説明

スクリーンパネル

【課題】設置および用途の自由度を高めることができるとともに、周囲スペースの邪魔になることを抑え、不使用時においてもコンパクトに保管できるようにする。
【解決手段】スクリーンパネル10は、2枚のパネル部材11、11が、蝶番として機能する連結部材12、12によって、互いに回動可能に連結された構成を有する。パネル部材11には、スリット状の嵌め合い凹部20が形成され、この嵌め合い凹部20に、デスクやカウンターの天板等、水平状の固定板100を挿入し、嵌め合い凹部20の内側に設けた固定部材21、22で固定板100を挟み込むことでパネル部材11を固定するようになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オフィス等の空間を複数のエリアに区画するのに用いられるスクリーンパネルに関する。
【背景技術】
【0002】
オフィス等の空間にて、空間を複数のエリアに区画するためのパネルが用いられている。
このようなパネルは、隣接するデスク間に挟み込まれるように配置されるもの、デスクに固定されるもの、自立して設けられるもの、等、さまざまなタイプがある。
【0003】
近年、離間して設けられた支持フレームの間にクロス材を張設することによって構成されたスクリーンパネルが多く見られる(例えば、特許文献1〜5参照。)。
この様な構造とすることにより、スクリーンパネル自体の重量を小さく抑え、設置や移動の際におけるパネルの取扱いを良好なものとすることができる。また、主要部がクロス材で構成されるので、多様な形状を形成することが可能となると共に、完全に光を遮断することなく、空間を緩やかに仕切ることができるというメリットも有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−093071号公報
【特許文献2】特開2006−109949号公報
【特許文献3】特開2004−159674号公報
【特許文献4】特開2005−021393号公報
【特許文献5】特開2002−209695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のようなスクリーンパネルの使用形態の一つに、デスクやテーブル等の什器に近接させることによって、デスクやテーブルを利用する者に、周囲から独立したパーソナル空間を提供するものがある。しかしこの場合、什器の天板とスクリーンパネルの端部とが互いに干渉してしまうため、設置条件が限られると共に、用途の自由度が損なわれてしまうという問題を有していた。
【0006】
また、スクリーンパネルを自立させて用いる形態では、スクリーンパネルに脚部を備えるのが通常である。この脚部において、特に、スクリーンパネルを安定的に自立するために設けられた、スクリーンパネルの表面に直交する方向に突出した部分が足元等のスペースの邪魔になるという問題もある。
【0007】
さらに、スクリーンパネルを使用しないときに、これらを収容・保管するに際し、従来のスクリーンパネルはコンパクト化することが困難、もしくは不可能なケースが多い。その結果、収容するためのスペースを広く確保しなくてはならないという問題を有していた。
【0008】
そこでなされた本発明は、設置および用途の自由度を高めることができるとともに、周囲スペースの邪魔になることを抑え、不使用時においてもコンパクトに保管できるスクリーンパネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。すなわち、本発明のスクリーンパネルは、複数枚のパネル部材と、パネル部材同士を回動可能に連結する連結部材と、複数枚のパネル部材のうちの少なくとも一枚に、前記連結部材が接続される一端部と反対側の他端部で設けられ、固定対象物の少なくとも一部を構成する被固定部が挿入され固定される凹部と、を備えることを特徴とする。
このスクリーンパネルは、パネル部材に形成された凹部に、固定対象物の被固定部を挿入して挟み込むことで、パネル部材を固定対象物に固定できるようになっている。これにより、パネル部材の下部に、パネル部材を安定して独立させるための脚部が不要となる。
ここで、固定対象物は、水平面内に位置する被固定部を有したものであればいかなる物であっても良い。例えば、被固定部としては、デスクまたはカウンターの天板がある。もちろん、これ以外の各種什器において水平面内に位置する板状の部材を被固定部として用いることができる。
【0010】
