説明

サーバ装置、情報提供方法及び情報提供プログラム

【課題】店舗で商品を購入する者に対してさらなる購買意欲を惹起させる宣伝広告を提供することができるサーバ装置、情報提供方法及び情報提供プログラムを提供する。
【解決手段】ネットワークと接続可能な端末装置3に対して、商品販売を行う店舗の情報を有する総合サイトを提供するサーバ装置1であって、前記店舗で取扱われる商品に関連する商品情報と、前記店舗サイトを利用するユーザを識別する識別情報と、前記ユーザの購入商品から取得される購入商品情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記店舗に備えられる端末装置によって出力され、前記商品の包装に付されるクーポンを、前記商品情報と、前記識別情報と、前記購入商品情報とに応じて生成するクーポン生成手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インターネット上で多くの店舗が出店するショッピングモールを提供するサーバ装置等の技術分野に関し、特に、当該店舗で商品を購入する者に対してさらなる購買意欲を惹起させる宣伝広告の技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
需要者の商品に対する購買意欲を惹起させるため、商取引の場面においては、様々な宣伝広告が実施されている。
【0003】
例えば、店舗等で商品が購入されると、当該商品を所定の広告が付された梱包材(例えば、包装用の袋等)で梱包し購入者へ提供したり、当該商品と所定の広告が付された印刷物(例えば、チラシ等)を同梱し当該購入者へ提供することが一般的に行われている。
【0004】
このようにして提供される広告は、商品を受け取った購入者が、梱包された商品を手にした時、または、商品を開梱する際に上記広告を目にし、又は実際に手にとって確認する可能性がチラシ配布又はポスター掲示による広告よりも高く、宣伝広告効果の向上が望めるといった利点がある。
【0005】
また、特許文献1では、名刺を発注した人の情報(例えば、名刺に記載される名前、所属組織の名称、役職の名称、住所、ホームページアドレス等の情報)に基づいて、広告やクーポンを選択し、名刺の束に当該広告を付加した広告付き名刺束を提供する技術が開示されている。
【0006】
また、特許文献2には、紙巻タバコの内部包装紙の内側フラップに、広告やクーポンを印刷する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2004−58475号公報
【特許文献2】特許第3510297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載される技術では、上記クーポンは、ユーザの趣向等に基づいて発行されるものではなく、真に当該購入者の購買意欲を惹起させるクーポンを提供することができなかった。
【0009】
本願発明は、以上の問題等に鑑みてなされたものであり、店舗で商品を購入する者に対してさらなる購買意欲を惹起させる宣伝広告及びその効果測定を提供することができるサーバ装置、情報提供方法及び情報提供プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークと接続可能な端末装置に対して、商品販売を行う店舗の情報を有する総合サイトを提供するサーバ装置であって、前記店舗で取扱われる商品に関連する商品情報と、前記店舗サイトを利用するユーザを識別する識別情報と、前記ユーザの購入商品から取得される購入商品情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記店舗に備えられる端末装置によって出力され、前記商品の包装に付されるクーポンを、前記商品情報と、前記識別情報と、前記購入商品情報とに応じて生成するクーポン生成手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】
従って、店舗で商品を購入する者に対して、さらなる購買意欲を惹起させる宣伝広告を提供することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサーバ装置であって、前記クーポン生成手段が生成するクーポン情報を店舗に備えられた端末装置にネットワークを介して送信する送信手段を更に有することを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のサーバ装置であって、前記商品は書籍及びコンテンツのうちいずれか又は双方であり、前記記憶手段は、前記店舗で取扱われる書籍やコンテンツに関する情報を商品情報として記憶することを特徴とする。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のサーバ装置であって、前記商品情報には、前記書籍及び前記コンテンツのうちいずれか又は双方に掲載される商品に関する情報が含まれ、前記クーポン生成手段は、前記書籍や前記コンテンツに掲載される商品のクーポンを生成することを特徴とする。
