説明

システムバス

【課題】入浴者にとって最適の位置で、洗面器や水栓金具を扱えるシステムバスの提供。
【解決手段】浴槽4と、これに隣接して配置される洗い場5と、この洗い場5の壁10に設置高さを変更可能に設けられるテーブル6と、このテーブル6の設置高さの変更に伴い設置高さを変更される水栓金具7とを備える。テーブル6は、洗い場5の床からの設置高さを、複数段階に変更可能とされるか、操作部18の操作により無段階に変更可能とされる。テーブル6の昇降に伴い、水栓金具7だけでなく、ミラー8やシャワーヘッド15も一緒に昇降させるのが好ましい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室を構成するためのシステムバスに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、浴槽や洗い場を備える浴室を形成するに際し、ユニットバスやシステムバスと呼ばれるように、予め作っておいたパーツを組み合わせて、浴室の床、壁、天井および浴槽などを形成することが知られている。
【0003】
また、従来、浴室では、風呂イスと呼ばれる比較的座面の低い専用のイスが一般的に用いられている。ところが、そのような低い座面を有する風呂イスに座ったり、風呂イスから立ち上がったりするのは、足腰に負担をかけるものである。特に、高齢者にとっては負担である。
【0004】
このような負担を考慮し、主として介護用として、比較的座面の高いイスも市販されている。ところが、水栓金具などは、高さを変更できず、従来からの風呂イスでの使用を前提とした高さに固定されているので、イスだけが高くなっても使い勝手が悪かった。
【0005】
また、下記特許文献1に開示される浴室ユニットも提案されている。この浴室ユニットでは、浴室壁面に寄りかかりつつゆったりとした姿勢をとれるカウンターを設置し、そのカウンターに着座した状態で、そのカウンターに洗面器も置いて使えるものである。あるいは、従来からの風呂イスに着座した状態で、カウンターに洗面器を置いて使えるものである。
【0006】
しかしながら、カウンターに座りつつ、同じ高さの同じカウンターに置いた洗面器を扱うことは、使い勝手が悪い。また、カウンターの高さは、依然として低く、従来の風呂イスと大差がなく、足腰への負担の軽減はあくまでも、カウンターを浴室壁面に沿って配置することで実現されている。
【0007】
さらに、従来からの風呂イスに着座した状態で、カウンターに洗面器を置いて使う場合でも、カウンターの高さは固定されているので、風呂イスの高さによっては使い勝手が悪い。仮にカウンターの高さを変更するとしても、水栓金具やミラーの位置が固定されているのでは、使い勝手に改善の余地がある。
【0008】
また、従来のシステムバスにおいて、通常のテーブルや机のように、比較的高い箇所にテーブル面を有し、そのテーブルに洗面器を置いて、水栓金具の吐水部から水や湯を洗面器に注げるものはない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2008−154996号公報(段落番号0002、0054、図10および図13)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明が解決しようとする課題は、入浴者にとって最適の位置で、洗面器や水栓金具を扱えるようにすることにある。また、イスに座ったり、イスから立ち上がったりする際の負担を軽減するために、比較的座面の高いイスを使用する場合でも、使い勝手のよいシステムバスを提供することを課題とする。さらに、従来の風呂イスのように比較的座面の低いイスと、従来の介護イスのように比較的座面の高いイスとの双方に対応可能なシステムバスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、浴槽と、この浴槽に隣接して配置される洗い場と、この洗い場の壁に、設置高さを変更可能に設けられるテーブルと、このテーブルの設置高さの変更に伴い設置高さを変更される水栓金具とを備えることを特徴とするシステムバスである。
【0012】
請求項1に記載の発明によれば、テーブルの設置高さが変更可能であると共に、テーブルの設置高さの変更に伴い水栓金具の設置高さも変更される。これにより、入浴者にとって最適の位置で、洗面器や水栓金具を扱うことができる。また、たとえば、イスに座ったり、イスから立ち上がったりする際の負担を軽減するために、比較的座面の高いイスを使用する場合でも、使い勝手が悪くなるのを防止することができる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、前記テーブルは、前記洗い場の床からの設置高さを、複数段階に変更可能とされるか、操作部の操作により無段階に変更可能とされ、前記テーブルの昇降に伴い、ミラーおよび前記水栓金具も一緒に昇降されることを特徴とする請求項1に記載のシステムバスである。