凹部に、固定対象物の被固定部を挿入して挟み込むには、例えば、凹部の開口高さを被固定部の厚さとほぼ等しくし、凹部に被固定部を嵌合させる構成とすることもできるし、ボルト・ナットやネジ、釘等も用いることも可能である。
しかし、様々な被固定部に容易に設置・固定できる構成とするため、凹部の内側に、被固定部を挟み込むことでパネル部材を固定対象物に固定する固定部材を設けるのが好ましい。
このような固定部材は、被固定部の表面に押し当てられるプレート部を有しているのが好ましい。これにより、高い安定度でパネルを固定できる。
さらに、固定部材をネジ式とし、凹部の内側からの固定部材に向けての突出寸法を調整可能とするのが好ましい。
【0011】
被固定部が、側方に向かって突出する本体部材と、該本体部材を基端下側で支持するサポート材とを有するものであるときに、凹部の開口端側の下側に、サポート材との干渉を回避する逃げ凹部を形成するのも好ましい。
【0012】
また、パネル部材の角部を切り欠くようにすれば、使用者の視界が完全に閉塞されることが無く、使用時の圧迫感を和らげることができる。また、空間に自然な光を取り入れることもできる。さらに、スクリーンパネルによる周囲への圧迫感を緩和でき、またスクリーンパネルのデザイン上のアクセントとすることもできる。
【0013】
連結部材を、連結する二つのパネル部材の少なくとも一方に対して着脱自在に設けるのが好ましい。これにより、使用時以外は、パネル部材を連結しない単体の状態で取り扱うことができ、搬送や保管等が容易となる。
また、パネル部材は、単体の状態で被固定部に固定して使用することもできる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、パネル部材に形成されたスリット状の凹部に、固定対象物の被固定部を挿入して挟み込むことで、パネル部材を固定対象物に固定できるようになっている。これにより、パネル部材の下部に、パネル部材を安定して独立させるための脚部が不要となり、足元スペースが損なわれることもなく、スペースの有効利用、および外観向上を図ることができる。
このようなスクリーンパネルは、凹部に被固定部を挿入して固定させた状態の他、自立させた状態でも用いることができ、スクリーンパネルを空間内で設置する際の制約条件を緩和して様々な使用形態を提供でき、また、収納する場合にも、コンパクトに収納することができる。
さらには、パネル体同士の連結部材が着脱可能とされているので、パネル体単体でも仕切として使用する事ができ、スクリーンパネルとしての用途をより多様なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係るスクリーンパネルの実施形態を示す立面図である。
【図2】パネル部材の平断面図である。
【図3】パネル部材に設けられた固定部材の使用形態を示す平断面図である。
【図4】連結部材を示す斜視図である。
【図5】スクリーンパネルの複数の使用形態の例を示す図である。
【図6】スクリーンパネルの使用形態例を示す斜視図である。
【図7】パネル部材を単体で用いた場合の例を示す斜視図である。
【図8】パネル部材を収納するときの例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付図面を参照して、本発明によるスクリーンパネルを実施するための最良の形態を説明する。しかし、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
【0017】
図1は、本実施形態におけるスクリーンパネル10を示す立面図である。
図1に示すように、スクリーンパネル10は、2枚のパネル部材11、11が、蝶番として機能する連結部材12、12によって、互いに回動可能に連結された構成を有している。
【0018】
図1、図2に示すように、パネル部材11は、その外形形状に沿って連続して設けられたフレーム13と、このフレーム13に被せられることで、フレーム13の内方を閉塞したスクリーン材15と、から構成されている。スクリーン材15には、各種の繊維材料からなるクロス材を用いることができる。このようなスクリーン材15は、袋状として、フレーム13に被せることができる。なお、パネル部材11を形成する材料は、上記した構成に限らず、金属材料や樹脂材料をはじめとした各種材料からなるボード材によって形成することもできる。
【0019】