【0015】
従って、店舗で書籍又はコンテンツを購入する者に、当該書籍に掲載された商品の購入意欲を惹起させる宣伝広告を提供することができ、当該商品の販売促進に寄与することができる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のサーバ装置であって、前記記憶手段は、前記書籍が冊、号又は回を追つて販売される定期刊行物であった場合には、当該定期刊行物である旨を前記商品情報として記憶し、前記クーポン生成手段は、前記定期刊行物の全ての冊、号又は回を一括して購入した場合に適用されるクーポンを生成することを特徴とする。
【0017】
従って、店舗で書籍を購入する者に、過去に販売された定期刊行物を、まとめて購入させる意欲を惹起させる宣伝広告を提供することができ、当該商品の販売促進に寄与することができる。
【0018】
請求項6に記載の発明は、請求項3又は4に記載のサーバ装置であって、前記記憶手段は、販売が予定される前記書籍及び前記コンテンツのうちいずれか又は双方を更に記憶し、前記クーポン生成手段は、販売予定の書籍及びコンテンツのうちいずれか又は双方に基づいて、クーポンを生成することを特徴とする。
【0019】
従って、店舗で書籍又はコンテンツを購入する者に、販売予定の書籍及びコンテンツを、購入させる意欲を惹起させる宣伝広告を提供することができ、当該商品の販売促進に寄与することができる。
【0020】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載のサーバ装置であって、
前記包装は、ブックカバー及びしおりのうちいずれか又は双方であることを特徴とする。
【0021】
従って、購入した商品と共に携行されるものに前記クーポンが付されるため、クーポンが利用される機会が向上する。
【0022】
請求項8に記載の発明は、ネットワークと接続可能な端末装置に対して、商品販売を行う店舗の情報を有する総合サイトを提供するサーバ装置における情報提供方法であって、前記店舗で取扱われる商品に関連する商品情報と、前記店舗サイトを利用するユーザを識別する識別情報と、前記ユーザの購入商品から取得される購入商品情報とを対応付けて記憶装置に記憶する記憶ステップと、前記店舗に備えられる端末装置によって出力され、前記商品の包装に付されるクーポンを、前記商品情報と、前記識別情報と、前記購入商品情報とに応じて生成するクーポン生成ステップと、を有することを特徴とする。
【0023】
請求項9に記載の発明は、ネットワークを介して商品販売を行う各種店舗に総合サイトを提供するコンピュータに実行させる情報提供プログラムであって、前記コンピュータに、前記店舗で取扱われる商品に関連する商品情報と、前記店舗サイトを利用するユーザを識別する識別情報と、前記ユーザの購入商品から取得される購入商品情報とを対応付けて記憶装置に記憶する記憶手順と、前記店舗に備えられる端末装置によって出力され、前記商品の包装に付されるクーポンを、前記商品情報と、前記属性情報と、前記ユーザ管理情報とに応じて生成するクーポン生成手順と、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0024】
本発明によれば、仮想商店街に出店している店舗は、ユーザの趣向等に応じて、種々のクーポンを生成できるため、さらなる購買意欲を惹起させる宣伝広告をユーザに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本実施形態に係る情報提供システムSの概要構成の一例を示す図である。
【図2】本実施形態に係る管理サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。
【図3】各種データベースに登録される内容の一例を示す図である。
【図4】ユーザが商品を購入後してからクーポンを提供されるまでの管理サーバ1、店舗サーバ2、及びユーザ端末3−kにおける情報のやり取りを示すシーケンス図である。
【図5】クーポンの一例を示す図である。
【図6】クーポンの一例を示す図である。
【図7】クーポンを利用するユーザが、商品を購入するまでの管理サーバ1、店舗サーバ2、及びユーザ端末3−kにおける情報のやり取りを示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報提供システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
【0027】
[1.情報提供システムの構成及び機能概要]
先ず、本発明の一実施形態に係る情報提供システムSの構成及び概要機能について、図1を用いて説明する。
【0028】
図1は、本実施形態に係る情報提供システムSの概要構成の一例を示す図である。
【0029】
図1に示すように、情報提供システムSは、管理サーバ1(サーバ装置の一例)と、店舗サーバ2(店舗に備えられる端末装置の一例)と、複数のユーザ端末3−k(k=1、2〜n)(端末装置の一例)と、を含んで構成されている。
【0030】
