説明

サーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステム及びその方法並びにこれを実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことができる記録媒体

本発明は、待機モードサービスシステムに関し、さらに詳細には、個人用コンピュータをP2P(Peer to Peer)/W2P(WEB to Phone)として活用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツを提供するサービスシステムに関する。本発明に係るサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムは、通信網を介してコンテンツを個人用コンピュータに提供するオンラインポータルサーバと、前記オンラインポータルサーバからコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを前記移動通信端末機の待機モード画面として表示されるように変換するコンテンツ抽出/変換プログラムの内蔵された個人用コンピュータと、前記個人用コンピュータから前記コンテンツを受信して、待機モード画面として表示する移動通信端末機と、を含むことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、待機モードサービスシステムに関し、さらに詳細には、個人用コンピュータをP2P(Peer to Peer)/W2P(WEB to Phone)として活用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツを提供するサービスシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
本出願人は、韓国特許登録第10−0391291号「掲示板機能を有する移動通信端末装置及びその駆動方法並びにこれを利用した掲示板サービス方法及びシステム」及び「移動通信端末装置のための待機画面リソース制御並びに運用装置及び方法」で国際出願(PCT/KR2004/000897)をしたことがある。
【0003】
韓国特許登録第10−0391291号では、有用な情報をユーザ移動通信端末装置に格納し、格納した情報を周期的にディスプレイでき、自分に提供された有用な情報の利用を確認し続けることができるから、情報利用の効率を極大化できるという長所はあるが、オンラインコンテンツを抽出し変化して、ユーザの望む情報を選択的に利用することに対する言及がなく、国際出願(PCT/KR2004/000897)でも移動通信端末機の待機モード画面に対するリソースと待機画面構成に対する言及はあるが、オンラインコンテンツを抽出し変化させてユーザの望む情報を選択的に利用することに対する言及はない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、待機モードサービスシステムに関し、さらに詳細には、個人用コンピュータをP2P(Peer to Peer)/W2P(WEB to Phone)として活用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツを提供するサービスシステムに関する。
【0005】
本出願人は、韓国特許登録第10−0391291号「掲示板機能を有する移動通信端末装置及びその駆動方法並びにこれを利用した掲示板サービス方法及びシステム」及び「移動通信端末装置のための待機画面リソース制御並びに運用装置及び方法」で国際出願(PCT/KR2004/000897)をしたことがある。
【0006】
韓国特許登録第10−0391291号では、有用な情報をユーザ移動通信端末装置に格納し、格納した情報を周期的にディスプレイでき、自分に提供された有用な情報の利用を確認し続けることができるから、情報利用の効率を極大化できるという長所はあるが、オンラインコンテンツを抽出し変化して、ユーザの望む情報を選択的に有用することに対する言及がなく、国際出願(PCT/KR2004/000897)でも移動通信端末機の待機モード画面に対するリソースと待機画面構成に対する言及はあるが、オンラインコンテンツを抽出し変化させてユーザの望む情報を選択的に有用することに対する言及はない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するための本発明に係るサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムは、通信網を介してコンテンツを個人用コンピュータに提供するオンラインポータルサーバと、前記オンラインポータルサーバからコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを前記移動通信端末機の待機モード画面として表示されるように変換するコンテンツ抽出/変換プログラムの内蔵された個人用コンピュータと、前記個人用コンピュータから前記コンテンツを受信して、待機モード画面として表示する移動通信端末機と、を含むことを特徴とする。
【0008】
ここで、前記個人用コンピュータと移動通信端末機との間に通信されるコンテンツデータを送信できるように、移動通信社のゲートウェイ(Gateway)がさらに含まれることが好ましい。
【0009】
ここで、前記移動通信端末機は、プッシュプル方式でコンテンツ情報を受信することが好ましい。
【0010】
ここで、前記コンテンツ抽出/変換プログラムは、サービスサーバのコンテンツを抽出して、管理及び運営が容易なデータ形態であるXML(eXtensible Markup Language)データに変換することが好ましい。
【0011】
