説明

スクリュー搬送装置

【課題】搬送物の搬送路に設けたシール部がシール機能を十分に発揮できるスクリュー搬送装置を提供することを課題とする。
【解決手段】スクリューの回転駆動によって搬送される搬送物の搬送路50を構成し搬送方向上流側から配置された第一部材14a、第二部材14bが、上下方向に重なると共に、この上下方向に重なる第一、第二部材14a,14bのラップ部14cにおいて第一部材14aが第二部材14bの上に位置するように配置することで、シール部14を構成し、搬送される搬送物中の微細な異物を第一、第二部材14a,14b間に進入し難くする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スクリュー搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スクリューの回転駆動によって、例えばチップ等の搬送物を搬送する(送る)スクリュー搬送装置として、以下の特許文献1の装置が知られている。この特許文献1に記載のスクリュー搬送装置にあっては、スクリューは、その回転駆動によって外側の先端側から内側の基端側へ搬送物を搬送するのに加えて、旋回部に配設されて旋回部と共に旋回部の軸線(鉛直軸)周りに旋回可能とされ、従って、旋回部がその軸線周りに360°旋回することで、周囲の搬送物がスクリューの回転駆動によって旋回部側に搬送され、当該旋回部の略中央に設けられた排出口を通して外部に排出されるようになっている。
【0003】
ここで、上記装置にあっては、旋回部が固定側(ベッド)に対して旋回する構成のため、固定側と旋回部との間に隙間が設けられると共に、これらの固定側と旋回部との間に、旋回部を上下方向に支持すると共に軸線周りに旋回可能に支持する軸受が配置される。従って、スクリューの回転駆動によって、搬送物が固定側の搬送面上から旋回部の搬送面上へと搬送されていく際に、当該搬送物が固定側の搬送面と旋回部の搬送面との間の隙間から進入し上記軸受に至り軸受が損傷する虞がある。このため、搬送物が軸受に至らないように、軸受より上方位置で固定側と旋回部との間をシールするシール部が必要であり、このような固定側と移動側との間をシールする場合には、一般的にラビリンスシールが採用される。
【特許文献1】特開2000−177847号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記ラビリンスシールでは、搬送物を例えば廃タイヤ屑とした場合には細いワイヤを含むと共に砂や泥等を同伴しているため、これら微細な異物が容易に通過してしまい軸受に達してしまう。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、搬送物の搬送路に設けられたシール部がシール機能を十分に発揮できるスクリュー搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によるスクリュー搬送装置は、スクリューの回転駆動によって搬送される搬送物の搬送路が、搬送方向上流側から第一部材、第二部材を具備し、これらの第一、第二部材間に搬送物が進入するのを防止するためのシール部を備えたスクリュー搬送装置であって、シール部は、第一部材と第二部材とが上下方向に重なると共に第一部材が第二部材の上に位置するラップ部を備えることを特徴としている。
【0007】
このようなスクリュー搬送装置によれば、スクリューの回転駆動によって搬送される搬送物の搬送路を構成し搬送方向上流側から配置された第一部材、第二部材が、上下方向に重なると共に、この上下方向に重なる第一、第二部材のラップ部において第一部材が第二部材の上に位置するように配置されることで、シール部が構成されるため、搬送される搬送物中の微細な異物は、第一、第二部材間に進入し難くされ、その結果、シール部がそのシール機能を十分発揮できるようになる。
【0008】
ここで、第一部材又は第二部材の何れか一方が、移動可能とされていると、異物の第一、第二部材間への進入の虞が高まるため、これを防止するものとして上記構成の採用が効果的である。
【0009】
