説明

スイッチ状態検出装置

【課題】本発明は、帰り配線が不要な2線式の簡略な構成で、スイッチ素子のオン、オフ及び配線断線又は電源遮断を的確に検出でき、且つ、消費電力も僅少なスイッチ状態検出装置を提供する。
【解決手段】本発明は、スイッチ素子2の接点部3のオン、オフ及びスイッチ回路9の断線又は電源遮断を検出するスイッチ状態検出装置1であって、スイッチ素子2の接点部3に対して2線配線で電流制限抵抗6を介して交流電圧を供給する交流電源7と、2線配線の末端に接点部3と並列に接続したダイオード8とを有するスイッチ回路9と、電流制限抵抗6の両端に現れるスイッチオフ時のダイオード8による半波整流電圧、スイッチオン時の交流電圧、断線又は電源遮断時の無電圧を検出する電圧検出回路10と、この電圧検出回路10により検出するスイッチオフ、スイッチオン、断線又は電源遮断の状態を表示する表示手段12と、を有するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スイッチ状態検出装置に関し、詳しくは、スイッチ素子のオン、オフ、スイッチ回路の断線等の諸状態を、簡略に検出できるスイッチ状態検出装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から各種の電気機器において、電源の投入や遮断を行う電源スイッチを始めとする複数のスイッチ素子を搭載し、当該電気機器本来の動作を複数のスイッチ素子のオン、オフにより実行させることは周知である。
【0003】
このような電気機器において、個々のスイッチ素子のオン、オフ、スイッチ回路の断線等の諸状態を的確に把握することは、当該電気機器を効率よく運転する上で重要な要素となる。
【0004】
従来におけるスイッチ状態検出装置について、4線式、2線式に分けて以下に概説する。
【0005】
図6は、従来の4線式のスイッチ状態検出装置31を示すものであり、このスイッチ状態検出装置31は、スイッチ素子32の接点部33に連なる一方のスイッチ電極34に配線36a、36bを接続するとともに、他方のスイッチ電極35に配線37a、37bを接続する。
そして、これらをスイッチ素子32から外方に導出し、配線36aには電流制限抵抗38を接続し、配線37aの末端を接地し、更に、配線36b、37bの末端間にリレー39のコイル40を接続することにより構成したものである。
【0006】
このようなスイッチ状態検出装置31において、電源42から電流制限抵抗38に通電すると、スイッチ素子32がオフ(接点部33:開)のときには、リレー39のコイル40には電流が流れて励磁されるので、リレー接点41はオンし、これにより、スイッチ素子32がオフであることを示す信号を得ることができる。
【0007】
また、スイッチ素子32がオン(接点部33:閉)のときには、前記コイル40は短絡状態となって無励磁に転移するのでリレー接点41はオフに変わり、これにより、前記スイッチ素子32がオンであることを示す信号を得ることができる。
【0008】
しかし、このスイッチ状態検出装置31においては、回路全体が正常である場合にはスイッチ素子32のオン、オフ状態の検出は上述したように可能であるものの、例えばスイッチ素子32に接続したいずれかの配線部分が断線した場合や電源遮断した場合においても、前記リレー39のコイル40は無励磁となってしまうため、スイッチ素子32のオン状態と、回路の断線又は電源遮断状態との判別をすることができないという問題がある。
【0009】
この結果、前記スイッチ素子32を例えば安全監視装置等における安全監視スイッチとして使用した場合、装置自体を緊急停止すべきスイッチオン信号と、スイッチ回路の異常である断線故障とを区別できず、単なる警報で済む場合においても装置自体を緊急停止させてしまうというような不都合を招来していた。
【0010】
また、上述したスイッチ素子32により、例えばテープ状の長いスイッチ(50m以上の長さ等)を構成したような場合、スイッチの両端から合計4本の配線を取り出す必要があることから、帰りの長い配線を設置できないような場所には4線式を採用できず、仮に設置できる場合でも配線の固定の困難さ、煩雑さを伴っていた。
【0011】
図7は、従来の2線式のスイッチ状態検出装置51を示すものであり、このスイッチ状態検出装置51は、上述したスイッチ状態検出装置31と近似した構成であるが、配線36b、37bを短くし、その末端に終端抵抗52を接続したものである。
終端抵抗52を含む構成とすることで、スイッチ素子32内に内蔵することも可能となり、テープ状の長いスイッチの場合においても、帰りの配線が無くなるという利点がある。
【0012】
