説明

スカート付きブラシ

【課題】 ペットのブラッシング中に発生した抜け毛やゴミは、付近に散乱したり、ペット体表面上に残っていた。そこで、抜け毛を、ブラッシングと同時に電気掃除機で除去できるスカート付きブラシを提供する。
【解決手段】 ブラシ植毛面内に,ブラッシングで発生した抜け毛やゴミを吸引除去するためのエア吸引口のほかに,ブラシの毛の先端付近にエアを供給するためのエア供給口を設けたブラシにおいて、ブラシ本体のブラシ植毛面外周近くから、ブラシの毛先端方向に向けてスカートを設けたことにより,空気の流れが制御され,ペット体表面から遊離した抜け毛やゴミは、エア供給口から供給されたエアに乗ってエア吸引口から除去されるため、ブラッシング中に抜け毛が付近に散乱したり、ペット体表面上に残ることなく除去できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラシ植毛面内に,ブラッシングで発生した抜け毛やゴミを吸引除去するためのエア吸引口のほかに,ブラシの毛の先端付近にエアを供給するためのエア供給口を設けたブラシにおいて、ブラシ本体のブラシ植毛面外周近くから、ブラシの毛先端方向に向けてスカートを設けたことを特徴とするスカート付きブラシに関する
【背景技術】
【0002】
特許文献1「特開2001−190174」では、一般家庭用掃除機等に接続して用いるペット用吸毛ブラシが提案されている。また、文献2、3には、ブラシの毛に相当する部分にパイプを用い、パイプ先端から吸気、送気する例が示され、文献4には2つのブラシ状物体の間に挟持された頭髪を,整髪する方法が示されている。
【0003】
しかし,これらのいずれの方法も,空気の流れが制御されていないため,吸引口にペットの毛が吸い込まれて吸引口が閉塞したり,空気抵抗の小さいブラシの根元から激しく外気が吸引されてペットにストレスを与えるが,肝心な抜け毛やゴミの除去効率が悪い,といった課題があった。また,ブラッシング中に発生した抜け毛やゴミが付近に散乱したり、臭気が発生して環境を悪化させていた。
【0004】
【特許文献1】特開2001−190174号公報
【特許文献2】特開2001−120354号公報
【特許文献3】特開2000−342326号公報
【特許文献4】特開平09−206124号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ペットにストレスを与えず、ブラッシングで発生した抜け毛やゴミを,ブラッシング中に吸引除去可能にするブラシを提供することである。
【0006】
従来の,エア吸引口とエア供給口を持ったブラシの場合,ブラシとペット体表面で囲まれた空間を考えると,エア吸引口から除去されるエアの源としては,ブラシの周り(以下,第1経路と呼ぶ)にある外気と,エア供給口(以下,第2経路と呼ぶ)から供給されるエアの2つが考えられる。
ブラシの毛がペットの毛の長さより短い場合,エアの源がどちらでも,ペットの毛が吸引口に吸い込まれ,吸引口を狭くしてしまい,最悪,吸引口を閉塞させ,抜け毛やゴミの吸引除去ができなくなるといった支障が生じる。
一方,ブラシの毛がペットの毛の長さより長い場合,空気抵抗の小さいエア源から空気を吸い込むことになり,吸引口がどこにあるかによって事情が異なる。特に,吸引口がブラシの外周近くにあり,エア供給口から離れている場合を考えてみると,エアはブラシ外周から吸い込まれることになり,ブラシ外周から吸い込まれた空気は,ペットの毛の先端を撫でるようにしてエア吸引口から吸い込まれるが,抜け毛やゴミが散乱しているペット体表面近くにはエアは届きにくいため,抜け毛やゴミは吸引除去されにくいといったことがある。また,ブラシの根元にはペットの毛が無く,空気抵抗が小さいため,ブラシの根元に空気の強い流れが生じ,ペットの毛を部分的に引っ張ったり振動させて,負担を強いるといったことが生じていた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明のスカート付きブラシでは、ブラシ植毛面内に,ブラッシングで発生した抜け毛やゴミを吸引除去するためのエア吸引口のほかに,ブラシの毛の先端付近にエアを供給するためのエア供給口を設け、さらにブラシ周辺部から外気を直接吸い込まないように、ブラシ本体のブラシ植毛面外周近くから、ブラシの毛先端方向に伸びたスカートを設けた。
【発明の効果】
【0008】
