説明

セラミックス複合体を有するシリンダー装置及びそれを用いた塗液循環システム

【課題】耐久性に優れた被膜、即ち強固な酸化ケイ素の透明薄膜を形成するためのセラミ
ックス複合体を有するシリンダー装置及びそれを用いた塗液循環システムの提供。
【解決手段】本発明のシリンダー装置は、内部の両端部近傍にそれぞれフィルター6,7
が設置され、これらのフィルター間にはセラミックス複合体8を有する筒状体1の一端に
は、該一端側近傍にあるフィルター7を貫通した水流噴出管2を有しており、前記筒状体
1の他端には、水流出口4を有し、更に前記水流噴出管2は、水流入口3を有すると共に
先端が閉塞されており、かつパイプの側壁には一つ又は二つ以上の水噴出孔5を有する。
更にシリンダー装置と液循環装置とを接続した濃縮液生成循環システムとして利用される
。更に自動床洗浄機に取り付けて使用することもできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はセラミックス複合体を有するシリンダー装置及びそれを用いた塗液循環システ
ムに関し、更に詳しくはビルの床や外壁などの塗装に用いられ、耐久性に優れた被膜、即
ち被塗装表面に化学的に安定でかつ機械的に強固な酸化ケイ素の透明薄膜を形成するため
のセラミックス複合体を有するシリンダー装置及びそれを用いた塗液循環システムに関す
るものである。
【背景技術】
【0002】
通常、建築物の床面は、プラスチック、セラミックなどが敷設され、この表面はキズを防
止し、光沢、色などの美観を保護し、更には ワックス掛けにより誇りが蓄積するのを防
止している。このワックス掛けには1ヶ月に一度は行われている。
ワックス掛けによる費用は、経済的にも作業的にも床面の清掃という点で効率が悪く、特
に病院では誇りが飛散していると、健康に悪く、誇りのない環境が要望されている。また
車のディラーなどでは、車を室内に展示するため、車で床が傷ついたり、美観上光沢のあ
る床で作られている。一方、本発明者等は、二酸化ケイ素の高分子初期縮合物と電気石と
を焼結したセラミックス複合体を開発し、この複合体で被覆した被膜が極めて強度に優れ
ていることを見出し、特許第4012930号として特許を取得した(例えば、特許文献
1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4012930号(特許請求の範囲)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明者等は、二酸化ケイ素の高分子初期縮合物と電気石とを焼結したセラミッ
クス複合体をシリンダー中に充填し、このシリンダーへ水を循環させることによって機械
的刺激を与えて水中に微水溶性の酸化ケイ素を放出させ、酸化ケイ素溶液を作成する。こ
の微水溶性の酸化ケイ素溶液をシリンダー中に循環させることによって濃縮した微水溶性
の酸化ケイ素溶液を形成し、この溶液を床面などの表面に接触させることによってこの微
水溶性の酸化ケイ素を床面などに付着させることができる微水溶性の酸化ケイ素溶液濃縮
用シリンダー装置を見出した。この知見に基づいて本発明はなされたものである。
【0005】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、二酸化ケイ素の高分子初期縮合物と電
気石とを焼結したセラミックス複合体から効率的に微水溶性の酸化ケイ素溶液を製造する
ためのシリンダー装置及び該シリンダー装置を用いて水を循環させて濃縮した微水溶性の
酸化ケイ素溶液を形成し、得られた濃縮酸化ケイ素溶液を用いて床面などに被覆すること
により、化学的に安定でかつ機械的に強固な酸化ケイ素の透明薄膜を形成するためのセラ
ミックス複合体を有するシリンダー装置及びそれを用いた塗液循環システムを提供するこ
とにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の本発明の課題は、以下の各発明によってそれぞれ達成される。
【0007】
(1)両端が閉塞された筒状体からなり、該内部には、両端部近傍にそれぞれフィルター
が設置され、これらのフィルター間にはセラミックス複合体を有すると共に、前記筒状体
の一端には、該一端側近傍にあるフィルターを貫通した水流噴出管を有しており、前記筒
状体の他端には、水流出口を有し、更に前記水流噴出管は、水流入口を有すると共に先端
が閉塞されており、かつパイプの側壁には一つ又は二つ以上の水噴出孔を有することを特
徴とするシリンダー装置。
(2)両端が閉塞された筒状体からなり、該内部には、両端部近傍にそれぞれフィルター
が設置され、これらのフィルター間にはセラミックス複合体を有すると共に、前記筒状体
の一端には、該一端側近傍にあるフィルターを貫通した水流噴出管を有しており、前記筒
状体の他端には、水流出口を有し、更に前記水流噴出管は、水流入口を有することを特徴