この2線式のスイッチ状態検出装置51の場合、終端抵抗52の両端電圧は、スイッチ素子32がオン(接点部33:閉)の時は0(V)、スイッチ素子32がオフ(接点部33:開)の時は終端抵抗52の分圧電圧、配線断線の時は電源電圧となる。この結果、図示しないコンパレータ回路、表示素子等を使用して信号出力、状態表示を行うことで、スイッチ素子32のオン、オフ、配線断線故障の検出を行うことができる。
【0013】
しかし、この2線式のスイッチ状態検出装置51の場合、終端抵抗52の発熱による無駄な電力消費が生じてしまう。
【0014】
特許文献1には、物体の圧力により一対の電極板が接触し、圧力が解放されたときに一対の電極板が離間する第1、第2のセンサ部を具備し、マット状に構成した物体検出手段を有するとともに、この第1、第2のセンサ部の劣化に起因する接触不良等の故障を、電子回路を用いて検出するように構成したマットスイッチが提案されている。
【0015】
しかし、この特許文献1のマットスイッチの場合、第1、第2のセンサ部の故障を検出するために複雑な電子回路を必要とする。
【特許文献1】特許第3345425号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
本発明が解決しようとする問題点は、帰り配線が不要な2線式の簡略な構成で、スイッチ素子のオン、オフ及び配線断線又は電源遮断を的確に検出でき、且つ、消費電力も僅少なスイッチ状態検出装置が存在しない点である。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明は、スイッチ素子の接点部のオン、オフ及びスイッチ回路の断線又は電源遮断を検出するスイッチ状態検出装置であって、前記スイッチ素子における接点部に対して2線配線で電流制限抵抗を介して交流電圧を供給する交流電源と、前記2線配線の末端に前記接点部と並列に接続した半波整流素子とを有するスイッチ回路と、前記電流制限抵抗の両端に現れるスイッチオフ時の半波整流電圧、スイッチオン時の交流電圧、断線又は電源遮断時の無電圧を検出する電圧検出回路と、を有することを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、以下の効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、帰り配線が不要な2線式の簡略な構成で、スイッチ素子のオン、オフ及び配線断線又は電源遮断を的確に検出することができ、且つ、スイッチ回路に半波整流素子を用いていることから消費電力も僅少なスイッチ状態検出装置を提供することができる。
【0019】
請求項2記載の発明によれば、帰り配線が不要な2線式の簡略な構成で、スイッチ素子のオン、オフ及び配線断線又は電源遮断を的確に検出し、スイッチオフ、スイッチオン、断線又は電源遮断の状態を表示することができ、且つ、スイッチ回路にダイオードを用いていることから消費電力も僅少なスイッチ状態検出装置を提供することができる。
【0020】
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様な効果を奏することに加えて、発光ダイオードの発光の有無により、スイッチオフ状態と、スイッチオン、断線又は電源遮断のいずれかの状態とを区別して検出することもできるスイッチ状態検出装置を提供することができる。
【0021】
請求項4記載の発明によれば、請求項2記載の発明と同様な効果を奏することに加えて、発光ダイオードの発光の有無により、スイッチオフ状態と、スイッチオン、断線又は電源遮断のいずれかの状態とを区別して検出することもできるスイッチ状態検出装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
本発明は、帰り配線が不要な2線式の簡略な構成で、スイッチ素子のオン、オフ及び配線断線又は電源遮断を的確に検出でき、且つ、消費電力も僅少なスイッチ状態検出装置を提供するという目的を、スイッチ素子の接点部のオン、オフ及びスイッチ回路の断線又は電源遮断を検出するスイッチ状態検出装置であって、前記スイッチ素子における接点部に対して2線配線で電流制限抵抗を介して交流電圧を供給する交流電源と、前記2線配線の末端に前記接点部と並列に接続したダイオードとを有するスイッチ回路と、前記電流制限抵抗の両端に現れるスイッチオフ時の前記ダイオードによる半波整流電圧、スイッチオン時の交流電圧、断線又は電源遮断時の無電圧を検出する電圧検出回路と、この電圧検出回路により検出するスイッチオフ、スイッチオン、断線又は電源遮断の状態を表示する表示手段と、を有する構成物により実現した。
【実施例】
【0023】
以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
(実施例1)
図1乃至図4を参照して本発明の実施例1に係るスイッチ状態検出装置1について説明する。
【0024】