本発明のスカート付きブラシでは,ブラシ本体外周部に、ブラシの毛先端付近まで伸びたスカートを設けたことにより、ブラシ外周から外気を直接吸引する第1経路が遮断されることになり、代わりにスカート先端とペット体表面との隙間からエア吸引口に至る経路が発生する(以下,第3経路と呼ぶ)。しかし,スカート先端とペット体表面との隙間が狭いため,ここを通る空気抵抗は大きくなる。一方,エア供給口からは,エア吸引口から吸引除去されると同程度の流量のエアが供給されるため,空気抵抗としては小さく,エア吸引口から吸引除去されるエアの大半はエア供給口から供給されることになり,ブラシとペット体表面で構成された空間内の圧力が大きく負圧になることは無い。
したがって,ブラシの毛先端部付近に漂っている抜け毛やゴミ等は,エア供給口から供給された空気の流れに乗ってエア吸引口から吸引除去されることとなり、ペットへ負担を加えることなく抜け毛やゴミの吸引除去が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
発明の実施形態を挙げて、本発明をより詳しく説明する。
【実施例】
【0010】
以下、図を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の第1実施例の正面図である。図2は本発明の第1実施例の断面図(7.電気掃除機付き)である。4.植毛板には、1.ブラシの毛が植えつけられており、2.エア吸引口用の穴が開けられている。2.エア吸引口は、5.ブラシ本体の中の空洞と繋がっており、空洞は6.アダプターを介して7.電気掃除機の8.吸引装置に繋がっている。
3.エア供給口は、請求項2に示すように、ブラシの毛とは独立した穴の開いたパイプを配置し、パイプは5.ブラシ本体に設けられた11.エア配管にまとめられ、6.アダプターを介して7.電気掃除機の9.送気装置に繋がっている。
5.ブラシ本体外周部には、5.ブラシ本体外周部から2.エア吸引口に直接、外気が流れ込まないように、5.ブラシ本体外周部からブラシの毛先端方向に14.スカートを設けている。
8.吸引装置や9.送気装置の能力、14.スカートの長さは、ペットの毛の質や長さ等によって調整できる構造にしておくことが好ましいが、固定式でもかまわない。
【0011】
吸引する場合は、ブラッシング中に2.エア吸引口がペットの毛で閉塞されないようにすることが必要である。本発明では、5.ブラシ本体外周部近くに、1.ブラシの毛先端付近まで伸びた14.スカートを設けて空気の流れを制御しているが、ブラシで覆われている部分以外のペットの毛をブラシ内に吸引しないようにする効果も期待できる。
ブラシの毛の長さについては,図6に示すように、1.ブラシの毛の長さをBL、ペットの毛の長さをPL、14.スカートの底部とペット体表面との隙間をhとすると h≦BL<2*PL 程度が適当で、hは、14.スカート底部で押し付けたときのペットの毛の厚さをdとすると、d≦h<PL が適当である。
【0012】
ブラッシングによって発生した抜け毛やゴミ、動物の毛の中に生息しているノミ、シラミ等は、1.ブラシの毛近くに散乱した状態になっているが、これらが2.エア吸引口から吸引除去されるまでを、順を追って説明する。
【0013】
9.送気装置から送られてきた空気は、3.エア供給口からブラシの毛の先端近くに供給されるが、7.電気掃除機の8.吸引装置で発生した吸引力により,吸引口周りの空気を吸い込む。5.ブラシ本体外周部には14.スカートを設けてあるので、5.ブラシ本体周囲からの外気の流れが抑制されるため、3.エア供給口から2.エア吸引口に至る空気の流れが発生し、空気が2.エア吸引口から吸い込まれるとともに、1.ブラシの毛近くに散乱している抜け毛やゴミ等を浮遊させて、空気と一緒に2.エア吸引口から吸い込まれる。吸い込まれた抜け毛やゴミは、5.ブラシ本体の空洞を通って6.アダプターを通り、10.フィルターに至る。抜け毛やゴミは10.フィルターで捕集され、空気は8.吸引装置の出口から大気中に放出される。
【0014】
9.送気装置は、空気ばかりでなく、泡やミスト、お湯のような液体を送っても良く、空気を送る場合は送風機、液体を送る場合はポンプと読み替えても良い。
【0015】
5.ブラシ本体は一体である必要は無く、分割したり、柔構造にして、ブラッシング面に沿って変形できるようにしても良い。また、5.ブラシ本体を手で掴んでブラッシングする以外に、5.ブラシ本体に、バンドや手の形をしたグローブのような保持具をつけて、ブラシ本体と手をしっかり固定できるようにしても良い。
【0016】
本発明の吸引ブラシは、吸引ブラシに設けられた3.エア供給口からエアを供給しながら、2.エア吸引口からエアと一緒に運ばれてきた抜け毛やゴミ等を吸引除去することを想定しているが、送気または吸引機能を単独で使用しても良く、3.エア供給口から、温水や、洗剤の入った水を供給して、動物の体を洗ったり、温風を出して毛を乾燥させても良い。
【0017】
