説明

サンシェード装置

【課題】シェードの収納状態時における異音の発生を防止ないし抑制することができるサンシェード装置を提供する。
【解決手段】車両のウインドウ用のサンシェード装置10は、シェード16と、そのシェード16に取り付けられ、当該シェード16を収納及び展開可能とするフレーム24と、そのフレーム24に設けられ、シェード16の展開方向に沿って回動可能となっているローラ20と、シェード16の収納時においてフレーム24と当接することによりフレーム24を保持する保持部材22と、を備えている。ローラ20は、シェード16の展開操作時においてウインドウと当接しつつ回動すると共に、シェード16の展開状態時においてウインドウと当接しつつ固定されている。保持部材22は、シェード16の収納状態時においてローラ20を押圧可能な位置まで延びる押圧部を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のリアウインドウ用のサンシェード装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両のリアウインドウ用のサンシェード装置として、特許文献1に記載のサンシェード装置が知られている。
特許文献1に記載のサンシェード装置は、リアウインドウから差し込む光を遮光するためのカーテン(シェード)と、そのカーテンに取り付けられ、当該カーテンを収納及び展開可能とするステー(フレーム)とを備えている。ステーの両側部には、カーテンの展開方向に沿って回動可能な一対のコロ(ローラ)が取り付けられている。このサンシェード装置によれば、カーテンの展開操作時においてコロがリアウインドウと当接しつつ回動することにより、ステーによるリアウインドウの損傷を防止できると共に、カーテンの展開操作を円滑にすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−24734号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のサンシェード装置では、カーテンの収納状態時においてコロがリアウインドウから離間することとなるため、コロがガタつき、異音が発生してしまう虞がある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みて創作されたものである。本発明は、シェードの収納状態時における異音の発生を防止ないし抑制できるサンシェード装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示される技術は、車両のウインドウ用のサンシェード装置であって、シェードと、そのシェードに取り付けられ、当該シェードを収納及び展開可能とするフレームと、そのフレームに設けられ、前記シェードの展開方向に沿って回動可能となっているローラと、前記シェードの収納時において前記フレームと当接することにより前記フレームを保持する保持部材と、を備え、前記ローラは、前記シェードの展開操作時において前記ウインドウと当接しつつ回動すると共に、前記シェードの展開状態時において前記ウインドウと当接しつつ固定され、前記保持部材は、前記シェードの収納状態時において前記ローラを押圧可能な位置まで延びる押圧部を有するサンシェード装置に関する。
【0007】
上記のサンシェード装置によると、シェードの収納状態時に押圧部によってローラが押圧されるため、シェードの収納状態時におけるローラのガタツキの発生を防止ないし抑制することができる。これにより、シェードの収納状態時における異音の発生を防止ないし抑制することができる。また、保持部材の一部を利用することで、別部品を追加することなく押圧部を形成することができる。
【0008】
前記保持部材は、前記フレームの端部を弾性的に挟持する一対の挟持片を備え、前記押圧部は、前記挟持片の少なくとも一方が、前記シェードの収納状態時において前記フレームの端部から前記ローラが配された位置まで延びることで構成されていてもよい。
この構成によると、シェードの収納状態時に挟持片によってフレームの端部が弾性的に挟持されるため、シェードの収納状態時にフレームのガタツキによる異音の発生を防止ないし抑制でき、さらに、フレームの損傷を防止することができる。
【発明の効果】
【0009】
本明細書で開示される技術によると、シェードの収納状態時における異音の発生を防止ないし抑制できるサンシェード装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】車両2の後方(リアウインドウ6周辺)の模式的な断面図を示す。
【図2】シェード16の収納状態時におけるサンシェード装置10の全体の概略図を示す。
【図3】シェード16の収納状態時におけるサンシェード装置10の一部の拡大図を示す。
【図4】シェード16の収納状態時におけるサンシェード装置10の一部の鉛直断面の断面図を示す。
【図5】シェード16の収納状態時におけるサンシェード装置10の一部の水平断面の断面図を示す。
【図6】保持部材22をフレーム24の中央側斜め上方から視た斜視図を示す。
【図7】保持部材22をフレーム24の端部側斜め下方から視た斜視図を示す。
【図8】シェード66の収納状態時におけるサンシェード装置の一部の水平断面の断面図を示す。