店舗サーバ2、及び複数のユーザ端末3−kは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
【0031】
このような構成において、管理サーバ1は、ショッピングモールサイト(総合サイトの一例。仮想商店街ともいう。)を運営するために設置されたサーバ(Webサーバ、データベースサーバ等)であり、当該ショッピングモールサイトへの出店者(例えば企業等)の店舗サイトを管理する。また、店舗サーバ2は、上記店舗サイトを運営するために設置されたサーバ(Webサーバ、データベースサーバ等)であり、店舗サイトから複数のユーザ端末3−kに提供されるWebページを構成するhtml文章等の情報を記憶する。かかるWebページは、店舗サイトで取扱われる商品に関連する情報である商品情報や当該商品を購入するためのユーザインターフェース等が含まれたWebページ(以下、「出店者サイトのメイン画面」とする。)等が含まれる。また、複数のユーザ端末3−kは、Webブラウザ機能を有し、管理サーバ1や店舗サーバ2に例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエストを送信してそのレスポンスとして上記Webページ等を取得し、ディスプレイ上に表示するようになっている。複数のユーザ端末3−kのユーザは、ショッピングモールサイト及び出店者サイトに対して会員登録を行うことによって、ショッピングモールサイトや出店者サイトから提供される情報提供サービスを利用し、例えばWebページに表示されるユーザインターフェースを用いて、店舗で取扱われる商品を購入することができる。そして、出店者は、購入された商品を購入者等へ送付するようになっている。
【0032】
更に、本実施形態における管理サーバ1は、詳しくは後述するが、店舗サーバ2によって出力され上記商品の包装に付されるクーポンを、上記商品情報と、上記店舗サイトを利用するユーザを識別する識別情報と、当該ユーザの購入商品から取得される購入商品情報とに応じて生成するようになっている。
【0033】
なお、図1の例では、説明の便宜上、一つの店舗サーバ2を示しているが、通常、ショッピングモールには多くの出店者が出店しており、店舗サーバは多数存在する。また、本実施形態において、各出店者は複数の店舗(例えば、支店)を出店できるようになっている。加えて、複数のユーザ端末3−kはユーザ毎に多数存在する。また、複数のユーザ端末3−kには、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機等が適用可能である。
【0034】
[2.管理サーバ1の構成及び機能]
次に、管理サーバ1の構成及び機能について、図2を用いて説明する。
【0035】
図2は、本実施形態に係る管理サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。
【0036】
図2に示すように、管理サーバ1は、通信部11と、記憶部12(記憶手段の一例)と、入出力インターフェース部13と、システム制御部14と、を備えている。そして、システム制御部14と入出力インターフェース部13とは、システムバス15を介して接続されている。
【0037】
通信部11は、ネットワークNWに接続して、店舗サーバ2又は複数のユーザ端末3−kとの通信状態を制御するようになっている。
【0038】
記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されており、オペレーティングシステム及びサーバプログラム等の各種プログラムを記憶する。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしてもよいし、記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。
【0039】
また、記憶部12には、ユーザ属性情報データベース(DB)121、ユーザ認証データベース(DB)122、店舗データベース(DB)123、商品情報データベース(DB)124、ユーザ管理情報データベース(DB)125(ユーザ情報記憶手段の一例)、及びクーポン情報(DB)126が構築されている。
【0040】
図3は、各種データベースに登録される内容の一例を示す図である。
【0041】
図3(A)に示す会員データベース(DB)121には、会員登録されたユーザ(ショッピングモールの利用者)のユーザID、名称、住所、電話番号、メールアドレス等の属性情報(以下、「ユーザ情報」という)が登録されている。かかるユーザ情報は、ユーザIDによってユーザ毎に判別可能になっている。ここで、ユーザIDは、ユーザを識別するための識別子である。このユーザID及びユーザ情報は、店舗サイトを利用するユーザを識別するための識別情報として用いられるようにしてもよい。
【0042】
図3(B)に示す認証データベース(DB)122には、ユーザ端末3−kのユーザのユーザID、ログインID、及びパスワードが登録されている。ここで、ログインID及びパスワードは、ログイン処理(ユーザの認証処理)に使用されるログイン情報である。なお、認証データベース122は、会員データベース121に含まれてもよい。