とするシリンダー装置。
(3)前記両端が閉塞された立設筒状体の管壁の上部に水流出口及び下部に水流入口を有
すると共に、フィルターはこれら水流出口及び水流入口に有することを特徴とする請求項
2に記載のシリンダー装置。
(4)前記第1項乃至第3項のいずれかに記載のシリンダー装置と液循環装置とがパイプ
で接続され、該シリンダー装置の水流出口と前記液循環装置の流入口側との間に水流計を
有し、前記液循環装置の出口側と前記シリンダー装置の入口側との間に切換弁を有する濃
縮液生成循環システムであって、前記液循環装置の内部は、液流入空間と液流出側空間と
の間にフィルターが設けられており、該液流出側空間には水流ポンプを介して切換弁に接
続されていると共に、濃縮された微水溶性の酸化ケイ素溶液の取出口を有することを特徴
とする濃縮液生成循環システム。
(5)前記第1項乃至第3項のいずれかに記載のシリンダー装置を液循環用タンク内に有
する濃縮液生成循環システムを自動床洗浄機に設置したことを特徴とする被覆装置。
【発明の効果】
【0008】
前記第1項に係る本発明のシリンダー装置は、両端が閉塞された筒状体からなり、該内部
には、両端部近傍にそれぞれフィルターが設置され、これらのフィルター間にはセラミッ
クス複合体を有すると共に、前記筒状体の一端には、該一端側近傍にあるフィルターを貫
通した水流噴出管を有しており、前記筒状体の他端には、水流出口を有し、更に前記水流
噴出管は、水流入口を有すると共に先端が閉塞されており、かつパイプの側壁には一つ又
は二つ以上の水噴出孔を有することを特徴とし、特にパイプの側壁には一つ又は二つ以上
の水噴出孔を有することにより、セラミックス複合体粒子が水中に浮遊して存在すること
ができ、したがって微水溶性の酸化ケイ素溶液を効率的に生成させることができるという
極めて優れた効果を奏するものである。また本発明のシリンダー装置は、シリンダー形式
であるので、コンパクトであり、清掃装置などに簡単に設置でき、かつ交換が極めて簡単
にできるという優れた効果を奏するものである。
【0009】
前記第2項に係る本発明のシリンダー装置は、両端が閉塞された筒状体からなり、該内部
には、両端部近傍にそれぞれフィルターが設置され、これらのフィルター間にはセラミッ
クス複合体を有すると共に、前記筒状体の一端には、該一端側近傍にあるフィルターを貫
通した水流噴出管を有しており、前記筒状体の他端には、水流出口を有し、更に前記水流
噴出管は、水流入口を有することにより、該シリンダー装置を立てて設置することができ
るため狭い空間にも容易に設置することができるという優れた効果を奏するものである。
【0010】
前記第3項に係る本発明のシリンダー装置は、請求項2に記載のシリンダー装置において
、前記両端が閉塞された立設筒状体の管壁の上部に水流出口及び下部に水流入口を有する
と共に、フィルターはこれら水流出口及び水流入口に有することにより、フィルターの取
り付けが簡単であると共に構造が簡単になり、コスト削減で経済的であるという優れた効
果を奏するものである。
【0011】
前記第4項に係る本発明の濃縮液生成循環システムは、前記第1項乃至第3項のいずれか
に記載のシリンダー装置と液循環装置とがパイプで接続され、該シリンダー装置の水流出
口と前記液循環装置の流入口側との間に水流計を有し、前記液循環装置の出口側と前記シ
リンダー装置の入口側との間に切換弁を有する濃縮液生成循環システムであって、前記液
循環装置の内部は、液流入空間と液流出側空間との間にフィルターが設けられており、該
液流出側空間には水流ポンプを介して切換弁に接続されていると共に、濃縮された微水溶
性の酸化ケイ素溶液の取出口を有することを特徴とするもので、これにより濃縮された微
水溶性の酸化ケイ素溶液が連続的に得られ、効率的に作業することができる。
【0012】
前記第5項に係る本発明の被覆装置は、前記第1項乃至第3項のいずれかに記載のシリン
ダー装置を液循環用タンク内に有する濃縮液生成循環システムを自動床洗浄機に設置した
ことにより、床などの自動洗浄と同様に自動的に床に濃縮された微水溶性の酸化ケイ素溶
液を容易に被覆することができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の横型シリンダー装置を示す断面図である。
【図2】図1に記載のシリンダー装置のA−B線の切断面を示す断面図である。
【図3】本発明の縦型シリンダー装置を示す断面図である。
【図4】本発明のシリンダー装置を使用した濃縮液生成循環システムを示すフローシートである。
【図5】本発明の自動床洗浄兼被覆機を示す略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に、本発明の微水溶性の酸化ケイ素溶液を生成しうるシリンダー装置、該シリンダー
装置を使用した濃縮液生成循環システム及び自動床洗浄兼被覆機について図面で説明する
