説明

ジェットノイズを低減するためのターボ機械ノズルカバー

【課題】ノズルからの出口におけるジェットノイズを低減するように、高温流と低温流との間の混合がより効果的になされることを可能とする、分離流ノズルのためのカウルを提案する。
【解決手段】ターボ機械ノズルのためのカウル14、16であって、カウルは、後縁14aに円周状に配置された複数の繰り返しパターン26を有し、各パターン26は、前記カウル14、16の長手方向軸X−Xを包含する、パターンの中央面について非対称であり、各パターン26は、カウル14、16の内側に向かって径方向に傾斜している第1の部分と、カウル14、16の外側に向かって径方向に傾斜している第2の部分とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ターボ機械に取り付けられるノズルの一般的な分野に関する。本発明は、さらに詳細には、ノズルを離れるときに生成されるジェットノイズを低減するためのパターンが設けられた、少なくとも1つのそのカウルを有する分離流ノズルに関する。
【背景技術】
【0002】
ターボ機械のための分離流ノズルは、概して、一次カウルと、外側流(または低温流)を通過させるために第1の環状チャネルを画定するように、一次カウルのまわりに同軸的に配置された二次カウルと、内側流(または高温流)を通過させるために第2の環状チャネルを画定するように、一次カウルの内側に同軸的に配置された中心本体とから形成されている。
【0003】
そのようなノズルからの出口におけるジェットノイズを低減するための知られている解決策の一つは、ターボ機械から到来する高温流と低温流との間の混合を促進することである。問題の困難性は、高温流と低温流との間で得られる混合の特性を制御することにあり、あまりに急激過ぎる混合の帰結は、放出の場の近傍における乱流のレベルにおける所望しない増大である。そのような増大は、さらに離れた混合ゾーンにおけるノイズを低減するための可能性に対する負の影響を有する。それゆえ、流れ間の混合は、空気力学的な効率および音響的な効率の両方に関する、制約および基準を満足すると同時に、可能な限り効果的でなければならない。
【0004】
このために、ノズルのカウルの一つに、カウルの後縁の全円周のまわりに配分される、複数の繰り返しパターンを設けることが良く知られている。そのようなパターンを、ノズルカウルの後縁で所定の場所に配設することによって、流れは、長手方向反転渦を作ることにより共に混合させられる。
【0005】
例えば、欧州特許出願第0913567号は、高温流と低温流との間における混合を促進する三角形状(シェブロンと称する)の複数の繰り返しパターンを、ノズルの一次カウルの後縁に取り付けることを提案する。同様に、英国特許出願第2355766号は、ノズルの一次および二次カウルの後縁に、台形形状(クレネレーションと称する)の複数の繰り返しパターンを設けることを提案している。
【0006】
これらの流れを混合するのを促進するにもかかわらず、上述されたパターンは欠点を呈する。ノズルの少なくとも一つのカウルの後縁における(三角形状またはクレネレーションのような)対称形状のパターンは、各パターンに、互いに比較的近接して、等価な強度の2つの長手方向反転渦を発生させる。ノズルカウルの全周にわたって、それは相互に補償する複数の対をなす渦と等価である。そのことは、結果として、特に噴出から最も離れたゾーンにおいて、あまり効率的でない、流れ間における混合を生じる。
【特許文献1】欧州特許出願公開第0913567号明細書
【特許文献2】英国特許出願公開第2355766号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、従って、ノズルからの出口におけるジェットノイズを低減するように、高温流と低温流との間の混合がより効果的になされることを可能とする、分離流ノズルのためのカウルを提案することによって、そのような欠点を軽減するという主たる目的を有している。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このために、本発明は、ターボ機械ノズルのためのカウルであって、該カウルは、後縁に円周状に配置された複数の繰り返しパターンを有し、各パターンが、前記カウルの長手方向軸を包含するパターンの中央面(midplane)について非対称であること、および各パターンが、カウルの内側に向かって径方向に傾斜している第1の部分と、カウルの外側に向かって径方向に傾斜している第2の部分とを備えていることを特徴とする、カウルを提供する。
【0009】
各パターンにて、生成される2つの渦は、異なる強度であるから、渦はもはや、カウルの全周にわたって補償することはない。このことは、結果として、流れ全体が、排出のポイントから最も遠いゾーンにおいて回転させられ、その結果、流れの間でより効果的に混合が行われ、そしてジェットノイズについては、特に低周波において、より良く低減される。
【0010】
さらにまた、パターンの非対称性は、ジェットが、排出の近距離の場で消失されることを可能とし、それゆえジェットノイズの低減に、特に高周波において、より効果的に寄与する。
【0011】
より正確には、各パターンの第1の部分は、前記パターンの第2の部分がわたって延びる距離よりも大きな距離にわたって長手方向に延びる。
