説明

ツーコースバトンパスレースゲーム

【課題】このレースは2チームがそれぞれのバトンをいち早くゴールまで運ぶのを競うものだが差がひらいた時の単調な展開を解消するために、2種類のコースを設けて先回りによる妨害の機会をつくることによって多様に展開するレースゲームを提供する。
【解決手段】
2種類のコースのうち外側のコース1ではチーム内で自由にバトンをパスして走れるが、近道になる内側のコース2にはバトンを持っては入れないルールを設ける。そしてBチームのバトン7をもつ走者10がAチームのバトン3をもつ走者4に差をつけられた場合など、バトンを持っていないBチームメンバー9を内側のコース2に入らせ先回りして妨害し遅らせれば差が縮まり抜きつ抜かれつの展開になる可能性が高まる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レース場に2種類のコースをもうけてバトンをパスしながら競走するチーム戦のレースゲームに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来は、2種類のコースの中でバトンをパスしながら競走するレースゲームはなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
レースゲームでは差がひらいてしまった場合、追いつき抜き去ることは難しくそのまま単調な展開でレースが終わってしまいがちである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
レース場に2種類のコースをもうけて、チーム内のバトンをもってない走者は2種類どちらのコースにも入れるが、チーム内のバトンを持っている走者は近道になる内側のコース内には入れないルールをつくる。
【発明の効果】
【0005】
2チームのバトン走者間が大きくひらいてしまった時など、遅れたチームはバトン不所持走者を近道になる内側のコースに入らせ先回りさせて相手バトン走者の前にでて妨害するなどのことをして遅らせると、バトン走者間の距離は縮まり追いつくことが容易になり抜きつ抜かれつの展開になる可能性が高まる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
先回りをしやすくするために内側のコースは、外側のコースより内側の位置で短めの距離がよい。
【実施例1】
【0007】
図1は、本発明のレース場の全体図のいち例で、1は外側のコース、2の点線は内側のコースである。3はAチームのバトンで4〜6はAチームのメンバー。7はBチームのバトンで8〜10はBチームのメンバー。図1では、Bチームのバトン7をもつ走者10がAチームのバトン3をもつ走者4に差をつけられて追いつくことが難しい時、Bチームメンバー9を近道になるコース2に入らせ先回りして妨害し遅らせれば走者間10と4の差は縮まる。また走者10のスピードが落ちてきたら、バトン7を近くの味方の走者8にパスして走らせれば差はより縮まる可能性が高まる。
【産業上の利用可能性】
【0008】
主にテレビゲーム上で競走するのが適当。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明のレースゲームを展開させた時の、上空からみたレース場の全体図である。
【符号の説明】
【0010】
1 外側のコース
2 内側のコース
3 Aチームのバトン
4 Aチームの1走者
5 Aチームの2走者
6 Aチームの3走者
7 B チームのバトン
8 B チームの1走者
9 B チームの2走者
10 Bチームの3走者

【特許請求の範囲】
【請求項1】
主に外側にあるコースと主に近道になる内側のコースの2種類の競走路。
【請求項2】
主に外側にあるコースではチーム内で自由にバトンをパスして走れるが、主に近道になる内側のコース内にはバトンをもっては入れないルール内で、2組のチームがそれぞれのバトンをいちはやくゴールまで運ぶのを競走するレースゲーム。

【図1】
image rotate


【公開番号】特開2008−43412(P2008−43412A)
【公開日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−219795(P2006−219795)
【出願日】平成18年8月11日(2006.8.11)
【出願人】(305007182)
【Fターム(参考)】