が、本発明は、これらの説明に限定されるものではなく、これらに関連した周知の構成を
も含むものである。
【0015】
図1は本発明の横型シリンダー装置を示す断面図であり、図1において、シリンダー装置
は、横に配置されて使用されるタイプの、いわゆる横型シリンダー装置Iであり、両端が
閉塞された筒状体1、即ちシリンダー1からなり、該内部には、両端部近傍にそれぞれフ
ィルター6,7が設置されている。これらのフィルター6,7間にはセラミックス複合体
8を有しており、またこのセラミックス複合体8は粒状体が好ましい。このセラミックス
複合体8の充填率は任意であるが、好ましくは20%〜80%、更に好ましくは30%〜
70%、最も好ましいのは50%前後である。フィルター6,7は、セラミックス複合体
8の粒子を通過しない程度の網目の網が好ましい。本発明のシリンダー装置Iは両端部に
水流入口3と水流出口4を有しており、ここで水流入口3は、水流噴出管2の一端に形成
されている。即ちこの水流噴出管2は、前記筒状体の一端に設けられ、該一端側近傍にあ
るフィルター6を貫通したパイプからなっており、他端のフィルター7の近傍まで延びて
いる。更に前記水流噴出管2は、前述の如く水流入口3を有すると共に先端が閉塞されて
おり、かつパイプの側壁には一つ又は二つ以上の水噴出孔5を有している。図2に示され
るごとく、水噴出孔5の角度は、垂直に対して下方45°にしたとき、噴出水が回転して
セラミックス複合体8の粒子を浮遊状態に維持する点で好ましいが、特にこれに限定され
るものではい。本発明の横型シリンダー装置Iは、水流噴出管2の水流入口3から、例え
ば水道水を導入すると、水噴出孔5から噴出した水道水は回転してセラミックス複合体8
の粒子を良好に浮遊させることができる。本発明に用いられるセラミックス複合体8の粒
子は、二酸化ケイ素の高分子初期縮合物と電気石とを焼結したセラミックス複合体からな
り、これを水に分散し、機械的刺激を与えると酸化ケイ素が溶出して微水溶性の酸化ケイ
素溶液が得られる。更にこの微水溶性の酸化ケイ素溶液を、シリンダー装置を通して循環
させることによって濃縮された微水溶性の酸化ケイ素溶液が得られる。
【0016】
一方、図3は、本発明の縦型シリンダー装置を示す断面図であり、図1に示されるシリン
ダー装置とその構造は実質的に同じであるが、図1に示される横型シリンダー装置Iを縦
に配置する点で異なるばかりでなく、水流噴出管2が先端部が開口されており、管壁に噴
出孔5を有していない点で異なっている。したがって、図3に示される縦型シリンダー装
置IIでは、シリンダー装置IIは縦に配置され、水流噴出管2の水流入口3から導入さ
れた水道水は水流噴出管2の先端の開口部から噴出し、上下に回転してセラミックス複合
体8の粒子を浮遊常態とする。このようにして得られた微水溶性の酸化ケイ素溶液はシリ
ンダー装置の水流出口4から取り出される。
【0017】
図4は、本発明のシリンダー装置を使用した濃縮液生成循環システムを示すフローシート
である。本発明のシリンダー装置は、横型シリンダー装置Iと縦型シリンダー装置IIと
の二種類の形態があるが、これらのいずれもが、本発明の濃縮液生成循環システムを用い
て実施することができる。ここでは、横型シリンダー装置Iを用いた例を示す。この濃縮
液生成循環システムは、横型シリンダー装置Iと液循環装置12とをパイプa、bで接続
して循環系を形成する。ここで、パイプaには水流計11を接続し、パイプbには切換弁
15を接続すると共に切換弁15には水道水を導入するためのパイプcを有する。液循環
装置12の内部空間はフィルター14により分離され、分離された空間の一方には微水溶
性の酸化ケイ素溶液の流入口を有し、また他方の空間には水流ポンプ13を内蔵すると共
に、微水溶性の酸化ケイ素溶液の取出口を有しており、この取出口にはホース16が接続
されており、濃縮された微水溶性の酸化ケイ素溶液は、このホース16で被覆液容器19
中へ注入される。このようにして得られた濃縮された微水溶性の酸化ケイ素溶液は、モッ
プ18で床面に被覆される。
【0018】
本発明のシリンダー装置を使用した濃縮液生成循環システムは、シリンダー装置Iまた
はIIと液循環装置12との組合せで構成されているが、例えば、シリンダー装置Iと液
循環装置12とを一体的に構成することもできる。このように一体的に構成する場合には
、小型化することが好ましい。具体的には、容器の中を壁で区切りその一方をシリンダー
部をするようにしてもよい。
【0019】
図5は、本発明の自動床洗浄兼被覆機を示す略断面図である。この自動床洗浄兼被覆機I
IIは、市販の自動床洗浄機の水槽に本発明のシリンダー装置を交換可能に内蔵させた構
造からなり、この自動床洗浄兼被覆機IIIの液循環装置12以外は、ほぼ市販の自動床
洗浄機と同様の構造を有している。したがって、この自動床洗浄機の水槽を利用した液循
