説明

シートロール収納製品

【課題】紙粉の発生がし難く、かつ、埃等の入りがにくい取出口設計が可能であり、しかもシートロールの取り出し性に優れるシートロール収納製品を提供する。
【解決手段】
前記本体部10の長手方向に沿って前記シートロール40の先端部を引き出すための取出口形成部30が設けられているとともに、その取出口形成部30の中央部に拡幅の指挿入部32が形成され、かつ、蓋部材20,20の収納箱内面側に収納箱内面に向かって突起部21,21が形成され、その突起部21,21が前記シートロール40の管芯41内に入り込むことで、前記シートロール40が前記本体部10内において、その周面が本体部内面に接することなく回動自在に支持されている構造のシートロール収納製品により解決される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロール状に巻き取られたキッチンペーパー、トイレットペーパー等のシートロールを収納箱に収納してなる製品に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えばキッチンペーパーの多くは、筒状の紙管ロール状に巻かれた状態で提供されており、ユーザーが使用する場合には、別途購入した固定式ホルダーを壁に固定し、これにロールシートを取付け所要量だけ巻き出しながら使用するか、例えば下記特許文献1に示されるように、紙箱内に収納した状態で提供されたものを購入し、紙箱から所要長さだけ巻き出して切り離して使用するようにしている。
そして、従来の収納箱に納めて提供される製品においては、下記特許文献1にも開示されるように、使用の際に収納箱の上面全体をヒンジ蓋状にして広く開口させるように構成するのが一般的である。
これは収納箱に納めた状態で提供する製品では、収納箱内におけるシートロールのテール端縁の位置が定まらないため、使用の際に開口を広くすることでシートロールの端縁を摘めるようにしなければならないという問題が理由の一つである。
【特許文献1】特開2005−280806号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、キッチンペーパー、トイレットペーパー等は、衛生的であることが求められることから、開口に関しては広くない方が好ましい場合が多い。
従って、取出口は、例えばスリット状等の開口面積が小さいほうがよいが、従来製品では、上述のようにシートロールのテール端縁の位置を外部から認識できず、また、テール端部を取出口近傍に位置せしめるために収納箱内のシートロールを外部から回転させる術もないために、結果、取出口を広く開口させるしかない。
また、収納箱外面にシートロールの周面に触れることができる孔部を形成することも考えられるが、収納箱とシートロール周面との摩擦によって、シートロールを外部から回転させることは容易ではない。
また、従来製品は、箱内面とシートロール周面が接しているため、引き出しに伴って当該部分同士が擦れて紙粉等の発生や意図しない破断等の問題があった。
そこで、本発明の主たる課題は、紙粉の発生がし難く、かつ、埃等の入りがにくい取出口設計が可能となり、しかもシートロールの取り出し性に優れるシートロール収納製品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
筒状の本体部の両端開口が蓋部材により封止された構造の筒状収納箱内に、管軸に巻かれた長尺のシートロールがその軸心方向を前記筒状収納箱の軸心と沿うようにして収納されたシートロール収納製品であって、
前記本体部の長手方向に沿って前記シートロールの先端部を引き出すための取出口又はその形成部が設けられているとともに、その取出口又はその形成部の中央部に拡幅の指挿入部が形成され、かつ、
前記蓋部材の収納箱内面側に収納箱内面に向かって突起部が形成され、その突起部が前記シートロールの管軸内に入り込むことで、前記シートロールが前記本体部内において、その周面が本体部内面に接することなく回動自在に支持されている、
ことを特徴とするシートロール収納製品。
【0005】
(作用効果)
シートロールを収納箱に収納する場合、軸心方向を収納箱の長手方向に沿うように収納することが一般に行われている。シートロールにおけるシートの巻き出し方向は接線方向であるため、シートロールの先端部を引き出すための取出口又はその形成部を、収納箱における本体部長手方向に設けると、シートの繰り出しが円滑にできる。
そして、本発明では、収納箱の長手方向の両側部に位置する蓋部材内面の突起部をシートロールの紙管内に嵌めこむことでシートロールを回動自在にかつ本体部の内面に接しない状態で支持することとしている。
従って、本体部の内面とシートロールの周面とが擦れることがなく、紙粉の発生や破断のおそれが格段に低減される。
【0006】