【図9】シェード116の収納状態時におけるサンシェード装置の一部の水平断面の断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
<実施形態1>
図面を参照して実施形態1を説明する。図1は、車両2の後方の模式的な断面図を示している。図1に示すように、車両2の後方には車両2の前方斜め上方に向けてリアウインドウ6が配されている。リアウインドウ6は、その周囲をパーセルトリム4によって挟持されている。リアウインドウ6の車室内側には、収納及び展開可能なシェード16を備えるサンシェード装置16が配されている。図1では、シェード16が展開された状態のサンシェード装置16を示しており、展開状態時のシェード16によってリアウインドウ6から差し込む光を遮光することが可能となっている。
【0012】
図2は、シェード16の収納状態時におけるサンシェード装置10の全体の概略図を示している。図3は、図2の一部であって、サンシェード装置10の一方の端部(図2の左側)の拡大図を示している。
【0013】
サンシェード装置10は、図2に示すように、本体部32と、フレーム24と、一対の下部アーム18,18と、一対の上部アーム19,19と、シェード16と、一対のローラ20,20と、を備えている。シェード16は、図2の矢印A方向に展開可能となっており、矢印A方向と逆の方向に収納可能となっている。なお、以下では、シェード16の展開方向を上方と称し、シェード16の収納方向を下方と称することとする。また、リアウインドウ6の近傍に配されたサンシェード装置10において、リアウインドウ6に露出する側を表側と称し、それとは逆の側を裏側と称することとする。
【0014】
本体部32は、リアウインドウ6の近傍に配された際に車幅方向に延びる形状を成しており、図2及び図3に示すように、モータ8と、収納部14と、スプールシャフト12と、ブラケット30と、保持部材22と、を備えている。収納部14は、本体部32と一体を成して本体部32の裏側に収容空間を形成しており、その収容空間には車幅方向に延びる略軸体状のスプールシャフト12が配されている。なお、以下では、本体部32の延びる方向(車幅方向)を左右方向と称することとする。
【0015】
フレーム24は、図2に示すように、本体部32の上方に配され、左右方向に延びる形状を成している。また、図3に示すように、フレーム24の両側部であってローラ20より左右方向外側に位置する部位には、下方側に延びる一対のフレーム突起部24a,24aが設けられている。
【0016】
下部アーム18は、外側端部18aが本体部32に回動可能に軸支され、内側端部18bが上部アーム19の内側端部19bと回動可能に軸支されている。上部アーム19は、外側端部19aがフレーム24の両側部と回動可能に軸支されている。フレーム24と本体部32とは、下部アーム18と上部アーム19とによって接続されている。
【0017】
シェード16は、可撓性を有し、その上方端部がフレーム24に固定され、その下方端部がスプールシャフト12に巻回された状態で収納部14に収容されている。そして、フレーム24が下部アーム18と上部アーム19に支持されながら本体部32から離れて上方へ移動すると、スプールシャフト12に巻回されたシェード16がスプールシャフト12から引き出され、上方へ展開される。
【0018】
一対のローラ20,20は、シェード16の収納及び展開方向に回動可能な状態で、フレーム24の両側部に取り付けられている。また、ローラ20は、その一部がフレーム24の表面よりも表側に突出するように配されている。このため、ローラ20は、シェード16の展開操作時及び展開状態時において、リアウインドウ6と当接する構成となっている(図1参照)。これにより、シェード16の展開操作時及び展開状態時において、フレーム24がリアウインドウ6に当接して損傷することを防止できるようになっている。また、シェード16の展開操作時に、ローラ20がリアウインドウ6に当接しながら回動することにより、シェード16の展開操作を円滑に行えるようになっている。
【0019】
モータ8は、駆動することにより、本体部32における下部アーム18の外側端部18aと軸支されている部位を回動させることが可能となっている。下部アーム18の外側端部18aと軸支されている部位が回動すると、下部アーム18と上部アーム19とにおいて軸支接続されている各部位がそれぞれ回動しながら、下部アーム18と上部アーム19とが上方へ展開される。これにより、フレーム16が上部アーム19によって上方へ押し出され、フレーム24が本体部32から離れて上方へ移動し、シェード16が展開される。シェード16の収納時には、下部アーム18の外側端部18aと軸支されている部位を、展開時とは逆の方向に回動させることにより、下部アーム18と上部アーム19とが下方へ収納され、これに伴ってシェード16が収納される。
【0020】
ブラケット30は、本体部32の上方側の表面に取り付けられており、その一部が表側に立ち上がって延びている。保持部材22は、ゴム等の弾性材料により形成され、ブラケット30の表側に立ち上がる部位の上方側に、ビス28によって取り付けられている。また保持部材22は、シェード16の収納状態時において、フレーム突起部24aと当接するような配置で設けられている。これにより、シェード16の収納状態時において、保持部材22によってフレーム突起部24aが保持される。さらに、保持部材22は、その一部に押圧部22aを有しており、その押圧部22aは、シェード16の収納状態時において、ローラ20の一部を押圧する位置まで延びるような配置で設けられている。具体的には、シェード16の収納状態時において、押圧部22aの上方側の先端22a2(図4及び図5参照)が、保持部材22がない場合におけるローラ20の下方端が配される位置よりわずかに上方に位置するように延びている。