また、上記作用を効果的に奏する構成としては、具体的には、スクリューは、その回転駆動によって外側の先端側から内側の基端側へ搬送物を搬送し、第一部材は固定配置され、第二部材は、スクリューと共に鉛直軸周りに旋回可能とされる構成が挙げられる。
【0010】
また、ラップ部は、第一部材と第二部材とが接触する接触部を有していると、当該接触部により、異物が第一、第二部材間に一層進入し難くされ、その結果、シール部がそのシール機能を一層十分発揮できるようになる。
【0011】
また、接触部の接触圧を調整可能な接触圧調整手段を有していると、当該接触圧調整手段により、最適な接触圧の調整を容易に行うことができる。
【0012】
また、第一部材、第二部材間を通して進入した異物を溜めるための収容空間を有していると、当該収容空間により、異物の後段へのそれ以上の進入が阻止される。
【0013】
さらにまた、収容空間の異物を外部に取り出すための取出口を有していると、当該取出口により、異物が容易に除去されると共に上記作用・効果を継続して奏することが可能とされる。
【発明の効果】
【0014】
このように本発明によれば、搬送物の搬送路に設けられたシール部が十分にシール機能を発揮できるスクリュー搬送装置を提供することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明によるスクリュー搬送装置の好適な実施形態について図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係るスクリュー搬送装置を示す側面図、図2は、図1に示すスクリュー搬送装置の一部破断図、図3は、図2中のA部拡大図、図4は、図2中のB部拡大図である。
【0016】
図1に示すように、本実施形態のスクリュー搬送装置100は、ビン1内に収容された被処理物を搬送物として搬送し外部に排出するためのものであって、リクレーマとも称され、概略、搬送物を搬送するスクリュー2と、このスクリュー2を回転駆動するためのスクリュー回転駆動モータ3と、スクリュー2を載置した旋回部4と、この旋回部4を旋回駆動するための旋回部旋回駆動モータ5と、を備える。
【0017】
ビン1は、上方が開口された有底円筒状に構成され、ここでは、廃タイヤ屑を被処理物として収容する。図2に示すように、ビン1の底部の略中央(軸心及び軸心周り)は円形に開口され、この底部の開口縁の下面に、支持板1aが円環状に垂れ下がるように設けられている。そして、この支持板1aの下部に、旋回部4を旋回可能に上下方向に支持するための円環状軸受(玉軸受)6のその外輪6a(図4参照)が固定されると共に、この外輪6aの外周面に、後述のピニオン11と噛合する円環状の大歯車7(図1及び図4参照)が設けられている。
【0018】
図2に示すように、旋回部4は、略円筒状に構成されビン1の底部の開口に上下方向から進入すると共にビン1の軸心とほぼ同軸に配置された本体部4aと、この本体部4aの上部を覆う屋根4bと、を備える。本体部4aの軸線方向中程の外周面には、上記軸受6のその内輪6b(図4参照)が固定され、従って、旋回部4は、軸受6を介してビン1側に対し、ぶら下がるような状態で上下方向に支持されると共に軸心(鉛直軸)周りに旋回可能とされている。
【0019】
また、図1及び図2に示すように、旋回部4には搬送部としてのスクリュー2が搭載される。このスクリュー2は、その基端側が、本体部4aに設けられた開口4cを通して内部に進入し、図1に示すように、本体部4a内に配設された軸受12a,12bに回転可能に支持されている。また、スクリュー2は、その先端がビン1の内周壁近くまで延在する構成とされている。
【0020】
さらに、旋回部4には、スクリュー2を回転駆動するためのスクリュー回転駆動モータ3が搭載されると共に、旋回部4を旋回駆動するための旋回部旋回駆動モータ5が搭載される。
【0021】
スクリュー回転駆動モータ3は、当該スクリュー回転駆動モータ3の出力軸に固定されたスプロケット8、チェーン9、スクリュー2の基端側に固定されたスプロケット10を介して、スクリュー2を当該スクリュー2の軸線周りに回転駆動し、旋回部旋回駆動モータ5は、当該旋回部旋回駆動モータ5の出力軸に固定されたピニオン11、このピニオン11に噛合する上記大歯車7を介して、旋回部4自体を当該旋回部4の軸線周りに旋回駆動する。そして、スクリュー回転駆動モータ3によるスクリュー2の回転駆動によって、スクリュー2の外側の先端側から内側の基端側に向かって、被処理物である廃タイヤ屑を搬送物として搬送する構成とされている。