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、テーブルの昇降に伴い、水栓金具だけでなくミラーも上下動するので、使い勝手を常に最適に保つことができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、前記テーブルは、そのテーブル面を前記洗い場の床から60〜75cmの範囲に含まれる高さにもできるように、設置高さを変更可能とされ、前記テーブルには、洗面器を載せることができ、前記テーブルに前記洗面器を載せた状態で前記洗面器に給水可能な吐水部を、前記水栓金具が有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシステムバスである。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、テーブルを60〜75cmの範囲に含まれる高さに設置できるので、比較的座面の高いイスとの相性がよい。しかも、テーブルには、洗面器を載せることができ、テーブルに洗面器を載せた状態で洗面器に給水可能であるから、腰をかがめることなく、洗面器を扱うことができる。
【0017】
さらに、請求項4に記載の発明は、前記洗い場で用いられるイスとして、座面が前記洗い場の床から30cmまでの比較的低いイスと、座面が前記洗い場の床から40〜50cmの比較的高いイスとのいずれかが用いられ、いずれのイスが用いられても、そのイスに座ったまま前記テーブル上の洗面器を取り扱い可能に、前記テーブルの昇降高さの変更範囲が設定されたことを特徴とする請求項3に記載のシステムバスである。
【0018】
請求項4に記載の発明によれば、従来の風呂イスのように比較的座面の低いイスと、従来の介護イスのように比較的座面の高いイスとの双方に対応可能とすることができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、テーブルや水栓金具の設置高さを所望に設定することで、入浴者にとって最適の位置で、洗面器や水栓金具を扱うことができる。また、イスに座ったり、イスから立ち上がったりする際の負担を軽減するために、比較的座面の高いイスを使用する場合でも、使い勝手が悪くなるのを防止することができる。さらに、従来の風呂イスのように比較的座面の低いイスと、従来の介護イスのように比較的座面の高いイスとの双方に対応可能とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明のシステムバスの一実施例を示す概略斜視図である。
【図2】図1のシステムバスの使用状態を示す概略縦断面図であり、比較的座面の高いイスでの使用状態を示している。
【図3】図1のシステムバスの使用状態を示す概略縦断面図であり、比較的座面の低いイスでの使用状態を示している。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のシステムバス1の一実施例を示す概略斜視図である。また、図2および図3は、本実施例のシステムバス1の使用状態を示す概略縦断面図であり、図2は比較的座面の高いイス2での使用状態、図3は比較的座面の低いイス3での使用状態を示している。
【0022】
本実施例のシステムバス1は、浴槽4、洗い場5、テーブル6および水栓金具7を備える他、好ましくはさらに、ミラー8およびシャワー9などを備える。また、洗い場5には、テーブル6やミラー8と対面するように、イス3(または4)が置かれて使用される。
【0023】
洗い場5は、浴槽4に隣接して床がはられて構成される。浴槽4および洗い場5は、壁および天井により囲まれる。壁には、扉付きの出入り口(図示省略)が設けられると共に、所望により窓(図示省略)が設けられる。また、壁または天井には、照明器具(図示省略)が設けられると共に、換気扇または換気口(図示省略)が設けられる。
【0024】
テーブル6は、洗い場5の壁10に対し垂直に突出するよう設けられる。テーブル6は、文字通りテーブル状であってもよいし、カウンター状であってもよい。テーブル6の大きさや形状は、特に問わないが、上面(テーブル面)は、物が置けるように、水平面に形成されるのが好ましい。たとえば、シャンプーやリンスのボトルや、石鹸などを置くことができるのが好ましい。また、テーブル6は、洗面器11を載せることができるのが好ましい。
【0025】
但し、テーブル6は、テーブル面に水が溜まるのを防止するために、テーブル面が若干の傾斜面とされていてもよい。この際、テーブル6の一部に排水口として、テーブル6を上下に貫通する穴を開けておき、テーブル面の水がその排水口から洗い場5の床に自然に流れ落ちるように、テーブル面全体の傾斜を設定してもよい。あるいは、テーブル6の一部または全部が、パンチングメタル、メッシュまたはスノコ状などに形成されることで、テーブル面に水が溜まるのを防止してもよい。さらに、テーブル6は、所望により、テーブル面が壁面と平行になるように、折り畳み可能とされてもよい。
【0026】