さらに、このようにシートロールがその両端のみで支持され、本体部との摩擦がないため、従来製品と比較して回転に要する力がすくなくてすむ。本発明では、前記本体部の取出口に指挿入孔等を形成することで、ここから指を入れてシートロールの周面にアクセスしてシートロールを回転させて、取出口位置にシートロールのテール端縁を位置せしめることができる。このように簡易かつ過度の力なく収納箱外から内部のシートロールを回転させることができるため、取出口を不要に広くする必要がなく、もって取出口はスリット状に形成することができ、塵、埃などが外部から進入し難い取出口形状を採用できる。
特に、キッチンロール等として採用する場合には、水、汚れなどが付着しやすいキッチンでの使用が想定されるため、本発明における取出口をスリット状にできるメリットを効果的に享受できる。
【0007】
なお、本発明における前後上下の方向は、シートロールの先端部を引き出すための取出口又はその形成部が形成される部位を基準とするものであり、製品の使用時の方向等に限定されるものではない。また、用語「形成部」とは最初の使用時に使用者が開口させる部分を意味するものであり、その限りにおいて、ミシン目等の開口を用意にする加工が入れられているものの他、そのような加工がないものも含むものである(以下同じ。)。
【0008】
<請求項2記載の発明>
前記蓋部材の狭窄する突起形状は、円錐、多角錐、略半球形状である請求項1記載のシートロール収納製品。
【0009】
(作用効果)
収納箱内におけるシートロールの回転が良好なものとなる。特に円錐、略半径状では回転に要する力が小さくてすみ、多角錐では、意図せずシートロールが収納箱内で回転してシートの巻きがゆるむおそれがなくなる。
【0010】
<請求項3記載の発明>
指挿入部に対応する位置に、取出口から連続する抑え片が形成されている請求項1又は2記載のシートロール収納製品。
【0011】
(作用効果)
シートロールを切断しやすくなる。
【0012】
<請求項4記載の発明>
前記蓋部材は、本体部に対して着脱自在とされている請求項1〜3の何れか1項に記載のシートロール収納製品。
【0013】
(作用効果)
収納箱からシートロールを取り出すことができるようになる。従って、例えば、シートロールの回転不良や巻きのゆるみなどが生じたときや、多量に使用したいときに、収納箱から取り出して使用し、適宜再度収納箱内に納めるという使用態様を取ることができるようになる。
【0014】
<請求項5記載の発明>
前記蓋部材の外面側に、摘み部が形成されている、請求項4記載のシートロール収納製品。
【0015】
(作用効果)
蓋部材の着脱がしやすくなる。
【発明の効果】
【0016】
以上のとおり、本発明によれば、紙粉の発生がし難く、かつ、埃等の入りにくい取出口設計が可能となり、しかもシートロールの取り出し性にも優れるシートロール収納製品となる、等の利点がもたらされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しながら詳説する。
<第1の形態>
図1は、シートロールを収納箱に収納したシートロール製品X1の未使用状態を示しており、図2はその内部を示しており、図3は使用状態を示している。
本形態の収納箱1は、図1に示されるように、組み立て状態で円柱形状を成しており、円筒状の本体部10、及びその両端開口をそれぞれ封止する蓋部材20,20を有している。
収納箱1の内空には、図2に示されるように、軸心方向が収納箱1の長手方向に沿うようにシートロール40が収納されている。
【0018】
ここで、本発明のシートロール40は特に限定されるものではないが、紙や不織布等の繊維集合シートであるのが好ましく、特に巻き密度(単位巻き長さ当りのロール直径:巻き長さをロール断面積で割った値として定まる密度)が0.20〜0.78m/cm2であるのが好ましい。この範囲を超えると、シートロール40は固く重くなり過ぎてしまい、シートの送り出しの円滑さが損なわれる恐れがある。逆に、この範囲より小さいと、シートロール40は緩く軽くなり過ぎてしまうので、シートの送り出しにおける先端部の繰り出しを前向きにしても、元に戻る方向、つまり後ろ向きに先端部が戻ってしまう恐れがある。図示例は管芯41を有しているが、芯無しであっても良い。また、本発明のシートロール40は、長手方向に所定の間隔で切り離し用のミシン目が幅方向に沿って形成されているのが好ましいが、このようなミシン目がなく、任意の長さでシートを破断させるタイプのものでも良い。(図中において、シートロールの管芯は符号41、巻き部分は符号42で示す。)
【0019】
他方、前記収納箱1における本体部10の長手方向面、すなわち本形態の円柱状の収納箱1であればその周面に、長手方向に沿って取出口形成部としてのミシン目30が形成されている。特に、図示例のミシン目30は、二本のミシン目線が並設されて裂開時にスリット状の開口が形成されるように配されている。使用にあたっては前記ミシン目線30を裂開してスリット状の取出口31を形成し、その取出口からシートロール40を適宜長さ引き出して裁断して使用する。
【0020】
また、この取出口形成部30の中央部にはミシン目線30が一方方向に湾曲しる湾曲部30Wを有しており、図3に示すように、裂開時に開口部分が拡幅されるように構成されている。この拡幅部分は指挿入部とされ、この指挿入部から指を収納箱内面に入れてシートロール周面へ触れることが可能となっている。
