スパンドレル用ボーダー
【課題】ボーダーの形状を改善して、建築物の端部、目地部、コーナー部においてスパン
ドレルの端部の支承と小口隠しが確実に行われるボーダーを提供すること。
【解決手段】建築物1に張設されるスパンドレル2の端部の支承と小口隠しを行うスパンドレル用ボーダーAであって、このボーダーは、取付部材3を介して建築物に取り付けられる下地材部4と、スパンドレルの端縁の小口隠しを行うボーダー部5とが前後に連なって、両者の境部6付近には、スパンドレルの端部の裏面を支承するよう突片7を有するように形成されていること。
ドレルの端部の支承と小口隠しが確実に行われるボーダーを提供すること。
【解決手段】建築物1に張設されるスパンドレル2の端部の支承と小口隠しを行うスパンドレル用ボーダーAであって、このボーダーは、取付部材3を介して建築物に取り付けられる下地材部4と、スパンドレルの端縁の小口隠しを行うボーダー部5とが前後に連なって、両者の境部6付近には、スパンドレルの端部の裏面を支承するよう突片7を有するように形成されていること。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物に外装されたスパンドレルの端部処理を行うスパンドレル用ボーダーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、建築物をタイル等で外装する際に、壁面に取り付けられてタイル等の端面を覆う見切材が、胴縁状部分を有する構成されているものは知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2001−303748号公報
【0003】
しかしながら、上記見切材は、略方形断面をなす見切部の一側にパネル取付部と胴縁部と取付片部とが階段状をなすように連設された形状のものであるから、単独で換気口周りの外装材の端末処理に使用することは出来るが、見切材の一対を連結部材で並列するように接合して目地部用を形成したり、また、交叉するように接合してコーナー用を形成したりすることはできないものであった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は前記問題点を解消し、ボーダーの形状を改善して、建築物の端部、目地部、コーナー部等においてスパンドレルの端部の支承と小口隠しが簡単に確実に行なわれるスパンドレル用ボーダーを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、建築物に外装されるスパンドレルの端部の支承と目隠しを行うスパンドレル用ボーダーであって、このボーダーは、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にはスパンドレルの端部の裏面を支承するよう突片を有するように形成されていることを特徴とする。
【0006】
請求項2に係る発明は、請求項1において、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にスパンドレルの端部の裏面を支承するように突片を有するように形成されるボーダーの一対が、建築物の目地等に適合する間隔で並列するように連結片で接合一体化されていることを特徴とする。
【0007】
請求項3に係る発明は、請求項1において、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にスパンドレルの端部の裏面を支承するように突片を有するように形成されるボーダーの一対が、建築物のコーナー部に適合する角度で交叉するように下地材部又はボーダー部の端部の接合で一体化されていることを特徴とする。
【0008】
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にスパンドレルの端部の裏面を支承するように突片を有するように形成されるボーダーが、上記突片にスパンドレルの端部を容入するカバー材を取り付けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に係る発明によれば、ボーダーが下地材部とボーダー部が前後に連なって、両者の境部付近に突片を設けたシンプルな一体構成であるため、強度に優れた製品を安価に製作して簡便に取り付けを行うことができて、しかも、突片によるスパンドレルの端末の支承と、ボーダーによる小口隠しが行われるため、スパンドレルの安定した支持とスパンドレルの意匠性の向上が図れる。
【0010】
請求項2に係る発明によれば、下地材部とボーダー部が前後に連なって、両者の境部付近に突片を有する一対のボーダーを、連結片で建築物の目地部等に合わせた間隔で接合することで一体化したボーダーは、目地部等を連結片で覆う建築物への取り付けが至って簡単にできて、両側のスパンドレルの端末支持も同時に完了し、しかも、連結片に化粧を施しておけば、ボーダーの取り付けで目地部の化粧も同時に行なわれる。