【0043】
図3(C)に示す店舗データベース(DB)123には、出店者の店舗ID、名称、住所、電話番号、商品情報、配達可能地域、及び配達可能時間等の店舗情報が登録されている。かかる店舗情報は、店舗IDによって出店者毎に判別可能になっている。ここで、店舗IDは、出店者を識別するための識別子である。また、商品情報には、例えば、店舗で取り扱う商品の名称、価格、スペック、及び商品の紹介等の情報が含まれる。また、出店者が複数の店舗(例えば、支店)を出店する場合、店舗データベース123には、住所、電話番号、商品情報、配達可能地域、及び配達可能時間が店舗毎に区別されて登録される。
【0044】
図3(D)に示す商品情報DB124には、上記商品情報の詳細が、取扱われる店舗IDと対応付けて登録されている。かかる商品情報の詳細は商品名によって判別可能になっている。商品情報の詳細には、商品名(タイトル)、商品種別、販売価格、商品コード、商品の内容等の商品に関連する情報が含まれる。かかる商品情報は、商品名によって商品毎に判別可能になっている。
【0045】
より詳細には例えば、上記商品が書籍であった場合には、当該商品情報の詳細として、書籍のタイトル、商品の種別として書籍、書籍の販売価格、商品コードとしてのISBM(International Standard Book Number)コード(国際標準諸所番号)、当該書籍が冊、号又は回を追って販売される定期刊行物であるか否か、当該書籍が冊、号又は回を追って販売される定期刊行物であった場合には各冊、号又は回の発売日、書籍に記載されている内容等の情報が含まれる。また、販売が予定されている号の先行情報も含まれるものとする。
【0046】
更に詳細に、書籍に記載されている内容としては、書籍が被服等のファッションを紹介する所謂ファッション誌であった場合には、当該書籍に掲載されている被服の名称、販売会社、販売価格、当該被服の画像等が登録されている。
【0047】
また、上記商品がコンテンツが記録された情報記録媒体の一例としてのDVD(Digital Video Disc)であった場合(コンテンツの一例)には、DVDのタイトル(例えば、コンテンツが映画であった場合には映画のタイトル等)、商品の種別としてのDVD、DVDの販売価格、商品コードとしてのISAN(International Standard Audiovisual Number)コード(国際標準視聴覚番号)、当該DVDが号又は回を追って販売される定期刊行物であるか否か、当該DVDが号又は回を追って販売される定期刊行物であった場合には各号又は回の発売日、DVDに記録されているコンテンツの内容等の情報が含まれる。
【0048】
更に詳細に、DVDに記録されているコンテンツの内容等の情報としては、コンテンツが映画の場合には、当該映画のストーリ、監督、脚本、出演者、音楽担当者等が登録されている。
【0049】
図3(E)に示すユーザ管理情報DB125には、ショッピングモールを利用するユーザが商品を購入した履歴(ユーザの購入履歴)が登録されており、例えば、購入店舗ID、購入商品情報(例えば、購入した商品の上記商品情報、数量等)、購入金額情報(例えば、購入金額を店舗毎に登録)等の情報がユーザIDと対応付けられて登録されている。かかる購入履歴は、ユーザIDによってユーザ毎に判別可能になっている。図3(F)に示すクーポン情報DB126には、詳しくは後述するシステム制御部14によって生成されたクーポンがクーポン毎に登録されており、具体的にはクーポンID、クーポンの内容(所定の商品の販売価格に対する割引率や所定の商品と代替する権利を有する等)クーポン発行履歴(クーポンが発行された年月日や発行された回数等)、クーポン使用履歴(クーポンが使用された店舗や年月日等)等が含まれる。
【0050】
入出力インターフェース部13は、通信部11及び記憶部12とシステム制御部14との間のインターフェース処理を行うようになっている。
【0051】
システム制御部14は、CPU(Central Processing Unit)14a、ROM(Read Only Memory)14b、RAM(Random Access Memory)14c等により構成されている。
そして、システム制御部14は、CPU14aが、ROM14bや記憶部12に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより、クーポン生成手段手段等として機能する。
【0052】
[3.クーポンが生成される際の情報提供システムSの動作]
次に、本発明の一実施形態に係るクーポンが生成される際の情報提供システムSの動作について図4を用いて説明する。
【0053】
図4は、ユーザが店舗サイトにアクセスしてから、クーポンが送信されるまでの管理サーバ1、店舗サーバ2、及びユーザ端末3−kにおける情報のやり取りを示すシーケンス図である。
【0054】
