説明

セルロースに銀イオン(AG+)を加えたパウダーを手指にスプレーしておくことによって、継続的にインフルエンザ菌等のウィルスが手指に付着することを防ぐパウダースプレー。

【課題】本発明は、インフルエンザ菌やノロウィルス菌等のウィルスによる、手指を介した感染を防ぐためのパウダースプレーである。
流行期には電車の手摺やドアノブなど様々な部分にウィルスが付着する。
それらを人が触ることによって、ウィルスは別の場所へ移動、拡大していき、ひいては多くの人々が感染していくという悪循環となる。
銀イオン(AG+)を手指に継続的に付着させておくという本発明は上記のような状況を防ぐことが出来ると同時に社会に対して安心、安全を提供する。
【解決手段】銀イオン(AG+)をセルロースと融合させ、パウダー状にして手指(人体の皮膚)に馴染みやすい状態にする。それをスプレーにて手指の細部に至るまで吹き付け、長時間銀イオン(AG+)が手指に付着した状態を持続させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インフルエンザ菌やノロウィルス菌等のウィルスによる、手指を介した感染を防ぐパウダースプレーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
アルコール消毒などによって手洗いを行い、インフルエンザ菌等のウィルス感染を防いでいる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
アルコール消毒などの手洗いによって、インフルエンザ菌等のウィルスは、一時的に、除菌、又は除去された状態となるが、継続的ではない。手洗いした直後に、菌の付着したドアノブなどに触れると、手洗いを行った意味がなくなってしまう。なお、自宅以外の場においては頻繁に手洗いを行う事が出来る状態にない。
本発明は以上の問題点を解決し、継続的にウィルスが手指に付着しないようなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
銀イオン(AG+)は抗細菌剤として1900年代初頃から使用されており、高い抗菌作用があるだけでなく、人体には全く無害であることが歴史的にも証明されている。その銀イオン(AG+)をセルロースと融合させ、パウダー状にして手指(人体の皮膚)に馴染みやすい状態にする。それをスプレーにて手指の細部に至るまで吹き付け、銀イオン(AG+)が長時間手指に付着した状態を持続させる。
本発明は以上の構成よりなる、インフルエンザ菌等のウィルスが手指に付着することを防ぐパウダースプレーである。
【発明の効果】
【0005】
手指を介したインフルエンザ菌等のウィルス感染を防ぐ。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)セルロースに銀イオン(AG+)を融合させる。
(ロ)上記(イ)をパウダー状にした粉末を、携帯出来る大きさのスプレー缶に密閉する。
本発明は以上の構成よりなる。
本発明を使用する場合は、スプレー缶から上記パウダーを手指にむらなく吹き付け、銀イオン(AG+)が含まれたセルロースによって手指をコーティングした状態を継続させる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明における銀イオン(AG+)が含まれたセルロース概略図
【図2】本発明におけるパウダーが封入された圧縮缶の使用方法イメージ図
【図3】銀イオン(AG+)が手指へのウィルス付着を防ぐイメージ図
【符号の説明】
▲1▼セルロース
▲2▼銀イオン(AG+)
▲3▼銀イオン(AG+)配合パウダースプレー缶
▲4▼ウィルス
▲5▼銀イオン(AG+)を含んだセルロースパウダー
▲6▼手指の皮膚(人体)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
銀イオン(AG+)を手指に付着させておき、インフルエンザ菌等ウィルスの手指を介した感染を継続的に防ぐパウダースプレー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−46678(P2011−46678A)
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−213710(P2009−213710)
【出願日】平成21年8月25日(2009.8.25)
【出願人】(509250928)
【Fターム(参考)】