【0022】
また、本実施形態のスクリュー搬送装置100は、図2に示すように、ビン1の底部の開口縁と旋回部4の本体部4aの外周面との間をシールすることで微細な異物の進入を防止し、下方に配置されている軸受6を保護するシール部14を備えると共に、このシール部14とこれより下方の軸受6との間に、当該異物の進入をさらに防止すると共に異物の除去を容易とする異物進入防止・除去手段15を備えている。
【0023】
シール部14は、図3に示すように、ビン1側に設けられた第一部材14aと、旋回部4側に設けられた第二部材14bと、を備えている。これらの第一、第二部材14a,14bは、円環状を成す平板状部材であり、第一部材14aは、ビン1の開口縁上に設けられた円環状の基台14f上から内側に張り出すように配置されて固定側搬送面(ビン1側の搬送面)52の内周側部分を構成し、第二部材14bは、本体部4aに外側に張り出すように配置されて旋回側搬送面(固定側搬送面52に続く旋回部4側の搬送面)54の外周側部分を構成し、これらの固定側搬送面52及び旋回側搬送面54により搬送物の搬送路50が構成される。
【0024】
そして、特に本実施形態のシール部14は、第一、第二部材14a,14bがビン1(固定側)と旋回部4の本体部4aとの間において上下方向に重なると共に第一部材14aが第二部材14bの上に位置するラップ部14cを有する構成とされている。
【0025】
このシール部14のラップ部14cにあっては、第一部材14aの下面と第二部材14bの上面とが接触する接触部14dが設けられていると共に、この接触部14dの接触圧を調整可能な接触圧調整手段14eが設けられている。
【0026】
この接触圧調整手段14eは、その横断面形状が円形を成し基台14fの外周側(図示右側)上面と第一部材14aの外周側下面との間に配設された円環状リング14gと、これより内周側で円周方向に沿って複数が配設され、第一部材14aを通して基台14fの上部に螺合することで第一部材14aを下方に押圧するボルト14hと、備え、ボルト14hの締め込み量を調整することで、第一部材14aを撓ませ接触圧の調整を行うことができる。なお、本実施形態にあっては、接触圧の調整を容易とすべく、第一部材14aを板バネとしているが、可撓性を有していれば板バネに限定されるものではない。
【0027】
また、シール部14は、第一、第二部材14a,14b間を通して万一微細な異物が進入してきた際に当該異物を溜めるための収容空間14iを備える。この収容空間14iは、ラップ部14cの外周側(図示右側)に繋がり、第一部材14aの下面、円環状リング14gの内周面、基台14fの上面及び内周面、ビン1の底部上面、ビン1の底部上の旋回部4側に設けられその上面が第二部材14bの下面に近接する円環状のブロック14kのその外周面、第二部材14bの外周面及び下面により画成される円環状の空間である。
【0028】
また、ビン1の底部には、収容空間14iの下部に連通する開口14jが、当該収容空間14iの異物を外部に取り出すための取出口として、円周方向に沿って適宜の個数設けられている。
【0029】
そして、この収容空間14iの内周側の第二部材14bの下面とブロック14kの上面との間に形成される隙間には、ブロック14kよりさらに旋回部4側に形成される空間が連通し、この空間の下流側の空間が小隙間とされて当該小隙間に、ビン1の底部と旋回部4との間をシールするためのOリング14mが、第二のシール部として設けられている。
【0030】
このように構成されたシール部14のその下方に配設される異物進入防止・除去手段15は、図4に示すように、上方から落下してくる異物を下方に案内する誘導案内板15aと、誘導案内板15aからの異物を受ける異物受け15bと、軸受6を上方から覆い保護する保護カバー15cと、を備える。
【0031】
誘導案内板15aは、旋回部4の本体部4aの外周面に外側に張り出すようにして円環状に固定されているもので、その縦断面形状が、下方に行くに従って外側へ広がるように傾斜する形状とされている。
