説明

テレビジョン放送受信装置

【課題】この発明は、操作キーの数を増加させることなく、しかも、ディスク状記録媒体に対するドライブ部とテープ状記録媒体に対するドライブ部とを、それぞれ必要な動作状態にユーザが容易に制御し得るテレビジョン放送受信装置を提供することを目的としている。
【解決手段】操作部16のセレクトキー29によってDVDプレーヤ部37を制御するモードとVTR部38を制御するモードとを切り替えることにより、DVDプレーヤ部37の制御とVTR部38の制御とに共通に使用可能な機能部分を有するキー(停止キー21、再生キー22、早戻しキー23、早送りキー24)を共通化する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディスク状記録媒体に対するドライブ部とテープ状記録媒体に対するドライブ部とを内蔵したテレビジョン放送受信装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ディスク状記録媒体に対するドライブ部として、例えばDVD(Digital Versatile Disk)を再生するDVDプレーヤ部と、テープ状記録媒体に対するドライブ部として、磁気テープに記録再生を行なうVTR(Video TapeRecorder)部とを内蔵したテレビジョン放送受信装置が開発されている。
【0003】この種のテレビジョン放送受信装置においては、受信したテレビジョン放送番組を視聴する機能以外に、DVDプレーヤ部によるDVDの再生や、受信したテレビジョン放送番組またはDVDプレーヤ部から得られたDVD再生情報のVTR部による記録再生等、各種の機能を実現することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このようなDVDプレーヤ部及びVTR部を内蔵したテレビジョン放送受信装置では、その本体部に、DVDプレーヤ部を制御するための各種操作キーと、VTR部を制御するための各種操作キーとが、それぞれ別個に配置されている。
【0005】具体的に言えば、DVDプレーヤ部を制御するための各種操作キーとして、再生キー、停止キー、早送りキー及び早戻しキー等が配置され、VTR部を制御するための各種操作キーとして、録画キー、再生キー、停止キー、早送りキー及び早戻しキー等が配置されている。
【0006】このように、DVDプレーヤ部とVTR部とで同じ名称のキーがありながら、それらを共用せずに、あえて別個にテレビジョン放送受信装置の本体部に配置する理由は、同じ名称のキーでもDVDプレーヤ部とVTR部とによって動作の意味合いが異なることに起因する。
【0007】例えば早送りキーについて言えば、DVDプレーヤ部では、早送りキーを操作する毎に早送り再生のスピードを変化させる動作が要求され、VTR部では、早送りキーをテープ停止時に操作すると早送りとなり、再生時に操作することで早送り再生させる動作が要求されるというように、異なった動作を要求され、共用することが困難であるからである。
【0008】しかしながら、このように、DVDプレーヤ部を制御するための各種操作キーと、VTR部を制御するための各種操作キーとを、それぞれ別個にテレビジョン放送受信装置の本体部に配置することは、取りも直さず、キー数の増加を招き、ユーザにとっても取り扱いが煩雑になるという問題が生じることになる。
【0009】なお、例えば、特開平6−111539号公報には、ディスク再生デッキとVTRデッキとを1つのハウジング内方側に収納させたディスク再生機及びビデオテープレコーダ一体型システムが開示されているが、上記した問題点を解決することについては、何らの記載もなされていないものである。
【0010】そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、操作キーの数を増加させることなく、しかも、ディスク状記録媒体に対するドライブ部とテープ状記録媒体に対するドライブ部とを、それぞれ必要な動作状態にユーザが容易に制御し得る極めて良好なテレビジョン放送受信装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテレビジョン放送受信装置は、ディスク状記録媒体をドライブする第1のドライブ部と、テープ状記録媒体をドライブする第2のドライブ部とを内蔵し、前記第1、第2のドライブ部からの映像音声信号を選択的に再生可能なテレビジョン放送受信装置であって、前記第1のドライブ部を制御する第1のモードと前記第2のドライブ部を制御する第2のモードとに切り替えるモード切替キーと、 