【0021】
図4は、サンシェード装置10の鉛直方向の断面図を示しており、ローラ20を通る鉛直断面(図3のB−B断面)の断面構成を示している。また、図5は、サンシェード装置10の水平方向の断面図を示しており、車軸26を通る水平断面(図4のC−C断面)の断面構成を示している。また、図6は、保持部材22をフレーム24の中央側斜め上方から視た斜視図を示している。図7は、保持部材22をフレーム24の端部側斜め下方から視た斜視図を示している。
【0022】
図4及び図5に示すように、ローラ20は、車輪20aとその車輪20aの円周表面を覆うゴムクッション20bとから構成され、車輪20aの中心を貫通する車軸26によってフレーム24の軸受け部24bに回動可能に取り付けられている。またローラ20は、シェード16の収納状態時おいて、そのゴムクッション20bが保持部材22の押圧部22aの先端22a2と弾性的に当接するような配置で設けられている。
【0023】
図6及び図7に示すように、保持部材22は、その一部に一対の挟持部22b,22bを有している。一対の挟持部22b,22bは、シェード16の収納状態時おいて、フレーム突起部24aをその表側と裏側から弾性的に挟持するような配置で設けられている。
【0024】
さて、サンシェード装置10において、シェード16が展開状態から収納操作に移行されると、フレーム24が下方に移動しながら、シェード16がスプールシャフト12に収納されていく。シェード16の収納操作が終了すると、フレーム突起部24aが保持部材22の挟持部22bと当接すると共に、挟持部22bによって弾性的に挟持される。これにより、フレーム突起部24aが保持される。また、シェード16の収納操作が終了すると、ローラ20が保持部材22の押圧部22aと当接すると共に、ローラ20がその下方から押圧部22aによって押圧される。ローラ20がその下方から押圧されることにより、ローラ20の車軸26がフレーム24の軸受け部24bに対して押圧され、ローラ20の上下方向へのガタツキが防止ないし抑制される。また、ローラ20がその下方から押圧されることにより、ローラ20のゴムクッション20bと押圧部22aの先端22a2との間の摩擦力が増大するため、ローラ20の左右方向へのガタツキも防止ないし抑制される。
【0025】
以上のように本実施形態に係るサンシェード装置10では、シェード16の収納状態時に押圧部22aによってローラ20が押圧されるため、シェード16の収納状態時におけるローラ20のガタツキの発生を防止ないし抑制することができる。これにより、シェード16の収納状態時における異音の発生を防止ないし抑制することができ、車室内の快適性を向上させることができる。また、保持部材22の一部を利用することで部品数を増やす必要がないため、別部品を追加することなく押圧部22aを形成することができる。
【0026】
また、本実施形態に係るサンシェード装置10では、保持部材22が、フレーム24の突出部24aを弾性的に挟持する一対の挟持部22bを備えている。さらに、押圧部22aが、挟持部22bの少なくとも一方が、シェード16の収納状態時においてフレーム24の端部からローラ20が配された位置まで延びることで構成されている。このため、シェード16の収納状態時に挟持部22bによってフレーム24の端部が弾性的に挟持され、シェード16の収納状態時にフレーム24のガタツキによる異音の発生を防止ないし抑制することができる。さらに、フレーム24の損傷を防止することができる。
【0027】
また、車軸26と軸受け部24bの間やローラとフレームとの間の隙間を埋めることによっても、シェード16の収納状態時におけるローラのガタツキを防止できるが、シェード16の展開操作時にローラ20を回転させることができず、リアウインドウ6との間で擦れ音が発生する等の問題が生じる。本実施形態に係るサンシェード装置10では、車軸26と軸受け部24bの間やローラ20とフレーム24との間の隙間を埋めることなく、シェード16の収納状態時におけるローラ20のガタツキを防止ないし抑制することができる。
【0028】
<実施形態2>
図面を参照して実施形態2を説明する。図8は、実施形態1における図5に対応する図であり、実施形態2は、保持部材72の押圧部72aの形状が、実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1と同じであるため、構造、作用、および効果の説明は省略する。なお、図8において、図5の参照符号に数字50を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
【0029】