【0011】
請求項3に係る発明によれば、下地材部とボーダー部が前後に連なって、両者の境部付近に突片を有する一対のボーダーを、下地材部又はボーダー部の端部の接合で建築物のコーナー部に合わせた角度で接合して一体化させたボーダーは、建築物の出隅、入隅等のコーナー部への取り付けが至って簡単にできて、両側のスパンドレルの端末支持も同時に完了し、しかも、一対のボーダーはコーナーを飾って意匠性を高める効果もある。
【0012】
請求項4に係る発明によれば、下地材部とボーダー部が前後に連なるボーダーの境部付近に設けた突片に、カバー材を取り付けてスパンドレルの端部を容入させれば、スパンドレルの端部が完全に隠されて、端部がさらに意匠性を高める。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下に本発明に係るスパンドレル用ボーダーの実施形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1において、符号Aは請求項1に係るスパンドレル用ボーダーを示す。このスパンドレル用ボーダーAは、建築物1に張設されるスパンドレル2の端部の支承と小口隠しを行うように取付部材3を介して建築物1に取り付けられるものであって、図2に示す通り上記取付部材3に取り付けられる下地材部4と、スパンドレル2の端部の側方に位置して小口隠しを行うボーダー部5とが前後に連なって、両者の境部6の付近にはスパンドレル2の端部の裏面を支承する突片7を有するようにアルミニウム又はその合金の押出成形で形成されている。
【0015】
上記スパンドレル用ボーダーAの下地材部4とボーダー部5は、図2に示す通りの板状をなして、下地材部4よりもボーダー部5が肉厚に形成され、下地材部4は後端部の一側に図1に示すボルト8の頭8aを移動可能に係合させるT字溝9を有している。
【0016】
上記スパンドレル用ボーダーAの突片7は、必要に応じてスパンドレル2の端部2aを図1に示す通り容入するカバー材11を取り付けられる。このカバー材11は、図3に示す通り前側片11aよりも後側片11bが長いコ字形をなして、前側片11aの先端に後側への折曲部11cを有するようにアルミニウム又はアルミニウム合金の押出成形で形成されている。
【0017】
上記スパンドレル2は、図1に示す通り一方の側端部には挿込部14を有し、他方の側端部には胴縁(野縁)15等に取り付ける取付片16と、隣りのスパンドレル2の挿込部14を嵌合する溝条17とを有するようにアルミニウム又はアルミニウムの合金の押出成形で形成されていている。
【0018】
上記スパンドレル用ボーダーAを建築物1に固定する取付部材3は、図4に示す通り建築物1への取付部3aとスパンドレル用ボーダーAへの取付部3bとが直交してL字形をなす短尺物であって、アルミニウム、スチール、ステンレス等の型材を切断して形成するか、上記材質の板材を曲げ加工して形成する。そして、建築物1への取付部3aには、建築物1に図1に示す通りセットされているアンカーボルト20を通す孔21が形成され、スパンドレル用ボーダーAへの取付部3bには、スパンドレル用ボーダーAの下地材部4に設けたT字溝9に図1に示す通り頭8aを係合させたボルト8を通す孔22が形成されている。
【0019】
また、図1において符号23は頭8aをスパンドレル用ボーダーAの下地材部4に設けたT字溝9へ移動可能に係合させたボルト8に捻じ込んだナットを示し、符号24は建築物1にセットされているアンカーボルト20に捻じ込んだナットを示している。
【0020】
次に、上記スパンドレル用ボーダーAを建築物1に固定して、スパンドレル2の端末を支承させる態様について説明する。
【0021】
先ず、建築物1に適当な間隔でアンカーボルト20をセットし、このアンカーボルト20が孔21から出るように取付部材3の取付部3aを建築物1に添え付ける。そして、アンカーボルト20にナット24を捻じ込めば取付部3aを建築物1に固定されるから、スパンドレル用ボーダーAの下地材部4のT字溝9へ頭8aを係合させることでボルト8を支持させ、このボルト8を取付部材3の取付部3bにあけられる孔22に通して、ナット23の捻じ込みを行うことで下地材部4と取付部材3を結合すれば、スパンドレル用ボーダーAは取付部材3を介して建築物1へ強固な取り付けが簡単に行なわれる。
【0022】
上記の通りスパンドレル用ボーダーAが建築物1に固定されたら、建築物1に取り付けられている胴縁(野縁)15等に、スパンドレル2の一方の端部に設けられた取付片16をビス18で取り付け、他方の端部2aを図1に示す通りスパンドレル用ボーダーAに設けられる突片7に支承させると、この側端部は突片7に取り付けられるカバー材11内に収まって外部から見えないようになるので、スパンドレル2の端部2aを外観が良くて、カバー材11による容入で浮遊状態の端部の支持が安定して行われる。
