説明

スリットランプ

【課題】 スリット照明用の光源が球切れしても、簡単に対応でき、被検者眼の観察を続行できるスリットランプを提供する。
【解決手段】 被検者眼をスリット照明するために白色光を発する第1光源を持ち、該第1光源から発せられた光をスリット及びレンズを介して被検者眼を照明する照明光学系を有するスリット照明ユニットを備え、スリット照明光により照明された被検者眼を観察するスリットランプにおいて、前記スリット照明の照射部位の周辺を含む観察部位を照明するための補助照明ユニットであって、白色光を発する第2光源と該第2光源から光を被検者眼に導光する導光光学系とを備える補助照明ユニットと、前記導光光学系から前記第2光源を分離させ、前記第1光源に代えて前記照明光学系の所定位置に前記第2光源を移動させる移動手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被検者眼の観察等を行う観察ユニットを備えるスリットランプに関する。
【背景技術】
【0002】
眼科の診察では、被検者眼を観察するために、被検者眼にスリット光(スリット照明光)を投光するスリット照明ユニットと、観察ユニットである顕微鏡ユニットを備えるスリットランプ(細隙灯顕微鏡)が使用される。また、スリットランプでは、スリット光で照明された観察部位以外の部位も撮影するために、スリット照明の照射部位の周辺を含む観察部位を照明する補助照明(バックライト)ユニットを設けたものがある。
【0003】
ところで、スリット照明の光源として使用されるハロゲンランプ等のランプ類は、寿命が短く、検査中に球切れしやすい。このため、簡単な動作で球切れしたランプを補助用のランプに切換える技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
近年では、ハロゲンランプ等に替えて高輝度の白色発光ダイオード(LED)を光源に用いる装置が登場してきている。LEDは、ハロゲンランプ等に比べて長寿命であり、球切れの可能性は低い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11−169346号公報
【特許文献2】特開2003―135400号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、光源としてLEDを使用したとしても、その球切れはありうる。眼科医療でのスリットランプによる被検者眼の観察は、日常的な眼科診療として行われているものであり、照明光源が球切れした場合に、即座に光源が交換できなければ、その後の患者(被検者)の観察ができず、眼科医療の診断ができなくなってしまう。また、光源としてLEDが使用されている場合には、ハロゲンランプに比べて長寿命であるが故に交換の頻度が低く、予備の光源が準備されていない場合や、検者に交換の経験がなく、光源の交換ができない場合等、即座に球切れに対応ができないこともある。
【0007】
本発明は、上記従来技術の課題に鑑み、スリット照明用の光源が球切れしても、簡単に対応でき、被検者眼の観察を続行できるスリットランプを提供すること技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成を有することを特徴とする。
(1) 被検者眼をスリット照明するために白色光を発する第1光源を持ち、該第1光源から発せられた光をスリット及びレンズを介して被検者眼を照明する照明光学系を有するスリット照明ユニットを備え、スリット照明光により照明された被検者眼を観察するスリットランプにおいて、
前記スリット照明の照射部位の周辺を含む観察部位を照明するための補助照明ユニットであって、白色光を発する第2光源と該第2光源から光を被検者眼に導光する導光光学系とを備える補助照明ユニットと、
前記導光光学系から前記第2光源を分離させ、前記第1光源に代えて前記照明光学系の所定位置に前記第2光源を移動させる移動手段と、
を備える、ことを特徴とする。
(2) (1)のスリットランプにおいて、 前記スリット照明ユニットは前記第1光源及び照明光学系が配置された筐体を備え、
前記第2光源は前記筐体内に配置され、