実施形態2に係るサンシェード装置では、保持部材72の押圧部72aにおいて、ローラ70と当接する箇所にV字状の溝72a1が形成されている。溝72a1は、シェード66の収納状態時において、ローラ70と係合するような配置で形成されている。このため、シェード66の収納状態時において、ローラ70と押圧部72aの溝72a1とが係合することにより、保持部材72とローラ70との接触面積が増え、ローラ70がその下方から効果的に押圧される。また、ローラ70と押圧部72aの溝72a1とが係合することにより、ローラ70の左右方向への移動が規制され、ローラ70のガタツキを一層抑制することができる。
【0030】
<実施形態3>
図面を参照して実施形態3を説明する。図9は、実施形態1における図5に対応する図であり、実施形態3は、保持部材122の押圧部122aの形状が、実施形態1のものと異なっている。その他の構成については実施形態1と同じであるため、構造、作用、および効果の説明は省略する。なお、図9において、図5の参照符号に数字100を加えた部位は、実施形態1で説明した部位と同一である。
【0031】
実施形態3に係るサンシェード装置では、保持部材122の押圧部122aにおいて、ローラ120と当接する箇所にU字状の溝122a1が形成されている。溝122a1は、シェード116の収納状態時において、ローラ120と嵌合するような配置で形成されている。このため、シェード116の収納状態時において、ローラ120と押圧部122aの溝122a1とが嵌合することにより、保持部材122とローラ120との接触面積が増え、ローラがその下方から効果的に押圧することができる。また、ローラ120と押圧部122aの溝122a1とが嵌合することにより、ローラ120の左右方向への移動が規制され、ローラ120のガタツキを一層抑制することができる。
【0032】
実施形態の構成と本発明の構成との対応関係を記載しておく。挟持部22bが「挟持片」の一例である。フレーム突起部24aが「フレームの端部」の一例である。
【0033】
上記の各実施形態の変形例を以下に列挙する。
(1)上記の各実施形態では、ローラにおいて、車輪と車軸が別体となった構成を採用しているが、車輪と車軸が一体となった構成を採用してもよい。この場合、車輪と車軸との間でガタツキが生じなくなるため、シェードの収納状態時における異音の発生を一層防止ないし抑制することができる。
【0034】
(2)上記の各実施形態では、車両のリアウインドウ用のサンシェード装置を示したが、車両の他のウインドウに用いられるサンシェード装置であってもよい。
【0035】
(3)上記の各実施形態以外にも、ローラの配置、保持部材の形状等は適宜に変更可能である。
【0036】
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
【0037】
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【符号の説明】
【0038】
2:車両、4a、4b:パーセルトリム、6:リアウインドウ、8:モータ、10:サンシェード装置、12:スプールシャフト、14:収容部、16:シェード、18a:上部アーム、18b:下部アーム、20、70、120:ローラ、20a、70a、120a:車輪、20b、70b、120b:クッションゴム、22、72、122:保持部材、22a、72a、122a:押圧部、22a2、72a2、122a2:(押圧部の)先端、24、74.124:フレーム、24a、74a、124a:フレーム突起部、24b、74b、124b:軸受け部、26、76、126:車軸、28、78、128:ビス、30、80、130:ブラケット、32:本体部、72a1:(V字状の)溝、122a1:(U字状の)溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のウインドウ用のサンシェード装置であって、
シェードと、
そのシェードに取り付けられ、当該シェードを収納及び展開可能とするフレームと、
そのフレームに設けられ、前記シェードの展開方向に沿って回動可能となっているローラと、
前記シェードの収納時において前記フレームと当接することにより前記フレームを保持する保持部材と、を備え、
前記ローラは、前記シェードの展開操作時において前記ウインドウと当接しつつ回動すると共に、前記シェードの展開状態時において前記ウインドウと当接しつつ固定され、
前記保持部材は、前記シェードの収納状態時において前記ローラを押圧可能な位置まで延びる押圧部を有することを特徴とするサンシェード装置。
【請求項2】
前記保持部材は、前記フレームの端部を弾性的に挟持する一対の挟持片を備え、
前記押圧部は、前記挟持片の少なくとも一方が、前記シェードの収納状態時において前記フレームの端部から前記ローラが配された位置まで延びることで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のサンシェード装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−213332(P2011−213332A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−86200(P2010−86200)
【出願日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【出願人】(000241500)トヨタ紡織株式会社 (2,945)
【出願人】(000101352)アスモ株式会社 (1,622)