説明

ズボン型衣類

【課題】適度なフィット感を付与することが可能で人体の動作に対する追従性を良好とすることが可能なズボン型衣類を提供すること。
【解決手段】ズボン型衣類に、相互に縫合された8枚の布A〜Dを備えた。縫合された布A〜Dは、縫合部L1〜L6を有する。縫合部L1は、両膝部7のそれぞれの前側を経由して開口端部3から裾部6まで延在する。縫合部L2は、両膝部7のそれぞれの外側を経由して開口端部3から裾部6まで延在する。縫合部L3は、尻部5の両側のそれぞれを経由して開口端部3から裾部6まで延在する。縫合部L4は、両膝部7のそれぞれの内側を経由して股部4から裾部6まで延在する。縫合部L5は、股部4から開口端部3の後側まで延在する。縫合部L6は、股部4から開口端部3の前側まで延在する仮想線L7上の両端部に形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ズボン型衣類に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スラックス、ズボン下等の布製のズボン型衣類は、2枚接ぎ又は4枚接ぎで製造されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3481577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、布製のズボン型衣類が2枚又は4枚接ぎの場合には、次のような問題があった。
【0005】
すなわち、人体の下半身の一部位(例えば尻)の窮屈感を低減させるために、この部位に横方向に余裕をもたせると、布地の形状が連続しているため他の部位にも余裕を持たせることになる。しかし、他の部位では、この余裕が人体に対して過剰なものとなり、だぶつき感を生じたり、皺のためにごわつき感を生じたりする。
【0006】
また、人体の下半身を屈曲させた場合に、尻や膝につっぱり感を生じやすいため、人体の下半身の動作に対する追従性も良好ではなかった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑み、適度なフィット感を付与することが可能で人体の動作に対する追従性を良好とすることが可能なズボン型衣類を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため、本発明のズボン型衣類は、相互に縫合された8枚の布を有するズボン型衣類であって、前記縫合された8枚の布が、両膝部のそれぞれの前側を経由してウエスト用の開口端部から裾部まで延在する縫合部と、両膝部のそれぞれの外側を経由して前記開口端部から裾部まで延在する縫合部と、尻部の両側のそれぞれを経由して前記開口端部から裾部まで延在する縫合部と、両膝部のそれぞれの内側を経由して股部から裾部まで延在する縫合部と、股部から前記開口端部の後側まで延在する縫合部と、股部から前記開口端部の前側まで延在する仮想線上の少なくとも一部に形成された縫合部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
ここで、布とは、織物だけでなく、経編生地、丸編生地も含むものとする。
【0010】
また、股部を基点とする縫合部及び仮想線は、股部で厳密に1点で結合していなくてもよく、縫合の方法等により、股部における結合位置が多少ずれていてもよい。
【0011】
この構成によれば、各縫合部と各布の形状を調整することにより、人体の下半身の一部位(例えば尻)の窮屈感を低減させると共に、他の部位では、だぶつき感やごわつき感を抑制することが可能となる。これにより、適度なフィット感を付与することができる。
【0012】
また、両膝部のそれぞれの前側を経由する縫合部と、尻部の両側のそれぞれを経由する縫合部との形状を調整することにより、下半身を屈曲させた場合に、尻や膝のつっぱり感を抑制することが可能となる。これにより、人体の動作に対する追従性を良好とすることができる。
【0013】
上記構成において、布を織物とし、全ての縫合部と仮想線のそれぞれにおける少なくとも一部を、布目に対してバイアス方向に延在させてもよい。
【0014】
この構成によれば、布に対して伸縮性を付与することが可能となるので、適度なフィット感を付与する効果や人体の動作に対する追従性を良好とする効果を向上することができる。
【0015】
上記構成において、裾部の後側を人体のふくらはぎの最大囲部より上側とし、後側から前側に向かって下側に傾斜するように裾部を形成してもよい。
【0016】
この構成によれば、脚を屈曲させた場合に、膝の前側では、裾部が上がって肌を圧迫することを抑制でき、膝の後側では、布が肌を圧迫することを抑制できる。これにより、適度なフィット感を付与する効果や人体の動作に対する追従性を良好とする効果を更に向上することができる。
【0017】
上記構成において、裾部の後側を人体のふくらはぎの最大囲部より下側とし、後側から前側に向かって上側に傾斜するように裾部を形成してもよい。
