説明

ジャカード・レノ織装置およびジャカード機

【課題】レノ織装置の相互の影響はできるだけ回避し、個々のレノ織装置が動作中に相互に接触するのを阻止する。
【解決手段】ジャカード機でレノ織を織るためのレノ織装置(1)であって、
該レノ織装置は2つのリフティングヘルド(2)と1つのハーフヘルド(20)とを有し、該ハーフヘルドは該フティングヘルド(2)により交互に持ち上げられるときに、それぞれ当該リフティングヘルド(2)により連行され、
前記各リフティングヘルド(2)は、隣接するリフティングヘルド(2)に向けて配向され、該リフティングヘルド(2)の上方脚部および下方脚部を越えて突き出る突出部(5)を有し、該突出部は前記ハーフヘルド(20)のための開口部(5a)と、該ハーフヘルド(20)のための受け面としての受け台(7)を備えており、少なくとも前記ハーフヘルドは動作時に復元力の作用下にあるレノ織装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ジャカード機でレノ織を織るためのレノ織装置に関する。ジャカード織は、個々の経糸の隆起によって際立たせることのできる織り模様を有するすべての織物に対する総称であり、したがっていわゆる微細に描かれた変化の豊かな模様に対するものである。このようなジャカード織物は、緯糸および経糸と同様に織物を織るジャカード機で織られる。
【背景技術】
【0002】
この機械の対象も同様にジャカード機である。ジャカード機はとりわけ詳細には目板が設けられており、この目板が複数の開口部を有し、この開口部を通って通糸が案内されることを特徴とする。通糸自体は、その下方端部で弾性負荷される。通糸自体はジャカード機構により個別に調整される。ここでは通糸の調整については説明する必要がない。なぜならそれは従来技術だからである。ジャカード機により種々異なる模様を織ることができる。
【0003】
織り機にレノ織装置を設置することが公知である。この種のレノ織装置はとりわけ織縁の形成と関連して使用される。このようなレノ織装置は、2つのリフティングヘルドと、このリフティングヘルドによりそれぞれ交互に連行される1つのハーフヘルドを含む。ここでこのハーフヘルドは2つの脚部を有し、この2つの脚部はその上方端部に、控糸を収容するための留め環を有する。ハーフヘルドの両側には、リフティングヘルドに対してそれぞれスリットが存在する。ここでハーフヘルドとリフティングヘルドとの間を接続するために案内されたレノ糸が、ハーフヘルドの一方の側からハーフヘルドの他方の側に、どちらのリフティングヘルドによりこのハーフヘルドがちょうど連行されているかに応じて移動する。このようなレノ織装置が本発明の対象であり、これをジャカード機で使用する使用法も対象である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
2つのリフティングヘルドと1つのハーフヘルドを有するこの種のレノ織装置をジャカード機で使用する際の問題は、このようなレノ織装置のためのスペースがジャカード機では極端に制限されていることである。目板の下方には微細な模様を有する相応の織物を織るために、密に多数の装置が配置されている。レノ織装置の相互の影響はできるだけ回避すべきである。なぜなら織り疵が発生しないようにし、さらに例えばレノ織装置が相互に接触することにより極端に速い摩滅が発生しないようにするためである。そのため直接的には、個々のレノ織装置の振動を運転中にできるだけ小さく保持しなければならない。これにより個々のレノ織装置が動作中に相互に接触するのを阻止するためである。さらに、隣接するレノ織装置の方向へのレノ織装置の空間的伸長を比較的小さく保持すべできある。これはすでに述べたように相互の影響を阻止し、または実質的に回避するためである。とりわけ個々のレノ織装置の重量も小さく保持すべきであり、これは所要の駆動出力が過度に大きくならないようにするためである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前に述べた前提条件を満たすレノ織装置は詳細には、請求項1の構成を特徴とする。すでに述べたようにレノ織装置は2つのリフティングヘルドと1つのハーフヘルドを有し、ハーフヘルドはリフティングヘルドにより交互に持ち上げられるときに、それぞれリフティングヘルドにより連行される。各リフティングヘルドは本発明の特徴によれば、隣接するリフティングヘルドに向けて配向され、リフティングヘルドの上方脚部および下方脚部を越えて突き出る突出部を有する。この突出部はハーフヘルドのための開口部と、ハーフヘルドのための受け面としての受け台を備えており、少なくともハーフヘルドは動作時に復元力の作用下にある。リフティングヘルドの脚部が、2つの脚部の間の中央に配置された突出部も含めて比較的細く保持されていることによって、格別の重量低減が達成される。すでに述べたように重量低減が必要なのは、駆動出力を最小にするためである。レノ織装置の使用によって、まったく新種の模様を織ることができる。
【0006】
本発明の別の構成によれば、ハーフヘルドの脚部が一方の端部にストッパを有する。このストッパによって、ハーフヘルドがリフティングヘルドから解離することが阻止される。さらにこのストッパによって、リフティングヘルドのストロークが相対的相互に設定される。すなわち隙間の大きさもこれにより相応に設定される。