図3は第2の実施例の正面図で、図4は第2の実施例の断面図である。第2の実施例では、1.ブラシの毛として、請求項2で示したように、先端が概ね球状に閉じたパイプを用い、パイプの先端近くに開口部を設けて3.エア供給口としている。1.ブラシの毛の中の13.貫通穴の出口は3.エア供給口となっているが、13.貫通穴の入り口は、11.エア配管に接続されている。また、11.エア配管は、5.ブラシ本体上の、ブラッシングに差しさわりの無い場所で大気中に開放されている。
11.エア配管を大気中に開放していると、8.吸引装置で発生した吸引力により、大気開放された11.エア配管の大気開放口から周りの外気を吸い込み、3.エア供給口から空気を供給することになる。したがって、9.送気装置を用いなくても抜け毛やゴミを吸引除去することが可能である。
【0018】
また、請求項3で示したように、4.植毛板は振動できる構成にしてある。その具体的な構成として、第2の実施例では4.植毛板は5.ブラシ本体の55.ブラシケース部分と相対運動ができるように、伸縮自在な材料で連結され,密閉性も保たれている。また、5.ブラシ本体には12.モーターが取り付けられており、12.モーターにつけられた偏心した軸は、4.植毛板に設けられた穴に入れられ、12.モーターが回転すると、植毛板が振動するように構成されている。
【0019】
ブラッシングによって発生した抜け毛やゴミが除去されるまでを、順を追って説明する。
ブラッシングによって発生した抜け毛やゴミは、図6に示すように、1.ブラシの毛の近くに散乱した状態になっている。一方、7.電気掃除機の8.吸引装置で発生した吸引力により、2.エア吸引口から周りの空気を吸引しようとするが、1.ブラシの毛の周囲にはブラッシングしている動物の毛が密集したり、スカートで空気の流れが抑制されているため負圧になり、大気開放された11.エア配管の入り口から外気を吸い込み、11.エア配管、13.貫通穴を通って、3、エア供給口から動物の毛の根元に向かって空気が供給されることになる。その空気の流れに乗って1.ブラシの毛の周囲に散乱している抜け毛やゴミが2.エア吸引口から吸い込まれ、5.ブラシ本体の空洞を通って6.アダプターから10.フィルターに至る。抜け毛やゴミは10.フィルターで捕集され、空気は8.吸引装置を通って大気中に放出される。
【0020】
9.送気装置を用いず、吸引力による吸気のみに頼る方法は、ペットの毛が短くて硬く、吸気によってスカート周囲の毛が吸い寄せられない場合に有効である。ペットの毛が長くてやわらかい場合のように、ペットの毛が2.エア吸引口に吸い寄せられる場合は、実施例1のように9.送気装置を用いる構成にしてもよく、9.送気装置を用いるか用いないかは、状況に応じて選択すればよい。
9.送気装置を用いた場合、吸気量より送気量を多くすると、図6に矢印で示した空気の流れのようにブラシから外部に空気が漏れ出し、吸引口より広い範囲のペットの毛をスカート付きブラシ内に吸いこんで、ペットの毛で2.エア吸引口が閉塞する、といったトラブルを緩和させることができる。
【0021】
3.エア供給口から供給されるエアは、定常流である必要は無く、断続的にエアを供給したり、脈動させたり、3.エア供給口の半分ずつ交互に供給、休止させてエアの流れる経路を移動させて空気の流れを制御し,抜け毛やゴミが空気の流れる経路に入って,除去されるように制御することもできる。また,3エア供給口がスプリンクラーのように動く構造として,3エア供給口から2エア吸引口に至る空気の流路が固定しないように空気の流れを制御してもよい。
【0022】
第2実施例では、12.モーターの回転を利用して、4.植毛板を振動させたが、振動させる他の方法として、1.ブラシの毛や4.植毛板を直接往復運動(例えば、電磁式、磁歪式、空圧式の加振器や直線駆動装置を使う)させても良いし、振動するものを1.ブラシの毛や4.植毛板に取り付けて(例えば、振動モーターや、空気の流れで振動するような機構を1.ブラシの毛や4.植毛板に付属させる)振動させても良い。
【0023】
4.植毛板を数十Hz以下の低速で振動させる場合は、振動振幅を大きく取ることが可能で、広い面積をブラッシングすることができ、マッサージの効果も期待できる。
4.植毛板を数十Hz以上で振動させると、振動振幅は大きく取れなくなるが、1.ブラシの毛が、ブラッシング中の動物の毛を振動させ、毛のほぐし効果により、毛のからまりをほぐしたり、毛に付いたゴミをふるい落とす効果が大きくなる。
更に高い周波数の振動は、超音波加工や超音波洗浄として工業的に利用されており、ペットの毛に付着した水を振り払ったり、霧化してペットの毛を乾かすのに利用することもでき、目的に応じて周波数を選んで利用すればよい。
【0024】