図1に示したように、互いに隣接するパネル部材11、11同士を連結する部分においては、スクリーン材15に開口部16が形成されている。一方、図1、図3、図4に示すように、連結部材12は、二つのパネル部材11、11のフレーム13、13に嵌め合うクランプ部12a、12aを有している。クランプ部12aは、例えばフレーム13が円形断面である場合、一部が開口した略C字状の断面形状とされている。このような連結部材12は、連結すべき二つのパネル部材11、11同士を突き合わせた状態で、スクリーン材15の開口部16から連結部材12のクランプ部12a、12aを挿入して、双方のフレーム13、13に嵌め合わせる。これにより、二つのパネル部材11、11同士が連結部材12により回動自在に連結される。
【0020】
このようなクランプ部12aを有した連結部材12は、クランプ部12aをフレーム13に嵌め込むのみで良いので、ユーザでも容易に着脱を行うことができ、2枚のパネル部材11、11を連結したり、連結せずに単独で用いたり、使用形態を自在に変更できる。
なお連結部材12は、互いに隣接するパネル部材11、11のうち、少なくとも一方のパネル部材11に対して着脱可能とすれば良い。
【0021】
図1に示したように、パネル部材11には、連結部材12によって他のパネル部材11と連結される一方の端部11aとは異なる側の端部11bから一方の側部11a側に向かって、スクリーンパネル10を設置した状態において水平方向となる方向に連続する、スリット状の嵌め合い凹部(凹部)20が形成されている。
嵌め合い凹部20には、固定対象物となるデスクやカウンターにおいて、固定対象物の少なくとも一部を構成して被固定部となる天板等、水平状の固定板(被固定部)100が挿入され、この固定板100に対してパネル部材11を固定するようになっている。このため、嵌め合い凹部20は、その開口する位置が想定される被固定部である固定板100と略等しい高さに設定されるとともに、その開口幅が、少なくとも想定される固定板100の最大厚さ以上になるよう設定されている。
【0022】
嵌め合い凹部20には、その上辺側と下辺側に、互いに上下に対向する位置に、パネル部材11を固定板100に固定するための固定部材21、22が設けられている。一方の固定部材21は、一方向に延び、かつパネル部材11の厚さと同等程度の幅を有した、例えば長円形、長方形状のプレート部21aと、プレート部21aの表面に直交して延びる雄ネジ部21bとから形成されている。他方の固定部材22は、パネル部材11の厚さと同等程度の径を有した、例えば円形のパッド部22aと、パッド部22aの表面に直交して延びる雄ネジ部22bとから形成されている。これら雄ネジ部21b、22bは、パネル部材11のフレーム13に形成された雌ネジ部(図示なし)にねじ込まれている。
【0023】
このような固定部材21、22は、それぞれを回転させることで、嵌め合い凹部20の内方への突出寸法が調整できる。
そして、一方の固定部材21のプレート部21aを固定板100の表面に押し当てた状態で、この一方の固定部材21と他方の固定部材22とで固定板100を挟み込むことで、パネル部材11を、固定板100に対して安定的に固定・支持できる。
【0024】
なお、固定部材21、22は、どちらを上下に配しても良い。例えば、プレート部21aを有する固定部材21を固定板100の上方に配置する場合、図3中、実線で示すように、プレート部21aの長手方向をパネル部材11が位置する面と平行にすることで、プレート部21aが側方に突出するのを抑えた状態で、パネル部材11を固定板100に固定できる。また、プレート部21aを有する固定部材21を、固定板100の下方に配置すれば、図3中、二点鎖線で示すように、プレート部21aをパネル部材11の表面に直交させて位置させても、プレート部21aが固定板100上での作業の邪魔になることがなく、パネル部材11を固定板100に安定して固定できる。
もちろん、固定部材21、22の双方を、プレート部21aを有する固定部材21とすることもできる。さらに、これら固定部材21、22は先端形状を適宜他の構成とすることができる。
【0025】
さて、嵌め合い凹部20は、開口端20a側に向けて、その開口高さが漸次大きくなるよう、嵌め合い凹部20の開口端20a側の下側に逃げ凹部17を形成するのが好ましい。
この逃げ凹部17により、固定板100の下側に、固定板100を基端下側で支持するためのサポート部101が存在する場合にも、サポート部101とパネル部材11との干渉を防ぐことができる。