【0032】
異物受け15bは、ビン1の支持板1aの内周面に内側に張り出すようにして円環状に固定されているもので、その縦断面形状がL字状とされ、誘導案内板15aの下端部の下方に配置されている。
【0033】
保護カバー15cは、その縦断面形状がL字を逆さにした形状とされ、ビン1の支持板1aの下端に、内側に張り出すと共に軸受6の内輪6bの上部を上側及び内側から覆うようにして円環状に固定されている。
【0034】
また、異物進入防止・除去手段15は、異物受け15bの異物を周方向に沿って掻き取るためのスクレーパ15dと、異物を外部に取り出すための取出口15eと、を備える。
【0035】
スクレーパ15dは、誘導案内板15aの下端部に設けられているもので、周方向に沿って適宜の個数が固定され、L字を成す異物受け15b内に上方から進入するように配設されている。
【0036】
取出口15eは、ビン1の支持板1aに設けられている開口であり、周方向に沿って適宜の個数が開口されている。この取出口15eは、スクレーパ15dの周回軌道の外側に対応した位置に設けられている。
【0037】
このように構成されたスクリュー搬送装置100によれば、前述したようにスクリュー回転駆動モータ3によるスクリュー2の回転駆動によって、スクリュー2の先端側から基端側に向かって搬送物が搬送されると共に、旋回部旋回駆動モータ5による旋回部4の旋回駆動によって、旋回部4の軸心(鉛直軸)周りの周囲の搬送物が旋回部4側に搬送され、旋回部4内の排出口13から落下し外部に排出される。
【0038】
ここで、搬送物は、固定側搬送面52上、旋回側搬送面54上に跨って搬送され、シール部14上を通過する。このとき、従来にあっては、搬送物中の微細な異物が、固定側搬送面と旋回部搬送面との間に設けられているラビリンスシールに容易に進入してしまうが、本実施形態のシール部14にあっては、搬送方向上流側から配置された第一、第二部材14a,14bが、上下方向に重なると共に、この上下方向に重なる第一、第二部材14a,14bのラップ部14cにおいて第一部材14aが第二部材14bの上に位置するように配置されているため、微細な異物は、第一、第二部材14a,14b間に進入し難くされ、その結果、シール部14がそのシール機能を十分発揮できるようになっている。
【0039】
また、ラップ部14cは、第一、第二部材14a,14bが接触する接触部14dを有し面シールの構成とされているため、微細な異物が第一、第二部材14a,14b間に一層進入し難くされ、その結果、シール部14がそのシール機能を一層十分発揮できるようになっている。
【0040】
また、接触部14dの接触圧を調整可能な接触圧調整手段14eが設けられているため、最適な接触圧の調整を容易に行い得るようになっている。特に、本実施形態においては、異物進入の阻止及び旋回部4の支障無い旋回を可能とする最適な接触圧の調整を容易に行い得るようになっている。
【0041】
ここで、万一、第一、第二部材14a,14b間を通して微細な異物が進入しても、当該異物は収容空間14iに溜められる。このため、異物の後段へのそれ以上の進入、すなわち軸受6に向かうことが阻止されるようになっている。
【0042】
また、収容空間14iに溜められた異物は、取出口14jを通して外部に取り出される。このため、異物が容易に除去されると共に上記作用・効果を継続して奏することができるようになっている。
【0043】
なお、収容空間14iにグリースを充填した綿を充填し、進入異物の捕捉、除去をより容易とするようにしても良い。
【0044】
また、万一、異物が上記シール部14を通過しても、当該異物は下方の異物進入防止・除去手段15に向かい、旋回部4と共に旋回する誘導案内板15aに案内されて異物受け15bに集められ、この異物受け15bに集められた異物は、誘導案内板15aと共に旋回するスクレーパ15dにより、円周方向に沿って掻き取られていき、取出口15eの内側に達するとスクレーパ15dの旋回に連れて取出口15eから自動的に払い出される。また、万一、異物受け15bから異物が落下した場合には、保護カバー15cによって、異物が軸受6側に向かうことが遮られる。因みに、作業者により異物受け15bの異物を取出口15bを通して取り出すようにしても良い。