【0007】
さらにハーフヘルドの脚部は他方の端部で、控糸のためのスレッドアイレットを形成しながら受け面を形成するために相互に接続されている。すなわちスレッドアイレットの領域では、ハーフヘルドの脚部が受け面を形成し、この受け面がそれぞれのリフティングヘルドの受け台と協働作用する。すなわちこの時に、リフティングヘルドがハーフヘルドを連行する個所で、ハーフヘルドの受け面はリフティングヘルドの受け台に当接する。
【0008】
ストッパを形成するためにハーフヘルドの脚部は、端部側で順次整列されたそれぞれ1つの湾曲部を有する。ここで有利にはこの湾曲部には続いてフィンガ状の突起が設けられており、これらの突起は相互に接続可能である。これによってハーフヘルドを擬似的に閉鎖されたユニットとして構成する手段が得られる。このことの重大な利点はまず第1に、閉鎖されたユニットにより振動が緩和されることを述べておく。ほぼU字形に構成されたハーフヘルド、すなわち外側に向かって突き出る2つの自由脚部を有するハーフヘルドが、閉鎖されたハーフヘルドよりも格段に高い振動傾向を有することは容易に想像できる。すでに他の個所で述べたように、レノ織装置の相互の影響を回避するために、とりわけ装置の振動能力も全体的に低減すべきである。
【0009】
別の特別の特徴によれば、フィンガ状の突起は保持力を達成するため、とりわけ弾性負荷、とりわけ渦巻きバネの作用下にある。これによってハーフヘルドの受け面が、それぞれこれを連行するリフティングヘルドの受け台に常に当接し、交番の際に、すなわちハーフヘルドが一方のリフティングヘルドから他方のリフティングヘルドに交番する際に、ハーフヘルドがそれぞれのリフティングヘルドの受け台の上で「踊る」危険性のないことが保証される。この場合、保持力を磁石によってもたらすことも考えられる。この磁石はリフティングヘルドの脚部に配置され、ハーフヘルドがリフティングヘルドの受け台に、連行の際に当接するようにする。
【0010】
本発明のさらなる特徴によれば、フィンガ状の突起には渦巻きバネを取り付けることができる。すなわち突起を、この場合は重なるように取り付けることができ、ここでは渦巻きバネを収容する。この場合、そこから渦巻きバネは二重の目的を果たすことが分かる。すなわち一方ではハーフヘルドが閉鎖されたユニットを形成するようにし、他方では所要の復元力をもたらす。湾曲部の端部に留め環を配置し、例えば渦巻きバネによってこの留め環を重ね合わせ、接続することも考えられる。
【0011】
さらにリフティングヘルドはその一方の端部で、それぞれ復帰素子、とりわけバネの負荷下にある。ここでは復帰素子、とりわけバネがリフティングヘルドの脚部に端部側で取り付け可能、とりわけスライド可能または巻付け可能であるようにする。すでに他の個所で説明したように、レノ織装置の周囲拡がりをできるだけ小さく維持すべきである。これはレノ織装置が、ジャカード機の運転中に相互に影響するのを阻止するためである。例えばバネをリフティングヘルドへ端部側で直接スライドするか、または巻き付けることにより、この場合はバネをリフティングヘルドに固定するための別個の措置が省略され、これにより重量だけでなくさらにスペースも節約することができる。リフティングヘルドは取付け状態で他方の上方端部に、張引手段、例えばカードレーシングを収容するための留め環を有し、これによりリフティングヘルドはそれぞれ隣接する他方のリフティングヘルドに対して偏向される。
【0012】
本発明の別の特徴によれば、リフティングヘルドはハーフヘルドの脚部の領域に、ハーフヘルドの脚部のための案内溝を有する。すなわちハーフヘルドの脚部はリフティングヘルドにあるこの溝によって、それぞれのリフティングヘルドによる連行運動中に案内される。これによっても振動をさらに緩和することができる。このことはとりわけ、リフティングヘルドの溝に装填されたハーフヘルドの脚部が凹部として作用し、この場合は振動傾向の緩和に寄与することから生じる。有利には、リフティングヘルドの脚部にある案内溝の深さは、ハーフヘルドの脚部の幅にほぼ相当する。とりわけハーフヘルドの脚部が閉鎖された部材であることによって、振動のためにハーフヘルドがリフティングヘルドにある案内溝から逸脱する危険性がなくなる。
【0013】
さらにスペース節約のために重要なことは、リフティングヘルドの脚部にある案内溝が、隣接するリフティングヘルドの方向に開放していることである。すでに述べたように、ハーフヘルドはそれ自体閉鎖されたフレームを形成する。これによって、ハーフヘルドが運転中に案内溝から逸脱しないことが保証される。すなわち、相応のリフティングヘルドによる連行中にハーフヘルドの脚部を確保するためには、細い案内部であっても十分である。その点で細いリフティングヘルドを、とりわけハーフヘルドの脚部のための収容領域で使用することができる。このことは所望の重量節約につながる。
【0014】
このようなレノ織装置を使用するのに適したジャカード機は、ジャカード機の少なくとも1つの目板が開口部を有し、この開口部によってリフティングヘルドがその相対運動中に相互に案内されることを特徴とする。すでに他の個所で指摘したように、個々のレノ織装置はジャカード機の目板の領域に密に配置されている。レノ織装置が相互に影響するのを回避するために、レノ織装置の振動を回避しなければならない。