また、本発明に係るサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するためのコンテンツを抽出/変換する方法は、通信網を介してコンテンツを個人用コンピュータに提供するオンラインポータルサーバと、前記オンラインポータルサーバからコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを前記移動通信端末機の待機モード画面として表示されるように変換するコンテンツ抽出/変換プログラムの内蔵された個人用コンピュータと、前記個人用コンピュータから前記コンテンツを受信して、待機モード画面として表示する移動通信端末機と、を含む、サーバとして機能する個人用コンピュータを利用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムを利用して、個人用コンピュータからコンテンツを抽出/変換する方法において、(a)前記コンテンツを移動通信端末機に適したデータ規格及び仕様に初期化するステップと、(b)前記コンテンツ抽出/変換プログラムを介して、抽出しようとするURL(Uniform Resource Locator)を入力するステップと、(c)前記URLに該当するHTTP(Hypertext Transfer Protocol)に送信されたデータを仮格納空間にバッファリングするステップと、
(d)前記コンテンツ領域を抽出しやすくなるように、バッファリングしたデータを加工するステップと、(e)前記加工したコンテンツを移動通信端末機の画面として提供するステップと、(f)前記加工したコンテンツが提供された画面から抽出しようとする領域を選択するステップと、(g)前記コンテンツ抽出/変換プログラムで移動通信端末機に適したデータ規格及び仕様に変換するステップと、を含むことを特徴とする。
【0012】
ここで、(h)前記コンテンツ抽出/変換プログラムでコンテンツデータを管理及び運営が容易なデータ形態に加工し、各チャネルを生成するステップと、(i)前記チャネルで構成したコンテンツデータは、データベース(DB)領域を生成し、生成したデータベース領域にコンテンツを格納するステップと、(j)前記コンテンツ抽出/変換プログラムで移動通信端末機のエミュレータ(emulator)でオンラインコンテンツが移動通信端末機でサービスされるエミュレーション画面を確認するステップと、さらに含むことを特徴とする。
【0013】
ここで、前記(h)ステップの管理及び運営が容易なデータ形態はXMLであることが好ましい。
【0014】
また、本発明に係るサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するためのコンテンツを移動通信端末機に送信する方法は、通信網を介してコンテンツを個人用コンピュータに提供するオンラインポータルサーバと、前記オンラインポータルサーバからコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを前記移動通信端末機の待機モード画面として表示されるように変換するコンテンツ抽出/変換プログラムの内蔵された個人用コンピュータと、前記個人用コンピュータから前記コンテンツを受信し、待機モード画面として表示する移動通信端末機と、を含む、サーバとして機能する個人用コンピュータを利用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムを利用して、個人用コンピュータからコンテンツを移動通信端末機に送信する方法において、(a)移動通信端末機の待機モード画面に表示するコンテンツを選択するステップと、(b)前記表示するコンテンツに該当する選択チャネルに対するプロファイル(Profile)を設定するステップと、(c)前記プロファイルを基に、コンテンツを移動通信端末機のフォーマットに合せてコンテンツを送出するステップと、を含むことを特徴とする。
【0015】
ここで、前記(c)ステップのプロファイルは、待機モード放送する周期、起動(invocation)時間、個人用コンピュータで直接コンテンツを受信するか否か、コンテンツの有効期間又はリアルタイム情報の発生有無のうちの何れか一つ以上の内容を含むことが好ましい。
【0016】
また、本発明に係るサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムを利用して個人用コンピュータからコンテンツを抽出/変換する方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことができる記録媒体は、通信網を介してコンテンツを個人用コンピュータに提供するオンラインポータルサーバと、前記オンラインポータルサーバからコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを前記移動通信端末機の待機モード画面として表示されるように変換するコンテンツ抽出/変換プログラムの内蔵された個人用コンピュータと、前記個人用コンピュータから前記コンテンツを受信し、待機モード画面として表示する移動通信端末機と、を含むサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムを利用して、個人用コンピュータからコンテンツを抽出/変換する方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことができる記録媒体において、(a)前記コンテンツを移動通信端末機に適したデータ規格及び仕様に初期化するステップと、(b)前記コンテンツ抽出/変換プログラムを介して抽出しようとするURLを入力するステップと、(c)前記URLに該当するHTTPに送信されたデータを仮格納空間にバッファリングするステップと、(d)前記コンテンツ領域を抽出しやすくなるようにバッファリングしたデータを加工するステップと、(e)前記加工したコンテンツを移動通信端末機の画面として提供するステップと、(f)前記加工したコンテンツが提供された画面から抽出しようとする領域を選択するステップと、(g)前記コンテンツ抽出/変換プログラムで移動通信端末機に適したデータ規格及び仕様に変換するステップと、を含むことを特徴とする。