本実施例1に係るスイッチ状態検出装置1は、スイッチ素子2における接点部3に連なる一対のスイッチ電極4a、4bに対して2線構成の配線5a、5bを接続するとともに一方の配線5aに電流制限抵抗6を直列接続し、この電流制限抵抗6を介して前記一対のスイッチ電極4a、4bに交流電源7から交流電圧を供給するように構成し、更に、前記配線5a、5bの末端に前記接点部3と並列に半波整流素子であるダイオード8を接続したスイッチ回路9を有している。
【0025】
また、本実施例1に係るスイッチ状態検出装置1は、前記電流制限抵抗6の両端に現れるスイッチオフ(接点部3:開)時の前記ダイオード8による半波整流電圧、スイッチオン(接点部3:閉)時の交流電圧、スイッチ回路9の断線又は前記交流電源7の故障等による交流電圧遮断時の無電圧を検出する公知の電圧検出回路10と、この電圧検出回路10により検出するスイッチオフ、スイッチオン、断線又は電源遮断の状態に応じて後述する表示手段12に対する点灯制御を行う表示コントローラ11と、表示コントローラ11の制御の基にスイッチ素子2のスイッチオフ、スイッチオン、断線又は電源遮断の状態を表示する表示手段12と、を有している。
【0026】
前記表示手段12は、スイッチオフ時に点灯する青色LED(青色発光ダイオード)13と、スイッチオン時に点灯する赤色LED(赤色発光ダイオード)14と、断線又は電源遮断時に点灯する黄色LED(黄色発光ダイオード)15とを具備している。
【0027】
次に、本実施例1に係るスイッチ状態検出装置1の動作について、図2乃至図4をも参照して説明する。
【0028】
本実施例1に係るスイッチ状態検出装置1において、交流電源7からスイッチ素子2に交流電圧を供給している状態で、例えば、スイッチ素子2における接点部3が開の時、すなわち、スイッチオフ時には、前記電流制限抵抗6の両端の電圧は、前記ダイオード8による半波整流作用で図2に示す半波整流電圧V1となる。
【0029】
また、スイッチ素子2における接点部3が閉の時、すなわち、スイッチオン時には、前記ダイオード8は接点部3により短絡された状態となり、前記電流制限抵抗6の両端の電圧は、図3に示す交流電圧VRとなる。
【0030】
更に、前記スイッチ回路9の断線又は前記交流電源7の故障等による交流電圧遮断時には、前記電流制限抵抗6の両端の電圧は、図4に示すように無電圧となる。
【0031】
前記電圧検出回路10は、これらの半波整流電圧V1、交流電圧VR及び無電圧を各々検出し、例えば図示しないが安全監視装置等に対応する検出信号を出力する。
【0032】
また、前記表示コントローラ11は、電圧検出回路10の検出結果に応じて、電圧検出回路10が半波整流電圧V1を検出した時には青色LED13を点灯させ、電圧検出回路10が交流電圧VRを検出した時には赤色LED14を点灯させ、更に、電圧検出回路10が無電圧を検出した時には黄色LED15を点灯させる。
【0033】
このようにして、本実施例1に係るスイッチ状態検出装置1によれば、帰り配線が不要な2線式の簡略な回路構成で、スイッチ素子2のオン、オフ及び配線断線又は電源遮断を的確に検出し、これらの状態を青色LED13、赤色LED14及び黄色LED15により視覚的に表示することができる。
【0034】
また、スイッチ回路9の終端にダイオード8を用いていることから、従来例のように電流制限抵抗及び終端抵抗を用いる場合に比べ消費電力が僅少なスイッチ状態検出装置1とすることもできる。
【0035】
すなわち、従来例のように電源として直流電源を用い、電流制限抵抗と終端抵抗との抵抗比が1:1の回路構成とした場合に比べ、本実施例1に係るスイッチ状態検出装置1においてデューティ比50の矩形波交流を採用し、電流制限抵抗6及びダイオード8を用いたスイッチ回路9では、スイッチ素子2のオフ時における消費電力は従来例の50%とすることができる。
【0036】
(実施例2)
次に、図5を参照して本発明の実施例2に係るスイッチ状態検出装置21について説明する。
【0037】
本実施例2に係るスイッチ状態検出装置21は、実施例1に係るスイッチ状態検出装置1と略同様な構成であるため、図1に示す回路要素と同一の要素には同一の符号を付して示す。本実施例2に係るスイッチ状態検出装置21は、前記スイッチ状態検出装置1のダイオード8に替えて、例えば青色発光する発光ダイオード22を用いたことが特徴である。
【0038】
本実施例2に係るスイッチ状態検出装置21は、実施例1に係るスイッチ状態検出装置1と同様な作用、効果を発揮するとともに、前記スイッチ素子2の接点部3がオフの時には発光ダイオード22が青色に点灯し、また、前記スイッチ素子2の接点部3がオフの時には発光ダイオード22は前記接点部3により短絡され消灯するので、これにより、発光ダイオード22の発光の有無により、スイッチオフ状態と、スイッチオン、断線又は電源遮断のいずれかの状態とを区別して検出することができる。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、例えば長尺スイッチのスイッチ状態検出、長尺スイッチを用いたマットスイッチやバンパースイッチ等のスイッチ状態検出用として幅広く適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の実施例1に係るスイッチ状態検出装置の構成を示す概略回路構成図である。