その結果、パネル部材11を、嵌め合い凹部20の奥まで挿入して、確実に固定することができる。
【0026】
また、パネル部材11において、他のパネル部材11と連結される側の端部11aの上下の角部に切り欠き部18A、18Bを形成することもできる。
特に、上側の切り欠き部18Aにより、スクリーンパネル10による周囲への圧迫感を抑えることができる。また、切り欠き部18A、18Bによって形成される部分により、スクリーンパネル10で仕切られた外部空間から内部空間へと採光することができる。
このような切り欠き部18A、18Bは、その形状や形成位置を限定するものではない。
【0027】
パネル部材11の底面には、パネル部材11の高さ、水平度を調整するための脚19、19が設けられている。少なくとも一方の脚19は、パネル部材11の底面にネジ部材(図示無し)によってねじ込まれており、そのねじ込み量を調整することで、パネル部材11の底面からの突出寸法を変更できるようになっている。
【0028】
上述したようなスクリーンパネル10は、デスクやカウンターの天板等の固定板100を嵌め合い凹部20に挿入し、さらに、一方の固定部材21のプレート部21aを固定板100の表面に押し当てた状態で、一方の固定部材21と他方の固定部材22とで固定板100を挟み込むことで、パネル部材11を、固定板100に対して安定的に固定・支持できる。これにより、スクリーンパネル10の一方の側の空間と他方の側の空間を区画することができる。
そして、固定板100が挿入される嵌め合い凹部20に、固定部材21、22が備えられているので、足元スペースを損なうことなく、パネル部材11を確実に固定することができる。
【0029】
このようなスクリーンパネル10は、一方のパネル部材11を固定板100に固定した状態で、二枚のパネル部材11、11を直線状に配置して空間を区画しても良いし、図5、図6に示すように、一方のパネル部材11に対して、他方のパネル部材11を、平面視した状態で角度をなすように、連結部材12によりパネル部材11、11同士を回動させて平面視L字状、あるいはく字状に折曲させて空間を区画しても良い。前者の、二枚のパネル部材11、11を直線状に配置した場合は、デスクやカウンターにおいて互いに隣接する空間を区画できる。後者の場合は、折曲させたスクリーンパネル10の内側の空間を、周囲の空間から独立させたパーソナルな空間とすることができる。
【0030】
さらに、上記スクリーンパネル10は、嵌め合い凹部20に固定板100を挿入せず、一方のパネル部材11に対して、他方のパネル部材11を、平面視した状態で角度をなすように、平面視L字状、あるいはく字状とすることで、自立させて用いることもできる。この際、脚19に代わって、固定部材21を嵌め合い凹部20から取り外してパネル部材11の下端に取り付け、プレート部21aをパネル部材11に交差するように配置しても良い。このようにすることで、固定部材100を挿入せずにスクリーンパネル10を単独で使用する際の自立安定性を高めることができ、それ故に二つのパネル部材11、11を角度をなすように配置させずとも自立させることが可能となる。
【0031】
加えて、図7に示すように、連結部材12がパネル部材11、11に対して着脱可能であることで、スクリーンパネル10を構成する一枚のパネル部材11を用いる使用形態とすることも可能である。その場合、嵌め合い凹部20に固定板100を挿入し、図1に示した固定部材21、22によりパネル部材11を固定板100に固定する。これにより、デスクやカウンター等の固定板100上の空間を、一枚のパネル部材11によって区画することができる。その場合、足元の空間が損なわれることもない。
【0032】
また、スクリーンパネル10を使用しないときには、パネル部材11、11を折り畳むことで、コンパクトに収納できる。さらに、例えば図8に示すように、パネル部材11、11を平面視L字状とし、柱や壁の角部等に沿わせて収納することができる。
【0033】
このようにして、スクリーンパネル10は、高い自由度で様々な使用形態で設置することができ、しかも足元スペースを損なうこともなく、不使用時の収納もコンパクトに行うことが可能となっている。
【0034】
さらに、本実施形態において、それぞれ嵌め合い凹部20、逃げ凹部17、切り欠き部18A、18Bを有したパネル部材11、11を左右対称に連結した構成のスクリーンパネル10は、バタフライ状をなした特徴的な意匠を呈することができ、該スクリーンパネル10を使用する使用空間のデザイン性向上を図ることができる。