【0017】
また、本発明に係るサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するためのコンテンツを移動通信端末機に送信する方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことができる記録媒体は、通信網を介してコンテンツを個人用コンピュータに提供するオンラインポータルサーバと、前記オンラインポータルサーバからコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを前記移動通信端末機の待機モード画面として表示されるように変換するコンテンツ抽出/変換プログラムの内蔵された個人用コンピュータと、前記個人用コンピュータから前記コンテンツを受信し、待機モード画面として表示する移動通信端末機と、を含むサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムを利用して、個人用コンピュータからコンテンツを移動通信端末機に送信する方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことができる記録媒体において、(a)移動通信端末機の待機モード画面に表示するコンテンツを選択するステップと、(b)前記表示するコンテンツに該当する選択チャネルに対するプロファイルを設定するステップと、(c)前記プロファイルを基に、コンテンツを移動通信端末機のフォーマットに合せてコンテンツを送出するステップと、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、オンラインコンテンツから必要な部分を容易に抽出し、抽出したデータを加工するのに容易な個人化されたコンテンツサービスシステム及び方法を提供することができる。
【0019】
また、本発明によれば、個人用コンピュータを利用して複数の利用者の移動通信端末機用待機モード画面に多様なコンテンツを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
図1は、本発明に係るサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムを示すものである。同図に示すように、本発明に係るサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムは、移動通信端末機100、サービスサーバ110及びオンラインポータルサーバ120を含む。移動通信端末機101a、101bは、待機モードサービスが支援される端末機である。サービスサーバ110は、移動通信社サーバ111、ゲートウェイ(gateway)112及び個人用コンピュータ113を含む。ここで、ゲートウェイ112は、個人用コンピュータ113から送るデータを集めて移動通信社サーバ111に送信することを担当する。オンラインポータルサーバ120は、多様なオンラインサーバが含まれることができ、ストリーミングサーバ121a、モバイルコンテンツサーバ121b及びウェブサーバ121cのような多様なサービスサーバが含まれることができる。しかしながら、移動通信社サーバ111及びゲートウェイ112に関する説明は、該当システムの内部構造的な部分について言及せず、オンラインポータルサーバ120、個人用コンピュータ113及び移動通信端末機100間のリアルタイム待機モードサービスを行うための方法及びシステム並びにプログラムを格納する記録媒体に関する事項を説明する。
【0021】
個人用コンピュータ113は、オンラインコンテンツをオンラインポータルサーバ120から抽出するか、又は移動通信端末機100に送信するために、移動通信端末機100に最適化されたフォーマットに変換することを可能にするコンテンツ抽出/変換プログラムが格納されている。コンテンツ抽出/変換プログラムは、利用者が抽出しようとするURLを入力する場合に、コンテンツを抽出しようとするウェブページを選定することができ、URLに該当するHTTPのストリームを得てコンテンツ領域、スクリプト、イメージ及びメタデータを読み、仮格納空間にバッファリングすることができる。また、コンテンツ抽出/変換プログラムは、利用者が容易にコンテンツ領域を選択して抽出しやすくなるように、バッファリングしたデータを加工することができる。コンテンツ抽出/変換プログラムは、利用者が初期に設定した移動通信端末機に適したデータ規格及び仕様に変換することができる。また、コンテンツ抽出/変換プログラムは、コンテンツデータを管理及び運営が容易なデータ形態に加工して各チャネルを生成することができ、多様な形態のコンテンツ画面として容易に構成するために、移動通信端末機の待機画面用テンプレート(template)を提供することができる。ここで、管理及び運営が容易なデータ形態の好ましい例として、XMLデータを例に挙げることができる。
【0022】
上述のコンテンツ抽出/変換プログラムの内蔵された個人用コンピュータを利用したコンテンツサービスシステムにより、コンテンツサービス利用者は、個人用コンピュータ113を介してオンラインポータルサーバ120から提供するコンテンツを抽出して利用することができ、コンテンツを変換することもできる。また、個人用コンピュータ113を利用して、オンラインポータルサーバ120のコンテンツを抽出すると同時に、個人用コンピュータ113にチャネル別に格納することができる。ここで、最初に設定しておいた移動通信端末機100の設定に合うように、個人用コンピュータ113はコンテンツを加工することができ、このときに提供されるコンテンツは、インターネットを介して個人用コンピュータ113から移動通信端末機100に待機モード画面の形態で提供するようになる。すなわち、個人用コンピュータ113は、移動通信端末機100用として加工されたコンテンツをW2P形態で所定のロジックプログラムにより受信し管理するようになり、複数の移動通信端末機100を介して利用者は、個人用コンピュータ113からコンテンツサービスを受けるようになる。ここで、コンテンツは、リアルタイムマルチメディアオンラインコンテンツを意味し、ポータルコミュニティ、電子メール、インターネット放送、株式、競売のような多様なコンテンツがこれに該当する。このような構成により、個人用コンピュータは、マルチメディアオンラインコンテンツを抽出して個人化されたデータベース(DB)を運営し、これを再度自身の移動通信端末機又は第3字の移動通信端末機に送信でき、かつ同期化(Sync.)することができ、自身の個人用コンピュータをネットワークセンターとして利用する個人化された有無線連動サービスシステムを構成することが可能になる。