【図2】本実施例1に係るスイッチ状態検出装置における電流制限抵抗両端のスイッチオフ時の電圧波形図である。
【図3】本実施例1に係るスイッチ状態検出装置における電流制限抵抗両端のスイッチオン時の電圧波形図である。
【図4】本実施例1に係るスイッチ状態検出装置における電流制限抵抗両端の断線又は電源遮断時の電圧波形図である。
【図5】本発明の実施例2に係るスイッチ状態検出装置の構成を示す概略回路構成図である。
【図6】従来の4線式のスイッチ状態検出装置を示す概略回路構成図である。
【図7】従来の2線式のスイッチ状態検出装置を示す概略回路構成図である。
【符号の説明】
【0041】
1 スイッチ状態検出装置
2 スイッチ素子
3 接点部
4a スイッチ電極
4b スイッチ電極
5a 配線
5b 配線
6 電流制限抵抗
7 交流電源
8 ダイオード
9 スイッチ回路
10 電圧検出回路
11 表示コントローラ
12 表示手段
13 青色LED
14 赤色LED
15 黄色LED
21 スイッチ状態検出装置
22 発光ダイオード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スイッチ素子の接点部のオン、オフ及びスイッチ回路の断線又は電源遮断を検出するスイッチ状態検出装置であって、
前記スイッチ素子における接点部に対して2線配線で電流制限抵抗を介して交流電圧を供給する交流電源と、前記2線配線の末端に、前記接点部と並列に接続した半波整流素子とを有するスイッチ回路と、
前記電流制限抵抗の両端に現れるスイッチオフ時の半波整流電圧、スイッチオン時の交流電圧、断線又は電源遮断時の無電圧を検出する電圧検出回路と、
を有することを特徴とするスイッチ状態検出装置。
【請求項2】
スイッチ素子の接点部のオン、オフ及びスイッチ回路の断線又は電源遮断を検出するスイッチ状態検出装置であって、
前記スイッチ素子における接点部に対して2線配線で電流制限抵抗を介して交流電圧を供給する交流電源と、前記2線配線の末端に、前記接点部と並列に接続したダイオードとを有するスイッチ回路と、
前記電流制限抵抗の両端に現れるスイッチオフ時の前記ダイオードによる半波整流電圧、スイッチオン時の交流電圧、断線又は電源遮断時の無電圧を検出する電圧検出回路と、
この電圧検出回路により検出するスイッチオフ、スイッチオン、断線又は電源遮断の状態を表示する表示手段と、
を有することを特徴とするスイッチ状態検出装置。
【請求項3】
スイッチ素子の接点部のオン、オフ及びスイッチ回路の断線又は電源遮断を検出するスイッチ状態検出装置であって、
前記スイッチ素子における接点部に対して2線配線で電流制限抵抗を介して交流電圧を供給する交流電源と、前記2線配線の末端に、前記接点部と並列に接続した発光ダイオードとを有するスイッチ回路を具備し、
前記発光ダイオードの発光の有無により、スイッチオフ状態と、スイッチオン、断線又は電源遮断のいずれかの状態とを区別して検出することを特徴とするスイッチ状態検出装置。
【請求項4】
スイッチ素子の接点部のオン、オフ及びスイッチ回路の断線又は電源遮断を検出するスイッチ状態検出装置であって、
前記スイッチ素子における接点部に対して2線配線で電流制限抵抗を介して交流電圧を供給する交流電源と、前記2線配線の末端に、前記接点部と並列に接続した発光ダイオードとを有し、この発光ダイオードの発光の有無により、スイッチオフ状態と、スイッチオン、断線又は電源遮断のいずれかの状態とを区別して検出するスイッチ回路と、
前記電流制限抵抗の両端に現れるスイッチオフ時の前記発光ダイオードによる半波整流電圧、スイッチオン時の交流電圧、断線又は電源遮断時の無電圧を検出する電圧検出回路と、
この電圧検出回路により検出するスイッチオフ、スイッチオン、断線又は電源遮断の状態を表示する表示手段と、
を有することを特徴とするスイッチ状態検出装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−159423(P2008−159423A)
【公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−347419(P2006−347419)
【出願日】平成18年12月25日(2006.12.25)
【出願人】(390024718)株式会社東京センサ (12)
【Fターム(参考)】