【0023】
図5は上記スパンドレル用ボーダーAを並列して張設されるスパンドレルの中継部に配置して、両側のスパンドレル2の端部を支承させるものであって、下地材部4とボーダー部5との境部6の両側に突片7を設けられており、下地部材4の後端部の両側にT字溝9を設けられている。なお、このT字溝9は片側に設ける構成でも良い。
【0024】
上記構成のスパンドレル用ボーダーAは、図6に示す通り、並列して張設されるスパンドレル2の中継部に合わせて取付部材3により建築物1に取り付けて、突片7、突片7に端部2aが乗るように建築物1にスパンドレル2の張設を行えば、両側のスパンドレル2、2の端部2aは突片7、突片7にそれぞれ支承されるので、端部2a、端部2aは突片7に取り付けられるカバー材11内に収まって外部から見えなくなるので、スパンドレル2の継ぎ目における端部2aの支承を外観が良く行われて、しかも、カバー材11による容入で浮遊状態の端部2aの支承が安定して行われる。
【0025】
図7において符号Bは、請求項2に係るスパンドレル用ボーダーを示す。このスパンドレル用ボーダーBは、取付部材3を介して建築物1に取り付けられる下地材部4と、スパンドレル2の端部2aの目隠しを行うボーダー部5とが前後に連なって、両者の境部6付近にスパンドレル2の端部の裏面を支承するように突片7を有するように形成されるスパンドレル用ボーダーAの一対を、建築物1の目地部1a等に適合する間隔で並列するように連結板25で連結した構造にアルミニウム又はその合金の押出成形で形成したものであり、連結板25には建築物1に適合するように適当な意匠を施しておくことが好ましい。
【0026】
上記構成のスパンドレル用ボーダーBは、図8に示す通り一対のスパンドレル用ボーダーA、スパンドレル用ボーダーAを目地部1a等を挟むように建築物1に取付部材3、取付部材3で取り付けて、突片7、突片7に端部2a、端部2aが乗るように建築物1へスパンドレル2、スパンドレル2を張設すると、各スパンドレル2の端部2a、端部2aはスパンドレル用ボーダーA、スパンドレル用ボーダーAに設けられる突片7、突片7に支承させるので、両端部は突片7に取り付けられるカバー材11内にそれぞれ収まって外部より見えなくなるので、目地部1aに臨むスパンドレル2の端部2aの支承を外観が良く行われて、しかも、カバー材11による端部2aの容入で浮遊状態の端部2aの支承が安定して行われ、また、連結板25は目地部1a等を覆ってこれらの部分を飾り、意匠性を高める機能も果たす。
【0027】
上記スパンドレル用ボーダーBの形成は、上述した通り一対のスパンドレル用ボーダーA、スパンドレル用ボーダーAが連結板25で連結されるようにアルミニウム又はその合金の押出成形することなく、図5に示す通り形成されたスパンドレル用ボーダーAの一対を、対応する突片7、突片7に図9に示す通り別に形成した連結板25の端部を重ねて、図9の円内に示す通り連結板25にあけた孔26から突片7にあけた下孔27へビス28を捻じ込んで結合することで形成してもよいもので、この場合は、幅寸法や意匠が異なる幾種類もの連結板25を準備して、これら連結版25を状況に応じて選択使用すると、目地部等の幅寸法の変化に安価で対応したり、目地部の意匠を建築物に合わせて変更したりすることができる等の利便性がある。
【0028】
図10、図11において符号C1は、請求項3に係るスパンドレル用ボーダーを示す。このスパンドレル用ボーダーC1は、取付部材3を介して建築物1に取り付けられる下地材部4と、スパンドレル2の端部2aの目隠しを行うボーダー部5とが前後に連なって、両者の境部6付近にスパンドレル2の端部2aの裏面を支承するように突片7を有するように形成されるスパンドレル用ボーダーAの一対を、下地材部4の後端で直交するように連結した構造にアルミニウム又はその合金の押出成形で形成したものであり、下地部材4の後部に設けられるT字溝9は、持出片29で下地部材4よりも離隔されるように設けられる。
【0029】
上記構成のスパンドレル用ボーダーC1は、図11に示す通り一対のスパンドレル用ボーダーA、スパンドレル用ボーダーAを下地材部4、下地材部4の後端の接合部が建築物1の出隅1bに対応するように取付部材3、取付部材3で建築物1に取り付けて、各々の突片7、突片7に端部2aが乗るように建築物1の2面にスパンドレル2、スパンドレル2を張設して、各々の端部2aを突片7、突片7に支承させ、端部2a、端部2aをビス18で突片7に締め付けると、スパンドレル2、スパンドレル2の端部2a、端部2aは突片7、突片7に支持される。なお、スパンドレル2の端部2aに、図1、図8等に示す通り、突片7、突片7にカバー材11、カバー材11を取り付けてこれらカバー材11、カバー材11に端部2aを容入させて化粧してもよい。