【0023】
図2は、本発明に係るサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するためのコンテンツを抽出し変換する方法を説明するためのフローチャートである。同図に示すように、オンラインコンテンツ抽出/変換プログラムを個人用コンピュータで実行することにより、オンラインコンテンツ抽出の最初のステップが始まる。利用者は、オンラインでコンテンツを抽出し、個人用コンピュータでサービスするための最初の作業として、移動通信端末機に適したデータ規格及び仕様に初期化を行う(S201)。利用者は、コンテンツ抽出/変換プログラムで抽出しようとするURLを入力して(S202)、コンテンツを抽出しようとするウェブページを選定する。コンテンツ抽出/変換プログラムは、利用者が入力したURLに該当するHTTPのストリームを得て、コンテンツ領域、スクリプト、イメージ及びメタデータを読み、仮格納空間にバッファリングするようになる(S203)。コンテンツ抽出/変換プログラムは、利用者が容易にコンテンツ領域を選択して抽出しやすくなるように、バッファリングしたデータを加工し(S204)、利用者に加工したコンテンツ画面として提供する(S205)。利用者は、コンテンツ抽出/変換プログラムが提供した加工したコンテンツ画面から抽出しようとする領域を選択する(S206)。コンテンツ抽出/変換プログラムは、利用者が選択したコンテンツ領域を分析し(S207)、利用者が初期に設定した移動通信端末機に適したデータ規格及び仕様に変換する(S208)。コンテンツ抽出/変換プログラムは、コンテンツデータを管理及び運営が容易なデータ形態に加工して、各チャネルを生成する(S209)。ここで、管理及び運営が容易なデータ形態の好ましい例として、XMLデータを例に挙げることができる。ここで、コンテンツデータをXMLに加工することは、XMLのmark−upタグ(tag)を利用して、多様なXMLパーサー(parser)を利用してコンテンツデータを容易にコンテンツ抽出/変換プログラムから抽出し変換できるためである。チャネルで構成したコンテンツデータは、利用者コンピュータの格納するDB領域を生成し、生成したDB領域にコンテンツを格納する(S210)。コンテンツ抽出/変換プログラムは、移動通信端末機に最適化されて格納が完了した加工されたコンテンツデータを移動通信端末機のエミュレータで利用者のコンピュータ画面に移動通信端末機の画面がエミュレーションされて表示されて加工されたオンラインコンテンツが移動通信端末機でサービスされる画面をまず利用者がエミュレーション画面で確認することができる(S211)。ここで、コンテンツ抽出/変換プログラムは、多様な形態のコンテンツ画面で容易に構成するようにするために、移動通信端末機の待機画面用の多様なテンプレートを提供する。利用者は、コンテンツ抽出/変換プログラムから提供するエミュレーション画面を確認し、放送送出のための初期化が行われる(S212)。すなわち、放送のための固有のチャネルID、移動通信端末機上に送信される送信周期、コンテンツチャネルの選定、利用者個人に特化された利用者情報(User Inform)、プロファイルなどを設定する。
【0024】
図3は、本発明に係る個人用コンピュータを利用した待機モードサービスシステムにおいて、オンラインコンテンツを移動通信端末機で待機モードサービスを実行する方法を説明するためのフローチャートである。コンテンツ利用者は、インターネットを介して自身の移動通信端末機に対する事項を個人用マルチメディア放送システムに送信することにより、今後サービスを受けるための新規加入をする(S301)。コンテンツ利用者は、自身の移動通信端末機の待機モード画面に放送を受信するコンテンツを選択する(S302)。ここで、コンテンツ利用者が放送を受信する目的で選択したコンテンツを抽出し変換する方法は、図2で説明した方法を利用する。コンテンツ利用者は、放送受信を選択したチャネルに対してプロファイルを設定する(S303)。ここで、プロファイル設定は、個人用マルチメディア放送システムにおいて、待機モード画面として放送する周期、起動(invocation)時間、コンテンツの有効期間又はリアルタイム情報発生のような多様なプロファイルを設定する。また、プロファイルは、移動通信端末機が個人用マルチメディア放送システムでコンテンツを送信されるか、又は直接コンテンツサーバから送信されるかに対するサービス政策も設定されている。すべての設定が完了すれば、今後コンテンツ利用者にコンテンツ情報を放送する時点に個人用マルチメディア放送システムのDBに格納された利用者のIDに基づいて、利用者情報(User Inform)と利用者の移動通信端末機に応じて設定しておいたプロファイル設定を基にコンテンツを各個人に合せて放送を送出する(S304)。
【0025】