前記導光光学系の入射端は前記筐体内で第2光源からの光が入射される位置に配置され、前記導光光学系の出射端は前記筐体から外部に延ばされて位置し、
前記移動手段は、前記第1光源及び第2光源をそれぞれ所定位置で保持する保持部材を有すると共に、前記保持部材を移動させて前記照明光学系の所定位置に前記第2光源を位置させる操作部材を有するか、又は前記照明光学系の所定位置に第2光源を位置させるように前記保持部材を移動させる駆動源を有する、ことを特徴とする。
(3) (1)又は(2)のスリットランプにおいて、
前記移動手段は、前記第1光源を前記照明光学系から離脱させると共に、前記導光光学系から離脱させた前記第2光源を前記照明光学系の所定位置にスライドさせるスライド機構と、
前記第2光源を前記照明光学系の所定位置に位置決めするストッパと、を有する、ことを特徴とする。
(4) (1)〜(3)の何れかのスリットランプにおいて、
前記補助照明ユニットは、第2光源から発光された照明光を導光する光ファイバを有し、
前記光ファイバの入射端は、前記第2光源に近接して配置される、ことを特徴とする。
(5) (1)のスリットランプにおいて、
前記第1光源及び第2光源は、白色発光ダイオードである、ことを特徴とする。
(6) (1)〜(4)のスリットランプにおいて、
前記第1光源及び第2光源は、白色発光ダイオードであり、各ダイオードを駆動するための一つの基板上に配置されている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、スリット照明用の光源が球切れしても、簡単に対応でき、被検者眼の観察を続行できる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態であるスリットランプの側面図である。図2は、スリットランプの光学系の概略構成図である。
【0011】
スリットランプ(細隙灯顕微鏡)100は、顔支持ユニット10と、移動ユニット20と、照明ユニット60と、顕微鏡ユニット(観察ユニット)70と、を備え、テーブル1に保持されている。
【0012】
移動ユニット20は、テーブル1上に固定されたベース2に配置され、テーブル1上で水平方向(左右方向(X方向)及び前後方向(Z方向))に摺動可能なスライドベース(摺動台)21と、スライドベース21を移動させるために検者の手に把持されて傾倒操作されるジョイスティック(操作棹)22と、スライドベース21から上方に略鉛直方向(Y方向)に延びるベースシャフト(基軸)24と、を備えている。ジョイスティック22の頭頂部には、撮影信号を入力するためのシャッタボタン(スイッチ)23が設けられている。
【0013】
移動ユニット20は、ジョイスティック22が左右前後に傾倒されることによってスライドベース21(及びベースシャフト24)を水平方向(左右及び前後方向(X及びZ方向))に移動させる周知の摺動機構を備えている。さらにまた、移動ユニット20は、ジョイスティック22 が水平方向に回転されることによってベースシャフト24を上下方向に移動させる上下動機構を備えている。
【0014】
ベースシャフト24には、照明ユニット60を支持するアーム60aと、顕微鏡ユニット70を支持するアーム70aと、が、ベースシャフト24の中心軸Aを中心に個々に水平方向に回転可能に支持されている。これにより、照明ユニット60及び顕微鏡ユニット70は、中心軸Aを中心に別個に水平方向に回転できる。
【0015】
顔支持ユニット10は、ベースシャフト24の上方に被検者眼Eが位置するように、被検者の顔(頭)を支持する。すなわち、顔支持ユニット10は、照明ユニット60及び顕微鏡ユニット70に対して被検者側に配置されている。顔支持ユニット10は、ベース2に固定され鉛直方向に延びて配置されている支柱11と、被検者の額を支持する額当12と、被検者の顎を支持する顎台13と、顎台13の高さを調節するためのノブ14と、を備えており、ベース2を介してテーブル1に固定されている。
【0016】