【0015】
このような手段は有利な実施形態で提案されているように、ジャカード機が相互に離間した2つの目板を有し、リフティングヘルドが少なくとも1つの目板、とりわけ下方の目板の開口部によって案内されることである。このような構成では、振動がリフティングヘルドに実質的に発生しないことが判明した。その点でこの種のレノ織装置を、目板の領域に密に配置することができる。
【0016】
本発明の対象はさらに、2つのリフティングヘルドと1つのハーフヘルドを有し、前記ハーフヘルドがリフティングヘルドによってそれぞれ交互に連行されるレノ織装置を、レノ織をジャカード機で織るために使用する使用法である。
【0017】
以下、図面に基づき本発明を例として詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明のレノ織装置の斜視図である。
【図2】ハーフヘルドを示す図である。
【図2a】ハーフヘルドの変形形態の下部を示す図である。
【図3】図1の細部Xの拡大図である。
【図4】レノ織装置を備えるジャカード機の下部の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1によればレノ織装置1は、2つのリフティングヘルド2と1つのハーフヘルド20からなる。リフティングヘルドは2つの脚部3、4を有し、これらはほぼ中央に突出部5を有する。この突出部5はとりわけ図1で、しかし図3でも分かるように脚部3、4の幅を越えて突き出ている。ハーフヘルド20はその上方端部に、控糸を収容するための留め環21を有し、留め環21の領域に受け面22を形成する。ハーフヘルド20の脚部23はその下方端部に湾曲部24を有し、この湾曲部にはフィンガ状の突起25が続く(図2)。このフィンガ状の突起25は重なるように取り付けることができ、この個所で渦巻きバネ27により結束される。すなわち、渦巻きバネ27がフィンガ状の突起25にスライドされるか、または巻き付けられるという意味で結束される。
【0020】
図2aによれば、フィンガ状の突起が欠けており、ここでは湾曲部の端部にそれぞれ開口部24aが設けられていて、これによりハーフヘルドの脚部が、場合によりバネ27(図示せず)により接続される。
【0021】
リフティングヘルド2は突起5の領域に、開口部5aとハーフヘルド20の受け面22に対する受け台7を有する。このことは図3の詳細から分かる。開口部5aを通ってハーフヘルド20の脚部23が突き出る。リフティングヘルド2はさらにその下方端部に、渦巻きバネ6を巻き付けるためのネジショルダ2aを有する。リフティングヘルド2の脚部3の留め環3aに配置された通糸40によってリフティングヘルド2が偏向されるときに、復元力をもたらすために渦巻きバネ6が用いられる。
【0022】
リフティングヘルドはプラスチックから作製され、ハーフヘルドは金属製である。機織りの際の速度が相当なものであることにより、ハーフヘルド20がリフティングヘルド2の受け台7の領域でこの受け台7に食い込むことが判明した。このことは種々の理由から、とりわけ申し分のない糸交差を長期間にわたって保証するためにも回避すべきである。この点で受け台7は耐摩耗性の材料、例えば金属またはガラス繊維強化プラスチックから作製される。さらにリフティングヘルド2の受け台7の領域には金属から作製された案内プレート30が設けられている。この案内プレート30は挿入体としてリフティングヘルド2により、突起5の領域で収容される。この案内プレートも摩耗の最小化のために用いられる。
【0023】
リフティングヘルドの脚部4は、ハーフヘルド20の脚部23を収容するために、突起5から始まる案内溝4aを有する。すなわちハーフヘルド20は案内溝4aによって、それぞれのリフティングヘルドによる連行運動中に案内される。この案内溝は内側に配置されており、したがってその開口部は対向するリフティングヘルドに向けられている。
【0024】
図4には、その下側部分、すなわち目板を備えるジャカード機が示されている。ここで全体が100により示されたジャカード機は2つの目板110、120を有し、これらの目板は相互に離間して配置されている。下側目板120によってレノ織装置のリフティングヘルドが、それぞれ相応の開口部121に案内される。目板110には同じように開口部111が存在しており、この開口部を通って通糸40がリフティングヘルドの運動のために案内される。ここで図示されていないが、相応の開口部を備える上側目板110もリフティングヘルドの案内に使用できることを述べておく。
【0025】
目板120の下方には、端部側がリフティングヘルドの脚部4に配置された糸6を固定するためのホルダが存在する。ハーフヘルドのそれぞれのバネの固定は、目板120上にある、リフティングヘルドを案内するための2つの孔部121の間で行われる。
【符号の説明】
【0026】
1 レノ織装置
2 リフティングヘルド
3、4 リフティングヘルドの脚部
5 突出部
7 受け台
20 ハーフヘルド
21 留め環
22 受け面
23 ハーフヘルドの脚部
24 湾曲部
25 突起
27 渦巻きバネ
30 案内溝