水栓金具7は、吐水部12を有すると共に、システムバス1がシャワー9を有する場合にはさらにそのシャワー9にも接続される。本実施例では、水栓金具7は、吐水部12を構成する吐水管13を有すると共に、シャワーホース14を介してシャワーヘッド15に接続される。吐水管13は、基端部が垂直軸まわりに回転可能に水栓金具7の本体に接続され、先端部は下方へ向けて吐水口16を有する。一方、シャワーホース14は、基端部が水栓金具7の本体に接続され、先端部にシャワーヘッド15が設けられる。
【0027】
洗い場5の壁10などには、シャワーヘッド15を掛けるためのシャワーフック17が設けられており、そのシャワーフック17にシャワーヘッド15が着脱可能に保持される。なお、上下に離隔して複数箇所にシャワーフック17を設けておき、そのいずれのシャワーフック17にシャワーヘッド15を引っ掛けるかにより、シャワーヘッド15の位置を調整してもよい。あるいは、洗い場5の壁10には、上下方向へ沿ってバー(図示省略)を設けておき、そのバーに沿ってシャワーフック17の位置を任意に調整可能とすることで、シャワーヘッド15の位置を調整してもよい。
【0028】
水栓金具7は、ハンドル、レバーまたはボタンなどの操作により、吐水部12(つまり吐水管13)から水を出すか、シャワー9から水を出すかを択一的に切り替えることができる。その際、水として、所望温度の湯を出すこともできる。その温度や水量も適宜調整可能とされる。
【0029】
水栓金具7の吐水部12は、テーブル6の上に洗面器11を載せた状態で、その洗面器11に給水可能な位置に設けられるのが好ましい。たとえば、吐水部12は、その吐水口16がテーブル面から25〜30cm上方位置に配置されて、洗い場の壁10またはテーブル6などに設けられる。
【0030】
ミラー8は、洗い場5の壁10の内、テーブル6と対応した位置に設けられる。その際、ミラー8は、少なくともテーブル面より上方において露出するように設けられる。
【0031】
ところで、テーブル6は、設置高さを変更可能に設けられるのがよい。その際、その設置高さは、複数段階に変更可能であってもよいし、操作部18の操作により、無段階に変更可能であってもよい。前者の場合、テーブル6の上下方向の設置高さを複数箇所のいずれかから選択してシステムバス1を構築してもよいし、構築されたシステムバス1の洗い場5の壁10に上下方向複数箇所にフックなどのテーブル保持部を設けておき、そのいずれのテーブル保持部を用いてテーブル6を保持するかにより、テーブル6の設置高さを変更可能としてもよい。また、後者の場合、操作部18として、ボタン、レバーまたはペダルなどが用いられ、操作部18の操作により、テーブル6が自動的に上昇または下降するよう構成される。その具体的な構成は、特に問わないが、たとえばモータまたは油圧シリンダーなどを用いて達成することができる。
【0032】
本実施例のシステムバス1は、テーブル6の設置高さが変更可能とされると共に、テーブル6の設置高さの変更に伴い水栓金具7の設置高さも変更可能とされる。さらに、テーブル6の昇降に伴い、水栓金具7だけでなくミラー8および/またはシャワーヘッド15の設置高さも変更されるのが好ましい。
【0033】
たとえば、テーブル6の奥側(壁10側)に、壁10に沿うよう上方へ向けてフレーム19を設けておき、このフレーム19にミラー8やシャワーフック17を設けておくのである。そして、ミラー8やシャワーフック17が設けられたフレーム19付きのテーブル6全体を上下に昇降させればよい。たとえば図示例では、フレーム19は一部においてネジ棒21にねじ込まれており、フレーム19の左右がガイド棒20,20で案内されつつ、ネジ棒21がモータ22で回転されることで、フレーム19が上下動される。ガイド棒20およびネジ棒21は、洗い場5の壁10に保持されており、またネジ棒21は回転可能である。そして、ネジ棒21の正転または逆転は、テーブル6の近傍に設けた操作部18(図示例では上昇用と下降用の各ボタン)の操作により、モータ22を制御してなされる。但し、フレーム19を上下動させる構成は、これに限定されず、各種の構成を使用できるのは言うまでもない。なお、フレーム19には、図示例のように、各種の棚23を設けてもよい。
【0034】
本実施例のシステムバス1によれば、テーブル6の位置を上下に調整可能であるから、入浴者Mにとって最適の位置で、洗面器11や水栓金具7などを扱うことができる。また、シャワーフック17にシャワーヘッド15を保持した状態で、テーブル6を上下動することでシャワーヘッド15の高さを変更することができる。
【0035】
洗い場5で用いるイスとしては、従来の風呂イスのように、比較的座面の低いイス3を用いることもできるが(図3)、従来の介護イスのように、比較的座面の高いイス2を用いることもできる(図2)。但し、比較的座面の高いイスといっても、介護用に限らず、健常者用であってもよいことは言うまでもない。健常者用の場合、背もたれを省略するなど、デザイン性を高めたイスを用いることもできる。