照明ユニット60は、スリット照明ユニット40と、補助照明ユニット50と、を備えている。スリット照明ユニット40は、スリット(照明)光、スポット光、等を被検者眼に投光(投射)して、被検者眼を照明するための照明ユニットである。補助照明ユニット50は、被検者眼全体に照明光(拡散光)を投光し、被検者眼の前眼部等を照明するための照明ユニットである。補助照明ユニット50は、観察部位の撮影時に観察部位周辺を照明するために用いられる。カメラで撮影された画像に、観察部位とその周辺が写り込むことにより、観察部位の位置が把握し易くなる。スリット照明ユニット60の筐体(鏡筒)61内には、スリット照明ユニット40用の第1光源と、補助照明ユニット50用の第2光源とが収められている。
【0017】
スリット照明ユニット(主照明ユニット)40において、白色光を発する発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)である第1光源41からの白色光(可視光)は、コンデンサレンズ42を透過して可変アパーチャ43及び可変スリット44を照明する。アパーチャ43及びスリット44を通過した白色光は、投影レンズ45を透過してプリズムミラー46で反射され、被検者眼Eに投射される。このような構成により、スリット照明光学系40оが成立する。第1光源41を出射した光は光軸L1に沿って導光される。
【0018】
補助照明ユニット50において、白色光を発するLEDである第2光源51からの白色光(可視光)は、ファイバ52の入射端52aに入射され、ファイバ52の出射端52bから拡散光として出射される。ファイバ52の出射端52bから出射された照明光により、被検者眼の広い範囲が照明される。このような構成により、補助照明光学系50оが成立する。第2光源51としては、第1光源41と同じ白色光を発するものが適用される。ここでは、第1光源41と第2光源51は、同じLEDが使用されている。 ファイバ52の入射端52aは、できるだけ光源51に近接して配置される。これにより、補助照明光学系50оにおいて、光学部材の点数を減らし、照明ユニット60を小型化できる。ファイバ52は、ファイバ52の先端を自由な位置に固定できるように、フレキシブルアーム53に覆われている。ファイバ52の入射端側は、固定部材54により筐体61(図2では省略)に固定されている。
【0019】
第1光源41及び第2光源51は、一つの基板(同一基板)62上に隣接して配置されている。基板62は、第1光源41及び第2光源51を保持する保持部材として機能すると共に、LEDを発光させるための駆動電流を調整する制御回路と、発光したLEDの熱を放出するための放熱器を兼ねている。このため、光源41及び51は、近接して配置されることとなる。光源41及び51は、指向性を持っているため、近接して配置されても、各照明光学系(40о、50о)に、それぞれの照明光を導光できる。また、光源41及び51を同一基板上に配置することにより、配線、電源供給等がし易くなり、装置全体の大型化、複雑化を抑制できる。また、補助照明ユニット50の光源を筐体61内に収めることにより、光源類を被検者眼から遠ざけて被検者眼への熱の悪影響を低減できる。
【0020】
基板62に配置された第2光源51は、移動機構60Aによって、導光光学系としのファイバ52から分離され、第1光源41に代えて、スリット照明光学系40оの第1光源41が位置していた所定位置に移動される。移動機構60Aは、基板62、スライダ63、ピン64、レバー65を含む。基板62は、筐体61内で水平方向にスライド移動可能なスライド機構であるスライダ63上に固定配置されている。スライダ63の下部には、窪み63a及び63bが形成されている。窪み63aは、光源41の下部(光軸L1)上に形成され、窪み63bは、光源51の下部に形成されている。スライダ63の下方で、光軸L1上にはスライダ63の位置決め用のストッパとなるピン64が配置されている。ピン64は、窪み63a及び63bと嵌合可能な形状とされている。ピン64は、バネ等の弾性体により上方へと付勢されている。スライド63の下部には、スライド移動を筐体61の外側から操作するための操作部材であるレバー65が固定されている。
【0021】
ピン64が窪み63aに嵌合することにより、第1光源41は、光軸L1上に位置決めされる。レバー65が操作され、スライダ63に力が加わると(図では右方向)、ピン64は、下方へと押され窪み63aとの嵌合状態が解除される。さらに、スライダ63が移動され、光軸L1上に窪み63bが位置すると、ピン64は窪み63bへに嵌合する。このようにして、レバー65の操作により、光軸L1上(スリット照明光学系40оの所定位置)に光源51を位置決めできる。なお、ピン64による嵌合は、レバー65を介したクリック感により操作者に伝わる。
【0022】
前述のように、光源41及び51は近接して配置されているため、スライダ63、レバー65の移動量は小さくてよい。このため、スライダ63等の移動機構を小さくでき、照明ユニット60の大型化を抑制できる。
【0023】
顕微鏡ユニット70において、被検者眼Eで反射された白色光は、対物レンズ71と変倍光学系72とハーフミラー73と結像レンズ74とを透過し、正立プリズム75で反射される。プリズム75で反射された白色光は、視野絞り76を通過して接眼レンズ77を透過し、検者の眼Fに入射する。このような構成により、観察光学系70оが成立する。
【0024】
被検者眼Eで反射されてハーフミラー73で反射された白色光は、リレーレンズ78を透過してカメラ80に入射する。なお、図1では、カメラ80の図示を略している。このような構成により、撮影光学系80aが成立する。
【0025】
カメラ80は、可視光に感度を持つCCDを備えたデジタルカメラである。カメラ80は、装置を統括・制御する制御部85に接続されており、制御部85には、撮影画像を記憶するメモリ86、カメラ80で取得した画像を表示するモニタ87、スイッチ23が接続されている。スイッチ23が押されると、制御部85は、指令信号に基づいてカメラ80によって撮像された画像を取り込み、モニタ87に表示させる。 以上のような構成を有する装置の動作について説明する。検者は、検査に先立ち、スリットランプ100の電源(図示を略す)を入れる。次に、検者は、被検者に、顔を顔支持ユニット10に固定するよう促す。検者は、スリット照明ユニット40により被検者眼を照明し、照明された被検者眼を観察ユニット70により観察する。検者が、被検者眼を撮影する場合、補助照明ユニット50を用いて被検者眼全体を照明し、スイッチ23を操作して画像を撮影する。撮影画像はモニタ87に表示されると共にメモリ86に記憶される。撮影画像には、スリット照明された観察部位と、補助照明光によって照明された周辺部地とが写り込んでいる。
【0026】
ここで、第1光源41が球切れした場合を説明する。検者が、検査中に第1光源41が消灯してしまうと、観察・撮影が全く進められなくなる。このような場合に、第2光源51が点灯していて、補助照明ユニット50が利用できても、主のスリット照明光が使用できなければ、的確な眼科診断を行うことができない。眼科診断では、主のスリット照明光を使用して眼を観察することが基本検査であるためである。
そこで、検者は、レバー65を操作することによって、第1光源41を光軸L1から外し、第2光源51を補助照明光学系50оから離脱させるた上で光軸L1上に配置する。これにより、第2光源51を用いてスリット照明ユニット40を利用可能とできる。補助照明ユニット50は利用できなくなるものの、スリット照明ユニット40を用いて検査(スリット照明による観察)が続行できる。一時的にスリット照明ユニット40を利用可能として、検査を進め、検査終了後に第1光源41(又は、基板62)を交換して、それ以降の検査を行う。
【0027】
このようにして、検査の途中などに、スリット照明用の光源が球切れしても、簡単な動作でスリット照明ユニットを利用可能にでき、検査等を続行できる。
【0028】
なお、以上の説明では、2つの光源(LED)を同一の基板に配置する構成としたが、これに限らない。それぞれの光源を個別の基板に配置する構成としてもよい。
【0029】
また、以上の説明では、移動機構60Aは、スライダ63を用いて、光源41及び51をスライド移動させる構成としたが、これには、ロータリ機構により、光軸L1上に光源51を配置させる移動機構も含むものとする。また、スライド移動の方向は、水平に限るものではなく、光源41及び51の関係により移動機構の移動方向を定めればよい。
【0030】
また、上記では、移動機構60Aはレバー65等による手動の移動機構とされているが、モータ等の駆動源を持つ電動の移動機構とすることもできる。この場合、切換えスイッチの信号により制御部85は駆動源を制御することにより、基板62を図2の左右方向に移動し、第1光源41に替えて光源51を光軸L1上の所定位置に位置させる。
【0031】
また、以上の説明では、2つの光源に、LEDを用いる構成としてが、これに限らない。好ましくは、LEDであるが、ハロゲンランプ、キセノンランプ、等を用いてもよい。
【0032】
なお、以上説明した実施形態は当業者において種々の変容が可能であり、本発明はこのような変容も技術思想を同一にする範囲において含むものとする。
【0033】
以上のように本発明は実施形態に限られず、種々の変容が可能であり、本発明はこのような変容も技術思想を同一にする範囲において含むものである。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の実施形態であるスリットランプの側面図である。
【図2】スリットランプの光学系の概略構成図である。
【符号の説明】
【0035】
10 顔支持ユニット
20 移動ユニット
40 スリット照明ユニット
41 第1光源
50 補助照明ユニット
51 第2光源
60 照明ユニット
60A 移動機構
70 顕微鏡ユニット
80 カメラ
85 制御部
100 スリットランプ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被検者眼をスリット照明するために白色光を発する第1光源を持ち、該第1光源から発せられた光をスリット及びレンズを介して被検者眼を照明する照明光学系を有するスリット照明ユニットを備え、スリット照明光により照明された被検者眼を観察するスリットランプにおいて、
前記スリット照明の照射部位の周辺を含む観察部位を照明するための補助照明ユニットであって、白色光を発する第2光源と該第2光源から光を被検者眼に導光する導光光学系とを備える補助照明ユニットと、
前記導光光学系から前記第2光源を分離させ、前記第1光源に代えて前記照明光学系の所定位置に前記第2光源を移動させる移動手段と、
を備える、ことを特徴とするスリットランプ。
【請求項2】
請求項1のスリットランプにおいて、
前記スリット照明ユニットは前記第1光源及び照明光学系が配置された筐体を備え、
前記第2光源は前記筐体内に配置され、
前記導光光学系の入射端は前記筐体内で第2光源からの光が入射される位置に配置され、前記導光光学系の出射端は前記筐体から外部に延ばされて位置し、
前記移動手段は、前記第1光源及び第2光源をそれぞれ所定位置で保持する保持部材を有すると共に、前記保持部材を移動させて前記照明光学系の所定位置に前記第2光源を位置させる操作部材を有するか、又は前記照明光学系の所定位置に第2光源を位置させるように前記保持部材を移動させる駆動源を有する、ことを特徴とするスリットランプ。
【請求項3】
請求項1又は2のスリットランプにおいて、
前記移動手段は、前記第1光源を前記照明光学系から離脱させると共に、前記導光光学系から離脱させた前記第2光源を前記照明光学系の所定位置にスライドさせるスライド機構と、
前記第2光源を前記照明光学系の所定位置に位置決めするストッパと、を有する、ことを特徴とするスリットランプ。
【請求項4】
請求項1〜3の何れかのスリットランプにおいて、
前記補助照明ユニットは、第2光源から発光された照明光を導光する光ファイバを有し、
前記光ファイバの入射端は、前記第2光源に近接して配置される、
ことを特徴とする、スリットランプ。
【請求項5】
請求項1のスリットランプにおいて、
前記第1光源及び第2光源は、白色発光ダイオードである、
ことを特徴とするスリットランプ。
【請求項6】
請求項1〜4のスリットランプにおいて、
前記第1光源及び第2光源は、白色発光ダイオードであり、各ダイオードを駆動するための一つの基板上に配置されている、ことを特徴とするスリットランプ。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−249700(P2012−249700A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−122839(P2011−122839)
【出願日】平成23年5月31日(2011.5.31)
【出願人】(000135184)株式会社ニデック (745)