前記第1のドライブ部の制御と前記第2のドライブ部の制御とに共通に使用可能な複数の機能キーとを含む操作手段と、前記モード切替キーによって選択された第1のモード又は第2のモードにおいて、前記機能キーの操作に応答して前記第1又は第2のドライブ部を制御する制御手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0012】上記のような構成によれば、モード切替キーによって第1のドライブ部を制御するモードと第2のドライブ部を制御するモードとを切り替え、選択されたモードにおいて機能キーを操作することにより第1のドライブ部又は第2のドライブ部の制御を実行することができるため、機能キーを両モードで共通に使用でき、操作キーの数を増加させることなく、しかも、第1のドライブ部と第2のドライブ部とを、ユーザがそれぞれ必要な動作状態に容易に制御することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明するテレビジョン放送受信機11を正面から見た状態を示している。
【0014】すなわち、このテレビジョン放送受信機11は、前面部に映像表示部12と、ビデオテープカセット挿入口13と、DVD挿入口14と、外部入力端子部15と、操作部16とを有している。
【0015】カセット挿入口13は、受信機11内に設けられたVTRにテープカセットを装填するためのものであり、DVDプレーヤにディスクを装填するためのもので、DVD挿入口14とは、受信機11内に設けられたDVDプレーヤにディスクを装填するためのものである。
【0016】ここで、外部入力端子部15は、映像入力端子15aと、一対の音声入力端子15b,15cとを有している。また、上記操作部16は、電源キー17と、上記ビデオテープカセット挿入口13から図示しないビデオテープカセットを排出させるためのイジェクトキー18と、上記DVD挿入口14に対して図示しないディスクトレイを出入させるためのオープン/クローズキー19とを有している。
【0017】さらに、この操作部16は、録画キー20、停止キー21、再生キー22、早戻しキー23、早送りキー24、音量ダウンキー25、音量アップキー26、チャンネルダウンキー27、チャンネルアップキー28及びセレクトキー29を備えており、前記カセット挿入口13とDVD挿入口14に近接して前面部に設けられている。
【0018】このセレクトキー29はモード切替用のキーであり、図2に示すように、DVDと記載された領域29aと、TV(Television)/VTRと記載された領域29bとに分割されている。そして、DVD領域29aが操作されることによりテレビジョン放送受信機11がDVDモードに切り替えられ、TV/VTR領域29bが操作されることによりテレビジョン放送受信機11がTV/VTRモードに切り替えられる。
【0019】なお、セレクトキー29は、その操作されている方の領域29a,29bが、例えば発光ダイオード等によって点灯されるようになっている。
【0020】図3は、テレビジョン放送受信機11の詳細を示している。すなわち、アンテナ30で受信されたテレビジョン放送波は、チューナ部31に供給されて所望の放送番組の選局に供される。そして、選局された番組情報は、映像音声処理部32に供給されて映像信号及び音声信号に変換された後、切替制御部33に供給される。
【0021】ここで、受信したテレビジョン放送番組の視聴が要求されている場合には、切替制御部33が映像音声処理部32から出力された映像信号及び音声信号を、映像処理部34及び音声処理部35にそれぞれ導くように切り替えられる。このため、映像処理部34から出力された映像信号が映像表示部12で表示され、音声処理部35から出力された音声信号がスピーカ36で奏鳴される。
【0022】また、上記した外部入力端子部15の映像入力端子15aに供給される映像信号と、一対の音声入力端子15b,15cに供給される音声信号とは、切替制御部33に供給される。
【0023】このため、外部入力の視聴が要求された場合には、切替制御部33が外部入力端子部15に供給された映像信号及び音声信号を、映像処理部34及び音声処理部35にそれぞれ導くように切り替えられ、ここに、外部入力の視聴を行なうことができる。
【0024】さらに、この切替制御部33には、DVDプレーヤ部37から出力される映像信号及び音声信号が供給される。このDVDプレーヤ部37は、DVD挿入口14を介して装填されたDVDを再生し、その映像信号及び音声信号を切替制御部37に出力している。