【0036】
各イス2,3の座面の具体的な高さは、特に限定されないが、たとえば、座面が洗い場5の床から30cmまで(典型的には20〜30cm)の比較的低いイス3と、座面が洗い場5の床から40〜50cmの比較的高いイス2とのいずれかを用いることができる。
【0037】
比較的座面の低いイス3を用いる場合を図3に示し、比較的座面の高いイスを用いる場合を図2に示している。これらの図において、テーブル6の高さは一例であって、たとえばそれぞれの図において、テーブル6をより上方位置にして使用できるのは言うまでもない。一例として、比較的座面の低いイス3を用いる場合、テーブル6は、そのテーブル面を洗い場5の床からたとえば35〜45cmの高さとする。一方、比較的座面の高いイス2を用いる場合、テーブル6は、そのテーブル面を洗い場5の床からたとえば60〜75cmの高さとする。そして、いずれのイス2,3が用いられても、そのイス2,3に座ったままテーブル6上の洗面器11を取り扱い可能に、テーブル6の昇降高さの変更範囲が設定されるのが好ましい。つまり、比較的座面の低いイス3と比較的座面の高いイス3の双方に対応できるように、テーブル6の昇降高さの変更範囲を設定すればよい。
【0038】
本実施例のシステムバス1によれば、テーブル6の設置高さが変更可能であると共に、テーブル6の設置高さの変更に伴い水栓金具7やミラー8などの設置高さも変更される。これにより、入浴者にとって最適の位置で、洗面器11や水栓金具7を扱うことができる。従って、たとえば、イス2,3に座ったり、イス2,3から立ち上がったりする際の負担を軽減するために、比較的座面の高いイス2を使用する場合でも、使い勝手が悪くなるのを防止することができる。また、イス2,3の高さを変えずに、テーブル6の高さを変えることで、使い勝手を調整可能とすることもできる。さらに、テーブル6には、洗面器11を載せることができ、テーブル6に洗面器11を載せた状態で洗面器11に給水可能とすれば、腰をかがめることなく、洗面器11を扱うことができ、一層使い勝手がよい。
【0039】
本発明のシステムバス1は、前記実施例の構成に限らず適宜変更可能である。たとえば、前記実施例では、比較的座面の低いイス3と比較的座面の高いイス2とのいずれにも対応可能にテーブル6などの高さを変更可能としたが、比較的座面の高いイス2の使用を前提としつつ、それに座る入浴者Mの座高に応じて、テーブル6などの高さを比較的高い位置でのみ変更可能としてもよい。この場合、テーブル6は、そのテーブル面を洗い場5の床からたとえば60〜75cmとなる範囲を含んだ範囲で調整可能とされる。また、前記実施例のシステムバス1において、複数段階でテーブル6の高さを変える場合、所定の高さに設置して、以後はその高さに固定して使用してもよい。
【符号の説明】
【0040】
1 システムバス
2 比較的座面の高いイス
3 比較的座面の低いイス
4 浴槽
5 洗い場
6 テーブル
7 水栓金具
8 ミラー
9 シャワー
10 洗い場の壁
11 洗面器
12 吐水部
13 吐水管
14 シャワーホース
15 シャワーヘッド
16 吐出口
17 シャワーフック
18 操作部
19 フレーム
20 ガイド棒
21 ネジ棒
22 モータ
23 棚

【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴槽と、
この浴槽に隣接して配置される洗い場と、
この洗い場の壁に、設置高さを変更可能に設けられるテーブルと、
このテーブルの設置高さの変更に伴い設置高さを変更される水栓金具と
を備えることを特徴とするシステムバス。
【請求項2】
前記テーブルは、前記洗い場の床からの設置高さを、複数段階に変更可能とされるか、操作部の操作により無段階に変更可能とされ、
前記テーブルの昇降に伴い、ミラーおよび前記水栓金具も一緒に昇降される
ことを特徴とする請求項1に記載のシステムバス。
【請求項3】
前記テーブルは、そのテーブル面を前記洗い場の床から60〜75cmの範囲に含まれる高さにもできるように、設置高さを変更可能とされ、
前記テーブルには、洗面器を載せることができ、
前記テーブルに前記洗面器を載せた状態で前記洗面器に給水可能な吐水部を、前記水栓金具が有する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシステムバス。
【請求項4】
前記洗い場で用いられるイスとして、座面が前記洗い場の床から30cmまでの比較的低いイスと、座面が前記洗い場の床から40〜50cmの比較的高いイスとのいずれかが用いられ、
いずれのイスが用いられても、そのイスに座ったまま前記テーブル上の洗面器を取り扱い可能に、前記テーブルの昇降高さの変更範囲が設定された
ことを特徴とする請求項3に記載のシステムバス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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