以上、添付した図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、上述の本発明の技術的構成は、本発明が属する技術分野における当業者が本発明の技術的思想や必須の特徴を変更せず他の形態で実施できるということを理解できるはずである。したがって、以上で述べた実施形態は、すべての面において例示的なものであり、限定的なものではないと理解すべきであり、本発明の範囲は、前記詳細な説明よりは特許請求の範囲によって定められ、特許請求の範囲の意味及び範囲、そして均等概念から導かれるすべての変更又は変形された形態が本発明の範囲に含まれると解釈されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明に係るサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムを示すものである。
【図2】本発明に係るサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するためのコンテンツを抽出し変換する方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明に係る個人用コンピュータを利用した待機モードサービスシステムにおいて、オンラインコンテンツを移動通信端末機で待機モードサービスを実行する方法を説明するためのフローチャートである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信網を介してコンテンツを個人用コンピュータに提供するオンラインポータルサーバと、
前記オンラインポータルサーバからコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを前記移動通信端末機の待機モード画面として表示されるように変換するコンテンツ抽出/変換プログラムの内蔵された個人用コンピュータと、
前記個人用コンピュータから前記コンテンツを受信して、待機モード画面として表示する移動通信端末機と、
を含む、サーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステム。
【請求項2】
前記個人用コンピュータと移動通信端末機との間に通信されるコンテンツデータを送信できるように、移動通信社のゲートウェイがさらに含まれる、請求項1に記載のサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステム。
【請求項3】
前記移動通信端末機は、プッシュプル方式でコンテンツ情報を受信する、請求項1に記載のサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステム。
【請求項4】
前記コンテンツ抽出/変換プログラムは、サービスサーバのコンテンツを抽出して、管理及び運営が容易なデータ形態であるXML(eXtensible Markup Language)データに変換する、請求項1に記載のサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステム。
【請求項5】
通信網を介してコンテンツを個人用コンピュータに提供するオンラインポータルサーバと、前記オンラインポータルサーバからコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを前記移動通信端末機の待機モード画面として表示されるように変換するコンテンツ抽出/変換プログラムの内蔵された個人用コンピュータと、前記個人用コンピュータから前記コンテンツを受信して、待機モード画面として表示する移動通信端末機と、を含む、サーバとして機能する個人用コンピュータを利用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムを利用して、個人用コンピュータからコンテンツを抽出/変換する方法において、
(a)前記コンテンツを移動通信端末機に適したデータ規格及び仕様に初期化するステップと、
(b)前記コンテンツ抽出/変換プログラムを介して、抽出しようとするURL(Uniform Resource Locator)を入力するステップと、
(c)前記URLに該当するHTTP(Hypertext Transfer Protocol)に送信されたデータを仮格納空間にバッファリングするステップと、
(d)前記コンテンツ領域を抽出しやすくなるように、バッファリングしたデータを加工するステップと、
(e)前記加工したコンテンツを移動通信端末機の画面として提供するステップと、
(f)前記加工したコンテンツが提供された画面から抽出しようとする領域を選択するステップと、
(g)前記コンテンツ抽出/変換プログラムで移動通信端末機に適したデータ規格及び仕様に変換するステップと、
を含む、サーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するためのコンテンツを抽出/変換する方法。
【請求項6】
(h)前記コンテンツ抽出/変換プログラムでコンテンツデータを管理及び運営が容易なデータ形態に加工し、各チャネルを生成するステップと、
(i)前記チャネルで構成したコンテンツデータは、データベース領域を生成し、生成したデータベース領域にコンテンツを格納するステップと、
(j)前記コンテンツ抽出/変換プログラムで移動通信端末機のエミュレータでオンラインコンテンツが移動通信端末機でサービスされるエミュレーション画面を確認するステップと、
さらに含む、請求項5に記載のサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するためのコンテンツを抽出/変換する方法。
【請求項7】
前記(h)ステップの管理及び運営が容易なデータ形態はXMLである、請求項6に記載のサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するためのコンテンツを抽出/変換する方法。
【請求項8】