【0030】
図12、図13において符号C2は、請求項3に係るスパンドレル用ボーダーの他の例を示す。このスパンドレル用ボーダーC2は、取付部材3を介して建築物1に取り付けられる下地材部4と、スパンドレル2の端部2aの目隠しを行うボーダー部5とが前後に連なって、両者の境部6付近にスパンドレル2の端部2aの裏面を支承するように突片7を有するように形成されるスパンドレル用ボーダーAの一対を、ボーダー部5、ボーダー部5の先端で直交するように連結した構造にアルミニウム又はその合金の押出成形で形成されるものである。
【0031】
上記構成のスパンドレル用ボーダーC2は、図13に示す通り一対のスパンドレル用ボーダーA、スパンドレル用ボーダーAをボーダー部材5、ボーダー部材5の先端の接合部が建築物1の入隅1cへ対応するように取付部材3、取付部材3で建築物1に取り付けて、各々の突片7、突片7に端部2aが乗るように建築物1の2面にスパンドレル2、スパンドレル2を張設する。そして、各々の端部2aを突片7、突片7に支承させ、端部2a、端部2aをビス18で突片7へ締め付けると、スパンドレル2、スパンドレル2の端部2a、端部2aは突片7、突片7に支持される。なお、スパンドレル2の端部2aに、図1、図8等に示す通り、突片7、突片7にカバー材11、カバー材11を取り付けてこれらカバー材11、カバー材11に端部2aを容入させて化粧してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明は、建築物に張設されるスパンドレルの端部、中継部、目地部、出隅、入隅等のコーナー部等において端部の支承と小口隠しの処理を簡便に高い意匠性をもって行うのに有効利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】請求項1に係るスパンドレル用ボーダーの使用態様を示す一部分の平面図。
【図2】同上スパンドレル用ボーダーの一部分を示す斜視図。
【図3】同上スパンドレル用ボーダーの突片に取り付けるカバー材の一部分を示す斜視図。
【図4】同上スパンドレル用ボーダーを建築物に取り付ける取付部材の斜視図。
【図5】請求項1に係るスパンドレル用ボーダーの変形例の一部分を示す斜視図。
【図6】同上ボーダーの仕様態様を示す一部分の平面図。
【図7】請求項2に係るスパンドレル用ボーダーの一部分を示す斜視図。
【図8】同上スパンドレル用ボーダーの使用態様を示す一部分の平面図。
【図9】同上スパンドレル用ボーダーの変形例を示す一部分の斜視図。
【図10】請求項3に係るスパンドレル用ボーダーの一例の一部分を示す斜視図。
【図11】同上スパンドレル用ボーダーの仕様態様を示す一部分の平面図。
【図12】請求項3に示すスパンドレル用ボーダーの他の例の一部分を示す斜視図。
【図13】同上スパンドレル用ボーダーの仕様態様を示す一部分の平面図。
【符号の説明】
【0034】
A スパンドレル用ボーダー
1 建築物
2 スパンドレル
3 取付部材
4 下地材部
5 ボーダー部
6 境部
7 突片
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物に外装されたスパンドレルの端部処理を行うスパンドレル用ボーダーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、建築物をタイル等で外装する際に、壁面に取り付けられてタイル等の端面を覆う見切材が、胴縁状部分を有する構成されているものは知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2001−303748号公報
【0003】
しかしながら、上記見切材は、略方形断面をなす見切部の一側にパネル取付部と胴縁部と取付片部とが階段状をなすように連設された形状のものであるから、単独で換気口周りの外装材の端末処理に使用することは出来るが、見切材の一対を連結部材で並列するように接合して目地部用を形成したり、また、交叉するように接合してコーナー用を形成したりすることはできないものであった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は前記問題点を解消し、ボーダーの形状を改善して、建築物の端部、目地部、コーナー部等においてスパンドレルの端部の支承と小口隠しが簡単に確実に行なわれるスパンドレル用ボーダーを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、建築物に外装されるスパンドレルの端部の支承と目隠しを行うスパンドレル用ボーダーであって、このボーダーは、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にはスパンドレルの端部の裏面を支承するよう突片を有するように形成されていることを特徴とする。