【0035】
なお、本発明のスクリーンパネルは、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、2枚のパネル部材11、11によりスクリーンパネル10を構成するようにしたが、3枚以上のパネル部材11を連結してスクリーンパネル10を構成することも可能である。その場合、各パネル部材11の端部に開口部を形成しておくのが好ましい。これにより、上記のような連結部材12を用いることで、連結するパネル部材11、11の数を容易に変更できる。
【0036】
また、被固定部である固定板10は、挿入された嵌め合い凹部20に設けられた固定部材21、22に挟み込まれて固定されるものとしたが、嵌め合い凹部20の開口幅を固定板10の厚さと略等しくして、固定板10が嵌め合い凹部20自体に嵌め込まれるようにしても良い。
また、連結部材12は、適宜他の構成に変更することができ、例えば、着脱を行わない構成とするのであれば、いわゆる蝶番を用いることもできる。
【0037】
また、嵌め合い凹部20は、固定板100に固定する一枚のパネル部材11のみに形成する構成としても良い。その場合、他のパネル部材11については、他の形状であっても良い。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
【符号の説明】
【0038】
10 スクリーンパネル
11 パネル部材
12 連結部材
13 フレーム
15 スクリーン材
16 開口部
17 逃げ凹部
18A、18B 切り欠き部
19 脚
20 嵌め合い凹部(凹部)
20a 開口端
21、22 固定部材
21a プレート部
100 固定板(被固定部)
101 サポート部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数枚のパネル部材と、
前記パネル部材同士を回動可能に連結する連結部材と、
複数枚の前記パネル部材のうちの少なくとも一枚に、前記連結部材が接続される一端部と反対側の他端部で設けられ、固定対象物の少なくとも一部を構成する被固定部が挿入され固定される凹部と、
を備えることを特徴とするスクリーンパネル。
【請求項2】
前記凹部の内側に、前記被固定部を挟み込むことで前記パネル部材を前記固定対象物に固定する固定部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスクリーンパネル。
【請求項3】
前記固定部材は、前記被固定部の表面に押し当てられるプレート部を有していること特徴とする請求項2に記載のスクリーンパネル。
【請求項4】
前記固定部材は、ネジ式であり、前記凹部の内側からの前記固定部材に向けての突出寸法が調整可能とされていることを特徴とする請求項2または3に記載のスクリーンパネル。
【請求項5】
前記被固定部が、側方に向かって突出する本体部材と、該本体部材を基端下側で支持するサポート材とを有するものであるときに、
前記凹部の開口端側の下側に、前記サポート材との干渉を回避する逃げ凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のスクリーンパネル。
【請求項6】
前記パネル部材の角部が切り欠かれていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のスクリーンパネル。
【請求項7】
前記連結部材が、連結する二つの前記パネル部材の少なくとも一方に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のスクリーンパネル。
【請求項8】
前記被固定部が、デスクまたはカウンターの天板であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のスクリーンパネル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−268962(P2010−268962A)
【公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−123164(P2009−123164)
【出願日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【出願人】(000000561)株式会社岡村製作所 (1,415)
【Fターム(参考)】