ユーザ端末3−kにおいてWebブラウザが起動後、会員登録された出店者サイトにおいて商品の購入を望むユーザの操作により出店者サイトのURLが指定されると、ユーザ端末3−kから店舗サーバ2へアクセス要求(例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエスト)が送信される。かかるアクセス要求を受信した店舗サーバ2は、上述した出店者サイトのメイン画面のWebページをユーザ端末3−kに送信する。
【0055】
上記メイン画面には、出店者サイトを利用するユーザが、会員登録された者か否かを認証するためのログイン用の情報入力画面が設置されている。かかるユーザのユーザ端末3−kの操作部の操作により、ユーザ端末3−kから店舗サーバ2へログイン情報としてログインID及びパスワード等が送信される(ステップS1)。
【0056】
店舗サーバ2は、ログイン情報を受信し認証処理を行い(ステップS2)、当該認証する場合には、認証許可情報(認証を許可する旨の通知)を、ユーザ端末3−kへ送信する(ステップS3)。
【0057】
上記認証を受けたユーザは、例えばメイン画面に表示された商品から、当該メイン画面に表示されるユーザインターフェースを用いて、購入を希望する商品及び数量等を選択する(ステップS4)。
【0058】
かかる選択を受けたユーザ端末3−kは、上記購入を希望する商品名及び数量等を上記ユーザのユーザIDと共に購入情報として、店舗サーバ2へ送信する(ステップS5)。また、ユーザ端末3−kは、管理サーバ1にも上記購入情報を送信するようになっている(ステップS6)。
【0059】
かかる購入情報を受信した管理サーバ1のシステム制御部14は、会員DB121と、商品情報DB124と、ユーザ管理情報DB125と、を参照して(ステップS7)、クーポンを生成する(ステップS8)。
【0060】
まず、上記商品が書籍の場合におけるシステム制御部14の動作について説明する。
【0061】
具体的には、まず、システム制御部14は、受信した購入情報に含まれる商品名としての書籍のタイトルから、商品情報DB124を参照して、書籍の種類、書籍の販売価格、商品コードとしてのISBMコード、当該書籍が冊、号又は回を追って販売される定期刊行物であるか否か、当該当該書籍が冊、号又は回を追って販売される定期刊行物であった場合には各冊、号又は回の発売日、書籍に記載されている内容等の情報を検索する。
【0062】
ここでは、例えば、システム制御部14は、上記書籍が被服等のファッションを紹介する所謂ファッション誌であり、当該書籍の内容として新発売のコート(被服)が掲載されていることを検索したとする。
【0063】
次いで、システム制御部14は、受信した購入情報に含まれるユーザIDから、会員DB121及びユーザ管理情報DB125を参照して、当該ユーザの過去に商品購入した店舗、過去に購入した購入商品情報(所謂購入履歴)、過去に購入した購入金額情報等の情報を検索する。
【0064】
ここでは、例えば、システム制御部14は、検索されたユーザは毎年コートを購入しており、上記新発売のコートは未だ購入していないことを検索したとする。
【0065】
次いで、システム制御部14は、上記書籍に掲載されている新発売のコートの割引券をクーポンとして生成する。
【0066】
このユーザは、当該ユーザの購入商品情報から、最新のコートに興味を持っていることが推測される。従って、上記ユーザに対して上記新発売のコートのクーポンを提供することにより、当該ユーザに対して、当該クーポンを使用して上記コートを購入しようとする購買意欲を惹起させることが可能となる。
【0067】
また、上記商品が書籍の場合であって、システム制御部14が、上記書籍が冊、号又は回を追って販売される定期刊行物であることを検索し、当該書籍を購入したユーザが、過去に発売された当該書籍を定期的に購入(所謂定期購読者)していることを検索した場合には、システム制御部14は、発売が予定される当該書籍(次に発売される書籍)のクーポンを生成するようにしてもよい。
【0068】
また、上記商品が書籍の場合であって、システム制御部14が、上記書籍が冊、号又は回を追って販売される定期刊行物であることを検索し、当該書籍を購入したユーザが、過去に定期刊行物を一括購入した履歴があることを検索した場合には、全ての冊、号又は回を一括して購入した場合に適用される割引券をクーポンとして生成するようにしてもよい。
【0069】
このように、システム制御部14は、会員DB121、商品情報DB124、及びユーザ管理情報DB125の項目を参照してクーポンを生成するが、参照される項目に重み付けを行い、かかる重み付けを行った項目が示す検索結果を優先的に考慮して、クーポンを生成するようにしてもよい。具体的には、システム制御部14は、商品情報DB124に示す内容を他の情報(会員DB121又は、ユーザ管理情報DB125)よりも優先的に考慮して、クーポンを生成するようにしてもよい。
【0070】
また、システム制御部14は、受信した購入情報に含まれる商品名から商品情報DB124を参照して、当該商品の商品名、商品種別、商品の内容に応じてクーポンを生成するようにしてもよい。
【0071】