【0025】このため、DVDの視聴が要求された場合には、切替制御部33がDVDプレーヤ部37から出力された映像信号及び音声信号を、映像処理部34及び音声処理部35にそれぞれ導くように切り替えられ、ここに、DVDの視聴を行なうことができる。
【0026】また、上記アンテナ30で受信されたテレビジョン放送波は、VTR部38に供給されている。このVTR部38は、自らが受信し選局したテレビジョン放送番組の映像信号及び音声信号を、ビデオテープカセット挿入口13を介して装填されたビデオカセットテープに記録することができる。
【0027】さらに、このVTR部38は、切替制御部33を介して、外部入力端子部に供給された映像信号及び音声信号を、ビデオカセットテープに記録することができる。また、このVTR部38は、切替制御部33を介して、DVDプレーヤ部37から出力された映像信号及び音声信号を、ビデオカセットテープに記録することができる。
【0028】そして、VTR部33は、ビデオカセットテープに記録された映像信号及び音声信号を再生し、切替制御部37に出力している。このため、ビデオカセットテープの視聴が要求された場合には、切替制御部33がVTR部38から出力された映像信号及び音声信号を、映像処理部34及び音声処理部35にそれぞれ導くように切り替えられ、ここに、テープの視聴を行なうことができる。
【0029】上記したテレビジョン放送受信機11の一連の動作は、例えばマイクロコンピュータ等を内蔵し、前記操作部16又は図示しないリモートコントローラからの操作情報を受ける制御部39によって、統括的に制御される。また、この制御部39には、制御プログラムを格納したり、制御部39の作業領域を提供したり、設定情報を保持するため等に利用される記憶部40が接続されている。
【0030】ここで、上記操作部16を構成する停止キー21、再生キー22、早戻しキー23及び早送りキー24は、DVDプレーヤ部37の制御とVTR部38の制御とに共通に使用可能な機能キーである。
【0031】そして、これらの停止キー21、再生キー22、早戻しキー23及び早送りキー24は、セレクトキー29のDVD領域29aが操作されたDVDモードにおいて、DVDプレーヤ部37の制御に供され、セレクトキー29のTV/VTR領域29bが操作されたTV/VTRモードにおいて、通常のテレビジョン放送受信の制御とVTR部38の制御とに供される。
【0032】まず、セレクトキー29のDVD領域29aが操作されたDVDモードでは、再生キー22の操作でDVDの再生が行なわれ、停止キー21の操作でDVDの再生が停止される。DVDの再生中に早戻しキー23が操作されると、早戻し再生状態になり、DVDの再生中に早送りキー24が操作されると、早送り再生状態になる。
【0033】この場合、早戻しキー23及び早送りキー24は、操作する毎に早戻し再生及び早送り再生のスピードを変化させるように機能する。そして、早戻し再生状態及び早送り再生状態で、再生キー22を操作することにより、通常の再生状態に戻される。
【0034】また、DVDの再生中に、図示しないリモートコントローラのリプレイキーを操作することにより、約10秒前に戻って再生を行なうことができる。続けてリプレイキーが操作されると、さらに戻るようになる。
【0035】さらに、DVDの再生中に、リモートコントローラの一時停止キーを操作することによって、静止画再生状態となり、この状態で一時停止キーを操作する毎に映像がコマ送りされるようになる。
【0036】また、DVDの再生中に、リモートコントローラのスローキーを操作することによって、スローモーション再生状態となり、この状態でスローキーを操作する毎にスローモーションの速度が可変されるようになる。
【0037】さらに、DVDの再生中に停止キー21を操作して再生を中断させると、再度再生キー22を操作したとき、先に再生を中断した位置からDVDの再生(続き再生)が再開される。なお、続き再生を行なわない場合には、DVDの再生中に停止キー21を2度操作する。
【0038】一方、セレクトキー29のTV/VTR領域29bが操作されたTV/VTRモードでは、再生キー22の操作でビデオカセットテープの再生が行なわれ、停止キー21の操作でビデオカセットテープの再生が停止される。また、テープの停止中に早戻しキー23及び早送りキー24が操作されると、テープの早戻し及び早送りが行なわれる。