通信網を介してコンテンツを個人用コンピュータに提供するオンラインポータルサーバと、前記オンラインポータルサーバからコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを前記移動通信端末機の待機モード画面として表示されるように変換するコンテンツ抽出/変換プログラムの内蔵された個人用コンピュータと、前記個人用コンピュータから前記コンテンツを受信し、待機モード画面として表示する移動通信端末機と、を含む、サーバとして機能する個人用コンピュータを利用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムを利用して、個人用コンピュータからコンテンツを移動通信端末機に送信する方法において、
(a)移動通信端末機の待機モード画面に表示するコンテンツを選択するステップと、
(b)前記表示するコンテンツに該当する選択チャネルに対するプロファイルを設定するステップと、
(c)前記プロファイルを基に、コンテンツを移動通信端末機のフォーマットに合せてコンテンツを送出するステップと、
を含む、サーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するためのコンテンツを移動通信端末機に送信する方法。
【請求項9】
前記(c)ステップのプロファイルは、待機モード放送する周期、起動時間、個人用コンピュータで直接コンテンツを受信するか否か、コンテンツの有効期間又はリアルタイム情報の発生有無のうちの何れか一つ以上の内容を含む、請求項7に記載のサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するためのコンテンツを移動通信端末機に送信する方法。
【請求項10】
通信網を介してコンテンツを個人用コンピュータに提供するオンラインポータルサーバと、前記オンラインポータルサーバからコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを前記移動通信端末機の待機モード画面として表示されるように変換するコンテンツ抽出/変換プログラムの内蔵された個人用コンピュータと、前記個人用コンピュータから前記コンテンツを受信し、待機モード画面として表示する移動通信端末機と、を含むサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムを利用して、個人用コンピュータからコンテンツを抽出/変換する方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことができる記録媒体において、
(a)前記コンテンツを移動通信端末機に適したデータ規格及び仕様に初期化するステップと、
(b)前記コンテンツ抽出/変換プログラムを介して抽出しようとするURLを入力するステップと、
(c)前記URLに該当するHTTPに送信されたデータを仮格納空間にバッファリングするステップと、
(d)前記コンテンツ領域を抽出しやすくなるようにバッファリングしたデータを加工するステップと、
(e)前記加工したコンテンツを移動通信端末機の画面として提供するステップと、
(f)前記加工したコンテンツが提供された画面から抽出しようとする領域を選択するステップと、
(g)前記コンテンツ抽出/変換プログラムで移動通信端末機に適したデータ規格及び仕様に変換するステップと、
を含む、サーバとして機能する個人用コンピュータを利用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムを利用して、個人用コンピュータからコンテンツを抽出/変換する方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことができる記録媒体。
【請求項11】
通信網を介してコンテンツを個人用コンピュータに提供するオンラインポータルサーバと、前記オンラインポータルサーバからコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを前記移動通信端末機の待機モード画面として表示されるように変換するコンテンツ抽出/変換プログラムの内蔵された個人用コンピュータと、前記個人用コンピュータから前記コンテンツを受信し、待機モード画面として表示する移動通信端末機と、を含むサーバとして機能する個人用コンピュータを利用して移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するシステムを利用して、個人用コンピュータからコンテンツを移動通信端末機に送信する方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことができる記録媒体において、
(a)移動通信端末機の待機モード画面に表示するコンテンツを選択するステップと、
(b)前記表示するコンテンツに該当する選択チャネルに対するプロファイルを設定するステップと、
(c)前記プロファイルを基に、コンテンツを移動通信端末機のフォーマットに合せてコンテンツを送出するステップと、
を含む、サーバとして機能する個人用コンピュータを利用して、移動通信端末機の待機モード画面にコンテンツ情報を提供するためのコンテンツを移動通信端末機に送信する方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すことができる記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2008−530703(P2008−530703A)
【公表日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−556060(P2007−556060)
【出願日】平成17年2月23日(2005.2.23)
【国際出願番号】PCT/KR2005/000495
【国際公開番号】WO2006/112557
【国際公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【出願人】(507275958)イントロモバイル カンパニー リミテッド (5)
【Fターム(参考)】