なお、本形態では ミシン目線30の裂開により取出口が形成される形態としているが。もちろん、この部分を予め開口させてミシン目30を省略することもできる。
【0021】
他方、図2に示す内部の図から理解されるように、本シートロール製品X1は、特徴的に、蓋部材20,20の箱内面側は円錐状に突起しており、その突起端がシートロール40の端面側から管芯41内に入り込むことで、前記シートロール40の周面が収納箱1の本体部内面10iに対して非接触の状態で回動自在に支持されている(蓋部材の突起部は図中符号21で示す)。
より詳細には、前記蓋部材20,20は、本体部10の内周よりも若干小径の円柱部分22を有し、その一方側面にその円柱部分22の縁から連続的に円錐状に突出する突起部21が形成された外形をしている。なお、突起部21は円柱部分の縁から段差をもって形成されていてもよい。
なお、当然であるが蓋部材20,20の突起部先端間距離は、収納されるシートロール40の管芯41幅よりも幅狭となるようにする。
【0022】
また、前記突起部は、その頂点からの垂線を通る断面で形成される平面形状の頂点側角度θが30〜150度、好ましくは75〜105度となるようにするのがよい。(図面においてθが文字化けして)角度が過度に小さいとカートン幅を広くする必要が生じ、角度が大きいとシートロールが安定して支持できなくなるとともに、スムーズに回転しなくなる。
【0023】
ここで、本シートロール製品X1においては、両端の円錐部分21,21の頂点間を結ぶ仮想線から収納箱内面までの最短距離が、シートロールの軸心からその外周面まで距離より長くなるように収納箱の内径及び蓋部材の直径が設定される。これによってシートロール41が収納両端の突起部21,21間に支持されたときに、その外周面が収納箱内面に接することなく回動自在に支持される。
なお、この両端の蓋部材20,20の突起部21の頂点は、好ましくは筒状本体部10の軸心に位置されるのがよい。
【0024】
他方、前記蓋部材20,20は、好ましく前記本体部10に対して着脱自在に形成されており、内部に納めるシートロール40の詰め替えが可能となっている。
そして、この着脱を可能にすべく図示例の本シートロール製品X1においては、蓋部材20,20の円柱部分22の外周面及び本体部の開口部近傍の内面にそれぞれ螺旋部を形成し、これらの螺旋止め機能によって着脱自在に係止されるようにしている。
【0025】
なお、蓋部材20,20を着脱自在にするにあたっては、既知の係止手段が採用できる。例えば、蓋部材20の円柱部外周に弾性Oリングを配して収納箱の内周との圧接により係止する係止手段(図4に示す他の蓋部材の形状例に示す、その中でOリングは符号50で示す)、前記円柱部外周と対応する収納箱内周面に環状凸部を形成して係合するようにした係止手段などが採用できる。
【0026】
係止手段を形成するにあたって、環状凸部やOリングを複数条設けたり、螺旋式とすると、収納箱に対する蓋部材の位置の調整ができ、両端蓋部材20,20の間隔の調整が可能となる。従って、当該係止手段を採用すれば、紙幅の相違するシートロール40に対する汎用性が高まる。
【0027】
また、前記蓋部材20,20は、本体部への着脱、係止作業を容易にすべく、収納箱1の端面23を構成する外面側に、指入れ用の孔24,24を複数(図示例では二つ)設けてなる摘み部が設けられている。好ましくは、指入れ用の孔は、3つとしてそれら各孔が正三角形の頂点になるように配置する。この配置形態では、均等の力で蓋部材を回動させることができる(この指入れ用の孔を3個配置した形態は図6に示す)。従って、蓋部材の収納箱への螺旋止め等による係止、着脱がしやすくなる。
【0028】
他方、収納箱1内にシートロール40を収納するには、本体部10の一方の開口を蓋部材20で封止したのち、シートロール40を他方の開口から挿入し、さらにその他方の開口も蓋部材20で封止する。この作業によって前記シートロール40が収納箱1内に収納されるとともに回動自在に支持される。
【0029】
そして、上記の構成を取る本形態のシートロール製品X1においては、使用に際して、ミシン目30を切り離して図3に示すように取出口31を形成した後、取出口31からシートロール10の先端部を引き出すにあたって、取出口31の中央部に形成された拡幅された指挿入部32から指を入れて、内部に支持されたシートロール10の周面を擦るようにして回転させてテール端縁を取出口近傍に位置せしめ、さらに取出口31から引き出し露出させて使用する。
【0030】
ここで、本形態の収納箱1においては、指挿入部32が形成されるようにミシン目30を湾曲形状にした。このように構成すると、取出口31を形成すべくミシン線を裂開すると、図3に示されるように拡幅された指挿入部32の形成とともに、その指挿入部を封止していた部分が突出した縁片33となる。この突出縁片33は、シートロールに押し当てる抑え片33として機能させることができ、必要に応じてシートロールに押し当ててその回転をロックするに用いる。