110、120 目板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ジャカード機でレノ織を織るためのレノ織装置(1)であって、該レノ織装置は2つのリフティングヘルド(2)と1つのハーフヘルド(20)とを有し、該ハーフヘルドは該フティングヘルド(2)により交互に持ち上げられるときに、それぞれ当該リフティングヘルド(2)により連行され、前記各リフティングヘルド(2)は、隣接するリフティングヘルド(2)に向けて配向され、該リフティングヘルド(2)の上方脚部および下方脚部を越えて突き出る突出部(5)を有し、該突出部は前記ハーフヘルド(20)のための開口部(5a)と、該ハーフヘルド(20)のための受け面としての受け台(7)を備えており、少なくとも前記ハーフヘルドは動作時に復元力の作用下にあるレノ織装置。
【請求項2】
前記ハーフヘルド(20)の前記脚部(23)は一方の端部にストッパを有することを特徴とする請求項1記載のレノ織装置。
【請求項3】
前記ハーフヘルド(20)の前記脚部(23)は他方の端部で、留め環(21)を形成しながら受け面(22)を形成するために相互に接続されていることを特徴とする請求項1または2記載のレノ織装置。
【請求項4】
前記ハーフヘルド(20)の前記脚部(23)は、前記ストッパを形成するために、端部側に相互に配向された湾曲部(24)を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレノ織装置。
【請求項5】
前記脚部(23)は前記湾曲部(24)に続いてフィンガ状の突起(25)を有し、該突起は接続可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレノ織装置。
【請求項6】
前記フィンガ状の突起(25)は、復元力を達成するために弾性負荷(27)の下にあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレノ織装置。
【請求項7】
前記フィンガ状の突起(25)には渦巻きバネ(27)が取り付け可能であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレノ織装置。
【請求項8】
前記リフティングヘルド(2)は少なくともその一方の端部で、それぞれ復帰素子、とりわけバネ(6)の負荷下にあることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のレノ織装置。
【請求項9】
前記復帰素子、とりわけバネ(6)は、前記リフティングヘルド(2)の脚部(4)に端部側で取り付け可能、とりわけスライド可能または巻付け可能であることを特徴とする請求項8記載のレノ織装置。
【請求項10】
前記リフティングヘルド(2)はその他方の端部に、張引手段、例えばカードレーシング(40)を収容するための留め環を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のレノ織装置。
【請求項11】
前記リフティングヘルド(2)は前記ハーフヘルド(20)の脚部(23)の領域に、該ハーフヘルド(20)の脚部(23)に対する案内溝(4a)を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のレノ織装置。
【請求項12】
前記リフティングヘルド(2)の脚部(4)にある案内溝(4a)の深さは、前記ハーフヘルド(20)の脚部(23)の幅にほぼ相当することを特徴とする請求項11記載のレノ織装置。
【請求項13】
前記リフティングヘルド(2)の脚部(4)にある案内溝(4a)は、隣接するリフティングヘルド(2)の方向に開放していることを特徴とする請求項11記載のレノ織装置。
【請求項14】
2つのリフティングヘルドと1つのハーフヘルドを有するレノ織装置の使用法であって、前記ハーフヘルドは前記リフティングヘルドによりジャカード機に交互に連行される使用法。
【請求項15】
少なくとも1つの目板を有するジャカード機において、
該目板(120)にある開口部(121)によって前記リフティングヘルド(2)が案内されることを特徴とするジャカード機。
【請求項16】
ジャカード機(100)は、相互に離間して配置された2つの目板(110、120)を有し、前記リフティングヘルド(2)は、2つの目板(110、120)の開口部(11、121)によって案内されることを特徴とする請求項5記載のジャカード機。

【図1】
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【図2】
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【図2a】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−242281(P2010−242281A)
【公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−73127(P2010−73127)
【出願日】平成22年3月26日(2010.3.26)
【出願人】(506211838)ゲブリューダー クレッカー ゲーエムベーハー (1)