【0006】
請求項2に係る発明は、請求項1において、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にスパンドレルの端部の裏面を支承するように突片を有するように形成されるボーダーの一対が、建築物の目地等に適合する間隔で並列するように連結片で接合一体化されていることを特徴とする。
【0007】
請求項3に係る発明は、請求項1において、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にスパンドレルの端部の裏面を支承するように突片を有するように形成されるボーダーの一対が、建築物のコーナー部に適合する角度で交叉するように下地材部又はボーダー部の端部の接合で一体化されていることを特徴とする。
【0008】
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にスパンドレルの端部の裏面を支承するように突片を有するように形成されるボーダーが、上記突片にスパンドレルの端部を容入するカバー材を取り付けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に係る発明によれば、ボーダーが下地材部とボーダー部が前後に連なって、両者の境部付近に突片を設けたシンプルな一体構成であるため、強度に優れた製品を安価に製作して簡便に取り付けを行うことができて、しかも、突片によるスパンドレルの端末の支承と、ボーダーによる小口隠しが行われるため、スパンドレルの安定した支持とスパンドレルの意匠性の向上が図れる。
【0010】
請求項2に係る発明によれば、下地材部とボーダー部が前後に連なって、両者の境部付近に突片を有する一対のボーダーを、連結片で建築物の目地部等に合わせた間隔で接合することで一体化したボーダーは、目地部等を連結片で覆う建築物への取り付けが至って簡単にできて、両側のスパンドレルの端末支持も同時に完了し、しかも、連結片に化粧を施しておけば、ボーダーの取り付けで目地部の化粧も同時に行なわれる。
【0011】
請求項3に係る発明によれば、下地材部とボーダー部が前後に連なって、両者の境部付近に突片を有する一対のボーダーを、下地材部又はボーダー部の端部の接合で建築物のコーナー部に合わせた角度で接合して一体化させたボーダーは、建築物の出隅、入隅等のコーナー部への取り付けが至って簡単にできて、両側のスパンドレルの端末支持も同時に完了し、しかも、一対のボーダーはコーナーを飾って意匠性を高める効果もある。
【0012】
請求項4に係る発明によれば、下地材部とボーダー部が前後に連なるボーダーの境部付近に設けた突片に、カバー材を取り付けてスパンドレルの端部を容入させれば、スパンドレルの端部が完全に隠されて、端部がさらに意匠性を高める。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下に本発明に係るスパンドレル用ボーダーの実施形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1において、符号Aは請求項1に係るスパンドレル用ボーダーを示す。このスパンドレル用ボーダーAは、建築物1に張設されるスパンドレル2の端部の支承と小口隠しを行うように取付部材3を介して建築物1に取り付けられるものであって、図2に示す通り上記取付部材3に取り付けられる下地材部4と、スパンドレル2の端部の側方に位置して小口隠しを行うボーダー部5とが前後に連なって、両者の境部6の付近にはスパンドレル2の端部の裏面を支承する突片7を有するようにアルミニウム又はその合金の押出成形で形成されている。
【0015】
上記スパンドレル用ボーダーAの下地材部4とボーダー部5は、図2に示す通りの板状をなして、下地材部4よりもボーダー部5が肉厚に形成され、下地材部4は後端部の一側に図1に示すボルト8の頭8aを移動可能に係合させるT字溝9を有している。
【0016】
上記スパンドレル用ボーダーAの突片7は、必要に応じてスパンドレル2の端部2aを図1に示す通り容入するカバー材11を取り付けられる。このカバー材11は、図3に示す通り前側片11aよりも後側片11bが長いコ字形をなして、前側片11aの先端に後側への折曲部11cを有するようにアルミニウム又はアルミニウム合金の押出成形で形成されている。
【0017】
上記スパンドレル2は、図1に示す通り一方の側端部には挿込部14を有し、他方の側端部には胴縁(野縁)15等に取り付ける取付片16と、隣りのスパンドレル2の挿込部14を嵌合する溝条17とを有するようにアルミニウム又はアルミニウムの合金の押出成形で形成されていている。