環装置12について説明する。水槽内にシリンダー装置1を交換可能に組み込んで液循環
装置12を形成する。この自動床洗浄兼被覆機IIIは、液循環装置12と床洗浄部(図
示していない)とを切り換えた後、スイッチ(電気配線系統は図示していない)を入れる
と、液循環装置12、回転ブラシ及び手動車輪が稼動し、液循環装置12で得られた濃縮
された微水溶性の酸化ケイ素溶液がホース16から流出し、床面28に供給される。この
微水溶性の酸化ケイ素溶液は回転ブラシ22により床面28に被覆される。このように被
覆された被膜は強度に優れ、ほこりなどを付着することがない。また光沢を有し、透明で
あるので、床面の材質の美観を損なうことがないという優れた効果を奏するものである。
更に本発明の被膜を有する床面28は、長期間ほこりが付着しないので、ワックス掛けを
しなくてもよいが、必要に応じてワックス掛けをすることも差し支えない。
【産業上の利用可能性】
【0020】
近年、建築物内でのイベントなどに使用するため床面積の広い内部空間が必要になった
り、病院などの床面に誇りが蓄積しないようにワックス掛けをしたり、更に車のディラー
などでは、車を室内に展示するため、車で床が傷付いたり、美観上光沢のある床で作られ
ており、このような床面に化学的に安定でかつ機械的に強固な酸化ケイ素の透明薄膜を形
成することができるので、化学的に最も安定な且つ硬度の大であるガラス質の薄膜を被覆
される物体の美的感覚を損なうことなく従来の方法では得られなかった厚みで簡単な方法
で被覆することが可能となり、産業上大きな貢献が期待されるものである。
【符号の説明】
【0021】
1 シリンダー装置
2 水流噴出管
3 水流入口
4 水流出口
5 噴出口
6、7、14 フィルター(メッシュ網)
8 セラミックス複合体
9 水流
10 噴流管
11 水流計
12 液循環装置
13 ポンプ
15 切換弁
16 ホース又は液管
17 濃縮循環水
18 モップ
19 液容器
20 自動床被覆機
21 蓋
22 回転ブラシ
23 水分吸収部材
24 手動車輪
25 車輪
26 モーター
27 ハンドル又は握り手
28 床面
I 横型シリンダー装置
II 縦型シリンダー装置
III 自動床洗浄兼被覆機
a、b、c 接続管(パイプ)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
両端が閉塞された横設筒状体からなり、該内部には、両端部近傍にそれぞれフィルターが
設置され、これらのフィルター間にはセラミックス複合体を有すると共に、前記筒状体の
一端には、該一端側近傍にあるフィルターを貫通した水流噴出管を有しており、前記筒状
体の他端には、水流出口を有し、更に前記水流噴出管は、水流入口を有すると共に先端が
閉塞されており、かつパイプの側壁には一つ又は二つ以上の水噴出孔を有することを特徴
とするシリンダー装置。
【請求項2】
両端が閉塞された立設筒状体からなり、該内部には、両端部近傍にそれぞれフィルターが
設置され、これらのフィルター間にはセラミックス複合体を有すると共に、前記筒状体の
一端には、該一端側近傍にあるフィルターを貫通した水流噴出管を有しており、前記筒状
体の他端には、水流出口を有し、更に前記水流噴出管は、水流入口を有することを特徴と
するシリンダー装置。
【請求項3】
前記両端が閉塞された立設筒状体の管壁の上部に水流出口及び下部に水流入口を有すると
共に、フィルターはこれら水流出口及び水流入口に有することを特徴とする請求項2に記
載のシリンダー装置。
【請求項4】
前記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシリンダー装置と液循環装置とがパイプで
接続され、該シリンダー装置の水流出口と前記液循環装置の流入口側との間に水流計を有
し、前記液循環装置の出口側と前記シリンダー装置の入口側との間に切換弁を有する濃縮
液生成循環システムであって、前記液循環装置の内部は、液流入空間と液流出側空間との
間にフィルターが設けられており、該液流出側空間には水流ポンプを介して切換弁に接続
されていると共に、濃縮された微水溶性の酸化ケイ素溶液の取出口を有することを特徴と
する濃縮液生成循環システム。
【請求項5】
前記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシリンダー装置を液循環用タンク内に有す
る濃縮液生成循環システムを自動床洗浄機に設置したことを特徴とする被覆装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−518(P2011−518A)
【公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−144172(P2009−144172)
【出願日】平成21年6月17日(2009.6.17)
【出願人】(504155053)
【Fターム(参考)】