【0012】
各パターンの第1の部分の傾斜距離は、好ましくは第2の部分の傾斜距離よりも大きいため、内側流への侵入が外側流への侵入よりも大きい。
【0013】
各パターンの第1および第2の部分の傾斜距離は、第1および第2の部分が長手方向にわたって延びるそれぞれの距離の5%から30%の範囲内にあっても良い。
【0014】
各パターンの第1の部分が、一つのパターンによって占められる円周距離の半分よりも大きな距離にわたって長手方向に延びていても良い。同様に、各パターンの第2の部分が、一つのパターンによって占められる円周距離の半分よりも小さな距離にわたって長手方向に延びていても良い。
【0015】
本発明の有利な特徴によれば、パターンは、フィン形状である。
【0016】
ノズルのカウルの一つの後縁におけるパターンは、ノズルの長手方向軸を包含する垂直平面について対称に配置されていても良い。
【0017】
パターンを全く有さない隙間が、前記カウルが支持パイロンに結合されているゾーンに近接して、カウルの後縁に設けられていても良い。
【0018】
本発明は、一次カウルおよび/または二次カウルが、上述のように画定されたカウルであるターボ機械ノズルを提供する。
【0019】
本発明は、また、上述のように画定された通りのノズルを含むターボ機械をも提供する。
【0020】
本発明の他の特徴および利点は、限定的な特徴を有さない実施形態を示す添付図面を参照して行われる以下の説明から明白である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
図1は、ターボ機械の分離流ノズル10の斜視図である。ノズル10は、その長手方向軸X−Xについて軸対称の形状であり、典型的には、一次カウル14と、二次カウル16と、ノズルの長手方向軸X−X上に中心合わせされた中心本体18とによって形成される。
【0022】
一次カウル14は、実質的に円筒状またはフラストコニカル状の形状をなし、ノズルの長手方向軸X−Xに沿って延びている。中心本体18は、一次カウル14の内側に同軸的に配置され、且つ実質的に円錐状をなす部分において終端している。
【0023】
二次カウル16も、また、実質的に円筒状またはフラストコニカル状の形状をなし、且つ一次カウル14を同軸的に取り囲んでいて、ノズルの長手方向軸X−Xに沿って延びている。
【0024】
ノズルの長手方向軸X−Xが、一次カウル14および二次カウル16の長手方向軸と一致していることが観察されるはずである。
【0025】
このようにして画定される分離流ノズルは、ノズルの二次カウル16に係合し且つ二次カウルの内側に一次カウル14まで延びる支持パイロン20によって、飛行機の主翼(図示せず)の下部に保持されている。
【0026】
ノズル10の要素の同軸的アセンブリは、第1に、一次カウル14と二次カウル16との間に、ターボ機械から到来した空気(二次流または低温流とも称される)を通すための第1の環状チャネル22を画定し、第2に、一次カウル14と中心本体18との間に、ターボ機械から到来した内側ガス流(一次流または高温流とも称される)を通すための第2の環状チャネル24を画定するように機能する。
【0027】
これら2つの環状チャネル22および24に沿って通る内側および外側ガス流は、一次カウル14の後縁14aで一緒に混合する。
【0028】
図1において、ノズル10の中心本体18は、外部タイプ、すなわち中心本体18が、一次カウル14の後縁14aを超えて長手方向に延びるタイプからなっていることが分かる。
【0029】
それにもかかわらず、本発明は、一次カウルの後縁が、中心本体を超えて中心本体を完全に覆うように長手方向に延びている、内部タイプのノズルに適用されることもできる。
【0030】
ノズル10のカウル14、16の少なくとも一方(図1における一次カウル14)は、ノズルからの出口におけるジェットノイズを低減するために複数の繰り返しパターン26を有している。これらのパターン26は、一次カウル14の後縁14aのまわりに円周状に配置される。
【0031】
本発明においては、各パターン26は、長手方向軸X−Xを包含するパターンの中央面Pについて非対称である。加えて、各パターン26は、一次カウル14の内側に向かって径方向に傾斜される第1の部分26a、および一次カウル14の外側に向かって径方向に傾斜される第2の部分26bを有している。
【0032】
本発明のジェットノイズ低減パターン26のこれら2つの特定の特徴は、図2および図3に示されている。
【0033】
特に、図2に示された面Pは、ジェットノイズ低減パターン26の中央面に対応し、前記面Pは、長手方向軸X−X(図示せず)を包含している。この面Pに対して、パターン26の形状は、非対称である。
【0034】
中央面Pは、パターン26を2つの部分、すなわち一次カウル14の内側に向かって(すなわち内側流内に)径方向に傾斜される第1の部分26aと、カウル14の外側に向かって、すなわち外側流内に、径方向に傾斜される第2の部分に分割している。
【0035】
概略において、パターン26は、ほぼ四辺形の形状になっており、そして好ましくは、その底辺をカウル14と共通にして、いくぶんかフカのひれのような形状になっている。この四辺形パターン26の側辺28aおよび28bは、長手方向軸X−Xに対して各々15°から45°の範囲内にある角度βである。この角度βは、好ましくは約30°である。