【0018】
上記スパンドレル用ボーダーAを建築物1に固定する取付部材3は、図4に示す通り建築物1への取付部3aとスパンドレル用ボーダーAへの取付部3bとが直交してL字形をなす短尺物であって、アルミニウム、スチール、ステンレス等の型材を切断して形成するか、上記材質の板材を曲げ加工して形成する。そして、建築物1への取付部3aには、建築物1に図1に示す通りセットされているアンカーボルト20を通す孔21が形成され、スパンドレル用ボーダーAへの取付部3bには、スパンドレル用ボーダーAの下地材部4に設けたT字溝9に図1に示す通り頭8aを係合させたボルト8を通す孔22が形成されている。
【0019】
また、図1において符号23は頭8aをスパンドレル用ボーダーAの下地材部4に設けたT字溝9へ移動可能に係合させたボルト8に捻じ込んだナットを示し、符号24は建築物1にセットされているアンカーボルト20に捻じ込んだナットを示している。
【0020】
次に、上記スパンドレル用ボーダーAを建築物1に固定して、スパンドレル2の端末を支承させる態様について説明する。
【0021】
先ず、建築物1に適当な間隔でアンカーボルト20をセットし、このアンカーボルト20が孔21から出るように取付部材3の取付部3aを建築物1に添え付ける。そして、アンカーボルト20にナット24を捻じ込めば取付部3aを建築物1に固定されるから、スパンドレル用ボーダーAの下地材部4のT字溝9へ頭8aを係合させることでボルト8を支持させ、このボルト8を取付部材3の取付部3bにあけられる孔22に通して、ナット23の捻じ込みを行うことで下地材部4と取付部材3を結合すれば、スパンドレル用ボーダーAは取付部材3を介して建築物1へ強固な取り付けが簡単に行なわれる。
【0022】
上記の通りスパンドレル用ボーダーAが建築物1に固定されたら、建築物1に取り付けられている胴縁(野縁)15等に、スパンドレル2の一方の端部に設けられた取付片16をビス18で取り付け、他方の端部2aを図1に示す通りスパンドレル用ボーダーAに設けられる突片7に支承させると、この側端部は突片7に取り付けられるカバー材11内に収まって外部から見えないようになるので、スパンドレル2の端部2aを外観が良くて、カバー材11による容入で浮遊状態の端部の支持が安定して行われる。
【0023】
図5は上記スパンドレル用ボーダーAを並列して張設されるスパンドレルの中継部に配置して、両側のスパンドレル2の端部を支承させるものであって、下地材部4とボーダー部5との境部6の両側に突片7を設けられており、下地部材4の後端部の両側にT字溝9を設けられている。なお、このT字溝9は片側に設ける構成でも良い。
【0024】
上記構成のスパンドレル用ボーダーAは、図6に示す通り、並列して張設されるスパンドレル2の中継部に合わせて取付部材3により建築物1に取り付けて、突片7、突片7に端部2aが乗るように建築物1にスパンドレル2の張設を行えば、両側のスパンドレル2、2の端部2aは突片7、突片7にそれぞれ支承されるので、端部2a、端部2aは突片7に取り付けられるカバー材11内に収まって外部から見えなくなるので、スパンドレル2の継ぎ目における端部2aの支承を外観が良く行われて、しかも、カバー材11による容入で浮遊状態の端部2aの支承が安定して行われる。
【0025】
図7において符号Bは、請求項2に係るスパンドレル用ボーダーを示す。このスパンドレル用ボーダーBは、取付部材3を介して建築物1に取り付けられる下地材部4と、スパンドレル2の端部2aの目隠しを行うボーダー部5とが前後に連なって、両者の境部6付近にスパンドレル2の端部の裏面を支承するように突片7を有するように形成されるスパンドレル用ボーダーAの一対を、建築物1の目地部1a等に適合する間隔で並列するように連結板25で連結した構造にアルミニウム又はその合金の押出成形で形成したものであり、連結板25には建築物1に適合するように適当な意匠を施しておくことが好ましい。
【0026】
上記構成のスパンドレル用ボーダーBは、図8に示す通り一対のスパンドレル用ボーダーA、スパンドレル用ボーダーAを目地部1a等を挟むように建築物1に取付部材3、取付部材3で取り付けて、突片7、突片7に端部2a、端部2aが乗るように建築物1へスパンドレル2、スパンドレル2を張設すると、各スパンドレル2の端部2a、端部2aはスパンドレル用ボーダーA、スパンドレル用ボーダーAに設けられる突片7、突片7に支承させるので、両端部は突片7に取り付けられるカバー材11内にそれぞれ収まって外部より見えなくなるので、目地部1aに臨むスパンドレル2の端部2aの支承を外観が良く行われて、しかも、カバー材11による端部2aの容入で浮遊状態の端部2aの支承が安定して行われ、また、連結板25は目地部1a等を覆ってこれらの部分を飾り、意匠性を高める機能も果たす。
【0027】