【0039】さらに、ビデオカセットテープの再生中に早戻しキー23が操作されると、早戻し再生状態になり、テープの再生中に早送りキー24が操作されると、早送り再生状態になる。
【0040】この場合、早戻しキー23及び早送りキー24は、操作する毎に早戻し再生及び早送り再生のスピードを変化させるように機能する。そして、早戻し再生状態及び早送り再生状態で、再生キー22を操作することにより、通常の再生状態に戻される。
【0041】また、ビデオカセットテープの早戻し及び早送り中に、早戻しキー23及び早送りキー24を操作すると、早戻し再生状態及び早送り再生状態となる。
【0042】さらに、テープの再生中に再生キー22が操作されると、再生速度が2倍になる。通常再生に戻すには、もう一度再生キー22を操作する。
【0043】また、ビデオカセットテープの再生中に、図示しないリモートコントローラのリプレイキーを操作することにより、約10秒前に戻って再生を行なうことができる。続けてリプレイキーが操作されると、さらに戻るようになる。
【0044】さらに、テープの再生中に、リモートコントローラの一時停止キーを操作することによって、静止画再生状態となる。もう一度一時停止キーを操作することにより、通常のテープ再生状態になる。静止画再生状態で再生キー22を操作する毎に映像がコマ送りされ、再生キー22を押し続けるとスローモーション再生状態となる。
【0045】また、テープの再生中に、リモートコントローラのスローキーを操作することによって、スローモーション再生状態となり、この状態でスローキーを操作する毎にスローモーションの速度が可変されるようになる。再生キー22を操作すると、通常のテープ再生状態に戻る。
【0046】上記した実施の形態によれば、セレクトキー29によってDVDモードとTV/VTRモードとを切り替えることにより、停止キー21、再生キー22、早戻しキー23及び早送りキー24を、DVDプレーヤ部37の制御とVTR部38の制御とに共用させるようにしたので、操作キーの数を増加させることなく、しかも、DVDプレーヤ部37とVTR部38とを、ユーザがそれぞれ必要な動作状態に容易に制御することが可能となる。
【0047】また、上記セレクトキー29は、元々テレビジョン放送受信機11に設けられている、外部入力とテレビジョン放送入力とを切り替える外部入力切替キーと兼用することも可能である。この場合、外部入力切替キーは、操作する毎に、TV/VTRモード、外部入力モード、DVDモードと循環的に切り替えられることになり、これによりさらなるキー数の削減が可能となる。
【0048】また、上記した実施の形態では、DVDプレーヤ部37の制御とVTR部38の制御とに共用させるキーとして、停止キー21、再生キー22、早戻しキー23及び早送りキー24の4つを例示したが、これに限らず、例えば頭出しキー等のようにDVDプレーヤ部37の制御とVTR部38の制御とに共通に使用可能な機能部分を有するキーであれば共用可能である。
【0049】さらに、上記した実施の形態では、テレビジョン放送受信機11がDVDの再生を行なうDVDプレーヤ部37を内蔵していることについて説明したが、これは、記録再生が可能なDVDに対して情報の書き込みや読み出しを行なうDVDドライブ部であっても良いことはもちろんである。
【0050】なお、この発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、操作キーの数を増加させることなく、しかも、ディスク状記録媒体に対するドライブ部とテープ状記録媒体に対するドライブ部とを、それぞれ必要な動作状態にユーザが容易に制御し得る極めて良好なテレビジョン放送受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すもので、テレビジョン放送受信機の外観を説明するために示す正面図。
【図2】同実施の形態におけるセレクトキーの詳細を説明するために示す図。
【図3】同実施の形態におけるテレビジョン受信機の詳細を説明するために示すブロック構成図。
【符号の説明】
11…テレビジョン放送受信機、
12…映像表示部、
13…ビデオテープカセット挿入口、
14…DVD挿入口、
15…外部入力端子部、
16…操作部、
17…電源キー、
18…イジェクトキー、
19…オープン/クローズキー、
20…録画キー、
21…停止キー、
22…再生キー、
23…早戻しキー、
24…早送りキー、
25…音量ダウンキー、
26…音量アップキー、
27…チャンネルダウンキー、
28…チャンネルアップキー、
29…セレクトキー、
30…アンテナ、
31…チューナ部、
32…映像音声処理部、
33…切替制御部、
34…映像処理部、
35…音声処理部、
36…スピーカ、
37…DVDプレーヤ部、
38…VTR部、
39…制御部、
40…記憶部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 ディスク状記録媒体をドライブする第1のドライブ部と、テープ状記録媒体をドライブする第2のドライブ部とを内蔵し、前記第1、第2のドライブ部からの映像音声信号を選択的に再生可能なテレビジョン放送受信装置であって、前記第1のドライブ部を制御する第1のモードと前記第2のドライブ部を制御する第2のモードとに切り替えるモード切替キーと、 前記第1のドライブ部の制御と前記第2のドライブ部の制御とに共通に使用可能な複数の機能キーとを含む操作手段と、前記モード切替キーによって選択された第1のモード又は第2のモードにおいて、前記機能キーの操作に応答して前記第1又は第2のドライブ部を制御する制御手段と、を具備したことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
【請求項2】 前記モード切替キーは、外部入力とテレビジョン放送信号入力とを切り替える外部入力切替キーと兼用したことを特徴とする請求項1記載のテレビジョン放送受信装置。
【請求項3】 前記第1のドライブ部は、DVDの再生動作を行なうDVDプレーヤ部であり、前記第2のドライブ部は、テープに対して記録再生動作を行なうVTR部であることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン放送受信装置。
【請求項4】 前記第1のドライブ部の制御と前記第2のドライブ部の制御とに共通に使用可能な複数の機能キーは、再生キー、停止キー、早送りキー、早戻しキー及び頭出しキーのいずれかを含むことを特徴とする請求項1記載のテレビジョン放送受信装置。
【請求項5】 前記モード切替キーは、前記第1のモードに切り替える第1の領域と、前記第2のモードに切り替える第2の領域とを有するキーであることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン放送受信装置。
【請求項6】 前面に映像表示部を有するとともに、DVDプレーヤ部とVTR部とを内蔵し、前記DVDプレーヤ部、VTR部からの映像音声信号を選択的に再生可能なテレビジョン放送受信装置であって、前記DVDプレーヤ部にディスクを装填するため、前記前面部に設けられたディスク挿入口と、前記VTR部にテープカセットを装填するため、前記ディスク挿入口と並設して前記前面部に設けられたカセット挿入口と、前記DVDプレーヤ部を制御する第1のモードと前記VTR部を制御する第2のモードとに切り替えるモード切替キーと、 前記DVDプレーヤ部の制御と前記VTR部とに共通に使用可能な複数の機能キーとを含み、前記ディスク挿入口及びカセット挿入口に近接して前記前面部に配置された操作部と、前記モード切替キーによって選択された第1のモード又は第2のモードにおいて、前記機能キーの操作に応答して前記DVDプレーヤ部又はVTR部を制御する制御回路と、を具備したことを特徴とするテレビジョン放送受信装置。
【請求項7】 前記DVDプレーヤ部の制御と前記VTR部の制御とに共通に使用可能な複数の機能キーは、再生キー、停止キー、早送りキー、早戻しキー及び頭出しキーのいずれかを含むことを特徴とする請求項6記載のテレビジョン放送受信装置。
【請求項8】 前記モード切替キーは、前記第1のモードに切り替える第1の領域と、前記第2のモードに切り替える第2の領域とに区分されたキーで成り、前記第1、又は第2のモードが選択操作されたとき選択された側のキー領域が点灯するようにしたことを特徴とする請求項6記載のテレビジョン放送受信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2003−333439(P2003−333439A)
【公開日】平成15年11月21日(2003.11.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2002−140512(P2002−140512)
【出願日】平成14年5月15日(2002.5.15)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】