【0036】
さらにまた、図2から見られ得るように、パターン26を形成する四辺形は、高温流と低温流との間に過度に急激な混合を生じさせるのを回避するべく、丸められた角を呈する。
【0037】
本発明の有利な特徴によれば、各パターン26の第1の部分26aは、パターンの第2の部分26bが、長手方向にわたって延びる距離L2よりも大きな距離L1にわたって長手方向に延びる。結果として、パターン26は、外側流内へよりもむしろ内側流内へ入り込み得る。
【0038】
そのような構成において、底辺の反対側においてパターン26を形成する四辺形の側辺は、角度γ、例えば長手方向軸X−Xに対して垂直な軸に対して15°から45°の範囲内にある角度を形成し、そして好ましくは、この角度γは約30°である。
【0039】
加えて、各パターン26の第1の部分26aは、一つのパターンによって占められる円周距離L3の半分よりも好ましくは大きい距離L1をわたって、長手方向に延びる。距離L3は、パターンを形成する四辺形の底辺の長さに対応する。例えば、距離L1は、それゆえ、距離L3の約0.6倍に等しくてもよい。
【0040】
同様に、各パターン26の第2の部分26bは、一つのパターンによって占められる円周距離L3の半分よりも好ましくは小さい距離L2にわたって、長手方向に延びる。例として、距離L2は、それゆえ距離L3の約0.3倍に等しくても良い。
【0041】
ジェットノイズ低減パターン26の第1の部分26aおよび第2の部分26bのそれぞれの径方向の傾斜は、図3に示されている。
【0042】
この図において、パターンの第1の部分26aの端部は、カウル14の内側に向けて径方向に、すなわち内側流チャネル24に向けて、傾斜距離θにわたって傾斜される。パターンの第2の部分26bの端部は、カウル14から径方向外側へ、すなわち外側流チャネル22に向けて、傾斜距離θにわたって傾斜される。
【0043】
本発明の他の有利な特徴によれば、各ジェットノイズ低減パターン26の第1の部分26aの内側入り込み距離θは、パターンの第2の部分26bの外側入り込み距離θよりも大きい。その結果として、パターン26は、外側流内へよりも内側流内へ、より大きな程度で入り込むことができる。
【0044】
指標として、パターンの第1の部分26aの内側入り込み距離θは、このパターン部分がわたって延びる長手方向距離L1の5%から20%となっても良い。同様に、また例として、パターンの第2の部分26bの外側入り込み距離θは、前記第2の部分がわたって延びる長手方向距離L2の3%から15%に対応しても良い。
【0045】
さらに、図3を参照すれば、本発明の特定の形状のノズルノイズ低減パターン26は、各パターンについて異なる強度の2つの長手方向反転渦を生成することが、明確に理解し得る。これら2つの渦の強度は、それゆえ補償しない。
【0046】
これらのノイズ低減パターンによりその後縁に与えられる全体のカウルにわたって、全体の流れは、排出から最も離れたゾーン内で回転すべく設定され、このことは、内側流と外側流との間のより有効な混合を達成するのに都合が良い。
【0047】
図4は、本発明の他の実施形態を構成するターボ機械ノズル10’を示している。
【0048】
上述された実施形態と比較すれば、このノズル10’のジェットノイズ低減パターン26は、一次カウル14上には配置されないが、二次カウル16の後縁16a上に配置される。
【0049】
この構成においては、パターン26は、ノズル10’の一次カウル14および二次カウル16によって画定される第1のチャネル22に沿って通過する冷たいガス流と、二次カウル16の外側壁部に沿って通過する空気の流れとの間で、混合を促進するように機能する。
【0050】
これらジェットノイズ低減パターン26の形状および特定の配置は、図1から図3を参照して説明されたものと完全に同一である。
【0051】
図4において、ジェットノイズ低減パターン26は、二次カウルの後縁の全周のまわりに配置されないことが分かる。ノズル10’が固定され得るように、ノズル10’が支持パイロン20に結合されるゾーンに、パターンを有していない隙間が残される。
【0052】
本発明のさらに他の実施形態においては、図5に示されるように、ノイズ低減パターン26は、長手方向軸X−Xを包含する垂直平面P’に対して対称性を維持すると同時に、ノズルカウル(図4は、一次カウル14を示している)の後縁に配置され得る。対称面P’は、カウルの頂部においては支持パイロン20によって、そして底部部分においては、パターン26についての特定の形状によって画定され、この形状は、例えば、2つの半分のフィンと一緒のアセンブルの結果であっても良い。
【0053】
本発明の他の実施形態においては(図示せず)、ジェットノイズ低減パターンは、ノズルの一次カウル上および二次カウル上の両方に設けられ得る。
【0054】
一般に、(一次であろうと二次であろうと)カウルの後縁の円周のまわりに設けられる、ジェットノイズ低減パターンの形状および数が変化されうることが、観察されるはずである。特に、角度位置およびそれぞれの中央面Pに対する対称性、それらの2つの部分の特徴長さL1およびL2、およびパターンが内側流および外側流へ入り込む程度は、適用に応じて異ならせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の一実施形態を構成するカウルが取り付けられた、ターボ機械ノズルの斜視図である。