【0031】
以上の、本発明のシートロール製品X1では、シートロール40が収納箱1の内面10iに接することなく支持されていることから、シートロール周面を擦る程度の弱い力でシートロールが収納箱内で容易に回転される。
そして、引き出しにともなってシートロールが回転しても、収納箱内面とシートロール周面とが接していないことから、擦れによって紙粉が発生することもない。
また、その回転はスムーズであり、引き出し性にも優れるといった効果を奏する。
さらに切断の際には、抑え片を指で押えることで、シートロールに触れることなく引き出しに伴うシートロールの回転がロックされて切断することができる。
【0032】
他方、本発明においては収納箱の材質は特に限定されない、蓋部材と本体部は同素材とすることができる他、異素材とすることができる。素材の具体例としては、収納箱を使い捨てとするのであれば紙製とするのがよく、収納箱のみを繰り返して使用し、シートロールの詰め替えを可能とするならば可塑材などにより形成するのがよい。
【0033】
<その他の形態>
前記第1の形態では、蓋部材20の収納箱内面側の形状を円錐形状としたが、本発明ではこれに限らず、例えば、図4に示すように角錐形状としたり、略半球形状にすることができる(図4中における突起部21は八角錐である)。
【0034】
また、第1の形態では本体部10を円柱状としたがこれに限らず角筒状であってもよい。この場合、直方体形状に限らず六角筒状など適宜の多角筒形状を採用できる。また、このように本体部を角筒状にするのであれば、これに応じて蓋部材20の円柱部分22は、上記角筒状の開口部に嵌るように対応した同形状に適宜変更すればよい。
【0035】
さらに、第1の形態では、摘み部を形成するのに二つの楕円形孔24,24を並べて配置した形態を採ったがこれに限らず、一般に指が入る大きさの楕円孔、円孔を適宜の数、例えば2〜5個程度設ければ、本摘み部の目的が達成できる。また、摘み部は孔に限らず、図5に示すように摘み突起部25を設けたり、摘み片を設けたものとすることもできる。ただし、孔を形成することとしたほうが、収納箱10の幅が広くならないので望ましい。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明は、キッチンペーパーやトイレットペーパー等に代表されるシートロール製品に好適に利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】第1の形態の斜視図である。
【図2】第1の形態の内部構造を示す図である。
【図3】第1の形態の使用状態を示す図である。
【図4】突起部の他の形状例を示す図である。
【図5】摘み部の他の形状例を示す図である。
【図6】摘み部の別の形状例を示す図である。
【符号の説明】
【0038】
1…収納箱、10…本体部、10i…本体部内面、20…蓋部材、21…突起部、22…円柱部分、23…端面、24…指入れ用の孔、25…摘み突起部、30…取出部形成用ミシン目線、31…取出口、32…指挿入部、33…抑え片、40…シートロール、41…シートロールの管芯、42…シートロールのペーパー巻き部分、X1…シートロール製品。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状の本体部の両端開口が蓋部材により封止された構造の筒状収納箱内に、管軸に巻かれた長尺のシートロールがその軸心方向を前記筒状収納箱の軸心と沿うようにして収納されたシートロール収納製品であって、
前記本体部の長手方向に沿って前記シートロールの先端部を引き出すための取出口又はその形成部が設けられているとともに、その取出口又はその形成部の中央部に拡幅の指挿入部が形成され、かつ、
前記蓋部材の収納箱内面側に収納箱内面に向かって突起部が形成され、その突起部が前記シートロールの管軸内に入り込むことで、前記シートロールが前記本体部内において、その周面が本体部内面に接することなく回動自在に支持されている、
ことを特徴とするシートロール収納製品。
【請求項2】
前記蓋部材の突起部は、円錐、多角錐、略半球形状である請求項1記載のシートロール収納製品。
【請求項3】
指挿入部に対応する位置に、取出口から連続する抑え片が形成されている請求項1又は2記載のシートロール収納製品。
【請求項4】
前記蓋部材は、本体部に対して着脱自在とされている請求項1〜3の何れか1項に記載のシートロール収納製品。
【請求項5】
前記蓋部材の外面側に、摘み部が形成されている、請求項4記載のシートロール収納製品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−269630(P2009−269630A)
【公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−119394(P2008−119394)
【出願日】平成20年4月30日(2008.4.30)
【出願人】(390029148)大王製紙株式会社 (2,041)
【Fターム(参考)】