水や水分を多く含んだ空気を吸引する場合は、吸引口から吸気装置に至る配管が結露したり濡れることにより、配管にゴミ等が付着し,配管を閉塞させる等の支障が起きることも考えられ、吸引口から吸気装置に至る経路の間に、気液分離装置を設けても良い。また、気液分離装置に、ペットの毛やゴミ等が補足されることもある。
【0025】
濡れたペットの毛を乾燥させる場合には、スカート付きブラシから温風を出しながら、別の吸引専用装置で大量の空気を吸い込んで吸気するように、他の機器とあわせて利用してもよい。
【0026】
図7に本発明の第3実施例を示す。第3実施例は,スカート付きブラシを2つ合わせてペットの毛を乾燥するスカート付きブラシの実施例で,スカートにブラシの毛を利用している。スカートの先端でペットの毛を挟んで梳き、水分をすきとったり、スカートの先端で毛と毛のひっつきをバラし、供給口から送気して水分を飛ばして乾燥させることもできる。その場合,湿気を帯びた空気は,3.エア供給口と同じブラシの植毛面に配置してある2.エア吸引口から吸引される場合と,反対側にあるもう一方のスカート付きブラシの2.エア吸引口から吸引される場合がある。
毛が長くてやわらかいペットの毛は,水に濡れると凝集した状態になってそのままではなかなか乾かないが,スカートにブラシの毛を用いたスカート付きブラシを用いれば,スカートで,濡れたペットの毛を分離し,ペットの毛に付着した水を梳いて除去したり,供給口から供給されたエアでふるい落とす効果も大きくなり,ペットの毛を効果的に乾かすことができる。
【0027】
1.ブラシの毛をペットの毛より長くすることで、ペットの毛で2.エア吸引口が閉塞される危険性を緩和させることが可能になるが、1.ブラシの毛の長さをあまり長くすると、操作性が悪くなったり、強度的な面で支障が出ることがある。
【0028】
ペットの体に直接触れるブラシの毛は、ペットに傷を負わせたり、アレルギー等、ペットに負荷がかからない材質や形状とすることが重要で、状況に応じて動物の毛のほか、金属、プラスチック、ゴム、木、セラミックス等を選択して利用する必要がある。また、太さも、1mm以下のものから、10mmを越えるものまで目的に応じて使い分ける必要があり,ブラシの毛の先端形状としても、マッサージ効果や汚れ落とし効果を期待して、図5に示すように、突起や凹凸を持たせても良い。

【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すスカート付きブラシの正面図である。
【図2】本発明の第1実施の形態を示すスカート付きブラシの断面図である。
【図3】本発明の第2実施の形態を示すスカート付きブラシの正面図である。
【図4】本発明の第2実施の形態を示すスカート付きブラシの断面図である。
【図5】本発明のブラシの毛の一例である。
【図6】抜け毛の除去説明図
【図7】本発明の第3実施の形態を示すスカート付きブラシの斜視図である。
【符号の説明】
【0030】
1 ブラシの毛
2 エア吸引口
3 エア供給口
4 植毛板
5 ブラシ本体
6 アダプター
7 電気掃除機
8 吸引装置
9 送気装置
10 フィルター
11 エア配管
12 モーター
13 貫通穴
14 スカート
55 ブラシケース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブラシ植毛面内に,ブラッシングで発生した抜け毛やゴミを吸引除去するためのエア吸引口のほかに,ブラシの毛の先端付近にエアを供給するためのエア供給口を設けたブラシにおいて、ブラシ本体のブラシ植毛面外周近くから、ブラシの毛先端方向に向けてスカートを設けたことを特徴とするスカート付きブラシ
【請求項2】
請求項1において、先端が概ね球状に閉じたパイプをブラシの毛として使い、供給口として,被ブラッシング物に接触しないパイプの先端部を含むパイプ部分に穴をあけたことを特徴とするスカート付きブラシ
【請求項3】
請求項1から3において、ブラシの毛、またはブラシの毛を植毛した植毛板を、概ね1Hzから10kHzの振動数で振動させたことを特徴とするスカート付きブラシ
【請求項4】
請求項1から4において、スカートに繊維状材料を用いたことを特徴とするスカート付きブラシ

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−296206(P2007−296206A)
【公開日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−128044(P2006−128044)
【出願日】平成18年5月2日(2006.5.2)
【出願人】(591071399)
【Fターム(参考)】