【図2】図1のノズルに取り付けられるジェットノイズ低減パターンの拡大図である。
【図3】図2のノイズ低減パターンの端面図である。
【図4】本発明の他の実施形態を構成するカウルが取り付けられた、ターボ機械ノズルの斜視図である。
【図5】本発明のさらに他の実施形態を構成するターボ機械ノズルの端面図である。
【符号の説明】
【0056】
10、10’ ノズル
14 一次カウル
16 二次カウル
18 中心本体
20 支持パイロン
22、24 環状チャネル
26 パターン
26a 第1の部分
26b 第2の部分
28a、28b 側辺

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ターボ機械ノズルのためのカウル(14、16)であって、該カウルが、後縁(14a、16a)に円周状に配置された複数の繰り返しパターン(26)を有し、各パターン(26)が、前記カウル(14、16)の長手方向軸(X−X)を包含する、パターンの中央面(P)について非対称であることと、各パターン(26)が、カウル(14、16)の内側に向かって径方向に傾斜している第1の部分(26a)と、カウル(14、16)の外側に向かって径方向に傾斜している第2の部分(26b)とを備えていることを特徴とする、カウル。
【請求項2】
各パターン(26)の第1の部分(26a)が、前記パターンの第2の部分(26b)がわたって延びる距離(L2)よりも大きな距離(L1)にわたって長手方向に延びることを特徴とする、請求項1に記載のカウル。
【請求項3】
各パターン(26)の第1の部分(26a)の傾斜距離(θ)が、前記パターンの第2の部分(26b)の傾斜距離(θ)よりも大きいことを特徴とする、請求項1または2に記載のカウル。
【請求項4】
各パターン(26)の第1および第2の部分(26a、26b)の傾斜距離(θ、θ)が、各前記部分が長手方向にわたって延びるそれぞれの距離(L1、L2)の5%から30%の範囲内にあることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のカウル。
【請求項5】
各パターン(26)の第1の部分(26a)が、一つのパターン(26)によって占められる円周距離(L3)の半分よりも大きな距離(L1)にわたって長手方向に延びることと、各パターン(26)の第2の部分(26b)が、一つのパターンによって占められる前記円周距離(L3)の半分よりも小さな距離(L2)にわたって長手方向に延びることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のカウル。
【請求項6】
パターン(26)が、フィン形状であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のカウル。
【請求項7】
パターン(26)が、カウルの長手方向軸(X−X)を包含する垂直平面(P’)について対称に配置されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のカウル。
【請求項8】
カウル(14、16)の後縁(14a、16a)に、前記カウルが支持パイロン(20)に結合されるゾーンに近接して、パターンを有していない隙間が設けられることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のカウル。
【請求項9】
ノズルの長手方向軸(X−X)のまわりに配置される一次カウル(14)と、一次カウル(14)のまわりに同軸的に配置される二次カウル(16)とを含むターボ機械ノズル(10、10’)であって、一次カウル(14)が、請求項1から8のいずれか一項に記載のカウルであることを特徴とする、ターボ機械ノズル。
【請求項10】
ノズルの長手方向軸(X−X)のまわりに配置される一次カウル(14)と、一次カウル(14)のまわりに同軸的に配置される二次カウル(16)とを含むターボ機械ノズル(10、10’)であって、二次カウル(16)が、請求項1から8のいずれか一項に記載のカウルであることを特徴とする、ターボ機械ノズル。
【請求項11】
ノズルの長手方向軸(X−X)のまわりに配置される一次カウル(14)と、一次カウル(14)のまわりに同軸的に配置される二次カウル(16)とを含むターボ機械ノズル(10、10’)であって、一次および二次カウル(14、16)が、請求項1から8のいずれか一項に記載のカウルであることを特徴とする、ターボ機械ノズル。
【請求項12】
請求項9から11のいずれか一項に記載のノズル(10、10’)を含む、ターボ機械。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−29328(P2006−29328A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2005−201188(P2005−201188)
【出願日】平成17年7月11日(2005.7.11)
【出願人】(500045316)