具体的に、上記商品が書籍であった場合には、システム制御部14は、商品情報DB124を参照して、書籍のタイトル、商品の種別として書籍、書籍の販売価格、商品コードとしてのISBMコード、当該書籍が冊、号又は回を追って販売される定期刊行物であるか否か、当該当該書籍が冊、号又は回を追って販売される定期刊行物であった場合には各冊、号又は回の発売日、書籍に記載されている内容等の情報に応じてクーポンを生成する。
【0072】
更に、具体的に、上記書籍が被服等のファッションを紹介する所謂ファッション誌であった場合には、システム制御部14は、当該書籍に掲載されている被服の割引券をクーポンとして生成する。
【0073】
また、上記書籍が家電等を紹介する所謂情報誌であった場合には、システム制御部14は、当該書籍に掲載されている家電製品の割引券をクーポンとして生成するようにしてもよい。
【0074】
更に、上記書籍が冊、号又は回を追って販売される定期刊行物であった場合には、システム制御部14は、全ての冊、号又は回を一括して購入した場合に適用される割引券をクーポンとして生成する。
【0075】
例えば、上記書籍が、冊を追って発売された小説であった場合には、全ての冊を購入した場合に、当該全ての札の販売価格から所定の割引率を乗じた額を割引く割引券を生成する。
【0076】
更に、上記書籍が漫画であった場合に、販売が予定される最新刊の割引券や宣伝広告を生成する。
【0077】
また、上記商品がコンテンツが記録されたDVDであった場合には、システム制御部14は、商品情報DB124を参照して、DVDのタイトル(例えば、コンテンツが映画であった場合には映画のタイトル等)、商品の種別としてのDVD、DVDの販売価格、商品コードとしてのISANコード、当該DVDが号又は回を追って販売される定期刊行物であるか否か、当該DVDが号又は回を追って販売される定期刊行物であった場合には各号又は回の発売日、DVDに記録されているコンテンツの内容等の情報に応じてクーポンを生成する。
【0078】
具体的には、システム制御部14は、当該DVDに記録されているコンテンツが映画の場合には、当該映画の監督が担当している他の映画が記録されているDVDを購入した場合に適用される割引券をクーポンとして生成する。
【0079】
また、システム制御部14は、受信した購入情報に含まれるユーザIDからユーザ管理情報DB125を参照して、当該ユーザの過去に商品購入した店舗、過去に購入した購入商品情報(所謂購入履歴)、過去に購入した購入金額情報に応じてクーポンを生成するようにしてもよい。
【0080】
具体的には、システム制御部14は、商品を購入したユーザの購入商品情報から、当該ユーザの趣向に応じた他の商品の割引券をクーポンとして生成する。
【0081】
また、システム制御部14は、上記ユーザの購入金額情報から、当該ユーザが例えば一括して多数の商品を購入(所謂まとめ買い)する履歴が多い場合には、まとめ買いをした場合に適用される割引券をクーポンとして生成する。
【0082】
そして、システム制御部14は、生成したクーポンをクーポン情報DB126に登録する。
【0083】
また、システム制御部14は、このクーポンを、例えば、二次元バーコードの一例としてのQRコード(登録商標)として生成するようにしてもよい。このQRコードには、クーポンとしての所定の商品の割引券の他に、当該商品を扱う店舗サーバ2へアクセスするためのURLや店舗が取り扱っている商品広告を示す情報を含めるようにしてもよい。
【0084】
かかるURLを含めることにより、例えば、上記QRコードを読取ったユーザ端末3−kを、URLが示す店舗サーバ2へアクセスさせることができ、店舗サーバ2を運営する店舗サイトの売上貢献に寄与することができる。
【0085】
ここで、図5を用いて、クーポンの一例を示す。
【0086】
図5(A)は、クーポンとして生成されたQRコードを示す図である。
【0087】
図5(A)に示すように、QRコード31には、所定の商品の割引券と、当該商品を扱う店舗サーバ2へアクセスするためのURL情報、店舗サーバ2が設置されている店舗が取り扱っている他の商品広告が含まれている。
【0088】
なお、システム制御部15は、クーポンを予め生成し、クーポン情報DB126に登録するようにしてもよい。この場合、システム制御部15は、上述した購入情報を受信した後、クーポン情報DB126を参照して、所定のクーポンを検索する。
【0089】
図4の説明に戻り、システム制御部14は、店舗サーバ2へ、クーポンを送信する(ステップS9)。
【0090】
次に、具体的には、店舗サーバ2は、受信したクーポンを、例えばプリンタ等を用いて包装紙等に印字(クーポン付きの包装紙等を作成)する(ステップS10)。
【0091】
図5(B)は、店舗サーバ2によってクーポンが出力された包装紙を示す図である。
【0092】
図5(B)に示すように、包装紙40には、クーポンとしてのQRコード31、32が印刷(出力)されている。
【0093】
なお、包装紙40に印刷されるクーポンの数量及び出力される位置は、これに限定されることはなく、任意に選択することができる。