上記スパンドレル用ボーダーBの形成は、上述した通り一対のスパンドレル用ボーダーA、スパンドレル用ボーダーAが連結板25で連結されるようにアルミニウム又はその合金の押出成形することなく、図5に示す通り形成されたスパンドレル用ボーダーAの一対を、対応する突片7、突片7に図9に示す通り別に形成した連結板25の端部を重ねて、図9の円内に示す通り連結板25にあけた孔26から突片7にあけた下孔27へビス28を捻じ込んで結合することで形成してもよいもので、この場合は、幅寸法や意匠が異なる幾種類もの連結板25を準備して、これら連結版25を状況に応じて選択使用すると、目地部等の幅寸法の変化に安価で対応したり、目地部の意匠を建築物に合わせて変更したりすることができる等の利便性がある。
【0028】
図10、図11において符号C1は、請求項3に係るスパンドレル用ボーダーを示す。このスパンドレル用ボーダーC1は、取付部材3を介して建築物1に取り付けられる下地材部4と、スパンドレル2の端部2aの目隠しを行うボーダー部5とが前後に連なって、両者の境部6付近にスパンドレル2の端部2aの裏面を支承するように突片7を有するように形成されるスパンドレル用ボーダーAの一対を、下地材部4の後端で直交するように連結した構造にアルミニウム又はその合金の押出成形で形成したものであり、下地部材4の後部に設けられるT字溝9は、持出片29で下地部材4よりも離隔されるように設けられる。
【0029】
上記構成のスパンドレル用ボーダーC1は、図11に示す通り一対のスパンドレル用ボーダーA、スパンドレル用ボーダーAを下地材部4、下地材部4の後端の接合部が建築物1の出隅1bに対応するように取付部材3、取付部材3で建築物1に取り付けて、各々の突片7、突片7に端部2aが乗るように建築物1の2面にスパンドレル2、スパンドレル2を張設して、各々の端部2aを突片7、突片7に支承させ、端部2a、端部2aをビス18で突片7に締め付けると、スパンドレル2、スパンドレル2の端部2a、端部2aは突片7、突片7に支持される。なお、スパンドレル2の端部2aに、図1、図8等に示す通り、突片7、突片7にカバー材11、カバー材11を取り付けてこれらカバー材11、カバー材11に端部2aを容入させて化粧してもよい。
【0030】
図12、図13において符号C2は、請求項3に係るスパンドレル用ボーダーの他の例を示す。このスパンドレル用ボーダーC2は、取付部材3を介して建築物1に取り付けられる下地材部4と、スパンドレル2の端部2aの目隠しを行うボーダー部5とが前後に連なって、両者の境部6付近にスパンドレル2の端部2aの裏面を支承するように突片7を有するように形成されるスパンドレル用ボーダーAの一対を、ボーダー部5、ボーダー部5の先端で直交するように連結した構造にアルミニウム又はその合金の押出成形で形成されるものである。
【0031】
上記構成のスパンドレル用ボーダーC2は、図13に示す通り一対のスパンドレル用ボーダーA、スパンドレル用ボーダーAをボーダー部材5、ボーダー部材5の先端の接合部が建築物1の入隅1cへ対応するように取付部材3、取付部材3で建築物1に取り付けて、各々の突片7、突片7に端部2aが乗るように建築物1の2面にスパンドレル2、スパンドレル2を張設する。そして、各々の端部2aを突片7、突片7に支承させ、端部2a、端部2aをビス18で突片7へ締め付けると、スパンドレル2、スパンドレル2の端部2a、端部2aは突片7、突片7に支持される。なお、スパンドレル2の端部2aに、図1、図8等に示す通り、突片7、突片7にカバー材11、カバー材11を取り付けてこれらカバー材11、カバー材11に端部2aを容入させて化粧してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明は、建築物に張設されるスパンドレルの端部、中継部、目地部、出隅、入隅等のコーナー部等において端部の支承と小口隠しの処理を簡便に高い意匠性をもって行うのに有効利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】請求項1に係るスパンドレル用ボーダーの使用態様を示す一部分の平面図。
【図2】同上スパンドレル用ボーダーの一部分を示す斜視図。
【図3】同上スパンドレル用ボーダーの突片に取り付けるカバー材の一部分を示す斜視図。
【図4】同上スパンドレル用ボーダーを建築物に取り付ける取付部材の斜視図。
【図5】請求項1に係るスパンドレル用ボーダーの変形例の一部分を示す斜視図。
【図6】同上ボーダーの仕様態様を示す一部分の平面図。
【図7】請求項2に係るスパンドレル用ボーダーの一部分を示す斜視図。
【図8】同上スパンドレル用ボーダーの使用態様を示す一部分の平面図。
【図9】同上スパンドレル用ボーダーの変形例を示す一部分の斜視図。
【図10】請求項3に係るスパンドレル用ボーダーの一例の一部分を示す斜視図。
