説明

タオル畳み、タオルのし紙一体化装置

【課題】 従来は、タオルを1枚1枚手で畳みそして、のし紙を巻きつけるという工程を人が行なっていたため、タオルの枚数が多くなると疲労し、たいへんである、という問題があった。
【解決の手段】半円運動をし、又逆方向に半円運動をする2枚の板によりタオルを4分の1に畳み、そして、押し出しガイドと円筒とそれに沿わせたガイドと、給紙機より、タオルを、円筒の中に挿入し、円筒とガイドの間に、のし紙を給紙機により挿入し、押し出しガイドにより、タオルとのし紙を、同時に、押し出し、タオルとのし紙を一体化させる事が出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タオルを、畳み、タオルとのし紙を一体化する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、タオルを簡単に畳み、タオルとのし紙を一体化する装置は、なかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、従来、人が、何枚ものタオルを、手で、一回、一回、畳み,のし紙を巻きつけ、疲労し、大変であるという問題を解決する為になされたものである。
【問題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上記の目的を達成するために、下記の、タオルを、簡単に畳み、タオルとのし紙を一体化する装置を、提供するものである。
【0005】
(1)本発明は、半円運動をし,又逆方向に半円運動をして,元の状態に復帰する、タオルがずれないように加工した二枚の板、又は、タオルがずれない材質で作られた二枚の板と一枚の固定された板の三枚で構成された台に,タオルを一枚開いた状態で置き,その下にあるタオルの,半分の大きさの前述の板の,短い方の端を中心にして,半円運動をさせ,タオルを半分に畳み,そこで,その板を逆方向に半円運動をさせて元の状態に戻す事により,開いた状態の一枚のタオルは,半分に畳まれる。次に,その半分に畳まれた状態のタオルの下には,そのタオルの半分の前述の板があり,そのタオルの半分の位置を中心にして,その板が半円運動をして,そのタオルを又,半分に畳み,その板は逆方向に半円運動をして,元の状態に復帰し,一枚の開いたタオルを二回畳む事を特徴とする。
(2)請求項1の、畳まれたタオルを,挿入する円筒と,円筒の外側に,任意の幅の,間を設けたガイド板を、沿って取りつけ,その間に,給紙機により,のし紙を挿入し、円筒のふちに沿って,のし紙を送りだし,円筒の中のタオルとのし紙を同時に押出し一体化する事を特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
上述したように、本発明は、開いた状態の一枚のタオルを,簡単に二回折り畳む事が出来,又,折り畳まれたタオルとのし紙を簡単に一体化する事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を、図1に基ずいて説明する。
【0008】
図1において、1は,開いた状態の一枚のタオルで、2は、タオルの半分の大きさの板で、3は、タオルの4分の1の大きさの板で、4は、固定された板で、5は、半円運動し、又逆方向に半円運動をする方向を表し、6は、畳まれた状態のタオルで、7は、任意に畳まれたタオルで、8は、タオルを挿入する円筒で、9は、のし紙を挿入するためのガイドで、10は、のし紙で、11は、のし紙を送り出す給紙機で、12は、タオルの挿入用ガイドで、13は、タオルの移動方向で、14は、一体化されたタオルとのし紙の移動方向で15は、押し出しガイドで、16は、一体化されたタオルとのし紙である。
【0009】
以下、上記構成の動作を説明する。1は、開いた状態の1枚のタオルで、そのタオルを2、3、4の板の上に置き、2の板が半円運動をして、タオルを半分に畳み、そして、又、逆方向に半円運動をして、2の板は元の状態に戻る。次に3の板が半円運動をして、半分に畳まれたタオルを、又、半分に畳み、4分の1の大きさにし、逆方向に半円運動をして、3の板は、元の状態に戻る。開いた状態の一枚のタオルは、4の板の上で、4分の1に畳まれ6の畳まれた状態のタオルになる。そして、任意に畳まれたタオル7は、15の押出しガイドで、8の円筒の中に挿入される。同時に、11の給紙機が、10の、のし紙を、9のガイドに沿って挿入し、7のタオルと10の、のし紙が、一緒に押し出され、のし紙とタオルを、一体化する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】 〔請求項1〕〔請求項2〕タオルを畳む装置とタオルとのし紙を一体化する装置の斜面図。
【符号の説明】
【0011】
1、 開いた状態の一枚のタオル
2、 タオルの半分の大きさの板
3、 タオルの4分の1の大きさの板
4、 固定された板
5、 半円運動し,また逆方向に半円運動
6、 畳まれた状態のタオル
7、 任意に畳まれたタオル
8、 円筒
9、 ガイド
10、 のし紙
11、 給紙機
12、 挿入用ガイド
13、 タオル移動方向
14、 一体化されたタオルとのし紙の移動方向
15、 押し出しガイド
16、 一体化されたタオルとのし紙

【特許請求の範囲】
【請求項1】
半円運動をし、又逆方向に半円運動をして、元の状態に復帰する、タオルがずれないように加工した二枚の板、又は、タオルがずれない材質で作られた二枚の板と一枚の固定された板の三面で構成された台に、タオルを一枚開いた状態で置き、その下にあるタオルの,半分の大きさの前述の板の、短いほうの端を中心にして、半円運動をさせ,タオルを半分に畳み,そこで、その板を逆方向に半円運動をさせて、元の状態に戻す事より,開いた状態の一枚のタオルは,半分に畳まれる。次に,その半分に畳まれた状態タオルの下には、そのタオルの半分の前述の板があり,そのタオルの半分の位置を中心にその板が半円運動をして,そのタオルを又,半分に畳み,その板は逆方向に半円運動をして、元の状態に復帰し、一枚の開いたタオルを二回畳む事を特徴とするタオル畳み装置。
【請求項2】
畳まれたタオルを、挿入する円筒と、円筒の外側に、任意の幅の、間を設けたガイド板を沿って取りつけ、その間に、給紙機により、のし紙を挿入し、円筒の縁に沿って、のし紙を、送りだし、円筒の中のタオルとのし紙を同時に押出し一体化する請求項1のタオルのし紙一体化装置。

【図1】
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【公開番号】特開2011−201597(P2011−201597A)
【公開日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−91754(P2010−91754)
【出願日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【出願人】(599127357)
【Fターム(参考)】