【0094】
また、かかるクーポンが出力される対象も任意に選択することができる。
【0095】
ここで、図6を用いて、クーポンの出力例について説明する。
【0096】
図6は、クーポンの出力例を示す図である。
【0097】
図6(A)に示すように、しおり41には、クーポンとしてのQRコード33、34が印刷されている。
【0098】
また、図6(B)に示すように、ブックカバー51には、クーポンとしてのQRコード35、36が印刷されている。
【0099】
なお、ブックカバー51に印刷されるクーポンの数量及び出力される位置は、これに限定されることはなく、任意に選択することができる。
【0100】
図4の説明に戻り、店舗サイトの運営者は、ユーザによって購入された商品をクーポンが出力された包装紙等で梱包し(ステップS11)、かかる商品を発送する(ステップS12)。
【0101】
[4.クーポンが利用される際の情報提供システムSの動作]
次に、本実施形態にかかるクーポンが利用される際の情報提供システムSの動作について図7を用いて説明する。
【0102】
図7は、クーポンを利用するユーザが、商品を購入するまでの管理サーバ1、店舗サーバ2、及びユーザ端末3−kにおける情報のやり取りを示すシーケンス図である。
【0103】
クーポンの利用を望むユーザは、クーポンを用いて店舗サイトにアクセスする(ステップS21)。
【0104】
具体的には、例えば、ユーザの端末装置3−kの操作によって、端末装置3−kがクーポンに含まれる店舗サイトのURL情報を受信(例えば、クーポンがQRコードであった場合には、リーダライタ装置を介して、QRコードに含まれる情報を読取る)すると、端末装置3−kは、かかるURL情報を指定し、出店者サイトへアクセスする。
【0105】
かかるアクセス要求を受信した店舗サーバ2は、受信したURL情報が示すWebページを検索(展開)し(ステップS22)、ユーザ端末3−kに送信する(ステップS23)。
【0106】
このURL情報に示されるWebページには、クーポンに含まれる商品に関する情報である商品情報や当該商品を購入するためのユーザインターフェース等が含まれている。
【0107】
そしてユーザは、当該Webページに表示されるユーザインターフェースを用いて、購入を希望する商品及び数量等を選択する(ステップS24)。
【0108】
かかる選択を受けたユーザ端末3−kは、上記購入を希望する商品名及び数量等を上記ユーザのユーザIDと共に購入情報として、店舗サーバ2へ送信する(ステップS25)。また、ユーザ端末3−kは、管理サーバ1にも上記購入情報を送信するようになっている(ステップS26)。
【0109】
かかる購入情報を受信した管理サーバ1のシステム制御部14は、クーポン情報DB126を更新する(ステップS27)。
【0110】
上述したステップS21からステップS26の処理を要約するならば、店舗サーバ2は、当該クーポンに含まれる商品の割引券を適用して決済を行い、ユーザに商品を販売している。換言すれば、ユーザは、クーポンを使用して商品を購入していることとなる。
【0111】
そこで、システム制御部14は、上記使用にかかるクーポンの使用履歴を、例えば「使用済み」とするようになっている。このようにして、システム制御部14は、クーポンの使用履歴を管理するようになっている。
【0112】
このように、クーポンの使用履歴を管理することによって、例えば、店舗の出店者やウェブサイトの管理者は、クーポンの配布による商品の売上の推移を把握することができるため、当該クーポンや広告情報の配布による効果測定を行うことができる。
【0113】
図7の説明に戻り、システム制御部14は、このクーポンを使用して商品を購入した場合にも、他のクーポンを生成するようにしてもよい。この場合のシステム制御部14の処理は、図4に示すステップS8〜ステップS12の処理と同様であるため、重複する説明を省略する。
【0114】
なお、図5には、クーポンの一例としてQRコードを例に挙げて説明したが、クーポンはQRコードでなくても良く、例えば、広告やチラシを表現するイラスト等であってもよい。この場合、例えば、ユーザは包装紙に添付されたイラストをリアルの店舗に持参して、サービスを受けてもよい。
【0115】
このとき、サービスを受ける店舗はクーポンを発行している店舗でもよいし、クーポンを直接発行しない関連企業(ファミリー企業等)でも構わない。このようにクーポンや広告情報をインターネット世界(クーポン等を電子情報財としてユーザに提供)に限らずリアルの世界(クーポン等をユーザに対して現実的に配布)に展開することで、店舗とユーザとの接点を新たに創出し、マーケット開拓につながることができる。
【0116】
なお、以上説明した実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。そして、上記実施形態の中で説明されている構成の組み合わせ全てが発明の課題解決に必須の手段であるとは限らない。また、上記実施携帯の中で説明されている構成は、適宜組合わせて実施することが可能である。
【0117】