【図11】同上スパンドレル用ボーダーの仕様態様を示す一部分の平面図。
【図12】請求項3に示すスパンドレル用ボーダーの他の例の一部分を示す斜視図。
【図13】同上スパンドレル用ボーダーの仕様態様を示す一部分の平面図。
【符号の説明】
【0034】
A スパンドレル用ボーダー
1 建築物
2 スパンドレル
3 取付部材
4 下地材部
5 ボーダー部
6 境部
7 突片
【特許請求の範囲】
【請求項1】
建築物に外装されるスパンドレルの端部の支承と目隠しを行うスパンドレル用ボーダーであって、
このボーダーは、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にはスパンドレルの端部の裏面を支承するよう突片を有するように形成されている
ことを特徴とするスパンドレル用ボーダー。
【請求項2】
請求項1において、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にスパンドレルの端部の裏面を支承するように突片を有するように形成されるボーダーの一対が、建築物の目地等に適合する間隔で並列するように連結片で接合一体化されている
ことを特徴とするスパンドレル用ボーダー。
【請求項3】
請求項1において、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にスパンドレルの端部の裏面を支承するように突片を有するように形成されるボーダーの一対が、建築物のコーナー部に適合する角度で交叉するように下地材部又はボーダー部の端部の接合で一体化されている
ことを特徴とするスパンドレル用ボーダー。
【請求項4】
請求項1〜請求項3の何れかにおいて、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にスパンドレルの端部の裏面を支承するように突片を有するように形成されるボーダーが、上記突片にスパンドレルの端部を容入するカバー材を取り付けられている
ことを特徴とするスパンドレル用ボーダー。
【請求項1】
建築物に外装されるスパンドレルの端部の支承と目隠しを行うスパンドレル用ボーダーであって、
このボーダーは、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にはスパンドレルの端部の裏面を支承するよう突片を有するように形成されている
ことを特徴とするスパンドレル用ボーダー。
【請求項2】
請求項1において、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にスパンドレルの端部の裏面を支承するように突片を有するように形成されるボーダーの一対が、建築物の目地等に適合する間隔で並列するように連結片で接合一体化されている
ことを特徴とするスパンドレル用ボーダー。
【請求項3】
請求項1において、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にスパンドレルの端部の裏面を支承するように突片を有するように形成されるボーダーの一対が、建築物のコーナー部に適合する角度で交叉するように下地材部又はボーダー部の端部の接合で一体化されている
ことを特徴とするスパンドレル用ボーダー。
【請求項4】
請求項1〜請求項3の何れかにおいて、取付部材を介して建築物に取り付けられる下地材部と、スパンドレルの端縁の目隠しを行うボーダー部とが前後に連なって、両者の境部付近にスパンドレルの端部の裏面を支承するように突片を有するように形成されるボーダーが、上記突片にスパンドレルの端部を容入するカバー材を取り付けられている
ことを特徴とするスパンドレル用ボーダー。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2009−243049(P2009−243049A)
【公開日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−87546(P2008−87546)
【出願日】平成20年3月28日(2008.3.28)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り
【出願人】(000250432)理研軽金属工業株式会社 (89)
【公開日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年3月28日(2008.3.28)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り
【出願人】(000250432)理研軽金属工業株式会社 (89)
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