【0018】
この構成によれば、脚を屈曲させた場合に、布がふくらはぎを圧迫することを抑制できるため、ふくらはぎのつっぱり感を抑制することができる。これにより、適度なフィット感を付与する効果や人体の動作に対する追従性を良好とする効果を更に向上することができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、適度なフィット感を付与することが可能で人体の動作に対する追従性を良好とすることが可能なズボン型衣類を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の第1実施形態に係るズボン型衣類の着用された状態を模式的に示した図で、(A)が正面図、(B)が側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るズボン型衣類の右側部分の着用された状態を模式的に示した図で、(A)が左斜め前からの斜視図、(B)が右斜め前からの斜視図、(C)が右斜め後からの斜視図、(D)が左斜め後ろからの斜視図である。
【図3】図2の布を平面状にした展開図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るズボン型衣類の着用された状態を模式的に示した図で、(A)が正面図、(B)が側面図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るズボン型衣類の右側部分の着用された状態を模式的に示した図で、(A)が左斜め前からの斜視図、(B)が右斜め前からの斜視図、(C)が右斜め後からの斜視図、(D)が左斜め後ろからの斜視図である。
【図6】図5の布を平面状にした展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明を実施するための形態について図面に基づき説明する。
【0022】
図1,2を参照して、本発明の第1実施形態に係るズボン型衣類の着用された状態を説明する。本実施形態では、ズボン型衣類は、ズボン下の一種の所謂「すててこ」である。
【0023】
ズボン型衣類は、胴体部1と2つの脚部2を主要な構成要素とする。
【0024】
胴体部1は、人体の胴体に対応する部位であり、その上端にウエスト用の開口端部3を有し、その下端中央に人体の股に対応する股部4を有する。また、胴体部1の後側は、人体の尻に対応する尻部5である。開口端部3は、前側に比較して後側が上側となるように構成されている。なお、図示は省略するが、本実施形態では、胴囲方向に収縮性の良好な均一幅の帯状部材が開口端部3に取り付けられている。
【0025】
脚部2は、人体の脚に対応する部位であり、その下端に裾部6を有し、また、人体の膝(膝裏を含むものとする)に対応する膝部7を有する。本実施形態では、裾部6の後側は、人体のふくらはぎの最大囲部より上側である。裾部6は、後側から前側に向かって下側に傾斜するように形成されている。膝部7は、膝を少し曲げた状態に合わせた立体的な形状となっている。
【0026】
ズボン型衣類は、相互に縫合された8枚の布A〜D及びその縫合部L1〜L6を有している。なお、ズボン型衣類において左右対称な形状の布と縫合部には、同一符号を付して説明する。
【0027】
布A〜Dは、本実施形態では、織物であり、例えばクレープ、平織等である。
【0028】
縫合部L1は、両膝部7のそれぞれの前側を経由してウエスト用の開口端部3から裾部6まで延在する。すなわち、縫合部L1は、布Aと布Bを縫合する。詳述すれば、図1(B)に示すように、縫合部L1は、胴体部1と脚部2との間周辺では、前側に対して凹形状を成し、膝部7周辺では、前側に対して凸形状を成している。
【0029】
縫合部L2は、両膝部7のそれぞれの外側を経由して開口端部3から裾部6まで延在する。すなわち、縫合部L2は、布Bと布Cを縫合する。詳述すれば、縫合部L2は、開口端部3から裾部6に向かって、前側に傾斜している。また、縫合部L2は、前側に凸となるように緩やかに湾曲している。
【0030】
縫合部L3は、尻部5の両側のそれぞれを経由して開口端部3から裾部6まで延在する。すなわち、縫合部L3は、布Cと布Dを縫合する。詳述すれば、図1(B)に示すように、縫合部L3は、尻部5では、後側に対して凸形状を成し、膝部7周辺では、後側に対して凹形状を成している。
【0031】
縫合部L4は、両膝部7のそれぞれの内側を経由して股部4から裾部6まで延在する。すなわち、縫合部L4は、布Dと布Aを縫合する。更に、詳述すれば、縫合部L4は、股部4から裾部6に向かって、前側に傾斜している。
【0032】
縫合部L5は、股部4から開口端部3の後側まで延在する。すなわち、縫合部L5は、左右の布Dを縫合する。
【0033】