以上説明したように、上記実施形態によれば、システム制御部14は、店舗で取扱われる商品に関連する商品情報と、店舗サイトを利用するユーザを識別する識別情報と、前記ユーザの購入商品から取得される購入商品情報とを対応付けて記憶し、店舗サーバ2によって出力され、前記商品の包装に付されるクーポンを、前記商品情報と、前記識別情報と、前記購入商品情報とに応じて生成するように構成したので、商品を購入するユーザに応じて、種々のクーポンを生成することができ、店舗で商品を購入する者が購入を望むであろう商品を提示し、さらなる購買意欲を惹起させる宣伝広告を提供することができる。
【0118】
更に、仮想商店街に出店している店舗が、インターネットのサイト以外の広告枠を買うことができる。
【0119】
また、リアルな世界における看板やCMでは図ることができなかった広告の効果測定をより正確に行うことができる。
【符号の説明】
【0120】
1 管理サーバ
2 店舗サーバ
3−k ユーザ端末
11 通信部
12 記憶部
13 入出力インターフェース部
14 システム制御部
15 システムバス
NW ネットワーク
S 情報提供システム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークと接続可能な端末装置に対して、商品販売を行う店舗の情報を有する総合サイトを提供するサーバ装置であって、
前記店舗で取扱われる商品に関連する商品情報と、前記店舗サイトを利用するユーザを識別する識別情報と、前記ユーザの購入商品から取得される購入商品情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記店舗に備えられる端末装置によって出力され、前記商品の包装に付されるクーポンを、前記商品情報と、前記識別情報と、前記購入商品情報とに応じて生成するクーポン生成手段と、
を備えることを特徴とするサーバ装置。
【請求項2】
請求項1に記載のサーバ装置であって、
前記クーポン生成手段が生成するクーポン情報を店舗に備えられた端末装置にネットワークを介して送信する送信手段を更に有することを特徴とするサーバ装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のサーバ装置であって、
前記商品は書籍及びコンテンツのうちいずれか又は双方であり、
前記記憶手段は、前記店舗で取扱われる書籍やコンテンツに関する情報を商品情報として記憶することを特徴とするサーバ装置。
【請求項4】
請求項3に記載のサーバ装置であって、
前記商品情報には、前記書籍及び前記コンテンツのうちいずれか又は双方に掲載される商品に関する情報が含まれ、
前記クーポン生成手段は、前記書籍や前記コンテンツに掲載される商品のクーポンを生成することを特徴とするサーバ装置。
【請求項5】
請求項3又は4に記載のサーバ装置であって、
前記記憶手段は、前記書籍が冊、号又は回を追つて販売される定期刊行物であった場合には、当該定期刊行物である旨を前記商品情報として記憶し、
前記クーポン生成手段は、前記定期刊行物の全ての冊、号又は回を一括して購入した場合に適用されるクーポンを生成することを特徴とするサーバ装置。
【請求項6】
請求項3又は4に記載のサーバ装置であって、
前記記憶手段は、販売が予定される前記書籍及び前記コンテンツのうちいずれか又は双方を更に記憶し、
前記クーポン生成手段は、販売予定の書籍及びコンテンツのうちいずれか又は双方に基づいて、クーポンを生成することを特徴とするサーバ装置。
【請求項7】
請求項1乃至5の何れか1項に記載のサーバ装置であって、
前記包装は、ブックカバー及びしおりのうちいずれか又は双方であることを特徴とするサーバ装置。
【請求項8】
ネットワークと接続可能な端末装置に対して、商品販売を行う店舗の情報を有する総合サイトを提供するサーバ装置における情報提供方法であって、
前記店舗で取扱われる商品に関連する商品情報と、前記店舗サイトを利用するユーザを識別する識別情報と、前記ユーザの購入商品から取得される購入商品情報とを対応付けて記憶装置に記憶する記憶ステップと、
前記店舗に備えられる端末装置によって出力され、前記商品の包装に付されるクーポンを、前記商品情報と、前記識別情報と、前記購入商品情報とに応じて生成するクーポン生成ステップと、
を有することを特徴とする情報提供方法。
【請求項9】
ネットワークを介して商品販売を行う各種店舗に総合サイトを提供するコンピュータに実行させる情報提供プログラムであって、
前記コンピュータに、
前記店舗で取扱われる商品に関連する商品情報と、前記店舗サイトを利用するユーザを識別する識別情報と、前記ユーザの購入商品から取得される購入商品情報とを対応付けて記憶装置に記憶する記憶手順と、
前記店舗に備えられる端末装置によって出力され、前記商品の包装に付されるクーポンを、前記商品情報と、前記属性情報と、前記ユーザ管理情報とに応じて生成するクーポン生成手順と、
を実行させることを特徴とする情報提供プログラム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate