻止され超微細のナノミストとマイナスに帯電した空気によるマイナスイオンのみが、放出口から放出されることとなり、床や壁が塗れる心配がなく安心して使用出来ると共に、ナノミストとマイナスイオンがいっぱいの良好な雰囲気を形成することが出来るものである。
【0024】
又回転体24及び多孔体29を回転させる回転用モータ22は、中蓋34と蓋体18を介して貯水室6と仕切られており、しかも防水カバー20に絞り加工で形成された凹部21に下半分を収容されて固定されているので、ミストが生成される貯水室6及び処理室15、分離室16とは、中蓋34と蓋体18、凹部21により完全に隔離されており、防水対策となりミストの湿気が回転用モータ22に影響するようなことはなく、故障の心配がなく長期に渡って安心して使用出来るものである。
【0025】
更に万一貯水室6に水漏れが発生した時には、貯水室6より幅広の受け皿39に水が流出して来るが、この漏れた水は受け皿39で集められ排水口40から排水管41を介して排水路42へ排水されるので、サウナ室2が水浸しになる心配がなく、長期に渡って安心して使用出来るものであり、又回転用モータ22や回転体24や送風機35等の駆動部を備えた貯水室6の振動が防振脚38によって吸収され、受け皿39までは伝わらないから騒音の発生も防止されるものである。
【0026】
更にサウナ室2内は、循環方式で徐々に昇温して30分で室温38℃〜40℃、ナノミストで相対湿度90%以上のマイナスイオンいっぱいの低温サウナ使用雰囲気とし、20分以上の入浴が可能で、水分子付加マイナスイオン分子群が直接肌等に作用して汗腺を開くことにより、発汗が容易になり大量の汗をかき体内の老廃物を排出出来るものであり、又肺から吸引されたマイナスイオンは血液中に入り、その還元作用で血液の酸化を阻止し血液サラサラ状態とすると共に、その循環を良くし、末梢血管まで血液を行き渡らせることにより、痛みや懲りを緩和することが出来るものと考えられる。
【0027】
又マイナスイオンにより、疲労回復効果、精神安定効果、血液の浄化効果、抵抗力の増進効果、自律神経調整効果等があり、更にナノミストによって、空気中の隅々まで行き渡り汚れた空気や細菌を抑制し、臭いまでも分解するもので、脱臭効果、除塵効果、除菌効果、勿論加湿効果があるものであり、この加湿はベトツキがないサラサラで潤いのある空気で、毛穴からの浸透でお肌と髪の潤いを保つ効果を有するものであり、これらの効果が得られるマイナスイオンとナノミストを大量に放出されると言うことは、これらの効果も増大するものである。
【0028】
更にサウナ室2の換気扇45は、ナノミスト及びマイナスイオン発生装置1の駆動開始から30分カウント後に10分のカウントを経て第一回の駆動を開始し、この駆動と同時に電動ダンパー48が空気口49を開口し、該空気口49から新鮮な空気がサウナ室2内に流入するが、流入した空気は吸引ダクト4内で開口47から発生装置1内に向かう給気流に乗って、発生装置1内に流入して、すでに温度上昇したサウナ室2内の空気と混ざると共に、新たに加熱ヒータ10で加熱した温水が回転体24の回転で生成される40℃ほどのナノミスト及びマイナスイオンで加温され、放出口5から循環しているものと共にサウナ室2内に放出されるものであり、又万一空気口49から流入した新鮮な空気の一部が、換気扇45の駆動で開口47を介して直接吸引されたとしても、空気は天井46近くを流通するので、入室者に直接当たることはないものであり、この換気を10秒間行った後、一旦停止しその後10分間隔で行われるものである。
【0029】
これにより、サウナ中のサウナ室2内の入室者に直接新鮮な空気を当てることによる寒さや不快感を与えると言う不具合がなく、空気口49から流入した空気は発生装置1で加熱されてからサウナ室2内に供給され、サウナ室2内の空気の入れ換えと言う換気が良好に行われるものであり、低温サウナと相俟って40分もの長時間のサウナを快適に楽しむことが出来るものである。
【0030】
次にサウナ運転終了による運転スイッチのOFFで、給水管8の自動給水弁7を閉口状態とし、加熱ヒータ10をOFFとすると共に、回転用モータ22及び送風機35を駆動停止し、自動排水弁12を開口して排水管13から貯水室6内の残水を全て排水してサウナ運転は終了するものである。
【0031】
このように、加熱ヒータ10の逆U字部9で加熱され温度上昇した温水は、回転体24の下部が水没している上部に流れるので、回転体24の回転による遠心力で直ぐにこの温水が吸い上げられ、多孔体29にぶつけられて破砕によりナノミストが生成され、又この破砕で通過する空気がマイナスに帯電されることで同時にマイナスイオンも生成されるものであり、ある程度加熱ヒータ10による水が加熱された段階の早いうちから、ナノミスト及びマイナスイオンを発生させ、これをサウナ室2に供給して待ち時間少なく、短時間にサウナ室2をサウナ使用可能状態にすることが出来、極めて使用勝手が良くいつでも低温サウナを楽しむことが出来るものである。
【0032】
更に加熱ヒータ10の逆U字部9が3箇所あることで、回転体24の取り付け位置の自由度があり、3箇所のどこに取り付けても同様の効果が得られるが、ただ給水部分から離れれば離れる程冷水の影響を受けず良い効果は得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】この発明の一実施形態のサウナ室装置の概略構成図。
【図2】同要部断面したサウナ室装置の概略構成図。
【図3】同ナノミスト及びマイナスイオン発生装置の横断面図。
【図4】同ナノミスト及びマイナスイオン発生装置の縦断面図。
【図5】同ナノミスト及びマイナスイオン発生装置要部の平面図。
【符号の説明】
【0034】
1 ナノミスト及びマイナスイオン発生装置
2 サウナ室
6 貯水室
15 処理室
16 分離室
22 回転用モータ
24 回転体
29 多孔体
35 送風機
36 給気口
45 換気扇
46 天井
47 開口
49 空気口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ナノミスト及びマイナスイオンをサウナ室内に放出すると共に、このサウナ室の空気を吸引して加熱ヒータにより加熱されたナノミスト及びマイナスイオンを再び放出する循環式のナノミスト及びマイナスイオン発生装置を備え、更に前記サウナ室には換気扇が備えられ、この換気扇は定期的に所定時間駆動してサウナ室の換気を行うサウナ室装置に於いて、前記ナノミスト及びマイナスイオン発生装置によるサウナ室の空気の吸引は、ナノミスト及びマイナスイオン発生装置の給気口からサウナ室の天井近くに開口した吸引ダクトを介して行われ、更にこの吸引ダクト途中には換気扇の駆動時開口して新鮮な空気を流入させる空気口を形成した事を特徴とするサウナ室装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−297227(P2009−297227A)
【公開日】平成21年12月24日(2009.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−154402(P2008−154402)
【出願日】平成20年6月12日(2008.6.12)
【出願人】(000000538)株式会社コロナ (753)
【Fターム(参考)】