縫合部L6は、股部4から開口端部3の前側まで延在する仮想線L7上の少なくとも一部に形成されている。すなわち、縫合部L6は、左右の布Aを縫合する。本実施形態では、仮想線L7上の中間部に、小用を足すための開口部8が設けられており、縫合部L6は仮想線L7上の両端部である。
【0034】
布A〜Dにおいて、図3に両矢印a〜dで示す方向に、縦糸が延在している。縫合部L1〜L6,仮想線L7のそれぞれにおける少なくとも一部が、縦糸の延在方向に対して斜めとなっている。すなわち、縫合部L1〜L6,仮想線L7のそれぞれにおける少なくとも一部が、布A〜Dの布目に対してバイアス方向に延在している。
【0035】
図3において、布A〜Dの間で、ハッチングで示す部位G1〜G3は、出願人の従来の4枚接ぎの「すててこ」の場合と比較してカットされた部位である。すなわち、この部位は、横方向に余分な余裕を発生させていた部位である。
【0036】
以上の構成により、本実施形態では以下の効果を享受できる。
【0037】
8枚の布A〜Dと縫合部L1〜L6,仮想線L7の形状により、人体の尻の窮屈感を低減させると共に、他の部位では、だぶつき感やごわつき感を抑制することが可能となる。これにより、適度なフィット感を付与することができる。
【0038】
この効果については、具体的には、特に、次の構成によるところが大きい。すなわち、縫合部L3は、尻部5では、後側に対して凸形状を成していることと、図3に示すように、布A〜Dの形状では、従来品と比較して横方向に余分な余裕を生じる部位G1〜G3がカットされていることである。
【0039】
一方、縫合部L1〜L4の形状により、下半身を屈曲させた場合に、尻や膝のつっぱり感を抑制することが可能となる。これにより、人体の動作に対する追従性を良好とすることができる。
【0040】
この効果について詳述すると次のようになる。縫合部L1は、胴体部1と脚部2との間周辺で、前側に対して凹形状を成し、縫合部L3は、尻部5で、後側に対して凸形状を成している。これにより、下半身を屈曲させた場合に、尻のつっぱり感が抑制される。また、胴体部1と脚部2との間の前側周辺で、脚の根元の圧迫感が抑制される。
【0041】
また、縫合部L1は、膝部7周辺で、前側に対して凸形状を成し、縫合部L3は、膝部7周辺で、後側に対して凹形状を成している。縫合部L2は、開口端部3から裾部6に向かって、前側に傾斜しており、縫合部L4は、股部4から裾部6に向かって、前側に傾斜している。これにより、膝部7は、前側が丸みを帯びた凸形状となり、その後側が凹形状となり、膝部7は、膝を少し曲げた状態に合わせた立体的な形状となる。このため、膝を屈曲させた場合に、膝の前側のつっぱり感が抑制され、また、膝部7の後側の圧迫感が抑制される。
【0042】
縫合部L1〜L6,仮想線L7のそれぞれにおける少なくとも一部が、布A〜Dの布目に対してバイアス方向に延在している。これにより、布A〜Dに対して伸縮性を付与することが可能となるので、適度なフィット感を付与する効果や人体の動作に対する追従性を良好とする効果を向上することができる。
【0043】
裾部6は、後側から前側に向かって下側に傾斜するように形成されている。これにより、膝を屈曲させた場合に、膝の前側では、裾部6が上がって肌を圧迫することを抑制でき、膝の後側では、布が肌を圧迫することを抑制できる。このため、適度なフィット感を付与する効果や人体の動作に対する追従性を良好とする効果を更に向上することができる。
【0044】
開口端部3は、前側に比較して後側が上側となるように構成されている。これにより、しゃがんだ場合に、下着の後側や尻が露出することを抑制できる。
【0045】
図4,5を参照して、本発明の第2実施形態に係るズボン型衣類の着用された状態を説明する。本実施形態では、ズボン型衣類は、所謂「スラックス」である。なお、第1実施形態と略同様の構成・効果については説明を省略し、第1実施形態と異なる構成・効果について以下説明する。
【0046】
図示は省略するが、本実施形態では、布A〜Dと同様の布地である均一幅の帯状の布が開口端部3に取り付けられている。この帯状布は、仮想線L7の延長線付近に両端部を有し、両端部を相互に着脱可能にするための止め具が、両端部には取り付けられている。また、開口端部3付近の布との間でベルトを挿通するための穴を設けるための小片の布が、胴囲方向に断続的に開口端部3付近の布に取り付けられている。
【0047】
本実施形態では、仮想線L7上の下端部の近くから上端部にかけて、ズボン型衣類の着脱を可能にするためのファスナー9が取り付けられており、縫合部L6は仮想線L7上の下端部である。
【0048】
本実施形態では、裾部6の後側は、人体のふくらはぎの最大囲部より下側である。裾部6は、後側から前側に向かって上側に傾斜するように形成されている。
【0049】
縫合部L2は、開口端部3から裾部6に向かって、膝部7周辺までは前側に傾斜しており、膝部7周辺から裾部6までは、後側に傾斜している。詳述すれば、縫合部L2は、人体の膝の外側横部から裾部6に位置するアキレス腱に向かう斜め後側方向に沿っていくようにラインを構成している。