【0045】
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、特に好ましいとして、ビン1側に第一部材14aを設け、旋回部4側に第二部材14bを設けるようにしているが、ビン1の底部が第一部材14aを兼用するように構成し、旋回部4が第二部材14bを兼用するように構成することも可能である。
【0046】
また、上記実施形態においては、微細な異物のシール部に対する進入の虞が高くこれを防止するとして、スクリュー2及び第二部材14bが旋回するスクリュー搬送装置100に対する適用を述べているが、第一部材又は第二部材の何れか一方の部材が移動可能なスクリュー搬送装置に対しても適用可能であり、さらには、第一部材及び第二部材の両部材が固定されたスクリュー搬送装置に対しても適用可能である。
【0047】
また、上記実施形態においては、特に好適であるとして、スクリュー搬送装置100の搬送物を廃タイヤ屑としているが、これに限定されるものではなく、例えば、RPF、スラッジ、プラスチック等に対しても適用可能であり、要は、シール部の機能が十分ではないスクリュー搬送装置全てに対して適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の実施形態に係るスクリュー搬送装置を示す側面図である。
【図2】図1に示すスクリュー搬送装置の一部破断図である。
【図3】図2中のA部拡大図である。
【図4】図2中のB部拡大図である。
【符号の説明】
【0049】
2…スクリュー、14…シール部、14a…第一部材、14b…第二部材、14c…ラップ部、14d…接触部、14e…接触圧調整手段、14i…収容空間、14j…取出口、50…搬送路、52…固定側搬送面、54…旋回側搬送面、100…スクリュー搬送装置。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スクリューの回転駆動によって搬送される搬送物の搬送路が、搬送方向上流側から第一部材、第二部材を具備し、これらの第一、第二部材間に前記搬送物が進入するのを防止するためのシール部を備えたスクリュー搬送装置であって、
前記シール部は、
前記第一部材と前記第二部材とが上下方向に重なると共に前記第一部材が前記第二部材の上に位置するラップ部を備えることを特徴とするスクリュー搬送装置。
【請求項2】
前記第一部材又は前記第二部材の何れか一方は、移動可能とされていることを特徴とする請求項1記載のスクリュー搬送装置。
【請求項3】
前記スクリューは、その回転駆動によって外側の先端側から内側の基端側へ前記搬送物を搬送し、
前記第一部材は固定配置され、
前記第二部材は、前記スクリューと共に鉛直軸周りに旋回可能とされていることを特徴とする請求項2記載のスクリュー搬送装置。
【請求項4】
前記ラップ部は、前記第一部材と前記第二部材とが接触する接触部を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のスクリュー搬送装置。
【請求項5】
前記接触部の接触圧を調整可能な接触圧調整手段を有することを特徴とする請求項4記載のスクリュー搬送装置。
【請求項6】
前記第一部材、前記第二部材間を通して進入した異物を溜めるための収容空間を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のスクリュー搬送装置。
【請求項7】
前記収容空間の異物を外部に取り出すための取出口を有することを特徴とする請求項6記載のスクリュー搬送装置。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−255998(P2009−255998A)
【公開日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−103767(P2008−103767)
【出願日】平成20年4月11日(2008.4.11)
【出願人】(000002107)住友重機械工業株式会社 (2,241)
【出願人】(508112276)
【Fターム(参考)】