説明

ソーラー電力による天井ファン

【課題】交流電力の無い地域や交流電力の不足している地域で交流電力式の天井ファンを使用することは難しい。高温になる地域では天井ファンは必要である。
【解決手段】CO2の発生が無いソーラーパネルで発電した電力を蓄電池に蓄え、直流モータ式の天井ファンは交流電力が無い地域や交流電力が不足している地域にとっては有用な天井ファン装置である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として電力の供給がなされてない地域や災害時など、電力の供給なしに天井ファンを提供する事に関する。
【背景技術】
【0002】
天井ファンは比較的エアコンの普及率が低い地域で普及している。熱帯や亜熱帯や温帯地方で普及率がたかい。この地方は日照時間が長く、日照日が多い。電力は供給されているが、慢性的に不足気味である。供給される電力を使用せず自前のソーラーパネルで発電し天井ファンを駆動できるシステムに関する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
現状の天井ファンは交流モータが主として使われている。交流電圧は100Vから240Vが使われている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
かかる課題を解決すべく、本発明では、天井ファンの駆動系を直流モータとした。
【0005】
直流モータを駆動する電源として蓄電池を使用し、この蓄電池を充電する装置をソーラーパネルとした。
【発明の効果】
【0006】
交流モータを使用しない天井ファン装置は省エネルギーにもなり、電力の少ない高温な地域の暑さ対策になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明に係る天井ファン装置の構成を示すブロック図である。
【産業上の利用可能性】
【0008】
交流電力の削減を行っている地域や電力の不足して地域において、交流電力を使用することなく、天井ファンを使用することができ、充電はCO2の出ないソーラーパネルで行い蓄電する事で夜間も使用できる。
【符号の説明】
【0009】
100 天井ファン装置
101 ソーラーパネル
102 蓄電池
103 直流モータ
104 制御装置
105 回転ファン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
直流モータで駆動する天井ファンと直流モータを駆動する為の蓄電池と蓄電池を充電する為のソーラーパネルとこれらを制御する制御装置からなる天井ファン装置。
【請求項2】
請求項1の直流モータは12Vから48Vまでの直流モータを使用した天井ファン装置。
【請求項3】
請求項1の蓄電池は、単体蓄電池でも組み合わせ蓄電池でもよく、その電圧は3.7V以上48V以下である蓄電池を使用した天井ファン装置。
【請求項4】
請求項1に記載の蓄電池を充電するソーラーパネルを手廻し発電装置に置き換えた天井ファン装置。
【請求項5】
請求項4の手廻し発電機を手廻し以外の発電機に置き換えた天井ファン装置。
【請求項6】
請求項1の蓄電池を天井ファン装置から切り離し別ケースに納めた天井ファン装置。
【請求項7】
請求項1のソーラーパネルを天井ファン装置から切り離し別ケースに納めた天井ファン装置。
【請求項8】
請求項1の制御装置を天井ファン装置から切り離し別ケースに納めた天井ファン装置。
【請求項9】
請求項1に記載の蓄電池を充電するソーラーパネルを交流電力を直流電力に変換する装置に置き換えた天井ファン装置。
【請求項10】
請求項1の蓄電池をコンデンサーに置き換えた天井ファン装置。
【請求項11】
請求項1の天井ファン装置を駆動停止する方式にリモートコントロール方式を設けた天井ファン装置。

【図1】
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【公開番号】特開2013−59242(P2013−59242A)
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−213386(P2011−213386)
【出願日】平成23年9月9日(2011.9.9)
【出願人】(511235261)
【Fターム(参考)】