【0050】
縫合部L4も、股部4から裾部6に向かって、膝部7周辺までは前側に傾斜しており、膝部7周辺から裾部6までは、後側に傾斜している。詳述すれば、縫合部L4は、人体の膝の内側横部から裾部6に位置するアキレス腱に向かう斜め後側方向に沿っていくようにラインを構成している。
【0051】
図6については、図3と同様の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0052】
以上の構成により、本実施形態では以下の効果を享受できる。
【0053】
一般のズボン型衣類では、丈が長く裾部が人体のふくらはぎの最大囲部より下側にある場合には、下半身を屈曲した場合、ふくらはぎにつっぱり感が生じる。これに対して、本実施形態では、次の構成により、下半身を屈曲させた場合にふくらはぎのつっぱり感を抑制することができ、これにより適度なフィット感を付与することや人体の動作に対する追従性を良好とすることができる。すなわち、縫合部L2が、人体の膝の外側横部から裾部6に位置するアキレス腱に向かう斜め後側方向に沿っていくようにラインを構成していることである。また、縫合部L4が、人体の膝の内側横部から裾部6に位置するアキレス腱に向かう斜め後側方向に沿っていくようにラインを構成していることである。そして、裾部6が、後側から前側に向かって上側に傾斜するように形成されていることである。
【0054】
なお、上記実施形態での説明では、縫合部L4〜L6は、股部4において全て1点で結合している説明となっているが、これは図1〜6が模式的な図であるためであり、実際には、縫合の方法等により、股部4における結合位置が多少ずれており、1点ではなく、例えば2点で結合する場合がある。
【0055】
上記第1実施形態及び第2実施形態では、布A〜Dは、織物であり、上記実施形態で説明したズボン型衣類の構成による適度なフィット感を付与する効果や人体の動作に対する追従性を良好とする効果が得られている。また、布A〜Dは、伸縮性のある経編生地であっても丸編生地であってもよい。布A〜Dが伸縮性のある経編生地や丸編生地の場合は、織物に比較して伸縮性が大きいので、適度なフィット感を付与する効果や人体の動作に対する追従性を良好とする効果がより一層向上する。
【0056】
上記実施形態では、ズボン型衣類として「すててこ」「スラックス」を例に説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、ジーンズ等に適用してもよく、トレーニングパンツ、タイツ等に適用してもよい。また、「すててこ」に必ずしも開口部8は必要ではなく、開口部8を設けない場合には、縫合部L6は仮想線L7上の全部に形成される。
【0057】
本発明は上記実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内であれば、様々な変形が可能である。
【符号の説明】
【0058】
1 胴体部
2 脚部
3 開口端部
4 股部
5 尻部
6 裾部
7 膝部
8 開口部
9 ファスナー
A〜D 布
L1〜L6 縫合部
L7 仮想線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
相互に縫合された8枚の布を有するズボン型衣類であって、
前記縫合された8枚の布が、両膝部のそれぞれの前側を経由してウエスト用の開口端部から裾部まで延在する縫合部と、両膝部のそれぞれの外側を経由して前記開口端部から裾部まで延在する縫合部と、尻部の両側のそれぞれを経由して前記開口端部から裾部まで延在する縫合部と、両膝部のそれぞれの内側を経由して股部から裾部まで延在する縫合部と、股部から前記開口端部の後側まで延在する縫合部と、股部から前記開口端部の前側まで延在する仮想線上の少なくとも一部に形成された縫合部とを備えたことを特徴とするズボン型衣類。
【請求項2】
布を織物とし、全ての縫合部と仮想線のそれぞれにおける少なくとも一部を、布目に対してバイアス方向に延在させた請求項1に記載のズボン型衣類。
【請求項3】
裾部の後側を人体のふくらはぎの最大囲部より上側とし、後側から前側に向かって下側に傾斜するように裾部を形成した請求項1又は2に記載のズボン型衣類。
【請求項4】
裾部の後側を人体のふくらはぎの最大囲部より下側とし、後側から前側に向かって上側に傾斜するように裾部を形成した請求項1又は2に記載のズボン型衣類。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−74520(P2011−74520A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−226620(P2009−226620)
【出願日】平成21年9月30日(2009.9.30)
【出願人】(593029075)株式会社アズ (8)